JP2009064901A - 実装機の部品フィーダー管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダー - Google Patents

実装機の部品フィーダー管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダー Download PDF

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Abstract

【課題】段取り作業を含めた電子部品の実装工程における作業効率を高めることが可能な実装機の部品フィーダー管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダーを提供する。
【解決手段】部品フィーダー40が、同部品フィーダー40に備えられた電子部品の種別に応じた実装機20におけるセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダー40が前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品について貸し出されたことを記憶する部品段取り記憶装置12と、前記部品段取り記憶装置12の記憶に基づき、前記電子部品が貸し出されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段47と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品フィーダーが着脱可能にセットされる実装機における部品フィーダーの管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダーに関する。
プリント基板に電子部品を実装するための実装機では、電子部品は例えば特許文献1に記載のように供給される。すなわち、電子部品を保持するテープがテープリールに巻き取られており、そのテープリールが部品フィーダーにセットされる。一方、実装機には、複数台の部品供給用の台車が準備されており、各台車には複数台の部品フィーダを着脱可能にセットするためのフィーダ装着部が設けられている。
このような実装機を使って電子部品の基板への実装作業を行うときには、その段取り作業として、テープを装着した部品フィーダーを予め各台車の所定位置にセットし、実装機の所定の位置に各台車を装着する作業を行う。この段取り作業を終えて実装作業を開始すると、各実装機において吸着ヘッドが順次部品フィーダーの電子部品を吸着し、プリント基板上に搬送して所定位置に搭載する。
特開2006−339390公報
ところで、例えば基板を少量生産する場合であって、一のテープに保持された電子部品により複数の基板の生産を賄える場合には、そのテープを複数の基板の生産に使い回し、電子部品の有効利用を図ることが多い。
しかしながら、既に段取りを終えた状態で基板の生産開始を待って待機している実装ラインから部品フィーダーが一時貸し出された場合、その待機状態の実装ラインにおいて基板の生産を開始しようとした際、貸し出された部品フィーダーが元の位置に返却されていないことがある。これは、例えば、その部品フィーダーを借りた作業者が、その返却を行わなければならないことを失念し、またはその返却先を忘れてしまう等によりおこりうる。そして、待機状態の実装ラインの担当作業者が、部品フィーダーが元の位置に返却されていないことに気付かず、そのまま基板の生産を開始してしまうと、取り外された部品フィーダーの電子部品を実装機の吸着ヘッドが吸着しようとしたときにエラーとなり、実装機ひいては実装ラインが止まってしまう事態となる。そこで、このような事態を防ぐべく、部品フィーダーの貸し借りを紙等に記録して管理した場合には作業が煩雑になり、段取り作業を含めた電子部品の実装工程における作業効率が悪くなるという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、段取り作業を含めた電子部品の実装工程における作業効率を高めることが可能な実装機の部品フィーダー管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダーを提供することを目的とする。
本発明は、部品フィーダーが着脱可能にセットされる実装機における前記部品フィーダーの管理システムであって、前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じた前記実装機におけるセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える。
このような構成によれば、部品フィーダーが電子部品の種別に応じたセット位置から取り外されたときには、作業者は、その電子部品が取り外されていることを知ることができる。これにより、作業者が、電子部品が取り外されていることを知らずに基板の生産を開始してしまうことを防止でき、部品フィーダー(電子部品)の使いまわしが問題なく行われ、段取り作業を含めた電子部品の実装工程における作業効率を高めることができる。
前記段取り情報伝達手段は、前記電子部品のセットが終了している場合と、前記電子部品が取り外されている場合とで、異なる表示をする表示手段であるものとしてもよい。これにより、作業者は、表示手段の表示を見て、電子部品が取り外されていることを知ることができる。
また、実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記セット位置から取り外された部品フィーダーについて同セット位置を記憶する返却先記憶手段と、この返却先記憶手段に記憶された前記セット位置を作業者に伝える返却先伝達手段と、を有するものとしてもよい。これにより、作業者は、セット位置から取り外された部品フィーダーについて、その返却先を知ることができるから返却が確実になされ、もって部品フィーダー(電子部品)の使いまわしを問題なく行うことができる。
前記返却先伝達手段は、前記セット位置を表示する表示手段であるものとしてもよい。これにより、作業者は、表示手段の表示を見て、部品フィーダーの返却先を知ることができる。
また、実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記セット位置から取り外された部品フィーダーが、同セット位置とは異なるセット位置にセットされたときには、その異なるセット位置を記憶する貸出先記憶手段を有するものとしてもよい。
