JP2009094905A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 文書原稿画像中の各文字画像へ情報を埋め込む情報処理装置であって、
   前記文書原稿画像から各文字画像の外接矩形を抽出する抽出手段と、
   それぞれの前記外接矩形に含まれる文字画像のうち、情報を埋め込むべき文字画像を予め定められた条件に基づいて選択する選択手段と、
   前記選択手段によって、情報を埋め込むべき文字画像として選択された文字画像に情報を埋め込む情報埋め込み手段と、
   前記選択手段によって選択されなかった文字画像を、前記情報埋め込み手段によって前記情報を埋め込んだ文字画像よりも、単位面積当たりの画素密度を低く生成する文字画像生成手段と、
   前記情報埋め込み手段又は前記文字画像生成手段での処理が各文字画像ごとに行われた前記文書原稿画像を出力する出力手段と、
   を備えたことを特徴とする情報処理装置。
2. 前記情報埋め込み手段は、前記外接矩形に含まれる文字画像のドットパターンに情報を埋め込むことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記文字画像生成手段は、ディザマトリクスを用いることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
4. 前記情報埋め込み手段は、情報を埋め込むべき文字画像として選択された文字画像に少なくとも前記文書原稿画像の複製を許可するか否かを制御する情報を埋め込むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の情報処理装置。
5. 前記予め定められた条件は、前記情報埋め込み手段により情報を埋め込んだ文字画像群を含む領域内で、画素密度が低く生成された文字画像がデザイン画像を形成するように、前記情報を埋め込むべき文字画像を選択する条件であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
6. 前記予め定められた条件は、情報を埋め込むべき文字画像が、ランダムに選択されるか、又は一定周期で文字画像列から選択されるか、のいずれかの条件であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
7. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載の前記出力手段により出力された画像を入力する画像入力手段と、
   前記画像入力手段によって入力された入力画像に埋め込まれた情報を抽出する抽出手段と、
   前記抽出手段で抽出された情報に基づいて、前記入力画像の輝度値に対する閾値を設定して、前記入力画像の中で、前記閾値よりも大きい輝度を有する部位を不可視状態に変更する画像変更手段と、
   前記画像変更手段によって変更された画像を出力する画像出力手段と、
   を備えたことを特徴とする情報処理装置。
8. 前記画像変更手段は、
   前記入力画像の輝度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、
   前記抽出手段で前記情報が抽出された場合には、前記輝度ヒストグラムに現れた３つのピークのうち、２番目に輝度値が高い前記ピークと、最も輝度値が高い前記ピークと、の間の谷部に該当する輝度値を前記閾値に設定し、前記抽出手段で前記情報が抽出されなかった場合には、取り得る輝度値の最小値を前記閾値に設定する閾値設定手段と、
   を有することを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
9. 前記画像変更手段は、
   前記入力画像の輝度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、
   前記抽出手段で前記情報が抽出された場合には、取り得る輝度値の最小値を前記閾値に設定し、前記抽出手段で前記情報が抽出されなかった場合には、前記輝度ヒストグラムに現れた２つのピークの間の谷部に該当する輝度値を前記閾値に設定する閾値設定手段と、
   を有することを特徴とする請求項７に記載の情報処理装置。
10. 文書原稿画像中の各文字画像へ情報を埋め込む情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置の抽出手段が、前記文書原稿画像から各文字画像の外接矩形を抽出する抽出工程と、
    前記情報処理装置の選択手段が、それぞれの前記外接矩形に含まれる文字画像のうち、情報を埋め込むべき文字画像を予め定められた条件に基づいて選択する選択工程と、
    前記情報処理装置の情報埋め込み手段が、前記選択工程で情報を埋め込むべき文字画像として選択された文字画像に情報を埋め込む情報埋め込み工程と、
    前記情報処理装置の文字画像生成手段が、前記選択工程で選択されなかった文字画像を前記情報を埋め込んだ文字画像よりも単位面積当たりの画素密度を低く生成する文字画像生成工程と、
    前記情報処理装置の出力手段が、前記情報埋め込み工程又は前記文字画像生成工程での処理が各文字画像ごとに行われた前記文書原稿画像を出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
11. 情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置の画像入力手段が、請求項１０に記載の前記出力工程で出力された画像を入力する画像入力工程と、
    前記情報処理装置の抽出手段が、前記画像入力工程で入力された入力画像に埋め込まれた情報を抽出する抽出工程と、
    前記情報処理装置の画像変更手段が、前記抽出工程で抽出された情報に基づいて、前記入力画像の輝度値に対する閾値を設定して、前記入力画像の中で、前記閾値よりも大きい輝度を有する部位を不可視状態に変更する画像変更工程と、
    前記情報処理装置の画像出力手段が、前記画像変更工程で変更された画像を出力する画像出力工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
12. コンピュータが読込み実行することで、前記コンピュータを、請求項１乃至９のいずれか１項に記載の情報処理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
13. 請求項１２に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。