JP4413689B2 - 電源起動シーケンスを有する半導体集積回路装置 - Google Patents

電源起動シーケンスを有する半導体集積回路装置 Download PDF

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Description

本発明は、電源起動シーケンスを有する半導体メモリに関し、特に、負電源発生回路の能力を補強する電源起動シーケンスを有する半導体集積回路装置に関する。
半導体集積回路装置、特に半導体メモリは、電源起動時に仕様で定められた起動時間内に内部の全ての電源を所定の電圧に駆動する必要がある。内部の電源は、外部電源Vddを利用して、半導体基板内に形成される寄生的な容量や安定化容量の充電を伴って、所定の電圧に駆動される。内部電源には、外部電源とグランド電源との間の中間電位を有する中間電源、外部電源より高い昇圧電源、グランド電源より低い負電源など様々である。
半導体メモリの一つであるDRAMの場合は、メモリセルが1個のトランジスタと1個のキャパシタで構成され、セルトランジスタのバックゲート領域には負電源であるバックゲートバイアス電源VBBが印加され、セルキャパシタの対抗電極には中間電源であるセルプレート電源が印加される。また、ビット線対のプリチャージ電源や、ワード線の非選択電源として負電源のワード線リセット電源なども必要である。
特にメモリセルが形成されるメモリコア領域の電源、例えば、セルプレート電源VPL、バックゲートバイアス電源VBB、ビット線プリチャージ電源VBLEQ、ワード線リセット電源VNNなどは、メモリコア領域内の不純物拡散領域間の容量などを含む寄生容量を充電して、所定の電圧に起動される。したがって、これらの内部電源間は、寄生容量を介して相互に接続されており、電源起動時においてそれぞれの内部電源の起動は、所定のシーケンスで行う必要がある。例えば、特許文献1,2,3に記載されるとおりである。
図1は、従来の電源起動方法の一例を示す図である。図1(A)は、電源の起動シーケンスを示す図であり、横軸が時間、縦軸が電圧である。また、図1(B)は、グランド電源VSSに対する内部電源VPL、VBB、VNN、VBLEQの間にある寄生容量の関係を示す等価回路図である。これに示されるように、これらの内部電源間は、寄生容量C1〜C4を介して接続されている。したがって、内部電源をそれぞれの電位に起動するためには、これらの寄生容量を充電する必要がある。
図1(A)に示した電源起動シーケンスによれば、フェイズ1aにて、外部電源VDDの立ち上がりに伴って昇圧電源などが立ち上がり所定の電位で安定したあと、それ以外の内部電源の起動シーケンスが開始する。まず、フェイズ2aで、バックゲートバイアス電源VBBとワード線リセット電源VNNをグランド電源VSSにクランプしながら、セルプレート電源VPLとビット線プリチャージ電源VBLEQとが、外部電源VDDを利用して所定の電位まで駆動される。セルプレート電源VPLなどが所定の電位に達すると、フェイズ3aにて、バックゲートバイアス電源VBBとワード線リセット電源リセットVNNとが、ポンピング回路などの負電源生成回路により負電位に駆動される。負電源が所定の負電位に低下している間は、先に起動したセルプレート電源VPLなどは所定の電位に固定される。そして、負電源も所定の負電位に達すると、全ての内部電源の起動が完了して、フェイズ4aでスタンバイ状態になる。
このように、正の内部電源と負の内部電源とを異なるフェイズでそれぞれ昇圧または降圧してそれぞれの所定電位に起動することが行われる。
特開昭60−261099号公報(1985年12月24日公開) 特開昭63−311696号公報(1988年12月20日公開) 特開平6−215563号公報(1994年8月5日公開)
