JP2009070514A - 多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 - Google Patents
多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009070514A JP2009070514A JP2007239970A JP2007239970A JP2009070514A JP 2009070514 A JP2009070514 A JP 2009070514A JP 2007239970 A JP2007239970 A JP 2007239970A JP 2007239970 A JP2007239970 A JP 2007239970A JP 2009070514 A JP2009070514 A JP 2009070514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- optical disk
- optical disc
- layers
- multilayer optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
【課題】 最も手前の層の半透過膜とそれ以外の層の半透過膜とでAg合金(AgAlBi)の組成に差をつけた光ディスク及びこの光ディスクを用いた光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、各層を構成する反射膜材料の組成が、光入射面側からみて奥の層へ向かって、銀の割合が少なくし、アルミニウムの割合が多くすることで、膜の密着向上による耐久性及び再生信号特性の改善と、最も手前の層の透過率向上によるディスク全体としての高反射率化の達成(つまり高SN比)が両立する。
【選択図】 図3
【解決手段】 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、各層を構成する反射膜材料の組成が、光入射面側からみて奥の層へ向かって、銀の割合が少なくし、アルミニウムの割合が多くすることで、膜の密着向上による耐久性及び再生信号特性の改善と、最も手前の層の透過率向上によるディスク全体としての高反射率化の達成(つまり高SN比)が両立する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、情報を記録可能なCD、DVD、BD(Blu-Ray DISC)、HD DVDなどの多層の光ディスクに関する。また、本発明は、この多層の光ディスクを再生する光ディスク装置に関する。
現在、デジタル化された情報を記憶させる媒体としてCD,DVDなどの光ディスクが一般的に使用されている。このうちDVD(または次世代の光ディスクとして規格化の進められているHD DVD)は2枚のプラスチック基板の貼り合わせというディスク構造をとるため比較的簡単に情報記録層の2層化による大容量化が可能である。
2層光ディスクにおいて、入射面から見て手前側の層の半透過反射膜としては、光学特性的にAg(銀)が適している。しかしながら、Agには腐食し易いといった問題点がある。このような問題点を解決するために、AgにAl(アルミニウム)とBi(ビスマス)を0.05〜5%付加することによって腐食を抑えているものがある(特許文献1参照)。
特開2005−332557号公報
近年開発されている3層以上の光ディスクにおいては、ポリカーボネート基板上の2層の他に、フォトポリマー(アクリル系)により形成された3層目以降の記録層が存在する。このフォトポリマーは一般にAgに対する密着が弱いため、Ag合金反射膜の組成に更に工夫が必要である。また3層以上の多層ディスクでは半透過膜に高い透過性が求められるため、この点からもAg合金反射膜の組成を検討する必要がある。
そこで、本発明の目的は、上記の問題を解決するために成されたものであり、最も手前の層の半透過膜とそれ以外の層の半透過膜とでAg合金(AgAlBi)の組成に差をつけた光ディスク及びこの光ディスクを用いた光ディスク装置を提供する。
上記した課題を解決するために、この発明は、3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、各層を構成する反射膜材料の組成が、光入射面側からみて奥の層へ向かって、銀の割合が少なくアルミニウムの割合が多くなることを特徴とする。
この発明によれば、そのため本発明では、最も手前の層の半透過膜とそれ以外の層の半透過膜とでAg合金(AgAlBi)の組成に差をつけた。具体的には、最も手前の層はポリカーボネート上の記録層でありAg膜の密着は問題ないが透過率が必要なため、Agの比率を上げてAlBi(特にAl)の比率を下げる。一方で、それ以外の半透過膜はフォトポリマー上に形成されるため透過率よりも密着向上を優先してAgの比率を下げてAlBi(特にAl)の比率を上げる。(最も奥の層は全反射膜のため一般的にはAl合金でここでは考えない。)
このようにすることで、膜の密着向上による耐久性及び再生信号特性の改善と、最も手前の層の透過率向上によるディスク全体としての高反射率化の達成(つまり高SN比)が両立することができる。
