JP2008108907A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体基板に注入したフッ素のアウトディフュージョンを防ぐことにより、p型MISトランジスタのNBTI耐性を向上させる。
【解決手段】フッ素含有層25が形成された半導体基板1上を保護膜13で覆った状態で、フッ素含有層25のフッ素をゲート絶縁膜7直下の領域に拡散させるための熱処理を行う。
【選択図】図2
【解決手段】フッ素含有層25が形成された半導体基板1上を保護膜13で覆った状態で、フッ素含有層25のフッ素をゲート絶縁膜7直下の領域に拡散させるための熱処理を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、MISトランジスタおよびその製造方法に関し、特に、p型MISトランジスタにおいてNBTI耐性を向上する技術に関する。
近年、LSIの高性能化・高速化に伴い、MISトランジスタは次第に微細化してきており、MISトランジスタのゲート絶縁膜も急速に薄膜化してきている。そのため、薄膜のゲート絶縁膜を均一且つ高信頼性で形成する技術が求められている。このような要求に対して、シリコン酸化膜に代表されるゲート絶縁膜中にハロゲン元素(特にフッ素)を導入することで、膜質が改善されることが知られている。さらにフッ素原子をシリコン/シリコン絶縁膜界面に導入することで、界面準位生成が抑制されることが報告されている。これは、ゲート絶縁膜直下のチャネル領域を構成するシリコン終端部のダングリングボンドがフッ素で終端されることによる効果であると考えられている。その結果、p型MISトランジスタのNBTI耐性が向上することが知られている。さらに、フッ素原子をシリコン基板中に導入することにより、pn接合の逆方向リークを抑制できるという報告もある。
フッ素をゲート絶縁膜直下のチャネル領域を構成するシリコン終端部に導入する方法として、ゲート電極周辺のシリコン基板表面にフッ素を注入した後に熱処理を加えることにより、このフッ素イオンを前記ゲート絶縁膜直下の領域に拡散させる方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
以下に、従来のフッ素イオンをゲート絶縁膜直下の領域に拡散させるMISトランジスタの製造方法を、CMISプロセスを例にして説明する。図8(a)〜図9(d)は、従来のMISトランジスタの製造方法を示す断面図である。
従来の製造方法では、まず、図8(a)に示す工程で、シリコン基板101に素子分離膜102を形成した後に、nMIS形成領域にフォトレジスト103を設け、pMIS形成領域にリン等のn型不純物をイオン注入する。これによりn型ウェル104を形成する。つづいてフォトレジスト103を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。
次いで、図8(b)に示す工程で、pMIS形成領域にフォトレジスト121を設け、nMIS形成領域にp型不純物をイオン注入する。これによりp型ウェル105を形成する。つづいて、図示しないが、フォトレジスト121を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。
次に、図8(c)に示す工程で、活性領域の表面にゲート絶縁膜107を形成し、ゲート電極材料として例えばポリシリコン膜106aを積層する。その後、図示しないが、ゲート電極の空乏化抑制のために、pMIS形成領域にボロン等のp型不純物を、nMIS形成領域にリン等のn型不純物を、それぞれフォトレジストをマスクとすることにより選択的にイオン注入する。
その後、図8(d)に示す工程で、フォトレジスト(図示せず)を用いて、ポリシリコン膜106aを所望の形状にパターニングしてゲート電極106を形成する。
次に、図8(e)に示す工程で、pMIS形成領域にフォトレジスト122を形成した状態でnMIS形成領域にn型不純物をイオン注入し、低濃度のソース・ドレインエクステンション領域108を形成する。その後、フォトレジスト122を除去する。
次に、図9(a)に示す工程で、nMIS形成領域にフォトレジスト123を形成した状態でpMIS形成領域にp型不純物をイオン注入し、ソース・ドレインエクステンション領域109を形成する。次いで、フォトレジスト123を残したままフッ素をシリコン基板101に注入し、フッ素含有層125を形成する。その後、フォトレジスト123を除去する。
次に、図9(b)に示す工程で、ゲート絶縁膜107とシリコン基板101との界面のダングリングボンドを終端させる目的で、熱処理を加え、ソース・ドレインエクステンション領域のフッ素をゲート絶縁膜107直下の領域に拡散させる。
次に、図9(c)に示す工程で、ゲート電極106に対して、サイドウォール110を形成する。
次に、図9(d)に示す工程で、nMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けた後、pMIS形成領域にp型不純物のイオン注入を行う。これにより高濃度のソース・ドレイン領域112の形成とゲート電極106への不純物導入が同時に行われる。続いて、pMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けてnMIS形成領域にn型不純物のイオン注入を行う。これにより高濃度のソース・ドレイン領域111の形成とゲート電極106への不純物導入が同時に行われる。この後、ソース・ドレイン領域およびゲート電極中の不純物を活性化のための熱処理を行う。
その後、図示しないが、公知の技術により、シリサイド層、コンタクト孔およびメタル配線層を形成する。以上の工程により、従来の半導体装置が形成される。
特開2001-156291号公報
