JPH0766951A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0766951A JPH0766951A JP5235547A JP23554793A JPH0766951A JP H0766951 A JPH0766951 A JP H0766951A JP 5235547 A JP5235547 A JP 5235547A JP 23554793 A JP23554793 A JP 23554793A JP H0766951 A JPH0766951 A JP H0766951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
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- Pending
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊原稿を分割したカラー画像データの入力
によって，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，
特殊原稿の複製を不可能にする。また，外部インターフ
ェイス回路を介して，カラー画像データが１色ずつ入力
され，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，特殊
原稿の複製を不可能にする。 【構成】 カラー画像データを入力するスキャナユニッ
ト１０１と，入力したカラー画像データに基づいて，記
録紙に画像を記録するプリンタユニット１０４と，プリ
ンタユニット１０４が記録紙に画像を記録する際の記録
開始位置を書込み動作毎に変更する記録開始位置変更ユ
ニット１０７とを備えている。
によって，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，
特殊原稿の複製を不可能にする。また，外部インターフ
ェイス回路を介して，カラー画像データが１色ずつ入力
され，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，特殊
原稿の複製を不可能にする。 【構成】 カラー画像データを入力するスキャナユニッ
ト１０１と，入力したカラー画像データに基づいて，記
録紙に画像を記録するプリンタユニット１０４と，プリ
ンタユニット１０４が記録紙に画像を記録する際の記録
開始位置を書込み動作毎に変更する記録開始位置変更ユ
ニット１０７とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，カラーデジタル複写
機，カラーファクシミリ装置，カラーレーザープリンタ
等の画像形成装置に関し，より詳細には，入力したカラ
ー画像データに基づいて，記録紙上にカラー画像を形成
する画像形成装置に関する。
機，カラーファクシミリ装置，カラーレーザープリンタ
等の画像形成装置に関し，より詳細には，入力したカラ
ー画像データに基づいて，記録紙上にカラー画像を形成
する画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年，画像処理技術・画像形成技術の向
上によって，カラー複写機で複写したコピー紙幣と実際
の紙幣とが容易に区別できないほど精巧に画像形成が行
えるようになっている。このため，紙幣，有価証券等の
特殊原稿を判別し，特殊原稿の場合に違法複写を禁止す
るようにした装置が開発されており，複写機に特殊原稿
を判別する機能を搭載した画像形成装置も提供されてい
る。
上によって，カラー複写機で複写したコピー紙幣と実際
の紙幣とが容易に区別できないほど精巧に画像形成が行
えるようになっている。このため，紙幣，有価証券等の
特殊原稿を判別し，特殊原稿の場合に違法複写を禁止す
るようにした装置が開発されており，複写機に特殊原稿
を判別する機能を搭載した画像形成装置も提供されてい
る。
【０００３】このような画像形成装置では，特殊原稿を
判別する方法として，例えば，特開平２−８３５７１号
公報「画像記録装置」に示されるようにパターンマッチ
ン法を用いる方法が一般的である。この装置では，入力
した画像データとあらかじめ登録してあるパターンデー
タとに基づいて，原稿が特殊原稿であるか否かを判別し
ている。また，特開平２−２１０５９号公報では，ＲＧ
Ｂのカラー画像データを用いて，紙幣の位置を特定し，
朱印をパターンマッチングさせて紙幣を認識している。
