JP2001268336A - 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び記憶媒体

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JP2001268336A
JP2001268336A JP2000072267A JP2000072267A JP2001268336A JP 2001268336 A JP2001268336 A JP 2001268336A JP 2000072267 A JP2000072267 A JP 2000072267A JP 2000072267 A JP2000072267 A JP 2000072267A JP 2001268336 A JP2001268336 A JP 2001268336A
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Takeshi Yamazaki
健史 山崎
Keiichi Iwamura
恵市 岩村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データに電子透かし情報が埋め込まれた
ものに対し、時間的な要素に基づいて、常に最適な方式
で上記画像データに電子透かし情報を埋め込んでおく、
或いは電子透かしを除去できる技術を提供する。 【解決手段】 付加情報が電子透かしとして埋め込まれ
た画像データを保持する保持手段と、該画像データに関
する時間情報を検出する検出手段と、前記検出された時
間情報に基づいて、前記画像データに埋め込まれた付加
情報の電子透かしとしての埋め込み方式を変更する変更
手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像等を表すデジ
タルデータに埋め込まれる電子透かしの埋め込み形態を
制御することのできる画像処理装置及び方法及びこの方
法を記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データ或いは音声データに人
間に知覚出来ない程度に情報を埋め込む、いわゆる電子
透かし技術が知られている。
【0003】上記電子透かし技術を利用して電子透かし
情報が埋め込まれた画像或いは音声データは、自機を含
むさまざまな機器で使用され、必要に応じて上記画像或
いは音声データから電子透かし情報を得ることにより、
上記電子透かし情報が示す付加情報を得ることが可能で
ある。
【0004】また、電子透かしとは一般的に人間に知覚
出来ないものであるが、これを不可視の電子透かしと呼
ぶ場合が有る。この場合、メーカーのロゴ等を元の画像
に可視的に合成表示する等を可視の電子透かしと呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、画像データへの
電子透かし情報の埋め込み方式を時間的な情報に基づい
て管理する技術は確立されていなかった。従って、上記
画像データの使用期間/使用形態の制限に基づいて電子
透かし方式を常に最適なものにすることができなかっ
た。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
であり、画像データに電子透かし情報が埋め込まれたも
のに対し、時間的な要素に基づいて、常に最適な方式で
上記画像データに電子透かし情報を埋め込んでおく、或
いは電子透かしを除去、更には画像データを消去できる
技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明の画像処理装置によれば、付加情報が電子透かし
として埋め込まれた画像データを保持する保持手段と、
該画像データに関する時間情報を検出する検出手段と、
前記検出された時間情報に基づいて、前記画像データに
埋め込まれた付加情報の電子透かしとしての埋め込み方
式を変更する変更手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明に好適な実施の形態を説明する。
【0009】図1は本実施の形態に適用する画像処理装
置の全体構成を示したものである。同図において、ホス
トコンピュータ1は例えば一般に普及しているパソコン
であり、スキャナ2で読み取られた画像を入力し、編集
・保管することが可能である。更に、ここで得られた画
像をプリンタ3から印刷させることが可能である。ま
た、ユーザーからの各種マニュアル指示等は、マウス
4、キーボード5等からの入力により行われる。
【0010】ホストコンピュータ1の内部では、バス1
00により後述する各ブロックが接続され、種々のデー
タの受け渡しが可能である。
【0011】図中、101は、内部の各ブロックの動作
を制御、或いは内部に記憶されたプログラムを実行する
ことのできるCPUである。
【0012】102は、予め必要な画像処理プログラム
等を記憶しておくROMである。
【0013】103は、CPUにて処理を行う為に一時
的にプログラムや処理対象の画像データを格納しておく
RAMである。
【0014】また、RAM103は、不図示の時刻発生
器により発生した現在の時刻情報を1/n秒単位で更新
しながら保持する機能も有する。
【0015】104は、RAM等に転送されるプログラ
ムや画像データを予め格納したり、処理後の画像データ
を保存することのできるハードディスク(HD)であ
る。
【0016】105は、各種プログラムを実行途中に処
理状況を表示したり、各種処理前後の画像データを表示
することのできるモニタである。
【0017】106は、原稿或いはフィルム等をCCD
にて読み取り画像データを生成するスキャナと接続し、
スキャナで得られた画像データを入力することのできる