そして、前記部品段取り記憶装置は、前記セット位置から取り外された部品フィーダーとは別の部品フィーダーであって、前記セット位置から取り外された部品フィーダーに備えられた電子部品と同種の電子部品が備えられるとともに前記セット位置とは異なる他のセット位置にセットされていた部品フィーダーが、同他のセット位置から取り外されて前記セット位置にセットされたときには、前記セット位置における前記電子部品のセット作業の終了が借り入れによるものであることを記憶するものとしてもよい。
また、前記部品段取り記憶装置は、前記別の部品フィーダーがセットされていた前記他のセット位置に、この別の部品フィーダーとは異なる他の部品フィーダーであって、前記別の部品フィーダーに備えられた電子部品と同種の電子部品が備えられた部品フィーダーがセットされたときには、前記別の部品フィーダーがセットされたセット位置における前記電子部品についての借り入れの記憶を消去するものとしてもよい。
このような構成によれば、貸し出された部品フィーダーを返却するかわりに、その部品フィーダーとは異なる他の部品フィーダーをセットする(代理返却)ことにより、貸し出された部品フィーダーを返却する必要がなくなる。これにより、電子部品のやり取りの効率を高めることができる。
また、実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記部品フィーダーが前記実装機における空きスペースにセットされたときには、この部品フィーダーが空きスペースにセットされたことを知らせる無関係表示手段を有するものとしてもよい。これにより、作業者は、その部品フィーダーが空きスペースにセットされたものであることを知って、その部品フィーダーを別の基板の生産に借りることができるから、電子部品のやり取りの効率がさらに向上する。
本発明の実装機は、部品フィーダーが着脱可能にセットされる実装機であって、前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じたセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える。
本発明の部品供給台は、部品フィーダーが着脱可能にセットされて実装機に装着される部品供給台であって、前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じたセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える。
本発明の部品フィーダーは、電子部品が備えられて実装機に着脱可能にセットされる部品フィーダーであって、前記電子部品の種別に応じた前記実装機におけるセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された後に前記セット位置から取り外されたときには、前記電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える。
本発明によれば、段取り作業を含めた電子部品の実装工程における作業効率を高めることが可能な実装機の部品フィーダー管理システム、実装機、部品供給台および部品フィーダーを提供する。
以下、本発明の実施形態を図1〜図9によって説明する。
本実施形態における実装機の部品フィーダー管理システムは、図1に示すように、管理コンピュータ10と、実装機20と、この実装機20に装着される台車30(本発明の部品供給台に該当する)と、台車30にセットされる部品フィーダー40とを備え、管理コンピュータ10と実装機20と台車30とはネットワークを通じて互いにデータ通信可能に接続されている。なお、異なる種別のプリント基板(以後略して基板50と称する)を生産する複数の実装ライン間も互いにデータ通信可能に接続されている。
実装機20は、図2および図3に示すように、基板50を搬送するコンベア21と、吸着ノズル23によって台車30にセットされた部品フィーダー40から電子部品41(図4を参照)をピックアップして基板50上に搭載し得るヘッドユニット22などから構成されている。
なお、実装機20には実装機記憶装置24が備えられ、この実装機記憶装置24には、各実装機20の識別符号である実装機IDが記憶されている。
台車30は、各実装機20のコンベア21の両側(図3の上下両側)に2台ずつ、すなわち1台の実装機20につき4台ずつが装着可能となっている。各台車30には、部品フィーダー40が着脱可能にセットされる複数の装着部31が並列して設けられている。
また、各台車30には供給台記憶装置32が備えられている。この供給台記憶装置32には、各台車30毎に付された台車IDと、その台車30が有する各装着部31毎に付された装着位置番号に関連する情報がそれぞれ記憶されている。
そして、各装着部31と部品フィーダー40とには、部品フィーダー40が装着部31にセットされると、電気的に接続した状態になるコネクタCが備えられている(図5参照)。このコネクタCの接続により、供給台記憶装置32に記憶された装着位置番号および台車IDの中から、その部品フィーダー40がセットされた装着部31(コネクタCが接続した装着部31)の装着位置番号と台車IDとが取得され、それらは管理コンピュータ10のCPU14に認識される。
コネクタCは、装着部31に部品フィーダー40がセットされたときにそのセット位置を取得するフィーダー位置取得手段と、装着部31への部品フィーダー40のセットおよび装着部31からの部品フィーダー40の取り外しを認識するフィーダーセット認識手段とを構成する。
部品フィーダー40には、電子部品41を一定間隔で取り付けたテープがテープリール42に巻き取られて取り付けられ、このテープリール42が間欠的に繰り出されることで、電子部品41が順次供給される。
各テープリール42には、そのテープが保持する電子部品41の識別符号が記録された部品バーコード43が貼着され、また各部品フィーダー40には、その部品フィーダー40の識別符号が記録されたフィーダーバーコード44が貼着されている(図5参照)。なお、部品フィーダー40には、フィーダー記憶装置45が備えられており、ここに部品フィーダー40の識別符号が記憶されている。
