JP2009089809A - 移動側部材の摺動装置 - Google Patents

移動側部材の摺動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009089809A
JP2009089809A JP2007261458A JP2007261458A JP2009089809A JP 2009089809 A JP2009089809 A JP 2009089809A JP 2007261458 A JP2007261458 A JP 2007261458A JP 2007261458 A JP2007261458 A JP 2007261458A JP 2009089809 A JP2009089809 A JP 2009089809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
sliding
moving
side member
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007261458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5081564B2 (ja
Inventor
Masahiko Okazaki
正彦 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Accuride Japan Inc
Original Assignee
Accuride Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Accuride Japan Inc filed Critical Accuride Japan Inc
Priority to JP2007261458A priority Critical patent/JP5081564B2/ja
Publication of JP2009089809A publication Critical patent/JP2009089809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5081564B2 publication Critical patent/JP5081564B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】移動側部材の摺動装置に関するもので、スライドレールの構造に関係なく、移動側部材と固定側部材間に自動引き込み機能と自動押し出し機能を機械的に設ける事が出来る移動側部材の摺動装置を提供する。
【解決手段】移動側部材に取付けられた摺動力付加部材と、固定側部材に取付けられた摺動力受動部材と、移動側部材を引き込み状態で保持するラッチ部材からなり、摺動力付加部材は、一部が弾性的に摺動力受動部材に圧接し、摺動力受動部材は、移動側部材が所定位置に達すると所定位置まで引き込み、引き込まれた移動側部材が所定位置に達すると押し出し力に変換させる変換機構を有し、ラッチ部材は、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力が、移動側部材の引きこみ力から押し出し力に変化した状態で、移動側部材を一旦停止状態に保持するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、OA機器の引き出し部分、家具等の載置板部、陳列棚等のスライド棚等の移動側部材を、引出し状態(スライド状態)から収納位置(最終所定位置)まで完全に移動させなくても、一定位置まで収納させると、後は固定側部材に自動的に引き込まれて保持状態となり、移動側部材を固定側部材に勢いよく移動させた時に生じる移動側部材の跳ね返り、あるいは、運搬時、地震時等に移動側部材が不用意に固定側部材から飛び出すのを防止する自動引き込み機能と、保持状態を解除すると移動側部材が所定位置まで自動的に押し出される自動押し出し機能の両方を有する移動側部材の摺動装置に関するものである。
家具本体等の固定側部材に載置板等の移動側部材を収納する時、移動側部材を勢い良く収納すると、収納時の跳ね返りによって、移動側部材が完全に収納されなかったり、あるいは、移動側部材を最初から完全に収納していなかったりする場合があり、家具の運搬時、地震時に不都合が発生する原因となっていた。
この問題を解決するため、移動側部材に取付けられた摺動力付加部材と、摺動力付加部材に対応して固定側部材に取付けられた摺動力受動部材からなり、摺動力付加部材は、移動側部材が固定側部材に対して最終所定位置に近づいたとき、摺動力受動部材に一部が弾性的に圧接する圧接機構を有し、摺動力受動部材は、圧接機構の圧接力を移動側部材を固定側部材に対し最終所定位置となす方向への引き込み力に変化させる案内傾斜面を設けた、引き込み機能をスライドレールに設けたものが提供されている。(例えば特許文献1参照。)
この場合、摺動力受動部材は、摺動力付加部材と共に移動側メンバーの収納側端部に取付ける構成であるため、移動側メンバーの摺動距離に比較して摺動力受動部材は極端に短く構成されることとなる。
