JP2009088781A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、アンテナの実装に基づく第1回路基板の実装面積の減少を抑制しつつ、アンテナの性能劣化を抑制することのできる通信機器を提供することを目的とする。
【解決手段】通信機器としての携帯電話機1は、操作部側筐体2と、操作部側筐体2内に配置されるメイン回路基板70と、メイン回路基板70に取り付けられるサブケース90と、サブケース90に配置されると共にメイン回路基板70から給電されるアンテナ108と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、アンテナを有する通信機器に関する。
近年、通信機器としての携帯電話機において、アンテナは、デザイン等の理由により筐体内部に収納配置されるようになっている。
筐体にアンテナが収納配置された携帯電話機として、筐体と、筐体内に配置される第1の回路基板と、前記第1の回路基板に配設されるアンテナと、を有する携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−31909号公報
しかし、特許文献1の携帯電話機において、アンテナが第1の回路基板に配置されるため、第1の回路基板における実装面積が減少するという課題があった。また、アンテナが、第1の回路基板に形成されるグランドパターンや実装される電子部品に近接して配置されることとなるため、アンテナの性能劣化が生じるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑み、アンテナの実装に基づく第1回路基板の実装面積の減少を抑制しつつ、アンテナの性能劣化を抑制することのできる通信機器を提供することを目的とする。
本発明は、筐体と、前記筐体内に配置される第1回路基板と、前記第1回路基板に取り付けられるケース部材と、前記ケース部材に配置されると共に前記第1回路基板から給電されるアンテナと、を備える通信機器に関する。
また、前記ケース部材には、前記第1回路基板に電気的に接続される電子部品又は前記電子部品が実装された第2回路基板が配置されることが好ましい。
また、前記ケース部材には、該ケース部材における一方側に前記アンテナが配置されると共に、他方側に前記電子部品又は前記第2回路基板が配置されることが好ましい。
また、前記アンテナは、前記第1回路基板に対向して配置されることが好ましい。
また、前記アンテナは、前記第1回路基板側に配置され弾性変形した状態で前記第1回路基板に当接される弾性変形部を有すると共に、前記第1回路基板に当接した弾性変形部を介して該第1回路基板から給電されることが好ましい。
本発明によれば、第1回路基板と、第1回路基板に取り付けられるケース部材と、ケース部材に配置されると共に前記第1回路基板から給電されるアンテナとを備えることで、アンテナの実装に基づく第1回路基板の実装面積の減少が抑制され、更にはアンテナと第1回路基板に形成されるグランドパターンや実装される電子部品とが離間されるため、アンテナの性能劣化が抑制される通信機器が提供される。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、通信機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。
図1に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクとしての音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、外面がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3bには、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしての音声出力部22と、が露出するように配置される。ここで、表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
次いで、図2から図5により、操作部側筐体2及び表示部側筐体3の内部構造について説明する。図2は、操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。図3は、表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。図4は、サブケース90及びサブ回路基板100の斜視図である。図5は、アンテナ108とメイン回路基板70の接続状態を説明する部分断面図である。
図2に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース2aと、キー構造部40と、キー基板50と、ケース体60と、基準電位パターン層75及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュール等の各種電子部品を備える第1回路基板としてのメイン回路基板70と、アンテナ108を有するケース部材としてのサブケース90と、第2回路としてのサブ回路基板100と、バッテリリッド2cを備えたリアケース2bと、バッテリ80とを備える。
フロントケース2aとリアケース2bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース2aとリアケース2bとの間には、キー構造部40と、キー基板50と、ケース体60と、メイン回路基板70と、サブケース90と、サブ回路基板100と、が挟まれるようにして内蔵される。
