JP3493044B2 - 追跡機能付画像形成装置 - Google Patents

追跡機能付画像形成装置

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JP3493044B2 JP17610993A JP17610993A JP3493044B2 JP 3493044 B2 JP3493044 B2 JP 3493044B2 JP 17610993 A JP17610993 A JP 17610993A JP 17610993 A JP17610993 A JP 17610993A JP 3493044 B2 JP3493044 B2 JP 3493044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,紙幣や有価証券等の複
製禁止物を複写した場合に,該複写物に判読可能な特定
の追跡パターンを付加し,該パターンからその複写物を
出力した装置を特定できるデジタルカラー複写機等の追
跡機能付画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,フルカラー複写機の普及および出
力画像の高画質化に伴い,紙幣や有価証券等の複製禁止
物を偽造するという社会的な問題点がさらにクローズア
ップされてきた。このような悪用複写の問題に対して,
例えば,特開平4−294682号公報に開示されてい
る「画像形成装置」がある。これは人間の目ではほとん
ど識別しにくい色の特定パターンを画像信号に付加して
画像形成を行うもので,例えば,装置特有の認識番号,
符号等の微細文字符号を特定パターン(追跡パターン)
として付加することにより,その装置を特定し,最終的
に偽造複写を行った人物を追跡することができるように
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ような従来における画像形成装置によれば,人間の目で
は容易に識別できないような微細文字符号(追跡パター
ン)を画像データに付加して画像形成を行い,悪用複写
が行われた際に,付加されている微細文字符号を解析す
ることにより,画像形成装置を特定できるようにしてい
るため,同様に付加されている微細文字符号を解析する
ことにより,微細文字符号を改ざんして,画像形成を行
った装置の特定を不可能にすることができるという問題
点があった。
【0004】例えば,画像データをコンピュータ上に取
り込んで微細文字符号を解析し,画像データ上の微細文
字符号の位置を特定する。次に,特定した微細文字符号
の位置に改ざん用の微細文字を符号することにより,本
来の画像形成装置を特定するための微細文字符号を改ざ
んして,特定不可能にすることができる。
【0005】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,追跡パターン(微細文字符号)の改ざんを防止し
て,偽造を行った装置の追跡を確実に行えるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,入力した画像データに対して,画像形成
を行った装置を特定するための追跡パターンを付加する
追跡機能付画像形成装置において,画像データ上におけ
る追跡パターンの合成位置を1枚の原稿毎あるいは1枚
分の画像データ毎に変更して,追跡パターンを出力する
追跡パターン出力手段と,追跡パターン出力手段から出
力された追跡パターンと画像データとを合成する合成手
段とを備え,複数ビットで表されるカウンタ値を画素ク
ロック信号によってカウントする主走査カウンタと、複
数ビットで表されるカウンタ値をライン同期信号によっ
てカウントする副走査カウンタとを有し、当該主走査カ
ウンタおよび副走査カウンタから出力されるカウント値
の所定の下位ビットが一致しているときに前記追跡パタ
ーンの合成を許可する追跡機能付画像形成装置を提供す
るものである。
【0007】なお,前記追跡パターン出力手段は,追跡
パターンの合成位置を1枚の原稿あるいは1枚分の画像
データ中において所定の周期で異ならせるものである。
【0008】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,入力した画像データに対して,画像形成を行った装
置を特定するための追跡パターンを付加する追跡機能付
画像形成装置において,前記画像データに基づいてディ
ザパターンを出力する手段であって,ディザパターンの
開始位置を1枚の原稿毎あるいは1枚分の画像データ毎
に変更して,ディザパターンを出力するディザパターン