したがって、引き込み開始位置と引き込み終了位置との距離が短くなり、急激に引き込まれるたり、あるいは、収納保持された移動側部材を引き出すのに、予測以上の引き出し力を要するなど、好ましい引き込み効果を得ることができなかった。
一方、両手が塞がっている状態で使用される機会が多い機器類や、デザイン的な理由等から引き手を設けない引き出し等が、最終所定位置の保持状態から、保持状態を解除、あるいは、一度押し込む動作で、後は自動的に引き出しが所定位置まで引き出される押し出し機能を有するものとして、固定側レールに対し、滑車機構を有する移動側レールを固定側レールの長手方向に移動可能に取り付け、滑車機構の滑車にU字状に巻装したワイヤーの一端部を移動側レールの一端部に、他端部を固定側レールの一端部にそれぞれ取り付け、滑車機構と固定側レールの他端部との間に引張りスプリングを設けた構成を有したものが提供されている。(例えば特許文献2参照。)
この場合、ワイヤー、滑車機構、滑車機構、引張りスプリングはすべて、固定側レールと移動側レール間の内部に配設されている。
このため、固定側レールと移動側レールからなるスライドレール本体を組上げる過程において、予めワイヤー、滑車機構、引張りスプリングを組み込まねばならず、生産効率が非常に悪いという問題があった。
さらに、ワイヤー、滑車機構、引張りスプリングに故障が発生した場合、内部に組み込まれているので、故障部分だけの取り替えができず、スライドレール全体を取り替える必要がありコスト高となっていた。
一方、近年、特に高品質のOA機器(特に複写機)、あるいは、高品質のシステムキッチン等においては、高級感を醸し出すため、各部分に高機能が要求されている。
例えば、複写機においてはペーパートレーに、システムキッチンにおいては抽斗に、自動引きこみ機能と自動押し出し機能を合わせ持つことが強く要望されていた。
しかしながら、自動引き込み機能と自動押し出し機能は矛盾した動きとなるため、モーターを使用した電気的なものは提供されていたが、非常に高価になることと、故障時の修理等に問題があった。
特開2007−195754号公報 特開平4−161108号公報
本発明は、上記問題に鑑み、簡単な構造で安価に製作出来、スライドレールの構造に関係なく、移動側部材と固定側部材間に自動引き込み機能と自動押し出し機能を機械的に設ける事が出来る移動側部材の摺動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が手段とする第1の特徴は、固定側部材あるいは移動側部材のいずれか一方側に取付けられた摺動力付加部材と、摺動力付加部材に対応して他方側に取付けられた、移動側部材の摺動距離とほぼ等しい長さの摺動力受動部材と、移動側部材を引き込み状態で保持する、移動側部材と固定側部材間に設けられたラッチ部材からなり、摺動力付加部材は、常に一方向にのみ弾性力が付与されて一部が弾性的に摺動力受動部材に圧接し、摺動力受動部材は、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を、移動側部材が所定位置に達すると引きこみ力に変換して移動側部材を所定位置まで引き込み、引き込まれた移動側部材が所定位置に達すると押し出し力に変換させる変換機構を有し、ラッチ部材は、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力が、移動側部材の引きこみ力から押し出し力に変化した状態で、移動側部材を一旦停止状態に保持するものである。
次に本発明が手段とする第2の特徴は、第1の手段として構成したところに加え、変換機構は、外部からの収納力によって移動側部材が所定位置に達すると、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を、移動側部材の引きこみ力に変換させる引き込み案内路と、引き込まれた移動側部材の一部が所定位置に達すると摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を押し出し力に変換させる押し出し案内路を有し、引き込み案内路と押し出し案内路は収納側端部で変換案内路を介して連続しているものである。
次に本発明が手段とする第3の特徴は、第2の手段として構成したところに加え、摺動力付加部材は、先端部に設けられた回転ローラーが、常に変換機構の引き込み案内路と押し出し案内路に圧接するよう弾性力が負荷された弾性圧接腕を有し、引き込み案内路は、回転ローラーの圧接力が移動側部材を固定側部材に対し、引き込み力に変化させる方向に傾斜し、押し出し案内路は、回転ローラーの圧接力が移動側部材を固定側部材に対し、押し出し力に変化させる方向に傾斜し、引き込み案内路の引き出し側には開閉摺動路が設けられ、押し出し案内路と開閉摺動路間には引き出し摺動路が設けられ、引き出し摺動路と開閉摺動路の連続部分は、引き出し摺動路から開閉摺動路の方向にのみ回転ローラーが通過可能に構成されているものである。
請求項1に記載の発明によると、摺動力付加部材と、摺動力付加部材に対応して取付けられた摺動力受動部材の2つの部材と、ラッチ部材から構成されるだけであるから、構造が簡単で、部材点数が少なく、組立も容易で、安価に製作できる。
