JP2520752Y2 - 自走型搬送用トロリー - Google Patents

自走型搬送用トロリー

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JP2520752Y2
JP2520752Y2 JP1987197948U JP19794887U JP2520752Y2 JP 2520752 Y2 JP2520752 Y2 JP 2520752Y2 JP 1987197948 U JP1987197948 U JP 1987197948U JP 19794887 U JP19794887 U JP 19794887U JP 2520752 Y2 JP2520752 Y2 JP 2520752Y2
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clutch
trolley
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speed reducer
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一義 福原
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トロリー本体に設けられた減速機の出力軸
に推進用ホィールを取り付け、前記減速機内の減速機構
を介して前記出力軸を駆動するモーターを設けた自走型
搬送用トロリーに関するものである。
(従来の技術及びその問題点) この種の自走型搬送用トロリーは、被搬送物搬送用電
車を構成するトロリーとして、或いは被搬送物搬送用台
車を牽引する牽引用電車のトロリーとして利用されるも
のであるが、一般には前記モーターとしてブレーキ付き
モーターが使用され、通電を断ってモーターの回転を停
止させたとき、自動的にブレーキが働いて推進用ホィー
ルが固定され、トロリーをガイドレール上で固定し得る
ように構成されている。従ってトロリーを手押しで移動
させるためには、前記ブレーキ付きモーターに備えつけ
られているブレーキ解除レバーを操作し、モーターの回
転軸をフリーにするのであるが、このモーター回転軸と
減速機出力軸との間には減速比の大きな減速機構が介在
しているので、トロリーを手押しするときの抵抗が非常
に大きく、大きな労力を要するばかりでなく、とても走
行速度でトロリーを手押し移動させることはできなかっ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る自走
型搬送用トロリーを提供することを目的とするものであ
って、その手段を後述する実施例の参照符号を付して示
すと、トロリー本体4に設けられた減速機13の出力軸14
に推進用ホィール15を取り付け、前記減速機13内の減速
機構を介して前記出力軸14を駆動するモーター12を設け
た自走型搬送用トロリーに於いて、前記減速機13の出力
軸14と、この出力軸14に遊嵌した減速機構の最終回転体
(太平歯車23)との間に連結離脱自在なクラッチ24を介
装し、このクラッチ24の入り切り操作レバー29とクラッ
チロック手段30とを設け、当該クラッチロック手段30
は、前記クラッチ24を入り切り各状態で固定する固定状
態と固定解除状態とに切り換え可能な係止具37を備えた
構成となっている。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図に於いて、1はパワートロリー、2はフリート
ロリー、3は両トロリー1,2のトロリー本体4どうしを
互いに連結する連結部材であって、被搬送物吊り下げ用
ハンガー(図示省略)が下側に連設されている。第2図
にも示すように、ガイドレール5の片側に位置する前記
パワートロリー1のトロリー本体4には、ガイドレール
5の上側に延出するアーム6とガイドレール5の下側に
延出するアーム7とが連設され、これら各アーム6,7
に、ガイドレール5の上端レール部5Aを前後2箇所で左
右両側から挟む位置決め用ガイドローラー8と、同様に
ガイドレール5の下端レール部5Bを前後2箇所で左右両
側から挟む位置決め用ガイドローラー9とが夫々垂直支
軸10,11により軸支され、更に前記トロリー本体4の上
端にはモーター12を結合した減速機13が着脱自在にボル
ト止めされ、この減速機13から前記ガイドレール5の上
側へ片持ち状に突出する出力軸14に、前記ガイドレール
5の上端レール部5Aの上面を転動する推進用ホィール15
が取り付けられている。
フリートロリー2を構成するトロリー本体4も前記パ
ワートロリー1のトロリー本体4と全く同一のものであ
