JP3740335B2 - 画像処理装置及びその制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像データを扱うための画像処理装置及び処理に関するものである。
【従来の技術】
従来、画像データに電子透かし等の手段で情報を埋め込むことは種々考えられており、パソコン等でそれを実現するためのソフトウエアが実際に販売されている。しかし、それらのソフトウエアでは画像に所望の電子透かしを埋め込むためには面倒な手続きがあったり、思うようなデータの埋め込みが実現できない等の問題があった。また、電子透かしが埋め込んである画像をそれとは知らずに加工してしまい埋め込んである情報が読めなくなってしまうことも往々にしてあった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明では従来の画像処理ソフトでは実現出来なかった操作性の良い電子透かし取り扱いの実現を目指すものであり、初心者が容易に取り扱い出来るのみではなく、従来画像処理ソフトを扱いなれているユーザーにとっても感覚的に違和感の無い操作性を実現し、うっかりミスを防ぐことを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため例えば、本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。すなわち、
複数の階層からなる画像データを処理する画像処理装置であって、
前記複数の階層からなる画像データに含まれる電子透かし情報を抽出する抽出手段と、
前記電子透かし情報を保持する為の新規の階層を生成する生成手段と、
前記電子透かし情報を、前記生成手段によって生成された前記新規の階層に格納する格納手段と、
前記電子透かし情報が抽出された画像データを構成している階層と、前記電子透かし情報を保持している階層とを出力する出力手段と
を有することを特徴とする。
【0004】
その結果、前記画像処理装置は読み込んだ画像データを階層的に管理し、処理することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0006】
[第1の実施形態]
本実施形態では画像データを階層的に管理し、処理する画像処理装置であって、画像データに含まれる電子透かし情報を検出し、この検出により得られた電子透かし情報をその画像データを構成している階層とは別の階層に保持する。こうして保存された画像のプリントに際しては、各階層の画像データを合成して一つの画像データに形成し、更に別の階層に保存されている透かし情報を読み込んで出力する。
【0007】
図4は、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0008】
401は例えばマイクロプロセッサなどのCPUで、RAM402のプログラムメモリ403に記憶された制御プログラムに従って各種制御を実行している。この制御プログラムは、例えばドライブユニット408に装着されたCD−ROM等の記憶媒体からインストールされてハードディスク等の外部記憶装置410に保存されており、実行時にRAM402のプログラムメモリ403にロードされて実行される。このRAM402はまた、CPU401による各種処理の実行時、各種データを一時的に保存するためのワークエリアや、入力した画像データなどを記憶するための画像メモリエリアなどを備えている。
【0009】
404は表示部で、例えばCRTや液晶などで構成され、処理対象の画像やオペレータへのメッセージ等を表示している。
【0010】
405は画像入力部で、例えばスキャナ、デジタルカメラ、更には通信回線を介して画像データを入力することができるNCU等を含み、オペレータの意図する画像データを入力するのに使用される。尚、本実施形態における画像データは、この画像入力部405から入力されても良く、或はドライブユニット408に装着された記憶媒体からロードされても良い。
【0011】
406は操作部で、キーボードやマウス等のポインティングデバイスを有し、オペレータの操作により、表示部404に表示されたカーソル等を使用して、各種コマンドやデータ等を入力することができる。
【0012】
407はプリンタで、例えばインクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ、感熱プリンタ等で構成され、RAM402にロードされて実行されるプリンタドライバ(不図示)からのプリントデータを受信して印刷を行う。
【0013】
410はハードディスク等の外部記憶装置で、前述したように、各種アプリケーション・プログラムや画像データ等を記憶している。
【0014】
409は上述した各部を接続するバスである。
【0015】
図1に本実施形態における画像データの読み取り、表示までの概略の処理を示す。この処理にそって処理内容を説明する。
【0016】
まず画像データを読み込む(ステップS1)。その画像を読み込む際に制御プログラムで解読可能な電子透かしが埋め込まれているかどうかを判別し(ステップS2)、電子透かしが埋め込まれている場合はまず電子透かし情報を読み出し(ステップS5)、電子透かし情報をデコードして意味のある情報に変換する(ステップS6)。