又、摺動力付加部材と摺動力受動部材をスライドレールとは関係ない外部に設けることによって、どのようなスライドレールの形態であっても使用することができる。
さらに、摺動力付加部材は、一方向に弾性力を付与するだけの簡単な構成であるから故障の発生もなく、安定した摺動状態を得ることができる。
又、摺動力受動部材は、移動側部材の摺動距離とほぼ同等の長さで設けられているので、移動側部材が引き込まれる所定位置を広範囲から決定することができるので、所望の収納感覚(引き込み感覚)及び引き出し感覚を得ることができる。
さらに、ラッチ部材は、摺動力付加部材及び摺動力受動部材とは関係しない、移動側部材と固定側部材間に設けられているので、ラッチ部材を操作する操作部材を例えば移動側部材に形成された引き手等に設けるなど、ラッチの解除を所望の位置ですることができる。
請求項2に記載の発明によると、上記効果に加え、変換機構は、引き込み案内路と押し出し案内路からなる簡単な構成であるから、安価に製作でき、故障が発生する要因もほとんどない。
又、引き込み案内路と押し出し案内路は収納側端部で変換案内路を介して連続して形成されているので、移動側部材の摺動が引き込み移動から押し出し移動にかわる場合も、違和感のない、円滑な摺動状態を得ることができる。
請求項3に記載の発明によると、請求項2に記載の発明の効果に加え、摺動力付加部材は回転ローラーを有しているので、引き込み案内路と押し出し案内路に圧接していても、移動側部材の摺動に影響を与える事がない。
又、回転ローラーの圧接力が、移動側部材の押し出し力あるいは引き込み力に変化する方向に、押し出し案内路と引き込み案内路を傾斜させるだけの構成であるから、構造が簡単で安価に製作できる。
さらに、引き込み案内路の引き出し側には開閉摺動路が設けられ、押し出し案内路と開閉摺動路間には引き出し摺動路が設けられ、引き出し摺動路と開閉摺動路の連続部分は、引き出し摺動路から開閉摺動路の方向にのみ回転ローラーが通過可能に構成されているので、回転ローラーは、開閉摺動路、引き込み案内炉、押し出し案内路、引き出し摺動路、開閉摺動炉と確実に周回し、安定した引き込み機能と押し出し機能を発揮する。
固定側部材あるいは移動側部材のいずれか一方側に取付けられた摺動力付加部材と、摺動力付加部材に対応して他方側に取付けられた、移動側部材の摺動距離とほぼ等しい長さの摺動力受動部材と、移動側部材と固定側部材間に設けられ、移動側部材を引き込み状態で保持するラッチ部材からなり、摺動力付加部材は、常に一方向にのみ弾性力が付与されて、先端部に設けられた回転ローラーが弾性的に摺動力受動部材に圧接し、摺動力受動部材は、移動側部材が外部からの収納力によって所定位置に達すると回転ローラーの圧接力が移動側部材を引き込む引きこみ力に変化する方向に傾斜する引き込み案内路と、引き込まれた移動側部材が所定位置に達すると、回転ローラーの圧接力が移動側部材を押し出す押し出し力に変化する方向に傾斜する押し出し案内路と、引き込み案内路の引き出し側に設けられた開閉摺動路と、押し出し案内路と開閉摺動路間に設けられた引き出し摺動路を有し、引き出し摺動路と開閉摺動路の連続部分は、引き出し摺動路から開閉摺動路の方向にのみ回転ローラーが通過可能に構成されているものである。
以下、本発明の第1実施例を図1から図11に基づいて説明する。
図1から図4において、符号100、100は、左右のスライドレールを示し、左右のスライドレール100、100は、対向した同形に形成されて、固定側部材200(実施例では、OA機器等の機器本体)と移動側部材203(実施例ではOA機器等のペーパートレー)間に、固定側連結座202、202と移動側連結座204、204を介して連結されている。
そして、それぞれの固定側連結座202、202、移動側連結座204、204間に設けられた移動側部材203の摺動装置500(図3に示す。)、500とスライドレール100、100によって、移動側部材203は、手動によって収納方向へ摺動し、所定位置に達すると自動的に収納側に引き込まれた後、やや引き出し方向に押し出されて停止し、所定位置で収納状態が保持される。そして、所定の操作によって移動側部材203の保持状態が解除されると、移動側部材203は所定位置まで自動的に押し出され、後は手動によって引き出される。
スライドレール100は、固定側連結座202を介して機器類等の本体側(固定側部材200)に連結される固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動自在な中間メンバー3と、中間メンバー3に摺動自在な移動側メンバー2と、中間メンバー3と固定側メンバー1間に配設されるボールリテーナー4と、中間メンバー3と移動側メンバー2間に配設されるボールリテーナー6より構成されている。
固定側メンバー1は、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げた内面長手方向にボール案内溝を有する上下の両折曲縁11、11と、機器類等の本体側(固定側部材200)あるいは、固定側連結座202と連結される固定側メンバー基板12より断面略C字形に形成されている。
そして、固定側メンバー基板12の収納側端部を移動側メンバー2方向に折り曲げて固定側収納時ストッパー15が形成され、固定側メンバー基板12の引き出し側端部を移動側メンバー2方向に折り曲げて固定側移動時ストッパー14が形成されている。