しかしながら、シリコン基板におけるpMIS形成領域に注入したフッ素をゲート絶縁膜直下に拡散させるためには高温の熱処理が必要であるが、高温の熱処理を加える際にフッ素がアウトディフュージョンしてしまうという問題があった。また、フッ素のアウトディフュージョンを考慮して、フッ素を高濃度で注入した場合、ゲート電極に多量にフッ素が入ることにより、ゲート電極中のボロンがゲート絶縁膜を突き抜けてシリコン基板中に染み出す、いわゆるボロンの染み出しが発生し、閾値電圧を低下させてしまうという問題があった。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体基板に注入したフッ素のアウトディフュージョンを防ぐことにより、pMISトランジスタのNBTI耐性を向上させることにある。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の上に、ゲート絶縁膜およびゲート電極を形成する工程(a)と、前記工程(a)の後に、前記半導体基板にフッ素を注入する工程(b)と、前記工程(a)の後に、前記半導体基板の上に、前記ゲート絶縁膜および前記ゲート電極を覆う絶縁膜を形成する工程(c)と、前記工程(b)および前記工程(c)の後に、前記半導体基板を熱処理して、前記フッ素を拡散する工程(d)とを備える。
これにより、熱処理の際に、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくくなるため、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染みだしを抑制することができると共に、NBTI耐性を向上させることができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記工程(c)は、前記工程(b)の後に行ってもよい。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記工程(b)は、前記工程(c)の後に行い、前記工程(b)では、前記絶縁膜の上から、前記半導体基板に前記フッ素を注入してもよい。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜はNSG(Non-doped Silicate Glass)であってもよい。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記絶縁膜はFSG(Fluorine doped Silicate Glass)であってもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、前記工程(a)の後で且つ前記工程(d)の前に、前記半導体基板にp型不純物を注入することにより、前記半導体基板における前記ゲート電極の両側方の領域に、ソース・ドレインエクステンション領域を形成する工程をさらに備えていてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、前記工程(d)の後に、前記絶縁膜に対してエッチングを行うことにより、前記ゲート電極の側面上にオフセットサイドウォールを形成する工程をさらに備えていてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法において、前記工程(d)の後に、前記ゲート電極および前記オフセットサイドウォールをマスクとしてp型不純物を注入することにより、前記半導体基板に、ソース・ドレインエクステンション領域を形成する工程とをさらに備えていてもよい。
本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側面上に形成され、フッ素を含むオフセットサイドウォールと、前記オフセットサイドウォールの側面上に形成されたサイドウォールと、前記半導体基板内において、前記ゲート電極の外側の領域に形成されたソース・ドレインエクステンション領域と、前記半導体基板内において、前記ソース・ドレインエクステンション領域の外側の領域に形成されたソース・ドレイン領域と、前記半導体基板における前記ゲート絶縁膜の下方領域に形成されたフッ素含有層とを備える。
このような半導体装置、次のような製法によって製造される。すなわち、半導体基板およびゲート電極の上を覆う絶縁膜を形成した後に、絶縁膜の上から、半導体基板にフッ素を注入する。このとき、必然的に絶縁膜中にもフッ素が含有されることになる。続いて、熱処理を行った後に、絶縁膜に対してエッチングを行うことにより、ゲート電極の側面上に、オフセットサイドウォールを形成する。その後、ゲート電極およびオフセットサイドウォールをマスクとしてイオン注入を行うことにより、ソース・ドレインエクステンション拡散層が形成される。
このような製法により製造された半導体装置では、熱処理の際に、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくくなるため、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染みだしを抑制することができると共に、NBTI耐性を向上させることができる。
本発明の半導体装置において、前記ソース・ドレインエクステンション領域及び前記ソース・ドレイン領域はp型の拡散層からなることが好ましい。
本発明によれば、pMISのソース・ドレインエクステンション領域に注入されたフッ素を、アウトディフュージョンされることなく効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができ、pMISトランジスタのNBTI耐性を向上させることができる。
以下、本発明における実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)〜図2(e)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図1(a)〜図2(e)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
