JP2009067217A - 自走動力式搬送ローラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させることができる自走動力式搬送ローラ装置を提供する。
【解決手段】内部に動力源Mを設け、左右一対のキャスター3を後端側下部に備えてなる駆動台車部2と、該駆動台車部2の前側下部から延設し、上面側にはターンテーブルTを回転自在に支承してなる台車フレーム4と、該台車フレーム4の前側に支承した走行用ローラ5と、台車フレーム4の後側中央に支承した操舵用ローラ6と、駆動台車部2から走行用ローラ5に自走動力を伝達する動力伝達体Sとを備える。また、操舵用ローラ6に一体形成した操舵基部19を、駆動台車部2の前側面から台車フレーム4上面にかけて形成した開口部17から駆動台車部2の上面位置まで突出し、該操舵基部19に連繋板20を介して操舵用ハンドルHを取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば各種工場、工事現場等における重量物の搬出入や据え付け等に使用され、人力移動では比較的に困難な場合や傾斜面を登坂する場合であっても無理なく被搬送物を搬送可能にした自走動力式搬送ローラ装置に関する。
従来、本出願人自身によって出願された特許文献1に開示されているように、例えば一般的に使用されている手動式搬送ローラ自体に接続させることで当該手動式搬送ローラを電動式キャスターに変更したり、あるいは手動式搬送ローラ自体から取り外すことで電動式キャスターから元の手動式搬送ローラに復原したりすることのできる着脱自在な手動式搬送ローラ用の自走動力補助装置が提供されている。
すなわち、この手動式搬送ローラ用の自走動力補助装置は、例えば下面四隅側にキャスターを有して移動可能とした台車内に動力源を装備してあって、手動式搬送ローラに連結手段を介して組合せ連結されるものとした動力供給用の駆動台車体と、手動式搬送ローラの走行用ローラの走行軸に直結され、駆動台車体の動力源から当該走行用ローラに自走動力を伝達するものとした動力伝達体とを備えたものである。
特開2007−30657号公報
この従来の自走動力補助装置においては、動力伝達体が駆動台車体と手動式搬送ローラとの間で一体となって連結されることになり、駆動台車体の動力源によって手動式搬送ローラの走行用ローラを駆動回転できることで、重量物等を容易に搬送できるものとなっている。しかしながら、駆動台車体の動力源と手動式搬送ローラの走行用ローラとを駆動伝達する動力伝達体は、その構成として剛性で直列配置のチェーン・歯車を備えているから、その組合せ後の形態はローラーを搬送ローラの前後方向に直進させることしかできなかった。すなわち、搬送方向を変換する操舵機構を備えていないために、駆動台車体と手動式搬送ローラとを同時に左右いずれか側へ方向転換させることが困難なものとなるという問題点を有していた。
また、重量物を運搬するために従来から提案されている搬送ローラにおいては、特に重量性ある被搬送物を載置させているときでは、転動する走行用ローラの方向転換を行うのは困難であり、極めて面倒でもあった。
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、人力移動では比較的に困難な場合や傾斜面を登坂する場合であっても無理なく重量性ある被搬送物を搬送可能にした自走動力式搬送ローラ装置において、被搬送物を載置したままでも、それを搬送させるときに当該装置全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させることができる自走動力式搬送ローラ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、内部に動力源Mを設け、左右一対のキャスター3を後端側下部に備えてなる駆動台車部2と、該駆動台車部2の前側下部から一体延設され、上面側にはターンテーブルTを回転自在に支承してなる台車フレーム4と、該台車フレーム4の前側に支承した走行用ローラ5と、台車フレーム4の後側中央に支承した操舵用ローラ6と、駆動台車部2から走行用ローラ5に自走動力を伝達する動力伝達体Sとを備え、当該操舵用ローラ6に一体形成された操舵基部19を、駆動台車部2の前側面から台車フレーム4上面にかけて形成された開口部17から駆動台車部2の上面位置まで突出させ、該操舵基部19に連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられてなるものである。