スキャナインターフェイス(I/F)である。
【0018】107は、ホストコンピュータ内で保有す
る画像データを印刷することのできるプリンタと接続
し、このプリンタに画像データを出力することのできる
プリンタインターフェイス(I/F)である。
【0019】108は、外部記憶媒体の1つであるCD
(またはCD−R)に記憶されたデータを読み込み或い
は書き出すことのできるCDドライブである。
【0020】109は、108と同様にFDからの読み
込み、FDへの書き出しができるFDドライブである。
110も、108と同様にDVDからの読み込み、DV
Dへの書き出しができるDVDドライブである。
【0021】111は、マウス4或いはキーボード5か
らの入力指示を受け付ける為にこれらと接続されるイン
ターフェイス(I/F)である。
【0022】112は、ホストコンピュータ内の各所に
保持する画像データを外部機器へ伝送したり、外部機器
から画像データを受信したりすることが可能なモデム等
の伝送機器である。
【0023】以下、本実施の形態における、画像データ
の管理方法について説明する。
【0024】図2は画像データを入力してから、この画
像データを後述する時間情報に基づいて管理する動作の
流れを示したものである。
【0025】まず、S201では、画像データを入力す
る。ここでは、スキャナ2からの原稿の読み取り、或い
はCD108、FD109、DVD110からの画像デ
ータの読み込み、或いは伝送機器112からの画像デー
タの受信により、画像データを入力するものとする。ま
た、入力された画像データは次の処理の為に一時的にR
AM103に格納される。ただし、RAM103の容量
が画像データのデータ量より小さい場合にはHD104
も利用される。
【0026】次に、S202において、上記一時的に格
納された画像データに電子透かし情報を埋め込む。この
電子透かし情報の埋め込み方法について図3を用いて説
明する。
【0027】図3はS202の内部動作を示す図であ
る。
【0028】まずS301において、上記画像データの
時間情報を取得する。本実施の形態ではこの時間情報
は、本ホストコンピュータ1にて上記画像データの使用
を開始する時刻、即ちS201で上記画像データを入力
した時刻(或いはS202で電子透かし情報を埋め込む
時刻)を示す情報であるとする。この場合には、S30
1において、RAM103に更新記憶されている時刻情
報を参照することにより得ることが可能である。なお、
本発明では時間情報の取得方法はこれに限らない。例え
ば、伝送機器から画像データを入力する場合には、時間
情報も同時に受信する様にしても良い。また、バーコー
ド/光カード/磁気カード読み取り器等にて付加情報を
取り込む様にしても良い。また、上記時間情報としては
画像データの入力日時ではなく、著作権者による画像デ
ータの作成日時、或いは上記画像データが販売物であれ
ば上記画像データの販売日時であっても良い。上記各方
法で取得された時間情報は、入力された画像データに埋
め込まれるものとしてRAM103に格納される。
【0029】次に、S302では上記画像データに関す
る付加情報を取得し、RAM103に格納しておく。こ
の付加情報としては、例えば画像データのID、入力画
像データの著作権情報(著作者等)、更には画像の属性
(特に、画像データの使用期間/使用形態を制限する情
報)を含む。また、この付加情報の取得方法としては図
1のマウス或いはキーボード等からこの画像の著作権者
等により入力されても良いし、著作権者等から伝送機器
を介して画像データを受信する場合には、付加情報も同
時に受信する様にしても良い。また、バーコード/光カ
ード/磁気カード読み取り器等にて付加情報を取り込む
様にしても良い。上記各方法で取り込まれた付加情報
は、入力された画像データに埋め込まれるものとしてR
AM103に格納される。
【0030】S303では、S301にて取得した時間
情報を上記画像データに不可視の電子透かしとして埋め
込む。
【0031】S304では、S302にて取得した付加
情報を、上記画像データに不可視の電子透かしとして埋
め込む。
【0032】本発明において、この時間情報及び付加情
報の埋め込み(S303、S304)は異なる工程とし
て実行しても良いが、本実施の形態では図4に示す方式
で一度に行うものとして説明する。
【0033】図4において、401は入力された画像デ
ータであり、この場合カラー画像データであるとして説
明する。この画像データ401はRGBの各色成分40
2〜404に分解され、B成分に対して時間情報の埋め
込みが行われる。
【0034】一方、上述した時間情報を、同図に示され
た白黒(2値)で表現された画像406に変換してRA
M103内に保持しておく。また、上述した付加情報
も、同様に白黒(2値)で表現された画像407に変換
してRAM103内に保持しておく。なお、画像40
6、407では同様の時間情報、付加情報が画像中に周
期的に存在する様に構成する。これにより画像の一部分
からでも時間情報や付加情報の検出が可能である。ま
た、ここでは分かり易さの為、画像に埋め込む時間情報
と付加情報を単純に画像化したものとして説明している
が、更にこれらの画像406、407に暗号化を施した
後に得られた同サイズの2値画像406’、407’
を、上記406、407の代わりに使用しても良い。
【0035】上記B成分404が各画素4ビットで表現
されているものとすると、上記B成分404は同図40
5a〜dに示す様な4枚のビットプレーンに分解できる
こととなる。ここで、405aは濃度を4ビットで表現
する際の最上位ビットであり、405dが最下位ビット
である。本実施の形態では、ここで得られる405cを
時間情報を画像化した406(406’)と置換し(S
303)、更に405dを付加情報を画像化した407
