JP2009140587A - 光ディスク、及びこれを用いた光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射層として銀または銀合金を用いる代わりにケイ素またはその化合物を用いた光ディスク及び、この光ディスクを用いた光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 透明基板、該透明基板上に順に設けられ、各々、ピットパターンにより情報が記録された、第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層を有し、該第1の反射層は、その記録密度が該第2及び第3の反射層よりも低く、かつ少なくとも第1の反射層は、ケイ素(Si)またはその化合物からなる光ディスク。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報を記録可能なCD,DVD,Blue−Ray Disc(BD),DVD等の多層の光ディスクに関する。
現在、デジタル化された情報を記録させる媒体としてはCD,DVDなどの光ディスクが一般的に使用されている。このうちDVDまたは次世代光ディスクとして規格化が進められているHD DVDは、2枚のプラスチック基板の貼り合わせというディスク構造をとるため、比較的簡単に情報記録層の二層化による大容量化が可能である。
このような片面二層ディスクでは、例えば特開2004−355701号公報に開示されるように、青色レーザに対して両層の反射率を等しくするために、情報を再生する光ピックアップヘッド側から順、銀、または銀合金からなる第1の反射層、アルミニウム、またはアルミニウム合金剤量からなる第2の反射層を形成している。
しかしながら、銀は化学的に活性であり、耐環境性が悪く、例えば空気中の酸素等と反応して黒く変色し、反射層の反射率が低下させやすいという欠点があった。
特開2004−355701号公報
上記特許文献1によれば、多層光ディスクにおいては半透明膜として銀または銀合金を、全反射膜としてアルミニウムまたはアルミニウム合金を材料として用いる。銀または銀合金の場合、銀そのものが化学的に活性であり、かつ反射層自身の膜厚が薄いため周囲の環境と反応しやすく、耐環境性等に課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記の問題を解決するために成されたものであり、反射層として銀または銀合金を用いる代わりにケイ素またはその化合物を用いた光ディスク及び、この光ディスクを用いた光ディスク装置を提供する。
上記した課題を解決するために、この発明は、透明基板、該透明基板上に順に設けられ、各々、ピットパターンにより情報が記録された、第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層を有し、該第1の反射層は、その記録密度が該第2及び第3の反射層よりも低く、かつ少なくとも第1の反射層は、ケイ素またはその化合物からなる光ディスクを提供する。
また、上記した課題を解決するために、この発明は、透明基板、該透明基板上に順に設けられ、各々、ピットパターンにより情報が記録された、第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層を有し、該第1の反射層は、その記録密度が該第2及び第3の反射層よりも低く、かつ少なくとも第1の反射層は、ケイ素またはその化合物からなる光ディスクに、レーザ光を照射する照射部と、該照射部から照射されたレーザ光からの反射光を受光する受光部と、受光された反射光に基づいて該反射層に記録された情報を再生する再生部とを具備することを特徴とする光ディスク装置を提供する。
第1の反射層に記録された情報は、波長650nmの光によって再生され得る。十分な再生を行うために、第1の反射層は、波長650nmの光に対する反射率が45%以上となるように形成され得る。なお、反射率が85%を超えると、第2、第3の反射層の反射率が1%以下となる傾向があるので、反射率は、45ないし85%とすることができる。
第1の反射層に使用されるケイ素化合物としては、例えば酸化ケイ素、炭化ケイ素、及び窒化ケイ素等があげられる。
また、第1の反射層の厚さは、例えば30ないし40nmにすることができる。