出力手段と,ディザパターン出力手段から出力されたデ
ィザパターンを用いて画像データにディザ処理を施すデ
ィザ処理手段とを備えた追跡機能付画像形成装置を提供
するものである。
【0009】なお,前記ディザパターン出力手段は,デ
ィザパターンの開始位置を1枚の原稿あるいは1枚分の
画像データ中において所定の周期で異ならせるものであ
る。
【0010】
【作用】本発明による追跡機能付画像形成装置は,画像
データ上における追跡パターンの合成位置を1枚の原稿
毎あるいは1枚分の画像データ毎に変更して,追跡パタ
ーンと画像データとを合成し,追跡パターンの合成位置
を変動させる。
【0011】また,本発明による追跡機能付画像形成装
置は,ディザパターンの開始位置を1枚の原稿毎あるい
は1枚分の画像データ毎所定周期毎に変更したディザパ
ターンを用いて画像データにディザ処理を施し,追跡パ
ターンの濃度を変化させる。
【0012】
【実施例】以下,本発明の追跡機能付画像形成装置の実
施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は,本実施例の追跡機能付画像形成装
置の主要構成を示すブロック図である。図において,1
01は原稿情報を走査により,あるいはメモリ等の記憶
手段から順次,画像データとして読み取る画像読取部,
102は画像読取部101により読み取られた画像デー
タに対して所定の加工処理(後述する)を実行する画像
処理部,103は画像処理部102により処理された画
像データを記録紙等に出力する画像記録部である。
【0014】次に,動作について説明する。画像読取部
101により読み取られた画像データは画像処理部10
2に入力され,各種画像処理が実行された後,画像記録
部103に対して出力される。該画像記録部103にお
いては上記画像データを記録紙に出力する。
【0015】図2は,上記画像処理部102の概略構成
を示すブロック図である。図において,201はRGB
画像データ信号の各データ信号毎に独立して主走査変倍
処理を実行する変倍処理部,202はレンズ光学系(図
示せず)のぼけ等を補正するためにRGB画像データ信
号にMTF補正(鮮鋭化)処理を実行するRGBフィル
タ,203はRGB画像データ信号のグレーバランス等
のγ補正処理を実行するRGBγ補正部,204はRG
B画像データ信号に対して必要に応じて,例えば,ミラ
ー処理,斜体処理,影付け処理,ペイント処理,移動処
理等の各種加工処理を実行する加工処理部,205は一
次のマスキング方程式に基づいてRGB画像データ信号
からYMCK画像データ信号にデータ系を変換するカラ
ー変換処理等を行う色補正部である。
【0016】また,206は画像記録部103のγ特性
に応じてγ補正処理を実行するγ補正部,207は画像
記録部103のMTF特性に応じて平滑化や鮮鋭化等の
フィルタリング処理を実行するディザ処理部,209は
ディザ処理部208から出力されてきた画像信号に追跡
パターンを付加する追跡パターン部である。
【0017】また,画像処理部102は,図示の如く,
I/F(インターフェース)210を介して外部装置で
あるコンピュータ211と接続可能であり。コンピュー
タ211からI/F(インターフェース)210を介し
て,RGB系のデータでもYMCK系のデータでも入出
力可能な構成である。
【0018】次に,画像処理部102の動作について説
明する。RGB画像データは変倍処理部201におい
て,各画像データ信号毎に独立して主走査変倍処理が実
行され,RGBフィルタ202において,MTF補正
(鮮鋭化)処理が実行され,RGBγ補正部203にお
いて,グレーバランス等のγ補正処理が実行され,加工
処理部204において,例えば,ミラー処理,斜体処理
等の各種加工処理が実行され,色補正部205におい
て,RGB画像データ信号からYMCK画像データ信号
にデータ系を変換する。
【0019】その後,YMCK画像データは,YMCK
γ補正部206において,画像記録部103のγ特性に
応じてγ補正処理が実行され,YMCKフィルタ207
において,MTF特性に応じて平滑化や鮮鋭化等のフィ
ルタリング処理が実行され,ディザ処理部208におい
て,中間調処理を実行してYMCKの各信号をY’,
M’,C’,K’の色信号に変換するディザ処理が実行
され,追跡パターン部209において,追跡パターンが
付加される。追跡パターンが合成されたYMCK画像デ
ータは,画像記録部103に出力される。
【0020】一方,コンピュータ211からI/F(イ
ンターフェース)210を介して,画像データが入力さ
れた場合も,同様に色補正部205,γ補正部206,