フロントケース2aには、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3の表示部21と対向する内側面に、第1開口部としてのキー孔13a、14a、15aが形成される。キー孔13a、14a、15aそれぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13bの押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14bの押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bの押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b及び決定操作キー部材15bの押圧面を押し下げるように押圧することで、対応するキースイッチ51、52、53それぞれに設けられる後述のメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
キー構造部40は、操作部材40Aと、補強部材としてのキーフレーム40Bと、シート部材としてのキーシート40Cと、により構成される。
操作部材40Aは、複数のキー操作部材により構成される。具体的には、機能設定操作キー部材13bと、入力操作キー部材14bと、決定操作キー部材15bとにより構成される。操作部材40Aを構成する各操作キー部材それぞれは、後述するキーフレーム40Bを挟んでキーシート40Cに接着される。キーシート40Cに接着された各操作キー部材それぞれにおける押圧面は、上述の通り、キー孔13a、14a、15aそれぞれから外部に露出して配置される。
キーフレーム40Bは、孔部14cが複数形成された金属性の板状部材である。キーフレーム40Bは、入力操作キー部材14bの押圧によるメイン回路基板70等への悪影響を防ぐための補強部材である。また、キーフレーム40Bは導電性の部材であり、入力操作キー部材14bにおける静電気を逃がすための部材としても機能する。キーフレーム40Bに形成される複数の孔部14cには、後述するキーシート40Cに形成される凸部14dが嵌合するように配置される。そして、この凸部14dに入力操作キー部材14bが接着される。
キーシート40Cは、可撓性を有するシリコンゴム製のシート状部材である。キーシート40Cには、上述の通り、複数の凸部14dが形成される。複数の凸部14dは、キーシート40Cにおけるキーフレーム40Bが配置される側の面に形成される。この複数の凸部14dそれぞれは、後述するキースイッチ52に対応する位置に形成される。
キー基板50は、キーシート40C側に配置される複数のキースイッチ51、52、53を有する。複数のキースイッチ51、52、53、それぞれは、各操作部材40Aに対応する位置に配置される。キー基板50に配置されるキースイッチ51、52、53は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する構造になっている。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通するように構成される。なお、キー基板50は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んだものである。
キー基板50がケース体60における平板部61に載置されるので、操作部材40Aそれぞれが押圧されることによる圧力や撓みは、ケース体60の下方に配置されるメイン回路基板70に伝達されにくい。
ケース体60は、薄型の直方体における一の広い面が開口した形状を有する導電性の部材である。ケース体60は、平板部61における開口側の面に略垂直に形成されるリブ62を有する。リブ62は、メイン回路基板70に実装される各種電子部品のうち最も高さのある電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブ62は、平板部61の周縁及び内側に基準電位部を構成する基準電位パターン層75に対応するように形成される。具体的には、ケース体60がメイン回路基板70に載置された状態で、基準電位パターン層75上に配置されるようにリブ62が形成される。なお、ケース体60は、金属により形成するほか、骨格を樹脂により形成し、その表面に導体膜を形成したものでもよい。
ケース体60は、リブの底面が基準電位パターン層75に当接されることで、該基準電位パターン層75と電気的に接続される。ケース体60は、基準電位パターン層75と電気的に導通して該基準電位パターン層75と同じ大きさの電位を有するようになる。つまり、ケース体60は、シールドケースとして機能する。ケース体60は、シールドケースとして外部からの高周波等のノイズがメイン回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等に作用することを抑制する。具体的には、ケース体60におけるリブ62の底面が基準電位パターン層75上に配置されることで、後述する各回路はリブ62により囲われると共に平板部61の一部により覆われる。リブ62は、各回路における隔壁として機能し、平板部61の一部と共に各回路をシールドする。
メイン回路基板70には、アンテナ108が送受信する信号を処理する信号処理部を含む不図示の各種電子部品や回路が配置される。各種電子部品は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、RF(Radio Frequency)回路、電源回路等を含む各種回路ブロックが形成される。