操舵用ローラ6は、キャスター3と走行用ローラ5とに対して若干下側に突出配置され、台車フレーム4側に被搬送物Pの荷重が掛からない状態では、駆動台車部2の重量によって操舵用ローラ6とキャスター3とが接地し、走行用ローラ5が浮上配置されるものとすることができる。
連繋板20の操舵用ハンドルH側下面には、支持ローラ21が回転軸を当該連繋板20に沿って横向き状態にして回転可能に支承され、操舵用ハンドルHの左右往復回転軌道に沿って駆動台車部2上面に形成された摺動面部22上に当該支持ローラ21が転動自在に支持されているものとできる。
摺動面部22の中央には、連繋板20に貫設された固定用差込孔20aに対応して有底のハンドル固定用孔22aが設けられ、固定用差込孔20aからハンドル固定用孔22aまで差込棒23を差し込み可能とし、固定用差込孔20aの近傍には、差込棒23を不使用時に差し込み保管しておく収容筒部24が形成されているものとできる。
以上のように構成された本発明に係る自走動力式搬送ローラ装置にあって、操舵用ハンドルHは、台車フレーム4の開口部17から駆動台車部2の上面位置まで突出させた操舵用ローラ6の操舵基部19に連繋板20を介して取り付けられ、これにより、操舵用ハンドルHを右側方向に回転させると、操舵用ローラ6も一体となって右側方向に回転するから、自走動力式搬送ローラ装置1の進路は右方向に曲げられる。逆に、操舵用ハンドルHを左側方向に回転させると、操舵用ローラ6も一体となって左側方向に回転するから、自走動力式搬送ローラ装置1の進路は左方向に曲げられる。
また、台車フレーム4側に被搬送物Pを載せていない場合は、駆動台車部2自身の重量によって操舵用ローラ6とキャスター3とを接地させ、台車フレーム4前側の走行用ローラ5を浮上した状態にさせ、動力源Mによる負荷がない状態にして、搬送ローラ装置1自体を手動操作によってもフリーに移動させ得る。
一方、台車フレーム4側に駆動台車部2の重量よりも大きな被搬送物Pを載置するとその荷重がターンテーブルT上で支持され、この被搬送物Pの荷重によって操舵用ローラ6と走行用ローラ5とが接地し、キャスター3を浮上した状態にさせ、動力源Mによる駆動走行を可能にさせる。
また、連繋板20の収容筒部24から差込棒23が抜き取られ、これを連繋板20の固定用差込孔20aから摺動面部22のハンドル固定用孔22aまで差し込むことで操舵用ハンドルHを固定させ、これにより操舵用ローラ6の左右方向への回動を阻止させ、搬送ローラ装置1自体を例えば直進方向に固定して移動搬送させる。
本発明によれば、人力移動では比較的に困難な場合や傾斜面を登坂する場合であっても無理なく被搬送物Pを搬送可能とし、また搬送に際し、被搬送物Pを載置したままで搬送ローラ装置1全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させることができ、また、直進時における直進方向を固定的に維持でき、取扱いも容易である。
すなわち、これは本発明が、操舵用ローラ6に一体形成された操舵基部19を、駆動台車部2の前側面から台車フレーム4上面にかけて形成された開口部17から駆動台車部2の上面位置まで突出させ、該操舵基部19に連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられてなるからであり、これにより、操舵用ハンドルHを介して搬送ローラ装置1全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させることができる。
