JP2009064512A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み出し動作の高速化やSRAMの読み出し安定性(スタティックノイズマージン)を確保するために、動作に先立ってビット線を降圧制御する場合、降圧回路をビット線に直接に接続してあるので、ビット線容量が増加し、高速化が阻害される問題があった。
【解決手段】メモリセル1と、メモリセルに接続されたビット線BL,/BLと、ビット線を電源電圧まで昇圧するプリチャージ回路2と、メモリセルからのデータ読み出しに先立ってビット線を電源電圧よりも低い所定の電圧レベルまで降圧する降圧回路とを備えた半導体記憶装置において、プリチャージ回路2は、プリチャージ用スイッチング素子QP1,QP2と高電位側電源との間に電源接続回路5が介在されており、降圧回路は、プリチャージ用スイッチング素子QP1,QP2と電源接続回路5との接続点である制御ノードNcと低電位側電源との間にグランド接続回路6が介在された構成となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、前記ビット線を電源電圧まで昇圧するプリチャージ回路と、前記メモリセルからのデータ読み出しに先立って前記ビット線を前記電源電圧よりも低い所定の電圧レベルまで降圧する降圧回路とを備えた半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置において、データの読み出し速度の向上を図るために、読み出し動作に先立って電源電圧プリチャージのビット線を電源電圧よりも低い所定の電圧レベルまで降圧しておき、ビット線が電源電圧レベルからグランドレベルへ変化する時間を早めるという技術がある。ビット線の電源電圧レベルからグランドレベルへの変化は次段ゲートのPMOSトランジスタで検出されるが、ビット線の降圧レベルを検出用のトランジスタの動作領域以下にすると、貫通電流や誤読み出しが発生する。ビット線にセンスアンプやPMOSのクロスドライバが接続されている場合にも、同様に誤読み出しが起きる。したがって、ビット線の降圧レベルはPMOSトランジスタのしきい値電圧付近に設定する必要がある。
また、ビット線が電源電圧レベルにプリチャージされているSRAM回路において、読み出し時または書き込み時の非選択カラムでは、ワード線起動と同時に、ビット線の電源電圧レベルの電荷がSRAMの“L”データを保持しているノードに流入する。この際、流入する電荷が多いと誤書き込みが起こる。誤書き込みに対する耐性のレベルを示す指標としてスタティックノイズマージン(Static Noise Margin)という指標がある。近年では、微細化によりスタティックノイズマージンが減少してきている。その対策として、ビット線の電源電圧レベルの電位を降圧して、ワード線起動時にビット線からメモリセルの“L”データを記憶しているノードに流入する電流を減らす技術がある。この際、ビット線降圧の程度が少ないと、上記原理により誤書き込みが起こる。逆に、降圧の程度が大きすぎると、SRAMの“H”データを保持しているノードに流入するビット線の“L”レベルの電荷により、誤書き込みが起こる。したがって、ビット線をスタティックノイズマージンを確保できるレベルに降圧する必要がある。
以下に図7を用いて従来の半導体記憶装置におけるビット線降圧の技術について説明する。図7(a)は従来の技術における半導体記憶装置の構成を示す回路図、図7(b)はその動作を示すタイミングチャートである。
図7(a)において、11はSRAMのメモリセル、12はプリチャージ回路、13はイコライズ回路、14は読み出し回路、15は降圧回路、BL,/BLは相補型のビット線、WLはワード線、PCはプリチャージ制御信号、DECは降圧・イコライズ制御信号、QP31,QP32,QP33はプリチャージ回路12を構成するPMOSトランジスタ、QP34はイコライズ回路13を構成するPMOSトランジスタ、QN31,QN32は降圧回路15を構成するNMOSトランジスタ、Inv0はインバータである。降圧トランジスタQN31,QN32からなる降圧回路15は、ワード線WLの起動に先立ってビット線BL,/BLを降圧するために追加したものである。降圧トランジスタQN31,QN32のソースがグランドに接続され、ドレインがビット線BL,/BLに直接に接続され、ゲートがインバータInv0を介してイコライズトランジスタQP34のゲートに接続されている。そのゲートは降圧・イコライズ制御信号DECでドライブされるようになっている。