【0017】
ステップS6の詳しい処理について図5に示す。まず情報をデコードし(ステップS501)、透かし情報が画像か否かを判別する(ステップS502)。もし画像ならそのまま表示(ステップS505),テキストならテキスト変換し、そのときのフォント、文字サイズ、文字色等はあらかじめ設定したものを用いて表示する(ステップS503)。次に透かしが可視透かしか否かを判別し(ステップS504)、可視透かしなら電子透かし情報を画像信号から読み出すとともにもとの画像情報から電子透かし情報を取り除き、画像信号に電子透かし情報が残らないようにする(ステップS506)。これもこのような可視透かしについては種々の提案がすでになされているのでその詳細はここでは述べない。
【0018】
以上、ここまでの処理で透かし情報の有無、種類に関係なく画像データの表示ができる。再び図1に戻る。こうして、読み出された電子透かし情報は一旦バッファに貯えられた後、例えばフォトショップ(フォトショップは米国アドビ社の商標)などと同様の多層の画像保持層(レイヤ)構造を取れる構成であれば、読み込んだ画像を保持しているレイヤとは別に新たに電子透かし情報専用のレイヤを用意し、そこに保存する(ステップS7)。これにより、この後この画像データがいかに扱われても電子透かし情報は分離されているので電子透かしに影響を与えることは無い。また、この画像データに他の画像データを合成することも可能である。
【0019】
一方、画像データに電子透かしが埋め込まれていない場合は通常の画像操作の作業や(ステップS3)、必要に応じて透かしのレイヤを作成することができる(ステップS4及びステップS7)。
【0020】
以上が画像から電子透かしを除去して、新たに電子透かしレイヤを作成及び処理する場合の説明である。なお図1のAは各レイヤの画像データ及び透かし情報を印刷もしくはファイル作成の形で出力するまでの処理で、図6に示す。また、図1のBは図6に記載した処理で、以下Bを図6を用いて説明する。
【0021】
オペレータがプリントもしくは各レイヤを単層に合成するか否かを判断し(ステップS601)、合成を行うのであれば各画像レイヤを合成した後に透かし情報の合成を行う(ステップS604)。次にプリントを行うか否かをオペレータが入力し(ステップS605)、プリントを行うのであれば画像の印刷を行い(ステップS606)、行わないのであればオペレータがプリントもしくは各レイヤを単層に合成するか否かの選択で、行わないと選択したときと同様に画像出力するか否かの選択を行う(ステップS602)。出力するのであればファイルを作成して(ステップS603)、この処理を終了する。出力しないのであればプリントを行った後と同様に図1の画像表示及び画像操作(ステップS3)に戻る。
【0022】
次に画像ファイルに新たに電子透かし情報を付加する場合について説明する。画像データに新たに電子透かしを付加する場合に、透かしを作成するか否かの選択において作成すると選択された場合(ステップS4)、電子透かし専用のレイヤを作成しそこに電子透かし情報を設定する(ステップS7)。このときすでに設定した透かしがある場合にはその透かしを保持するとともに新たに電子透かしを付加する場合には、電子透かしの種類をレイヤ作成時に設定する。ここでは例えばテキストの不可視透かしあるいは画像(グラフィック)の可視透かし等の設定をしておく。テキストと設定した場合には文字の大きさフォント種別等は無視され、いわゆるテキスト情報と組み込みの概略位置のみが保持される。またグラフィックと設定された場合には画像情報として認識されそのままの情報が保持される。
【0023】
その後画像をファイルする場合には、電子透かしの組み込まれた画像をそのまま画像ファイルとして処理する(ステップS603)。この際電子透かしのレイヤは一般の画像レイヤとは異なることを明確にして保存し、再度読み込んだ際にはもとの状態が復元できるように設定する。
【0024】
またプリントする等の目的のため、多層のレイヤ構造からなる画像を単層の画像に変換する場合には、まず電子透かし以外のレイヤよりなる画像情報(テキスト情報も含む)を一層に合成し、その後に電子透かし情報を画像に組み込んで(ステップS604)完成する。この電子透かし情報を合成する段階は電子透かしの組み込み方法にもよるが、画像情報を空間周波数軸情報に変換する必要がある場合がある。その場合には一旦画像情報を周波数変換して電子透かしの組み込みを行い、その後再度通常の画像信号に変換することが必要になる。この間の変換作業等は従来の画像ソフトで取り扱っているレイヤの合成行程とは異なり、画像データを保存する場合に行っているJPEG等の圧縮の過程に電子透かしの組み込みを行う行程を付加することで比較的容易に機能の追加が可能である。
【0025】
画像のファイルを作成する場合にはそのまま圧縮してファイルを作成することが出来るので効率的であり、またプリントアウトする場合には一旦周波数軸の画像情報を通常の平面軸情報に変換してプリンタドライバにデータを渡してプリントアウトする(ステップS606)。
【0026】