操舵用ローラ6は、キャスター3と走行用ローラ5とに対して若干下側に突出配置され、台車フレーム4側に被搬送物Pの荷重が掛からない状態では、駆動台車部2の重量によって操舵用ローラ6とキャスター3とが接地し、走行用ローラ5が浮上配置されるものとしたので、不使用時もしくは被搬送物Pの搭載前では、動力源Mに連繋していることでその負荷が掛かる走行用ローラ5が接地していないことで、搬送ローラ装置1の所定場所への移動に際し、操舵用ハンドルHを介して装置1全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させながら小回りの効いたスムーズな移動が行える。
連繋板20の操舵用ハンドルH側下面には、支持ローラ21が回転軸を当該連繋板20に沿って横向き状態にして回転可能に支承され、操舵用ハンドルHの左右往復回転軌道に沿って駆動台車部2上面に形成された摺動面部22上に当該支持ローラ21が転動自在に支持されているので、操舵用ハンドルHのスムーズな回転移動が可能となり、しかも操舵用ハンドルHに掛かる負荷を低減させることができる。
摺動面部22の中央には、連繋板20に貫設された固定用差込孔20aに対応して有底のハンドル固定用孔22aが設けられ、固定用差込孔20aからハンドル固定用孔22aまで差込棒23を差し込み可能とし、固定用差込孔20aの近傍には、差込棒23を不使用時に差し込み保管しておく収容筒部24が形成されているので、この固定用差込孔20aからハンドル固定用孔22aまで差込棒23を差し込んでおくことで、操舵用ローラ6が左右方向に不用意に回動せずに正面を向いた状態で常時保持固定でき、搬送ローラ装置1自体の直進走行を維持できる。
例えば、自走動力式搬送ローラ装置1を使用しないとき、あるいは使用中であっても自走動力式搬送ローラ装置1自体を左右方向に曲げずに真っ直ぐに確実に移動させる場合等には、連繋板20の収容筒部24から差込棒23を抜き取り、これを連繋板20の固定用差込孔20aから摺動面部22のハンドル固定用孔22aまで差込棒23を差し込んでおくことで、操舵用ローラ6が左右方向に不用意に回動せずに常時正面を向いた状態で保持固定させておくことができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするためのもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は、例えば各種工場、工事現場等における重量物の搬出入や据え付け等に際し、その重量的に嵩張る被搬送物Pを載置支持して無理なく搬送可能にするよう当該被搬送物Pの荷重に耐える例えば軽量で強固なアルミニウム合金等の金属材料によって形成されてなる自走動力式搬送ローラ装置である。
自走動力式搬送ローラ装置1は、図1乃至図5に示すように、内部に複数の動力源Mを配置固定して設け、左右一対のキャスター3を後端側下部に備えてなる縦長ボックス状の駆動台車部2の前側下部から、平面が略矩形状を呈する偏平ボックスの開口部を下向きにした台車フレーム4が例えば一体にして延設され、該台車フレーム4の前側には、例えばウレタン樹脂等によって形成した走行用ローラ5を支承し、台車フレーム4の後側中央には操舵用ローラ6を旋回可能に支承してなる。
すなわち、図3に示すように、台車フレーム4上部の天板の前部下面側には、互いに直交する仕切板で区画されることで左右一対のローラ支承室7a,7bが設けられている。このローラ支承室7a,7bは、中央の仕切板8と、該仕切板8に対向する台車フレーム4の左右側壁面9とに嵌挿されたシャフト10が、該仕切板8および左右側壁面9それぞれに配した軸受11によって回転可能に支承され、シャフト10の左右対称位置において若干長目に穿設されたキー溝に沿って嵌り込ませるように例えばウレタン樹脂等によって形成した走行用ローラ5をそれぞれ嵌着することで、台車フレーム4の前部下面側のローラ支承室7a,7bそれぞれに走行用ローラ5が配置されるようにしてある。