そして、管理コンピュータ10には、両バーコード43,44を読み取り可能なバーコードリーダ11が接続されており、部品バーコード43をバーコードリーダ11で読み取ることで、そのテープリール42に保持された電子部品41の識別符号が管理コンピュータ10のCPU14に取得される。また、部品フィーダー40を台車30にセットする前に、バーコードリーダ11でフィーダーバーコード44を読み取ることで、セットする部品フィーダー40の識別符号が管理コンピュータ10のCPU14に取得される。
管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40の識別符号に基づき、その部品フィーダー40と他の部品フィーダー40との一致、不一致を識別するフィーダー識別手段と、フィーダー記憶装置45の段取り済みフラグに基づき、その部品フィーダー40が新規のものであるか装着部31から取り外されたものであるかを判定するフィーダー履歴判定手段と、電子部品41の識別符号に基づき、その電子部品41と他の電子部品41との種別の一致、不一致を識別する部品識別手段と、を構成する。
フィーダー記憶装置45には、管理コンピュータ10のCPU14に取得された電子部品41の識別符号を記憶する記憶領域が設けられている。電子部品41の識別符号は、部品フィーダー40が装着部31にセットされてコネクタCが接続すると、フィーダー記憶装置45に記憶される。また、フィーダー記憶装置45には、部品フィーダー40が所定の装着部31にセットされたときに、管理コンピュータ10のCPU14に認識された台車IDと装着位置番号とを記憶する記憶領域が設けられている。さらに、フィーダー記憶装置45には、その部品フィーダー40の所定の装着部31へのセット作業の終了および所定の装着部31からの貸し出しについて記憶する段取り済みフラグの記憶領域が設けられている。このフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグの記憶領域には、部品フィーダー40が所定の装着部31にセットされると「OK」の書き込みがなされ、また、部品フィーダー40が所定の装着部31から取り外されると「OK」の書き込みに換えて「貸出」の書き込みがなされる。つまり、フィーダー記憶装置45の段取り済みフラグが「OK」の場合には、その部品フィーダー40のセット作業は終了し、段取り済みフラグが「貸出」の場合には、一度セット作業が終了した部品フィーダー40が貸し出されたことを意味する。
各部品フィーダー40には、例えば液晶ディスプレイにより構成されたフィーダー表示部47(本発明の段取り情報伝達手段、返却先伝達手段および無関係表示手段を構成する)が設けられている。そして、各部品フィーダー40には例えば二次電池からなる蓄電部48が備えられ、部品フィーダー40を台車30から取り外した状態でも、部品フィーダー40のCPU、フィーダー記憶装置45、フィーダー表示部47に電力を供給することができる。
管理コンピュータ10には、電子部品41の種別とそれに応じた部品フィーダー40のセット位置との対応関係や、各電子部品41のセット作業の終了およびその貸し借りについて記憶する段取り済みフラグの記憶領域を備えた段取りデータを記憶する部品段取り記憶装置12が備えられている。
段取りデータは、図6に示すように、基板50の識別符号(PCB1,PCB2等)と、実装機20を識別する実装機ID(Y123,Y456等)と、管理ID(101,102等)と、管理ID(台車IDおよび装着位置番号により示される部品フィーダー40のセット位置を一の番号で識別するもの)と、電子部品41の識別符号(AAA,BBB等)と、その電子部品41が備えられた部品フィーダー40がセットされるべきセット位置(台車IDおよび装着位置番号)と、電子部品41の基板50上の搭載位置とが1つのレコードとして記録され、各電子部品41に対応する多数のレコードとして予め記憶されたものである。そして、段取り済みフラグの記憶領域は、各レコードに対応して設けられている。
部品フィーダー40が所定の装着部31にセットされたときには、そのセット位置に対応するレコードの段取り済みフラグが「OK」となって、その電子部品41のセット作業が終了したことが記憶される。また、セット作業が終了した部品フィーダー40が、所定の装着部31から取り外されたとき(コネクタCが離間したとき)には、その部品フィーダー40が取り外されたセット位置に対応するレコードの段取り済みフラグが「OK」から「貸出」になり、そのセット位置から電子部品41が貸し出されたことが記憶される。
また、部品フィーダー40が貸し出されて空き状態の装着部31に、その貸し出された部品フィーダー40とは別の部品フィーダー40であって、貸し出された部品フィーダー40に備えられた電子部品41と同種の電子部品41が備えられたものが、他の装着部31から取り外されてセットされたとき、すなわち部品フィーダー40が貸し出されて空いている装着部31に、他の装着部31にセットされていた部品フィーダー40を借り入れてセットしたときには、そのセット位置に対応するレコードの段取り済みフラグの記憶領域に「借入」と書き込まれる。また、このとき部品フィーダー40が貸し出されてセットされたセット位置に対応するレコードの段取り済みフラグは「借入」から「OK」になる。
そして、段取りデータには、バーコードリーダ11で読み取られた部品フィーダー40の識別符号が、その部品フィーダー40に備えられた電子部品41の識別符号と関連付けて記憶される記憶領域が設けられている。
また、段取りデータには、貸し借りのなされた部品フィーダー40の返却先および貸出先が記憶されるリンク先IDの記憶領域(本発明の返却先記憶手段および貸出先記憶手段に該当する)が設けられている。具体的には、部品フィーダー40がセット位置Aから取り外されてセット位置Bにセットされた場合には、セット位置Aに対応するレコードのリンク先IDにセット位置Bを識別する管理IDが記憶され、セット位置Bに対応するレコードのリンク先IDにセット位置Aを識別する管理IDが記憶される。
なお、段取りデータの各レコードには、所定の基板50の生産に必要な電子部品41の数(生産必要数)を記憶する記憶領域と、部品フィーダー40のテープに残された電子部品41の数(残数)を記憶する記憶領域とが設けられている。この電子部品41の生産必要数と残数とは、部品段取り記憶装置12とは異なる別の装置(図示せず)において管理され、必要に応じて管理コンピュータ10のCPU14がネットワークを介してそれらを読み出し、段取りデータの記憶領域に記憶する。部品フィーダー40を装着部31にセットしたときに、その部品フィーダー40に備えられた電子部品41の残数が生産必要数よりも少ないときには、電子部品41を補充するようフィーダー表示部47に警告が表示される。