図7(b)に示すように、ワード線WLの起動に先立ち、まずタイミングt31において、プリチャージ制御信号PCがネゲートされて“H”レベルとなり、プリチャージトランジスタQP31,QP32およびイコライズトランジスタQP33がオフし、ビット線BL,/BLがフローティング状態になる。
次にタイミングt32において、降圧・イコライズ制御信号DECがアサートされて“H”レベルとなり、降圧回路15における降圧トランジスタQN31,QN32がオンになるとともに、イコライズ回路13におけるイコライズトランジスタQP34がオンになり、ビット線BL,/BLの電荷がディスチャージされ、ビット線BL,/BLの電位が所定の電圧レベルに降圧される。所定の電圧レベルとしては、例えば、(VDD−Vth)が考えられる。ここで、VDDはプリチャージに用いられる電源電圧、VthはMOSトランジスタのしきい値電圧である。
次にタイミングt33において、降圧・イコライズ制御信号DECがネゲートされ“L”レベルになると、降圧トランジスタQN31,QN32がオフになるとともに、イコライズトランジスタQP34がオフになり、ビット線BL,/BLの降圧とイコライズが止まる。
次にタイミングt34において、ワード線WLがアサートされ、メモリセル11からデータの読み出しが行われる。メモリセル11に“0”が記憶されているときは、ビット線BLからメモリセル11へ電流が流れ込み、ビット線BLの電位が低下し、相補ビット線/BLは電位降下はない。このビット線BL=“L”レベル、相補ビット線/BL=“H”レベルが読み出し回路14で“0”データと判断される。一方、メモリセル11に“1”が記憶されているときは、相補ビット線/BLからメモリセル11へ電流が流れ込み、相補ビット線/BLの電位が低下し、ビット線BLは電位降下はない。このビット線BL=“H”レベル、相補ビット線/BL=“L”レベルが読み出し回路14で“1”データと判断される。図7(b)において、ビット線BL,/BLの電位の破線は、ビット線BLであるか相補ビット線/BLであるかに関係なく、電位が低下している様子を表している。
次にタイミングt35において、ワード線WLが“L”レベルとされ、データ読み出しが終了する。さらにタイミングt36において、プリチャージ制御信号PCがアサートされて“L”レベルに変化し、プリチャージトランジスタQP31,QP32およびイコライズトランジスタQP33がオンとなるので、ビット線BL,/BLが電源電圧にプリチャージされる。
上記において、ビット線BL,/BLの降圧のレベルは、降圧・イコライズ制御信号DECのパルス幅に応じて調整される。降圧レベルをΔV、降圧・イコライズ制御信号DECのパルス幅をTwとすると、ΔV∝Twである。すなわち、降圧レベルΔVは降圧・イコライズ制御信号DECのパルス幅Twにほぼ比例する。
特開平6−68672号公報 特開2004−79075号公報 特開2004−220652号公報 特開2007−58979号公報 2006VLSI [Wordline & Bitline Pulsing Schemes for Improving SRAM Cell Stabilityin Low-Vcc 65nm CMOS Design]
しかし、上記の従来の技術においては、降圧回路15における降圧トランジスタQN31,QN32が直接にビット線BL,/BLに接続されている。そのため、ビット線BL,/BLの負荷容量が増加し、降圧動作の迅速化に障害となっている。
また、ビット線BL,/BLの負荷容量が増加すると降圧制御の終了タイミングがばらつきやすくなり、結果として、ビット線BL,/BLの降圧レベルもばらつき、誤読み出しの原因にもなっている。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、ビット線における負荷容量の増加を抑制し、ビット線に対する降圧動作の迅速化を促進でき、誤読み出しも確実に防止できる半導体記憶装置を提供することを目的としている。
本発明による半導体記憶装置は、メモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、前記ビット線を電源電圧まで昇圧するプリチャージ回路と、前記メモリセルからのデータ読み出しに先立って前記ビット線を前記電源電圧よりも低い所定の電圧レベルまで降圧する降圧回路とを備えた半導体記憶装置において、前記プリチャージ回路は、プリチャージ用スイッチング素子と高電位側電源との間に電源接続回路が介在されており、前記降圧回路は、前記プリチャージ用スイッチング素子と前記電源接続回路との接続点と低電位側電源との間にグランド接続回路が介在された構成となっている。