また、台車フレーム4上部の天板の後部下面側には、当該後部中央に取り付けられたピボット軸受12を介して、前記前側のローラ支承室7a,7bよりも幅狭となった左右一対の後側のローラ支承室7c,7dが回動可能となるように支承されている。この後側のローラ支承室7c,7dは、開口部を下向きにした矩形枠の中央の一対の仕切板13と、該仕切板13に対向する矩形枠の左右側壁面14とに嵌挿されたシャフト15が、該一対の仕切板13および左右側壁面14それぞれに配した軸受16によって回転可能に支承され、シャフト15の左右対称位置において若干長目に穿設されたキー溝に沿って嵌り込ませるように例えばウレタン樹脂等によって形成した操舵用ローラ6をそれぞれ嵌着することで、台車フレーム4の後部下面側で回動可能とした後側のローラ支承室7c,7dそれぞれに操舵用ローラ6が配置されるようにしてある。
台車フレーム4後部の操舵用ローラ6は、台車フレーム4下方にキャスター3と走行用ローラ5との位置に比して若干下側に突出している。図4に示すように、台車フレーム4側に被搬送物Pの荷重が掛からない状態では、駆動台車部2自身の重量によって操舵用ローラ6とキャスター3とが接地し、後述の駆動源Mによる負荷が掛かる走行用ローラ5が浮上した状態となり、これによって操舵用ローラ6及びキャスター3を介しての左右方向転換を可能とした自走動力式搬送ローラ装置1自体の移動を容易にしている。
一方、図5に示すように、台車フレーム4側に被搬送物Pの荷重が掛かっている状態では、被搬送物Pの荷重によって操舵用ローラ6と走行用ローラ5とが接地し、キャスター3が浮上した状態となり、これによって走行用ローラ5の駆動及び操舵用ローラ6を介しての左右方向転換を可能とした自走動力式搬送ローラ装置1による被搬送物Pの移送を容易にしている。
また、台車フレーム4上部の天板の前部上面側には、該天板に形成したピボット軸受12を介して支承した回転軸、天板面に配したボールベアリング等によってターンテーブルTを回転自在に支承してある。このターンテーブルT上に載置される被搬送物Pは、台車フレーム4側部によって荷重が支持されるものとなり、またターンテーブルT自体は被搬送物Pに対して任意な方向での台車フレーム4との相対的な位置合せを可能にしてある。
台車フレーム4から駆動台車部2にかけては操舵用ローラ6を左右方向に回動可能にさせ且つ自走動力式搬送ローラ装置1自体を手動で移動可能とする操舵用ハンドルHが取り付けられている。
すなわち、図1および図2に示すように、駆動台車部2の前側面から台車フレーム4天板にかけては、操舵用ローラ6が配置されている後側のローラ支承室7c,7dのピボット軸受12を中心とした略扇形状の開口部17が形成されている。そして、ローラ支承室7c,7dの上面を後方側に突出させた略逆三角形状の延設面部18をこの開口部17に露呈させ、この延設面部18先端から開口部17に通した状態で立設されている略角筒状の操舵基部19の上端に連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられている。この操舵用ハンドルHは、若干斜めに配した角筒鋼材によって形成され、上端には一文字状あるいはループ状の支持アームGを水平に取り付けてある。
そしてまた、図1、図4、図5に示すように、連繋板20の操舵用ハンドルH側下面には例えば円筒状のベアリング軸受を代用した複数の支持ローラ21が、これを支承する回転軸を当該連繋板20に沿って横向き状態にすることで回転可能に支承されている。該支持ローラ21は、駆動台車部2上面において、ピボット軸受12を中心としてその廻りに左右角度が例えば約40°範囲にわたって扇形状となって形成されている摺動面部22上に摺動自在に当接されていて、ハンドルHが摺動面部22上で支持されてスムーズに旋回移動するようにしてある。
また、摺動面部22の中央には、連繋板20に貫設された固定用差込孔20aに対応して有底のハンドル固定用孔22aが設けられており、この固定用差込孔20aからハンドル固定用孔22aまで差込棒(ストッパー)23を差し込んでおくことで、操舵用ローラ6が左右方向に不用意に回動せずに正面を向いた状態で保持固定できるようにしてある。この連繋板20の固定用差込孔20aの近傍には、差込棒23の不使用時において差し込み保管しておくための収容筒部24が突設状にして形成されている。
