JP2001341647A - 車椅子連結車両 - Google Patents

車椅子連結車両

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JP2001341647A
JP2001341647A JP2000162134A JP2000162134A JP2001341647A JP 2001341647 A JP2001341647 A JP 2001341647A JP 2000162134 A JP2000162134 A JP 2000162134A JP 2000162134 A JP2000162134 A JP 2000162134A JP 2001341647 A JP2001341647 A JP 2001341647A
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vehicle
wheel
frame
auxiliary
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Junichi Miyagi
淳一 宮城
Hidenori Yamauchi
秀範 山内
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子に補助車両を連結して凹凸や段差のあ
る道を走行可能な車椅子連結車両を提供する。 【解決手段】 車椅子本体11は、単体では手動式の車
椅子であり、車椅子後輪16を駆動可能な駆動用モータ
19が搭載されている。一方、補助車両30は、走行輪
32と、バッテリ39を搭載した車体部31と、操縦装
置33とを備えている。車体部31には持ち上げ機構4
9が備えられており、これにより車椅子本体11のフレ
ーム12と車体部31とをともに傾動させて、車椅子本
体11の自在輪15と補助車両30の補助輪42,43
とを地面から持ち上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子に走行を補
助する補助車両を連結してなる車椅子連結車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている車椅子には、手動
式のものと電動式のものとがある。車椅子に乗って長距
離や坂道などを移動する際、手動式の車椅子は乗ってい
る者に大きな負担が強いられるという欠点がある。一
方、電動式の車椅子は、バッテリをはじめ駆動用モータ
や操縦装置等、多数の部品を装備するために重量が大き
くなり、取り扱いが不便である。そこで、このような問
題の解消を図ったものとして、実開平7−12126号
公報に開示されたものがある。これは、図13に示すよ
うに、手動式の車椅子本体1の前部に、走行を補助する
補助車両2を連結してなる車椅子連結車両3である。補
助車両2は、車椅子本体1に連結される車体部4を備え
ており、その下部に走行輪5と、これを駆動する駆動用
モータ6とが備えられている。また、車体部4の上面に
はバッテリ7が備えられ、さらに操縦用のハンドル8が
立設されている。また、車体部4の後端付近にはスタン
ド9が設けられており、補助車両2が単体のときには起
立姿勢で支持されるようになっている。これにより、通
常時は車椅子本体1単体で手動によって移動し、長距離
の移動等の際には補助車両2を連結して走行輪5を電気
駆動することによって移動することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の車椅子
連結車両3においては、車椅子本体1の自在輪1Aや補
助車両2のスタンド9が地面に接した状態となっている
ため、凹凸や段差のある道を走行することが困難である
という問題があった。本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、車椅子に補助車両を連結して
凹凸や段差のある道を走行可能な車椅子連結車両を提供
するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係る車椅子連結車両は、車椅子本
体の前部に走行を補助する補助車両を連結してなる車椅
子連結車両であって、前記車椅子本体は、フレームと、
