JP2009079352A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設計の自由度を向上させ、ひいては操作性の向上を実現させたドアハンドル装置を提供することである。
【解決手段】 フレーム2とアーム部111,121のいずれか一方にガイド穴部23,24を備え、フレーム2とアーム部111,121のいずれか他方にガイド穴部23,24に係合されることによりハンドル1を所定の可動軌跡に案内するガイドピン111a,121aを備え、ガイドピン111a,121aと別体で設けられ、ハンドル1の可動に伴ってレバー部30,31を回動させる当接部111b,121bを備えたことである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スライド式ドアの開閉操作を外側から行うドアハンドル装置に関する。
従来、この種の車両用ドアハンドル装置は、車両ドアに保持されたフレームと、フレームに可動自在に保持されたハンドグリップと、フレームに回動自在に支持されハンドグリップに連係されたベルクランクと、ハンドグリップをフレームに支持しつつハンドグリップの可動をベルクランクに伝達する係合軸とを有している。この車両用ドアハンドル装置の係合軸は、フレームとベルクランクに設けられたベルクランクの回転軸であるクランク軸と同心の円弧に対して平行な円弧状のガイド溝とガイド溝から連続的に形成された線対称形溝とに係合されることによりハンドグリップを円弧状の可動軌跡で案内されるように構成されている。
特開2007−85032号(第7頁、図8及び図12)
しかしながら、上述した特許文献1の車両用ドアハンドル装置によれば、ハンドグリップの動きは、係合軸によって、ベルクランクに伝達されつつ、ガイド溝と線対称形溝に案内される。このため、ハンドグリップの可動軌跡はベルクランクのクランク軸を中心とした円弧軌跡に制限されてしまい操作性の悪化を来たす恐れがある。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたものであり、設計度の自由度を向上させ、ひいては操作性の向上を実現させた車両用ドアハンドル装置を提供することである。
上述した技術的課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、前記フレームと前記アーム部のいずれか一方に案内部を備え、前記フレームと前記アーム部のいずれか他方に前記案内部に係合されることにより前記ハンドル本体を所定の可動軌跡に案内する軸部を備え、前記軸部と別体で設けられ、前記ハンドル本体の可動に伴って前記レバーを回動させる当接部を備えたことである。
好ましくは、前記案内部は、前記フレームの長手方向に沿って延びる第1長穴部と、該第1長穴部の一端部から前記第1長穴部と交差する方向へ延びる第2長穴部とを有して形成されていると良い。
更に好ましくは、前記案内部及び前記軸部は、前記ハンドル本体の長手方向において一対であり、前記一対の軸部のうち一方が前記第1長穴部に案内される時、他方は第2長穴部に案内されるように構成すると良い。
更に好ましくは、前記軸部は、前記一端部の方向に付勢されるように構成すると良い。
更に好ましくは、前記レバー部は、前記アーム部が貫通する貫通穴を有し、該貫通穴は、前記当接部が当接するように構成すると良い。
本発明によれば、軸部と当接部とが別体となっているので、ハンドル本体の可動軌跡はレバーの可動軌跡に依存されない。これにより、例えばハンドル本体の一端側の傾斜角を他端側よりも大きくすることができるため、車両ドアを開閉するためのハンドル本体の操作性を従来に比べて向上することができる。よって、案内部の形状の自由度を向上させることができ、ひいてはハンドルの可動軌跡を自由に設定することができる。したがって、操作性を向上させた車両用ドアハンドル装置を提供することができる。
また、案内部をフレームの長手方向に沿って延びる第1長穴部と、第1長穴部の一端部から第1長穴部と交差する方向へ延びる第2長穴部とを有して形成すれば、第1長穴部と交差する方向へハンドル本体の移動軌跡を設定することができるので、更に操作性を向上させた車両用ドアハンドル装置を提供することができる。
更に、案内部及び軸部をハンドル本体の長手方向において一対に備え、一対の軸部のうち一方の軸部が第1長穴部に案内される時、一対の軸部のうち他方の軸部は第2長穴部に案内されるように構成すれば、ドアハンドル本体において一方の軸部を有した側がフレームの長手方向への可動軌跡に案内される時、ドアハンドル本体において他方の軸部を有した側が第1長穴部と交差する方向への可動軌跡に案内されるように設定することができる。したがって、更に操作性を向上させた車両用ドアハンドル装置を提供することができる。