判別する方法として，例えば，特開平２−８３５７１号
公報「画像記録装置」に示されるようにパターンマッチ
ン法を用いる方法が一般的である。この装置では，入力
した画像データとあらかじめ登録してあるパターンデー
タとに基づいて，原稿が特殊原稿であるか否かを判別し
ている。また，特開平２−２１０５９号公報では，ＲＧ
Ｂのカラー画像データを用いて，紙幣の位置を特定し，
朱印をパターンマッチングさせて紙幣を認識している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上記従
来の技術によれば，紙幣，有価証券そのもののカラー画
像データが入力された場合には，パターンマッチング等
によって特殊原稿と判別することができるものの，紙
幣，有価証券等を複数の部分に分割し，複数回に分けて
画像記録する場合には，分割されたカラー画像データ毎
にパターンマッチング等によって特殊原稿であるか否か
の判別を行うため，特殊原稿と判別できない恐れがある
という問題点があった。
来の技術によれば，紙幣，有価証券そのもののカラー画
像データが入力された場合には，パターンマッチング等
によって特殊原稿と判別することができるものの，紙
幣，有価証券等を複数の部分に分割し，複数回に分けて
画像記録する場合には，分割されたカラー画像データ毎
にパターンマッチング等によって特殊原稿であるか否か
の判別を行うため，特殊原稿と判別できない恐れがある
という問題点があった。
【０００５】具体的には，例えば，従来の技術では，図
４（ａ）に示すような紙幣４０１が違法に複写される場
合，紙幣４０１の中の朱印４０２をパターンマッチング
で識別することで，特殊原稿であるか否かを判別し，複
写を禁止する。ところが，図４（ｂ）に示すように，朱
印４０２の中央で紙幣４０１を２つの紙幣片４０１ａ，
４０１ｂに分割し，１回目の複写で左側の紙幣片４０１
ａを記録紙に記録し，２回目の複写で右側の紙幣片４０
１ｂを記録紙に合成記録することで，図４（ｃ）のよう
に合成複写物である紙幣４０３を得ることができる。こ
のとき，紙幣４０１が半分に分割されているので，特殊
原稿判別機能は無効となり，図４（ｃ）のように紙幣の
複写が可能となる。
４（ａ）に示すような紙幣４０１が違法に複写される場
合，紙幣４０１の中の朱印４０２をパターンマッチング
で識別することで，特殊原稿であるか否かを判別し，複
写を禁止する。ところが，図４（ｂ）に示すように，朱
印４０２の中央で紙幣４０１を２つの紙幣片４０１ａ，
４０１ｂに分割し，１回目の複写で左側の紙幣片４０１
ａを記録紙に記録し，２回目の複写で右側の紙幣片４０
１ｂを記録紙に合成記録することで，図４（ｃ）のよう
に合成複写物である紙幣４０３を得ることができる。こ
のとき，紙幣４０１が半分に分割されているので，特殊
原稿判別機能は無効となり，図４（ｃ）のように紙幣の
複写が可能となる。
【０００６】また，上記従来の技術によれば，外部イン
ターフェイス回路を介して，外部装置からカラー画像デ
ータを入力して記録紙に出力する際に，カラー画像デー
タを１色毎に複数回に分けて記録する場合も，特殊原稿
判別機能は無効となる恐れがある。
ターフェイス回路を介して，外部装置からカラー画像デ
ータを入力して記録紙に出力する際に，カラー画像デー
タを１色毎に複数回に分けて記録する場合も，特殊原稿
判別機能は無効となる恐れがある。
【０００７】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て，特殊原稿を分割したカラー画像データの入力によっ
て，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，特殊原
稿の複製を不可能にすることを目的とする。
て，特殊原稿を分割したカラー画像データの入力によっ
て，特殊原稿判別機能が無効となった場合でも，特殊原
稿の複製を不可能にすることを目的とする。
【０００８】また，本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって，外部インターフェイス回路を介して，カラー
画像データが１色ずつ入力され，特殊原稿判別機能が無
効となった場合でも，特殊原稿の複製を不可能にするこ
とを目的とする。
であって，外部インターフェイス回路を介して，カラー
画像データが１色ずつ入力され，特殊原稿判別機能が無