プリチャージ回路がアサート状態にあるときは降圧回路はネゲート状態にあり、降圧回路がアサート状態にあるときはプリチャージ回路はネゲート状態にある。つまり、プリチャージ回路と降圧回路とはその動作状態において、二律背反の関係にある。本発明は、この関係を利用して、降圧回路をビット線に接続するのに、間にプリチャージ回路を介在させる形態をとる。すなわち、プリチャージ回路においては、プリチャージ時にオンされるプリチャージ用スイッチング素子があり、このプリチャージ用スイッチング素子の一端がビット線に接続され、他端が高電位側電源に接続されている。そこで、プリチャージ用スイッチング素子と高電位側電源との間に電源接続回路を介在させて、プリチャージ用スイッチング素子と高電位側電源との常時接続状態を断つ。さらに、プリチャージ用スイッチング素子と電源接続回路との接続点を制御ノードとする。制御ノードと低電位側電源との間にグランド接続回路を介在させる。これにより、制御ノードと低電位側電源との常時接続状態も断たれた形態となる。制御ノードと高電位側電源との間に電源接続回路を介在させ、制御ノードと低電位側電源との間にグランド接続回路を介在させるのは、もし、これらの回路を介在させないと、高電位側電源と低電位側電源とが短絡してしまうので、これを回避するためである。そして、電源接続回路とグランド接続回路とを二律背反的にオン・オフ制御する。
プリチャージ時には、グランド接続回路のオフ状態を保ったまま電源接続回路をオン状態にする。これにより、ビット線が制御ノードから電源接続回路を介して高電位側電源に接続され、ビット線がプリチャージされる。このとき、プリチャージ用スイッチング素子はオン状態となっている。
降圧動作時には、電源接続回路をオフ状態にした上でグランド接続回路をオン状態にする。これにより、ビット線が制御ノードからグランド接続回路を介して低電位側電源に接続され、ビット線が降圧される。このときも、プリチャージ用スイッチング素子はオン状態となっている。
以上のように、降圧回路を構成するグランド接続回路が接続されるのは、プリチャージ用スイッチング素子の高電位側電源側(電源接続回路側)のノード(制御ノード)である。グランド接続回路は、ビット線と直接に接続されているのではなく、ビット線との間にプリチャージ用スイッチング素子が介在されている。よって、ビット線における負荷容量の増加は抑制されたものとなる。その結果、ビット線に対する降圧動作の迅速化を促進することが可能となる。
上記構成の半導体記憶装置において、前記電源接続回路と前記グランド接続回路は、インバータとして一括構成され、さらに共通のプリチャージ・降圧制御信号によってオン・オフ制御されるように構成されているという態様がある。電源接続回路とグランド接続回路に対する制御信号をプリチャージ・降圧制御信号として共有しているため、小面積化を促進することが可能になる。また、電源接続回路とグランド接続回路のオン・オフ制御が同時に行われるため、貫通電流が流れにくいというメリットがある。また、プリチャージ回路および降圧回路に対する制御信号をプリチャージ・降圧制御信号の1つのみとするので、両回路の入力信号へのセットアップの影響が少なくて済む。
また上記構成の半導体記憶装置において、前記インバータとして一括構成された前記電源接続回路と前記グランド接続回路は、複数列分のメモリセルに対応する複数列分のビット線群に対して共通に接続されているという態様がある。このように構成すれば、構成要素の共有化により、レイアウトサイズを大幅に縮小することが可能となる。
本発明によれば、ビット線における負荷容量の増加を抑制し、ビット線に対する降圧動作の迅速化を図ることができるとともに、誤読み出しも確実に防止することができる。
以下、本発明にかかわる半導体記憶装置の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。