って、前記減速機13に代えて軸受ユニット16がトロリー
本体4の上端に着脱自在にボルト止めされ、この軸受ユ
ニット16に支承され且つ前記ガイドレール5の上側へ片
持ち状に突出する回転軸17に、前記ガイドレール5の上
端レール部5Aの上面を転動する従動ホィール18が取り付
けられている。
第3図及び第4図に示すように、前記減速機13内に
は、出力軸14と平行に入力軸19が架設され、この入力軸
19に固着された大傘歯車20に前記モーター12の回転軸12
aの先端に設けた小傘歯車21が咬合し、更に前記入力軸1
9に固着した小平歯車22に咬合する大平歯車23が前記出
力軸14に回転のみ可能に遊嵌され、この大平歯車23と前
記出力軸14との間にはクラッチ24が介装されている。
このクラッチ24は、前記大平歯車23の側面に突設した
クラッチ爪25と、このクラッチ爪25に対し係脱自在なク
ラッチ爪26を備え且つ前記出力軸14にキー27で軸方向摺
動のみ可能に嵌合せしめられたクラッチ用可動体28とか
ら構成され、このクラッチ24の入り切り操作レバー29と
クラッチロック手段30とが併設されている。前記操作レ
バー29は、出力軸14と直交する向きで減速機ケーシング
31に支承された回転軸32の外端に結合され、前記回転軸
32の内端偏心位置には、前記クラッチ用可動体28の周溝
28aに嵌合するローラー33が軸支されている。34は回転
軸32の周溝35に先端が嵌合するようにケーシング31に螺
合させた回転軸位置固定用ボルトである。また、前記ク
ラッチロック手段30は、前記回転軸32の周面に周方向に
適当間隔隔てて形成した2つの凹部36と、この2つの凹
部36に対し択一的に尖端を嵌合させ得るように前記ケー
シング31に螺合させたボルト利用の係止具37とから構成
されている。
第4図はクラッチ24を切って出力軸14を大平歯車23か
ら切り離した状態を示している。即ち、係止具37を弛め
て凹部36から離脱させた状態で操作レバー29を垂下姿勢
から水平姿勢まで回転させて回転軸32を90度回転させ、
ローラー33を偏心回転させることにより、その偏心量の
分だけクラッチ用可動体28を大平歯車23から離間する方
向に移動させ、クラッチ爪26を大平歯車23のクラッチ爪
25から離脱させることにより、出力軸14と大平歯車23と
を切り離すことができる。このとき回転軸32の凹部36の
一つが係止具37の尖端に対向するので、係止具37を締め
付けて尖端を凹部36に嵌合押圧させることにより、回転
軸32が固定され、クラッチ24が「切り」の状態にロック
される。この状態では、出力軸14は小傘歯車21、大傘歯
車20、小平歯車22、及び大平歯車23から成る減速機構と
は縁切れの状態であって、推進用ホィール15は出力軸14
と一体に自由に回転し得るので、パワートロリー1、フ
リートロリー2、及び連結部材3などから成る搬送用電
車をガイドレール5にそって軽く手押し移動させること
ができる。
搬送用電車の手押し移動作業が終了すれば、再び係止
具37を弛めて凹部36から離脱させた状態で操作レバー29
を水平姿勢から垂下姿勢まで逆回転させて回転軸32を90
度逆回転させ、ローラー33を逆方向に偏心回転させるこ
とにより、その偏心量の分だけクラッチ用可動体28を大
平歯車23へ接近させる方向に移動させ、クラッチ爪26を
大平歯車23のクラッチ爪25に咬合させることにより、出
力軸14と大平歯車23とを結合することができる。このと
き回転軸32の凹部36の他の一つが係止具37の尖端に対向
するので、係止具37を締め付けて尖端を凹部36に嵌合押
圧させることより、回転軸32が固定され、クラッチ24が
「入り」の状態にロックされる。この状態では、出力軸
14は小傘歯車21、大傘歯車20、小平歯車22、及び大平歯
車23から成る減速機構を介してモーター12の回転軸12a
と連動連結されるので、モーター12を稼働することによ
り、前記減速機構及び出力軸14を介して推進用ホィール
15を所定速度で回転させ、搬送用電車をガイドレール5
に沿って走行させることができる。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案の自走型搬送用トロリーによれ
ば、減速機13の出力軸14と、この出力軸14に遊嵌した減
速機構の最終回転体(実施例では大平歯車23)との間に
連結離脱自在なクラッチ24を介装し、このクラッチ24の
入り切り操作レバー29を設けているので、トロリーを手
押し移動させる必要が生じたときには、前記操作レバー
29によりクラッチ24を切って出力軸14を減速機構から完
全に切り離すことができ、従って、減速比の大きな減速