管理コンピュータ10には、モニタ15が備えられている。
次に、基板50Aを生産するために実装ラインAの段取りを行う際、基板50Aの生産に必要な電子部品41Aを最初にセットする作業について図7を参照しつつ説明する。
作業者が、管理コンピュータ10のモニタ15を参照しながら、実装ラインAにおいて生産する基板50Aの種別を選択すると、図7に示す電子部品のセット作業ルーチンが開始される。すると、部品段取り記憶装置12の段取りデータからその基板50Aの種別に対応する識別符号に関連付けられたデータ(実装機ID、管理ID、電子部品の識別符号、台車ID、装着位置番号)が管理コンピュータ10のCPU14によって抽出される(S101)。
次いで、作業者が、部品フィーダー40Aに取り付けられているテープリール42の部品バーコード43の読み取り作業を行うと、そのテープリール42に備えられている電子部品41Aの識別符号が管理コンピュータ10のCPU14に取得される(S102)。また、作業者が、テープリール42を取り付けた部品フィーダー40Aのフィーダーバーコード44をバーコードリーダ11で読み取る作業を行うと、その部品フィーダー40Aの識別符号が管理コンピュータ10のCPU14に取得され(S103)、取得された部品フィーダー40Aの識別符号は、部品段取り記憶装置12に記憶される(S104)。詳しくは、部品フィーダー40Aの識別符号は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうち、この部品フィーダー40Aに備えられた電子部品41Aの識別符号が記録されているレコードに対応する部品フィーダー40の識別符号を記録する記憶領域に記録される。
次に、管理コンピュータ10のCPU14は、S102において取得した電子部品41Aの識別符号に基づき、S101において部品段取り記憶装置12から抽出されたデータの中からその電子部品41Aの識別符号に対応する部品フィーダー40Aのセット位置A(台車IDおよび装着位置番号)を読み出す(S105)。
そして、作業者が部品フィーダー40Aをセットすると、部品フィーダー40Aと装着部31との間でコネクタCが接続され、その部品フィーダー40Aのセット位置(装着位置番号と台車ID)が、管理コンピュータ10のCPU14に取得される(S106)。
そこで、管理コンピュータ10のCPU14は、コネクタCの接続により取得されたセット位置が、S101において部品段取り記憶装置12から抽出されたセット位置データの中に存在するか否かを判定し(S107)、存在した場合には(S107のYes)、S106において取得されたセット位置と、S105において読み出されたセット位置Aとが一致するか否かを照合する(S109)。
両セット位置が不一致だった場合には(S109のNo)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40Aのフィーダー表示部47にエラー表示を行う(S110)。なお、エラー表示は、フィーダー表示部47を赤色に点灯するとともに、フィーダー表示部47に「部品不一致」の文字を表示することによって行う。このフィーダー表示部47の表示を見て、作業者は部品フィーダー40Aを誤った位置にセットしたことに気付き、セット作業をやりなおすことができる。
一方、両セット位置が一致した場合(S109のYes)には、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうち、その部品フィーダー40Aに備えられた電子部品41Aに対応するレコード(セット位置Aに対応するレコード)の段取り済みフラグを「OK」にする(S111)。また、管理コンピュータ10のCPU14は、フィーダー記憶装置45にセット位置A(台車IDおよび装着位置番号)と、S102において取得した電子部品41Aの識別符号とを書き込むとともに(S112)、段取り済みフラグを「OK」にする(S113)。そして、管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40Aに備えられた電子部品41Aのセット作業が終了したことをフィーダー表示部47に表示する(S114)。具体的には、フィーダー表示部47を緑色に点灯することによりセット作業の終了を表示する。そして、電子部品41Aについての最初のセット作業が終了する。
なお、作業者が、基板50Aの生産を行うにあたって部品フィーダー40Aを取り付ける必要がない位置(すなわち空きスペース)に部品フィーダー40Aをセットした場合、つまりS106においてコネクタCの接続により取得されたセット位置が、S101において部品段取り記憶装置12から抽出されたセット位置データの中に存在しないときには(S107のNo)、管理コンピュータ10のCPU14はフィーダー表示部47を非表示(無灯)にする(S108)。これにより、フィーダー表示部47が非表示状態の部品フィーダー40Aは、その実装ラインAにおいて基板50Aの生産に使用されないものであることが作業者に認識される。このため、作業者はその部品フィーダー40Aを別の基板50Bの実装ラインBの段取りのために借りることができ、電子部品41Aの有効利用を図ることができる。なお、このような空きスペースには、基板50Aの生産のための予備の部品フィーダー40Aをセットしておくこともできる。
次に、本実施形態の部品フィーダー管理システムを利用して行う、電子部品41Aの貸し借りについて、図8および図9を参照しつつ説明する。
作業者が、実装ラインAの所定のセット位置Aにセットされた部品フィーダー40Aを、実装ラインBの段取りのために取り外すと、図9に示す電子部品の貸し借り記憶ルーチンが開始される。部品フィーダー40Aと装着部31との間で接続されていたコネクタCが離間して接続状態から非接続状態になることにより、その部品フィーダー40Aが取り外されたセット位置Aが、管理コンピュータ10のCPU14に取得される(S201)。
そして、管理コンピュータ10のCPU14は、S111において「OK」にされた部品段取り記憶装置12のセット位置Aに対応するレコードの段取り済みフラグを「貸出」にする(S202)。