ワード線WLからのアクセスによって起動されるSRAM(Static Random AccessMemory)のメモリセル1における一対のアクセストランジスタのソースにビット線BL,/BLが接続されている。ビット線BL,/BLにはまた、プリチャージ回路2、イコライズ回路3および読み出し回路4が接続されている。イコライズ回路3はイコライズトランジスタQP3を有している。イコライズトランジスタQP3はPMOSトランジスタからなり、ソース・ドレインがビット線BL,/BLに接続され、ゲートにはイコライズ制御信号EQが印加されるように構成されている。プリチャージ回路2は、プリチャージ用スイッチング素子としてのPMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタQP1,QP2に加えて、電源接続回路5を備えている。そして、降圧回路であるグランド接続回路6が、プリチャージ回路2を介在させる状態でビット線BL,/BLにつながるようになっている。プリチャージトランジスタQP1は、ソースがビット線BLに接続されている。プリチャージトランジスタQP2は、ソースがビット線/BLに接続されている。プリチャージトランジスタQP1のゲートとプリチャージトランジスタQP2のゲートが互いに接続され、さらにイコライズトランジスタQP3のゲートにも接続されている。プリチャージトランジスタQP1のドレインとプリチャージトランジスタQP2のドレインが互いに接続され、制御ノードNcとなっている。制御ノードNcは電源接続回路5を介して高電位側電源(VDD)に接続されているとともに、グランド接続回路6を介して低電位側電源(GND)に接続されている。電源接続回路5はプリチャージ制御信号PCによってオン・オフ制御され、制御ノードNcを高電位側電源に対して接続・分離するようになっている。グランド接続回路6は降圧制御信号DCによってオン・オフ制御され、制御ノードNcを低電位側電源に対して接続・分離するようになっている。電源接続回路5とグランド接続回路6のオン・オフ制御は互いに二律背反となっている。
グランド接続回路6は降圧機能の主部をなすものであるが、この降圧機能主部がビット線BL,/BLに直接に接続されているのではなく、スイッチングトランジスタQP1,QP2を介在させる状態でビット線BL,/BLに接続されている。このように、ビット線BL,/BLに対してスイッチングトランジスタQP1,QP2を介在させた状態で降圧機能主部を設けた点が本発明の特徴である。これにより、ビット線BL,/BLの負荷容量の増大を抑制している。
図2は図1における電源接続回路5とグランド接続回路6を具体的に示す回路図である。電源接続回路5がPMOSのプリチャージトランジスタQP0で構成され、グランド接続回路6がNMOSの降圧トランジスタQN0で構成されている。電源接続回路5におけるプリチャージトランジスタQP0は、ソースが高電位側電源に接続され、ドレインが制御ノードNcに接続され、ゲートにプリチャージ制御信号PCが印加されるようになっている。グランド接続回路6における降圧トランジスタQN0は、ソースが低電位側電源に接続され、ドレインが制御ノードNcに接続され、ゲートに降圧制御信号DCが印加されるようになっている。
次に、上記のように構成された本実施の形態の半導体記憶装置の動作を図3のタイミングチャートに従って説明する。
タイミングt0において、ロウアクティブのプリチャージ制御信号PCはアサート状態にあり、降圧制御信号DCはネゲート状態にあり、ロウアクティブのイコライズ制御信号EQはアサート状態にある。プリチャージ制御信号PCが“L”レベルであるので、プリチャージトランジスタQP0はオン状態にあり、制御ノードNcの電位は電源電圧VDDとなっている。また、イコライズ制御信号EQが“L”レベルであるので、スイッチングトランジスタQP1,QP2およびイコライズトランジスタQP3はオン状態にある。したがって、ビット線BL,/BLには制御ノードNcの電源電圧VDDが印加され、プリチャージが行われる。
ワード線WLの起動(t3)に先立ち、まずタイミングt1において、プリチャージ制御信号PCがネゲートされて“H”レベルとなり、プリチャージトランジスタQP0がオフする。制御ノードNcが電源電圧VDDから切り離されるので、ビット線BL,/BLがフローティング状態になる。スイッチングトランジスタQP1,QP2はオン状態のままである。
次にタイミングt2において、降圧制御信号DCがアサートされて“H”レベルになり、それまでオフ状態にあった降圧トランジスタQN0がオンし、制御ノードNcがグランドレベルに降圧される。このとき、スイッチングトランジスタQP1,QP2はオン状態にあるので、制御ノードNcの電位降下に伴って、ビット線BL,/BLが降圧される。ビット線BL,/BLの電位は、一定の時定数の下に降下し、所定の電圧レベルまで降圧される。所定の電圧レベルとしては、例えば、(VDD−Vth)が考えられる。ここで、VthはMOSトランジスタのしきい値電圧である。