以下、この発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る多層ディスクの片面3層光ディスクの構造を示す図である。図1に示したものは、一例として片面3層のHD DVD再生専用ディスクDである。信号再生光の入射面から見て、最初と最後の記録層(Layer0(L0)、Layer2(L2))の信号パターンがポリカーボネートの成形板上に、その他の記録層(本例では3層ディスクなので2層目:Layer1(L1))の信号パターンがフォトポリマー上に、それぞれ設けられていることが特徴である。最も奥の層以外は半透過の反射層が信号パターン上に成膜され、半透過反射膜越しにフォーカスをそれぞれの層にかけ分けることで、各層の信号を再生する。
図1は本発明の実施形態に係る多層ディスクの片面3層光ディスクの構造を示す図である。図1に示したものは、一例として片面3層のHD DVD再生専用ディスクDである。信号再生光の入射面から見て、最初と最後の記録層(Layer0(L0)、Layer2(L2))の信号パターンがポリカーボネートの成形板上に、その他の記録層(本例では3層ディスクなので2層目:Layer1(L1))の信号パターンがフォトポリマー上に、それぞれ設けられていることが特徴である。最も奥の層以外は半透過の反射層が信号パターン上に成膜され、半透過反射膜越しにフォーカスをそれぞれの層にかけ分けることで、各層の信号を再生する。
再生光は波長405nmでNA0.65の光学系を用いている。各情報記録層には最短長0.204μm(もしくは0.180μm)のピットがトラックピッチ0.40μmでスパイラル状に形成されている。ディスクの寸法は外径120mm、内径15mm、総厚1.2mm±0.03mmとCD、DVD(またはHD DVD、BD)と同じ寸法である。但し、当然この形態に限られる訳ではなく、4層以上の情報記録層を持ったディスクでも、より高密度または低密度のディスク、小径(例えば80mm)ディスクや両面ディスク、他の波長で再生する層を持つディスク(例えばDVDとのTwin Format Disc)、またBlu−Rayディスクなど他方式の光ディスクでも良い。
図2は、片面3層光ディスクの製造方法の流れを示した図である。
以下に、図2に従って本発明の一例である片面3層光ディスクの製造方法を説明する。まず、金型15とNiスタンパ17から射出成形によりLayer0を転写したL0成形基板10を作製する(ST21)。これは通常の単層及び2層のDVD、HD DVDと同じであり、成形材料は一般的にはポリカーボネート、型となるNiスタンパ17はリソグラフィにより作製した原盤をメッキすることで作製する。そして、ST21で作製したL0成形基板10の信号パターン2上に半透過反射膜21を成膜する(ST22)。
以下に、図2に従って本発明の一例である片面3層光ディスクの製造方法を説明する。まず、金型15とNiスタンパ17から射出成形によりLayer0を転写したL0成形基板10を作製する(ST21)。これは通常の単層及び2層のDVD、HD DVDと同じであり、成形材料は一般的にはポリカーボネート、型となるNiスタンパ17はリソグラフィにより作製した原盤をメッキすることで作製する。そして、ST21で作製したL0成形基板10の信号パターン2上に半透過反射膜21を成膜する(ST22)。
並行してL1のプラスチックスタンパ23を同様に射出成形により作製する(ST23)。プラスチックスタンパ23の材料は一般にはシクロオレフィンポリマーであるが、代わりにPMMA(Polymethylmetacrylat:ポリメチルメタクリレート)やポリカーボネートでも良い。射出成形にはST21同様にNiスタンパ17を用い、成形機や金型15などの設備も基本的には通常のDVD用のものを用いる。このようにして用意したL0成形基板10とプラスチックスタンパ23を、フォトポリマー24を介して貼り合せて紫外線により硬化させる(ST24)。フォトポリマー24は一般的にはスピンコートにより塗布され、この層はL1のピットパターンの転写層と、Layer0−Layer1を分離する中間層とを兼ねる。フォトポリマー硬化後、プラスチックスタンパ23を剥離させる(ST25)。そうして剥き出しになったフォトポリマー24で形成された(L1の)ピットパターン3上に半透明反射膜25を成膜する(ST26)。
並行して射出成形により第3層であるL2を転写したL2成形基板27を作製する(ST27)。これも通常の2層DVD、HD DVDと同じであり、一般的にはポリカーボネートとNiスタンパ17により成形する。このL2成形基板27のピットパターン4上には全反射膜29を成膜する(ST28)。このようにして用意したL2成形基板27をL1のピットパターン3上に紫外線硬化樹脂31で貼り合せる(ST29)。これは通常の2層DVD、HD DVDの貼り合わせ工程と同じであり接着層はL1−L2を分離する中間層となる。これにより片面3層光ディスクの完成となる。
