JP2009073432A - 車両用給油口開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セルフ式給油スタンド等における、給油完了後の給油口の閉鎖失念を確実に防止することができる車両用給油口開閉機構を提供する。
【解決手段】 給油口43の開閉状態を検出する給油口開検出センサ26を設け、検出される給油口状態が開状態の場合に、給油口開閉駆動制御手段12により給油口43を自動閉鎖する。その際、予め定められた給油口閉鎖失念状態が成立しているか否かを判定し、該給油口閉鎖失念状態が成立している場合に、開放位置にある開閉部材42,42が閉鎖位置へ移動する。
【選択図】 図7

Description

本発明は車両用給油口開閉機構に関する。
特開平6−299994号公報 特開2006−299994号公報 特開2001−1770号公報 特開平8−163654号公報
特許文献1〜4には、車両の燃料給油口の開閉を、従来のような手動式キャップに代えて、給油口に設けられた開閉部材をモータ等により開閉駆動できるようにした給油口開閉機構が提案されている。このような開閉機構を設ける背景は文献ごとにさまざまであり、例えば特許文献2ではタンク蓋を扱う場合の手汚れとタンク蓋の紛失防止が、特許文献1,3では降車せずとも給油口の開閉操作ができるようにし給油作業の手間を削減することが、特許文献4ではオート給油設備を有したスタンドでの給油口開放動作の確実化が、それぞれ課題として掲げられている。
しかし、上記特許文献1〜4は、つまるところ給油口の開閉機構を駆動式にして給油作業の省力化が図るという、いわば自明の課題を掲げているに過ぎない。特に、特許文献4が開示するのは、ガソリンスタンドへのオート給油設備導入という、自動車外設備に省力化のインフラを求める方式であり、莫大な導入コストが要求される問題がある。近年は、競争激化や原油価格高騰を背景に、多くのガソリンスタンドで給油作業のセルフ化が進んでおり、気の利いた自動化等の設備を導入しようとする意欲は、もはや薄らいできているというのが現状である。
そして、ガソリンスタンドでの給油作業が、ノンプロの一般ドライバーによる手作業が中心となることで、給油完了後に給油口の閉鎖を失念するといった、初歩的な作業ミスが生ずる懸念も発生している。しかし、上記特許文献1〜4においては、こうした給油作業セルフ化に伴う技術的背景がまったく考慮されておらず、給油完了後における給油口封鎖失念を防止するための手段についても何ら具体的な提案はなされていない。
本発明の課題は、セルフ式給油スタンド等における、給油完了後の給油口の閉鎖失念を確実に防止することができる車両用給油口開閉機構を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明の車両用給油口開閉機構は、
車両の給油口を閉鎖する閉鎖位置と、同じく給油のために開放する開放位置との間で移動可能に設けられた開閉部材と、
該開閉部材を閉鎖位置と開放位置との間で駆動する開閉部材駆動機構と、
給油口の開閉状態を検出する給油口状態検出手段と、
検出される給油口状態が開状態の場合に、予め定められた給油口閉鎖失念状態が成立しているか否かを判定する給油口閉鎖失念状態成立判定手段と、
給油口閉鎖失念状態が成立している場合に、開放位置にある開閉部材が閉鎖位置へ移動するように開閉部材駆動機構を作動させる給油口開閉駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記本発明の車両用給油口開閉機構の構成によると、セルフ式給油スタンド等における、給油完了後の給油口の閉鎖失念を確実に防止することができる。具体的には、給油口の開閉状態を検出する給油口状態検出手段を設け、検出される給油口状態が開状態の場合に、給油口開閉駆動制御手段により給油口を自動閉鎖する。その際、予め定められた給油口閉鎖失念状態が成立しているか否かを判定し、該給油口閉鎖失念状態が成立している場合に、開放位置にある開閉部材が閉鎖位置へ移動する。すなわち給油口閉鎖失念状態成立判定手段を設けることで、給油開始直前や給油中など、給油口を本来開状態としなければならないシーンが除外され、問題となる給油口開状態が作業者の失念に由来する場合にのみ、給油口の自動閉鎖を選択的に実施できるようになる。