自在輪と、車両の後輪となる車椅子後輪とを備える一
方、前記補助車両は、車両の前輪となる走行輪と、この
走行輪から上方に立設され前記車椅子本体の乗員が操作
可能な操縦装置と、前記走行輪から後方に延出され前記
車椅子本体に連結可能とされるとともに前記操縦装置を
起立状態で支持するための接地部を備えた車体部とを備
えており、さらに、前記車椅子本体と前記補助車両との
間には、前記自在輪または前記接地部のうち少なくとも
一方を地面から持ち上げ可能な持ち上げ機構が設けられ
ているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記持ち上げ機構は、前記フレームと前記車
体部とに対して互いを支持し合いつつそれぞれ前記車椅
子後輪または前記走行輪の車軸周りに互いに逆向きに傾
動させることで前記自在輪と前記接地部とを地面から持
ち上げ可能とされているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
であって、前記持ち上げ機構は、前記フレームと前記車
体部との間で互いを支え合う支持部と、前記車体部に設
けられ互いを逆向きに傾動させうる位置で前記フレーム
を上または下方向に押圧可能なアーム部とを備えている
ところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、前
記自在輪または前記接地部のうち少なくとも一方が地面
から持ち上がることで、凹凸や段差のある道の走行が容
易となる。
【0008】請求項2の発明によれば、車椅子本体のフ
レーム及び補助車両の車体部が、持ち上げ機構によって
互いに支え合いながら走行輪または車椅子後輪の車軸周
りに互いに逆向きに傾動して、自在輪と接地部とが地面
から持ち上がる。これにより、凹凸や段差のある道でも
安定した走行が可能である。
【0009】請求項3の発明によれば、支持部によって
互いを支え合いながら補助車両の車体部に設けられたア
ーム部が車椅子本体のフレームを上または下方向に押圧
することで、車体部とフレームとが互いに逆向きに傾動
する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図1から図12を参照しつつ説明する。本実施形態の
車椅子連結車両10は、車椅子本体11と、この車椅子
本体11の前部に連結可能な補助車両30とから構成さ
れている。まず車椅子本体11について図1から図3を
用いて説明する。車椅子本体11は、単体では手動式の
車椅子であり、フレーム12の中央に着座部13を備
え、その前方下部に一対の足置き14が設けられてい
る。また、足置き14の後方には転向自在な左右一対の
自在輪15が備えられており、さらにその後方には左右
一対の車椅子後輪16が備えられている。各車椅子後輪
16には、ハンドリム17が備えられており、これによ
り車椅子本体11は手動走行が可能となっている。各車
椅子後輪16の車軸はそれぞれ図示しないクラッチ機構
を介して駆動用モータ19に連結されており、車椅子本
体11は車椅子後輪16を電動駆動することによる走行
も可能となっている。また、着座部13の側部には前述
のクラッチ機構に連結された切替レバー21が突設され
ており、この切替レバー21を電動側に操作すると車椅
子後輪16が駆動用モータ19の回転軸(図示しない)
に連結され、手動側に操作すると両者が切断されるよう
になっている。また、フレーム12の前部にはコードリ
ール22Aが備えられ、ここから電源プラグ22を引き
出して補助車両30側のソケット41に連結することで
駆動用モータ19に電力を供給可能とされている。
【0011】フレーム12の下部には、左右一対、前後
方向に延びる下部フレーム12Aが設けられている。各
下部フレーム12Aの前端付近には斜め下前方へ連結ピ
ン23(本発明の「支持部」に相当)が突設されてい
る。さらに、両下部フレーム12Aの中央付近から幅方
向内側へ延出部24が設けられ、その先端から下方へ向
けて連結ピン25が突設されている。これらの連結ピン
23,25は後述する補助車両30の位置決め溝44,
45に対応する位置に設けられている。
【0012】次に、補助車両30について図1、図3、