以上のように本実施形態では画像情報に電子透かしを一旦組み込んだ場合にはそのまま画像をファイルするように設定してあるが、この画像をファイルした後再度読み取ることによりその過程で電子透かしを分離することが可能であり再度電子透かしは別のレイヤに保持することも可能なので、多層のレイヤ構造に戻すことは可能である。
【0027】
図2に電子透かしを含む多層のレイヤ構造の模式図を示す。一層目11は例えば日付等の文字情報、二層目12は本来の画像情報、三層目13は透かしとして組み込みたい情報である。最終的に合成する場合には一層目と二層目を合成した後に三層目の透かし情報を変換して画像に組み込んでいく。この場合に一旦一層に合成してファイルした後には再読み込みにより電子透かしは分離できるが、一層目の文字情報と二層目の画像情報は一体のまま読み込まれる。
【0028】
また、読み込んだ画像を電子透かしを含む多層のレイヤ構造に分解する上述の機能は、例えばコンピュータ上のOSに組み込まれたデバイスドライバに持たせてもよい。つまり前記フォトショップを読み込む際に、上述のデバイスドライバが読み込まれた画像を電子透かしを含む多層のレイヤ構造に分解する。
【0029】
[第2の実施形態]
本実施形態として電子透かしの取り扱いが可能な画像処理ソフトにおいて、より高速な処理が必要な場合には、画像を読み込む際に電子透かしの有無のみを検知し、透かしがある場合には予め設定した操作のみ可能になるようにして、そのまま画像を読み込んで表示する例を示す。この時のフローチャートを図3に示す。
【0030】
図に沿ってその処理内容の概略を説明する。
【0031】
まず画像情報を読み込み(ステップS301)、透かしの有無を判定する(ステップS302)。その画像を読み込む際に制御プログラムで扱うことの可能な電子透かしの存在が確認できたときには、予め設定した電子透かし有りを示す信号(フラグ)を立て、電子透かし有りの情報を保持する(ステップS308)。この情報を基に電子透かしに影響を与えるような操作を行えないように操作可能キーの設定を行う(ステップS309)。例えば画像の色調、コントラスト等の操作は可能であるが、画素数変換、画像の部分切り出し、他の画像の合成等は不可とする。
【0032】
この際に電子透かしの入れ方により操作の影響の受け方が異なり、画像のある部分に集中的に埋め込む方式の電子透かしであれば、その領域を避けた部分は合成等も可能とすることが出来る。また、画像を周波数軸に変換してある周波数に着目して電子透かしを埋め込む場合には、画像の尖鋭度フィルタ等のフィルタ処理をその周波数帯を避ければ可能とすることも出来る。もしできないようであれば警告を出せばよい。
【0033】
その後、プリントする場合にはそのままプリントすることが可能であり、電子透かしを分離した場合に比較して透かしの分離、合成等の処理が不要となり、時間の短縮が図れる。
【0034】
[他の実施形態]
なお前述した実施形態は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0035】
また、前述した実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は前述した実施形態を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0037】
前述した実施形態を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図1、3、5、6に示す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0038】
【発明の効果】
本発明では従来の画像処理ソフトでは実現出来なかった操作性の良い電子透かし取り扱いのを実現する効果があり、初心者が容易に取り扱い出来るのみではなく、従来画像処理ソフトを扱いなれているユーザーにとっても感覚的に違和感の無い操作性を実現し、うっかりミスを防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態で画像データの読み降り、表示までの処理を示すフローチャートである。
【図2】第1の実施形態で電子透かしを含む多層のレイヤ構造の模式図である。
【図3】第2の実施形態の概略の処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態で用いるハードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態で用いる電子透かし情報のデコードの処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態で出力する際の処理のフローチャートである。
Claims (18)
- 複数の階層からなる画像データを処理する画像処理装置であって、
前記複数の階層からなる画像データに含まれる電子透かし情報を抽出する抽出手段と、
前記電子透かし情報を保持する為の新規の階層を生成する生成手段と、
前記電子透かし情報を、前記生成手段によって生成された前記新規の階層に格納する格納手段と、