機構が使用されている場合でも、トロリーを極めて軽く
手押し移動させることができ、走行速度で手押し移動さ
せることも容易となる。
しかも本考案によれば、前記クラッチ24を入り切り各
状態で固定する固定状態と固定解除状態とに切り換え可
能な係止具37を備えているので、前記クラッチ24を入り
状態に保持するスプリングが不要となり、従ってこのよ
うなスプリングの劣化によりクラッチ24が不測に外れて
推進用ホィールの駆動が不能になるような不都合が生じ
る恐れもなくなる。また、手押し移動させる際にも、操
作レバー29をクラッチ切り位置に手で保持しておく必要
もないし、振動や他物との接触で不測にクラッチ入り位
置に復帰してしまう恐れもなくなり、作業性と安全性と
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送用電車全体を示す側面図、第2図はパワー
トロリー及びフリートロリーの主要部を分解して示す正
面図、第3図は減速機内を示す縦断側面図、第4図は同
減速機内を、クラッチ操作レバー部分の位置を展開した
状態で示す縦断正面である。 1……パワートロリー、2……フリートロリー、3……
連結部材、4……トロリー本体、5……ガイドレール、
5A,5B……上下両端のレール部、8,9……位置決め用ガイ
ドローラー、12……モーター、13……減速機、14……出
力軸、15……推進用ホィール、19……入力軸、20……大
傘歯車、21……小傘歯車、22……小平歯車、23……大平
歯車(減速機構の最終回転体)、24……クラッチ、25,2
6……クラッチ爪、28……クラッチ用可動体、29……操
作レバー、30……クラッチロック手段、32……回転軸、
33……偏心回転するローラー、36……凹部、37……係止
具。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロリー本体に設けられた減速機の出力軸
    に推進用ホィールを取り付け、前記減速機内の減速機構
    を介して前記出力軸を駆動するモーターを設けた自走型
    搬送用トロリーに於いて、前記減速機の出力軸と、この
    出力軸に遊嵌した減速機構の最終回転体との間に連結離
    脱自在なクラッチを介装し、このクラッチの入り切り操
    作レバーとクラッチロック手段とを設け、当該クラッチ
    ロック手段は、前記クラッチを入り切り各状態で固定す
    る固定状態と固定解除状態とに切り換え可能な係止具を
    備えている自走型搬送用トロリー。
JP1987197948U 1987-12-26 1987-12-26 自走型搬送用トロリー Expired - Lifetime JP2520752Y2 (ja)

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JP1987197948U JP2520752Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 自走型搬送用トロリー
GB8810663A GB2214146B (en) 1987-12-26 1988-05-05 "conveyor trolley"
KR1019880005990A KR950014361B1 (ko) 1987-12-26 1988-05-21 반송용 트롤리
FR8806858A FR2625159B1 (fr) 1987-12-26 1988-05-24 Trolley de transporteur ou chariot de transport d'objets, suspendu a un rail de guidage, dont la fixation des roues empeche leur degagement dans une trajectoire horizontale courbe
US07/203,692 US4905605A (en) 1987-12-26 1988-06-07 Conveyor trolley
DE3819977A DE3819977C3 (de) 1987-12-26 1988-06-11 Hängebahnwagen
CA000569329A CA1286626C (en) 1987-12-26 1988-06-13 Conveyor trolley

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JPH01105304U JPH01105304U (ja) 1989-07-17
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