車両に、いわゆるスマートエントリシステム等の無線施開錠システムが搭載されている場合、無線携帯キーを探索するための探索用電波を、車外における給油口の周辺に電波到達エリアが形成されるように送出する給油口探索用電波送出手段と、探索用電波に対する無線携帯キーからの無線応答情報に基づき、給油口周辺の電波到達エリア内に無線携帯キーが存在するか否かを探索する無線携帯キー探索手段とを設けることができる。給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、かつ電波到達エリア内に無線携帯キーが探索されないことを必須要件として給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なうように構成することができる。つまり、給油口閉鎖を失念して給油口近傍から無線携帯キーを持ったドライバーが立ち去れば、給油口が開いたままの状態で給油口周辺から無線携帯キーが探索されなくなる状況が必ず発生するので、当該状況が成立することを必須要件として採用することで給油口閉鎖失念状態の成立判定精度を高めることができる。
特に、給油口が開いたままの状態で一旦無線携帯キーが上記電波到達エリア内に検出された後、非検出状態に移行してしまった場合には、給油口閉鎖失念状態が成立する蓋然性はさらに高くなるので、これを必須要件として給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なうことがより望ましい。他方、スマートエントリシステムを採用する車両では、セキュリティ対策のため、探索された無線携帯キーが正規ユーザのものかどうかを認証する機能を搭載するのが一般的である。この場合、電波到達エリア内にて探索された無線携帯キーから送信される認証情報を受信する認証情報受信手段と、受信した該認証情報に基づいて無線携帯キーの認証を行なう認証手段とが設けられる。そして、給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、電波到達エリア内にて無線携帯キーが一旦探索され、かつ認証受理となった後、当該給油口状態が開状態のまま無線携帯キーが電波到達エリア内にて再び探索不能となるか又は認証棄却となることを必須要件として、給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なうことができる。
次に、給油口を開にして給油開始するためには、給油口への給油ノズルの装着が必須であり、これを検出する給油ノズル装着検出手段を設けることができる。従って、給油口が開状態であっても、給油ノズルが装着中であれば給油口閉鎖失念状態と判定してはならない。すなわち、装着給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、かつ給油ノズル装着検出手段が給油ノズルの装着を検出していないことを必須要件として給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なうように構成することができる。
また、実際に給油がなされれば、燃料残量は確実に増加する。この場合、車両の燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、該燃料残量検出手段が検出する燃料残量に基づいて給油完了判定を行なう給油完了判定手段とを設けることができる。そして、給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、かつ該給油完了判定がなされることを必須要件として給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なうようにすれば、給油口閉鎖失念状態の成立判定をさらに高精度に行なうことができる。例えば、上記の流れによると、給油口を開にして給油ノズルを一旦装着したが、何らかの事情により給油ノズルを給油口から取り外し、何もせずに給油口近傍から立ち去ってしまえば、給油がなされていないにもかかわらず、給油口閉鎖失念状態が成立したと判定されて給油口が勝手に閉まり、却って不便な状況を将来する可能性がある。そこで、燃料残量の増加が検出されない場合は、給油口閉鎖失念状態不成立と判定することで給油口の自動閉鎖を阻止することができる。
なお、ユーザの意図に反して給油口が閉じたり、あるいは開状態を維持したりしている場合は、ユーザの手動操作を優先して給油口の開閉を行なうことも可能である。この場合、開閉部材の開閉駆動に係るトリガ信号を手動発生させるためのトリガスイッチを、給油口と隣接する形で車外から操作可能に設けるとよい。例えば、検出される給油口状態が開状態にてトリガスイッチが操作された場合には、給油口開閉駆動制御手段は、給油口閉鎖失念状態の成立の有無とは無関係に開閉部材を閉位置へ駆動するようにする。
次に、給油口に開閉部材駆動機構を設けることにより、当然、給油開始に先立って給油口を開放スタンバイ状態に設定することも可能である。具体的には、検出される給油口状態が閉状態の場合に、予め定められた給油口開放許容条件が成立しているか否かを判定する給油口開放許容条件成立判定手段と、