しかしながら、内部の負電源を起動するためには、ポンピングキャパシタを利用したポンピング回路によって所定の負電位まで駆動することが行われるが、かかるポンピング回路の電流駆動能力(ポンピング能力)が小さいと、負電源の起動に時間がかかるという問題がある。特にバックゲートバイアス電源VBBの場合は、メモリの大容量化に伴って、メモリコア内の充電すべき寄生容量が大きくなり、その電源発生回路は、電源起動時の電流駆動能力の増大が必要になる。一方で、負電源の一つであるバックゲートバイアス電源は、スタンバイ時においてセルトランジスタのバックゲート領域を負電位にバイアスするだけであり、その負電源発生回路は、リーク電流などによる電圧変動分を吸収できる程度の電流駆動能力があれば良い。つまり、負電源発生回路には、電源起動時に必要な電流駆動能力とスタンバイ時に必要な電流駆動能力との間に不一致がある。しかし、負電源発生回路は電源起動時に必要な能力を満たす必要があり、その場合、負電源発生回路に電源起動時に必要な電流駆動能力(ポンピング能力)を持たせると、ポンピングキャパシタの容量を大きくする必要があり、そのためには大面積を必要とし集積化への弊害となる。また、バックゲートバイアス電源以外の負電源、例えばワード線リセット電源なども、同様の課題を有するものが考えられる。
そこで、本発明の目的は、負電源発生回路の駆動能力を補強する電源シーケンスを有する半導体メモリを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面によれば、容量を介して設けられる第1の領域と第2の領域を、正の内部電源と負の内部電源にそれぞれ駆動する半導体集積回路装置において、第1の領域を正の内部電源に駆動する第1の内部電源発生回路を有する。更に、半導体集積回路装置は、電源起動時において、前記第1の内部電源発生回路を起動して前記第2の領域を所定の電位にクランプしながら前記第1の領域を前記正の内部電源電位より高いオーバードライブ電位に駆動し、その後、前記第2の領域のクランプ状態を解除して前記第1の領域をオーバードライブ電位から前記正の内部電源電位に向かって降圧して、前記容量のカップリングにより前記第2の領域を負の電位に降圧する電源シーケンサを有する。
上記の第1の側面において、好ましい実施例では、前記第2の領域を負の内部電源に駆動する第2の内部電源発生回路を有し、当該第2の内部電源発生回路は、ポンピングキャパタを有するポンピング回路と、当該ポンピング回路に駆動パルスを供給する発振回路とを有する。
上記の第1の側面において、好ましい実施例では、半導体集積回路装置は半導体メモリであり、第1の領域はメモリセルのセルプレート領域、第2の領域はメモリセルのセルトランジスタのバックゲート領域、正の内部電源がセルプレート電源、負の内部電源がバックゲートバイアス電源である。
上記の第1の側面において、別の好ましい実施例では、半導体集積回路装置は半導体メモリであり、第1の領域はメモリセルのセルプレート領域またはビット線領域のいずれか一方または両方、第2の領域はメモリセルのセルトランジスタのバックゲート領域またはワード線領域のいずれか一方または両方、正の内部電源がセルプレート電源またはビット線リセット電源のいずれか一方または両方、負の内部電源がバックゲートバイアス電源またはワード線リセット電源のいずれか一方または両方である。
上記の好ましい実施例では、メモリセルのセルキャパシタが、セルプレート領域内に形成されたトレンチキャパシタにより構成され、セルプレート領域内にバックゲート領域が形成され、バックゲート領域内にセルトランジスタのソース領域とドレイン領域が形成されている。
上記の第1の側面によれば、電源起動時において、第1の領域を正の内部電源電位より高く昇圧した後に、第1の領域を降圧して、容量カップリングにより第2の領域を負の電位に降圧するので、第2の領域に印加される負の内部電源を駆動する負電源発生回路の駆動能力を高くしなくても、電源起動時に短時間で第2の領域を負の電位に降圧することができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図2は、本実施の形態における半導体集積回路装置の一例としての半導体メモリの回路図である。この例は、DRAMの回路図であり、複数のビット線BL,/BLに複数のワード線WL0〜WL2が交差して配置され、その交差位置に、メモリセルMC00,MC10,MC11が配置される。