(407’)と置換する。(S304)
【0036】即ち、ビットプレーン405a、405
b、406、407を、B成分を構成する4つのビット
プレーンとして以降使用する。ここで再構成されたB成
分は404’とする。404と404’は下位2ビット
の変更が生じてはいるが画像の概略は変わらない。よっ
て不可視の電子透かしであると言える。本実施の形態で
は説明の簡易化の為、4ビット濃度でB成分を表現する
ものとして説明したが、入力画像をフルカラー画像(各
色8ビット濃度)で表現する様な場合には視覚上の劣化
は更に小さい。
【0037】図4において、最後に入力画像データのR
成分が402、G成分が403、B成分が404’であ
るとして再構成された画像データ401’を後段の処理
へ渡す。本処理により、入力された画像データに時間情
報と付加情報を埋め込むことが可能である。なお、本発
明は上述したものに限らない。例えば、上記入力された
画像がカラー画像でなくモノクロ画像であっても対応可
能である。この場合には、モノクロ画像を同様にRGB
成分に強制的に分離して表現し、同様の処理を行うこと
で実現可能である。また、埋め込み方法も上記方法に限
らない。例えば画像406は405cではなく405d
と置換し、画像407は405dではなく405cと置
換する様にしても構わない。ただし人間の目に識別しに
くく時間情報を埋め込む為、置換の対象は出来るだけ下
位ビットを選択する。
【0038】以上の埋め込み動作(S202、S301
〜S304)が終了すると、ここで得られた画像データ
(時間情報と付加情報が埋め込まれた画像データ)はH
D104に保持され、ホストコンピュータの管理対象画
像の1つに設定される。(S203)この保持された画
像はいつでもモニタ105上に表示することが可能であ
る。
【0039】S203における画像データの格納が終了
すると、ホストコンピュータ1は本画像データの継続管
理を行うこととなる。即ち、一定時間(1ヶ月/1週間
/1日/1時間)を単位として、自動的にHD105内
に保持されている各画像データを抽出し、各画像データ
から時間情報の抽出を行う。この抽出処理はS202に
おいて実行した時間情報の埋め込み処理と逆手順で抽出
を行うものである。即ち、時間情報の抽出対象となる画
像データを図4に示すRGB成分に分離し、B成分の3
枚目のビットプレーンに相当する405cを抽出するこ
とにより、時間情報を検出することが可能である。ま
た、本実施の形態では、画像データの付加情報(図4の
407に相当するもの)もS205の処理時に同時に検
出しておき、画像の属性(特に、画像データの使用期間
/使用形態を制限する情報)についても取得しておく。
【0040】次にS206では、上記画像の属性を考慮
した上で、上記時間情報を検出した画像データに対して
処理が必要か否か、或いはどの様な処理を施すかを判定
する。
【0041】1つの具体例として、例えば、検出された
上記時間情報が『2000年2月19日』であり、検出
された画像の属性が『10日間(2000年2月28日
まで)は画像データを非制限的に使用可能、それ以降
(2000年2月29日から)は可視透かしの入った状
態で使用可能』というものであり、S206における判
定時刻(RAM103内の現在の時刻情報)が『200
0年2月29日』であった場合には、ケースaとしてS
206からS207の処理へ移行する。即ち、画像デー
タに埋め込まれた電子透かしの方式を変更する為の処理
へ移行する。
【0042】一方、これと同一の画像の属性及び判定時
刻において、上記時間情報が『2000年2月24日』
であった場合には、特に電子透かしの方式を変更する必
要が無いので、ケースbとしてS206から再度S20
4に移行し、一定時間の経過後にS205以降の処理を
再実行する。
【0043】別の具体例として、検出された上記時間情
報が『2000年2月19日』であり、検出された画像
の属性が『10日間(2000年2月28日まで)は画
像データを非制限的に使用可能、それ以降(2000年
2月29日から)は使用不可』というものであり、S2
06における判定時刻が『2000年2月29日』であ
った場合には、ケースcとしてS206からS209、
S210の処理へ移行する。このS210では画像デー
タ自体をHD104から削除してしまう。
【0044】また、別の具体例として、検出された上記
時間情報が『2000年2月19日』であり、検出され
た画像の属性が『10日間(2000年2月28日ま
で)は画像データを管理状態とし、それ以降(2000
年2月29日から)は非管理状態とする』というもので
あり、S206における判定時刻が『2000年2月2
9日』であった場合には、ケースdとしてS206から
S209、S211の処理へ移行する。このS211で
は、画像データ自体はHD104に格納しておくが、以
後その画像データについては一定時間毎の管理(図2の
操作)対象から除外する様に設定する。
【0045】なお、上記処理判定時の状況は多種多様で
あり、上記画像の属性を組み合わせて使用されることも
可能である。
【0046】例えば、画像の属性を『ホストコンピュー
タ1内に画像を入力後、最初の10日間は画像データを
非制限的に使用可能、次の10日間は可視透かしの入っ
た状態で使用可能、それ以降は非管理状態とする』とい
うものを設定しても良く、この場合において、S205
で検出される時間情報が『2000年2月19日』でS
206の判定時刻が『2000年2月25日』であれば
ケースbを選択し、判定時刻が『2000年2月29
日』であれば使用11日目であるのでケースaを選択
し、判定時刻が『2000年3月10日』であればケー
スdを選択することとなる。即ち時刻の経過に応じて、
適宜電子透かし方式を変更したり、或いは画像を削除し
