JP2009088141A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】バイポーラトランジスタを含む半導体装置の特性を安定化させることが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】この半導体装置100の製造方法は、シリコン基板11にバイポーラトランジスタ1を形成する半導体装置の製造方法であって、シリコン基板11の表面に、領域Aを囲むようにLOCOS法により素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aを形成する工程と、所定の不純物が素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aをマスクとしてシリコン基板11の表面に不純物をイオン注入する工程と、注入された不純物を拡散させることにより、バイポーラトランジスタ1の埋込コレクタ領域13cと、プラグ14とを接続するためのリーチスルー領域13bを形成する工程とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】この半導体装置100の製造方法は、シリコン基板11にバイポーラトランジスタ1を形成する半導体装置の製造方法であって、シリコン基板11の表面に、領域Aを囲むようにLOCOS法により素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aを形成する工程と、所定の不純物が素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aをマスクとしてシリコン基板11の表面に不純物をイオン注入する工程と、注入された不純物を拡散させることにより、バイポーラトランジスタ1の埋込コレクタ領域13cと、プラグ14とを接続するためのリーチスルー領域13bを形成する工程とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体基板にバイポーラトランジスタを形成する半導体装置の製造方法に関する。
従来、半導体基板にバイポーラトランジスタを形成する半導体装置の製造方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の半導体装置の製造方法では、まず、半導体基板の表面にLOCOS酸化膜を形成する。その後、LOCOS酸化膜に囲まれた領域に対応する領域が開口されたレジスト膜を形成するとともに、そのレジスト膜をマスクとして、不純物をイオン注入する。この注入された不純物による不純物領域により、バイポーラトランジスタの埋込コレクタ領域と外部の電極とを接続するための接続領域を形成する。
しかしながら、上記特許文献1の半導体装置の製造方法では、レジスト膜をマスクとして不純物をイオン注入しているので、レジスト膜がずれた位置に形成された場合には、不純物がずれた位置に注入されてしまう。この場合、埋込コレクタ領域と外部の電極とを接続するための上記イオン注入された不純物からなる接続領域がずれた位置に形成されてしまう。したがって、レジスト膜の開口の位置を精度良く制御することが困難な場合には、接続領域の位置が安定しないので、バイポーラトランジスタの特性およびバイポーラトランジスタを含む半導体装置の特性を安定化させることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、バイポーラトランジスタを含む半導体装置の特性を安定化させることが可能な半導体装置の製造方法を提供することである。
この発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板にバイポーラトランジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、半導体基板の表面に、第1領域を囲むように第1絶縁膜を形成する工程と、所定の不純物が第1絶縁膜に囲まれた第1領域の形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、第1絶縁膜をマスクとして半導体基板の表面に前記不純物をイオン注入する工程と、注入された不純物を拡散させることにより、バイポーラトランジスタのコレクタ領域と、外部の電極とを接続するための接続領域を形成する工程とを備える。
本発明では、上記のように、所定の不純物が第1絶縁膜に囲まれた第1領域の形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、第1絶縁膜をマスクとして半導体基板の表面に不純物をイオン注入することによって、注入した不純物を第1絶縁膜に囲まれた第1領域の形状を反映するように自己整合的に分布させることができる。また、注入した不純物を拡散させることにより形成する接続領域も、第1絶縁膜に囲まれた第1領域の形状を反映するように形成される。したがって、レジスト膜の開口の位置に拘わらず、接続領域を第1絶縁膜の位置に合わせて形成することができるので、接続領域の位置が製品によってずれてしまうのを抑制することができる。これにより、バイポーラトランジスタの特性およびバイポーラトランジスタを含む半導体装置の特性を安定化させることができる。これにより、製品の歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による半導体装置100の断面図である。