各メモリセルは、セルトランジスタQ00,Q10,Q11と、セルキャパシタCcとを有し、セルトランジスタQのバックゲート領域はバックゲートバイアス電源VBBに接続され、セルキャパシタCcの記憶ノードSNとは反対側の電極であるセルプレートは、セルプレート電源VPLに接続されている。これらのメモリセルは、共通のメモリコア領域内に設けられ、例えば、セルプレート領域は破線のように共通の領域で構成される。また、ビット線対BL,/BLには、ビット線プリチャージ・イコライズ回路RSTが設けられ、リセット信号S1によりトランジスタが導通し、ビット線対BL,/BLがビット線プリチャージ電源VBLEQに接続される。また、ワード線WL0〜WL2は、図示しないワード線駆動回路により駆動され、例えば、非選択のリセット電位は負電位(ワード線リセット電位)、選択時は正電位に駆動される。
図3は、本実施の形態における半導体メモリのメモリセルの断面構造とその容量ネットワークを示す図である。図3(A)は断面図を、図3(B)はその容量ネットワーク図である。この半導体メモリは、P型半導体基板10内にN型ウエル領域12が形成され、更に、N型ウエル領域12内にP型セルウエル領域14が形成されている。そして、このP型セルウエル領域14内にセルトランジスタとなるソース・ドレイン領域18,20が形成され、ゲート電極がワード線WLとなっている。一方のソース・ドレイン領域18はビット線BLに接続され、他方のソース・ドレイン領域20は、記憶ノードSNとなり、トレンチキャパシタの電極16に接続されている。このトレンチキャパシタは、セルウエル領域14とN型ウエル領域12との中に絶縁膜を介して形成される電極16を有する。
したがって、N側ウエル領域12はセルプレート領域になり、正の内部電源であるセルプレート電源VPLが印加される。また、P型セルウエル領域14は、セルトランジスタのバックゲート領域になり、負の内部電源であるバックゲートバイアス電源VBBに接続される。また、P型基板10には、グランド電源VSSが印加される。このように、P型基板10とN型セルプレート領域12との間のPN接合と、N型セルプレート領域12とP型セルウエル領域14との間のPN接続とは、逆方向バイアスになるように、各領域にはそれぞれの内部電源が接続される。
図3(B)に示した容量ネットワーク図において、セルプレートPLと基板Psubとの間の容量C1は、セルプレート領域12と基板10との間のPN接合容量に対応し、記憶ノードSNとセルプレートPLとの間の容量Ccは、電極16とセルプレート領域12との間のセルキャパシタに対応し、記憶ノードSNとセルウエルCWとの間の容量Cbは、電極16とセルウエル領域14との間の容量に対応し、セルプレートPLとセルウエルCWとの間の容量Caは、セルプレート領域12とセルウエル領域14との間のPN接合容量に対応し、セルウエルCWとビット線BLとの間の容量C4は、セルウエル領域14とソース・ドレイン領域18との間のPN接合容量に対応し、ワード線になるゲートWLと記憶ノードSNとの間の容量CdとゲートWLとビット線BLとの間の容量Ceは、それぞれセルトランジスタのゲートとソース・ドレイン領域18,20との間の容量に対応する。
そして、メモリコア内には、大面積のセルプレート領域12とセルウエル領域14とが重ねて形成され、その中にトレンチキャパシタの電極16がメモリセルに対応して複数設けられる。したがって、メモリの容量が大きくなるに伴って、セルプレート領域12とセルウエル領域14の面積が大きくなり、容量ネットワークに示した容量Ca,Cb,Ccの容量値も大きくなる。したがって、セルウエル領域14に接続されたバックゲートバイアス電源VBBを所定の負電位に降圧するためには、これらの容量を充電する必要があり、メモリ容量が大きくなると、その降圧のためにVBB負電源発生回路の駆動能力も高くする必要性がある。一方で、スタンバイ時にはセルウエル領域14にアクティブな電流が流れ込むことはなく、VBB負電源発生回路は、ソース・ドレイン領域18,20からのリーク電流による電圧変動を吸収する程度の比較的小さな駆動能力があればよい。