たり、管理下から除外することも可能である。
【0047】上記ケースaの場合に実行されるS207
では、処理対象となる画像データの電子透かし方式を変
更する。この1方式について説明する。
【0048】図5は時間情報及び付加情報共に不可視の
電子透かしとして埋め込まれていた画像データを、時間
情報を不可視の電子透かしの状態で、付加情報を可視の
電子透かしに変化させる様子を示したものである。
【0049】同図において、401’は既に図4の方法
により時間情報及び付加情報が埋め込まれている画像デ
ータである。この画像データに対しRGB成分への色分
解を行った後、上記各情報が埋め込まれているB成分4
04’をビットプレーン分解する。なおここで得られる
ビットプレーン405a、405b、406、407
は、図4と同じものである。このうち、最下位のビット
プレーンに相当する2値画像407を用いて、上位のビ
ットプレーン405a、405bに対して画素単位にO
R処理を施すことにより、B成分において付加情報を示
す画像407を可視化することが可能である。即ち上記
OR処理により得られた405a’と405b’は元の
ビットプレーン405a、405bに付加情報を2値画
像化した407を合成したものになる。ここで得られた
ビットプレーン405a’、405b’、406、40
7を用いて再構成されたB成分404’’は、元のB成
分404’の代わりに以後使用される。一方、上記付加
情報を2値画像化した407はR成分、G成分を構成す
る各色4つのビットプレーンに対してもOR処理を施し
407の画像が合成された状態を作り出す。以上の処理
により得られたR成分402’、403’、404’’
を用いて画像データ401’’が再構成され、上記画像
データ401’の代わりに以後使用される。
【0050】なお、本実施の形態では分かり易さのため
画像の完全復元が不可能な上記簡易方式を説明したが本
発明はこれに限らず、画像の完全復元が可能な方式を適
用しても良い。例えば、元の画像データの一部であるビ
ットプレーン405c、405dは、画像401’’の
添付データとして付属させる様にすれば、適宜画像の完
全復元も可能である。
【0051】図2におけるS207を終了すると、ここ
で得られた画像データ401’’をHD上に格納されて
いる画像データ401’に置換して格納する。(S20
8)この画像データ401’’はモニタ105上に表示
された際には、付加情報が人間の目に確実に識別可能な
状態となる。
【0052】以上の操作によりホストコンピュータ1に
入力された画像データを管理する。
【0053】本実施の形態によれば、画像のデータの入
力時、或いは画像データの受信時、或いは画像データの
購入時に、著作権者等により画像データの使用期間/使
用形態を制限する情報を設定しておくことにより、装置
(ホストコンピュータ1)内において、この使用期間/
使用形態に合わせた利用が確実に行われる様、画像デー
タの管理が可能となる。
【0054】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態では、最初の付加情報の埋め込み方式として不可視の
電子透かしを埋め込むものとして説明したが本発明はこ
れに限らない。例えば、S303では不可視の電子透か
し情報を埋め込むが、S304では可視の電子透かしを
埋め込む様にしても良い。この場合にはS207の電子
透かし方式の変更処理において、第1の実施の形態の様
に不可視の電子透かしから可視の電子透かしへの方式変
更とは逆に、可視の電子透かし方式を不可視の電子透か
し方式に置き換えることも可能である。上記場合の1実
施方法について簡単に説明する。
【0055】本実施の形態においても基本的な構成は図
1と変わらないので説明を省略する。画像データを管理
する動作手順も基本的に第1の実施の形態(図2、図
3)と同じであるので詳細は省略する。
【0056】まず、S201において、画像データを入
力する。
【0057】次に、S202において、上記一時的に格
納された画像データに電子透かし情報を埋め込む。この
電子透かし情報の埋め込み方法についても図3と同様で
ある。以下S303、S304の動作について図を用い
て1具体例を示す。
【0058】図6は図2のS202における最初の電子
透かし情報を埋め込み方法として、付加情報は可視の電
子透かしとして埋め込む際の様子を示したものである。
図中601は、第1の実施の形態で説明した入力画像デ
ータ401に相当するものであり、RGB各色4ビット
で表現されているものとする。これを602に示すよう
に領域分割する。一部の領域は付加情報を埋め込む領域
であり、他の領域は時間情報を埋め込む領域である。付
加情報(可視の透かし情報)を埋め込む領域に相当する
部分画像602bは、後の必要時に元の画像を復元する
為の添付データaとして出力する。この添付データaは
後述する画像データ601’に添付される。また、上記
602bは後述する可視の透かし情報の埋め込みの参照
情報としても使用される。
【0059】一方、時間情報(不可視の透かし情報)が
埋め込まれるべき部分画像602a、602cのうち、
不可視の透かしを埋め込む為に変形するB成分を除く成
分(R成分、G成分)は、後述する画像データ601’
を構成する為のデータとして出力される。次にB成分に
相当する部分画像602a、602cは、図4で示した
場合と同様に4つのビットプレーン605a〜605d
に分解される。そして比較的下位のビットプレーンであ
る605cを、第1の実施の形態と同様にして得られた
時間情報を2値画像化した603に置換する。なおこの
際、ビットプレーン605a〜605d及び画像603
には、部分画像602bに相当する領域の画像データは
存在しない。ここで得られた605a、605b、60