効となった場合でも，特殊原稿の複製を不可能にするこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために，カラー画像データを入力する画像入力手
段と，前記画像入力手段で入力したカラー画像データに
基づいて，記録紙に画像を記録する画像記録手段とを有
した画像形成装置において，前記画像記録手段が記録紙
に画像を記録する際の記録開始位置を書込み動作毎に変
更する記録開始位置変更手段を備えた画像形成装置を提
供するものである。
成するために，カラー画像データを入力する画像入力手
段と，前記画像入力手段で入力したカラー画像データに
基づいて，記録紙に画像を記録する画像記録手段とを有
した画像形成装置において，前記画像記録手段が記録紙
に画像を記録する際の記録開始位置を書込み動作毎に変
更する記録開始位置変更手段を備えた画像形成装置を提
供するものである。
【００１０】なお，前記記録開始位置変更手段は，記録
開始位置を変更するパラメータとして乱数を用いるもの
である。
開始位置を変更するパラメータとして乱数を用いるもの
である。
【００１１】また，前記画像入力手段は，原稿からカラ
ー画像データを読み取るイメージスキャナ，あるいは／
および，外部装置からカラー画像データを入力する外部
インターフェイス回路であるものとする。
ー画像データを読み取るイメージスキャナ，あるいは／
および，外部装置からカラー画像データを入力する外部
インターフェイス回路であるものとする。
【００１２】
【作用】本発明の画像形成装置は，記録紙に画像を記録
する際の記録開始位置を書込み動作毎に変更することに
より，例えば，分割された特殊原稿が複数回に分けて１
枚の記録紙上に合成記録された場合や，特殊原稿のカラ
ー画像データが１色ずつ入力され，１枚の記録紙上に合
成記録された場合でも，書込み動作毎にそれぞれの記録
開始位置が微妙にずれて，正常な複写物（あるいは，記
録物）とならない。また，記録開始位置を変更するパラ
メータとして乱数を用いることにより，ずれの周期性を
なくす。
する際の記録開始位置を書込み動作毎に変更することに
より，例えば，分割された特殊原稿が複数回に分けて１
枚の記録紙上に合成記録された場合や，特殊原稿のカラ
ー画像データが１色ずつ入力され，１枚の記録紙上に合
成記録された場合でも，書込み動作毎にそれぞれの記録
開始位置が微妙にずれて，正常な複写物（あるいは，記
録物）とならない。また，記録開始位置を変更するパラ
メータとして乱数を用いることにより，ずれの周期性を
なくす。
【００１３】
【実施例】以下，本発明の画像形成装置について図面を
参照して詳細に説明する。図１は，本実施例の画像形成
装置のブロック構成図を示し，原稿からＲＧＢのカラー
画像データを読み取るイメージスキャナユニット１０１
と，外部装置（図示せず）からカラー画像データを入力
するための外部インターフェイス１０２と，イメージス
キャナユニット１０１および外部インターフェイス１０
２を介して入力したカラー画像データに対して，γ補正
処理，ＲＧＢ／ＹＭＣＫ変換処理，階調処理等を行う画
像処理ユニット１０３と，画像処理ユニット１０３で画
像処理を施した後のカラー画像データを記録紙に記録す
るプリンタユニット１０４と，各種モードの入力および
メッセージの表示等を行うための操作表示部１０５と，
イメージスキャナユニット１０１および外部インターフ
ェイス１０２からカラー画像データを入力し，原稿が紙
幣，有価証券等の特殊原稿であるか否かを判別する特殊
原稿判別ユニット１０６と，プリンタユニット１０４が
記録紙に画像を記録する際の記録開始位置を書込み動作
毎に変更する記録開始位置変更ユニット１０７と，上記
各部の制御を行うメイン制御部１０８とから構成され
る。
参照して詳細に説明する。図１は，本実施例の画像形成
装置のブロック構成図を示し，原稿からＲＧＢのカラー
画像データを読み取るイメージスキャナユニット１０１
と，外部装置（図示せず）からカラー画像データを入力
するための外部インターフェイス１０２と，イメージス
キャナユニット１０１および外部インターフェイス１０
２を介して入力したカラー画像データに対して，γ補正
処理，ＲＧＢ／ＹＭＣＫ変換処理，階調処理等を行う画
像処理ユニット１０３と，画像処理ユニット１０３で画
像処理を施した後のカラー画像データを記録紙に記録す
るプリンタユニット１０４と，各種モードの入力および
メッセージの表示等を行うための操作表示部１０５と，
イメージスキャナユニット１０１および外部インターフ
ェイス１０２からカラー画像データを入力し，原稿が紙