尚、台車フレーム4上部の天板の略中央には左右一対の矩形状の開口部4a,4bが形成されている。また、台車フレーム4前端側面には、不図示の手動式搬送ローラをタンデム状に連結するための左右一対の突片それぞれに連結用孔部を設けてなるジョイント部25を突設してある。更に、駆動台車部2の左右側面上端には、当該駆動台車部2を例えば吊り上げ移送させるための略コ字状のグリップGが設けられている。
また、図6(a)、図6(b)に示すように、駆動台車部2は、動力源Mである横向きに配置された互いに同方向に回転する一対のモータが並列状態で固定されている。そして、該モータの駆動軸それぞれに嵌着されたスプロケット26がエンドレスベルト27を介して減速機28の軸部一端に嵌着されたスプロケット29に連繋され、該減速機28の軸部他端から延出されている出力軸30が台車側壁面に穿設された孔から外部に突出されており、該出力軸30には、歯部が2列に形成された駆動側スプロケット31が嵌着されている。そして、駆動側スプロケット31を後述する動力伝達体Sを構成するケースの一端開口形状の蓋枠状に形成された後部側で覆った状態にしてから当該ケースの開口側を台車側壁面にネジ止め固定し、且つケース内側面に固定されているボールベアリング軸受32を介して駆動側スプロケット31自体を回転可能に支承してある。
また、駆動台車部2の後側端部には、動力源Mである一対のモータの各駆動回転速度を高速または低速のいずれかに変更するための可変速レバー33を備えている。すなわち、弓形状の湾曲した操作ロッド34が一対のモータの後方側において自転自在となるように横架配置され、操作ロッド34端部に連繋した可変速レバー33の180°回転操作によって操作ロッド34の弓形方向を反転できるようにしてある。そして、この操作ロッド34の略中央には、略コ字枠状の操作レバー35の後部中央に突片状に形成した支持部35aを回動自在に枢着させ、両側から操作ロッド34に装着された円形状の一対の支持用駒36によって支持部35aを両側から挟み込み支持させると共に、操作レバー35の左右アーム側を、一対のモータそれぞれの側面に突設されている切換部37に各連繋させてある。可変速レバー33を180°回転して操作ロッド34の弓形方向を反転させることで、操作レバー35は前方もしくは後方に僅かに移動し、これによって操作レバー35の左右アーム側に連繋されている各モータの切換部37が前側もしくは後側にスライドされ、各モータの駆動回転速度が高速または低速のいずれかに変更されるようにしてある。
台車フレーム4の一側面には、図3乃至図5に示すように、駆動台車部2の動力源Mから前側の走行用ローラ5に自走動力を伝達するための動力伝達体Sを備えている。すなわち、この動力伝達体Sは、前部側が横方向に細長の箱状となり、後部側が縦方向に幅広で且つ片側が開口された蓋枠状となって形成されたケースの内部に当該ケースと共に構成されている。このケースの後部内側面に支承されている歯部が2列に形成された駆動側スプロケット31位置に対向してケースの前部側箱内には、当該ケース両側壁面にボールベアリング軸受42を介して回転可能に支承されている走行用ローラ5のシャフトに歯部が2列に形成された従動側スプロケット41が嵌着されている。そして、駆動側スプロケット31の2列の歯部と従動側スプロケット41の2列の歯部とのそれぞれに噛み合わせて一対のリンクチェーン43が互いに並列となるように巻架されている。
また、ケースの後部内面における駆動側スプロケット31位置よりも前方で若干上方に位置する箇所には、内周面が外側に広くなるテーパー状の円形開口部が形成され、この円形開口部に、当該円形開口部のテーパー状の内周面に対向合致するようにテーパー状の外周面を有し且つ平側面には円周上に沿って複数のネジ孔を有する円板状のテーパータップ44を当該円形開口部に外側から嵌め込んである。そして、テーパータップ44のネジ孔に対応して円周上に沿って複数のネジ孔を一端側に形成した長円形状のテンションアーム45の当該ネジ孔側をテーパータップ44のネジ孔に合致させた状態で円形開口部の内側からテーパータップ44に当接させ、外側から両ネジ孔にかけてネジをねじ込ませてある。さらに、テンションアーム45の他端側には、支軸が突設され、該支軸にはニードルベアリングを介して、歯部が2列に形成されたテンション側スプロケット46が回転可能に支承され、該テンション側スプロケット46が支軸から離脱しないように、外側から支軸に嵌め込んだストップワッシャでもって当該テンション側スプロケット46を係止させてある。そして、テンションアーム45の他端側にあるテンション側スプロケット46がリンクチェーン43の外側から掛架するように配置されている。