図4等を参照して説明する。補助車両30は全体として
扁平な車体部31を備えている。この車体部31は、後
に詳述するように、車椅子本体11に連結可能とされて
いる。車体部31の前部中央には走行輪32が左右に転
向可能に設けられており、その上方には車椅子本体11
の乗員が操作可能な操縦装置33が立設されている。操
縦装置33は、走行輪32に連結されるステアリングシ
ャフト34と、これを収容するステアリングポスト35
とを備えている。さらに、ステアリングポスト35の上
端にはハンドル36が設けられ、これにより車椅子本体
11の乗員が走行輪32を操舵可能とされている。ま
た、ハンドル36の後部中央には操作部37が設けられ
ており、ここには、アクセルや後述の持ち上げ機構49
を動作させるスイッチ等が配されている。
【0013】車体部31は、前後に長い略梯子状の車体
フレーム38を備えている。車体フレーム38の前後方
向中央部は幅寸法がやや大きくされており、その両端部
下面に一対の補助輪42が設けられている。さらに、車
体フレーム38の後端部下面には一対の補助輪43が設
けられており、補助車両30は単体の時には図3に示す
ように、各補助輪42,43(本発明の「接地部」に相
当)が接地することで操縦装置33が起立した姿勢に支
持されるとともに、補助車両30を押して移動させるこ
とができるようになっている。
【0014】車体フレーム38の前部上面には走行輪3
2を挟んで一対のバッテリ39が載置されている。この
バッテリ39の後方にはコントロールボックス40が備
えられており、ここにはCPUを備えた制御回路(図示
しない)が収容されている。また、コントロールボック
ス40の外側には、前述の制御回路に接続されたソケッ
ト41が設けられており、ここに車椅子本体11の電源
プラグ22を接続することでバッテリ39の電力を駆動
用モータ19に供給可能とされている。さらに、コント
ロールボックス40の後方には後述する持ち上げ機構4
9が設けられている。
【0015】また、車体フレーム38の上面には、各補
助輪42,43と近接して前後方向に細長い位置決め溝
44,45が前後一対ずつ設けられている。これらの位
置決め溝44,45は車椅子本体11の各連結ピン2
3,25に対応する位置に設けられており、後側から連
結ピン23,25の先端部を進入させることで、車椅子
本体11と補助車両30とが互いに位置決めされるよう
になっている。また、各位置決め溝44,45の奥部に
はそれぞれ連結ピン23,25を差し込み可能な連結孔
46,47が凹設されている。前側連結孔46は後側連
結孔47に比べて浅く形成されており(図9参照)、後
述するように、持ち上げ機構49によって各連結ピン2
3,25が連結孔46,47内に差し込まれると、車椅
子本体11と補助車両30とが所定の姿勢に保持される
ようになっている。
【0016】さて、持ち上げ機構49は、左右一対のア
ーム部51を備えている。両アーム部51は、先端部に
くの字形に曲がった係止部51Aを備えており、基端部
がそれぞれ車体フレーム38の内側に回動可能に取り付
けられている。アーム部51には、係止部51Aを互い
に内側に倒した退避位置(図4,図6参照)と、係止部
51Aを車体フレーム38の外側へ翼状に広げた係止位
置(図5,図7参照)との2つの位置が設定されてお
り、係止位置においては係止部51Aが車椅子本体11
の下部フレーム12Aに係止可能とされている。また、
両アーム部51は、互いにスプリング53を介して連結
されており、これにより常に退避位置側に付勢されてい
る。さらに、両アーム部51には、スプリング53の接
続された面とは反対側の面にワイヤ54の端部がそれぞ
れ接続されている。このワイヤ54は、左右のプーリ5
5A,55Bに掛けられ、さらに車体部31の後方側に
設けられた回動体57の一端の可動プーリ56に掛け渡
されている。回動体57の他端にはワイヤ58の一端が
接続されており、このワイヤ58の他端は前方側に設け
られた連結用モータ59に巻き取り可能に接続されてい
る。連結用モータ59によってワイヤ58が巻き取られ
ると、回動体57が回動して可動プーリ56が後方側に
変位するとともに、ワイヤ54が引っ張られて両アーム
部51が係止位置へと開くようになっている。