本実施形態の製造方法では、まず図1(a)に示す工程で、シリコンからなる半導体基板1にシャロートレンチアイソレーション(STI)からなる素子分離領域2を形成する。これにより、素子分離領域2に囲まれた半導体基板1からなる活性領域1a、1bを形成する。その後、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト3を設け、半導体基板1におけるpMIS形成領域にリン等のn型不純物をイオン注入する。これによりn型ウェル4を形成する。つづいてフォトレジスト3を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト3を除去する。
次に、図1(b)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト21を設け、半導体基板1におけるnMIS形成領域にp型不純物をイオン注入する。これによりp型ウェル5を形成する。つづいて、図示しないが、フォトレジスト21を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト21を除去する。
次に、図1(c)に示す工程で、活性領域1a、1bの表面に、シリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなるゲート絶縁膜7を形成した後、ゲート絶縁膜7上にゲート電極材料として例えばポリシリコン膜6aを積層する。その後、図示しないが、ゲート電極の空乏化抑制のために、ポリシリコン膜6aにおけるpMIS形成領域にボロン等のp型不純物を、ポリシリコン膜6aにおけるnMIS形成領域にリン等のn型不純物を、それぞれフォトレジストをマスクとすることにより選択的にイオン注入する。
次に、図1(d)に示す工程で、フォトレジスト(図示せず)を用いて、ポリシリコン膜6aを所望の形状にパターニングしてゲート電極6を形成する。
次に、図1(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト22を形成した状態で、nMIS形成領域の活性領域1bにゲート電極6をマスクにしてn型不純物をイオン注入し、活性領域1bにおけるゲート電極6の側方に低濃度のn型ソース・ドレインエクステンション領域8を形成する。その後、フォトレジスト22を除去する。
次に同様にして、図2(a)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト23を形成した状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6をマスクにしてにp型不純物をイオン注入し、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方に低濃度のp型ソース・ドレインエクステンション領域9を形成する。次いで、フォトレジスト23を残したままフッ素を活性領域1aに注入することにより、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方に、p型ソース・ドレインエクステンション領域9よりも接合深さが深いフッ素含有層25を形成する。この時のフッ素の注入条件は、例えば注入エネルギー3KeV、ドーズ量5E14ions/cm2とする。本実施形態では、p型不純物をイオン注入した後にフッ素の注入を行っているが、注入の順番は逆であってもよい。その後、フォトレジスト23を除去する。
次に、図2(b)に示す工程で、500℃〜700℃程度の堆積温度でCVD法を行うことにより、半導体基板1上の全面に、例えば膜厚15nmのNSG(Non-doped Silicate Glass)膜等の酸化膜からなる保護膜13を堆積させる。
その後、図2(c)に示す工程で、ゲート絶縁膜7と活性領域1a(半導体基板1)との界面に存在するダングリングボンドを終端させる目的で、950℃〜1050℃の温度で熱処理を行う。これにより、活性領域1aのうちゲート電極6の両側方に存在していたフッ素含有層25のフッ素が、ゲート絶縁膜7直下の領域まで拡散する。すなわち、フッ素含有層25が、活性領域1aにおけるゲート絶縁膜7の下の領域にまで広がることになる。ゲート絶縁膜7の直下に拡散したフッ素により、活性領域1aとゲート絶縁膜7との界面に存在するダングリングボンドが終端される。このとき、活性領域1aの上は保護膜13でカバーされているためフッ素のアウトディフュージョンは抑制される。
次に、図2(d)に示す工程で、HF溶液などを用いたウェットエッチング処理により酸化膜13を除去した後に、公知の形成方法により、ゲート電極6の側面上にサイドウォール10を設ける。
次に、図2(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けた状態で、pMIS形成領域の活性領域1aに、ゲート電極6及びサイドウォール10をマスクにしてp型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1aにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のp型ソース・ドレイン領域12の形成とゲート電極6へのp型不純物導入が同時に行われる。半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を形成した状態で、nMIS形成領域の活性領域1bに、ゲート電極6及びサイドウォール10をマスクにしてにn型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1bにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のn型ソース・ドレイン領域11の形成とゲート電極6へのn型不純物導入が同時に行われる。この後、ソース・ドレインエクステンション領域8、9、ソース・ドレイン領域11、12およびゲート電極6中の不純物を活性化するための熱処理を行う。その後、図示しないが公知の技術でシリサイド、コンタクト孔、メタル配線層を形成する。