一方、バックゲートバイアス電源VBBに接続されるセルウエル領域14は、比較的大きな接合容量Ca,Cb,Ccを介してセルプレート領域12(PL)に接続され、更に、ビット線BLが接続されるソース・ドレイン領域18とも接合容量C4を介して接続される。メモリの大容量化により、これらの接合容量も大きくなる傾向にある。
図4は、本実施の形態における電源の起動方法を示す図である。図4(A)は電源起動時の各電源電圧の変化を示す図であり、横軸が時間、縦軸が電圧を示す。また、図4(B)は各内部電源間の接合容量や寄生容量などの容量を示す容量ネットワーク図である。
本実施の形態における電源の起動シーケンスによれば、フェイズ1bにて、電源起動に伴う外部電源VDDが立ち上がりに応答して、内部降圧電源、内部昇圧電源、各種基準電圧がそれぞれの電位に起動される。その間、他の内部電源はグランド電位VSSにクランプされている。そして、フェイズ2bにて、負の内部電源であるバックゲートバイアス電源VBBとワード線リセット電源VNNとをグランド電位VSSにクランプしながら、正の内部電源であるセルプレート電源VPLとビット線プリチャージ電源VBLEQを、正の内部電源の通常の電位Vrfplhより所定電圧(オーバードライブ量)ΔVovだけ高いオーバードライブ電位vrfplovまでオーバードライブする。このオーバードライブは、セルプレート電源発生回路などにより外部電源VDDを利用して行われる。そして、フェイズ3bにて、負の内部電源であるバックゲートバイアス電源VBBのグランド電位VSSへのクランプを解除して、正の内部電源であるセルプレート電源VPLとビット線プリチャージ電源VBLEQを、通常の電位Vrfplhまで下げる。これにより、セルプレート領域やビット線領域と容量C2,C4を介してカップリングしているセルウエル領域14のバックゲートバイアス電源VBBは、容量結合によりグランド電位VSSから低下し、所望の負の内部電源電位に達する。フェイズ3bから、或いはその後、バックゲートバイアス電源発生回路は起動し、その電源発生回路により、バックゲートバイアス電源の電位は所望の負電位に維持される。
最後に、バックゲートバイアス電源VBBの低下が終了すると、フェイズ4bで、ワード線リセット電源VNNがグランド電位VSSより低い電位に引き下げられる。この電源VNNの起動は、例えばワード線リセット電源発生回路によるポンピング駆動により行われる。これらの内部電源の起動が終了すると、フェイズ5bにてスタンバイ状態になり、メモリへのアクセス動作が開始される。
上記の内部電源起動方法によれば、セルプレート電源VPLやビット線プリチャージ電源VBLEQの起動時に、それらの通常電位vrfplhよりも高くオーバードライブしておき、負の内部電源であるバックゲートバイアス電源VBBを起動するときに、セルプレート電源VPLやビット線プリチャージ電源VBLEQをオーバードライブ電位から通常電位に向かって引き下げることで、容量結合でバックバイアス電源VBBを降圧させることができる。したがって、バックゲートバイアス電源発生回路の駆動能力を高くすることなく、電源起動時の駆動能力を補強することができ、短時間で負の内部電源を起動させることができる。セルプレート電源などの正の内部電源は外部電源VDDなどを利用して昇圧することができ、負電源のようにポンピング回路を必要としないので、オーバードライブに過大な時間を要することはない。
また、上記のオーバードライブ電位vrfplovのレベルは、カップリング容量C2,C4の大きさに応じて、適宜設計することで、セルプレート電源VPLとビット線プリチャージ電源VBLEQの降圧により、バックゲートバイアス電源VBBを所望の負電位に降圧させることができる。
上記の例では、フェイズ2bで、セルプレート電源VPLに加えてビット線プリチャージ電源VBLEQもオーバードライブしたが、いずれか一方だけをオーバードライブすることでも良い。但し、バックゲートバイアス電源VBBが接続されるセルウエル領域14とのカップリング容量の大きさを考慮すると、セルプレート電源VPLをオーバードライブして、バックゲートバイアス電源VBBの降圧に利用したほうがより効果的である。