前記電子透かし情報が抽出された画像データを構成している階層と、前記電子透かし情報を保持している階層とを出力する出力手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記抽出手段により前記電子透かし情報が抽出された場合、前記画像データの操作を禁止する禁止手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記電子透かし情報が可視かどうかを判断し、可視ならば前記画像データから除去する除去手段を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記電子透かし情報が文字か画像かを判別し、文字ならば所定の形式で出力し、画像ならばこの画像を出力する出力制御手段を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記画像データの出力の際、前記画像データを構成する階層をまとめて単層とし、前記電子透かしが保持されている階層を組み込んで出力用の画像データを作成する手段を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の画像処理装置。
- 更に単層にまとめられた前記画像データを再度読み込み、画像データおよび電子透かし情報をもとの階層構造に戻す手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 複数の階層からなる画像データを処理する画像処理方法であって、
前記複数の階層からなる画像データに含まれる電子透かし情報を抽出する抽出工程と、
前記電子透かし情報を保持する為の新規の階層を生成する生成工程と、
前記電子透かし情報を、前記生成工程によって生成された前記新規の階層に格納する格納工程と、
前記電子透かし情報が抽出された画像データを構成している階層と、前記電子透かし情報を保持している階層とを出力する出力工程と
を備えることを特徴とする画像処理方法。 - 前記抽出工程において前記電子透かし情報が抽出された場合、前記画像データの操作を禁止する禁止工程を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記電子透かし情報が可視かどうかを判断し、
可視ならば前記画像データから除去する除去工程を更に有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像処理方法。 - 前記電子透かし情報が文字か画像かを判別し、文字ならば所定の形式で出力し、画像ならばこの画像を出力する出力制御工程を更に有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記画像データの出力の際、前記画像データを構成する階層をまとめて単層とし、前記電子透かしが保持されている階層を組み込んで出力用の画像データを作成する工程を更に有することを特徴とする請求項7又は請求項10に記載の画像処理方法。
- 更に単層にまとめられた前記画像データを再度読み込み、画像データおよび電子透かし情報をもとの階層構造に戻す工程を有することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
- コンピュータが読み込み実行することで、複数の階層からなる画像データを処理するプログラムコードを格納する記憶媒体であって、
前記複数の階層からなる画像データに含まれる電子透かし情報を抽出する抽出処理モジュールと、
前記電子透かし情報を保持する為の新規の階層を生成する生成処理モジュールと、
前記電子透かし情報を、前記生成処理モジュールによって生成された前記新規の階層に格納する格納処理モジュールと、
前記電子透かし情報が抽出された画像データを構成している階層と、前記電子透かし情報を保持している階層とを出力する出力処理モジュールと
を有することを特徴とするプログラムコードを格納する記憶媒体。 - 前記抽出処理モジュールにおいて前記電子透かし情報が抽出された場合、前記画像データの操作を禁止する禁止処理モジュールを更に有することを特徴とする請求項13に記載のプログラムコードを格納する記憶媒体。
- 前記電子透かし情報が可視かどうかを判断し、可視ならば前記画像データから除去する除去処理モジュールを更に有することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のプログラムコードを格納する記憶媒体。
- 前記電子透かし情報が文字か画像かを判別し、文字ならば所定の形式で出力し、画像ならばこの画像を出力する出力制御処理モジュールを更に有することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載のプログラムコードを格納する記憶媒体。
- 前記画像データの出力の際、前記画像データを構成する階層をまとめて単層とし、前記電子透かしが保持されている階層を組み込んで出力用の画像データを作成する処理モジュールを更に有することを特徴とする請求項13に記載のプログラムコードを格納する記憶媒体。
- 更に単層にまとめられた前記画像データを再度読み込み、画像データおよび電子透かし情報をもとの階層構造に戻す処理モジュールを有することを特徴とする請求項17に記載のプログラムコードを格納する記憶媒体。
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