給油口開放許容条件が成立している場合に、開閉部材駆動機構が、閉鎖位置にある開閉部材を開放位置へ駆動することを許可する給油口開駆動許可手段とを設けることができる。すなわち、給油口開放許容条件が非成立のときは開閉部材を開放位置へ駆動することが禁止され、不必要なときに給油口が開放されてしまう不具合を防止できる。
この場合、給油口開放許容条件が成立した場合に、給油口を自動的に開放するようにしてもよいが、給油口の開放に際してはユーザの手動操作を介在させることを必須とすることで、誰も見ていないところで給油口が勝手に開放してしまう懸念を解消することができる。具体的には、開閉部材の開閉駆動に係るトリガ信号を手動発生させるためのトリガスイッチを、給油口と隣接する形で車外から操作可能に設け、給油口開閉駆動制御手段は、検出される給油口状態が閉状態にて給油口開放許容条件が成立し、かつトリガスイッチが操作されることを前提として開閉部材を開駆動するように構成できる。
例えば、前述のごとく車両に無線施開錠システムを搭載し、無線携帯キーを探索するための探索用電波を、車外における給油口の周辺に電波到達エリアが形成されるように送出する給油口探索用電波送出手段と、探索用電波に対する無線携帯キーからの無線応答情報に基づき、給油口周辺の電波到達エリア内に無線携帯キーが存在するか否かを探索する無線携帯キー探索手段と、電波到達エリア内にて探索された無線携帯キーから送信される認証情報を受信する認証情報受信手段と、受信した該認証情報に基づいて無線携帯キーの認証を行なう認証手段とを設けることができる。この場合、給油口開放許容条件成立判定手段は、検出される給油口状態が閉状態であって、かつ電波到達エリア内に無線携帯キーが探索され、かつ認証受理となることを必須要件として、給油口開放許容条件が成立したと判定する。これにより、ユーザが無線携帯キーとともに給油口に近寄ったときにのみ給油口開放が許可され、ユーザの意図に反して給油口が勝手に開放してしまう懸念が解消される。
また、車両にカーナビゲーションシステムが搭載される場合は、給油口開放許容条件成立判定手段は、カーナビゲーションシステムが検出する車両の現在地がガソリン供給施設であることを必須要件として、給油口開放許容条件が成立したと判定することができる。これにより、給油のために車両がガソリン供給施設(ガソリンスタンド等)に立ち寄った場合に給油口開放が許可され、ユーザはスムーズに給油作業に移行することができる。
次に、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用給油口開閉機構100の電気的構造を示すブロック図である。車両用給油口開閉機構100の要部は、通信線を介して接続されたスマートエントリシステム(無線施開錠システム)1とボデー制御ユニット50とを主体に構成される。スマートエントリシステム1の制御主体はスマートエントリECU9であり、これに無線携帯キー2からの無線信号を受信する受信機8(認証情報受信手段)、車室内発信機4a,4b、トランク内発信機5、トランク外発信機6、車室外D席発信機7a、車室外P席発信機7b、及び給油口発信機7cが接続されている。また、スマートエントリECU9には、IG(イグニッション)SW16、ACC(アクセサリ)SW17、D席トリガSW18、P席トリガSW19が接続されている。各トリガSW18,19は、ドアを開閉するためのドアアウトサイドハンドル(図示しない)に設けられたタッチセンサである。
他方、ボデー制御ユニット50の制御主体はボデーECU12であり、これに、各席ドアロックアクチュエータ10、トランクロックアクチュエータ30、ロックポジションSW(スイッチ)3、各ドアのカーテシSW11、ハザードランプユニット31、トリガスイッチ23、ノズル検知センサ24(給油ノズル装着検出手段)、給油口開スイッチ25、フューエルリッド駆動部21、開閉部材駆動機構22、給油口開検出センサ26、給油口ロック機構28及びかみ込み検出センサ29が接続されている。
給油口ノズルセンサ24は、図3に示すように、給油口43の内面に取り付けられた透過型光センサ、反射型光センサ、近接スイッチ等で構成され、給油口43内に給油ノズルFNが挿入されているか否かを検出するものである。給油口開スイッチ25は運転席足元等に設けられ、その操作に伴い、ボデーECU12は、給油口43を覆うフューエルリッド41(図7:状態1)をフューエルリッド駆動部21により開駆動するための駆動トリガ信号を出力する。なお、フューエルリッド駆動部21は、給油口開スイッチへの手動操作をフューエルリッド開閉部に機械伝達するのみとし、ボデーECU12による電気駆動制御を行なわない構成としてもよい)。