中間メンバー3は、上記固定側メンバー1に挿入可能な大きさで固定側メンバー1よりやや短い長さの固定側基板31と、固定側基板31の上下端部を外向き円弧状に折り曲げた上下の両折曲縁32、32よりなる断面略C字形の固定側中間メンバー30と、上記移動側メンバー2に挿入可能な大きさで固定側メンバー1よりやや短い長さの移動側基板311と、移動側基板311の上下端部を内向き円弧状に折り曲げた上下の両折曲縁322、322よりなる断面略C字形の移動側中間メンバー300を、固定側基板31の後端部が移動側基板311の後端部より収納側に突出するようずらして背中合わせに固着した断面略I字形に構成されている。
そして、移動側基板311の引き出し側端部を移動側メンバー2方向に折り曲げてボールリテーナー引き出し時ストッパー26が形成され、固定側基板31の収納側端部を固定側メンバー1方向に折り曲げてボールリテーナー収納時ストッパー27が形成されている。
移動側メンバー2は、固定側メンバー1と対向した同形同長に形成され、金属製の細長条板の短手両端部を内向き円弧状に折り曲げて形成された内面長手方向にボール案内溝を有する上下の両折曲縁21、21と、移動側メンバー基板22より、断面略C字形に形成されている。
そして、移動側メンバー基板22の引き出し側端部を固定側メンバー1方向に折り曲げて形成された移動側収納時ストッパー23と、移動側メンバー基板22の収納側端部を固定側メンバー1方向に折り曲げて形成された移動側移動時ストッパー(図示せず。)を有している。
符号28・・・(図3に示す。)は移動側連結座204との連結孔を示している。
ボールリテーナー4、6は対向した同形で、帯条金属板にて固定側メンバー1、移動側メンバー2及び、中間メンバー3との間に挿入可能な大きさで、かつ、両メンバー1、2の半分以下の長さで、基板41、61と上下の折曲片42、42、62、62からなり、基板41、61は中央部をコ字形に折り曲げ、そして、上下の両折曲片42、42、62、62の摺動方向の数箇所に複数個のボール40・・・を回転自在に保持している。
第1実施例のスライドレール100は上記の如く構成され、スライドレール100の最大伸長時には、移動側メンバー2の移動側移動時ストッパーが緩衝部材を介してボールリテーナー6の収納側端面に当接し、ボールリテーナー6の引出し側端面は緩衝部材を介して中間メンバー3のボールリテーナー引き出し時ストッパー26に当接し、中間メンバー3のボールリテーナー収納時ストッパー27がボールリテーナー4の収納側端面に緩衝部材を介して当接し、ボールリテーナー4の引き出し側端面が緩衝部材を介して固定側移動時ストッパー14に当接している。
一方、スライドレール100の最短収縮状態では、移動側メンバー2の引出し側端部の移動側収納時ストッパー23が緩衝部材を介して中間メンバー3の引出し側端部に形成されたボールリテーナー引き出し時ストッパー26に当接し、中間メンバー3の収納側端部に形成されたボールリテーナー収納時ストッパー27が緩衝部材を介して固定側メンバー1の収納側端部に形成された固定側収納時ストッパー15に当接している。
固定側部材200と移動側部材203間に配設される移動側部材203の摺動装置500は、図3〜図11に示す如く、移動側メンバー2と連結された移動側連結座204の収納側端部に取付けられる摺動力付加部材81と、固定側固定側連結座202に取付けられる摺動力受動部材82と、移動側部材200を収納状態に保持する固定側固定側連結座202に取付けられるラッチ部材83より構成されている。
摺動力付加部材81は、弾発体811と、弾発体811によって所定方向に回動力を付与された弾性圧接腕812より構成されている。
弾性圧接腕812は、スライドレール100の厚み方向に扁平で引き出し方向に長い金属製の板体で、引き出し側端部が枢軸813にて移動側連結座204の収納側端部に回動自在に設けられ、先端側(収納側端)には、回転ローラー814が回転自在に取付けられている。
弾発体811は巻きバネ材より形成され、前記枢軸813に外嵌し、一端が枢軸813の移動側で移動側連結座204に設けられた係止ピン815に係止し、他端は枢軸813の収納側で弾性圧接腕812の一部に係止し、図5〜図12において常に時計廻りの方向に回動力を付与している。
すなわち、回転ローラー814は、弾性圧接腕812に付与された弾発体811による回動力によって、摺動力受動部材82に常に弾性的に圧接することとなる。
摺動力受動部材82は、固定側連結座202と連結される連結基板820と、スライドレール100の下方に位置し、引き出し側端部が固定側メンバー1の引き出し側端部とほぼ同じ位置から収納方向に向かって形成された水平な開閉摺動路821と、開閉摺動路821の収納側に連続して設けられた変換機構5と、変換機構5の引き出し側の端部に連続して設けられ、引き出し方向で上方に傾斜し、引き出し側端部が、前記開閉摺動路821と第2開閉摺動路51間に連続する引き出し摺動路822を有している。