YMCKフィルタ207,ディザ処理部208および追
跡パターン部209を介して所定の処理が施された後,
追跡パターンが合成されたYMCK画像データとして画
像記録部103に出力される。
【0021】図3は,上記追跡パターン部209の概略
構成を示すブロック図である。図において,301は,
主走査の同期信号に同期してカウンタ初期値をコピー毎
(1枚分の画像データ毎)に異なる値に設定して,画素
クロック信号で0〜255を繰り返しカウントし,A0
〜A7 の信号を出力する主走査カウンタである。なお,
この場合におけるLSBはA0 である。
【0022】また,302は,副走査の同期信号に同期
せずに,ライン同期信号によって0〜255を繰り返し
てカウントし,A0 〜A7 の信号を出力する副走査方向
カウンタである。なお,この場合におけるLSBはA0
である。
【0023】また,303は主走査カウンタ301の出
力側に接続されるセレクタ,304は副走査方向カウン
タ302の出力側に接続されるセレクタである。また,
セレクタ303および304の入力Aには,主走査カウ
ンタ301および副走査方向カウンタ302の各出力を
入力し,入力Bには,CPU(図示せず)からのアドレ
ス信号を入力するように構成されている。また,出力Y
は,CPUから入力Aを出力するか,入力Bを出力する
かを選択するように構成されている。
【0024】また,305は2Kバイトの容量で,アド
レスがA0 〜A13であって,セレクタ303および30
4の各出力を入力側に接続しているメモリである。さら
に,該メモリ305のWEはCPUからメモリライン信
号を入力し,D1 はデータ入力であり,CPUからのデ
ータを入力する。また,D0 はデータ出力であり,CP
Uからのデータを出力するように構成されている。上記
WEがHIGHのとき,メモリ書込動作によりアドレス
0 〜A13に対応してD1 のデータ書き込みが実行され
る。また,WEがLOWのとき,メモリ読出動作により
アドレスA0 〜A13に対応するD0 からデータを出力す
る。
【0025】また,306は画像データと追跡パターン
(微細文字符号)とを合成する合成部である。該合成部
306の入力Dには,主走査方向カウンタ301および
副走査方向カウンタ302の両出力を入力してEX−O
R(排他的論理和)論理処理を実行するEX−ORゲー
ト307の出力と,メモリ305の出力D0 とのAND
論理処理を実行するANDゲート308の出力ラインを
接続し,さらにIMGIN・YMCKにはYMCKの画
像データを入力することにより両方の入力データを合成
して,IMGOUT・YMCKから出力するように構成
されている。なお,この合成部306による合成は,O
R合成や加算合成,あるいは他の合成方法を用いる。ま
た,特定の色(例えば,視覚的に判別しにくい黄色)だ
けに合成するようにしてもよい。
【0026】次に,追跡パターン部209の動作につい
て説明する。まず,複写処理開始前に,CPU(図示せ
ず)から追跡パターンデータをメモリ305に書き込
む。その後,複写処理が開始されると,主走査方向カウ
ンタ301および副走査方向カウンタ302の各カウン
ト値により,メモリ305に格納した追跡パターンデー
タの読み出しを実行する。さらに,EX−ORゲート3
07に入力している主走査方向カウンタ301および副
走査方向カウンタ302のLSBが一致しているとき,
その入力レベルがHIGHとなり,追跡パターン合成が
許可される。
【0027】EX−ORゲート307の出力レベルがH
IGHで,かつ,メモリ305の出力D0 がHIGHの
ときに,ANDゲート308から追跡パターンデータが
合成部306へ出力される。合成部306は,メモリ3
05の追跡パターンデータを追跡パターンとして画像デ
ータに合成して出力する。
【0028】ここで,主走査カウンタ301はコピー毎
に異なる値をカウンタ初期値に設定してカウントを開始
し,副走査方向カウンタ302はライン同期信号をカウ
ントしているため,主走査方向カウンタ301および副
走査方向カウンタ302のLSBが一致するのは,コピ
ー毎に異なるタイミングとなる。換言すれば,EX−O
Rゲート307によって追跡パターン合成が許可される
のは,コピー毎(画像形成を行う毎)に異なるタイミン
グとなり,同一の原稿をコピーする場合でも出力された
記録紙毎に異なる位置に追跡パターンが形成されること
になる。図4は,記録紙上に出力される追跡パターンの
位置が変動する(すなわち,一定でない)ようすを示す
説明図である。
【0029】上記の動作によって,画像形成を行って出
力した出力画像において追跡パターンの位置が変化す