本実施形態による半導体装置100は、図1に示すように、p型のシリコン基板11にバイポーラトランジスタ1が形成されている。また、シリコン基板11の表面には、約410nmの厚みを有する素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aが形成されている。また、p型のシリコン基板11のバイポーラトランジスタ1が形成される領域の表面には、n型のコレクタ領域13aと、n+型のリーチスルー領域13bと、コレクタ領域13aおよびリーチスルー領域13bの下方に位置するn+型の埋込コレクタ領域13cとが形成されている。リーチスルー領域13bは、埋込コレクタ領域13cとプラグ14とを接続するために設けられている。なお、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aは、本発明の「第1絶縁膜」の一例である。また、リーチスルー領域13bは、本発明の「接続領域」の一例である。
また、コレクタ領域13aの表面上には、p型の内部ベース層15とp+型の外部ベース層16および17とが形成されている。また、内部ベース層15の表面には、n型の不純物領域からなるエミッタ層18が形成されている。また、エミッタ層18の表面には、ポリシリコン膜からなるn+型のエミッタ電極19が形成されている。また、エミッタ電極19の側面を覆うように、サイドウォール絶縁膜20が形成されている。また、素子分離絶縁膜12、絶縁膜12a、リーチスルー領域13b、外部ベース層16、外部ベース層17、エミッタ電極19およびサイドウォール絶縁膜20の表面と、プラグ14、21および22の側面とを覆うように、SiO2からなる絶縁膜23が形成されている。また、絶縁膜23のリーチスルー領域13b、エミッタ電極19および外部ベース層16に対応する領域には、それぞれ、コンタクトホール23a、23bおよび23cが形成されている。コンタクトホール23a内には、リーチスルー領域13bに電気的に接続するプラグ14が埋め込まれている。また、コンタクトホール23b内には、エミッタ電極19に電気的に接続するプラグ21が埋め込まれている。また、コンタクトホール23c内には、外部ベース16に電気的に接続するプラグ22が埋め込まれている。また、素子分離絶縁膜12の下方には、p型の素子分離用不純物領域24が形成されている。
図2〜図8は、本実施形態による半導体装置100の製造プロセスを説明するための図である。次に、図1〜図8を参照して、本実施形態による半導体装置100の製造プロセスを説明する。
まず、図2に示すように、p型のシリコン基板11の表面に、約10nmの厚みを有するSiO2からなる酸化シリコン膜30を熱酸化法により形成する。また、酸化シリコン膜30上に、Si3N4からなる窒化シリコン膜31をLP−CVD(減圧CVD)法により形成する。
次に、図3に示すように、フォトリソグラフィ法により図示しないレジスト膜を形成した後、ドライエッチング法により酸化シリコン膜30、窒化シリコン膜31およびシリコン基板11の所定の領域のエッチングを行う。この後、レジスト膜を除去する。
次に、図4に示すように、熱酸化を行うことにより、窒化シリコン膜31の除去された領域に約410nmの厚みを有するSiO2からなる素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aを形成する。この後、燐酸処理を行うことにより、窒化シリコン膜31を除去する。
次に、図5に示すように、フォトリソグラフィ法により、少なくとも素子分離絶縁膜12と絶縁膜12aとに囲まれた領域Aに対応する領域に開口部32aを有するレジスト膜32を形成する。図5では、レジスト膜32の開口部32aは、領域Aの中心線Xに対してずれた位置に形成されている。この後、レジスト膜32をマスクとして、約10nmの厚みを有する酸化シリコン膜30を介して領域Aにリン(P)をイオン注入する。この時の注入エネルギーは、約100keVである。この比較的弱い100keVの注入エネルギーでは、約410nmの厚みを有する素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aがマスクとなるため、リンは、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように、自己整合的にシリコン基板11の表面に分布する。この後、レジスト膜32を除去する。
その後、図6に示すように、約1000℃で所定の時間熱処理することにより、注入したリンの熱拡散を行うことによって、n+型のリーチスルー領域13bを形成する。また、この後、フォトリソグラフィ法により、図示しないレジスト膜を形成するとともに、素子分離絶縁膜12の所定部分を介してホウ素(B)を高い注入エネルギーでイオン注入する。これにより、p型の素子分離用不純物領域24を形成する。この後、レジスト膜を除去する。
次に、図7に示すように、フォトリソグラフィ法により、レジスト膜33を形成する。そして、レジスト膜33をマスクとして、リン(P)を高い注入エネルギーによりイオン注入することによって、埋込コレクタ領域13cを形成する。この後、レジスト膜33を除去する。
そして、図8に示すように、フォトリソグラフィ法により、レジスト膜34を形成する。そして、レジスト膜34をマスクとして、リン(P)をイオン注入することによって、コレクタ領域13aを形成する。この後、レジスト膜34を除去する。
その後、図1に示すように、エッチングによりシリコン酸化膜30を除去するとともに、コレクタ領域13a上に、p型の内部ベース層15と、p+型の外部ベース層16および17と、エミッタ層18と、n+型のエミッタ電極19と、エミッタ電極19の側面を覆うサイドウォール絶縁膜20とを形成する。このようにして、シリコン基板11にバイポーラトランジスタ1が形成される。