メイン回路基板70におけるケース体60側の第1面70aには、上述の各種電子部品のほか、基準電位部を構成する基準電位パターン層75が形成される。基準電位パターン層75は、上述の各回路ブロックを区画するように形成される。基準電位パターン層75は、メイン回路基板70の第1面70aの表面に導電性の部材を所定パターンで印刷することで形成される。また、メイン回路基板70におけるリアケース2b側の第2面70bには、後述するアンテナ108が当接するランド130が形成される。このメイン回路基板70における第2面70b側には、サブ回路基板100を配置するためのサブケース90が積層配置される。
サブケース90は、樹脂により形成される絶縁性の部材である。サブケース90は、メイン回路基板70の第2面70bにおける連結部4側に取り付けられる。すなわち、サブケース90は、第1面70aにおいて電子部品等が配置された領域に対応する第2面70bの所定領域(反対側)に取り付けられる。
サブケース90におけるメイン回路基板70と反対側の面には、サブ回路基板100が固定される。サブケース90がメイン回路基板70に固定されることで、サブ回路基板100は、メイン回路基板70と所定の位置関係で配置される。
サブケース90におけるメイン回路基板70側の面には、アンテナ108が配置される。サブケース90におけるメイン回路基板70側の面であって操作部側筐体2の幅方向における端部側には、アンテナ108が配置される。
図4及び図5に示すように、アンテナ108は、所定形状の板金が屈曲されて形成される。アンテナ108は、サブケース90における平面部に沿うように配置される平面部108aと、アンテナ108における一端側に位置し平面部108aと略垂直に配置される垂直部108bと、他端側に位置しメイン回路基板70側に突出する弾性変形部としてのバネ部120と、平面部108aに形成される取り付け孔110b、111bと、バネ部120における最も回路基板70側に突出した位置に形成される給電端子部121と、を有する。バネ部120は、給電端子部121をメイン回路基板70の第2面70bに形成されたランド130に当接させるよう付勢する付勢部として機能する。バネ部120に含まれる給電端子部121がメイン回路基板70のランド130に当接されることで、アンテナ108は、メイン回路基板70から給電される。
アンテナ108は、サブケース90に形成された突起部110a、111aに取り付け孔110b、111bが被嵌されると共に、熱圧着処理がされることでサブケース90に取り付けられる。サブケース90がメイン回路基板70に取り付けられることで、アンテナ108は、メイン回路基板70に対して所定の位置関係で配置される。サブケース90がメイン回路基板70に取り付けられることで、アンテナ108は、サブケース90におけるメイン回路基板70側の面に配置される。そして、給電端子部121は、メイン回路基板70の第2面70bに形成された所定のランド130に当接した状態で配置される。
この状態において、アンテナ108は、メイン回路基板70から離間して配置されると共に、給電端子部121は、メイン回路基板70に形成されたランド130に当接して配置される。サブケース90がメイン回路基板70に取り付けられた状態において、平面部108aとメイン回路基板70との間の距離は、バネ部120における自然状態の高さ方向の距離よりも小さくなるように設定されている。これにより、バネ部120は、弾性力により給電端子部121をメイン回路基板70側に付勢する。言い換えると、バネ部120は、弾性力によりメイン回路基板70に形成されたランド130との当接を維持するよう給電端子部121をフロントケース2a側に付勢する。
アンテナ108は、操作部側筐体2における連結部4側の端部側に配置されると共に、操作部側筐体2の厚さ方向における中央部に配置される。アンテナ108は、操作時に近接する人体の影響を受けにくい位置に配置される。また、アンテナ108は、メイン回路基板70の第1面70aに配置された電子部品や基準電位パターン層75から所定距離だけ離間して配置される。また、アンテナ108は、サブケース90を挟んでサブ回路基板100とも離間して配置される。
サブ回路基板100には、メイン回路基板70に電気的に接続される電子部品が実装されると共に基準電位パターン層が形成される。サブ回路基板100は、サブケース90におけるメイン回路基板70と反対側に固定される。サブケース90が上述のようにメイン回路基板70における第2面70b側に固定されるので、サブ回路基板100は、メイン回路基板70と所定の位置関係で配置される。サブ回路基板100に実装された電子部品は、メイン回路基板70に実装された複数の電子部品と協働して携帯電話機1における諸機能を発揮するのに寄与する。
リアケース2bの一端側(図2において)には、取り外し可能なバッテリリッド2cが設けられており、バッテリ80をリアケース2bの外側から収納した後、リアケース2bに装着される。また、リアケース2bにおける一端側には、ユーザの音声を入力する不図示の音声入力部12(特にマイク)が収容される。
図3に示すように、表示部側筐体3は、フロントパネル3aと、音声出力部22と、フロントケース3bと、音声出力部22と、表示部21と、表示部21が接続されたプリント基板85と、リアケース3cと、リアパネル3dと、を備える。
表示部側筐体3は、フロントパネル3aと、フロントケース3bと、表示部21と、プリント基板85と、リアケース3cと、リアパネル3dとがそれぞれが積層的に配置される。具体的には、フロントケース3bとリアケース3cとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。