30nm未満の膜厚の反射層は作成が困難であり、40nmを超えると、第2及び第3の反射層の反射率が低下する傾向があり、また光ディスク装置でのこれらの層の再生が困難となる傾向がある。
前記第2の反射層は、波長405nmの光に対する反射率が3%〜20%であり得る。
第2の反射層に使用される材料としては、銀、その化合物、ケイ素、及びその化合物があげられる。本発明の一態様によれば、第2の反射層に使用される材料はケイ素、またはその化合物である。
第2の反射層は、30ないし40nmの膜厚を有する。
30nm未満の膜厚の反射層は作成が困難であり、40nmを超えると、第3の反射層の反射率が低下する傾向があり、また光ディスク装置でのこれらの層の再生が困難となる傾向がある。
第3の反射層に使用される材料としては、アルミニウム、またはその合金があげられる。
第3の反射層は、30ないし50nmの膜厚を有する。
30nm未満の膜厚の反射層は、光を透過してしまい、十分な反射光量をえることができず、40nmを超えると、再生信号の品質が損なわれる傾向がある。
第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層間には、各々第1の中間層、第2の中間層をさらに設けることができる。
中間層の材料としては、例えばポリメチルメタクリレート、ウレタンアクリレート等のフォトポリマーがあげられる。
本発明によれば、少なくとも第1の反射層に使用されるケイ素またはその化合物が、銀と比較して化学的に活性が低く、安定であることから、耐環境性に優れた光ディスクが得られ、良好な情報再生を行うことができる。
以下、この発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明のDVD1層/HD DVD2層の片面3層光ディスクの構造図である。
例として図1に示したものは、片面3層のDVD1層及びHD DVD2層の再生専用ディスクである。第1層の信号パターンが第1信号基板66上に、第3層の信号パターンが第2信号基板62上に、第2層の信号パターンがフォトポリマー上に、それぞれ設けられている。
層の構成は、第1層がDVD層、第2層、第3層がHD DVD層からなる。再生光はDVD層が赤色レーザ光54である波長650nm、対物レンズ56がNA0.6、HD DVD層が青色レーザ光52である波長405nmで、対物レンズ50がNA0.65の光学系を用いている。各情報記録層にはDVD層が最短長0.4μm、トラックピッチ0.74μmであり、HD DVD層が最短長0.204μmのピットがトラックピッチ0.40μmでスパイラル状に形成されている。ディスクの寸法は外径120mm、内径15mm、総厚1.2mm±0.03mmとCD、DVD(またはHD DVD、BD)と同じ寸法である。ここで本発明で扱う光ディスクは、光入射側からDVD層(第1層)/HD DVD層(第2層)/HD DVD層(第3層)が配置されている。
DVD層は、波長650nmで再生する際の反射率が45%以上であり、市販のDVDプレーヤでの再生が可能である。本発明の光ディスクにおいて第1層、第2層、第3層はそれぞれ光を反射するための半透過性の第1の反射層、半透過性の第2の反射層、第3の全反射層を有する。本発明においては、各層の反射層材料として、第1の反射層にSiもしくはその化合物を用い、第2の反射層にSiもしくはその化合物、または、Ag(銀)もしくはその合金、第3の反射層にAl(アルミニウム)を用いる。
以下に、図2に従って本発明の一例であるDVD1層/HD DVD2層の片面3層光ディスクの製造方法について説明する。
まず、金型15とNiスタンパ17から射出成形により第1層(DVD)を転写した第1層成形基板10(図1では第1信号基板66を示す)を作製する(ST21)。これは通常の単層及び2層のDVD、HD DVDと同じであり、成形材料は一般的にはポリカーボネート、型となるNiスタンパ17はリソグラフィにより作製した原盤をメッキすることで作製する。そして、ST21で作製したDVD層である第1層成形基板10のピットパターン2上にSiからなる例えば35nmの膜厚を有する半透過反射膜21を成膜する(ST22)。
