JP2009065205A - 電子装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て工程を簡略化して生産性を向上させることができる電子装置を提供する。
【解決手段】複数個の基板領域を有する母基板を準備し、該母基板の各基板領域に電子部品素子を搭載する工程Aと、前記基板領域と1対1に対応する複数個の凹部を有し、金属板を板金加工してなる母カバーを、各凹部内に各基板領域の電子部品素子が配されるようにして母基板上に載置させるとともに、前記母カバーの各凹部の周囲を母基板の各基板領域に対して環状に接合する工程Bと、前記母基板及び前記母カバーを各基板領域間の境界に沿って切断することにより複数個の電子装置を同時に得る工程Cと、を経て電子装置を製造する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯用通信機器や電子計算機等の電子機器に用いられる水晶振動子等の電子装置に関するものである。
従来より、携帯用通信機器や電子計算機等の電子機器に水晶振動子が用いられている。
かかる従来の水晶振動子としては、例えば図7に示す如く、一対の接続パッドが設けられている絶縁基体21の上面に、前記接続パッドに導電性接着材を介して電気的に接続される一対の振動電極を有した水晶振動素子25と、該水晶振動素子25を囲繞するシールリング26とを取着させるとともに、前記シールリング26の上部に金属製の蓋体27をシーム溶接等で接合することにより水晶振動素子25の搭載領域を気密封止した構造のものが知られており(例えば、特許文献1参照。)、かかる水晶振動子は、絶縁基体21の下面に設けられる入出力端子を介して水晶振動素子25の振動電極間に外部からの変動電圧が印加されると、水晶振動素子25の特性に応じた所定の周波数で厚みすべり振動を起こすようになっており、その共振周波数に基づいて外部の発振回路で所定周波数の基準信号が発振・出力される。このような基準信号は携帯用通信機器等の電子機器におけるクロック信号として利用されることとなる。
また、上述した水晶振動子の絶縁基体21は、複数個の絶縁基体21を切り出すことができる大型の母基板を分割して個片を得る多数個取りの手法によって形成されるようになっており、得られた個片(絶縁基体21)に水晶振動素子25とシールリング26とを取着させた上、シールリング26の上部に蓋体27を接合することによって水晶振動子が製作される。
尚、上述した水晶振動素子の蓋体27も、絶縁基体21と同様に、複数個の蓋体27を切り出すことができる大型の金属板を分割して得るのが一般的であり、水晶振動子の使用時、この蓋体27をグランド電位に保持しておくことにより外部からのノイズが遮蔽される。このような蓋体27は、シールリング26や絶縁基体21の導体パターンを介して絶縁基体下面のグランド端子に電気的に接続される。
特開2001−274649号公報
しかしながら、上述した従来の水晶振動子においては、その組み立てに先立って、大型の母基板を分割することにより絶縁基体21を、また大型の金属板を分割することにより蓋体27を得ておく必要があり、この2種類の部材をそれぞれ別個の分割工程で得るようにしていたことから、水晶振動子の組み立て工程が煩雑なものとなり、生産性の向上に供しないという欠点を有していた。
また上述したように、絶縁基体21と蓋体27とを事前に準備してから水晶振動子を組み立てる場合、複数個の絶縁基体21を個々にキャリアに保持させるための作業が必要となり、またキャリアに保持させた個々の絶縁基体21上には更に蓋体27を個々に取り付けなければならず、これによっても水晶振動子の組み立て工程が煩雑なものとなる欠点を有していた。
本発明は上述の欠点に鑑み案出されたもので、その目的は、組み立て工程を簡略化して生産性を向上させることができる電子装置を提供することにある。
本発明の電子装置の製造方法は、複数個の基板領域を有する母基板を準備し、該母基板の各基板領域に電子部品素子を搭載する工程Aと、前記基板領域と1対1に対応する複数個の凹部を有し、金属板を板金加工してなる母カバーを、各凹部内に各基板領域の電子部品素子が配されるようにして母基板上に載置させるとともに、前記母カバーの各凹部の周囲を母基板の各基板領域に対して環状に接合する工程Bと、前記母基板及び前記母カバーを前記複数個の基板領域間の境界に沿って切断することにより複数個の電子装置を同時に得る工程Cと、を含んでいる。
