JP2009076600A - 半導体冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体モジュールの冷却効率に優れた半導体冷却構造を提供すること。
【解決手段】半導体素子21を内蔵した半導体モジュール2と、半導体モジュール2を冷却するための冷却器4とからなる半導体冷却構造1。冷却器4は、半導体モジュール2の主面25との間に、複数の突起部31を有する金属板からなる突起形成板3を挟むように、突起形成板3に接触配置されている。突起形成板3は、突起部31を、半導体モジュール2の主面25及び冷却器4の表面45の少なくとも一方に当接させている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却するための冷却器とからなる半導体冷却構造に関する。
従来より、図18に示すごとく、半導体素子921を内蔵した半導体モジュール92に冷却器94を加圧密着させて、半導体モジュール92を冷却する半導体冷却構造9がある(特許文献1参照)。この場合、半導体モジュール9の主面925に露出した放熱板923と冷却器94との間に、セラミック等からなる絶縁材93を配置して、両者の間の電気絶縁性を確保している。
そして、半導体モジュール9の放熱板923と絶縁材93との間、及び絶縁材93と冷却器94との間には、それぞれグリス95を介在させている。このグリス95を介在させることにより、放熱板923と絶縁材93との間や、絶縁材93と冷却器94との間の隙間をなくして、互いの伝熱効率を向上させることができる。
このように、グリス95を介在させることは、放熱板923と絶縁材93との間や絶縁材93と冷却器94との間の隙間をなくすことができるという点では伝熱効率を向上させる効果を期待できるが、より理想的には、グリス95を介在させることなく、半導体モジュール9と絶縁板93、更には絶縁板93と冷却器94とを直接接触させ、直接的な熱伝達を行わせることが好ましい。
特に、半導体モジュールの主面や冷却器の表面等に絶縁処理を施したうえで、半導体モジュールと冷却器とを直接的に接触させることにより、両者の間の伝熱効率を充分に大きくして、半導体モジュールの冷却効率を高めることが望まれる。
しかしながら、半導体モジュールの主面と冷却器の表面との平面度や表面平滑度を上げて、両者の接触面積を稼ごうとしても、どうしても両者の間には微小な隙間ができてしまう。すなわち、両者の表面の平面度や表面平滑度を上げようとしても限界があり、ミクロで見ると、両者を接触させたときに実際に接触している面積である真実接触面積がどうしても小さくなる。その結果、半導体モジュールと冷却器との間の伝熱効率を向上させることが困難となる。
特開2007−165620号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、半導体モジュールの冷却効率に優れた半導体冷却構造を提供しようとするものである。
本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却するための冷却器とからなる半導体冷却構造であって、
上記冷却器は、上記半導体モジュールの主面との間に、複数の突起部を有する金属板からなる突起形成板を挟むように、該突起形成板に接触配置されており、
該突起形成板は、上記突起部を、上記半導体モジュールの主面及び上記冷却器の表面の少なくとも一方に当接させていることを特徴とする半導体冷却構造にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記半導体冷却構造においては、上記冷却器は、上記半導体モジュールの主面との間に上記突起形成板を挟むように、該突起形成板に接触配置されている。そして、該突起形成板は、上記突起部を、上記半導体モジュールの主面及び上記冷却器の表面の少なくとも一方に当接させている。これにより、上記突起形成板は、複数の突起部において、部分的に半導体モジュールの主面及び冷却器の表面の少なくとも一方と接触することとなる。
そのため、突起部以外の部分においては、突起形成板が半導体モジュールの主面又は冷却器の表面に接触することはないが、突起部においては確実にこれらに接触することができる。それ故、たとえば、半導体モジュールの主面や冷却器の表面の平面度が多少小さかったり、表面粗度が多少大きくても、突起形成板と半導体モジュールの主面及び冷却器の表面の少なくとも一方との真実接触面積を充分に確保することができる。