このテーパータップ44のネジ孔からテンションアーム45の有底のネジ孔にねじ込ませたネジの締付けトルクを若干緩くすることで、テーパータップ44の外周面と円形開口部の内周面との圧接力が緩められ、これによってテーパータップ44が回動可能となり、テーパータップ44を支点としてテンションアーム45と共にテンション側スプロケット46が揺動可能となることでリンクチェーン43の巻架張力を任意に調整できるようにしてある。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、動作の一例について説明する。台車フレーム4側に被搬送物Pを載せていない場合は、図4に示すように、駆動台車部2自身の重量によって操舵用ローラ6とキャスター3とが接地し、台車フレーム4前側の走行用ローラ5が浮上した状態となることから、自走動力式搬送ローラ装置1は、操舵用ハンドルHを介して左右方向転換を可能としながら、手動操作すなわち作業員の人力によって移動される。
図5に示すように、台車フレーム4側に駆動台車部2の重量よりも大きな被搬送物Pを載置するとその荷重がターンテーブルTによって支持されるものとなり、この被搬送物Pの荷重によって操舵用ローラ6と走行用ローラ5とが接地し、キャスター3が浮上した状態となるから、自走動力式搬送ローラ装置1は、動力源Mの駆動力による走行ローラ5の走行によって操舵用ハンドルHを介して左右方向転換を可能としながら被搬送物Pを搬送する。
すなわち、図3に示すように、操舵用ハンドルHを右側方向に0°から40°までの間に回転させると、操舵用ローラ6も一体となって右側方向に回転するから、自走動力式搬送ローラ装置1は全体として右方向に進路を曲げる。逆に、操舵用ハンドルHを左側方向に0°から40°までの間に回転させると、操舵用ローラ6も一体となって左側方向に回転するから、自走動力式搬送ローラ装置1は全体として左方向に進路を曲げる。
一対のモータからなる駆動源Mの各駆動回転速度を高速または低速のいずれかに変更する場合には、可変速レバー33を180°回転して操作ロッド34の弓形方向を反転させることで、操作レバー35の左右アーム側に連繋されている各モータの切換部37が前側もしくは後側にスライドされ、これにより各モータの駆動回転速度が高速または低速のいずれかに変更される(図6(a)、図6(b)参照)。
また、自走動力式搬送ローラ装置1を使用しないとき、あるいは使用中であっても自走動力式搬送ローラ装置1自体を左右方向に曲げずに真っ直ぐに確実に移動させる場合には、連繋板20の収容筒部24から差込棒23を抜き取り、これを連繋板20の固定用差込孔20aから摺動面部22のハンドル固定用孔22aまで差込棒23を差し込んでおくことで、操舵用ローラ6が左右方向に不用意に回動せずに常時正面を向いた状態で保持固定される(図1または図4参照)。
さらに図7には他の使用例が示されており、台車フレーム4の前部に付設のジョイント部25に、連繋手段51さらには必要があれば連繋アーム52を介して車高が低いローラー台車Rを連繋したもので、車高が高くなる台車フレーム4に被搬送物Pを載置し、搬送するのに不都合があるとき、車高が低く設定されている例えば小型のローラー台車R上に載置することで搬送できるようにしてある。尚、図示のように連繋手段51は、例えば台車本体の前後で突設形成したアームに開穿されている連繋孔相互に跨って貫挿され、ネジ止めされるピン等で取り付けられるU字状金具とされたり、同様にネジ止めされる棒状の連結金具とされたりする。また、連繋アーム52は、連繋時に段差が生じ得る台車フレーム4とローラー台車Rそれぞれの例えばターンテーブルT相互間で跨ってネジ止め等で固定されるように、段差部を形成した帯板状に形成されている。