また、上記の例では、正の内部電源VPL,VBLEQの降圧によりバックゲートバイアス電源VBBを降圧したが、ワード線リセット電源VNNも同様に降圧してもよい。或いは、ワード線リセット電源VNNのみを容量結合により降圧してもよい。その場合は、ワード線WLに直接容量カップリングしているビット線プリチャージ電源VBLEQもオーバードライブし降圧することが好ましい。
更に、上記の内部電源起動シーケンスにおいて、フェイズ3bにて、セルプレート電源VPLのみ降圧して、バックゲートバイアス電源VBBを容量結合で降圧し、フェイズ4bにて、ビット線プリチャージ電源VBLEQをオーバードライブ電位から降圧して、ワード線リセット電源VNNを容量結合で降圧してもよい。
いずれにしても、正の内部電源を一旦オーバードライブしてから、負の内部電源のクランプを解除して正の内部電源を降圧し、容量結合により負の内部電源を降圧することで、電源起動時において、負の内部電源発生回路の駆動能力を補強することができる。よって、負の内部電源発生回路の駆動能力をそれほど大きくする必要がなく、ポンピング回路のポンピングキャパシタのサイズを小さくすることができる。
図5は、本実施の形態における半導体メモリの構成図である。図3に示したメモリセルを有するメモリコア50と、その周辺回路60とを有し、これらには、内部電源線VPL,VBLEQ,VBB,VNNなどから、それぞれ必要な電源が供給される。また、上記内部電源を発生する内部電源発生回路25,26,29,33などを有する電源回路群20が設けられ、この電源回路群20が、電源起動時において、電源シーケンサ回路40により起動制御される。内部電源発生回路には、セルプレート電源発生回路25、ビット線プリチャージ電源発生回路26、バックゲートバイアス電源発生回路29、ワード線リセット電源発生回路33などが含まれる。
図6は、本実施の形態における電源シーケンサと電源回路のブロック図である。図7は、その電源起動シーケンスの波形図である。更に、図8は、その電源起動シーケンス図である。これらの図と図4(A)を参照しながら、本実施の形態における電源シーケンスについて詳述する。なお、図6のブロック図の各回路については、後で詳細に説明する。
図6のブロック図に示されるとおり、電源シーケンサ40は、VPLシーケンサ42と、VBBシーケンサ44と、VNNシーケンサ46とを有し、各シーケンサ42,44,46は、セルプレート電源VPLの起動、バックゲートバイアス電源VBBの起動、ワード線リセット電源VNNの起動を制御する。
フェイズ1bでは、セルプレート電源VPLより先に立ち上がる内部電源の起動が行われる。その時、セルプレート電源VPLとビット線プリチャージ電源VBLEQは、クランパ24によりグランド電位VSSに接続されてクランプされている。フェイズ1bで必要な内部電源の起動が終了すると、VPL前段信号vplprevzがHレベルになり、クランパ24がディセーブルされそのクランプが解除される。
フェイズ2bでは、VPLシーケンサ42がVPL前段信号vplprevzのHレベルに応答して、オーバードライブ信号vplovgozをHレベルにし、VPL起動ドライバ回路22とVPL起動検出回路21とをイネーブルにする。また、ビット線プリチャージ電源VBLEQをセルプレート電源VPLに接続するクランパ23もイネーブルされ、セルプレート電源VPLと共にビット線プリチャージ電源VBLEQもオーバードライブされる。
但し、ビット線プリチャージ電源VBLEQをオーバードライブしない場合は、このクランパ23はイネーブルにされず、電源VBLEQは電源VPLに接続されないで、フェイズ2bにてVBLEQ電源発生回路26がイネーブルにされ、所定の電位に起動される。