【0017】本実施形態は以上の構成であり、次にその
作用を説明する。車椅子連結車両10は、屋内での移動
の際等には、車椅子本体11単体を手動式の車椅子とし
て使用する。車椅子本体11は、一般の電動式の車椅子
と比較すると、バッテリや、その他操縦装置等の部品が
搭載されていないため、十分軽量にすることでき、取り
扱いも容易である。
【0018】また、長距離の移動の際等には、車椅子本
体11に補助車両30を連結して走行する。車椅子本体
11に補助車両30を連結するには、まず図3に示すよ
うに、補助車両30と車椅子本体11とを正対させ、矢
線のように車椅子本体11を前進させる。すると、各連
結ピン23,25の先端が位置決め溝44,45内に進
入して各位置決め溝44,45の奥壁44A,45Aに
突き当たり、車椅子本体11と補助車両30とが互いに
連結可能な位置に位置決めされる(図8及び図9参
照)。
【0019】次に、操作部37のスイッチ(図示しな
い)を操作することにより、連結用モータ59を駆動し
てワイヤ58を巻き取る。すると、回動体57が回動し
て、可動プーリ56が後側へ移動し、ワイヤ54が引っ
張られる。これによって、退避位置にあった各アーム部
51の先端が外側へ開き、各係止部51Aがそれぞれ車
椅子本体11の下部フレーム12Aの上面に係止する
(図5及び図7参照)。ワイヤ54がさらに引っ張られ
ると、各アーム部51が下部フレーム12Aを下向きに
押圧する。すると、フレーム12を支えにして車体部3
1が後端側を持ち上げるように傾動するとともに、各連
結ピン23,25の先端が各連結孔46,47内に入り
込み、前側連結ピン23の先端が前側連結孔46の底面
に突き当たる。
【0020】このときのフレーム12と車体部31との
状態を簡略化して示したのが図12(A)である。ここ
からアーム部51がフレーム12を押し下げる方向へ変
位すると、フレーム12には、前側連結ピン23の先端
を支点として車椅子後輪16の車軸16A周り(図中時
計回り方向)のトルクが掛かる。一方、車体部31に
は、走行輪32の車軸32A周りに、車体部31とは逆
向き(時計と反対周り方向)のトルクが掛かる。そのた
め、フレーム12と車体部31とは、互いを支持し合い
ながらともにトルクの掛かる方向へ傾動する(図12の
(B)参照)。こうして、自在輪15と補助輪42,4
3とが地面から持ち上がり、後側連結ピン25が後側連
結孔47の底面に達したところで連結用モータ59が停
止して、車体部31とフレーム12とが連結状態で保持
される(図10,11参照)。
【0021】次に、コードリール22Aより電源プラグ
22を引き出し、補助車両30側のソケット41に接続
する。そして、左右車椅子後輪16の切替レバー21を
電動側に倒して、その車軸を駆動用モータ19に連結さ
せる。以上のようにして、車椅子本体11の乗員が操作
部37のアクセルを操作することで、バッテリ39から
駆動用モータ19に電力が供給され、車椅子後輪16を
駆動輪として車椅子連結車両10を走行させることがで
きる。
【0022】車椅子連結車両10は、補助車両30に搭
載されたバッテリ39を車椅子本体11に搭載された駆
動用モータ19に接続して電力を供給することで、荷重
の掛かる車椅子後輪16を駆動輪として走行できるた
め、十分な駆動力が得られる。また、車椅子本体11
は、単体では手動走行専用となっており、一般的な電動
車椅子のように、バッテリや操縦装置等の部品が搭載さ
れていないため、軽量で取り扱いが容易である。さら
に、操縦装置33が車椅子本体11の前方に立設される
ことで、例えば一般の電動車椅子のジョイスティックの
ような操縦装置に比べると、高速走行時の安定性に優れ
ている。
【0023】車椅子連結車両10は、持ち上げ機構49
によって車椅子本体11の自在輪15と補助車両30の
補助輪43とを地面から持ち上げ、車椅子後輪16と走
行輪32の3輪で走行する。これにより、凹凸や段差の
ある道でも安定した走行が可能である。また、持ち上げ
機構49によって、操作部37のスイッチ一つの操作で
車椅子本体11と補助車両30との連結動作と、各自在
輪15、補助輪43の持ち上げ動作とを行うことができ
るため、車椅子本体11の乗員は単独で容易に補助車両