開閉部材駆動機構22は、従来の給油口キャップを駆動式開閉機構とするために設けられたもので、本実施形態では、図7(状態2)に示すごとく、給油口43の開口に望む位置にて接近・離間駆動される1対の開閉部材42,42と、その駆動モータ42Mとを主体に構成される。駆動モータ42Mの回転力は、分配器42Dにより、各開閉部材42,42に一体化されたラック42L,42Lと噛み合うピニオンギア42p,42pに、回転方向が互いに逆となるように分配・伝達される。従って、開閉部材42,42は、駆動モータ42Mの正方向回転により開位置へ、逆方向回転により閉位置へそれぞれスライド駆動される。また、給油口開検出センサ26は給油口状態検出手段に相当し、開位置へ移動した開閉部材42を検出するもので(図7:状態2〜3)、周知のリミットスイッチないし近接スイッチ等で構成される。給油口ロック機構28は、開閉部材42のスライド移動を阻止するための周知の機械式ロック機構であり、ロック状態では給油口駆動部22の動作も禁止するインターロック制御がなされる。さらに、かみ込み検出センサ29は、開閉部材42,42の内縁に取り付けられる接触検知センサ等で構成され、開閉部材42,42間への異物等のかみ込みを検出する。
次に、スマートエントリECU9はマイコンハードウェアを主体とするものであり、CPU91、ROM92、RAM93及び入出力部95をバスライン94にて相互に接続したものである。入出力部95には、受信機8、IGSW16、ACCSW17、D席トリガSW18及びP席トリガSW19が接続されている。ROM92には制御プログラム92a及び認証用のIDコード92bが記憶されており、RAM93には制御プログラム92aの実行エリアとなるワークメモリ93aおよび認証結果(受理/棄却)を示すID認証フラグ93bが形成されている。また、無線携帯キー2は、動作電源となる内蔵電池21、その電池電源出力の安定化回路22、通信回路14、及びアンテナ13等を有する。通信回路14には、車両に固有のIDコードが記憶されている。
図2は、車両(自動車)に対する各発信機の取り付け位置の一例を示すものである。すなわち、車室外D席発信機7aは運転席ドアに設けられ、車室外P席発信機7bは助手席ドアに設けられている。また、車内にはフロントとリアに車室内発信機4a,4bが設けられ、トランクにはトランク内発信機5およびトランク外発信機6が設けられている。さらに、車体リア寄りの側面に形成された給油口43に隣接して給油口発信機7cが、車外における給油口43の周辺に電波到達エリアFAが形成されるように取り付けられている。該給油口発信機7cは、給油口探索用電波送出手段に相当するものである。
スマートエントリシステムの基本動作については周知であるので、具体例により概略を述べる(この動作は、スマートエントリECU9による制御プログラム92aの実行(ならびに、通信線を介したスマートエントリECU9からの指示によるボデーECU12の、図示しない制御プログラムの実行)により実現する)。まず、ユーザが車内にいない時は、車室外発信機7a,7bから定期的にポーリング電波が車外に発信されており(車室外ポーリング)、無線携帯キー2を所持するユーザが後述する検知エリアに近づくと、無線携帯キー2がその無線信号を受信し、IDコードを返信する。照合ECU9はこのIDコードを、ROM92に記憶されているIDコード92bと照合し、認証を行なう(認証結果はID認証フラグ93bに記憶される)。認証が受理されると、アクチュエータ10が作動してドアがアンロックされるか、または車外からのユーザの操作によってアンロックが可能なアンロック操作待機状態となる。アンロック操作待機状態になった後、例えばD席トリガSW18(ドアハンドルに設けられたタッチセンサ)にユーザが触れるとアンロックされ、再度D席トリガSW18にユーザが触れるか、無線携帯キー2を所持するユーザが車外検知エリアから離れると、ドアがロックされる。
運転席ドア24がアンロックされると、車室内発信機4a,4bにより車室内へのポーリング電波の発信が開始される(車室内ポーリング)。ユーザが無線携帯キー2を携えて車内に乗り込んでいれば、この無線携帯キー2が車室内ポーリング電波に応答し、IDコード照合による認証が同様に行なわれる。認証受理であればIG−SW16をオンにすることで、エンジン始動可能となる。車室内へのポーリング電波の発信は定期的に繰り返され、ユーザがドアを開けて車内から車外へ出ることで、上記車室内ポーリングへの無線携帯キー2からの応答が途絶える。このとき、該車室内ポーリングによる最後の認証結果が受理であればドアロック待機状態となり、車室外ポーリングが再開されるとともに、車室内ポーリングは停止する。この状態で、D席トリガSW18にユーザが触れるか、無線携帯キー2を所持するユーザが車外検知エリアから離れると(つまり、車室外ポーリングに無線携帯キー2が応答しなくなると)ドアがロックされる。