更に、軸部は一端部の方向に付勢されるように構成すれば、軸部を一端部へ可動しようとする方向に作用させることができる。したがって、動作信頼性を向上させた車両用ドアハンドル装置を提供することができる。
更に、レバー部は、アーム部が貫通する貫通穴を有し、貫通穴は、当接部が当接可能なように構成すれば、簡単な構成でハンドル本体からの操作力をアーム部を介してレバー部に伝達することができる。したがって、簡素な構成の車両用ドアハンドル装置を提供することができる。
本発明に係るドアハンドル装置100を、スライド式のドアに使用した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、ドアハンドル装置100の平面図であり、図2はドアハンドル装置100の背面図である。なお、従来技術と同一部分は同一番号を付して説明する。また、ドア52をフレーム2に対して前側から後側に移動させられることによりドア52は開き、フレーム2に対して後側から前側に移動させられることによりドア52は閉じることを前提とする。
本実施例のドアハンドル装置100は、ドア52に形成されたアウターパネル53の外側に取付けられるハンドル1(ハンドル本体)と、ハンドル1に対向してハンドル1を回動可能に支持し、アウターパネル53の内側に取付けられたフレーム2と、ハンドル1に連係されたフレーム2の前後方向に配置された第1レバー30(レバー部;フレーム2前側),第2レバー31(レバー部;フレーム2後側)とを備えている。
フレーム2は図示しないねじ部材によってアウターパネル53の内側に固定されている。また、フレーム2には、その外側から内側に向かって貫通させて形成され、フレーム2の前後方向に延びる第1挿通穴21(フレーム2前側)と第2挿通穴22(フレーム2後側)が形成されている。
フレーム2の上側から下側に向かって第1ガイド穴部23(案内部;フレーム2前側)と第2ガイド穴部24(案内部;フレーム2後側)が形成されている。各ガイド穴部23,24は、各挿通穴21,22に連通して形成されている。各ガイド穴部23,24は、フレーム2の前後方向に延びる第1長穴部23a(フレーム2前側),24a(フレーム2後側)とそれらの一端部から連続的に形成され、内側から外側へと曲折された第2長穴部23b(フレーム2前側),24b(フレーム2後側)とから構成されている。
ハンドル1は、その長手方向において中央から両端に向けて切り欠かれた切欠部10aを有する把持部10と、フレーム2に対向して形成された第1可動部11(フレーム2の前側)と第2可動部12(フレーム2の後側)とから構成されている。
第1可動部11には円筒形状の第1アーム111(アーム部)が、第2可動部12には円筒形状の第2アーム121(アーム部)が一体的に形成されている。
各アーム111,121は、フレーム2の第1挿通穴21,第2挿通穴22にフレーム2の外側から内側に向かって挿通するように延設されている。なお、各アーム111,121は、フレーム2の前後方向にのみ可動可能に各挿通穴21,22に挿通されている。また、各アーム111,121は、フレーム2の内外方向に突出し、フレーム2のガイド穴部23,24に係合する円筒形状の第1ガイドピン111a(軸部;フレーム2前側),第2ガイドピン121a(軸部;フレーム2後側)を有している。
各ガイドピン111a,121aは一端をフレーム2に取付けられ、他端をガイドピン111a,121aに取付けられた中立ばね部材111c(フレーム2前側),121c(フレーム2後側)により、中立位置である第1長穴部23a,24aと第2長穴部23b,24bとの接続部分に保持されている。
図2に示すように各アーム111,121は、第1レバー30,第2レバー31と連係する第1当接部111b(当接部;フレーム2前側),第2当接部121b(当接部;フレーム2後側)が先端部に一体的に形成されている。
第1レバー30(レバー部;フレーム2前側),第2レバー31(レバー部;フレーム2後側)は、フレーム2の内側端面にパネル部材54を介してピン部材300,310により回動可能に取付けられている。図2において、各レバー部30,31においてフレーム2上側の端部には、各アーム111,121の第1当接部111b,121bが係合する第1当接穴30a(貫通穴;フレーム2前側),31a(貫通穴;フレーム2前側)が形成されている。