本実施形態の製造方法によると、熱処理の際に、フッ素含有層上は保護膜で覆われているため、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくいので、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染みだしを抑制することができると共に、NBTI耐性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態において形成したNSG膜を、フッ素を含むFSG膜に置き換えることにより、より効率的にゲート絶縁膜直下の領域にフッ素を拡散させることを狙ったものである。
本実施形態は、第1の実施形態において形成したNSG膜を、フッ素を含むFSG膜に置き換えることにより、より効率的にゲート絶縁膜直下の領域にフッ素を拡散させることを狙ったものである。
図3(a)〜図4(e)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
本実施形態の製造方法では、まず図3(a)に示す工程で、シリコンからなる半導体基板1にSTIからなる素子分離領域2を形成する。これにより、素子分離領域2に囲まれた半導体基板1からなる活性領域1a、1bを形成する。その後、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト3を設け、半導体基板1におけるpMIS形成領域にリン等のn型不純物をイオン注入する。これによりn型ウェル4を形成する。つづいてフォトレジスト3を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト3を除去する。
次に、図3(b)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト21を設け、半導体基板1におけるnMIS形成領域にp型不純物をイオン注入する。これによりp型ウェル5を形成する。つづいて、図示しないが、フォトレジスト21を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト21を除去する。
次に、図3(c)に示す工程で、活性領域1a、1bの表面にシリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなるゲート絶縁膜7を形成し、ゲート絶縁膜7上にゲート電極材料として例えばポリシリコン膜6aを積層する。その後、図示しないが、ゲート電極の空乏化抑制のために、ポリシリコン膜6aにおけるpMIS形成領域にボロン等のp型不純物を、ポリシリコン膜6aにおけるnMIS形成領域にリン等のn型不純物を、それぞれフォトレジストをマスクとすることにより選択的にイオン注入する。
次に、図3(d)に示す工程で、フォトレジスト(図示せず)を用いて、ポリシリコン膜6aを所望の形状にパターニングしてゲート電極6を形成する。
次に、図3(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト22を形成した状態で、nMIS形成領域の活性領域1bにゲート電極6をマスクにしてn型不純物をイオン注入し、活性領域1bにおけるゲート電極6の側方に低濃度のn型ソース・ドレインエクステンション領域8を形成する。その後、フォトレジスト22を除去する。
次に同様にして、図4(a)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト23を形成した状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6をマスクにしてにp型不純物をイオン注入し、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方に低濃度のp型ソース・ドレインエクステンション領域9を形成する。次いで、フォトレジスト23を残したままフッ素を活性領域1aに注入することにより、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方に、p型ソース・ドレインエクステンション領域9よりも接合深さの深いフッ素含有層25を形成する。この時のフッ素の注入条件は、例えば注入エネルギー3KeV、ドーズ量5E14ions/cm2とする。本実施形態では、p型不純物をイオン注入した後にフッ素の注入を行っているが、注入の順番は逆であってもよい。つまり、フッ素の注入を行った後にp型不純物をイオン注入してもよい。その後、フォトレジスト23を除去する。
次に、図4(b)に示す工程で、500℃〜700℃程度の堆積温度でフッ素を供給しながらCVD法を行うことにより、半導体基板1上の全面に、例えば膜厚15nmの、フッ素を含有する酸化膜からなるフッ素含有保護膜14を形成する。ここで、フッ素含有保護膜14としては、FSG(Fluorine doped Silicate Glass)膜等がある。
その後、図4(c)に示す工程で、ゲート絶縁膜7と活性領域1a(半導体基板1)との界面に存在するダングリングボンドを終端させる目的で、950℃〜1050℃の温度で熱処理を行う。これにより、活性領域1aのうちゲート電極6の両側方に存在していたフッ素含有層25のフッ素が、ゲート絶縁膜7直下の領域まで拡散する。すなわち、フッ素含有層25が、活性領域1aにおけるゲート絶縁膜7の下の領域にまで広がることになる。このとき、フッ素含有保護膜14はフッ素を含有しているために、さらに効果的にフッ素がゲート絶縁膜7直下に拡散されることができる。ゲート絶縁膜7の直下に拡散したフッ素により、活性領域1aとゲート絶縁膜7との界面に存在するダングリングボンドが終端される。このとき、活性領域1aの上はフッ素含有保護膜14でカバーされているためフッ素のアウトディフュージョンは抑制される。