本発明を実施するための最良の形態における自走動力式搬送ローラ装置の斜視図である。 同じく平面図である。 同じく内部構造を示す平断面図である。 同じく不使用状態の側面図である。 同じく使用状態の側面図である。 駆動台車部の内部構造を示し、その(a)は平断面図、(b)は縦断面図である。 車高が低いローラー台車を連繋して使用する場合であり、その(a)は斜視図、(b)は要部側面図である。
符号の説明
A…支持アーム G…グリップ
S…動力伝達体 M…動力源
T…ターンテーブル P…被搬送物
R…ローラー台車
1…自走動力式搬送ローラ装置 2…駆動台車部
3…キャスター 4…台車フレーム
4a,4b…開口部 5…走行用ローラ
6…操舵用ローラ
7a,7b,7c,7d…ローラ支承室 8…仕切板
9…左右側壁面 10…シャフト
11…軸受 12…ピボット軸受
13…仕切板 14…左右側壁面
15…シャフト 16…軸受
17…開口部 18…延設面部
19…操舵基部 20…連繋板
20a…固定用差込孔 21…支持ローラ
22…摺動面部 22a…ハンドル固定用孔
23…差込棒 24…収容筒部
25…ジョイント部 26…スプロケット
27…エンドレスベルト 28…減速機
29…スプロケット 30…出力軸
31…駆動側スプロケット 32…ボールベアリング軸受
33…可変速レバー 34…操作ロッド
35…操作レバー 35a…支持部
36…支持用駒 37…切換部
41…従動側スプロケット 42…ボールベアリング軸受
43…リンクチェーン 44…テーパータップ
45…テンションアーム 46…テンション側スプロケット
51…連繋手段 52…連繋アーム
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、内部に動力源Mを設け、左右一対のキャスター3を後端側下部に備えてなる駆動台車部2と、該駆動台車部2の前側下部から延設され、上面側にはターンテーブルTを回転自在に支承してなる台車フレーム4と、該台車フレーム4の前側に支承した走行用ローラ5と、台車フレーム4の後側中央に支承した操舵用ローラ6と、駆動台車部2から走行用ローラ5に自走動力を伝達する動力伝達体Sとを備え、操舵用ローラ6を支承しているローラ支承室7c,7dに一体形成された操舵基部19を、駆動台車部2の前側面から台車フレーム4上面にかけて形成された開口部17を経て駆動台車部2の上面位置まで突出させると共に、操舵基部19上部には駆動台車部2の上面で左右方向に旋回移動する連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられてなるものである。
連繋板20の操舵用ハンドルH側下面には、支持ローラ21が回転軸を当該連繋板20に沿って横向き状態にして回転可能に支承され、操舵用ハンドルHの左右往復回転軌道に沿って駆動台車部2上面に形成された摺動面部22上に当該支持ローラ21が転動自在に支持されているので、操舵用ハンドルHのスムーズな回転移動が可能となり、しかも操舵用ハンドルHに掛かる負荷を低減させることができる。すなわち、操舵用ハンドルHにて左右への方向転換を図るとき、操舵用ハンドルHを下方に自然に押し付けることがあっても連繋板20が支持ローラ21によってスムーズに旋回移動し、ひいては操舵基部19を介してローラ支承室7c,7d及び操舵用ローラ6の走行方向の転換を簡単、確実に行うことができる。
そしてまた、図1、図4、図5に示すように、連繋板20の操舵用ハンドルH側下面には例えば円筒状のベアリング軸受を代用した複数の支持ローラ21が、これを支承する回転軸を当該連繋板20に沿って横向き状態にすることで回転可能に支承されている。該支持ローラ21は、駆動台車部2上面において、台車フレーム4における前記ピボット軸受12を中心としてその廻りに左右角度が例えば約40°範囲にわたって扇形状となって形成されている摺動面部22上の縁部に転動自在に当接されている。