また、ユーザがドアを開けて下車する際は、セルフ式ガソリンスタンド等での給油作業実施が目的の場合がある。給油口発信機7cは、IG−SW18がOFF後、運転席ドアが開になればポーリング電波の送信を開始する。
次に、スマートエントリECU9による制御プログラム92aの実行、ならびに、通信線を介したスマートエントリECU9からの指示によるボデーECU12での制御プログラムの実行により、本発明の車両用給油口開閉機構100に係る以下の各機能が実現される。
・給油口閉鎖失念状態成立判定手段(スマートエントリECU9):検出される給油口状態が開状態の場合に、予め定められた給油口閉鎖失念状態が成立しているか否かを判定する。
具体的には、下記(1)〜(4)のシーケンスすなわち、
(1)給油口43が開状態となった後(給油口開検出センサ26による)、ノズル検知センサ24により給油ノズルFN(図3)の装着が検出され、
(2)給油口発信機7cによる電波到達エリアFA(図2)内に無線携帯キー2が検出され、
(3)さらに、ノズル検知センサ24による給油ノズルFNの装着が非検出となる状態に移行し、
(4)その後、電波到達エリアFAにおいて、給油口43が開のまま無線携帯キー2が非検出状態に移行する、
が、この順で成立したとき、給油口閉鎖失念状態が成立したと判定する。以上、給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、
・検出される給油口状態が開状態であって、電波到達エリアFA内にて無線携帯キー2が一旦探索され、かつ認証受理となった後、当該給油口状態が開状態のまま無線携帯キー2が電波到達エリアFA内にて再び探索不能となるか又は認証棄却となること、
・ノズル検知センサ24が給油ノズルの装着を検出していないこと、
を必須要件として、給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なっている。
・給油口開閉駆動制御手段(ボデーECU12):給油口閉鎖失念状態が成立している場合に、開放位置にある開閉部材42,42が閉鎖位置へ移動するように開閉部材駆動機構22を作動させる。
・無線携帯キー探索手段(スマートエントリECU9):探索用電波に対する無線携帯キー2からの無線応答情報に基づき、給油口43周辺の電波到達エリアFA内に無線携帯キー2が存在するか否かを探索する。
・認証手段(スマートエントリECU9):受信した該認証情報に基づいて無線携帯キー2の認証を行なう。
・給油完了判定手段(ボデーECU12):燃料残量センサ27が検出する燃料残量に基づいて給油完了判定を行なう。検出される燃料残量が増加を開始した後、ある値で燃料残量の増加が停止し、その後、一定期間、燃料残量の増加停止が継続された場合に給油完了と判定する。ただし、該手段は省略することも可能である。
・給油口開放許容条件成立判定手段(スマートエントリECU9):検出される給油口状態が閉状態の場合に、予め定められた給油口開放許容条件が成立しているか否かを判定する。
・給油口開駆動許可手段(スマートエントリECU9):給油口開放許容条件が成立している場合に、開閉部材駆動機構22が、閉鎖位置にある開閉部材42,42を開放位置へ駆動することを許可する。
具体的には、検出される給油口状態が閉状態であって、かつ電波到達エリアFA内に無線携帯キー2が探索され、かつ認証受理となることを必須要件として、給油口開放許容条件が成立したと判定する。そして、該給油口開放許容条件が成立時においては、トリガスイッチ23が操作されることで開閉部材42,42を開駆動する。なお、給油口開放許容条件が成立した場合、開閉部材42,42を自動的に開駆動するようにしてもよく、この場合はトリガスイッチ23の省略も可能である。また、本実施形態では、図1のカーナビゲーションシステム30が検出する車両の現在地がガソリン供給施設内に位置していた場合にのみ、給油口開放許容条件が成立したと判定するようにしている。従って、ガソリン供給施設外ではる開閉部材42,42は開駆動されない。ただし、緊急時等においては、車室内の特定のスイッチ操作により開閉部材42,42の開駆動が可能となるように構成することももちろん可能である。