3、605dの4つのビットプレーンにより、新たなB
成分606を構成し、これをR、G成分の602a、6
02cに相当するB成分の画像データとして出力する。
【0060】更に、元の画像601に電子透かし情報を
埋め込んだ後の画像に相当する601’を構成する為
に、部分画像602bの代わりとなる画像(付加情報が
可視の透かしとして埋め込まれた画像)を生成する。こ
れは図6中に示される様に、元の画像602bのRGB
各色を構成する各ビットプレーン(12個)と、付加情
報を上記元の画像と同一サイズの画像として2値画像化
した604とのOR合成により実行される。ここで生成
された602bと同サイズ(画像601の中央部に相当
するサイズ)の画像を607とする。
【0061】また、上記付加情報は後に使用される可能
性を考慮して、コード化された状態で添付データBとし
て出力される。
【0062】以上で得られた画像データ602a(R、
G成分のみ)、602c(R、G成分のみ)、606、
607を用いて、元の画像601と同様に画像を再構成
することにより、画像の中央部には付加情報が人間の目
に識別できる様に付加されると共に、画像の上端、下端
部には時間情報が人間の目に識別できない様に付加され
た画像601’を生成することが可能である。
【0063】ここで得られた画像601’は、添付デー
タa及びbを付属した状態で、第1の実施の形態と同様
に、HD104に保持され、ホストコンピュータの管理
対象画像の1つに設定される。(S203)この保持さ
れた画像はいつでもモニタ105上に表示することが可
能である。
【0064】S203における画像データの格納が終了
すると、ホストコンピュータ1は本画像データの継続管
理を行う。この構成についても第1の実施の形態と同様
である。即ち、一定時間を単位として、自動的にHD1
05内に保持されている各画像データを抽出し、各画像
データから時間情報の抽出を行う。この抽出処理はS2
02において実行した時間情報の埋め込み処理と逆手順
で抽出を行う。本実施の形態では、時間情報の抽出対象
となる画像データ601’の上端部及び下端部のB成分
を抽出し、このB成分の3枚目のビットプレーンに相当
する603を抽出することにより、時間情報を検出する
ことが可能である。
【0065】また、本実施の形態でも、画像データの付
加情報(図6の604に相当するもの)をS205の処
理時に同時に検出しておき、画像の属性(特に、画像デ
ータの使用期間/使用形態を制限する情報)についても
取得しておく。
【0066】次にS206では、上記画像の属性を考慮
した上で、上記時間情報を検出した画像データに対して
処理が必要か否か、或いはどの様な処理を施すかを判定
する。
【0067】1つの具体例として、例えば、検出された
上記時間情報が『2000年2月19日』であり、検出
された画像の属性が『10日間(2000年2月28日
まで)は画像データを可視透かしの入った状態で使用可
能、それ以降(2000年2月29日から)は不可視の
透かしの入った状態で使用可能』というものであり、S
206における判定時刻(RAM103内の現在の時刻
情報)が『2000年2月29日』であった場合には、
ケースaとしてS206からS207の処理へ移行す
る。即ち、画像データに埋め込まれた電子透かしの方式
を変更する為の処理へ移行する。
【0068】一方、これと同一の画像の属性及び判定時
刻において、上記時間情報が『2000年2月24日』
であった場合には、特に電子透かしの方式を変更する必
要が無いので、ケースbとしてS206から再度S20
4に移行し、一定時間の経過後にS205以降の処理を
再実行する。
【0069】別の具体例として、検出された上記時間情
報が『2000年2月19日』であり、検出された画像
の属性が『10日間(2000年2月28日まで)は画
像データを可視透かしが入った状態で使用可能、それ以
降(2000年2月29日から)は使用不可』というも
のであり、S206における判定時刻が『2000年2
月29日』であった場合には、ケースcとしてS206
からS209、S210の処理へ移行する。このS21
0では画像データ自体をHD104から削除してしま
う。
【0070】また、別の具体例として、検出された上記
時間情報が『2000年2月19日』であり、検出され
た画像の属性が『10日間(2000年2月28日ま
で)は画像データを管理状態とし、それ以降(2000
年2月29日から)は非管理状態とする』というもので
あり、S206における判定時刻が『2000年2月2
9日』であった場合には、ケースdとしてS206から
S209、S211の処理へ移行する。このS211で
は、画像データ自体はHD104に格納しておくが、以
後その画像データについては一定時間毎の管理(図2の
操作)対象から除外する様に設定する。
【0071】なお、上記処理判定時の状況は多種多様に
設定でき、上記画像の属性を組み合わせて使用すること
も可能である。
【0072】例えば、画像の属性を『ホストコンピュー
タ1内に画像を入力後、最初の10日間は画像データを
可視透かしが入った状態で使用可能、次の10日間は不
可視の透かしが入った状態で使用可能、それ以降は非管
理状態とする』というものを設定しても良く、この場合
において、S205で検出される時間情報が『2000
年2月19日』でS206の判定時刻が『2000年2
月25日』であればケースbを選択し、判定時刻が『2
000年2月29日』であれば使用11日目であるので
ケースaを選択し、判定時刻が『2000年3月10
日』であればケースdを選択することとなる。
【0073】上記ケースaの場合に実行されるS207
では、処理対象となる画像データの電子透かし方式を変
更する。本実施の形態におけるこの1方式について説明