次に、図4(d)に示す工程で、HF溶液などを用いたウェットエッチング処理によりフッ素含有保護膜14を除去した後に、公知の形成方法により、ゲート電極6の側面上にサイドウォール10を設ける。
次に、図4(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けた状態で、pMIS形成領域の活性領域1aに、ゲート電極6及びサイドウォール10をマスクにしてp型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1aにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のp型ソース・ドレイン領域12の形成とゲート電極6へのp型不純物導入が同時に行われる。続いて、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を形成した状態で、nMIS形成領域の活性領域1bに、ゲート電極6及びサイドウォール10をマスクにしてn型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1bにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のn型ソース・ドレイン領域11の形成とゲート電極6へのn型不純物導入が同時に行われる。この後、ソース・ドレインエクステンション領域8、9、ソース・ドレイン領域11、12およびゲート電極6中の不純物を活性化するための熱処理を行う。その後、図示しないが公知の技術でシリサイド、コンタクト孔、メタル配線層を形成する。
本実施形態の半導体装置によると、熱処理の際に、フッ素含有層上はフッ素含有保護膜で覆われているため、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくいので、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染みだしを抑制することができると共に、NBTI耐性を向上させることができる。さらに、本実施形態では、フッ素含有保護膜によって半導体基板を覆っているため、熱処理の際に、フッ素含有保護膜から半導体基板へフッ素が供給され、フッ素のアウトディフュージョンをより効果的に抑制することが可能となる。
(第3の実施形態)
図5(a)〜(c)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同様の製造工程については、図1〜図2の該当箇所を再度参照することとする。
図5(a)〜(c)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同様の製造工程については、図1〜図2の該当箇所を再度参照することとする。
本実施形態の製造方法では、まず、図1(a)〜(e)と同様の工程を行う。
次に、図5(a)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域をフォトレジスト23で覆った状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6をマスクしてp型不純物をイオン注入し、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方に低濃度のp型ソース・ドレインエクステンション領域9を形成する。その後、フォトレジスト23を除去する。
次に、図5(b)に示す工程で、500℃〜700℃程度の堆積温度でCVD法を行うことにより、半導体基板1上の全面に、例えば膜厚15nmのNSG(Non-doped Silicate Glass)膜等の酸化膜からなる保護膜13を堆積させる。
次に、図5(c)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト24を形成した状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6をマスクにしてフッ素を注入する。この時のフッ素の注入条件は、例えば注入エネルギー3KeV、ドーズ量5E14ions/cm2とする。この際、pMIS形成領域のゲート電極6は保護膜13でカバーされているため、ゲート電極6中に注入されるフッ素の総量は、第1の実施形態と比較して少なくなる。その後、フォトレジスト24を除去する。
次に、図2(c)〜(e)に示す工程と同様の工程を行う。本実施形態では、pMIS形成領域のゲート電極6に含有されるフッ素は第1の実施形態と比較して少ないために、図2(c)に示す工程で熱処理を行う際に、pMIS形成領域のゲート電極6中に含有するボロンの拡散がより抑制される。したがって、ボロンがゲート絶縁膜7を突き抜けて、半導体基板1中にボロンが染み出す、いわゆるボロンの染み出し現象をより抑制することができる。
本実施形態の半導体装置によると、熱処理の際に、フッ素含有層上は保護膜でおおわれているため、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくいので、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染みだしを抑制することができると共に、NBTI耐性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
図6(a)〜図7(e)は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図6(a)〜図7(e)は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。