幣，有価証券等の特殊原稿であるか否かを判別する特殊
原稿判別ユニット１０６と，プリンタユニット１０４が
記録紙に画像を記録する際の記録開始位置を書込み動作
毎に変更する記録開始位置変更ユニット１０７と，上記
各部の制御を行うメイン制御部１０８とから構成され
る。
【００１４】以上の構成において，その動作を説明す
る。イメージスキャナユニット１０１に原稿をセット
し，操作表示部１０５のコピースタートキー（図示せ
ず）を押下すると，操作表示部１０５からメイン制御部
１０８へコピースタート信号が出力される。
る。イメージスキャナユニット１０１に原稿をセット
し，操作表示部１０５のコピースタートキー（図示せ
ず）を押下すると，操作表示部１０５からメイン制御部
１０８へコピースタート信号が出力される。
【００１５】メイン制御部１０８は，コピースタート信
号を入力すると，イメージスキャナユニット１０１を動
作させて，原稿からカラー画像データを読み取る。イメ
ージスキャナユニット１０１で読み取ったカラー画像デ
ータは，画像処理ユニット１０３および特殊原稿判別ユ
ニット１０６へ転送される。
号を入力すると，イメージスキャナユニット１０１を動
作させて，原稿からカラー画像データを読み取る。イメ
ージスキャナユニット１０１で読み取ったカラー画像デ
ータは，画像処理ユニット１０３および特殊原稿判別ユ
ニット１０６へ転送される。
【００１６】画像処理ユニット１０３に転送されたカラ
ー画像データは，γ補正処理，ＲＧＢ／ＹＭＣＫ変換処
理，階調処理等を施された後，プリンタユニット１０４
へ送られる。
ー画像データは，γ補正処理，ＲＧＢ／ＹＭＣＫ変換処
理，階調処理等を施された後，プリンタユニット１０４
へ送られる。
【００１７】一方，特殊原稿判別ユニット１０６は，カ
ラー画像データを入力すると，原稿が特殊原稿であるか
否かの判別を行い，判別結果をメイン制御部１０８へ出
力する。なお，特殊原稿判別ユニット１０６による特殊
原稿の判別処理は，特に限定するものではなく，公知の
技術を使用可能であるので説明を省略する。
ラー画像データを入力すると，原稿が特殊原稿であるか
否かの判別を行い，判別結果をメイン制御部１０８へ出
力する。なお，特殊原稿判別ユニット１０６による特殊
原稿の判別処理は，特に限定するものではなく，公知の
技術を使用可能であるので説明を省略する。
【００１８】メイン制御部１０８は，特殊原稿判別ユニ
ット１０６によって特殊原稿であると判別された場合，
該当する原稿のカラー画像データの記録を禁止する画像
記録禁止信号をプリンタユニット１０４へ出力し，プリ
ンタユニット１０４の動作を停止させる。一方，特殊原
稿判別ユニット１０６によって特殊原稿でないと判別さ
れた場合には，記録開始位置変更ユニット１０７へ記録
開始位置の出力指示を出力する。
ット１０６によって特殊原稿であると判別された場合，
該当する原稿のカラー画像データの記録を禁止する画像
記録禁止信号をプリンタユニット１０４へ出力し，プリ
ンタユニット１０４の動作を停止させる。一方，特殊原
稿判別ユニット１０６によって特殊原稿でないと判別さ
れた場合には，記録開始位置変更ユニット１０７へ記録
開始位置の出力指示を出力する。
【００１９】記録開始位置変更ユニット１０７は，記録
開始位置の出力指示を入力すると，後述する図２のフロ
ーチャートに従って，プリンタユニット１０４が記録紙
に画像を記録する際の記録開始位置を決定し，プリンタ
ユニット１０４へ出力する。このとき，記録開始位置の
決定は，記録開始位置変更ユニット１０７内に設けられ
た乱数発生回路（図示せず）から発生された乱数に基づ
いて決定される。換言すれば，記録開始位置が書込み動
作毎に変更される。
開始位置の出力指示を入力すると，後述する図２のフロ
ーチャートに従って，プリンタユニット１０４が記録紙
に画像を記録する際の記録開始位置を決定し，プリンタ
ユニット１０４へ出力する。このとき，記録開始位置の
決定は，記録開始位置変更ユニット１０７内に設けられ
た乱数発生回路（図示せず）から発生された乱数に基づ
いて決定される。換言すれば，記録開始位置が書込み動
作毎に変更される。
【００２０】プリンタユニット１０４は，記録開始位置
変更ユニット１０７で決定された記録開始位置に従っ
て，画像処理ユニット１０３で画像処理を施した後のカ
ラー画像データを記録紙に記録する。
変更ユニット１０７で決定された記録開始位置に従っ
て，画像処理ユニット１０３で画像処理を施した後のカ
ラー画像データを記録紙に記録する。