また、部品フィーダー40AのCPUは、S113において「OK」にされたフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグを「貸出」にする(S203)とともに、フィーダー表示部47に、その部品フィーダー40Aについて返却を要することを表示する(S204)。具体的には、この表示は、S114において緑色に点灯されたフィーダー表示部47を黄色に点灯するとともに、S112においてフィーダー記憶装置45に記憶されたセット位置Aと電子部品41Aの識別符号とをフィーダー表示部47に表示することによって行う。この表示により、作業者は、その部品フィーダー40Aが返却を要するものである(すなわち、その部品フィーダー40Aに備えられた電子部品41Aは貸し出されたものである)ことを知ることができる。
次いで、作業者が、部品フィーダー40Aを実装ラインBのセット位置Bにセットすると、その部品フィーダー40Aと装着部31との間でコネクタCが接続され、そのセット位置Bが管理コンピュータ10のCPU14に取得される(S205)。
そして、管理コンピュータ10のCPU14は、S205において取得されたセット位置Bと部品段取り記憶装置12の段取りデータとに基づき、このセット位置Bにセットされるべき電子部品41Bの識別符号を読み出す(S206)。また、管理コンピュータ10のCPU14は、コネクタCを介して部品フィーダー40Aのフィーダー記憶装置45に記憶された電子部品41Aの識別符号を読み出し、S206において読み出した電子部品41の識別符号と一致するか否かを照合する(S207)。ここで、電子部品41の識別符号が一致すれば、それらは同種の電子部品であり、一致しなければ別種の電子部品であることになる。
そして、電子部品41の識別符号が一致していない場合には(S207でNo)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40Aのフィーダー表示部47にエラー表示を行う(S208)。なお、エラー表示は、S204において黄色に点灯されたフィーダー表示部47を赤色に点灯するとともに、フィーダー表示部47に「部品不一致」の文字を表示することによって行う。このフィーダー表示部47の表示を見て、作業者は、誤った部品フィーダー40(セット位置Bにセットされるべきではない電子部品41を備えた部品フィーダー)をセットしたことに気付き、改めてセット作業をやりなおすことができる。
そして、電子部品41の識別符号が一致した場合には(S207でYes)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうちセット位置Bに対応するレコードの段取り済みフラグを「借入」にする(S209)、またコネクタCを介して、フィーダー記憶装置45から部品フィーダー40Aの部品フィーダーIDを読み取り、その部品フィーダーIDをセット位置Bに対応するレコードの部品フィーダーIDの記憶領域に記憶する。
さらに、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Bに対応するレコードのリンク先IDに部品フィーダー40Aの返却先(セット位置A)を記憶する(S210)。具体的には、管理コンピュータ10のCPU14が、S112においてフィーダー記憶装置45に記憶されたセット位置A(台車IDと装着位置番号)を取得し、そのセット位置Aを示す管理IDを部品段取り記憶装置12の段取りデータから読み出して、それをセット位置Bに対応するレコードのリンク先IDの記憶領域に記憶することにより行う。
また、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうち、セット位置Aに対応するレコードのリンク先IDに部品フィーダー40Aの貸出先(セット位置B)を記憶する(S211)。具体的には、管理コンピュータ10のCPU14が、S205において取得したセット位置B(台車IDと装着位置番号)を示す管理IDを部品段取り記憶装置12の段取りデータから読み出して、それをセット位置Aに対応するレコードのリンク先IDの記憶領域に記憶することにより行う。
なお、実装ラインAから取り外された部品フィーダー40Aが、実装ラインBのセット位置Bにセットされた状態において、S204においてなされたフィーダー表示部47の表示(部品フィーダー40Aの返却を要する表示)は、消えることなく表示されている。これにより、作業者は、実装ラインBにおいて基板50Bの生産を終えた後、フィーダー表示部47の表示を見て、その部品フィーダー40Aを実装ラインAのセット位置Aに返却しなければならないことを知ることができる。
そして、実装ラインBにおいて基板50Bの生産を終えた作業者が、部品フィーダー40Aをセット位置Bから取り外すと、管理コンピュータ10のCPU14は、コネクタCが接続状態から非接続状態になったことを検知し、S210およびS211においてリンク先IDの記憶領域に記憶した部品フィーダーAの返却先および貸出先を消去する。そして、作業者が、セット位置Bから取り外した部品フィーダー40Aを、実装ラインAのセット位置Aにセットすると、S205と同様、その部品フィーダー40Aと装着部31との間でコネクタCが接続し、そのセット位置Aが管理コンピュータ10のCPU14に取得され(S212)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータからセット位置Aにセットされるべき電子部品41Aの識別符号を読み出す(S213)。
そして、管理コンピュータ10のCPU14は、S112においてフィーダー記憶装置45に記憶された電子部品41Aの識別符号をコネクタCを介して読み出し、S213において読み出した電子部品41Aの識別符号と一致するか否かを照合する(S214)。ここで、電子部品41Aの識別符号が一致していない場合には(S214でNo)、S208と同様、管理コンピュータ10のCPU14は、フィーダー表示部47にエラー表示を行う(S215)。
そして、電子部品41の識別符号が一致した場合には(S214でYes)、その部品フィーダー40Aが新規のものであるか否かが判定される(S216)。この判定は、管理コンピュータ10のCPU14が、部品フィーダー40Aのフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグの記憶領域に「OK」が書き込まれているか何も書き込まれていないかを読み取ることにより行われ、何も書き込まれていない場合には、その部品フィーダー40が新規のもの(装着部31にセットされたことのない部品フィーダー40N)であることを意味する。