その結果、半導体モジュールと冷却器との間の熱伝達率を向上させることができ、半導体モジュールの冷却効率を向上させることができる。
また、上記突起部において部分的に、突起形成板と半導体モジュール及び冷却器の少なくとも一方とを接触させることができるため、突起形成板全体への加圧力を比較的小さくしても各突起部における圧力を大きくして、真実接触面積を充分に確保することができる。そのため、半導体モジュールの冷却効率を低下させることなく、半導体モジュールと冷却器との積層方向の加圧力を小さくすることが可能となり、生産性の向上を図ることができる。
以上のごとく、本発明によれば、半導体モジュールの冷却効率に優れた半導体冷却構造を提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記半導体冷却構造は、例えば車両用のインバータ等の電力変換装置の一部を構成するものとすることができる。
また、上記突起形成板における上記突起部は、上記半導体モジュールと上記冷却器とからの加圧力によって変形するよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、複数の上記突起部が、上記半導体モジュールの主面や上記冷却器の表面に追従して、確実にこれらに接触することができる。すなわち、たとえば半導体モジュールの主面や冷却器の表面あるいは突起形成板に、充分な平面度が出ていない場合にも、複数の突起部を半導体モジュールの主面や冷却器の表面に確実に接触させやすくなる。
また、上記突起形成板は、上記半導体モジュール及び上記冷却器との積層方向に付勢されたバネ構造を有することが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記突起形成板と上記半導体モジュールとの間、及び上記突起形成板と上記冷却器との間の加圧力を、上記突起形成板のバネ構造によって得ることができる。これにより、上記加圧力を付与するためのバネ部材を別個に配設する必要がなくなるため、部品点数を削減することができる。
また、上記半導体モジュールの主面及び上記冷却器の表面の少なくとも一方と、上記突起形成板との間には、グリスが介在していることが好ましい(請求項4)。
この場合には、半導体モジュールと冷却器との間の熱伝達率を一層向上させることができる。すなわち、上記のごとく、上記突起形成板の突起部によって、真実接触面積を増加させて熱伝達率を向上させると共に、突起部以外の部分においてもグリスを配置することにより熱伝達率を向上させることができる。
また、上記突起形成板は、上記冷却器の表面に接合されており、上記突起部は、上記半導体モジュールの主面に当接していることが好ましい(請求項5)。
この場合には、半導体冷却構造の組立てを容易に行うことができ、生産性の向上を図ることができる。上記突起形成板は、上記冷却器の表面に、たとえばろう付け等によって接合することができる。
また、上記突起形成板は、複数の上記突起部を表裏両面に設けてなり、一方の面に設けた複数の上記突起部を上記半導体モジュールの主面に当接させ、他方の面に設けた複数の上記突起部を上記冷却器の表面に当接させることもできる(請求項6)。
この場合には、上記突起形成板を、上記半導体モジュールと上記冷却器のいずれにも接合することなく、半導体モジュールの主面及び冷却器の表面との間の真実接触面積を充分に確保することができる。
また、上記半導体モジュールは、両面冷却構造を有し、上記突起形成板及び上記冷却器は、上記半導体モジュールの両主面に積層配置されていることが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記半導体モジュールを両面から冷却することができるため、半導体モジュールの冷却効率に一層優れた半導体冷却構造を得ることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる半導体冷却構造につき、図1〜図6を用いて説明する。
本例の半導体冷却構造1は、図1に示すごとく、半導体素子21を内蔵した半導体モジュール2と、該半導体モジュール2を冷却するための冷却器4とからなる。
冷却器4は、半導体モジュール2の主面25との間に、複数の突起部31を有する金属板からなる突起形成板3を挟むように、該突起形成板3に接触配置されている。
突起形成板3は、突起部31を、半導体モジュール2の主面25に当接させている。