そして、フロントケース3bとリアケース3cとの間には、表示部21が接続されたプリント基板85が挟まれるようにして内蔵される。プリント基板85には、不図示のアンプと接続されるスピーカが接続される。
本実施形態によれば、携帯電話機1は、メイン回路基板70に取り付けられるサブケース90と、サブケース90に配置されメイン回路基板70から給電されるアンテナ108と、を備える。メイン回路基板70に取り付けられるサブケース90にアンテナ108が配置されるので、アンテナ108は、メイン回路基板70に形成される基準電位パターン層75や実装される電子部品から離間して配置される。これにより、アンテナ108の性能劣化が抑制されると共に、メイン回路基板70の実装面積が確保できる。
また、本実施形態によれば、サブケース90には、メイン回路基板70に電気的に接続される電子部品が実装されると共に基準電位パターン層が形成されたサブ回路基板100が配置される。これにより、本来メイン回路基板70に実装されるべき電子部品がサブ回路基板100に配置されるので、メイン回路基板70を小型化することができる。
また、本実施形態によれば、サブケース90には、該サブケース90における一方側にアンテナ108が配置されると共に、他方側に第2回路基板が配置される。これにより、アンテナ108は、サブ回路基板100とも離間して配置されるので、サブ回路基板100の電子部品及び基準電位パターン層に起因するアンテナ108の性能劣化を更に好適に抑制できる。
また、本実施形態によれば、アンテナ108は、メイン回路基板70に対向して配置される。具体的には、操作部側筐体2において、メイン回路基板70と、アンテナ108と、サブケース90と、サブ回路基板100とを厚さ方向に積層して配置することができる。つまり、アンテナ108を操作部側筐体2の厚さ方向における内部側に配置することができる。これにより、人体の接近にともなうアンテナ108の性能劣化を好適に抑制できる。
また、本実施形態によれば、アンテナ108は、メイン回路基板70側に配置され弾性変形した状態でメイン回路基板70に当接されるバネ部120を有すると共に、メイン回路基板70に当接したバネ部120を介して該メイン回路基板から給電される。アンテナ108とメイン回路基板70(ランド130)との当接度が向上されるので、メイン回路基板70からアンテナ108への給電が確実に実現される。また、給電ピン等の部材を用いる必要がないので、部品点数を削減することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、通信機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、本実施形態においては、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、このような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機1は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態によれば、サブケース90にはメイン回路基板70に電気的に接続される電子部品が実装されたサブ回路基板100が取り付けられているが、これに限定されず、電子部品が直接実装されてもよい。
携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。 操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。 表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。 サブケース90及びサブ回路基板100の斜視図である。 アンテナ108とメイン回路基板70の接続状態を説明する部分断面図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
50 キー基板
60 ケース体
70 メイン回路基板
90 サブケース
100 サブ回路基板
108 アンテナ
120 バネ部
121 給電端子部
130 ランド

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置される第1回路基板と、
    前記第1回路基板に取り付けられるケース部材と、
    前記ケース部材に配置されると共に前記第1回路基板から給電されるアンテナと、を備える通信機器。
  2. 前記ケース部材には、前記第1回路基板に電気的に接続される電子部品又は前記電子部品が実装された第2回路基板が配置される請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記ケース部材には、該ケース部材における一方側に前記アンテナが配置されると共に、他方側に前記電子部品又は前記第2回路基板が配置される請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記アンテナは、前記第1回路基板に対向して配置される請求項3に記載の通信機器。
  5. 前記アンテナは、前記第1回路基板側に配置され弾性変形した状態で前記第1回路基板に当接される弾性変形部を有すると共に、前記第1回路基板に当接した弾性変形部を介して該第1回路基板から給電される請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の通信機器。
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