JP2001287653A - 縦型重量物などの台車 - Google Patents

縦型重量物などの台車

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JP2001287653A
JP2001287653A JP2000104445A JP2000104445A JP2001287653A JP 2001287653 A JP2001287653 A JP 2001287653A JP 2000104445 A JP2000104445 A JP 2000104445A JP 2000104445 A JP2000104445 A JP 2000104445A JP 2001287653 A JP2001287653 A JP 2001287653A
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rotating support
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Yoshiro Ibuki
伊吹吉郎
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MITSUSHINGU KK
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MITSUSHINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員の労力を軽減することができると共
に、スムースに階段を登ることができること。 【解決手段】 左右一対の駆動輪4は、台車本体3に設
けらた駆動モータ15の駆動力に回転するように駆動軸
21及びこの駆動軸21の両端部に固定的に設けられた
左右一対の回転支板23にそれぞれ複数個設けられ、こ
れらの駆動輪4は、回転支板23を介して駆動軸21を
中心に同心円状に回転するように該回転支板23に軸支
されており、一方、前後の従動輪5は、複数個の位置選
択用係合孔8にロック手段45を介して台車本体3に固
定される長杆状調節アーム30、該調節アームの下端部
に横設軸架された水平可動軸37、この水平可動軸37
に軸支された左右一対の揺動アーム31をそれぞれ介し
て台車本体3の中央部側の下方に配設されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦型重量物などの台
車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、出願人は旧社名(三司馬物産株式
会社)の時に、この種の一例を日本国特許庁に提案し
た。それは実公平2−16934号である。
【0003】この公報に記載の実施例は、階段を登る際
に全て人力に頼っていたので、作業員の労力は大変なも
のであった。
【0004】そこで、現在、作業員の労力を軽減しかつ
スムースに階段を登ることができる台車の出現が要望さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発明の第1の目的は、
作業員の労力を軽減することである。第2の目的は、ス
ムースに階段を登ることができることである。第3の目
的は、階段の傾斜角度に相応して台車本体の傾斜角度或
いは補助車輪の位置を調整することができることであ
る。その他の付随的目的は、長杆状調節アーム30を簡
単に調整することができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の縦型重量物など
の台車は、発明の第1乃至第3の目的を達成するため
に、パイプ材を折り曲げかつ溶着して形成されたフレー
ム構造の台車本体3と、この台車本体3の後部側に取付
けられた左右一対の駆動輪4と、台車本体3の中央部側
に取付けられかつキャタピラーを備えた前後の従動輪5
とから成り、前記左右一対の駆動輪4は、台車本体3に
設けらた駆動モータ15の駆動力に回転するように駆動
軸21及びこの駆動軸21の両端部に固定的に設けられ
た左右一対の回転支板23にそれぞれ複数個設けられ、
これらの駆動輪4は、回転支板23を介して駆動軸21
を中心に同心円状に回転するように該回転支板23に軸
支されており、一方、前記前後の従動輪5は、複数個の
位置選択用係合孔8にロック手段45を介して台車本体
3に固定される長杆状調節アーム30、該調節アームの
下端部に横設軸架された水平可動軸37、この水平可動
軸37に軸支された左右一対の揺動アーム31をそれぞ
れ介して台車本体3の中央部側の下方に配設されている
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は、本発明の一例を
示す各説明図である。1は縦型重量物2を運搬すること
ができる台車である。この台車1は、基本的にはパイプ
材を折り曲げかつ溶着して形成されたフレーム構造の台
車本体3と、この台車本体3の後部側に取付けられた左
右一対の駆動輪4と、台車本体3の中央部側に位置調整
可能に取付けられかつキャタピラー(登録商標)を備え
た従動輪5とから成る。そこで、図1及び図2を参照に