30を連結して移動することができる。
【0024】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。 (1)上記実施形態の車椅子連結車両10では、補助車
両30に搭載したバッテリ39から車椅子本体11に搭
載した駆動用モータ19に電力を供給することで車椅子
後輪16を駆動輪として走行するようにしているが、本
発明によれば、補助車両側に駆動用モータを搭載し、走
行輪を駆動輪として車椅子本体を牽引させるようにして
も良い。 (2)上記実施形態の持ち上げ機構49は、電力によっ
て動作するが、本発明によれば、持ち上げ機構は、例え
ば車椅子本体の乗員が操作可能なレバーを設けるなどし
て、人力によって動作させるようにしても良い。 (3)上記実施形態の持ち上げ機構49は、車体部31
の補助輪43と車椅子本体11の自在輪15との両方を
一度に持ち上げるが、本発明によれば、持ち上げ機構は
車椅子本体の自在輪と補助車両の接地部とのうち少なく
とも一方を持ち上げればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車椅子連結車両を示す斜視図
【図2】車椅子本体の背面図
【図3】車椅子本体と補助車両とを連結する前の状態を
示す側面図
【図4】アーム部が退避位置にあるときの補助車両を示
す平面図
【図5】アーム部が係止位置にあるときの補助車両を示
す平面図
【図6】アーム部が退避位置にあるときの持ち上げ機構
を示す断面図
【図7】アーム部が係止位置にあるときの持ち上げ機構
を示す断面図
【図8】車椅子本体と補助車両とが位置決めされた状態
を示す側面図
【図9】車椅子本体と補助車両とが位置決めされた状態
を示す部分拡大側面図
【図10】車椅子本体と補助車両との連結が完了した状
態を示す側面図
【図11】車椅子本体と補助車両との連結が完了した状
態を示す部分拡大側面図
【図12】(A)フレームと車体部との持ち上げ中の状
態を示す簡略図(B)フレームと車体部との持ち上げ後
の状態を示す簡略図
【図13】従来の車椅子連結車両を示す斜視図
【符号の説明】
10…車椅子連結車両 11…車椅子本体 12…フレーム 15…自在輪 16…車椅子後輪 16A…車椅子後輪の車軸 23…連結ピン(支点部) 30…補助車両 31…車体部 32…走行輪 32A…走行輪の車軸 33…操縦装置 42,43…補助輪(接地部) 49…持ち上げ機構 51…アーム部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子本体の前部に走行を補助する補助
    車両を連結してなる車椅子連結車両であって、 前記車椅子本体は、フレームと、自在輪と、車両の後輪
    となる車椅子後輪とを備える一方、前記補助車両は、車
    両の前輪となる走行輪と、この走行輪から上方に立設さ
    れ前記車椅子本体の乗員が操作可能な操縦装置と、前記
    走行輪から後方に延出され前記車椅子本体に連結可能と
    されるとともに前記操縦装置を起立状態で支持するため
    の接地部を備えた車体部とを備えており、さらに、前記
    車椅子本体と前記補助車両との間には、前記自在輪また
    は前記接地部のうち少なくとも一方を地面から持ち上げ
    可能な持ち上げ機構が設けられていることを特徴とする
    車椅子連結車両。
  2. 【請求項2】 前記持ち上げ機構は、前記フレームと前
    記車体部とに対して互いを支持し合いつつそれぞれ前記
    車椅子後輪または前記走行輪の車軸周りに互いに逆向き
    に傾動させることで前記自在輪と前記接地部とを地面か
    ら持ち上げ可能とされていることを特徴とする請求項1
    に記載の車椅子連結車両。
  3. 【請求項3】 前記持ち上げ機構は、前記フレームと前
    記車体部との間で互いを支え合う支持部と、前記車体部
    に設けられ互いを逆向きに傾動させうる位置で前記フレ
    ームを上または下方向に押圧可能なアーム部とを備えて
    いることを特徴とする請求項2に記載の車椅子連結車
    両。
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