そして、部品フィーダー40が新規のものでない場合には(S216でNo)、その部品フィーダー40がセット位置Aから貸し出されたものであるか否かが判定される(S217)。この判定は、管理コンピュータ10のCPU14が、部品フィーダー40のフィーダー記憶装置45から部品フィーダー40の識別符号を読み取り、この識別符号と、S104において部品段取り記憶装置12のセット位置Aに対応するレコードに記憶された部品フィーダー40の識別符号とが一致するか否かを判定することにより行う。ここで、部品フィーダー40の識別符号が一致すれば、部品フィーダー40はセット位置Aから貸し出された部品フィーダー40Aであることを示す。
そして、部品フィーダー40Aがセット位置Aから貸し出されたものである場合には(S217でYes)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうちセット位置Aに対応するレコードの段取り済みフラグの「貸出」を「OK」にする(S218)。また、管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40Aのフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグの「貸出」を「OK」にする(S219)。
そして、管理コンピュータ10のCPU14は、フィーダー表示部47にセット作業の終了を表示する(S220)。このセット終了の表示は、S204において黄色に点灯されたフィーダー表示部47を緑色に点灯するとともに返却先および電子部品の識別符号を消すことにより行う。こうして、実装ラインAから実装ラインBに貸し出された部品フィーダー40Aが、無事実装ラインAに返却され電子部品41Aの貸し借りが終了する。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
管理コンピュータ10のCPU14は、部品フィーダー40Aが電子部品41Aの種別に応じたセット位置Aから取り外されたときには、その電子部品41Aが貸し出されたことを部品段取り記憶装置12に記憶する。そして、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の記憶に基づき、電子部品41Aが貸し出されていることを作業者に伝える。
これにより、作業者が、電子部品41Aが貸し出されていることを知らずに基板50Aの生産を開始してしまう事態を回避できるので、部品フィーダー40A(電子部品41A)の使いまわしを問題なく行うことができ、段取り作業を含めた電子部品41の実装工程における作業効率を高めることができる。
また、管理コンピュータ10のCPU14は、電子部品41が貸し出されたものである場合には、フィーダー表示部47を黄色に点灯することにより、その電子部品41が備えられた部品フィーダー40について返却を要する表示を行う。これにより、作業者は、その部品フィーダー40が貸し出されたものであることを色覚的に知ることができる。
また、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Aから取り外された部品フィーダー40Aについて、そのセット位置Aを記憶するとともに作業者に伝える。これにより、作業者は、部品フィーダー40Aの返却先(セット位置A)を知ることができるから、その返却が確実になされ、もって部品フィーダー40Aが返却されないままで留め置かれる事態を防止することができる。
さらに、部品フィーダー40Aの返却先(セット位置A)は、部品フィーダー40Aに備えられたフィーダー表示部47に表示されるから、作業者は、その返却先を手元で確認しつつ返却することができ、部品フィーダー40Aを元の位置(セット位置A)に返却することが容易である。
また、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Aから取り外された部品フィーダー40Aが、セット位置B(セット位置Aとは異なるセット位置)にセットされたときには、そのセット位置Bを記憶する。これにより、部品フィーダー40Aの貸出先(セット位置B)が不明になることを防止できる。
さらに、部品フィーダー40Aが貸し出されたセット位置Aに対して、他のセット位置(たとえば実装ラインBのセット位置B)にセットされていた部品フィーダー40Bがセットされた場合には(S217でNo)、管理コンピュータ10のCPU14は、部品段取り記憶装置12の段取りデータのうちセット位置Aに対応するレコードの段取り済みフラグを「貸出」から「借入」にする(S221)。また、管理コンピュータ10のCPU14は、その部品フィーダー40Bのフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグの「OK」を「貸出」にするとともに(S222)、フィーダー表示部47に返却を要する表示をし(S223)、セット位置Aにおける電子部品41のセット作業が終了する。
また、部品フィーダー40Aが貸し出されたセット位置Aに対して、新規の部品フィーダー40Nをセットした場合には(S216でYes)、管理コンピュータ10のCPU14は、そのセット位置Aに対応する部品段取り記憶装置12の段取りデータのレコードの段取り済みフラグを「貸出」から「OK」にする(S224)。また、管理コンピュータ10のCPU14は、その部品フィーダー40Nのフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグを「OK」にするとともに(S225)、部品フィーダー40Nのフィーダー表示部47にセット作業の終了を表示し(S226)、セット位置Aにおける電子部品41のセット作業が終了する。