本実施形態の製造方法では、まず図6(a)に示す工程で、シリコンからなる半導体基板1にSTIからなる素子分離領域2を形成する。これにより、素子分離領域2に囲まれた半導体基板1からなる活性領域1a、1bを形成する。その後、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト3を設け、半導体基板1におけるpMIS形成領域にリン等のn型不純物をイオン注入する。これによりn型ウェル4を形成する。つづいてフォトレジスト3を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト3を除去する。
次に、図6(b)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト21を設け、半導体基板1におけるnMIS形成領域にp型不純物をイオン注入する。これによりp型ウェル5を形成する。つづいて、図示しないが、フォトレジスト21を残したまま、閾値電圧調整のための不純物を注入する。その後、フォトレジスト21を除去する。
次に、図6(c)に示す工程で、活性領域1a、1bの表面に、シリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜からなるゲート絶縁膜7を形成した後、ゲート絶縁膜7上にゲート電極材料として例えばポリシリコン膜6aを積層する。その後、図示しないが、ゲート電極の空乏化抑制のために、ポリシリコン膜6aにおけるpMIS形成領域にボロン等のp型不純物を、ポリシリコン膜6aにおけるnMIS形成領域にリン等のn型不純物を、それぞれフォトレジストをマスクとすることにより選択的にイオン注入する。
次に、図6(d)に示す工程で、フォトレジスト(図示せず)を用いて、ポリシリコン膜6aを所望の形状にパターニングしてゲート電極6を形成する。
次に、図6(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト22を形成した状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6をマスクにしてフッ素を注入することにより、活性領域1aにおけるゲート電極6の側方にフッ素含有層25を形成する。この時のフッ素の注入条件は、例えば注入エネルギー3KeV、ドーズ量5E14ions/cm2とする。
次に、図7(a)に示す工程で、フォトレジスト22を除去した後、500℃〜700℃程度の堆積温度でCVD法を行うことにより、半導体基板1上の全面に、例えば膜厚15nmのNSG(Non-doped Silicate Glass)膜等の酸化膜からなる保護膜13を堆積させる。
その後、ゲート絶縁膜7と活性領域1a(半導体基板1)との界面のダングリングボンドを終端させる目的で、950℃〜1050℃の温度で熱処理を行う。これにより、活性領域1aのうちゲート電極6の両側方に存在していたフッ素含有層25のフッ素が、ゲート絶縁膜7直下の領域まで拡散する。すなわち、フッ素含有層25が、活性領域1aにおけるゲート絶縁膜7の下の領域にまで広がることになる。
次に、図7(b)に示す工程で、保護膜13に対してドライエッチングを行うことにより、ゲート電極6の側面上にオフセットサイドウォール13aを形成する。
次に、図7(c)に示す工程で、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を形成した状態で、nMIS形成領域の活性領域1bにゲート電極6及びオフセットサイドウォール13aをマスクにしてn型不純物をイオン注入し、低濃度のn型ソース・ドレインエクステンション領域8を形成する。
次に同様にして、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を形成した状態で、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6及びオフセットサイドウォール13aをマスクにしてp型不純物をイオン注入し、低濃度のp型ソース・ドレインエクステンション領域9を形成する。この際、nMIS形成領域およびpMIS形成領域のソース・ドレインエクステンション領域8、9は、オフセットサイドウォール13aが存在する分ゲート電極6に対してオフセットをもった形で形成される。つまり、オフセットサイドウォール13aを形成せずにソース・ドレインエクステンション領域8、9を形成する場合と比較して、ソース・ドレインエクステンション領域8、9がゲート電極6の下の領域に入り込まなくなる。
次に、図7(d)に示す工程で、公知の形成方法により、ゲート電極6の側面上に、オフセットサイドウォール13aを挟んでサイドウォール10を形成する。
次に、図7(e)に示す工程で、半導体基板1上におけるnMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けた後、pMIS形成領域の活性領域1aにゲート電極6、オフセットサイドウォール13a及びサイドウォール10をマスクにしてp型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1aにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のp型ソース・ドレイン領域12の形成とゲート電極6へのp型不純物導入が同時に行われる。続いて、半導体基板1上におけるpMIS形成領域にフォトレジスト(図示せず)を設けた後、nMIS形成領域の活性領域1bにゲート電極6、オフセットサイドウォール13a及びサイドウォール10をマスクにしてn型不純物のイオン注入を行う。これにより、活性領域1bにおけるサイドウォール10の外側方に高濃度のn型ソース・ドレイン領域11の形成とゲート電極6へのn型不純物導入が同時に行われる。その後、ソース・ドレインエクステンション領域8、9、ソース・ドレイン領域11、12およびゲート電極6中の不純物を活性化するための熱処理を行う。その後図示しないが、公知の技術でシリサイド、コンタクト孔およびメタル配線層を形成する。