本発明の電子装置の製造方法によれば、まず各基板領域に電子部品素子が搭載されている母基板と該母基板の基板領域と1対1に対応する複数個の凹部を有した金属製の母カバーとを準備し、この母カバーを各凹部内に各基板領域の電子部品素子が配されるようにして母基板上に載置させるとともに、各凹部の周囲を熱エネルギーの印加によって母基板の各基板領域に対して環状に接合し、しかる後、前記母基板及び前記母カバーを各基板領域の外周に沿って切断することにより複数個の電子装置を同時に得るようにしたことから、電子装置の組み立てに先立って、基板やカバーを予め個片に分割しておく必要はなく、一括的な分割によって基板とカバーとを同時に切断することができる。
しかもこの場合、電子装置の組み立てに際して、母基板そのものがキャリアとして機能するようになっていることから、母基板より分割した個片を個々にキャリアに保持させたり、或いは、各個片にカバーを個々に取り付けるといった煩雑な作業は一切不要となる。
これにより、電子装置の組み立て工程が大幅に簡素化されるようになり、電子装置の生産性向上に供することが可能となる。
また本発明の電子装置の製造方法によれば、上述した金属製の母カバーに母基板の基板領域と1対1に対応する複数個の凹部が設けられており、母カバーの接合に際して母カバーや母基板に熱エネルギーを印加した後、これを室温まで冷却しても、母カバーと母基板の熱収縮量の差に起因する応力は凹部の変形によって良好に吸収・緩和されるようになっている。従って、工程Bによって一体化された母基板及び母カバーが上記応力によって大きく反ってしまうことはなく、外部端子が設けられる母基板の下面は略平坦に維持されるため、マザーボード等の外部回路基板に実装する際の実装性に優れた電子装置を得ることができる。
更に本発明の電子装置の製造方法によれば、前記母カバーに基板領域の外周に沿った溝部を形成しておけば、この溝部に沿って母カバーと母基板とを切断するだけで、母基板を基板領域の外周に沿って正確に分割することができる。これによっても電子装置の生産性が向上される上に、寸法精度の高い電子装置を得ることができる。
また更に本発明の電子装置の製造方法によれば、工程Cにおいて母基板及び母カバーの切断箇所に両者を接合する接合材を存在させないでおくようにすれば、母基板及び母カバーの切断に際してダイサーが接合材に接触することは少なく、これによってダイサーとの接触により接合材にクラック等の不具合が生じるのを有効に防止することができる。
更にまた本発明の電子装置の製造方法によれば、工程Bにおいて母カバーの下部に母基板主面の凹溝に嵌挿される当接脚部を設けておくようにすれば、母カバーを母基板上に載置させる際の母カバーの位置合わせが容易になり、電子装置の組み立てにかかる作業性が良好となる利点もある。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の製造方法を水晶振動子の製造に適用した場合に得られる水晶振動子の断面図であり、同図に示す水晶振動子は、大略的に、絶縁基体1と、電子部品素子としての水晶振動素子5と、カバー部材8とで構成されている。
前記絶縁基体1は、例えば、ガラス−セラミック、アルミナセラミックス等のセラミック材料によって矩形状をなすように形成されており、その上面には一対の接続パッド2と絶縁基体1の外周に沿って環状に配されている接合用の導体層4が、また下面には入力端子、出力端子、グランド端子等の外部端子3がそれぞれ設けられている。
かかる絶縁基体1の上面に設けられている一対の接続パッド2は、その上面側で後述する水晶振動素子5の振動電極6に導電性接着材を介して電気的に接続され、下面側で絶縁基体1上の導体パターンや絶縁基体内部のビア導体等を介して絶縁基体下面の入出力端子(入力端子、出力端子)に電気的に接続される。
一方、前記導体層4は、その上面側で後述するカバー部材8に接合材9を介して電気的に接続され、下面側で絶縁基体内部のビア導体等を介して絶縁基体下面のグランド端子に電気的に接続される。
尚、上述した外部端子は、水晶振動子をマザーボード等の外部電気回路に搭載する際、外部電気回路の回路配線と半田等の導電性接着材を介して電気的に接続されるようになっている。