変換機構5は、収納側端部が連結基板820の収納側端部に回動自在に連結され、上面部分に開閉摺動路821に連続する第2開閉摺動路51と、第2開閉摺動路51の収納側端部に連続する収納方向で下方に傾斜し、回転ローラー814の弾性的圧接力を移動側部材203(移動側メンバー2)の引きこみ力に変換させる引き込み案内路52を有する案内回動部材50と、引き込み案内路52の収納側端部から、回転ローラー814の通過間隙を有して上下方向で下端が引き出し方向に曲面状に形成された変換案内路54と、変換案内路54の下端部から引き出し側に連続する引き出し方向で下方に傾斜し、回転ローラー814の弾性的圧接力を移動側部材203(移動側メンバー2)の押し出し力に変換させる押し出し案内路55を有し、引き出し側に連続して引き出し摺動路822が形成されている。
そして、第2開閉摺動路51の引き出し側端部を引き出し摺動路822の傾斜角度と同じ角度で切断して傾斜当接面510(図10に示す。)を形成し、引き出し摺動路822の引き出し側端部(上端部)の上面に、傾斜当接面510が当接した(密着した)状態で、第2開閉摺動路51と開閉摺動路821が同一水平面で連続するよう形成されている。
すなわち、案内回動部材50は収納側端部が連結基板820に回動自在に保持され、自重によって、引き出し側端部が引き出し摺動路822の上端部に密着し、下方への回動を阻止されているので、回転ローラー814は、開閉摺動路821から必ず第2開閉摺動路51に移動し、開閉摺動路821から引き出し摺動路822に移動することはない。
一方、案内回動部材50の引き出し側端部は上方5には回動可能であるから、回転ローラー814は引き出し摺動路822から案内回動部材50の引き出し側端部を押し上げて開閉摺動路821に支障なく移動する。
尚、符号825(図4に示す。)は、開閉摺動路821、引き出し摺動路822、押し出し案内路55、変換路案内路54の移動側連結座204側の端部で上方あるいは、引出し側に突出して、回転ローラー814が各案内路を確実に移動するよう設けられた外れ止め突条を示し、符号501は、第2開閉摺動路51、引き込み案内路52の移動側連結座204側の端部で上方に突出して形成された外れ止め突条825と同様の回動部外れ止め突条を示している。
ラッチ部材83は、スライドレール100の引き出し側端部の上方に位置して固定側連結座202に回動自在に取り付けられている。
そして、移動側メンバー2の摺動時に、引き出し側端部に形成された係止爪831の下面が、移動側メンバー2の上折曲縁21の上面に、自重によって常に当接し、スライドレール100最短縮小状態となるやや手前で移動側メンバー3の引き出し側端部が、係止爪831の収納側に位置することで、上折曲縁21から外れて下方に回動して、移動側メンバー2の引き出し側端面に係止し、移動側メンバー2が引き出し方向に摺動するのを阻止している。
又、ラッチ部材83は、左右同時に連動可能に移動側部材203に形成された引手等の操作部、あるいは、固定側部材200に設けられたラッチ部材83の解除用操作部等と連動するよう構成されている。
第1実施例は上記のように構成され、スライドレール100が最も引き出された状態(図5に示す状態)、すなわち、移動側部材203が固定側部材200より完全に引き出され状態で、摺動力付加部材81の弾性圧接腕812に設けられた回転ローラー814が開閉摺動路821の中間部やや前側に弾性的に圧接し、ラッチ部材83の係止爪831の下面が、移動側メンバー2の上折曲縁21の上面に当接した状態で停止している。
この状態から、手動にて移動側部材203を収納していくと、それに伴って、摺動力付加部材81も収納方向に移動し、回転ローラー814は開閉摺動路821から第2開閉摺動路51を通過し、引き込み案内路52の引き出し側端部に位置すると(図6に示す状態。)
、引き込み案内路52は収納方向で下方に傾斜しているので、回転ローラー814の弾性的圧接力によって、回転ローラー814(移動側部材203)は自動的に収納方向に引き込まれ、回転ローラー814が引き込み案内路52の収納側端部から通過間隙53に位置した状態(図7に示す状態、すなわち、スライドレール100の最短縮小状態で、移動側メンバー2の引き出し側端部が、ラッチ部材83の係止爪831の収納側に通過することで、ラッチ部材83は下方に回動し係止姿勢となっている。)から、変換案内路54の下端部から連続する押し出し案内路55の収納側端部に達する。
すると、押し出し案内路55は、引き出し方向で下方に傾斜しているので、回転ローラー814の弾性的圧接力によって、回転ローラー814(摺動力付加部材81すなわち移動側部材203)は自動的に引き出し方向に押し出されるが、ラッチ部材83の係止爪831が移動側メンバー2の引き出し側端部に係止するので、移動側メンバー2(移動側部材203、摺動力付加部材81)の摺動は停止し、移動側部材203の収納状態が維持される。
すなわち、移動側部材203は所定位置から自動的に引き込まれた後、やや前方に押し出された状態の所定位置で保持される。
この移動側部材203の動きは、特に高品質のコピー機に使用されるペーパートレイの動きにもとめられている。つまり、コピー紙を所定位置に収納しておくためには、トレーが一旦収納された状態から、自動的に所定位置まで押し出して停止させる事によって、より確実で、安定した停止位置が得られるからである。