【００２１】ここで，図２のフローチャートを参照し
て，記録開始位置変更ユニット１０７による記録開始位
置の決定処理について説明する。記録開始位置変更ユニ
ット１０７は，メイン制御部１０８から記録開始位置の
出力指示を入力すると，乱数発生回路で乱数を発生させ
（Ｓ２０１），この乱数をパラメータとしてＸ座標の記
録開始位置を演算によって決定する（Ｓ２０２）。次
に，再度，乱数発生回路で乱数を発生させ（Ｓ２０
３），この乱数をパラメータとしてＹ座標の記録開始位
置を演算によって決定する（Ｓ２０４）。続いて，決定
したＸ座標およびＹ座標の記録開始位置をプリンタユニ
ット１０４へ出力する。
て，記録開始位置変更ユニット１０７による記録開始位
置の決定処理について説明する。記録開始位置変更ユニ
ット１０７は，メイン制御部１０８から記録開始位置の
出力指示を入力すると，乱数発生回路で乱数を発生させ
（Ｓ２０１），この乱数をパラメータとしてＸ座標の記
録開始位置を演算によって決定する（Ｓ２０２）。次
に，再度，乱数発生回路で乱数を発生させ（Ｓ２０
３），この乱数をパラメータとしてＹ座標の記録開始位
置を演算によって決定する（Ｓ２０４）。続いて，決定
したＸ座標およびＹ座標の記録開始位置をプリンタユニ
ット１０４へ出力する。
【００２２】上記の動作によって，分割された特殊原稿
が複数回に分けて１枚の記録紙上に合成記録された場
合，例えば，図３（ａ）に示すように，朱印３０２の中
央で紙幣３０１を２つの紙幣片３０１ａ，３０１ｂに分
割し，１回目の複写で左側の紙幣片３０１ａを記録紙に
記録し，２回目の複写で右側の紙幣片３０１ｂを記録紙
に合成記録した場合でも，図３（ｂ）のように記録紙上
には，複写画像３０３ａと複写画像３０３ｂが微妙にず
れて記録され，紙幣（特殊原稿）の複製が不可能とな
る。
が複数回に分けて１枚の記録紙上に合成記録された場
合，例えば，図３（ａ）に示すように，朱印３０２の中
央で紙幣３０１を２つの紙幣片３０１ａ，３０１ｂに分
割し，１回目の複写で左側の紙幣片３０１ａを記録紙に
記録し，２回目の複写で右側の紙幣片３０１ｂを記録紙
に合成記録した場合でも，図３（ｂ）のように記録紙上
には，複写画像３０３ａと複写画像３０３ｂが微妙にず
れて記録され，紙幣（特殊原稿）の複製が不可能とな
る。
【００２３】また，外部インターフェイス１０２を介し
て，外部装置からカラー画像データを１色毎に複数回に
分けて入力して，記録紙に画像を記録する場合も，記録
開始位置変更ユニット１０７が図２のフローチャートに
従って，記録紙に画像を書込む毎に記録開始位置を変更
するので，各色毎に微妙にずれて記録され，紙幣（特殊
原稿）の複製が不可能となる。
て，外部装置からカラー画像データを１色毎に複数回に
分けて入力して，記録紙に画像を記録する場合も，記録
開始位置変更ユニット１０７が図２のフローチャートに
従って，記録紙に画像を書込む毎に記録開始位置を変更
するので，各色毎に微妙にずれて記録され，紙幣（特殊
原稿）の複製が不可能となる。
【００２４】なお，本実施例では，乱数を用いて記録開
始位置を変更したが，他の方法でも良い。ただし，記録
開始位置を変更するパラメータとして乱数を用いて，記
録開始位置のずれの周期性をなくすことにより，偽造防
止効果が大きくなるのはもちろんである。
始位置を変更したが，他の方法でも良い。ただし，記録
開始位置を変更するパラメータとして乱数を用いて，記
録開始位置のずれの周期性をなくすことにより，偽造防
止効果が大きくなるのはもちろんである。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明の画像形成
装置は，カラー画像データを入力する画像入力手段と，
前記画像入力手段で入力したカラー画像データに基づい
て，記録紙に画像を記録する画像記録手段とを有した画
像形成装置において，前記画像記録手段が記録紙に画像
を記録する際の記録開始位置を書込み動作毎に変更する
記録開始位置変更手段を備えたため，特殊原稿を分割し
たカラー画像データの入力によって，特殊原稿判別機能
が無効となった場合でも，特殊原稿の複製を不可能にす
ることができる。また，外部インターフェイス回路を介
して，カラー画像データが１色ずつ入力され，特殊原稿
判別機能が無効となった場合でも，特殊原稿の複製を不
可能にすることができる。
装置は，カラー画像データを入力する画像入力手段と，
前記画像入力手段で入力したカラー画像データに基づい