各当接穴30a,31aは、フレーム2の前後方向に対して内側に向かって縮径する長穴形状に形成されている。各レバー部30,31下側の端部には、ケーブル521a,522aの一端が接続された接続部30b,31bがそれぞれ接続されている。各レバー部30,31は、その回転軸であるピン部材300,310の回りにばね部材300a,310aの一端が取付けられ、各レバー部30,31に配設された取付部30c、31cに他端が取付けられることにより、図2において第1レバー30は反時計回り、第2レバー31は時計回りにそれぞれ付勢されている。さらに、各レバー部30,31は、パネル部材54の一部を切立たせることにより形成された切立部54a,54bにその側面が当接するように配設されている。
また、図7に示すようにケーブル521a,522aの他端には、リモート装置80,81が夫々連結されている。リモート装置80は、ドア52の前方(図7において右側)に設けられ、リモート装置80にはドア52の閉扉状態を維持する前方ロック機構521及びドア52の開扉状態を維持する後方ロック機構522が連結されている。リモート装置81は、ドア52の後方(図7において左側)に設けられ、リモート装置81にはドア52の開扉状態を維持する全開ドアロック機構523が連結されている。
続いて、ドア52開閉時の本実施例のドアハンドル装置100の作動を図面に基づいて説明する。
まず、図1に示す閉まっている状態のドア52を開く時のドアハンドル装置100の作動を説明する。
乗員はハンドル1の切欠部10aを把持し、第1可動部11をフレーム2に対して後側で且つ外側(図1の矢印A方向)に引き起こす。これにより、図3に示すように第2ガイドピン121aは、反時計回りに回転しつつ、第2ガイド穴部24の第1長穴部24aをフレーム2後側に向かって案内され、第1ガイドピン111aは、第1ガイド穴部23の第2長穴部23bをフレーム2の内側から外側に向かって案内される。以上のような各ガイドピン111a,121aの可動により、第1ガイドピン111aと一体的に可動するハンドル1の第1可動部11はフレーム2に対して外側に浮き上がりつつ,第2ガイドピン121aと一体的に可動するハンドル1の第2可動部12はフレーム2に対して前側へスライド移動する。
一方で、第2レバー31の第2当接穴31aに係合された第2アーム121の第2当接部121bは、図4に示されるようにフレーム2後側にスライド移動し、第2当接穴31a後端部をフレーム2後側方向に押圧する。当接穴31aが押圧されることにより第2レバー31は、ピン部材310を中心に反時計回りに回動し、第2レバー31の接続部31bと接続されたケーブル522aが引かれることにより図7に示される前方ドアロック機構521と後方ドアロック機構522が開作動される。よって、閉まっている状態のドア52を開くことができるようになる。なお、第1アーム111の第1当接部111bは第1レバー30の第1当接穴30aの後端部まで移動させられるものの第1当接穴30aの後端部は押圧されないため、第1レバー30は、回動させられることはない。
続いて、乗員はハンドル1を把持した状態で図3においてフレーム2後側方向にスライドさせることにより閉扉状態のドア52を開扉させることができる。続いて、乗員はドア52を完全に開いた状態で把持したハンドル1を離すことにより、図1に示されるように各ガイドピン111a,121aは中立ばね部材111c,121cにより、それぞれ中立位置である第1長穴部23a,24aと第2長穴部24b,24bの接続部分へ復帰させられ、第2レバー31は、ばね部材310aにより時計回りに回動させられ、切立部53bに当接することにより原位置に復帰させられ、ハンドル1は原位置に戻る。
次に、開いた状態のドア52を閉じる時のドアハンドル装置100の作動について説明する。
図1において、乗員はハンドル1の切欠部10aに手をいれて把持部10を把持し、第2可動部12をフレーム2に対して前側で且つ外側(図1の矢印B方向)に引き起こす。これにより、図5に示すように、第1ガイドピン111aは、時計回りに回転しつつ、第1ガイド穴部23の第1長穴部23aによりフレーム2に対して前側方向に案内され、第2ガイドピン121aは、第2ガイド穴部24の第2長穴部24bをフレーム2に対して外側方向に向かって案内される。以上のような各ガイドピン111a,121aの可動により、第2ガイドピン121aと一体的に可動するハンドル1の第2可動部12はフレーム2に対して外側に浮き上がりつつ,第1ガイドピン111aと一体的に可動するハンドル1の第1可動部11はフレーム2に対して前側へスライド移動する。