次にタイミングt3において、イコライズ制御信号EQがネゲートされて“H”レベルになるとともに、ワード線WLが起動されて“H”レベルとなる。イコライズ制御信号EQが“H”レベルになると、スイッチングトランジスタQP1,QP2がオフし、グランドとの接続が断たれるので、ビット線BL,/BLの降圧が止まる。また、イコライズトランジスタQP3がオフするので、ビット線BL,/BLのイコライズも止まる。そして、ワード線WLの“H”レベルにより、メモリセル1のデータの読み出しが行われる。この読み出し動作については、従来技術の場合と同様である。
本実施の形態によれば、降圧機能主部をなす降圧トランジスタQN0がビット線BL,/BLに直接に接続されているのではなく、間にスイッチングトランジスタQP1,QP2を介在させているので、ビット線BL,/BLの負荷容量の増大が抑制され、ビット線BL,/BLが電源電圧VDDから所定の電圧レベル(VDD−Vth)まで降下するときの時定数を小さくし、高速な降圧動作を実現している。ちなみに、従来技術の場合の降圧所要時間をTu とし、本実施の形態の場合の降圧所要時間をTaとすると、Ta <Tu となる。
さらに、スイッチングトランジスタQP1,QP2としてPMOSトランジスタを用いることにより、降圧動作の際、ビット線BL,/BLが降圧されると、スイッチングトランジスタQP1,QP2のソース・ドレイン間電圧が減少し、PMOSトランジスタQP1,QP2の降圧能力が減少する。これにより、降圧制御の終了タイミングがばらついた場合に、ビット線の降圧レベルのばらつきが緩和される効果を持つ。
(実施の形態2)
図4(a)は本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図5は図4(a)の等価回路を示す回路図である。プリチャージトランジスタQP0のゲートと降圧トランジスタQN0のゲートが互いに接続され、これら両トランジスタでインバータInvが構成されている。プリチャージトランジスタQP0と降圧トランジスタQN0とは、共通の制御信号としてプリチャージ・降圧制御信号PDCで制御されるようになっている。
次に、上記のように構成された本実施の形態の半導体記憶装置の動作を図4(b)のタイミングチャートに従って説明する。
タイミングt10において、プリチャージ・降圧制御信号PDCは“L”レベルにあり、ロウアクティブのイコライズ制御信号EQはアサート状態にある。プリチャージ・降圧制御信号PDCが“L”レベルであるので、プリチャージトランジスタQP0はオン状態にあり、逆に、降圧トランジスタQN0はオフ状態にある。その結果、制御ノードNcの電位は電源電圧VDDとなっている。また、イコライズ制御信号EQが“L”レベルであるので、スイッチングトランジスタQP1,QP2およびイコライズトランジスタQP3はオン状態にある。したがって、ビット線BL,/BLには制御ノードNcの電源電圧VDDが印加され、プリチャージが行われる。
ワード線WLの起動(t12)に先立ち、まずタイミングt11において、プリチャージ・降圧制御信号PDCが“H”レベルとなり、プリチャージトランジスタQP0がオフすると同時に、降圧トランジスタQN0がオンする。結果、制御ノードNcが電源電圧VDDから切り離されると同時にグランドに接続される。このとき、スイッチングトランジスタQP1,QP2はON状態にあるので、制御ノードNcの電位降下に伴って、ビット線BL,/BLが降圧される。ビット線BL,/BLの電位は、一定の時定数の下に降下し、所定の電圧レベル(VDD−Vth)まで降圧される。
次にタイミングt12において、イコライズ制御信号EQがネゲートされて“H”レベルになるとともに、ワード線WLが起動されて“H”レベルとなる。イコライズ制御信号EQが“H”レベルになると、スイッチングトランジスタQP1,QP2がオフし、グランドとの接続が断たれるので、ビット線BL,/BLの降圧が止まる。また、イコライズトランジスタQP3がオフするので、ビット線BL,/BLのイコライズも止まる。そして、ワード線WLの“H”レベルにより、メモリセル1のデータの読み出しが行われる。
次にタイミングt13においてワード線WLが“L”レベルとされ、データ読み出しが終了する。さらにタイミングt14において、プリチャージ・降圧制御信号PDCが“L”レベルに変化し、制御ノードNcに対して電源電圧がプリチャージされる。そして、同時にイコライズ制御信号EQがアサートされ、スイッチングトランジスタQP1,QP2およびイコライズトランジスタQP3がオンとなるので、ビット線BL,/BLが電源電圧にプリチャージされる。