る。従って,例えば,出力画像上の追跡パターン(微細
文字符号)の位置を特定しても,追跡パターンの位置と
改ざん用の微細文字符号の位置を一致させることが困難
となるため,追跡パターンを改ざんすることが困難とな
る。すなわに,追跡パターン(微細文字符号)の改ざん
を防止して,偽造を行った装置の追跡を確実に行うこと
ができるようになる。
【0030】また,本実施例では,上記の追跡パターン
部209の処理に加えて,ディザ処理部208において
も,同様にディザパターンの開始位置をコピー毎に変更
して,ディザパターンを出力することにより,さらに追
跡パターンの改ざんを困難とする。
【0031】ディザ処理部208では,X・Yカウンタ
(図示せず)を用いて,ディザパターン(ディザマトリ
ックス)を順次繰り返して使用するので,ディザパター
ンのX・Yカウンタを制御することのにより,ディザパ
ターンの開始位置を変更することができる。
【0032】ここで,Yカウンタでは,副走査の同期信
号に同期して設定するカウンタ初期値をコピー毎に異な
る値に設定する。だたし,YMCKの各色においては同
一とする。また,Xカウンタでは,主走査の同期信号に
同期して設定するカウンタ初期値をコピー毎に異なる値
に設定する。だたし,YMCKの各色においては同一と
する。
【0033】このようにすることにより,ディザパター
ンの開始位置がコピー毎に異なるので,追跡パターンの
ような微細文字符号をコンピュータから出力すると,濃
度制御ができなくなるので,コンピュータからの改ざん
が困難となる。
【0034】従って,前述したように記録紙上に出力さ
れる追跡パターンの位置が変動することに加えて,ディ
ザパターンの開始位置がコピー毎に異なるため,さらに
追跡パターンの改ざんが困難となる。
【0035】なお,本実施例では,主走査方向カウンタ
301において,主走査の同期信号に同期し,かつ,コ
ピー毎に異なる値にカウンタ初期値を設定することによ
り,追跡パターンの主走査位置がコピー毎に異なるよう
にしたが,主走査の同期信号に同期させずに,1ライン
の画素クロック信号の数をNx+M(ただし,N:追跡
パターンの周期,M:ある特定の定数,x:正の整数)
に設定し,1ライン毎にM画素ずつ追跡パターンの位置
がずれるようにしても良い。この場合,例えばLライン
目とL+1ライン目ではM画素ずれるので,あらかじめ
M画素ずれることを考慮して,メモリ305に追跡パタ
ーンデータを書き込んでよれば良い。
【0036】さらに,主走査方向カウンタ301におい
て,下位3ビットを同期をとらずに,上位5ビットを同
期させるようにしても良い。
【0037】また,本実施例では,副走査方向カウンタ
302が副走査の同期信号に同期せずに,ライン同期信
号によって0〜255を繰り返してカウントすることに
より,追跡パターンの副走査位置がコピー毎に異なるよ
うにしたが,副走査の同期信号に同期し,かつ,コピー
毎に異なる値にカウンタ初期値を設定することによって
も同様の効果を得ることができる。
【0038】また,本実施例では,追跡パターン部20
9およびディザ処理部208において,コピー毎に追跡
パターンの合成位置あるいはディザパターンの開始位置
を変更するようにしたが,1枚の原稿毎に変更するよう
にしても良い。このときの追跡パターンの合成位置ある
いはディザパターンの開始位置の変更は,規則的に行う
のではなく,ランダムに行うことにより効果が上がるの
は言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による追跡
機能付画像形成装置によれば,入力した画像データに対
して,画像形成を行った装置を特定するための追跡パタ
ーンを付加する追跡機能付画像形成装置において,画像
データ上における追跡パターンの合成位置を1枚の原稿
毎あるいは1枚分の画像データ毎に変更して,追跡パタ
ーンを出力する追跡パターン出力手段と,追跡パターン
出力手段から出力された追跡パターンと画像データとを
合成する合成手段とを備え,前記追跡パターン出力手段
は、複数ビットで表されるカウンタ値を画素クロック信
号によってカウントする主走査カウンタと、複数ビット
で表されるカウンタ値をライン同期信号によってカウン
トする副走査カウンタとを有し、当該主走査カウンタお
よび副走査カウンタから出力されるカウント値の所定の
下位ビットが一致しているときに前記追跡パターンの合
成を許可するため,追跡パターン(微細文字符号)の改
ざんを防止することができ,偽造を行った装置の追跡を
確実に行えるようにできる。
【0040】また,本発明による追跡機能付画像形成装