また、上述した絶縁基体1の上面には水晶振動素子5が搭載される。
前記水晶振動素子5は、所定の結晶軸でカットした水晶片の両主面に一対の振動電極6を被着・形成してなり、外部からの変動電圧が一対の振動電極6を介して水晶片に印加されると、所定の周波数で厚みすべり振動を起こす。
このような水晶振動素子5は、その両主面に被着されている振動電極6と絶縁基体上面の対応する接続パッド2とを導電性接着材7を介して電気的・機械的に接続することによって絶縁基体1の上面に搭載される。
そして更に、前記絶縁基体1の上面には、金属から成るカバー部材8が取着されている。
前記カバー部材8は、42アロイやコバール,リン青銅等の金属から成る板体を従来周知の板金加工にて所定形状に加工・成形して成り、その中央部には下方に開口する凹部11が、外周部には当接脚部10が環状に設けられている。
このカバー部材8は、当接脚部10の下端部をAu−Ni、Au−Sn等の接合材9を介して導体層4にロウ付けし、カバー部材8の外周部に沿って絶縁基体1の上面に環状に接合することによって絶縁基体1の上面に取着されている。
前記カバー部材8は、その凹部11内、具体的には、凹部11の内面と絶縁基体1の上面とで囲まれる領域に水晶振動素子5を収容させることによって水晶振動素子5の搭載領域を気密封止するためのものであり、また先に述べた導体層4を介して絶縁基体下面のグランド端子に電気的に接続される。よって、水晶振動子の使用時、カバー部材8はグランド電位に保持されることとなり、水晶振動素子5がカバー部材8のシールド効果によって外部からの不要な電気的作用、例えばノイズ等から良好に保護される。
かくして上述した水晶振動子は、絶縁基体1の下面に設けられる入出力端子を介して水晶振動素子5の振動電極間6−6に外部からの変動電圧を印加し、水晶振動素子5の特性に応じた所定の周波数で厚みすべり振動を起こさせることによって水晶振動子として機能し、かかる水晶振動子の共振周波数に基づいて外部の発振回路で所定周波数の基準信号が発振・出力される。そして、このような基準信号は携帯用通信機器等の電子機器におけるクロック信号として利用されることとなる。
次に上述した水晶振動子の製造方法について図2を用いて説明する。
(工程A)
まず、図2(a)に示す如く、マトリクス状に配列された複数個の基板領域を有する母基板15を準備し、母基板15の各基板領域に水晶振動素子5を搭載する。
前記母基板15は、例えば、ガラス−セラミック、アルミナセラミックス等のセラミック材料から成り、マトリクス状、即ち、m列×n行(n,mは2以上の自然数。)の行列状に配置された基板領域の各々には、上面側に接続パッド2や環状の導体層4等が被着・形成され、下面側には入出力端子やグランド端子等の外部端子3が被着・形成されている。
このような母基板15は、例えば、アルミナセラミックス等から成るセラミック材料粉末に適当な有機溶剤等を添加・混合して得たセラミックグリーンシートの表面等に接続パッド2や外部端子3,導体パターン等となる導体ペーストを所定パターンに印刷・塗布するとともに、これを複数枚積層してプレス成形した後、高温で焼成することによって製作される。
また、得られた母基板15の各基板領域には水晶振動素子5が1個ずつ搭載され、水晶振動素子5の振動電極6と母基板上面の搭載パッド2とが導電性接合材9を介して電気的・機械的に接続される。
尚、本実施形態においては、図3に示すように、マトリクス状に配された基板領域の間には所定の捨代領域が設けられている。
(工程B)
次に、図2(b)に示す如く、母基板15の基板領域と1対1に対応する複数個の凹部
11を有した母カバー16を、各凹部11内に各基板領域の水晶振動素子5が配されるようにして母基板15上に載置させ、母カバー16の各凹部11の周囲を熱エネルギーの印加によって母基板15の各基板領域に対して環状に接合する。
前記母カバー16は、例えば、42アロイやコバール,リン青銅等の金属から成る、厚み60μm〜100μmの金属板を従来周知の板金加工にて所定形状に加工することによって製作され、得られた母カバー16には上述した複数個の凹部11が母基板15の基板領域と1対1に対応するようにしてマトリクス状に配され、また隣接する凹部間11−11には当接脚部10が設けられる。本実施形態においては、この母カバー16にも、母基板15と同様に、所定の捨代領域がもうけられている(図3参照。)。