その後、素子分離絶縁膜12、絶縁膜12a、リーチスルー領域13b、外部ベース層16、外部ベース層17、エミッタ電極19およびサイドウォール絶縁膜20の表面を覆うように、SiO2からなる絶縁膜23を形成する。そして、絶縁膜23のリーチスルー領域13b、エミッタ電極19および外部ベース層16にそれぞれ対応する位置にコンタクトホール23a、23bおよび23cを形成する。そして、コンタクトホール23a、23bおよび23cに、それぞれ、プラグ14、21および22を形成する。このようにして、本実施形態による半導体装置100が形成される。
本実施形態では、上記のように、リンが素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aをマスクとしてシリコン基板11の表面にリンをイオン注入することによって、注入したリンを素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように自己整合的に分布させることができる。また、注入したリンを拡散させることにより形成するリーチスルー領域13bも、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aの形状を反映するように形成される。したがって、レジスト膜32の開口部32aの位置に拘わらず、リーチスルー領域13bを素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aの位置に合わせて形成することができるので、リーチスルー領域13bの位置が製品によってずれてしまうのを抑制することができる。これにより、バイポーラトランジスタ1の特性およびバイポーラトランジスタ1を含む半導体装置100の特性を安定化させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、注入されたリンを埋込コレクタ領域13cが形成される領域まで熱拡散させることによりリーチスルー領域13bを形成することによって、高い注入エネルギーによりイオン注入を行うことなく、埋込コレクタ領域13cとシリコン基板11の表面とを接続するリーチスルー領域13bを形成することができる。これにより、高い注入エネルギーによりイオン注入を行う場合と異なり、シリコン基板11にイオン注入によるダメージが発生するのを抑制することができる。これによっても、半導体装置100の特性を安定化させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aをマスクとしてイオン注入することができるので、少なくとも素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aに囲まれた領域Aに対応する領域に開口部32aを有するレジスト膜32を形成すれば、リンを領域Aの形状を反映するように自己整合的に分布するように注入することができる。したがって、レジスト膜32の開口部32aの位置を精度良く制御することなく、リーチスルー領域13bを位置ずれを抑制しながら形成することができる。
次に、上記した本実施形態の効果を確認するために行ったシミュレーション結果について説明する。
図9および図10は、不純物が自己整合的に分布するような低い注入エネルギー(100keV)によりイオン注入を行った本発明の上記した実施形態に対応するモデルのイオン注入直後(拡散前)のシミュレーション結果を示す図である。図11および図12は、図9および図10に示した実施形態に対応するモデルに対して熱処理を行うことにより熱拡散を行った後のシミュレーション結果を示す図である。図13および図14は、高い注入エネルギー(700keV)によりイオン注入を行った比較例によるモデルのイオン注入直後のシミュレーション結果を示す図である。
図9に示す実施形態に対応するモデルでは、半導体基板40の表面上に絶縁膜41が形成されている。絶縁膜41には、開口部41aが形成されている。また、絶縁膜41の表面上には、絶縁膜41の開口部41aに対応する領域に開口部42aを有するレジスト膜42が形成されている。このレジスト膜42の開口部42aの中心は、絶縁膜41の開口部41aの中心(中心線X)からずれている。この条件において、不純物を100keVの低い注入エネルギーでイオン注入を行った実施形態に対応するモデルのシミュレーション結果を図9に示す。なお、上記実施形態では、素子分離絶縁膜12と絶縁膜12aとに囲まれた領域A(図5参照)の表面上にシリコン酸化膜30が形成された状態でイオン注入を行った場合を示したが、本シミュレーション(実施形態に対応するモデルおよび比較例によるモデル)では、絶縁膜41の開口部41aにシリコン酸化膜が形成されていない状態でイオン注入を行った。
図9に示すように、絶縁膜41の開口部41aの周縁部には、イオン注入により不純物が注入された不純物領域41bが形成されている。この不純物領域41bは、レジスト膜42の開口部42aの形状を反映するように分布している。ここで、半導体基板40には、イオン注入により不純物が注入された不純物領域40aが形成されている。この不純物領域40aは、絶縁膜41の開口部41aの形状を反映するように自己整合的に分布している。これは、以下の理由によるものと考えられる。すなわち、100keVの低い注入エネルギーでは、不純物イオンが絶縁膜41を通過することが困難であるので、不純物イオンは絶縁膜41の開口部41aを介してのみ半導体基板40に注入される。これにより、半導体基板40の不純物領域40aが絶縁膜41の開口部41aの形状を反映するように自己整合的に分布したと考えられる。また、低いエネルギーでイオン注入を行ったため、図10に示すように、不純物は、半導体基板40の表面近傍(深さ約0.1μm)に濃度のピーク(約2.5×1020cm−3)を有するように分布している。