基本的な部材に基づいて説明する。
【0008】まず台車本体3について説明する。6,6
は長枠状に形成された左右一対のフレームで、これらの
フレームの空間部内には、その中央部(中央部寄りの部
位も含む。)から後方部(最後端部は含まない。)にか
けてフレームの長さ方向に軸受け機能を有する複数枚の
垂直側板7,9が溶着されている。
【0009】しかして、7は中央部に設けられた第1垂
直側板で、この第1垂直側板7には、弧状の曲率を描く
ように複数個の位置選択用係合孔8が所要間隔を有して
形成されている。9は後方部に溶着された第2垂直側板
である。
【0010】11はフレーム6,6の突出後端部に固定
的に垂設された左右一対の補助車輪用受板で、これらの
受板11,11には後端部軸12が横設軸架されてい
る。そして、後端部軸12には、フレーム6,6の内側
に位置するように左右一対の補助車輪13が適宜に取付
けられている。
【0011】14は縦型重量物2の下端面2aを支持す
ることができるようにフレーム6,6の突出後端面に固
定された突出受板である。
【0012】次に駆動輪4について説明する。駆動輪4
は台車1に固定的に取付けた駆動源(駆動モータ)15
の駆動力により回転する。
【0013】しかして、16は左右一対のフレーム6,
6に横架された駆動源15用取付け板で、本実施例では
フレーム6,6の多少落ち込んだ後端部内に垂直状態に
固定されている。この取付け板16は図2では斜めに見
える。駆動源としての駆動モータ15は、横設状態に取
付け板16の内壁面16aに固定されている。
【0014】駆動源の動力伝達手段20としては、駆動
モータ15の突出軸に設けられたスプロケット、チェー
ン、駆動軸側のスプロケットなどが採用されている。駆
動軸21は、左右一対のフレーム6,6の下方に対設し
た軸受け板22に横設軸架されいる。そして、この駆動
軸21の両端部には、対を成す三角形状の回転支板2
3,23が固定的に取付けられている。回転支板23
は、三つの頂点部にそれぞれ突起状の軸受け部24を有
し、これらの軸受け部24内には図1及び図2で示すよ
うに合計3個の駆動輪4が等間隔を有してそれぞれ設け
られている。三角形状回転支板23は、図2で示すよう
に合計4枚(左右にそれぞれ2枚)設けられており、駆
動軸21と共に回転する。また、各駆動輪4は駆動軸2
1を中心に同心円状に回転をする。
【0015】次に従動輪5について説明する。従動輪5
は、長杆状の調節アーム30及び揺動アーム31を介し
て台車本体3の中央部側の下方に配設されている。前述
したように、従動輪5は、戦車の如く可撓性の帯状キャ
タピラー32を備えている。したがって、本実施例で
は、図2で示すように前後2個の従動輪5はローラー状
であり、これら前後のローラー状駆動輪5,5を取り巻
くようにキャタピラー(登録商標)が取付けられてい
る。
【0016】前記長杆状調節アーム30の上端部は、枢
支軸35を介して第1垂直側板7の上部に軸支されてい
る。長杆状調節アーム30の上端部寄りの部位には、係
合孔36が形成されている。この係合孔36には後述す
るロック機構のロックピンが係脱する。
【0017】また揺動アーム31は、長杆状調節アーム
30の下端部に横設軸架され、かつ、支点の機能を有す
る水平可動軸37に設けられている。左右一対の揺動ア
ーム31の中央部及び両端部には、それぞれ突起状軸受
け部31a,31bが形成されている。水平可動軸37
は、揺動アーム31の基準となる中央部の突起状軸受け
部31aを貫通しているから、該揺動アーム31は水平
可動軸37を支点に前後に揺動する。前後の補助車輪
5,5は、揺動アーム31の前後の突起状軸受け部31
b,31bにそれぞれ軸架された車軸38,38に支承
されている。
【0018】ところで、本実施例では、図3に示すよう
に左右の長杆状調節アーム30をそれぞれロックする一
対のロックピンを有するロック装置40が台車本体3内
に設けられている。そこで、ロック装置40について説
明する。
【0019】41は左右の長杆状調節アーム30と交差
するように該調節アーム30に固定された長板状の支持
板で、この支持板41の中央部には平面コ字型状の引き
手用のストッパー枠部43が設けられている。また支持
板41には両端部寄りの部位には貫通孔を有するバネ受
板44が設けられている。前述したロックピン45は、
該ロックピンに巻装されたバネ46により、常時位置選
択用係合孔8と係合するように付勢されている。またロ
ック手段としてのロックピン45は、その内端部側に配
設されたガイドローラ47及び牽引手段(例えばワイヤ
ー)を介し、前記引き手42により後退可能に設けられ
ている。
【0020】上記構成において、図1で示すように階段
を登る時は、階段の傾斜角度を考慮し、調節アーム30
の位置(角度)を調節する。この場合引き手42を引く
と、左右一対のフランジ部を有するロックピン45は、
バネ46のバネ力に抗して後退するので、所望の位置選
択用係合孔8にロックピン45を入れ換える。
【0021】次に図示しない台車本体に搭載した電源或
いは電気コード等を介して利用可能な家庭用商業電源に
より駆動モータ15を駆動させる。駆動モータ15が起