こうすることで、ハンドルHを左右方向に揺動すると、摺動面部22上で支持されて転動する支持ローラ21によって連繋板20がスムーズに旋回移動し、旋回する連繋板20によって操舵基部19を介してローラ支承室7c,7d及び操舵用ローラ6自体を左右に方向転換させるようになっている。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、内部に動力源Mを設け、左右一対のキャスター3を後端側下部に備えてなる駆動台車部2と、該駆動台車部2の前側下部から延設され、上面側にはターンテーブルTを回転自在に支承してなる台車フレーム4と、該台車フレーム4の前側に支承した走行用ローラ5と、台車フレーム4の後側中央に支承した操舵用ローラ6と、駆動台車部2から走行用ローラ5に自走動力を伝達する動力伝達体Sとを備え、操舵用ローラ6を支承しているローラ支承室7c,7dに一体形成された操舵基部19を、台車フレーム4上面に形成された開口部17を経て駆動台車部2の上面位置まで突出させると共に、操舵基部19上部には駆動台車部2の上面で左右方向に旋回移動する連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられてなるものである。
すなわち、これは本発明が、操舵用ローラ6を支承しているローラ支承室に一体形成された操舵基部19を、台車フレーム4上面に形成された開口部17から駆動台車部2の上面位置まで突出させ、該操舵基部19に連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられてなるからであり、これにより、操舵用ハンドルHを介して搬送ローラ装置1全体を左右いずれか側へ容易に方向転換させることができる。
すなわち、図1および図2に示すように、台車フレーム4天板には、操舵用ローラ6が配置されている後側のローラ支承室7c,7dのピボット軸受12を中心とした略扇形状の開口部17が形成されている。そして、ローラ支承室7c,7dの上面を後方側に突出させた略逆三角形状の延設面部18をこの開口部17に露呈させ、この延設面部18先端から開口部17に通した状態で立設されている略角筒状の操舵基部19の上端に連繋板20を介して操舵用ハンドルHが取り付けられている。この操舵用ハンドルHは、若干斜めに配した角筒鋼材によって形成され、上端には一文字状あるいはループ状の支持アームGを水平に取り付けてある。

Claims (4)

  1. 内部に動力源を設け、左右一対のキャスターを後端側下部に備えてなる駆動台車部と、該駆動台車部の前側下部から延設され、上面側にはターンテーブルを回転自在に支承してなる台車フレームと、該台車フレームの前側に支承した走行用ローラと、台車フレームの後側中央に支承した操舵用ローラと、駆動台車部から走行用ローラに自走動力を伝達する動力伝達体とを備え、当該操舵用ローラに一体形成された操舵基部を、駆動台車部の前側面から台車フレーム上面にかけて形成された開口部から駆動台車部の上面位置まで突出させ、操舵基部に連繋板を介して操舵用ハンドルが取り付けられてなることを特徴とする自走動力式搬送ローラ装置。
  2. 操舵用ローラは、キャスターと走行用ローラとに対して若干下側に突出配置され、台車フレーム側に被搬送物の荷重が掛からない状態では、駆動台車部の重量によって操舵用ローラとキャスターとが接地し、走行用ローラが浮上配置されるものとした請求項1記載の自走動力式搬送ローラ装置。
  3. 連繋板の操舵用ハンドル側下面には、支持ローラが回転軸を当該連繋板に沿って横向き状態にして回転可能に支承され、操舵用ハンドルの左右往復回転軌道に沿って駆動台車部上面に形成された摺動面部上に当該支持ローラが転動自在に支持されている請求項1または2記載の自走動力式搬送ローラ装置。
  4. 摺動面部の中央には、連繋板に貫設された固定用差込孔に対応して有底のハンドル固定用孔が設けられ、固定用差込孔からハンドル固定用孔まで差込棒を差し込み可能とし、固定用差込孔の近傍には、差込棒を不使用時に差し込み保管しておく収容筒部が形成されている請求項3記載の自走動力式搬送ローラ装置。
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