このような母カバー16を、各凹部11の内側に対応する基板領域の水晶振動素子5が配され、且つ、当接脚部10が各基板領域の導体層4にAu−Ni、Au−Sn等からなる接合材9を介して当接されるようにして母基板15上に載置させ、しかる後、これを例えば、300℃〜350℃の温度に保たれた加熱炉の中に入れ、前記接合材9を高温で加熱・溶融させることによって母カバー16が母基板15に接合される。その後、一体化された母基板15と母カバー16は徐々に室温まで冷却される。
このとき、母カバー16には母基板15の基板領域と1対1に対応する複数個の凹部11が設けられており、高温に加熱することによって接合した母カバー16と母基板15を室温まで冷却しても、母カバー16と母基板15の熱収縮量の差に起因する応力は凹部11の変形によって良好に吸収・緩和されるようになっている。従って、接合によって一体化された母基板15と母カバー16が上記応力によって大きく反ることはなく、これによって外部端子3が設けられる母基板15の下面は略平坦に維持されるため、水晶振動子をマザーボード等の外部回路基板に実装するにあたり実装性に優れた水晶振動子が得られる。
尚、上述した一連の接合工程は、窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中で行うのが好ましく、これによって水晶振動素子5が収納される凹部11の内部には不活性ガスが充満されるため、水晶振動素子5が酸素や大気中の水分等によって腐食・劣化するのを有効に防止することができる。
また、例えば図5に示すように、母カバー16を母基板15上に載置させる際に、母基板15及母カバー16の外周部に設けた捨代領域の4隅部に所定の貫通孔を形成しておき、これらの貫通孔に位置決めピンを嵌挿させることによって母基板15と母カバー16とを位置合わせするようにしても良いし、更には図6に示すように、クリップを用いて母基板15と母カバー16とを仮固定した上で両者を接合し、後述する切断工程においても前記クリップを取り付けておくことで固定用治具として用いるようにしても良い。
(工程C)
そして最後に、図2(c)に示す如く、工程Bにおいて一体化した母基板15及び母カバー16を各基板領域の外周に沿って分割・切断する。
母基板15及び母カバー16の切断は、例えば、ダイサー等を用いて母基板15と母カバー16とを一括的に切断することによって行われ、これによって複数個の水晶振動子が同時に得られる。
このような工程により水晶振動子を製作する場合、水晶振動子の組み立てに先立って、絶縁基体1やカバー部材8を予め個片に分割しておく必要はなく、一括的な分割によって絶縁基体1とカバー部材8とを同時に切断することができる。
しかもこの場合、水晶振動子の組み立てに際して、母基板そのものがキャリアとして機能するようになっていることから、母基板15より分割した個片を個々にキャリアに保持させたり、或いは、各個片にカバー部材8を個々に取り付けるといった煩雑な作業は一切不要となる。
これにより、水晶振動子の組み立て工程が大幅に簡素化されるようになり、水晶振動子の生産性向上に供することが可能となる。
尚、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上述した実施形態において、図4(a)に示す如く、母カバー16に基板領域の外周に沿った溝部19を形成するようにしておけば、この溝部19に沿って母カバー16と母基板15とを切断するだけで、母基板15を基板領域の外周に沿って正確に分割することができる。これによっても水晶振動子の生産性が向上される上に、寸法精度の高い電子装置を得ることができる。従って、母カバー16には基板領域の外周に沿った溝部19を形成しておくことが好ましい。
また上述した実施形態の工程Cにおいて、図4(b)に示す如く、母基板15及び母カバー16の切断箇所に両者を接合する接合材9を存在させないでおくようにすれば、母基板15及び母カバー16の切断に際してダイサーが接合材9に接触することは少なく、これによってダイサーとの接触により接合材9にクラック等の不具合が生じて封止性が劣化するのを有効に防止することができる。従って、工程Cにおいて母基板15及び母カバー16の切断箇所に両者を接合する接合材9を存在させないでおくことが好ましい。