本実施の形態によれば、電源接続回路5(プリチャージトランジスタQP0)とグランド接続回路6(降圧トランジスタQN0)に対する制御信号をプリチャージ・降圧制御信号PDCとして共有しているため、小面積化を促進することが可能になる。また、電源接続回路5とグランド接続回路6のオン・オフ制御が同時に行われるため、貫通電流が流れにくいというメリットがある。
また、実施の形態1の場合、プリチャージ回路2に対する制御信号はプリチャージ制御信号PCと降圧制御信号DCとの2つであるが、本実施の形態の場合はプリチャージ・降圧制御信号PDCの1つのみである。したがって、プリチャージ回路2は、入力信号へのセットアップの影響が少ない。
(実施の形態3)
図6(a)は本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。
列方向に並列配置されている複数のメモリセル1におけるビット線BL,/BL群に対して、それぞれの降圧機能付きのプリチャージ回路2における制御ノードNcに対してインバータInvを共通に接続したものである。これはすなわち、電源接続回路5(プリチャージトランジスタQP0)、グランド接続回路6(降圧トランジスタQN0)およびプリチャージ・降圧制御信号PDCをビット線BL,/BL群に対して共有化したものに相当する。動作については、実施の形態2の場合と同様である。
本実施の形態によれば、構成要素の共有化により、レイアウトサイズを大幅に縮小することができる。
本発明の技術は、ビット線における負荷容量の増加を抑制し、ビット線に対する降圧動作の迅速化を促進することができるので、特に低電圧で駆動されるSRAM等の半導体記憶装置に有用である。
本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の構成を示す回路図 実施の形態1の電源接続回路とグランド接続回路を具体的に示す回路図 実施の形態1の半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の構成を示す回路図と動作を説明するタイミングチャート 図4(a)の等価回路を示す回路図 本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の構成を示す回路図と動作を説明するタイミングチャート 従来の技術における半導体記憶装置の構成を示す回路図と動作を説明するタイミングチャート
符号の説明
1 メモリセル
2 プリチャージ回路
3 イコライズ回路
4 読み出し回路
5 電源接続回路
6 グランド接続回路(降圧回路)
BL,/BL ビット線
DC 降圧制御信号
EQ イコライズ制御信号
Inv インバータ(プリチャージ・降圧制御用)
Nc 制御ノード
PC プリチャージ制御信号
PDC プリチャージ・降圧制御信号
QP0 プリチャージトランジスタ(電源接続PMOSトランジスタ)
QN0 降圧トランジスタ(グランド接続NMOSトランジスタ)
QP1,QP2 スイッチトランジスタ(プリチャージ用スイッチング素子)
QP3 イコライズトランジスタ
WL ワード線

Claims (3)

  1. メモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、前記ビット線を電源電圧まで昇圧するプリチャージ回路と、前記メモリセルからのデータ読み出しに先立って前記ビット線を前記電源電圧よりも低い所定の電圧レベルまで降圧する降圧回路とを備えた半導体記憶装置において、前記プリチャージ回路は、プリチャージ用スイッチング素子と高電位側電源との間に電源接続回路が介在されており、前記降圧回路は、前記プリチャージ用スイッチング素子と前記電源接続回路との接続点と低電位側電源との間にグランド接続回路が介在された構成となっている半導体記憶装置。
  2. 前記電源接続回路と前記グランド接続回路は、インバータとして一括構成され、さらに共通のプリチャージ・降圧制御信号によってオン・オフ制御されるように構成されている請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記インバータとして一括構成された前記電源接続回路と前記グランド接続回路は、複数列分のメモリセルに対応する複数列分のビット線群に対して共通に接続されている請求項2に記載の半導体記憶装置。
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