次に、移動側部材203等に形成された引き手等の操作部に設けられたラッチ部材83の解除用操作部等を操作して、移動側メンバー2に対する係止爪831の係止状態を解除すると、押し出し案内路55の収納側の端部側に位置する回転ローラー814の弾性的圧接力と、押し出し案内路55の引き出し方向での下方への傾斜によって、回転ローラー814(摺動力付加部材81すなわち移動側部材203)は自動的に引き出し方向に移動しれ所定位置に達して停止する。(図9に示す状態。)
さらに手動にて移動側部材203を引き出すと、回転ローラー814は引き出し摺動路822から案内回動部材50の引き出し側端部を押し上げて(図10に示す状態。)開閉摺動路821に移動し、やがて移動側部材203は完全に引き出された状態となる。(図5に示す状態。)
尚、第1実施例では、摺動力付加部材材82を移動側に設け、摺動力受動部材81を固定側に設けているが、図5においてラッチ部材83を逆向きに設け、第1実施例の固定側メンバ1を移動側メンバーとし、第1実施例の移動側メンバー2を固定側メンバーとして使用することで、摺動力受動部材81を移動側部材と共に移動さすようにしても第1実施例と同様の効果を得ることができる。
又、第1実施例ではスライドレール100に、固定側連結座202、移動側連結座204を介して摺動力受動部材82と摺動力付加部材材81を連結しているが、スライドレール100と切り離して、固定側部材200、移動側部材203に直接取付けても良い。
次に、第2実施例を図12、図13に基づいて説明する。
第2実施例のスライドレール100は、固定側メンバー1と、固定側メンバー1に摺動可能でほぼ同長の移動側メンバー2と、固定側メンバーと移動側メンバー間に配設され、固定側メンバー1の略4分の1程度の長さのボールリテーナ4と、ボールリテーナー4に回転自在に保持され、固定側メンバー1と移動側メンバー2の上下の両折曲縁間を転動するボール40・・・より構成されている。
摺動力付加部材81は、第1実施例と同様に構成されている。
摺動力受動部材82は、上端部が固定側メンバー1に連結され、固定側部材200に直接連結され、第1実施例同様、水平な開閉摺動路821と、開閉摺動路821の収納側に連続して設けられた変換機構5と、変換機構5の引き出し側の端部に連続して設けられ、引き出し方向で上方に傾斜し、引き出し側端部が、前記開閉摺動路821と第2開閉摺動路51間に連続する引き出し摺動路822を有している。
変換機構5は、収納側端部が連結基板820の収納側端部に回動自在に連結され、上面部分に開閉摺動路821に連続する
第1実施例の引き込み案内路52より緩やかに傾斜する引き込み案内路520を有する案内回動部材50と、引き込み案内路52の収納側端部から、回転ローラー814の通過間隙53を有して上下方向で下端が引き出し方向に曲面状に形成された変換案内路54と、変換案内路54の下端部から引き出し側に連続する引き出し方向で下方に傾斜し、回転ローラー814の弾性的圧接力を移動側部材203(移動側メンバー2)の押し出し力に変換させる押し出し案内路55を有し、引き出し側に連続して引き出し摺動路822が形成されている。
すなわち、第2実施例は、第1実施例とスライドレール100の構造、摺動力受動部材82の取付け、及び、案内回動部材50の構成が異なるだけで、他の構成はほぼ同じで、
作用効果も同様である。
ただ、引き込み案内路52を第1実施例より緩やかに傾斜させて開閉摺動路51の引き出し側端部まで延出させているので、第1実施例の弾発体811より弾発力を強く設定し、移動部材203の引き込み開始位置をより引き出し側方向に近づけている。
本発明の第1実施例の使用状態を示す斜視図 移動側部材を取外した状態の図1に対応する斜視図 第1実施例のスライドレールと移動側部材の摺動装置を示す斜視図 第1実施例のスライドレールの拡大側面図 移動側部材が最も引き出された状態の第1実施例の摺動装置の正面図 移動側部材が引き込まれ始めた状態の第1実施例の摺動装置の正面図 移動側部材が最も引き込まれた状態の第1実施例の摺動装置の正面図 移動側部材が収納状態で保持された状態の第1実施例の摺動装置の正面図 移動側部材が押し出された状態の第1実施例の摺動装置の正面図 移動側部材が引き出される途中の第1実施例の摺動装置の正面図 図8のA部拡大図 移動側部材が最も引き出された状態の第2実施例の摺動装置の正面図 第2実施例の側面図
符号の説明
1 固定側メンバー
100 スライドレール
3 中間メンバー
2 移動側メンバー
200 固定側部材
203 移動側部材
5 変換機構
50 案内回動部材
51 第2開閉摺動路
52 引き込み案内路
53 通過間隙
54 変換案内路
55 押し出し案内路
81 摺動力付加部材
811 弾発体
812 弾性圧接腕
814 回転ローラー
82 摺動力受動部材
821 開閉摺動路
822 引き出し摺動路
83 ラッチ部材
831 係止爪

Claims (3)