この例は3層光ディスクであるが繰り返せば4層以上の光ディスクも作製可能である。ここで重要なのは、入射面側から見て最も手前と最も奥の層はポリカーボネートで形成されたパターン、それ以外の層はフォトポリマーにより形成されたパターンであるということである。2層を含む多層光ディスクでは一般に半透過膜材料としてAg合金を用いる。しかしAg合金はフォトポリマー(一般にアクリル系)に対して密着が悪く、その結果再生信号特性や耐久性が悪化する。
このため本発明では、AgにAlとBiを入れた合金を反射膜として用いた。主にAlはフォトポリマーへの密着を上げる役割、Biは耐久性を上げる役割を果たす。同様の先行発明として特開2005−332557号公報があるが、この先行例はポリカーボネート基板への成膜のみを想定しているため、比較的AlBi含有量が低い(0.05〜5%)。一方で本発明ではフォトポリマーへの密着改善を第一に考えるため特にAlの含有量については大幅に上げている(〜15%)。(以下含有量は atomic%。)
図3は、本発明の反射膜の効果を測定した結果である。一般的なAg半透過反射膜による第2層(L1)の信号再生結果と、本発明のAg合金(AgAlBi:Al=15%,Bi<0.1%)半透過反射膜による第2層の信号再生結果を比較して示す。測定結果において、SbER(Simulated bit Error Rate)とPRSNR(Partial Response Signal to Noise Ratio)はHD DVDの信号品質を表す指標で、SbERはエラーレートに相当するため低い値の方が、PRSNRは信号対雑音比に相当するため高い値の方がそれぞれ望ましい。図3より、一般のAg半透過反射膜と比べて本発明のAg合金(AgAlBi)は各信号指標が改善している。
しかし一方で、同一の膜厚で成膜しているにもかかわらず本発明のAg合金(AgAlBi)は反射率が低い。これは実際にはAlの導入により光吸収が増加しているためで、多層ディスクの半透過反射膜において透過率が下がることは奥の層の信号対雑音比の悪化につながり望ましくない。そこで本発明では、第1層目と(最も奥の層を除いた)それ以外の層(つまりポリカーボネートの層とフォトポリマーの層)で半透過反射膜の組成を変更することとした。
具体的には、最も手前の第1層目(L0)はポリカーボネート層でパターンへの反射膜の密着の問題が無いため、AgAlBiの組成の内、Alを少なめにする(例えば0≦Al≦5%,Al無しのAgBi系合金でも良い)。こうしてAlを減らすことで手前の層に必要な透過率を稼ぐ。つぎにその他の半透過層については、フォトポリマーパターンへの反射膜の密着の問題を解決するべくAgAlBiの組成の内、Alを第1層より大目にする(例えば5≦Al≦15%)。この場合、第2層目(L1)の透過率は下がるが、第1層目の透過率が高いためその影響は限定的なものとなる。なお、Biの含有量については耐久性(特に接着剤やフォトポリマーによる腐食)を損なわない範囲で少なく(多いと透過率が下がるため)することが望ましく、0.01%以上であるが1%以下でより理想的には0.1%以下である。
以上のことを一般的にあらわせば以下のようになる。
入射面から見て第1層目の半透過反射膜材料をR1、最も奥の層の全反射膜材料をRMax、その他の層の半透過反射膜材料をRnとする。ここでは半透過反射膜を論じるので全反射膜RMaxは除外する。
入射面から見て第1層目の半透過反射膜材料をR1、最も奥の層の全反射膜材料をRMax、その他の層の半透過反射膜材料をRnとする。ここでは半透過反射膜を論じるので全反射膜RMaxは除外する。
半透過反射膜R1の組成は AgxAlyBiz (84≦x≦99.99,0≦y≦15,0.01≦z≦1)、半透過反射膜Rnの組成は AgxAlyBiz (84≦x≦98.99,1≦y≦15,0.01≦z≦1) であることとし、かつ3層以上の多層光ディスクにおいてはフォトポリマーへの膜の密着と透過率のバランスを考えて、以下の関係を満たすこととする。
1.それぞれの層のAgの含有量Ag(R1)、Ag(Rn)が、Ag(R1)>Ag(Rn)
2.それぞれの層のAlの含有量Al(R1)、Al(Rn)が、Al(R1)<Al(Rn)
以上の条件を満たす半透過反射膜であれば、一般にAgとの密着が悪いフォトポリマーを用いて作製された3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいても、信号特性、耐久性、反射率の全てをバランスよく満足することが出来る。
一般的に光ディスクの反射膜はスパッタリング法によって成膜されるが、AgAlBiスパッタリングターゲットは安価なDCスパッタ装置で成膜でき、反応性気体の導入なども不要で短いタクトで生産性良く成膜が可能である。
なお、再生光入射側から見て最も手前のポリカーボネートによる記録層については、Ag合金反射膜の密着不良の問題が少ないため、その組成はAlが少なくても(または0でも)良く更にはより腐食低減効果の高いNdなどに置き換えても良い。(但しフォトポリマー上に成膜する2層目以降の記録層の反射膜材料は上述のようにその組成にAlを含むこととする。)
また本発明のより望ましい形態は、全ての層を波長405nmのレーザー光で再生する、または最も手前の層のみ波長650nmのレーザー光で再生し、その他の層を波長405nmのレーザー光で再生することを特徴とする。これはAlを含む合金は純Agに比べて光を吸収し易いためで、特に長波長の光ほど吸収が大きくなり多層化には向かない構成となる(例えば650nmの光で3層以上の奥の層を読むことは難しい)。