以下、詳細な処理の流れについて、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、S1では、車両がガソリン供給施設(ガソリンスタンド)内に停車しているか否かを確認し、停車していれば、IG−SW18がONからOFFへ遷移したか否か、さらに運転席側ドアが閉状態から開状態へ移行したか否かを確認する。以上、いずれも該当していればS2へ進み、図4の状態1に示すように、給油口発信機7cから給油口検知エリアFA(図2)へポーリング電波を発信する。なお、図7の状態51に示すように、フューエルリッド41は閉じられているから、ユーザは降車前に車室内から給油口開スイッチ25を操作することで、状態52に示すごとく、フューエルリッド41を開いた状態とする。また、トリガスイッチ23は、フューエルリッド41の外に隣接して設けられている。
図4に戻り、状態2に示すように、該ポーリング電波への無線携帯キー2からの応答があれば、S3に進み、送られてくるIDコードの照合により認証を行なう。認証受理であればS4に進み、給油口ロック機構28による開閉部材42(図7)ロック状態を解除し(給油口アンロック)、給油口駆動部22に給油口43を開とするためのスタンバイ状態にする(無線携帯キー2からの応答がないか、あるいは応答があっても認証棄却の場合は、当該スタンバイ状態への移行が禁止される)。
図7に戻り、この状態でトリガスイッチ23を操作すると、状態53に示すように、給油口駆動部22により開閉部材42,42が開位置へ移動する。このとき、開閉部材42は給油口開検出センサ26を付勢し、給油口43が開状態となったことが検出される。図3のごとく、給油口43に給油ノズルFNを装着すれば給油が可能である。ほとんどのガソリンスタンドの給油機は、給油ノズルFNには液面検知センサが設けられ、満タン状態になれば給油が自動停止するように構成されているのが一般的なので、給油開始されれば、給油完了までの間にユーザDが給油口43の近傍から一旦立ち去ることもある。すると、ユーザDが携帯する無線携帯キー2は給油口検知エリアFAの外に出るので、ポーリング電波への応答がなくなり、IDコード照合による認証も不受理(あるいは棄却)状態に戻る。
他方、給油の進捗に伴い、燃料残量センサ27が検出する燃料残量が増加するが、給油ノズルFNからの燃料注入が途絶えると該増加は停止する。この燃料残量増加の停止期間が所定時間(例えば10秒)継続し、かつ、ノズル検知センサ24が非検知状態となった場合(つまり、給油ノズルFNが給油口43から抜き取られた状態になった場合)に、ボデーECU12は給油完了と判定し、これをスマートエントリECU9に通知する。なお、給油口43を開いたが特に給油を行なわなかったような場合は、燃料残量に変化が生じないので、ボデーECU12からスマートエントリECU9への給油完了通知はなされない。
そして、給油完了すれば、ユーザDは無線携帯キー2とともに給油口43の近傍へ戻ってくる。図8のS9では、トリガスイッチ23が操作されたか否かを確認する。図5に示すように、トリガスイッチ23が操作された場合は、ノズル検知センサ24が非検知状態となっている限り、無線携帯キー2からの応答の有無(あるいは認証結果)とは無関係に開閉部材42,42を閉位置に移動させ、さらに給油ロック機構28をロック状態とする(図8:S13)。つまり、ガソリンスタンドの店員等は、無線携帯キー2を持たずとも、トリガスイッチ23によるマニュアル操作により給油口43の開閉操作が可能である。
ユーザDは、図6の上に示すように、給油ノズルFNの抜き取りのために給油口検知エリアFAへ必ず戻ってくるので、図8のS10に進み、無線携帯キー2からの応答によりこれを確認し、そのときの認証結果が受理であって、かつ、前述の給油完了の通知がなされている場合に、スマートエントリECU9は、給油口43のオートクローズ及びロック動作のスタンバイ状態とする。他方、セルフ式スタンド等でユーザDが自分で給油を行なう場合は、給油完了後に、給油口43を閉状態にするためのトリガスイッチ23の操作を失念し、そのまま運転席等に戻ってしまうこともある。この場合は、ユーザDが給油口検知エリアFAから立ち去ることでポーリング電波への応答がなくなり、IDコード照合による認証も不受理(あるいは棄却)状態となるので、図8のS13に進み、開閉部材42,42を閉位置に自動的に移動させ、さらに給油ロック機構28をロック状態とする(図7:状態54)。
このとき、当然、フューエルリッド41(図7)も開状態のまま失念しているから、これを図7の状態55のごとく閉鎖するために、フューエルリッド自動閉鎖機構や、あるいはフューエルリッドの閉鎖失念を、報知音や表示によりユーザに報知する機構を設けてもよい。
なお、上記処理はより簡略化することも可能である。例えば、給油ノズルFNが給油口43から抜き取られ、給油口ノズルセンサ24が非検知状態になれば、無線携帯キー2の応答・認証を特に行なわずに開閉部材42,42を閉位置に自動的に移動させる構成としてもよい。特に、開閉部材42,42の開駆動を、トリガスイッチ23の操作によるマニュアル駆動のみ可能に構成すれば、閉駆動は、トリガスイッチ23の操作によるマニュアル駆動か、給油口ノズルセンサ24の検知状態のみ参照する自動駆動のいずれかにより行なうことで、無線携帯キー2の応答・認証を廃止することができる(従って、給油口発信機7cの廃止が可能である)。