する。
【0074】図7は時間情報が不可視の電子透かしとし
て、付加情報が可視の電子透かしとして埋め込まれてい
た画像データ601’を、付加情報も不可視の電子透か
しの状態に変化させる様子を示したものである。
【0075】同図において、601’は既に図6の方法
により時間情報及び付加情報が埋め込まれている画像デ
ータである。なお、この画像データ601’には図示の
添付データa及びbが付属している。
【0076】まず、添付データa(602b)をRGB
成分(702R、702G、702B)へ色分解する。
次に不可視の電子透かしを埋め込む際に変換されるB成
分702Bに対してビットプレーン分解を行う。次にこ
こで得られるビットプレーン704a〜704dのう
ち、上位から3番目のビットプレーン704cを、添付
データb(付加情報のコード)を2値画像化した702
Bと同サイズの画像705に置換する。この方法につい
ては第1の実施の形態と同様である。ここで得られた7
04a、704b、705、704cの4つのビットプ
レーンを用いて702Bと同様のB成分702B’を再
構成する。この702Bと702R、702Gとを用い
て602bと同様の画像データ602b’を再構成し、
これを画像601’の中央部として使用する。即ち、画
像601’の上端部701と下端部703はそのまま使
用し、画像601’の中央部を上記画像データ602’
に置換する。これにより時間情報及び付加情報共に不可
視の透かし情報として埋め込まれた画像601’’が生
成される。
【0077】図2におけるS207を終了すると、ここ
で得られた画像データ601’’をHD上に格納されて
いる画像データ601’に置換して格納する。(S20
8)この画像データ601’’はモニタ105上に表示
された際には、付加情報が人間の目に識別できない状態
となる。
【0078】以上の操作によりホストコンピュータ1に
入力された画像データを管理する。
【0079】本実施の形態によれば、画像のデータの入
力時、或いは画像データの受信時、或いは画像データの
購入時に、著作権者等により画像データの使用期間/使
用形態を制限する情報を設定しておくことにより、装置
(ホストコンピュータ1)内において、この使用期間/
使用形態に合わせた利用が確実に行われる様、画像デー
タの管理が可能となる。
【0080】(第3の実施の形態)なお、上記第1、第
2の実施の形態では、時間情報を管理することにより、
図2におけるS207において、画像中に付加情報を電
子透かしとして埋め込む方法(可視透かし/不可視透か
し)を変更する場合について説明したが、本発明はこれ
に限らない。
【0081】例えば、時間情報を管理することにより、
電子透かしとして埋め込まれている付加情報を除去する
ことも可能である。
【0082】これは、第2の実施の形態におけるS20
7の処理(図7の処理)において、添付データaを画像
601’の中央部として置換することで実現できる。
【0083】1つの具体例として、例えば、検出された
上記時間情報が『2000年2月19日』であり、検出
された画像の属性が『10日間(2000年2月28日
まで)は画像データを可視透かしの入った状態で使用可
能、それ以降(2000年2月29日から)は付加情報
の透かしを除去した状態で使用可能』というものであ
り、S206における判定時刻(RAM103内の現在
の時刻情報)が『2000年2月29日』であった場合
には、ケースaとしてS206からS207の処理へ移
行する。そして、S207では、第1、第2実施の形態
とは異なり、上述した付加情報を削除する処理を実行す
れば良い。
【0084】(第4の実施の形態)また、上記第1、第
2の実施の形態では、図2におけるS207において、
画像中に付加情報を電子透かしとして埋め込む方法を可
視透かしから不可視透かし、不可視透かしから可視透か
しに変更する場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、第1の不可視透かし方法から第2の不可視透か
し方法に変更する場合も範疇に含む。
【0085】簡単な例を挙げるならば、第1の実施の形
態で適用される図4の埋め込み方式において、画像デー
タ401’を402、403、404’に分離し、更に
405a、405b、406、407のビットプレーン
に分解した後、407のビットプレーンを180度回転
或いは鏡像に変換した一見異なる画像407’を生成
し、これを用いて先程と同様の画像401’を再構成す
る様にしても良い。別の例では、同様にビットプレーン
分解して得られた405a、405b、406、407
の下位2ビットを入れ替え、再度405a、405b、
407、406の順に画像404’と同様のB成分を再
構成し、401’を再構成する様にすれば、第1の不可
視透かしから第2の不可視透かしに変更することも可能
である。
【0086】1つの具体例として、例えば、検出された
上記時間情報が『2000年2月19日』であり、検出
された画像の属性が『10日間(2000年2月28日
まで)は画像データを第1の不可視透かし方式で付加情
報が埋め込まれた状態で使用可能、それ以降(2000
年2月29日から)は第2の不可視透かし方式で付加情
報が埋め込まれた状態で使用可能』というものであり、
S206における判定時刻(RAM103内の現在の時
刻情報)が『2000年2月29日』であった場合に
は、ケースaとしてS206からS207の処理へ移行
する。そして、S207では、上述した方法で、付加情
報を第1の不可視透かしから第2の不可視透かしへ変更
すれば良い。
【0087】(第5の実施の形態)更には、上記第4の
実施の形態とは反対に、図2におけるS207におい
て、第1の可視透かし方法から第2の可視透かし方法に
変更する場合も本範疇に含まれる。