本実施形態の製造方法によると、熱処理の際に、フッ素含有層上は保護膜で覆われているため、半導体基板に注入されたフッ素がアウトディフュージョンされにくいので、フッ素を、効率的にゲート絶縁膜直下の領域に拡散させることができる。したがって、ボロンの染み出しを抑制すると共に、NBTI耐性を向上させることができる。さらに、ゲート電極だけでなくオフセットサイドウォールもマスクとしてソース・ドレインエクステンション領域を形成することができるため、ソース・ドレインが互いに近づくことによるSCE(Short Channel Effect)を抑制することができ、ゲートオーバーラップ容量を低減することができる。さらに、ソース・ドレインエクステンション領域が形成されていない状態で、フッ素含有層のフッ素を拡散するための熱処理を行なうため、ソース・ドレインエクステンション領域に影響を与えることなくフッ素の拡散を行なうことができる。
本発明によれば、pMISトランジスタのNBTI耐性を向上させることができる点で、産業上の利用可能性は高い。
1 半導体基板
1a、1b 活性領域
2 素子分離領域
3 フォトレジスト
4 n型ウェル
5 p型ウェル
6 ゲート電極
6a ポリシリコン膜
7 ゲート絶縁膜
8、9 ソース・ドレインエクステンション領域
10 サイドウォール
11、12 ソース・ドレイン領域
13 保護膜
13a オフセットサイドウォール
14 フッ素含有保護膜
21〜24 フォトレジスト
25 フッ素含有層
1a、1b 活性領域
2 素子分離領域
3 フォトレジスト
4 n型ウェル
5 p型ウェル
6 ゲート電極
6a ポリシリコン膜
7 ゲート絶縁膜
8、9 ソース・ドレインエクステンション領域
10 サイドウォール
11、12 ソース・ドレイン領域
13 保護膜
13a オフセットサイドウォール
14 フッ素含有保護膜
21〜24 フォトレジスト
25 フッ素含有層
Claims (10)
- 半導体基板の上に、ゲート絶縁膜およびゲート電極を形成する工程(a)と、
前記工程(a)の後に、前記半導体基板にフッ素を注入する工程(b)と、
前記工程(a)の後に、前記半導体基板の上に、前記ゲート絶縁膜および前記ゲート電極を覆う絶縁膜を形成する工程(c)と、
前記工程(b)および前記工程(c)の後に、前記半導体基板を熱処理して、前記フッ素を拡散する工程(d)とを備える、半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記工程(c)は、前記工程(b)の後に行う、半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記工程(b)は、前記工程(c)の後に行い、
前記工程(b)では、前記絶縁膜の上から、前記半導体基板に前記フッ素を注入する、半導体装置の製造方法。 - 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記絶縁膜はNSG(Non-doped Silicate Glass)である、半導体装置の製造方法。 - 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記絶縁膜はFSG(Fluorine doped Silicate Glass)である、半導体装置の製造方法。 - 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記工程(a)の後で且つ前記工程(d)の前に、前記半導体基板にp型不純物を注入することにより、前記半導体基板における前記ゲート電極の両側方の領域に、ソース・ドレインエクステンション領域を形成する工程をさらに備える、半導体装置の製造方法。 - 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記工程(d)の後に、前記絶縁膜に対してエッチングを行うことにより、前記ゲート電極の側面上にオフセットサイドウォールを形成する工程をさらに備える、半導体装置の製造方法。 - 請求項7に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記工程(d)の後に、前記ゲート電極および前記オフセットサイドウォールをマスクとしてp型不純物を注入することにより、前記半導体基板に、ソース・ドレインエクステンション領域を形成する工程とをさらに備える、半導体装置の製造方法。 - 半導体基板と、
前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の側面上に形成され、フッ素を含むオフセットサイドウォールと、
前記オフセットサイドウォールの側面上に形成されたサイドウォールと、
前記半導体基板内において、前記ゲート電極の外側の領域に形成されたソース・ドレインエクステンション領域と、
前記半導体基板内において、前記ソース・ドレインエクステンション領域の外側の領域に形成されたソース・ドレイン領域と、
前記半導体基板における前記ゲート絶縁膜の下方領域に形成されたフッ素含有層とを備える、半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置であって、
前記ソース・ドレインエクステンション領域及び前記ソース・ドレイン領域は、p型の拡散層からなる、半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006290285A JP2008108907A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 半導体装置およびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018133585A (ja) * | 2018-04-26 | 2018-08-23 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006290285A patent/JP2008108907A/ja active Pending
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