フェイズ2bでは、VBBクランパ30とVNNクランパ34とがイネーブルにされており、負の電源VBBと電源VNNは共にグランド電位VSSに接続されてクランプされている。VPL起動ドライバ回路22により電源VPLと電源VBLEQが共にオーバードライブされ、所定のオーバードライブ電位vrfplovのレベルに達すると、VPL起動検出回路21がそれを検出し、オーバードライブ検出信号vplokzをHレベルにする。このオーバードライブ検出信号vplovzのHレベルに応答して、VPLシーケンサ42がVPL起動信号vplgozとVPL後段信号vplnextzを共にHレベルにする。このVPL後段信号vplnextzのHレベルに応答して、VPL起動回路22とクランパ23とがディセーブルされ、電源VPL,VBLEQのオーバードライブが終了する。
VPL起動ドライバ回路22は、後述するとおり外部電源VDDによりセルプレート電源VPLをオーバードライブし、VPL電源発生回路25はセルプレート電源VPLを所定の電位に維持する。しかし、VPL起動ドライバ回路のオーバードライブ機能を、VPL電源発生回路25の一つの機能とすることができる。つまり、その場合は、VPL起動ドライバ回路22とVPL電源発生回路25とを併せて、正の内部電源発生回路となる。
フェイズ3bでは、VPL起動信号vplgozのHレベルに応答して、VPL電源発生回路25とVBLEQ電源発生回路26とがイネーブルにされる。これらの電源発生回路25,26は、後述するとおり、それぞれの電源VPL,VBLEQを所定の通常電位の範囲に維持する機能を有し、その機能により、それら電源VPL,VBLEQは、オーバードライブ電位vrfplovから本来の通常電位まで降圧される。この降圧動作に応じて、バックゲートバイアス電源VBBは、容量結合により負電位に降圧される。更に、VBBシーケンサ44が、VBB起動信号vbbgozをHレベルにし、それに応答して、VBB電源発生回路29とVBB起動検出回路28とがイネーブルにされる。したがって、バックゲートバイアス電源VBBは、電源VPL,VBLEQの降圧による容量結合で降圧すると共に、VBB電源発生回路29のポンピング動作によっても降圧する。そして、VBB起動検出回路28が、電源VBBが所定の負電位に達したことを検出すると、VBB検出信号vbbokzをHレベルにする。このVBB検出信号vbbokzに応答して、VNNシーケンサ46がVBB後段信号vbbnextzをHレベルにする。このVBB後段信号vbbnextzに応答して、VNNクランパ34は、電源VNNのグランド電位VSSへの接続を解除する。この解除は、図8に示されるように、フェイズ3bの開始時にVBB起動信号vbbgozに応答して解除されてもよい。その場合は、ワード線リセット電源VNNも、バックゲートバイアス電源VBBと共に容量結合で降圧される。
フェイズ4bでは、VBB後段信号vbbnextzのHレベルに応答して、VNNシーケンサ46がVNN起動信号vnngozをHレベルにし、VNN電源発生回路33とVNN起動検出回路32とをイネーブルにする。このVNN電源発生回路33は、ポンピングキャパシタを利用したポンピング回路であり、ワード線リセット電源VNNを所定の負電位まで低下させる。そして、VNN起動検出回路32が電源VNNが所定の負電位に達したことを検出すると、VNN検出信号vnnokzをHレベルにし、それに応答して、VNNシーケンサ46がVNN後段信号vnnnextzをHレベルにする。ワード線リセット電源VNNは、充電すべき寄生容量がバックゲートバイアス電源VBBよりも小さく、ポンピング回路により比較的短時間で降圧することができる。
フェイズ5bでは、VNN後段信号vnnnextzのHレベルに応答して、図示しない回路がチップレディ信号chprdyzをHレベルにする。そして、チップレディ信号chprdyzに応答して、起動検出回路21,28,32がディセーブルにされる。但し、これらの検出回路のディセーブルは、図8に示すとおり、それぞれの検出信号が発生した後にその都度行われても良い。以上で、内部電源VPL,VBLEQ,VBB,VNNの起動が終了する。
以下、図6のブロック図に示した各回路について説明する。