  1. 固定側部材あるいは移動側部材のいずれか一方側に取付けられた摺動力付加部材と、摺動力付加部材に対応して他方側に取付けられた、移動側部材の摺動距離とほぼ等しい長さの摺動力受動部材と、移動側部材を引き込み状態で保持する、移動側部材と固定側部材間に設けられたラッチ部材からなり、摺動力付加部材は、常に一方向にのみ弾性力が付与されて一部が弾性的に摺動力受動部材に圧接し、摺動力受動部材は、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を、移動側部材が所定位置に達すると引きこみ力に変換して移動側部材を所定位置まで引き込み、引き込まれた移動側部材が所定位置に達すると押し出し力に変換させる変換機構を有し、ラッチ部材は、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力が、移動側部材の引きこみ力から押し出し力に変化した状態で、移動側部材を一旦停止状態に保持することを特徴とする移動側部材の摺動装置。
  2. 変換機構は、外部からの収納力によって移動側部材が所定位置に達すると、摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を、移動側部材の引きこみ力に変換させる引き込み案内路と、引き込まれた移動側部材の一部が所定位置に達すると摺動力付加部材に付与された一方向の弾性力を押し出し力に変換させる押し出し案内路を有し、引き込み案内路と押し出し案内路は収納側端部で変換案内路を介して連続していることを特徴とする請求項1に記載の移動側部材の摺動装置。
  3. 摺動力付加部材は、先端部に設けられた回転ローラーが、常に変換機構の引き込み案内路と押し出し案内路に圧接するよう弾性力が負荷された弾性圧接腕を有し、引き込み案内路は、回転ローラーの圧接力が移動側部材を固定側部材に対し、引き込み力に変化させる方向に傾斜し、押し出し案内路は、回転ローラーの圧接力が移動側部材を固定側部材に対し、押し出し力に変化させる方向に傾斜し、引き込み案内路の引き出し側には開閉摺動路が設けられ、押し出し案内路と開閉摺動路間には引き出し摺動路が設けられ、引き出し摺動路と開閉摺動路の連続部分は、引き出し摺動路から開閉摺動路の方向にのみ回転ローラーが通過可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の移動側部材の摺動装置。
JP2007261458A 2007-10-05 2007-10-05 移動側部材の摺動装置 Active JP5081564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261458A JP5081564B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 移動側部材の摺動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261458A JP5081564B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 移動側部材の摺動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009089809A true JP2009089809A (ja) 2009-04-30
JP5081564B2 JP5081564B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40662406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007261458A Active JP5081564B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 移動側部材の摺動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5081564B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106579819A (zh) * 2016-10-31 2017-04-26 海宁加平机械股份有限公司 一种新型抽屉滑轨
JP2022532672A (ja) * 2019-05-17 2022-07-15 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 家具部分の移動を制御するための制御カム装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034252U (ja) * 1983-08-16 1985-03-08 株式会社 湘南実業 ワンタツチ式小物収納家具
JPS60108233U (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 松本金属株式会社 抽出の開閉装置
JPH03194229A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Osaka Netsu Shiyori Kk プレート型ストッパー機構付定荷重渦巻きバネ装置
JPH08117044A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Nifco Inc 引出しのスライド機構