具体的には、突起形成板3は、冷却器4の表面45に接合されており、突起部31は、半導体モジュール2の主面25に当接している。すなわち、突起形成板3は、図3、図4に示すごとく、平板状の基板部30から多数の突起部31を一方の面に隆起させてなる。そして、突起形成板3の基板部30を、ろう付けによって冷却器4の表面45に接合している。
また、半導体モジュール2の主面25には、放熱板23の表面を被覆するように形成された絶縁膜26が配されている。そして、突起形成板3の複数の突起部31が、半導体モジュール2の主面25を構成する絶縁膜26に当接している。
絶縁膜26は、たとえばSiCNからなる厚さ10μm程度の膜(シリコン炭窒化膜)である。また、突出形成板3及び冷却器4は、たとえばアルミニウムからなる。
突起形成板3における突起部31は、半導体モジュール2と冷却器4とからの加圧力によって変形するよう構成されている。
本例の半導体冷却構造1における突起部31は、図4に示すごとく、基板部30に切り込みを入れて一方の面側へ隆起させるように斜めに屈曲させた斜面部311と、該斜面部311の先端部から基板部30側へ屈曲して基板部30に平行に形成された当接面部312とからなる。突起形成板3には、これと同形状の突起部31が多数形成されている。
そして、図2に示すごとく、突起部31の当接面部312が半導体モジュール2の主面25に当接し、基板部30が冷却器4の表面45に接合された状態で、突起形成板3が半導体モジュール2と冷却器4とから加圧されたとき、突起部31が基板部30へ近付く方向に変形する。
また、図1に示すごとく、半導体モジュール2は、両面冷却構造を有し、突起形成板3及び冷却器4は、半導体モジュール2の両主面25に積層配置されている。すなわち、半導体モジュール2は、両主面25に、絶縁膜26によって被覆された放熱板23を配置しており、それぞれの主面25に、冷却器4に接合された突起形成板3が接触配置されている。
更に、上記のように配置された冷却器4の反対側にも同様の構成で、突起形成板3及び半導体モジュール2が積層されている。そして、全体としては、図5に示すごとく、冷却器4と半導体モジュール2とが突起形成板3を介して交互に積層配置されている。なお、一対の冷却器4の間には、2個の半導体モジュール2が左右に並列配置された状態で挟持されている。
図1に示すごとく、半導体モジュール2は、IGBT等の半導体素子21を内蔵したモジュール本体部20と、該モジュール本体部20から突出させた外部接続端子22とを有する。外部接続端子22には、主電極端子221と、該主電極端子221の突出方向と略180度異なる方向へ突出させた信号端子222とがある。モジュール本体部20は、半導体素子21とその両面に配された放熱板23とを樹脂部24によって封止してなる。そして、半導体モジュール2の一対の主面25は、放熱板23の表面を絶縁膜26によって被覆してなる。
図1に示すごとく、冷却器4は、その内部に冷媒流路41を有しており、これに冷却媒体を流通可能に構成してある。また、図5に示すごとく、複数の冷却器4の両端をそれぞれ連結するように蛇腹パイプ401を配置してある。また、積層方向の一端における冷却器4の両端には、冷媒導入口403と冷媒排出口404とがそれぞれ接続されている。このようにして、複数の冷却器4を並列配置してなる冷却器ユニット40が構成されている。
そして、隣り合う冷却器4の間に上述のごとく半導体モジュール2を挟持させ、冷却器4内に冷却媒体を流通させることにより、モジュール本体部20を両面から冷却することができる。
なお、上記冷却媒体としては、たとえば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷媒を用いることができる。また、空気などの気体系の冷却媒体を用いることもできる。
また、図5に示す積層配置された複数の半導体モジュール2及び複数の冷却器4とによって構成される半導体冷却構造1は、例えば、インバータ等の電力変換装置の一部を構成する。
半導体モジュール2と冷却器4とを積層配置するに当っては、図6に示すごとく、予め所定の間隔をもって冷却器4を配置しておく。これらの冷却器4は、その積層方向の表面45に突起形成板3が接合されている。そして、隣合う冷却器4における互いに対向する表面45に接合された突起形成板3の突起部31同士の間の間隔は、半導体モジュール2の厚みよりも小さめに形成されている。