また、図9および図10に示した状態から約1000℃で熱処理を行うことにより不純物を熱拡散させたシミュレーション結果を図11および図12に示す。
図11に示すように、熱拡散後においても、不純物領域40aは絶縁膜41の開口部41aに合わせて(中心線Xに対して略対象的に)分布している。また、図12に示すように、不純物領域40aは、約0.2μmの深さに約5×1019cm−3の濃度ピークを有するように拡散している。
また、上記実施形態に対応するモデルと同じ条件において、不純物を700keVの高い注入エネルギーでイオン注入を行った比較例によるモデルのシミュレーション結果を図13および図14に示す。
図13に示すように、絶縁膜41の開口部41aの周縁部には、イオン注入により不純物が注入された不純物領域41cが形成されている。この不純物領域41cは、レジスト膜42の開口部42aの形状を反映するように分布している。ここで、半導体基板40には、高い注入エネルギーにより不純物がイオン注入されることにより、不純物領域40bが形成されている。この不純物領域40bも、レジスト膜42の開口部42aの形状を反映するように分布している。すなわち、絶縁膜41の開口部41aからずれた位置に形成されたレジスト膜42の開口部42aに合わせて、絶縁膜41の開口部41aからずれた位置に不純物領域40bが形成されている。これは、以下の理由によるものと考えられる。すなわち、700keVの高い注入エネルギーでは、不純物イオンが絶縁膜41を貫通してしまうので、不純物イオンは絶縁膜41の有無にあまり影響されることなく半導体基板40に注入される。これにより、半導体基板40の不純物領域40bがレジスト膜42の開口部42aに合わせて分布したと考えられる。また、高いエネルギーでイオン注入を行ったため、図10に示すように、不純物は、半導体基板40の表面から約0.9μmの深さに濃度のピーク(約8.5×1019)を有するように分布している。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、領域Aにシリコン酸化膜30を形成した状態でイオン注入を行った例を示したが、本発明はこれに限らず、シリコン酸化膜30がない状態でイオン注入を行ってもよい。
また、上記実施形態では、LOCOS法により形成した素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aをマスクとしたが、本発明はこれに限らず、厚みの大きい絶縁膜であれば、LOCOS法により形成した素子分離絶縁膜12および絶縁膜12a以外の絶縁膜をマスクとして低い注入エネルギーでイオン注入を行ってもよい。
また、上記実施形態では、LOCOS法により素子分離絶縁膜12および絶縁膜12aを形成した例を示したが、本発明はこれに限らず、STI(Shallow Trench Isolation)法により形成してもよい。
1 バイポーラトランジスタ
11 シリコン基板(半導体基板)
12 素子分離絶縁膜(第1絶縁膜)
12a 絶縁膜(第1絶縁膜)
13b リーチスルー領域(接続領域)
13c 埋込コレクタ領域(コレクタ領域)
14 プラグ(電極)
30 シリコン酸化膜(第2絶縁膜)
32 レジスト膜
32a 開口部
100 半導体装置
11 シリコン基板(半導体基板)
12 素子分離絶縁膜(第1絶縁膜)
12a 絶縁膜(第1絶縁膜)
13b リーチスルー領域(接続領域)
13c 埋込コレクタ領域(コレクタ領域)
14 プラグ(電極)
30 シリコン酸化膜(第2絶縁膜)
32 レジスト膜
32a 開口部
100 半導体装置
Claims (5)
- 半導体基板にバイポーラトランジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、
前記半導体基板の表面に、第1領域を囲むように第1絶縁膜を形成する工程と、
所定の不純物が前記第1絶縁膜に囲まれた前記第1領域の形状を反映するように自己整合的に分布するような注入エネルギーにより、前記第1絶縁膜をマスクとして前記半導体基板の表面に前記不純物をイオン注入する工程と、
注入された前記不純物を拡散させることにより、前記バイポーラトランジスタのコレクタ領域と、外部の電極とを接続するための接続領域を形成する工程とを備える、半導体装置の製造方法。 - 前記接続領域を形成する工程は、前記注入された不純物を前記コレクタ領域が形成される領域まで熱拡散させることによって、前記接続領域を形成する工程を含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1絶縁膜を形成した後、前記不純物をイオン注入する工程に先立って、少なくとも前記第1領域に対応する領域に開口を有するレジスト膜を形成する工程をさらに備える、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記コレクタ領域は、前記半導体基板の所定の深さ領域に埋め込まれた埋込コレクタ領域を含み、
前記接続領域が形成される前または後に、イオン注入により前記埋込コレクタ領域を形成する工程をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第1絶縁膜を形成する工程は、前記第1絶縁膜の厚みよりも小さい厚みを有する第2絶縁膜を前記第1絶縁膜により囲まれた前記第1領域の表面に形成する工程を含み、
前記不純物をイオン注入する工程は、前記第2絶縁膜を介して前記不純物をイオン注入する工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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