置によれば,入力した画像データに対して,画像形成を
行った装置を特定するための追跡パターンを付加する追
跡機能付画像形成装置において,前記画像データに基づ
いてディザパターンを出力する手段であって,ディザパ
ターンの開始位置を1枚の原稿毎あるいは1枚分の画像
データ毎に変更して,ディザパターンを出力するディザ
パターン出力手段と,ディザパターン出力手段から出力
されたディザパターンを用いて画像データにディザ処理
を施すディザ処理手段とを備えたため,追跡パターン
(微細文字符号)の改ざんを防止することができ,偽造
を行った装置の追跡を確実に行えるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る追跡機能付画像形成装置の主要構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2に示した追跡パターン部の概略構成を示す
ブロック図である。
【図4】記録紙上に出力される追跡パターンの位置が変
動する(すなわち,一定でない)ようすを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
102 画像処理部 208 ディザ処理部 209 追跡パターン部 301 主走査カウンタ 302 副走査カウンタ 303 セレクタ 304 セレクタ 305 メモリ 306 合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 H04N 1/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した画像データに対して,画像形成
    を行った装置を特定するための追跡パターンを付加する
    追跡機能付画像形成装置において,前記画像データ上に
    おける追跡パターンの合成位置を1枚の原稿毎あるいは
    1枚分の画像データ毎に変更して,追跡パターンを出力
    する追跡パターン出力手段と,前記追跡パターン出力手
    段から出力された追跡パターンと前記画像データとを合
    成する合成手段とを備え 前記追跡パターン出力手段は、複数ビットで表されるカ
    ウンタ値を画素クロック信号によってカウントする主走
    査カウンタと、複数ビットで表されるカウンタ値をライ
    ン同期信号によってカウントする副走査カウンタとを有
    し、当該主走査カウンタおよび副走査カウンタから出力
    されるカウント値の所定の下位ビットが一致していると
    きに前記追跡パターンの合成を許可する ことを特徴とす
    る追跡機能付画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記主走査カウンタは、カウンタ初期値
    が1枚の原稿毎あるいは1枚分の画像データ毎に異なる
    値に設定されることを特徴とする請求項1に記載の追跡
    機能付画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記追跡パターン出力手段は,前記追跡
    パターンの合成位置を1枚の原稿あるいは1枚分の画像
    データ中において所定の周期で異ならせることを徴とす
    る請求項1または2記載の追跡機能付画像形成装置。
  4. 【請求項4】 入力した画像データに対して,画像形成
    を行った装置を特定するための追跡パターンを付加する
    追跡機能付画像形成装置において,前記画像データに基
    づいてディザパターンを出力する手段であって,前記デ
    ィザパターンの開始位置を1枚の原稿毎あるいは1枚分
    の画像データ毎に変更して,ディザパターンを出力する
    ディザパターン出力手段と,前記ディザパターン出力手
    段から出力されたディザパターンを用いて前記画像デー
    タにディザ処理を施すディザ処理手段とを備えたことを
    特徴とする追跡機能付画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ディザパターン出力手段は,前記デ
    ィザパターンの開始位置を1枚の原稿あるいは1枚分の
    画像データ中において所定の周期で異ならせることを徴
    とする請求項4記載の追跡機能付画像形成装置。
JP17610993A 1993-06-23 1993-06-23 追跡機能付画像形成装置 Expired - Lifetime JP3493044B2 (ja)

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