て，記録紙に画像を記録する画像記録手段とを有した画
像形成装置において，前記画像記録手段が記録紙に画像
を記録する際の記録開始位置を書込み動作毎に変更する
記録開始位置変更手段を備えたため，特殊原稿を分割し
たカラー画像データの入力によって，特殊原稿判別機能
が無効となった場合でも，特殊原稿の複製を不可能にす
ることができる。また，外部インターフェイス回路を介
して，カラー画像データが１色ずつ入力され，特殊原稿
判別機能が無効となった場合でも，特殊原稿の複製を不
可能にすることができる。
【００２６】また，記録開始位置を変更するパラメータ
として乱数を用いて，記録開始位置のずれの周期性をな
くしているため，記録開始位置のずれを解析して，カラ
ー画像データの位置を調整することで完全が合成画像を
得ることが困難となり，偽造防止効果が大きくなる。
として乱数を用いて，記録開始位置のずれの周期性をな
くしているため，記録開始位置のずれを解析して，カラ
ー画像データの位置を調整することで完全が合成画像を
得ることが困難となり，偽造防止効果が大きくなる。
【図１】本実施例の画像形成装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図２】記録開始位置変更ユニットによる記録開始位置
の決定処理のフローチャートである。
の決定処理のフローチャートである。
【図３】分割された特殊原稿が複数回に分けて１枚の記
録紙上に合成記録された場合の本実施例による出力例を
示す説明図である。
録紙上に合成記録された場合の本実施例による出力例を
示す説明図である。
【図４】従来の技術の問題点を示す説明図である。
１０１ イメージスキャナユニット １０２ 外部インターフェイス １０３ 画像処理ユニット １０４ プリンタユニット １０５ 操作表示部 １０６ 特殊原稿判別ユニット １０７ 記録開始位置変更ユニット １０８ メイン制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 21/14 21/04
Claims (4)
- 【請求項１】 カラー画像データを入力する画像入力手
段と，前記画像入力手段で入力したカラー画像データに
基づいて，記録紙に画像を記録する画像記録手段とを有
した画像形成装置において，前記画像記録手段が記録紙
に画像を記録する際の記録開始位置を書込み動作毎に変
更する記録開始位置変更手段を備えたことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項２】 前記記録開始位置変更手段は，記録開始
位置を変更するパラメータとして乱数を用いることを特
徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 前記画像入力手段は，原稿からカラー画
像データを読み取るイメージスキャナであることを特徴
とする請求項１または２記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 前記画像入力手段は，外部装置からカラ
ー画像データを入力する外部インターフェイス回路であ
ることを特徴とする請求項１または２記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5235547A JPH0766951A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5235547A JPH0766951A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0766951A true JPH0766951A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16987603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5235547A Pending JPH0766951A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766951A (ja) |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP5235547A patent/JPH0766951A/ja active Pending
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