この状態の一対の冷却器4の間に、半導体モジュール2を挿入する。これにより、突起部31が基板部30側へ変形しながら、半導体モジュール2の一対の主面25に当接した状態となる。このような挿入作業を、全ての半導体モジュール2について同様に行うことにより、半導体冷却構造1が形成される。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記半導体冷却構造1においては、冷却器4は、半導体モジュール2の主面25との間に突起形成板3を挟むように、突起形成板3に接触配置されている。そして、突起形成板3は、突起部31を、半導体モジュール2の主面25に当接させている。これにより、突起形成板3は、複数の突起部31において、部分的に半導体モジュール2の主面25と接触することとなる。
そのため、突起部31以外の部分においては、突起形成板3が半導体モジュール2の主面25に接触することはないが、突起部31においては確実に半導体モジュール2の主面25に接触することができる。それ故、たとえば、半導体モジュール2の主面25や冷却器4の表面45の平面度が多少小さかったり、表面粗度が多少大きくても、突起形成板3と半導体モジュール2の主面25との真実接触面積を充分に確保することができる。
その結果、半導体モジュール2と冷却器4との間の熱伝達率を向上させることができ、半導体モジュール2の冷却効率を向上させることができる。
また、上記突起部5において部分的に、突起形成板3と半導体モジュール2とを接触させることができるため、突起形成板3全体への加圧力を比較的小さくしても各突起部31における圧力を大きくして、真実接触面積を充分に確保することができる。そのため、半導体モジュール2の冷却効率を低下させることなく、半導体モジュール2と冷却器4との積層方向の加圧力を小さくすることが可能となり、生産性の向上を図ることができる。
また、突起形成板3における突起部31は、半導体モジュール2と冷却器3とからの加圧力によって変形するよう構成されている。これにより、複数の突起部31が、半導体モジュール2の主面25や冷却器4の表面45に追従して、確実にこれらに接触することができる。すなわち、たとえば半導体モジュール2の主面25や冷却器4の表面45あるいは突起形成板3に、充分な平面度が出ていない場合にも、複数の突起部31を半導体モジュール2の主面25や冷却器4の表面45に確実に接触させやすくなる。
また、突起形成板3は冷却器4の表面45に接合されており、突起部31は半導体モジュール2の主面25に当接している。これにより、半導体冷却構造1の組立てを容易に行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
また、半導体モジュール2は両面冷却構造を有し、突起形成板3及び冷却器4は半導体モジュール2の両主面に積層配置されている。これにより、半導体モジュール2を両面から冷却することができるため、半導体モジュール2の冷却効率に一層優れた半導体冷却構造1を得ることができる。
以上のごとく、本例によれば、半導体モジュールの冷却効率に優れた半導体冷却構造を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図7〜図9に示すごとく、突起形成板3の突起部31の形状を種々変更した例である。
図7に示す突起部31は、断面略M字形状に構成されている。
図8に示す突起部31は、円錐形状に構成されている。
図9に示す突起部31は、円錐形状の頂部を基板部30に平行な平面で切断した平坦頂面313を有する。
その他は、実施例1と同様である。本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を奏する。なお、本例に示した以外にも、突起部31の形状は、種々の形状とすることができる。
(実施例3)
本例は、図10〜図12に示すごとく、複数の突起部31を表裏両面に設けてなる突起形成板3を用いた半導体冷却構造1の例である。
図11、図12に示すごとく、突起形成板3は、一方の面と他方の面のそれぞれに、円錐形状の突起部31を多数突出形成してなる。
そして、図10に示すごとく、突起形成板3は、一方の面に設けた複数の突起部31を半導体モジュール2の主面25に当接させ、他方の面に設けた複数の突起部31を冷却器4の表面45に当接させている。
本例の突起形成板3は、冷却器4にも半導体モジュール2にも接合することなく、これらと別体の部品として用意され、半導体モジュール2と冷却器4とを積層配置して半導体冷却構造1が組み立てる際に、これらと共に積層される。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、突起形成板3を、半導体モジュール2と冷却器4のいずれにも接合することなく、半導体モジュール2の主面25及び冷却器4の表面45との間の真実接触面積を充分に確保することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図13に示すごとく、突起形成板3を略波形状に形成した例である。