図9は、本実施の形態におけるシーケンサ回路の回路図と動作波形図を示す図である。図6のVPLシーケンサ42、VBBシーケンサ44、VNNシーケンサ46のいずれにも適用される。図9の動作波形図に示されるように、前段信号prevzがHレベルになると、インバータ71,74を介して起動信号gozがHレベルにされる。このとき、NORゲート72,73からなるラッチ回路は反転せず、後段信号nextzはLレベルのままである。起動信号gozに応答して、対応する電源起動回路または電源発生回路がイネーブルにされて、対応する電源の起動が完了すると、検出信号okzがHレベルになる。これに応答して、NORゲート73の出力がLレベルになり、NORゲート72の両入力がLレベルになり、後段信号nextzがHレベルになる。
なお、図9のシーケンサ回路をVPLシーケンサ42に適用する場合は、後段信号nextzと共にVPL起動信号vplgozもNORゲート72から出力される。
図10は、VPL起動ドライバ回路22とVBLEQ―VPLクランパ23の回路図である。VPL起動ドライバ回路22は、VPL後段信号vplnextzとオーバードライブ信号vplovgozとの論理をとる論理回路75と、差動アンプ76とPチャネルトランジスタm1と帰還路77とからなるオペアンプとで構成される。図7で示したとおり、オーバードライブ信号vplovgozのHレベルに応答して、差動アンプ76がイネーブル状態になり、差動アンプ76の出力がトランジスタm1を導通させ、セルプレート電源VPLを外部電源VDDにより駆動する。そして、電源VPLが差動アンプ75の反転入力端子に入力されているオーバードライブ電位vrfplovに達すると、差動アンプ76がバランス状態になり、トランジスタm1による駆動を停止する。つまり、オーバードライブ電位vrfplovのレベルは、外部電源VDDよりも低いので、トランジスタm1により駆動するだけで、電源VPLをオーバードライブ電位vrfplovのレベルまで比較的短時間で駆動することができる。
VBLEQ―VPLクランパ23は、VPL後段信号vplnextzとオーバードライブ信号vplovgozとの論理をとる論理回路75と、CMOSトランスファーゲート79とで構成される。この論理回路75は、VPL起動ドライバと同じであり、同じ期間において、電源VBLEQが電源VPLに接続され、電源VBLEQが電源VPLのオーバードライブと共に駆動される。
VPL起動ドライバ回路22とVBLEQ―VPLクランパ23は、VPL後段信号vplnextzがHレベルになると、論理回路75,78の出力がLレベルになり、共にディセーブルされる。
図11は、起動検出回路21,28,32の回路図である。起動検出回路は、起動信号gozとチップレディ信号chprdyzとの論理をとる制御用論理回路80と、CMOS差動アンプ81とで構成される。CMOS差動アンプ81は、トランジスタm11〜m18により構成され、被検出電源が入力V1またはV2に、検出参照電圧が入力V2またはV1にそれぞれ印加される。そして、入力V1が入力V2より高くなると、トランジスタm14が導通して、検出信号okzをHレベルにする。
例えば、VPL起動検出回路21の場合は、図中の表に示したとおり、被検出電源VPLが入力V1に入力され、オーバードライブ参照電位vrfplovよりわずかに低いvrfplov−αが入力V2に入力される。これにより、図10のVPL起動ドライバにより電源VPLが参照電位vrfplov−αに達すると、オーバードライブ検出信号vplokzをHレベルにする。なお、入力V2にオーバードライブ参照電位vrfplovよりわずかに低いvrfplov−αを入力する理由は、差動アンプ81にオフセット電圧が存在していても、確実に検出信号okzが出力されるようにするためである。VPL起動ドライバ回路22は、電源VPLがオーバードライブ参照電位vrfplovを超えると駆動停止するので、差動アンプ81にオフセット電圧が存在すると、入力V1の電位が参照入力V2の電位よりオフセット電圧だけ低い電位を超えることがない場合に、適切に検出信号okzを出力することができないからである。