並行してHD DVD層である第2層のプラスチックスタンパ23を同様に射出成形により作製する(ST23)。プラスチックスタンパ23の材料は一般にはシクロオレフィンポリマーであるが、代わりにPMMA(Polymethylmetacrylat:ポリメチルメタクリレート)やポリカーボネートでも良い。射出成形にはST21同様にNiスタンパ17を用い、成形機や金型15などの設備も基本的には通常のDVD用のものを用いる。このようにして用意した第1層成形基板10とプラスチックスタンパ23を、フォトポリマー24を介して貼り合せて紫外線により硬化させる(ST24)。
フォトポリマー24は一般的にはスピンコートにより塗布され、この層は第2層のピットパターンの転写層と、第1層−第2層を分離する中間層(図1では第1中間層64を示す)とを兼ねる。フォトポリマー硬化後、プラスチックスタンパ23を剥離させる(ST25)。そうして、剥き出しになったフォトポリマー24で形成された(第2層の)ピットパターン3上にSiもしくはAgからなる例えば35nmの膜厚を有する半透明反射膜25を成膜する(ST26)。
並行して射出成形によりHD DVD層である第3層を転写した第3層成形基板27(図1では第2信号基板62を示す)を作製する(ST27)。これも通常の2層DVD、HD DVDと同じであり、一般的にはポリカーボネートとNiスタンパ17により成形する。この第3層成形基板27のピットパターン4上にはA1からなる例えば35nmの膜厚を有する全反射膜29を成膜する(ST28)。このようにして用意した第3層成形基板27を第2層のピットパターン3上に紫外線硬化樹脂31で貼り合せる(ST29)。これは通常の2層DVD、HD DVDの貼り合わせ工程と同じであり接着層は第2層−第3層を分離する中間層(図1では第2中間層を示す)となる。これにより片面3層光ディスクがえられる。
上記の方法で作製されたDVD1層/HD DVD2層からなる3層光ディスクにおいて、DVD層の反射率は、市販のDVDプレーヤで再生されることが必要となる。DVD規格では、波長650nmで45%以上が要求される。本発明の光ディスクでは、光入射面から見て、DVD層の次にHD DVD層が2層が配置されるため、HD DVDの再生に用いる波長405nmの光は、DVD層を通過しHD DVD2層を再生することが必要になる。
一般に、このように波長650nmでの高い反射率(45%以上)と波長405nmでの透過率を両立させるためには、AgもしくはAg合金が反射層材料として使用されている。しかしながら、Agは化学的に活性であり、周囲の環境と反応しやすく酸化物、硫化物をつくりやすい。このため、高温高湿下で腐食等が発生し、再生特性が劣化するという問題点がある。
本発明の光ディスクにおいては、上記のような問題点を解決するため、化学的に安定なSiをDVD層(第1層)、HD DVD層(第2層)の反射層材料に用いることにより、波長650nmでの高い反射率(45%以上)と波長405nmでの十分な透過率を実現することができた。
実験例1
実際に本実施例の片面3層光ディスクにおいて、第1層及び第2層の反射膜をSi(本発明の反射膜)とAgの2種類作成し、他の層は同じ材料(第3層はAl)とした場合の反射率を比較した。
表1は各層の反射率を示している。表1からわかるように、本発明のSiとAgでは、ほぼ同様の反射率が得られる。
Figure 2009140587
この2種類のDVD1層/HD DVD2層の片面3層ディスクを、80度、85%相対湿度環境下に100時間放置しその前後での信号特性を測定して比較したのが表2である。
Figure 2009140587
測定結果において、SbER(Simulated bit Error Rate)とPRSNR(Partial Response Signal Noise Ratio)はHD DVDの信号品質を表す指標で、SbERはエラーレートに相当するため低い値の方が、PRSNRは信号対雑音比に相当するため高い値の方がそれぞれ望ましい。
表2により、銀反射膜よりもSi反射膜を用いた場合、高温高湿下の劣化テスト後でも信号品質は良いことがみてわかる。本実施例では、DVD層(第1層)のSi層厚、HD DVD層(第2層)のSi層厚、HD DVD層(第3層)のAl層厚、はそれぞれ35nm、33nm、40nmである。
実験例2
前述の構成において、DVD層(第1層)のSi層厚、HD DVD層(第2層)のSi層厚、HD DVD層(第3層)のAl層厚を、30nm、40nm、40nmと変更して3層のディスクを作製し、反射率を測定したところ、下記表3の様な反射率を示し、DVD層の反射率は45%以上であった。