すなわち、本例の突起形成板3は、両面側にそれぞれ突き出した直線状の頂辺314を有する突起部31を多数設けてなる。
したがって、突起形成板3と半導体モジュール2の主面25及び冷却器4の表面45との接触は、線接触に近い状態となる。
その他は、実施例3と同様である。
本例の場合には、半導体モジュール2と冷却器4とから加圧されたとき、突起形成板3における各突起部31が高さ方向に若干押し潰され、その頂辺314及び積層方向に直交する方向(図13のX方向)に伸びる。これにより、突起形成板3が突起部31において半導体モジュール2の主面25及び冷却器4の表面45に追従するように充分に接触する。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図14、図15に示すごとく、半導体モジュール2と冷却器4との間に、突起形成板3を複数に分割して配置した半導体冷却構造1の例である。
すなわち、上記実施例4に示した突起形成板を略三分割した突起形成板3を半導体モジュール2の主面25と冷却器4の表面45との間に、互いに間隔を空けながら3枚並列配置している。
その他は、実施例4と同様である。
本例の場合には、図15の矢印Fに示すごとく、半導体モジュール2と冷却器4とから加圧されて、突起形成板3の突起部31が高さ方向に若干押し潰されたとき、各突起形成板3はそれぞれ、頂辺314及び積層方向に直交する方向(図15のX方向)に伸びる。このとき、各突起形成板3のX方向長さが短いため、突起形成板3が充分に伸びやすい。さらに、突起形成板3同士の間に適度な間隔が形成されているため、突起形成板3が伸びたときに、隣合う突起形成板3が干渉することもない。
これにより、加圧時に、突起形成板3が半導体モジュール2の主面25と冷却器4の表面45とに充分に追従して、より確実に接触することができる。そのため、半導体モジュール2の主面25や冷却器4の表面45の平面度が多少小さくても、突起形成板3と半導体モジュール2の主面25及び冷却器4の表面45との間の真実接触面積を充分に確保しやすくなる。
その他、実施例4と同様の作用効果を有する。
(実施例6)
本例は、図16に示すごとく、半導体モジュール2及び冷却器4との積層方向に付勢されたバネ構造を有する突起形成板3を用いた半導体冷却構造1の例である。
上記突起形成板3は、両端部において冷却器4に接合される一対の脚部33と、該一対の脚部33から斜めに立上がるように形成された一対のバネ構造部32と、該一対のバネ構造部32の間に形成されて半導体モジュール2の主面25に当接する突起形成部310とからなる。この突起形成部310は、実施例4に示す突起形成板と同様の波形状に形成されており、多数の突起部31が形成されている。
かかる形状の突起形成板3が、半導体モジュール2の主面25と冷却器4の表面45との間において積層方向に加圧された状態で配置している。これにより、突起形成板3は、バネ構造部32において弾性変形して、積層方向の加圧力に対抗する方向に付勢された状態となっている。
この付勢力を生じるのは、上記2箇所のバネ構造部32であり、積層方向についてのこれらのバネ定数の合計k1は、突起形成部310におけるバネ定数k2よりも大きく設定してある。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、突起形成板3と半導体モジュール2との間、及び突起形成板3と冷却器4との間の加圧力を、突起形成板3のバネ構造によって得ることができる。これにより、加圧力を付与するためのバネ部材を別個に配設する必要がなくなるため、部品点数を削減することができる。
また、2個のバネ構造部32のバネ定数の合計k1が、突起形成部310におけるバネ定数k2よりも大きく設定してあるため、突起形成板3によって、積層方向の加圧力を充分に確保しつつ、突起形成部310を半導体モジュール2の主面25へ充分に追従させて接触させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例7)
本例は、図17に示すごとく、半導体モジュール2の主面25と突起形成板3との間に、グリス5を介在させた半導体冷却構造1の例である。