次に、上述した光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク装置について説明する。図4は、光ディスクを再生するための光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。図4に示すように、光ディスクDは例えば図1に示した片面3層光ディスクである。光源には短波長の半導体レーザ光源120が用いられる。その出射光の波長は、例えば400nm〜410nmの範囲の紫色波長帯のものである。半導体レーザ光源120からの出射光100は、コリメートレンズ121により平行光となり偏光ビームスプリッタ122、λ/4板123を透過して、対物レンズ124に入射される。その後、光ディスクDの基板を透過し、各情報記録層に集光されるようになっている。光ディスクDの情報記録層による反射光101は、再び光ディスクDの基板を透過し、対物レンズ124、λ/4板123を透過し、偏光ビームスプリッタ122で反射された後、集光レンズ125を透過して光検出器126に入射される。
光検出器127の受光部は、通常複数に分割されておりそれぞれの受光部から光強度に応じた電流を出力する。出力された電流は、図示しないI/Vアンプ(電流電圧変換)により電圧に変換された後、演算回路140に入力される。入力された電圧信号は、演算回路140によりチルト誤差信号及びHF信号及びフォーカス誤差信号及びトラック誤差信号などに演算処理される。チルト誤差信号はチルト制御を行うためのものであり、HF信号は光ディスクDに記録された情報を再生するためのものであり、フォーカス誤差信号はフォーカス制御を行うためのものであり、またトラック誤差信号はトラッキング制御を行うためのものである。
対物レンズ124はアクチュエータ128にて上下方向、ディスクラジアル方向、およびチルト方向(ラジアル方向または/およびタンジェンシャル方向)に駆動可能であり、サーボドライバ150によって光ディスクD上の情報トラックに追従するように制御される。なお、チルト方向には2種類ある。光ディスクの中心に向かってディスク面が傾くことで生じる「ラジアルチルト」と、トラックの接線方向に生じる「タンジェンシャルチルト」とがある。このうちディスクの反りで一般に生じるのはラジアルチルトである。単にディスク製造時に生じるチルトだけではなく、経年変化や使用環境の急変で生じるチルトも考慮する必要がある。
このような光ディスク装置を用いて、本発明の光ディスクを再生することができる。すなわち、ピットパターンの頂上(凸)の無機が反射膜製膜側に向いている層については、その反射膜を2層にして、ピットパターンに密着する層をアルミニウム(またはその合金あるいはその酸化物)にて形成し、もう一方の層を銀(または銀合金)にて形成された光ディスクであるものが上記光ディスク装置で再生可能となる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…L0成形基板、15・・・金型、17、18…Niスタンパ、21…半透過反射膜、23、33・・・プラスチックスタンパ、24…フォトポリマー、25・・・半透明反射膜、27・・・L2成形基板、29・・・全反射膜、31・・・紫外線硬化樹脂、50・・・反射膜第1層、52・・・反射膜第2層
Claims (8)
- 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、各層を構成する反射膜材料の組成が、光入射面側からみて奥の層へ向かって、銀の割合が少なく、アルミニウムの割合が多くなることを特徴とする多層光ディスク。
- 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、前記記録層の半透過反射膜の組成が、AgxAlyBizで示され、
光入射面側から見て最初の前記記録層は、84≦x≦99.99,0≦y≦15,0.01≦z≦1,atm%の範囲であり、
前記最初と最後の層以外の前記記録層は、84≦x≦98.99,1≦y≦15,0.01≦z≦1,atm%の範囲であることを特徴とする多層光ディスク。 - 前記光入射面側からみて前記最初の記録層のAlをNdに置き換えたことを特徴とする請求項2記載の多層光ディスク。
- 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、光入射面側からみて最も手前の記録層を構成する反射膜材料をR1、最も手前の層と最も奥の層以外の前記記録層を構成する半透過反射膜材料をRnとしたとき、それぞれの層のAgの含有率Ag(R1)、Ag(Rn)は、Ag(R1)>Ag(Rn)の関係を満たすことを特徴とする多層光ディスク。
- 3層以上の記録層を持つ多層光ディスクにおいて、光入射面側からみて最も手前の記録層を構成する反射膜材料をR1、最も手前の層と最も奥の層以外の前記記録層を構成する半透過反射膜材料をRnとしたとき、それぞれの層のAlの含有率Al(R1)、Al(Rn)は、Al(R1)<Al(Rn)の関係を満たすことを特徴とする多層光ディスク。