なお、上述のように、セット位置Aに、部品フィーダー40Aとは異なる部品フィーダー40Bまたは部品フィーダー40N(部品フィーダー40Aに備えられた電子部品41Aと同種の電子部品41、すなわちセット位置Aにセットされるべき電子部品41が備えられた部品フィーダー)がセットされた場合には、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Bに貸し出されている部品フィーダー40Aについての貸し出しに関する記憶を消去する。具体的には、S209において「借入」とされた段取りデータのセット位置Bに対応する段取り済みフラグを「OK」にし、S210においてセット位置Bに対応するレコードのリンク先IDに記憶された部品フィーダー40Aの返却先(セット位置A)、およびS211においてセット位置Aに対応するレコードのリンク先IDに記憶された部品フィーダー40Aの貸出先(セット位置B)を消去し、S203において「貸出」とされた部品フィーダー40Aのフィーダー記憶装置45の段取り済みフラグを「OK」にするとともに、部品フィーダー40Aのフィーダー表示部47を黄色の点灯から緑色の点灯にかえる。これにより、貸し出した部品フィーダー40Aをセット位置Aに返却しなくてもよいことが作業者に認識される。このように、貸し出された部品フィーダー40Aを元の位置(セット位置A)に返却するかわりに、新規の部品フィーダー40Nまたは他の実装ラインBのセット位置Bにセットされていた部品フィーダー40Bをセットして電子部品41を賄うことも可能であるから、状況に応じて電子部品41の貸し借りを効率よく行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態によれば、部品段取り記憶装置12は管理コンピュータ10に備えられているが、これに限らず、例えば、部品段取り記憶装置は実装機、台車、部品フィーダー、またはこれらと別体の記憶装置として備えられていてもよい。
(2)上記実施形態によれば、管理コンピュータ10のCPU14がフィーダー識別手段、フィーダー履歴判定手段および部品識別手段を構成するが、これらの手段は、実装機、台車または部品フィーダーに備えられてもよい。
(3)上記実施形態によれば、バーコードリーダ11は管理コンピュータ10に接続されているが、これに限らず、例えば実装機または台車に接続されるようにしてもよい。また、例えばバーコードリーダが部品フィーダーに一体的に装備され、部品供給テープが取り付けられると自動的に部品バーコードの読み取りがなされるようにしてもよい。さらには、電子部品の識別符号を取得するには、バーコードに限らず、ICタグやQRコードなどの二次元コード等の標識をテープリールに取り付けておいてもよい。また、そのような電子部品に関する標識を部品フィーダーに取り付けておいてもよい。
(4)上記実施形態によれば、作業者が部品バーコード43をバーコードリーダ11で読み込むことにより、管理コンピュータ10のCPU14が電子部品41の識別符号を取得することとされているが、この識別符号の取得方法はどのような方法であってもよく、例えば、作業者が、識別符号を管理コンピュータに接続したキーボードから直接に入力するようにしてもよい。
(5)上記実施形態によれば、部品フィーダー40および装着部31間でのコネクタCの接続により部品フィーダー40のセット位置が取得されるようになっているが、セット位置の取得方法はこれに限らず、例えば部品フィーダーに設けた標識(光学的あるいは磁気的マークやICタグ等)を読み取ってセット位置を取得するようにしてもよい。また、コネクタCの接続状態(接続か非接続か)により、部品フィーダー40の装着部31へのセットまたは取り外しが認識されるが、必ずしもこの方法でなくてもよい。
(6)上記実施形態によれば、部品フィーダー40のフィーダー表示部47を黄色に点灯することにより、その部品フィーダー40に備えられた電子部品41が貸し出されたものであることを作業者に伝達するが、この作業者への伝達手段はどのような手段であっても構わず、例えば、音声等によるものであってもよい。
(7)上記実施形態によれば、電子部品41が貸し出されたものであることが、部品フィーダー40のフィーダー表示部47に表示されるが、これに限らず、フィーダー表示部以外の表示装置(管理コンピュータのモニタ等)に表示されるようにしてもよい。
(8)上記実施形態によれば、部品フィーダー40が装着部31から取り外されたときには、その部品フィーダー40に備えられた電子部品41が貸し出されたことが、部品フィーダー40のフィーダー表示部47に表示されるが、これに限らず例えば実装機に表示装置を設け、部品フィーダーが装着部から取り外されたときに、その部品フィーダーに備えられた電子部品が取り外されたことを、実装機の表示装置に表示するようにしてもよい。これにより、作業者は、電子部品が取り外されたことを知らずに基板の生産を開始してしまうことを防止できる。
(9)上記実施形態によれば、電子部品41のセットが終了している場合と、電子部品41が貸し出されている場合とが、緑色と黄色とで色わけして表示されるが、この色は異なる色の組合せであればどのような色であってもよい。また、必ずしも色分けして表示しなくてもよく、例えば、文字や記号等を表示するようにしてもよい。
(10)上記実施形態によれば、管理コンピュータ10のCPU14は、フィーダー記憶装置45にセット位置Aを記憶し、電子部品41Aの返却先としてそのセット位置Aをフィーダー表示部47に表示するが、必ずしもこのようなセット位置Aの記憶および表示部への表示は行われなくてもよく、またセット位置を表示部に表示するかわりに、音声等により作業者に知らせるようにしてもよい。
(11)上記実施形態によれば、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Aに、このセット位置Aから取り外された部品フィーダー40Aとは別の部品フィーダー40Bが、他のセット位置Bから取り外されてセットされたときには、セット位置Aにおける電子部品41Aのセット作業の終了が借り入れによるものであることを部品段取り記憶装置12に記憶するが、例えば、その別の部品フィーダー40Bが、すでに基板の生産が終わっている実装ラインから借り入れたものであれば、そのような記憶がなされないものとしてもよい。
(12)上記実施形態によれば、管理コンピュータ10のCPU14は、セット位置Aに、このセット位置Aから取り外された部品フィーダー40Aとは別の部品フィーダー40がセットされたときには、部品フィーダー40Aの貸出先(セット位置B)における電子部品41についての借り入れの記憶を消去するが、必ずしもこのような記憶の消去を行わなくてもよく、例えば貸し借りの履歴として記憶を残してもよい。
(13)上記実施形態によれば、部品フィーダー40が空きスペースにセットされた場合には、フィーダー表示部47は非表示とされるが、これに限らず、例えば、文字や記号等を表示するようにしてもよく、そのような表示を管理コンピュータのモニタ等にするようにしてもよい。また、必ずしも部品フィーダーが空きスペースにセットされたことを知らせる表示をしなくてもよい。