JP2007089610A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Kokuyo Furniture Co Ltd 収納家具
JP2007195754A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Nippon Akyuraido Kk 移動側部材の引き込み装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034252U (ja) * 1983-08-16 1985-03-08 株式会社 湘南実業 ワンタツチ式小物収納家具
JPS60108233U (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 松本金属株式会社 抽出の開閉装置
JPH03194229A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Osaka Netsu Shiyori Kk プレート型ストッパー機構付定荷重渦巻きバネ装置
JPH08117044A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Nifco Inc 引出しのスライド機構
JP2007089610A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Kokuyo Furniture Co Ltd 収納家具
JP2007195754A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Nippon Akyuraido Kk 移動側部材の引き込み装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106579819A (zh) * 2016-10-31 2017-04-26 海宁加平机械股份有限公司 一种新型抽屉滑轨
JP2022532672A (ja) * 2019-05-17 2022-07-15 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 家具部分の移動を制御するための制御カム装置
JP7247375B2 (ja) 2019-05-17 2023-03-28 ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハー 家具部分の移動を制御するための制御カム装置
US11795748B2 (en) 2019-05-17 2023-10-24 Julius Blum Gmbh Control cam assembly for controlling a movement of a furniture part

Also Published As

Publication number Publication date
JP5081564B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8459758B2 (en) Drawer slide auto-close dampening system with reset feature
JP5081563B2 (ja) 移動側部材の摺動装置
JP4945138B2 (ja) 移動側部材の引き込み装置
JP5081562B2 (ja) 移動側部材の摺動装置
JP5081564B2 (ja) 移動側部材の摺動装置
JP5514379B2 (ja) 引込み機能を有するスライドレール
JP6752051B2 (ja) スライドレール
JP5184109B2 (ja) 移動側部材の摺動装置
JP4945172B2 (ja) 移動側部材の引き込み装置
JP4953755B2 (ja) スライドレール
JP5373698B2 (ja) 引込み機能を有するスライドレールにおける減速装置
US8439459B2 (en) Apparatus for latching a drawer using a cam latch
JP4695885B2 (ja) スライドレール
JP2006102294A (ja) 飛び出し・引き込み装置
JP5214376B2 (ja) 移動側部材の引き込み装置
JP6821214B2 (ja) スライドレール
JP2011239850A (ja) 引込み機能を有するスライドレールにおける減速装置
JP5154870B2 (ja) スライドレール
JP2001190347A (ja) スライドレールのロック装置
JP6646109B2 (ja) 逆序列機構スライドレール
JP5203263B2 (ja) スライドレール
JP6752098B2 (ja) スライドレール
JP2008119178A (ja) スライドレール
JP2022062279A (ja) ロック装置付きのスライドレール
JP2022016128A (ja) 引き込み装置付きスライドレール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5081564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250