一方で、第1レバー30の第1当接穴30aに係合された第1アーム111の第1当接部111bは、図6に示されるようにフレーム2に対して前側にスライド移動し、第1当接穴30a前端部をフレーム2に対して前側方向に押圧する。第1当接穴30aが押圧されることにより第1レバー30は、ピン部材300を中心に時計回りに回動させられる。これに伴い第1レバー30がピン部材300を中心に時計回りに回動し、第1レバー30の接続部30bに接続されたケーブル521aが引かれることにより図7に示される全開ドアロック機構523が開作動される。これにより、ドア52が開いた状態から閉めることができるようになる。なお、第2アーム121の第2当接部121bは第2レバー31の第2当接穴31aの前端部まで移動させられるものの第2当接穴31aの前端部は押圧されないため、第2レバー31は回動させられることはない。
続いて、乗員はハンドル1を把持した状態でハンドル1を図5においてフレーム2に対して前側方向にスライドさせることにより開いた状態のドア52を閉じることができる。そして、乗員はドア52が閉じた状態で把持したハンドル1を離すことにより、図1に示されるように各ガイドピン111a,121aは中立ばね部材111c,121cにより、それぞれ中立位置である第1長穴部23a,24aと第2長穴部24b,24bの接続部分へ復帰させられ、第1レバー30は、ばね部材300aにより反時計回りに回動させられ、切立部53aに当接することにより原位置に復帰させられ、ハンドル1は原位置に戻る。
以上説明したように、本実施の形態のドアハンドル装置100によれば、第1ガイドピン111a,第2ガイドピン121aと第1当接部111b,第2当接部121bとが別体となっているので、ハンドル1の可動軌跡は第1レバー30,第2レバー31の可動軌跡に依存されない。これにより、例えばハンドル1の第1可動部11のアウターパネル53に対する傾斜角を第2可動部12よりも大きくすることができるため、ドア52を開閉するためのハンドル1の操作性を向上することができる。よって、第1ガイド穴部23,第2ガイド穴部24の形状の自由度を向上させることができ、ひいてはハンドルの可動軌跡を自由に設定することができる。したがって、操作性を向上させたドアハンドル装置100を提供することができる。
また、各ガイド穴部23,24をフレーム2の長手方向に沿って延びる第1長穴部23a,24aと、第1長穴部23a,24aの一端部から第1長穴部23a,24aと交差する方向へ延びる第2長穴部23b,24bとから形成すれば、第1長穴部23a,24aと交差する方向へハンドル1の移動軌跡を設定することができるので、更に操作性を向上させた車両用ドアハンドル装置100を提供することができる。
また、第1ガイド穴部23,第2ガイド穴部24及び第1ガイドピン111a,第2ガイドピン121aをハンドル1の長手方向において一対に備え、例えば第1ガイドピン111aが第1長穴部23aに案内される時、第2ガイドピン121aは第2長穴部24bに案内されるように構成すれば、ハンドル1において第1ガイドピン111aを有した前側がフレーム2の長手方向への可動軌跡に案内される時、ハンドル1において第2ガイドピン121aを有した後側が第1長穴部24aと交差する方向への可動軌跡に案内されるように設定することができる。したがって、更に操作性を向上させた車両用ドアハンドル装置100を提供することができる。なお、第2ガイドピン121aが第1長穴部24aに案内される時、第1ガイドピン111aは第2長穴部23bに案内されるように構成しても同等の効果を奏することはいうまでもない。
また、例えば第1ガイドピン111aは第1長穴部23aと第2長穴部23bとの接続部分の方向に付勢されるように構成すれば、ガイドピン111aをその原位置である第1長穴部23aと第2長穴部23bとの接続部分へ可動しようとする方向に作用させることができる。したがって、動作信頼性を向上させた車両用ドアハンドル装置100を提供することができる。なお、第2ガイドピン121aを第1長穴部24aと第2長穴部24bとの接続部分の方向に付勢されるように構成した場合についても同等の効果を奏することはいうまでもない。
また、例えば第1レバー30は、第1アーム部111が貫通する第1当接穴30aを有し、第1当接穴30aは、第1当接部111bが当接可能なように構成すれば、簡単な構成でハンドル本体1からの操作力を第1アーム部111を介して第1レバー30に伝達することができる。したがって、簡素な構成の車両用ドアハンドル装置100を提供することができる。なお、第2レバー31が第2アーム部121が貫通する第2当接穴31aを有し、第2当接穴31aは、第2当接部121bが当接可能なように構成しても同等の効果を奏することはいうまでもない。