すなわち、半導体モジュール2の主面25に突起形成板3の突起部31を当接させつつ、突起部31が形成されていない部分と半導体モジュール2の主面25との間に形成される隙間にグリス5を介在させている。グリス5としては、たとえば、シリコンオイルからなるものを用いることができる。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、半導体モジュール2と冷却器4との間の熱伝達率を一層向上させることができる。すなわち、実施例1と同様に突起形成板3の突起部31によって真実接触面積を増加させて熱伝達率を向上させると共に、突起部31以外の部分においてもグリス5を配置することにより熱伝達率を向上させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、上記実施例においては、上記冷却器として、内部に液体や気体の冷却媒体を流通させる冷媒流路を設けたものを紹介したが、本発明の半導体冷却構造における冷却器としては、必ずしも冷媒流路を設けたものに限られず、冷媒流路のない冷却器を用いることもできる。
実施例1における、半導体冷却構造の断面説明図。 実施例1における、半導体冷却構造の一部拡大断面説明図。 実施例1における、突起形成板の斜視図。 実施例1における、突起部の斜視図。 実施例1における、積層された半導体冷却構造の一部展開斜視図。 実施例1における、半導体冷却構造の組立て方法の説明図。 実施例2における、断面略M字形状の突起部の斜視図。 実施例2における、円錐形状の突起部の斜視図。 実施例2における、平坦頂面を有する突起部の斜視図。 実施例3における、半導体冷却構造の一部拡大断面説明図。 実施例3における、突起形成板の一部の斜視図。 図11のA−A線矢視断面図。 実施例4における、突起形成板の斜視図。 実施例5における、半導体冷却構造の断面説明図。 実施例5における、半導体冷却構造の一部拡大断面説明図。 実施例6における、半導体冷却構造の断面説明図。 実施例7における、半導体冷却構造の一部拡大断面説明図。 従来例における、半導体冷却構造の断面説明図。
符号の説明
1 半導体冷却構造
2 半導体モジュール
21 半導体素子
25 主面
3 突起形成板
31 突起部
4 冷却器
45 表面

Claims (7)

  1. 半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却するための冷却器とからなる半導体冷却構造であって、
    上記冷却器は、上記半導体モジュールの主面との間に、複数の突起部を有する金属板からなる突起形成板を挟むように、該突起形成板に接触配置されており、
    該突起形成板は、上記突起部を、上記半導体モジュールの主面及び上記冷却器の表面の少なくとも一方に当接させていることを特徴とする半導体冷却構造。
  2. 請求項1において、上記突起形成板における上記突起部は、上記半導体モジュールと上記冷却器とからの加圧力によって変形するよう構成されていることを特徴とする半導体冷却構造。
  3. 請求項1又は2において、上記突起形成板は、上記半導体モジュール及び上記冷却器との積層方向に付勢されたバネ構造を有することを特徴とする半導体冷却構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記半導体モジュールの主面及び上記冷却器の表面の少なくとも一方と、上記突起形成板との間には、グリスが介在していることを特徴とする半導体冷却構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記突起形成板は、上記冷却器の表面に接合されており、上記突起部は、上記半導体モジュールの主面に当接していることを特徴とする半導体冷却構造。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記突起形成板は、複数の上記突起部を表裏両面に設けてなり、一方の面に設けた複数の上記突起部を上記半導体モジュールの主面に当接させ、他方の面に設けた複数の上記突起部を上記冷却器の表面に当接させていることを特徴とする半導体冷却構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記半導体モジュールは、両面冷却構造を有し、上記突起形成板及び上記冷却器は、上記半導体モジュールの両主面に積層配置されていることを特徴とする半導体冷却構造。
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