動すると、駆動軸21と共に回転支板23が回転する。
そうすると、矢印で示すように各駆動輪4は駆動軸21
を中心に同心円状に回転をする。
【0022】図6は駆動軸21の一つが階段Sに乗り上
がった場合を示している。公知のように幅広のキャタピ
ラー32は、階段の辺との面接触が大きいので、前方側
の補助車輪5は、該キャタピラー32の弾力的な回転を
介して「ドンドン」階段を登る。この時図示しない作業
員は、台車本体3の把手部3aを持ち上げるようにする
等適宜に操作して階段を登り上がる。なお、図7は台車
1が平らな地面(床面)を走行している場合を示してい
る。
【0023】
【実施例】発明の実施形態で説明した実施例では、例え
ば駆動輪側にラチェット機構を適宜に設けるなどの改良
発明が考えられる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、次に列挙するような作用・効果がある。 (1)台車本体に駆動源が設けられ、該駆動力により複
数個の駆動輪が回転し、これにより前後の従動輪が階段
を登り始めるので、作業員の労力を軽減することがで
き。 (2)前後の従動輪はキャタピラーを備えているので、
台車は階段をスムースに登ることができる。 (3)階段の傾斜角度に相応して台車本体の傾斜角度或
いは補助車輪の位置を調整することができる。 (4)請求項2に記載の発明は、駆動輪が簡単に階段に
乗り上がる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図7は本発明の一実施例を示す各説明図。
【図1】本発明の実施の形態を示す説明図。
【図2】図1において、平面から見た説明図。
【図3】本発明の要部(従動輪など)の分解斜視図。
【図4】本発明の要部(駆動輪と従動輪)の拡大説明
図。
【図5】図2を基準とした概略断面説明図。
【図6】階段を登る場合の一例を示す概略説明図。
【図7】路面を走行する場合の一例を示す概略説明図。
【符号の説明】
1…台車、2…縦型重量物、3…台車本体、4…駆動
輪、5…従動輪、8…位置選択用係合孔、15…駆動モ
ータ、16…取付け板、20…動力伝達手段、21…駆
動軸、23…回転支板、30…調節アーム、31…揺動
アーム、32…キャタピラー、37…水平可動軸、40
…ロック装置、45…ロック手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ材を折り曲げかつ溶着して形成さ
    れたフレーム構造の台車本体3と、この台車本体3の後
    部側に取付けられた左右一対の駆動輪4と、台車本体3
    の中央部側に取付けられかつキャタピラーを備えた前後
    の従動輪5とから成り、前記左右一対の駆動輪4は、台
    車本体3に設けらた駆動モータ15の駆動力に回転する
    ように駆動軸21及びこの駆動軸21の両端部に固定的
    に設けられた左右一対の回転支板23にそれぞれ複数個
    設けられ、これらの駆動輪4は、回転支板23を介して
    駆動軸21を中心に同心円状に回転するように該回転支
    板23に軸支されており、一方、前記前後の従動輪5
    は、複数個の位置選択用係合孔8にロック手段45を介
    して台車本体3に固定される長杆状調節アーム30、該
    調節アームの下端部に横設軸架された水平可動軸37、
    この水平可動軸37に軸支された左右一対の揺動アーム
    31をそれぞれ介して台車本体3の中央部側の下方に配
    設されていることを特徴とする縦型重量物などの台車。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、回転支板23は、三
    つの頂点部にそれぞれ軸受け部24を有し、これらの軸
    受け部24には合計3個の駆動輪4が等間隔を有してそ
    れぞれ設けられていることを特徴とする縦型重量物など
    の台車。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、台車本体3は、左右
    の長杆状調節アーム30をそれぞれロックする一対のロ
    ックピン45を有するロック装置40を備えていること
    縦型重量物などの台車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089926A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Casio Comput Co Ltd 車輪駆動式移動装置
CN106394710A (zh) * 2016-09-22 2017-02-15 杜忠华 一种轮履结合辅助搬运爬楼梯机器人
CN109131613A (zh) * 2018-10-12 2019-01-04 安徽工程大学 一种全地形运输机器人及其控制方法
WO2019058955A1 (ja) * 2017-09-19 2019-03-28 コーケンメディカル株式会社 人力型階段避難車

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