- 全ての記録層を波長405nmで再生することを特徴とする請求項1乃至5に記載の多層光ディスク。
- 光入射面からみて最初の記録層のみを波長650nm、その他の全ての記録層を波長405nmで再生することを特徴とする請求項1乃至5に記載の多層光ディスク。
- 前記請求項1乃至5に記載の多層光ディスクにおいて、
レーザ光を照射する照射手段と、
前記照射手段によって照射された前記レーザ光からの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段によって受光された前記反射光に基づいて、前記光ディスクを再生する再生手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239970A JP2009070514A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007239970A JP2009070514A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009070514A true JP2009070514A (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=40606599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007239970A Pending JP2009070514A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009070514A (ja) |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007239970A patent/JP2009070514A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2002054396A1 (fr) | Support d'enregistrement optique | |
JP2006269040A (ja) | 光情報記録媒体、及び光情報記録媒体再生装置 | |
JP4633840B2 (ja) | 多層情報記録媒体 | |
TW201220307A (en) | allowing a recording/reproducing laser beam to reach a bulk layer approximately without loss, while suppressing an increase in the product cost of a bulk-type optical recording medium | |
JP2007287194A (ja) | 光ディスク及び光ディスク装置 | |
JP2008059702A (ja) | 光ディスク及びこの光ディスクを用いた光ディスク装置 | |
JP4209416B2 (ja) | 光情報記録媒体、及び光情報記録媒体再生装置 | |
JP4341496B2 (ja) | 多層光情報記録媒体 | |
JP2008251140A (ja) | 光ディスク及びこの光ディスクを用いた光ディスク装置 | |
JP2009070514A (ja) | 多層光ディスク及びこの多層光ディスクを用いた光ディスク装置 | |
JP2009123265A (ja) | 光記録媒体及び記録再生方法 | |
JP2006313585A (ja) | 光ディスク、光ディスクの製造方法、情報再生装置、情報再生方法、情報記録装置、および情報記録方法 | |
JP2008152893A (ja) | 光ディスク及びこの光ディスクを用いた光ディスク装置 | |
JP2008159228A (ja) | 光ディスク及び光ディスク装置 | |
JP2009140587A (ja) | 光ディスク、及びこれを用いた光ディスク装置 | |
JP4306705B2 (ja) | 光ディスク及び光ディスクの製造方法 | |
JP2007265519A (ja) | 光ディスク、光ディスク製造方法、及び光ディスク装置 | |
JP2006196146A (ja) | 光ディスク及び光ディスク製造方法 | |
JP2005353144A (ja) | 光ディスクおよび光ディスク製造方法 | |
EP1770695A1 (en) | Multilayer optical recording medium and manufacturing method thereof | |
US20080151727A1 (en) | Optical disk and optical disk apparatus using the same | |
KR20010010565A (ko) | 2층 광디스크 | |
JP2000331381A (ja) | 光学記録媒体とその製造方法 | |
JP2009123311A (ja) | 再生専用媒体 | |
JP2006164366A (ja) | 光ディスク、光ディスク装置、光ディスク再生方法 |