Figure 2009140587
また、このときのHD DVD層(第2層)、HD DVD層(第3層)の信号特性は下記表4のようであり、通常の再生において、十分な信号が得られた。なお、PRSNRは15以上、SbERは5×10−5以下が規格値であり、この範囲であれば、実用上問題のない信号再生が可能である。
Figure 2009140587
実験例3
前述の構成において、DVD層(第1層)のSi層厚、HD DVD層(第2層)のSi層厚、HD DVD層(第3層)のAl層厚を40nm、30nm、40nmとして3層のディスクを作製し、反射率を測定したところ、下記表5の様な反射率を示し、DVD層の反射率は45%以上であった。
Figure 2009140587
また、このときのHD DVD層(第2層)、HD DVD層(第3層)の信号特性は下記表6のようであり、通常の再生において、十分な信号が得られた。
Figure 2009140587
実験例4
前述の構成において、DVD層(第1層)のSi層厚、HD DVD層(第2層)のSi層厚、HD DVD層(第3層)それぞれの膜厚を、35nm、30nm、50nmとして3層のディスクを作製し、反射率を測定したところ、下記表7の様な反射率を示し、DVD層の反射率は45%以上であった。
Figure 2009140587
また、このときのHD DVD層(第2層)、HD DVD層(第3層)の信号特性は下記表8のようであり、通常の再生において、十分な信号が得られた。
Figure 2009140587
実験例5
前述の構成において、DVD層(第1層)のSi層厚、HD DVD層(第2層)のSi層厚、HD DVD層(第3層)それぞれの膜厚を、32nm、38nm、30nmとして3層のディスクを作製し、反射率を測定したところ、下記表9の様な反射率を示し、DVD層の反射率は45%以上であった。
Figure 2009140587
またこのときのHD DVD層(第2層)、HD DVD層(第3層)の信号特性は下記表10のようであり、通常の再生において、十分な信号が得られた。
Figure 2009140587
本発明による反射膜は現行の光ディスクでも用いられているSiとA1を用いるため、現行光ディスク製造ラインとの相性が良く、装置の小変更で実現することが出来る。
次に、上述した光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク装置について説明する。図3は、光ディスクを再生するための光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、光ディスクDは例えば図1に示した片面3層光ディスクである。光源には短波長の半導体レーザ光源120が用いられる。その出射光の波長は、例えば400nm〜410nmの範囲の紫色波長帯のものである。半導体レーザ光源120からの出射光100は、コリメートレンズ121により平行光となり偏光ビームスプリッタ122、λ/4板123を透過して、対物レンズ124に入射される。その後、光ディスクDの基板を透過し、各情報記録層に集光されるようになっている。光ディスクDの情報記録層による反射光101は、再び光ディスクDの基板を透過し、対物レンズ124、λ/4板123を透過し、偏光ビームスプリッタ122で反射された後、集光レンズ125を透過して光検出器126に入射される。
光検出器127の受光部は、通常複数に分割されておりそれぞれの受光部から光強度に応じた電流を出力する。出力された電流は、図示しない1/Vアンプ(電流電圧変換)により電圧に変換された後、演算回路140に入力される。入力された電圧信号は、演算回路140によりチルト誤差信号及びHF信号及びフォーカス誤差信号及びトラック誤差信号などに演算処理される。チルト誤差信号はチルト制御を行うためのものであり、HF信号は光ディスクDに記録された情報を再生するためのものであり、フォーカス誤差信号はフォーカス制御を行うためのものであり、またトラック誤差信号はトラッキング制御を行うためのものである。