S13にて開閉部材42,42を閉位置に移動させる駆動を開始すればS14に進み、かみ込み検出センサ25(図1)が異物等のかみ込みを検出していないかどうかを検知する。もし、検知していなければ処理を終了し、検知している場合はS15に進み、開閉部材42,42を開位置へ戻す駆動を行なう(JAM作動)。
なお、図1にて車室外D席発信機7aあるいは車室外P席発信機7a(あるいは、後部座席に別途発信機が設けられている場合は、その後部座席の車室外発信機)のうち給油口43側のもの(図2では車室外P席発信機7a)の車外検知エリアを、給油口43を包含する領域にまで拡張できる場合は、上記した給油口発信機7cの機能を上記車室外発信機に兼用させることで、給油口発信機7cを省略することも可能である。また、給油口閉鎖失念状態の成立判定を、車室外の給油口検知エリアFA(図2)におけるポーリング電波への応答消失により行なうのに代え(又は、それとともに)、車室内発信機(特に、図1の車室内発信機(フロント)4a)によるポーリング電波への応答出現により行なうようにしてもよい(つまり、給油口閉鎖を失念し、運転席に戻ってきたところを検知する)。
本発明の車両用給油口開閉機構を採用したスマートエントリシステムに係る電気的構成の一例を示すブロック図。 車外検知エリアおよび車内検知エリアを示す図。 給油口ノズルセンサを取り付け形態とともに示す模式図。 図1の車両用給油口開閉機構の給油口開放動作流れを説明する図。 図1の車両用給油口開閉機構の給油口閉鎖動作流れを説明する第一図。 同じく第二図。 開閉部材駆動機構の動作流れを示す説明図。 本発明の車両用給油口開閉機構の処理流れの一例を示すフローチャート。
符号の説明
1 スマートエントリシステム(無線施開錠システム)
2 無線携帯キー
4a,4b 車室内発信機
7a,7b 車室外発信機
7c 給油口発信機(給油口探索用電波送出手段)
FA 電波到達エリア
8 受信機(認証情報受信手段)
9 スマートエントリECU(給油口閉鎖失念状態成立判定手段、無線携帯キー探索手段、認証手段、給油口開放許容条件成立判定手段、給油口開駆動許可手段
12 ボデーECU(給油口開閉駆動制御手段、給油口開閉駆動制御手段
22 開閉部材駆動機構
23 トリガスイッチ
24 ノズル検知センサ(給油ノズル装着検出手段)
27 燃料残量センサ(燃料残量検出手段)
30 カーナビゲーションシステム
42,42 開閉部材
43 給油口
100 車両用給油口開閉機構

Claims (10)

  1. 車両の給油口を閉鎖する閉鎖位置と、同じく給油のために開放する開放位置との間で移動可能に設けられた開閉部材と、
    該開閉部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で駆動する開閉部材駆動機構と、
    前記給油口の開閉状態を検出する給油口状態検出手段と、
    検出される給油口状態が開状態の場合に、予め定められた給油口閉鎖失念状態が成立しているか否かを判定する給油口閉鎖失念状態成立判定手段と、
    前記給油口閉鎖失念状態が成立している場合に、前記開放位置にある前記開閉部材が前記閉鎖位置へ移動するように前記開閉部材駆動機構を作動させる給油口開閉駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用給油口開閉機構。
  2. 前記車両には無線施開錠システムが搭載されるとともに、無線携帯キーを探索するための探索用電波を、車外における前記給油口の周辺に電波到達エリアが形成されるように送出する給油口探索用電波送出手段と、
    前記探索用電波に対する前記無線携帯キーからの無線応答情報に基づき、給油口周辺の前記電波到達エリア内に前記無線携帯キーが存在するか否かを探索する無線携帯キー探索手段とを備え、
    前記給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、かつ前記電波到達エリア内に前記無線携帯キーが探索されないことを必須要件として前記給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なう請求項1記載の車両用給油口開閉機構。
  3. 前記車両に、前記電波到達エリア内にて探索された前記無線携帯キーから送信される認証情報を受信する認証情報受信手段と、
    受信した該認証情報に基づいて前記無線携帯キーの認証を行なう認証手段とが設けられ、