【0088】本実施の形態にて第1の可視透かし方法で
付加情報が埋め込まれた画像(601’)から第2の可
視透かし方法で付加情報が埋め込まれた画像(60
2’)を生成する為の簡単な例を説明する。例えば、図
6(図7)の画像データ601’が第1の可視の透かし
方式で付加情報が埋め込まれているものとすると、この
上端部701と下端部703はそのまま画像602’の
再構成用に使用する。次に画像602’の中央部を構成
する為に以下の幾つかの処理を行う。まず、添付データ
b(付加情報)から図6の画像604とは表示形態(フ
ォント、フォントサイズ等)の異なる2値画像604’
を新たに生成する。この画像604’と添付データa
(602b)を構成するRGB成分の各ビットプレーン
(12個)とをOR処理することにより第2の可視透か
し方式で付加情報が埋め込まれた部分画像602b’’
を新たに得る。ここで得られた部分画像602’’と上
記上端部701と下端部703とを用いて画像を再構成
することにより、第2の可視透かし方法で付加情報が埋
め込まれた画像602’を得ることが可能である。
【0089】1つの具体例として、例えば、検出された
上記時間情報が『2000年2月19日』であり、検出
された画像の属性が『10日間(2000年2月28日
まで)は画像データを第1の可視透かし方式で付加情報
が埋め込まれた状態で使用可能、それ以降(2000年
2月29日から)は第2の可視透かし方式で付加情報が
埋め込まれた状態で使用可能』というものであり、S2
06における判定時刻(RAM103内の現在の時刻情
報)が『2000年2月29日』であった場合には、ケ
ースaとしてS206からS207の処理へ移行する。
そして、S207では、上述した方法で、付加情報を第
1の可視透かしから第2の可視透かしへ変更すれば良
い。
【0090】(第6の実施の形態)なお、上記各実施の
形態は、図1に示すホストコンピュータ1、いわゆるパ
ソコン内において主にCPU及びROM等に格納された
上記手順を示すプログラムを用いて動作する場合につい
て説明したが、本発明はこれに限らない。
【0091】例えば図8に示す様に、スキャナ2、CD
108、FD109、DVD110、伝送機器(受信
時)112におけるS201の画像データ入力機能とし
て画像入力部801、S202、S205、S207に
おける電子透かし埋め込み/電子透かし情報の抽出/電
子透かし方式変更(電子透かし除去)機能として電子透
かし埋込/抽出部802を備え、更にHD104と同等
の機能として画像保持部803を備え、モニタ105と
同等の機能として表示部805を備え、現在の時刻管理
及びS204〜S211における各種制御機能として時
間管理部804を備え、上記各実施の形態を実行する様
にしても良い。
【0092】(変形例)なお、本発明は、上記各実施の
形態で説明した様な、時間情報を電子透かしとして保持
する場合に限らない。各実施の形態における主なる特徴
は、時間的要素を考慮することにより、画像に埋め込ま
れている電子透かしの有無/方式等を管理する点に有
る。従って、上記時間情報は各画像データの添付情報と
して単に暗号化/コード化された状態で付属されている
場合であっても良いし、装置が保有している場合であっ
ても良い。ただし、上述した様に電子透かしとして時間
情報を対象画像に埋め込んでおけば、上記時間情報の存
在をユーザーに知られること無く、その対象画像を常に
管理することも可能である。
【0093】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムの1部として適用して
も、1つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)
からなる装置の1部に適用しても良い。
【0094】また、本発明は上記実施の形態を実現する
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPU或いはM
PU)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエ
アのプログラムコードを供給し、このプログラムコード
に従って上記システム或いは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0095】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
【0096】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカ
ード、ROM等を用いることができる。
【0097】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、或いは
他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形
態が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発
明の範疇に含まれる。
【0098】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって上記実
施の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0099】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、画像
データに電子透かし情報が埋め込まれたものに対し、時
間的な要素に基づいて、常に最適な方式で上記画像デー
タに電子透かし情報を埋め込んでおく、或いは電子透か
しを除去、更には画像データを消去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施の形態に適用可能な全体構成図