対物レンズ124はアクチュエータ128にて上下方向、ディスクラジアル方向、およびチルト方向(ラジアル方向または/およびタンジェンシャル方向)に駆動可能であり、サーボドライバ150によって光ディスクD上の情報トラックに追従するように制御される。なお、チルト方向には2種類ある。光ディスクの中心に向かってディスク面が傾くことで生じる「ラジアルチルト」と、トラックの接線方向に生じる「タンジェンシャルチルト」とがある。このうちディスクの反りで一般に生じるのはラジアルチルトである。単にディスク製造時に生じるチルトだけではなく、経年変化や使用環境の急変で生じるチルトも考慮する必要がある。このような光ディスク装置を用いて、本発明の光ディスクを再生することができる。
以上説明したように、本発明の光ディスクはDVD層の次にHD DVD2層が配置された片面3層ディスクである。この光ディスクでは、HD DVDの再生に用いる波長405nmの光は、DVD層を通過しHD DVD2層を再生することが必要になる。このため、波長650nmでの高い反射率(45%以上)と波長405nmでの透過率を両立させるためには、AgもしくはAg合金が反射層材料として使用される。Ag(またはAg合金)の場合、銀そのものが化学的に活性であり、かつ反射層自身の膜厚が薄いため周囲の環境と反応しやすく、耐環境性等に課題がある。そのため、本発明では、反射層としてをAg(またはAg合金)を用いる代わりにSiまたはSi化合物を用いる。Siそのものは化学的に非常に安定であり、周囲の環境とも反応しにくいため、優れた耐環境性を有する光ディスク実現することができる。
また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施形態にかかる多層ディスクの構造を表す図。 片面3層光ディスクの製造方法の流れを示した図。 本発明にかかる光ディスク装置の構成を説明するための図。
符号の説明
10…第1層成形基板、15…金型、17、18…Niスタンパ、21…半透過反射膜、23、33…プラスチックスタンパ、24…フォトポリマー、25…半透明反射膜、27…第3層成形基板、29…全反射膜、31…紫外線硬化樹脂

Claims (10)

  1. 透明基板、該透明基板上に順に設けられ、各々、ピットパターンにより情報が記録された、第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層を有し、該第1の反射層は、その記録密度が該第2及び第3の反射層よりも低く、かつ少なくとも第1の反射層は、ケイ素またはその化合物からなる光ディスク。
  2. 前記第1の反射層は、波長650nmの光に対する反射率が45%〜85%である請求項1に記載の光ディスク。
  3. 前記第2の反射層は、ケイ素またはその化合物からなり、前記第3の反射層は、アルミニウム、またはその合金からなる請求項1に記載の光ディスク。
  4. 前記第2の反射層は、波長405nmの光に対する反射率が3%〜20%である請求項1に記載の光ディスク。
  5. 前記第1の反射膜は、30ないし40nmの膜厚を有し、前記第2の反射膜は、30ないし40nmの膜厚を有し、前記第3の反射膜は、30ないし50nmの膜厚を有する請求項1に記載の光ディスク。
  6. 透明基板、該透明基板上に順に設けられ、各々、ピットパターンにより情報が記録された、第1の反射層、第2の反射層、及び第3の反射層を有し、該第1の反射層は、その記録密度が該第2及び第3の反射層よりも低く、かつ少なくとも第1の反射層は、ケイ素またはその化合物からなる光ディスクに、レーザ光を照射する照射部と、
    該照射部から照射されたレーザ光からの反射光を受光する受光部と、
    受光された反射光に基づいて該反射層に記録された情報を再生する再生部とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 前記第1の反射層は、波長650nmの光に対する反射率が45%〜85%である請求項6に記載の光ディスク装置。
  8. 前記第2の反射層は、ケイ素またはその化合物からなり、前記第3の反射層は、アルミニウム、またはその合金からなる請求項6に記載の光ディスク装置。
  9. 前記第2の反射層は、波長405nmの光に対する反射率が3%〜20%である請求項6に記載の光ディスク装置。
  10. 前記第1の反射膜は、30ないし40nmの膜厚を有し、前記第2の反射膜は、30ないし40nmの膜厚を有し、前記第3の反射膜は、30ないし50nmの膜厚を有する請求項6に記載の光ディスク装置。
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