    前記給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される給油口状態が開状態であって、前記電波到達エリア内にて前記無線携帯キーが一旦探索され、かつ認証受理となった後、当該給油口状態が開状態のまま前記無線携帯キーが前記電波到達エリア内にて再び探索不能となるか又は認証棄却となることを必須要件として、前記給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なう請求項2記載の車両用給油口開閉機構。
  4. 前記給油口への給油ノズルの装着を検出する給油ノズル装着検出手段を備え、
    前記給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、検出される前記給油口状態が開状態であって、かつ前記給油ノズル装着検出手段が前記給油ノズルの装着を検出していないことを必須要件として前記給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なう請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用給油口開閉機構。
  5. 前記車両の燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、
    該燃料残量検出手段が検出する燃料残量に基づいて給油完了判定を行なう給油完了判定手段とを備え、
    前記給油口閉鎖失念状態成立判定手段は、前記検出される給油口状態が開状態であって、かつ該給油完了判定がなされることを必須要件として前記給油口閉鎖失念状態の成立判定を行なう請求項4に記載の車両用給油口開閉機構。
  6. 前記開閉部材の開閉駆動に係るトリガ信号を手動発生させるためのトリガスイッチが、前記給油口と隣接する形で車外から操作可能に設けられ、
    検出される給油口状態が開状態にて前記トリガスイッチが操作された場合に、前記給油口開閉駆動制御手段は、前記給油口閉鎖失念状態の成立の有無とは無関係に前記開閉部材を前記閉位置へ駆動する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用給油口開閉機構。
  7. 検出される給油口状態が閉状態の場合に、予め定められた給油口開放許容条件が成立しているか否かを判定する給油口開放許容条件成立判定手段と、
    前記給油口開放許容条件が成立している場合に、前記開閉部材駆動機構が、前記閉鎖位置にある前記開閉部材を前記開放位置へ駆動することを許可する給油口開駆動許可手段とを有する請求項1ないし請求項6のいずれか1項に車両用給油口開閉機構。
  8. 前記開閉部材の開閉駆動に係るトリガ信号を手動発生させるためのトリガスイッチが、前記給油口と隣接する形で車外から操作可能に設けられ、
    前記給油口開閉駆動制御手段は、検出される給油口状態が閉状態にて前記給油口開放許容条件が成立し、かつ前記トリガスイッチが操作されることを前提として前記開閉部材を前記開駆動するものである請求項7記載の車両用給油口開閉機構。
  9. 前記車両には無線施開錠システムが搭載されるとともに、無線携帯キーを探索するための探索用電波を、車外における前記給油口の周辺に電波到達エリアが形成されるように送出する給油口探索用電波送出手段と、
    前記探索用電波に対する前記無線携帯キーからの無線応答情報に基づき、給油口周辺の前記電波到達エリア内に前記無線携帯キーが存在するか否かを探索する無線携帯キー探索手段と、
    前記電波到達エリア内にて探索された前記無線携帯キーから送信される認証情報を受信する認証情報受信手段と、
    受信した該認証情報に基づいて前記無線携帯キーの認証を行なう認証手段とが設けられ、
    前記給油口開放許容条件成立判定手段は、検出される給油口状態が閉状態であって、かつ前記電波到達エリア内に前記無線携帯キーが探索され、かつ認証受理となることを必須要件として、前記給油口開放許容条件が成立したと判定する請求項7又は請求項8に記載の車両用給油口開閉機構。
  10. 前記車両にカーナビゲーションシステムが搭載され、
    前記給油口開放許容条件成立判定手段は、前記カーナビゲーションシステムが検出する車両の現在地がガソリン供給施設であることを必須要件として、前記給油口開放許容条件が成立したと判定する請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の車両用給油口開閉機構。
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