【図2】各実施の形態に適用可能な画像データの管理手
順を示す図
【図3】電子透かしの埋め込み手順を示す図
【図4】第1の実施の形態におけるS303、S304
の処理の様子を示す図
【図5】第1の実施の形態におけるS207の処理の様
子を示す図
【図6】第2の実施の形態におけるS303、S304
の処理の様子を示す図
【図7】第2の実施の形態におけるS207の処理の様
子を示す図
【図8】第6の実施の形態に適用する全体構成図
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 スキャナ 3 プリンタ 4 マウス 5 キーボード

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付加情報が電子透かしとして埋め込まれ
    た画像データを保持する保持手段と、 該画像データに関する時間情報を検出する検出手段と、 前記検出された時間情報に基づいて、前記画像データに
    埋め込まれた付加情報の電子透かしとしての埋め込み方
    式を変更する変更手段とを有することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 更に前記保持手段に保持する前に、前記
    画像データに前記付加情報を電子透かしとして埋め込む
    埋め込み手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記時間情報には、前記検出時に相当す
    る現在の時刻情報が含まれることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記時間情報には、前記保持手段により
    保持された画像データの時間的な使用制限に関する情報
    が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記時間情報の一部は、前記保持手段に
    より保持された画像データに電子透かしとして埋め込ま
    れた情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、前記埋め込み方式を可
    視の透かし方式から不可視の透かし方式に変更すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段は、前記埋め込み方式を不
    可視の透かし方式から可視の透かし方式に変更すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記変更手段は、前記埋め込み方式を第
    1の不可視の透かし方式から第2の不可視の透かし方式
    に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記変更手段は、前記埋め込み方式を第
    1の可視の透かし方式から第2の可視の透かし方式に変
    更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 付加情報が電子透かしとして埋め込ま
    れた画像データを保持する保持ステップと、該画像デー
    タに関する時間情報を検出する検出ステップと、 前記検出された時間情報に基づいて、前記画像データに
    埋め込まれた付加情報の電子透かしとしての埋め込み方
    式を変更する変更ステップとを有することを特徴とする
    画像処理方法。
  11. 【請求項11】 所定の保持手段に保持され、付加情報
    が電子透かしとして埋め込まれた画像データに関する時
    間情報を検出する検出ステップと、 前記検出された時間情報に基づいて、前記画像データに
    埋め込まれた付加情報の電子透かしとしての埋め込み方
    式を変更する変更ステップとを有する画像処理プログラ
    ムをコンピュータから読み取り可能な状態に記憶した記
    憶媒体。
  12. 【請求項12】 付加情報及び時間情報が電子透かしと
    して埋め込まれた画像データを保持する保持手段と、 前記時間情報を抽出する手段と、 前記抽出された時間情報に基づいて、前記画像データを
    削除する制御手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 付加情報及び時間情報が電子透かしと
    して埋め込まれた画像データを保持する保持ステップ
    と、 前記時間情報を抽出するステップと、 前記抽出された時間情報に基づいて、前記画像データを
    削除する制御ステップとを有することを特徴とする画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 所定の保持手段に保持され、付加情報
    及び時間情報が電子透かしとして埋め込まれた画像デー
    タから、該時間情報を抽出するステップと、 前記抽出された時間情報に基づいて、前記画像データを
    削除する制御ステップとを有する画像処理プログラムを
    コンピュータから読み取り可能な状態に記憶した記憶媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009094905A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法
JP2015045903A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社Nttドコモ 通信端末、プログラム

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