(14)上記実施形態によれば、電子部品41のセットが終了したこと、および電子部品41が貸し出されたことが、部品段取り記憶装置12の段取りデータの段取り済みフラグの記憶領域に「OK」または「貸出」を書き込むことにより記憶されるが、その記憶方法はどのような方法であってもよい。
(15)上記実施形態によれば、部品フィーダー40は、実装機20に装着される台車30にセットされるが、例えば実装機自体に部品フィーダーの装着部が設けられ、実装機自体に直接セットされるものとしてもよい。また、本発明は、部品フィーダーを、台車と同等の構成を備えた部品フィーダー置き台であって実装機に結合されないものにセットする場合にも適用可能である。
本実施形態における実装機の部品フィーダー管理システムの全体構成を示すブロック図 実装機の正面図 同平面図 部品フィーダーの一部切欠外嵌斜視図 部品フィーダーおよび台車の概略図 段取りデータのデータテーブルを表す概念図 電子部品の最初のセット作業の流れを示すフローチャート 異なる実装ライン間での電子部品の貸し借りの様子を表す概念図 電子部品の貸し借りの流れを示すフローチャート
符号の説明
12…部品段取り記憶装置
20…実装機
30…台車(部品供給台)
40…部品フィーダー
41…電子部品
47…フィーダー表示部(段取り情報伝達手段、返却先伝達手段および無関係表示手段)

Claims (11)

  1. 部品フィーダーが着脱可能にセットされる実装機における前記部品フィーダーの管理システムであって、
    前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じた前記実装機におけるセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、
    前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える実装機の部品フィーダー管理システム。
  2. 前記段取り情報伝達手段は、前記電子部品のセットが終了している場合と、前記電子部品が取り外されている場合とで、異なる表示をする表示手段であることを特徴とする請求項1に記載の実装機の部品フィーダー管理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記セット位置から取り外された部品フィーダーについて同セット位置を記憶する返却先記憶手段と、この返却先記憶手段に記憶された前記セット位置を作業者に伝える返却先伝達手段と、を有する実装機の部品フィーダー管理システム。
  4. 前記返却先伝達手段は、前記セット位置を表示する表示手段であることを特徴とする請求項3に記載の実装機の部品フィーダー管理システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記セット位置から取り外された部品フィーダーが、同セット位置とは異なるセット位置にセットされたときには、その異なるセット位置を記憶する貸出先記憶手段を有する実装機の部品フィーダー管理システム。
  6. 前記部品段取り記憶装置は、前記セット位置から取り外された部品フィーダーとは別の部品フィーダーであって、前記セット位置から取り外された部品フィーダーに備えられた電子部品と同種の電子部品が備えられるとともに前記セット位置とは異なる他のセット位置にセットされていた部品フィーダーが、同他のセット位置から取り外されて前記セット位置にセットされたときには、前記セット位置における前記電子部品のセット作業の終了が借り入れによるものであることを記憶する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の実装機の部品フィーダー管理システム。
  7. 前記部品段取り記憶装置は、前記別の部品フィーダーがセットされていた前記他のセット位置に、この別の部品フィーダーとは異なる他の部品フィーダーであって、前記別の部品フィーダーに備えられた電子部品と同種の電子部品が備えられた部品フィーダーがセットされたときには、前記別の部品フィーダーがセットされたセット位置における前記電子部品についての借り入れの記憶を消去することを特徴とする請求項6に記載の実装機の部品フィーダー管理システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の実装機の部品フィーダー管理システムにおいて、更に、前記部品フィーダーが前記実装機における空きスペースにセットされたときには、この部品フィーダーが空きスペースにセットされたことを知らせる無関係表示手段を有する実装機の部品フィーダー管理システム。
  9. 部品フィーダーが着脱可能にセットされる実装機であって、
    前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じたセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、
    前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える実装機。
  10. 部品フィーダーが着脱可能にセットされて実装機に装着される部品供給台であって、
    前記部品フィーダーが、同部品フィーダーに備えられた電子部品の種別に応じたセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された電子部品を備えた前記部品フィーダーが前記セット位置から取り外されたときには、同電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、
    前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える部品供給台。
  11. 電子部品が備えられて実装機に着脱可能にセットされる部品フィーダーであって、
    前記電子部品の種別に応じた前記実装機におけるセット位置にセットされたときには、その電子部品についてセットが終了したことを記憶し、そのセットの終了が記憶された後に前記セット位置から取り外されたときには、前記電子部品が取り外されたことを記憶する部品段取り記憶装置と、
    前記部品段取り記憶装置の記憶に基づき、前記電子部品が取り外されていることを作業者に伝える段取り情報伝達手段と、を備える部品フィーダー。
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