このようにハンドル1を引き起こす動作とドア52を開閉するためにスライドさせる動作が同方向であるため、一連の動作でドア52の開閉をスムーズに行うことができる。
また、本実施例のドアハンドル装置100は、乗員がドア52の開閉の際にハンドル1を把持してドア52を乗員に向かって引く操作をする時に特に効果を発揮する。従来技術で挙げたドアハンドル装置では、ハンドル55のフレーム57に対して前側及び後側は同じ突出量で浮き上がるため、ドア52の開閉操作時に乗員はハンドル55の操作またはドア52の開閉操作の時に手首がねじれるため違和感を感じながら操作をしなければならない。しかし本実施例のドアハンドル装置100においては、閉じた状態のドア52を開く操作をする時に乗員はハンドル1よりも後側から操作することにより、ハンドル1の第1作動部11が第2作動部12よりも相対的に浮き上がる態様となる。一方で、開いた状態のドア52を閉じる操作をする時に乗員はハンドル1よりも前側から操作することにより、ハンドル1の第2作動部12が第1作動部11よりも相対的に浮き上がる態様となる。これらにより、重量のあるドア52を手首のねじれ等の違和感を感じることなくドア52を開閉することが可能となる。
なお、本実施例ではフレーム2に第1ガイド穴部23,第2ガイド穴部24を形成し、第1アーム111,第2アーム121に各ガイド穴部23,24と係合する第1ガイドピン111a,第2ガイドピン121aを形成した例を説明したが、本発明はこれに限らずフレーム2に各ガイド穴部を形成し、各アーム111,121に各ガイド穴部に係合するガイドピンを形成する構成としても良い。
本実施例のドアハンドル装置の非操作時における平面図である。 図1の背面図である。 ドアを開く操作をする時の本実施例のハンドル装置の平面図である。 図3の背面図である。 ドアを閉じる操作をする時の本実施例のハンドル装置の平面図である。 図5の背面図である。 本実施例のドアハンドル装置を取付けたドアの模式図である。
符号の説明
ハンドル(ハンドル本体) 1
フレーム 2
第1挿通穴(挿通穴) 21
第2挿通穴(挿通穴) 22
第1ガイド穴部(案内部) 23
第1長穴部 23a,24a
第2ガイド穴部(案内部) 24
第2長穴部 23b,24b
第1レバー(レバー部) 30
第1当接穴(貫通穴) 30a
第2レバー(レバー部) 40
第2当接穴(貫通穴) 40a
ドア(車両ドア) 52
ハンドル装置 100
第1アーム(アーム部) 111
第1ガイドピン(軸部) 111a
第1当接部(当接部) 111b
第2アーム(アーム部) 121
第2ガイドピン(軸部) 121a
第2当接部(当接部) 121b

Claims (5)

  1. 車両ドアに保持されたフレームと、該フレームに可動自在に保持されたハンドル本体と、前記フレームに回動自在に支持され前記ハンドル本体に連係されたレバー部と、前記ハンドル本体を前記フレームに支持しつつ前記ハンドル本体の可動を前記レバー部に伝達するアーム部と、を備えた車両用ドアハンドル装置において、前記フレームと前記アーム部のいずれか一方に設けられた案内部と、前記フレームと前記アーム部のいずれか他方に設けられた前記案内部に係合されることにより前記ハンドル本体を所定の可動軌跡に案内する軸部と、前記軸部と別体で設けられ前記ハンドル本体の可動に伴って前記レバーを回動させる当接部と、を備えたことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記案内部は、前記フレームの長手方向に沿って延びる第1長穴部と、該第1長穴部の一端部から前記第1長穴部と交差する方向へ延びる第2長穴部と、を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記案内部及び前記軸部は、前記ハンドル本体の長手方向において一対であり、前記一対の軸部のうち一方が前記第1長穴部に案内される時、他方は第2長穴部に案内されることを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアハンドル。
  4. 前記軸部は、前記一端部の方向に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記レバー部は、前記アーム部が貫通する貫通穴を有し、該貫通穴は、前記当接部が当接することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドル装置。
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