更に上述した実施形態の工程Bにおいて、図4(c)に示す如く、母カバー16の下部に母基板主面の凹溝に嵌挿される当接脚部10を設けておくようにすれば、母カバー16を母基板15上に載置させる際の母カバー16の位置合わせが容易になり、水晶振動子の組み立てにかかる作業性が良好となる利点もある。従って、工程Bにおいて、母基板15の主面に凹溝20を、母カバー16の下部に凹溝20内に嵌挿されて凹溝底面に当接される当接脚部10をそれぞれ設けておくことが好ましい。
また更に上述した実施形態においては、母基板15の基板領域間に捨代領域を設けるようにしたが、間に捨代領域を設けることなく基板領域同士を近接させて配置させるようにしても構わない。このことは母カバー16においても同様のことが言える。
更にまた上述した実施形態においては、一体化した母基板15と母カバー16をダイサーで一括的に切断するようにしたが、これに代えて、一体化した母基板15と母カバー16をその上下両側より別個の切断手段を用いて切断するようにしても構わない。
また更に上述した実施形態においては、電子部品素子として水晶振動素子を用いることにより水晶振動子を構成するようにしたが、それ以外の電子装置、例えば、電子部品素子としてIC素子や他の圧電素子を用いるようにした電子装置においても本発明は適用可能である。
本発明の製造方法によって製作した水晶振動子(電子装置)の断面図である。 (a)乃至(c)は本発明の一実施形態にかかる製造方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態にかかる製造方法を説明するための斜視図である。 (a)乃至(c)は本発明の他の実施形態にかかる製造方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる製造方法を説明するための斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかる製造方法を説明するための斜視図である。 従来の水晶振動子の断面図である。
符号の説明
1・・・絶縁基体
2・・・接続パッド
3・・・外部端子
5・・・水晶振動素子(電子部品素子)
6・・・振動電極
7・・・導電性接着材
8・・・カバー部材
9・・・接合材
10・・・当接脚部
11・・・凹部
15・・・母基板
16・・・母カバー
19・・・溝部
20・・・凹溝

Claims (5)

  1. 複数個の基板領域を有する母基板を準備し、該母基板の各基板領域に電子部品素子を搭載する工程Aと、
    前記基板領域と1対1に対応する複数個の凹部を有し、金属板を板金加工してなる母カ
    バーを、各凹部内に各基板領域の電子部品素子が配されるようにして母基板上に載置させるとともに、前記母カバーの各凹部の周囲を母基板の各基板領域に対して環状に接合する工程Bと、
    前記母基板及び前記母カバーを前記複数個の基板領域間の境界に沿って切断することにより複数個の電子装置を同時に得る工程Cと、
    を含む電子装置の製造方法。
  2. 前記電子部品素子が水晶振動素子であることを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。
  3. 前記工程Cにおいて前記母基板及び前記母カバーをダイサーを用いて切断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子装置の製造方法。
  4. 前記工程Cにおいて前記母基板及び前記母カバーの切断箇所に両者を接合する接合材が存在していないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電子装置の製造方法。
  5. 前記工程Bにおいて前記母基板の主面に凹溝が、前記母カバーの下部に前記凹溝内に嵌挿されて凹溝底面に当接される当接脚部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子装置の製造方法。
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