VBB起動検出回路28の場合は、後述のVBB電源発生回路から出力される被検出電源VBBのモニタ電圧 vmonil入力V2に入力され、参照電位vrefが入力V1に入力される。そして、被検出電源VBBのモニタ電圧 vmonilが参照電位まで低下すると、検出信号okzがHレベルになる。また、VNN起動検出回路32の場合も、同様に、被検出電源VNNのモニタ電圧が入力V2に入力され、参照電位vrefが入力V1に入力される。そして、被検出電源VNNのモニタ電圧が参照電位まで低下すると、検出信号okzがHレベルになる。
図12は、VPL電源発生回路の回路図である。図12(A)が回路図であり、図12(B)が電源レベルを示す図である。セルプレート電源VPLは、グランド電源VSSと外部電源VDDとの間の中間電位である。そして、セルプレート電源VPLは、所定の電位レベルに維持される必要がある。そこで、VPL電源発生回路25は、プッシュプル用のトランジスタm21,m22のゲートを、差動アンプ84,85の出力でそれぞれ駆動する構成になっている。つまり、差動アンプ84,85は、VPL起動信号vplgozのHレベルによりイネーブルにされ、差動アンプ84は、低い参照電圧vrfpllより電源VPLが低い時に、出力がLレベルになり、Pチャネルトランジスタm21を駆動して、電源VPLを参照電圧vrfpllまで引き上げる。一方、差動アンプ85は、高い参照電圧vrfplhより電源VPLが高い時に、出力がHレベルになり、Nチャネルトランジスタm22を駆動して、電源VPLを参照電圧vrfplhまで引き下げる。そして、電源VPLが両参照電圧vrfplh,vrfpllの間のレベル(不感帯)の時は、差動アンプ84と85の出力はそれぞれHレベル、Lレベルになり、両トランジスタm21,m22が共にオフにされ、電源VPLは高インピーダンス状態になる。
なお、インバータ86とトランスファーゲート87とトランジスタ88とを設けて、VPL起動信号vplgozがLレベルの間は、トランジスタ88をオン、m22をオフにして、フェイズ2bで電源VPLがオーバードライブしてもトランジスタm22が動作しないようにしている。そして、フェイズ3bでVPL起動信号vplgozがHレベルになると、トランジスタm22がオンになり、電源VPLを所定の通常レベルvrfplhまで降圧する。このVPL電源発生回路の降圧動作により、電源VPLを引き下げて、容量結合により負電源VBBやVNNを降圧することができるのである。
なお、VBLEQ電源発生回路26も上記と同じ回路で構成される。
図13は、クランパ回路の回路図である。クランパ回路は、被クランプ電源をクランプすべき電源に接続する回路である。図13(A)に示したVPLクランパ24は、VPL前段信号vplprevzのHレベルに応答して、インバータ82のLレベル出力でトランジスタm31が非導通になり、電源VPLとグランド電位VSSとの接続状態が解除される。VBLEQクランパ24も同様の構成と動作である。また、図13(B)に示したVBBクランパ30は、トランジスタm32〜m35とインバータ83とからなるレベルコンバータ84とクランプトランジスタm36とで構成される。負電源VBBをグランド電位VSSに接続するためには、トランジスタm36のゲートに電源VDDレベルと負電源VBBレベルとを印加する必要がある。したがって、電源VDD−VSSレベルのVPL後段信号vplnexzが、レベルコンバータ84によりレベルコンバートされる。負電源VBBをトランジスタm36によりグランド電位VSSに接続することは、VPLクランパと同じである。そして、同じく負電源VNNをグランド電位VSSにクランプするVNNクランパ34の回路も同じ構成である。
図14は、VBB電源発生回路の回路図である。このVBB電源発生回路29は、電源VBBのレベルに応じてモニタ電圧vmoni,vmonih,vmonilと参照電圧vrefを生成するモニタ部85と、モニタ電圧と参照電圧とを比較するコンパレータ部88と、コンパレータ部のコンパレータ89で駆動されるブリーダ91と、コンパレータ90で駆動されポンピング信号pumponを生成するインバータ94と、リングオシレータ95と、ポンプ回路99とを有する。モニタ部85は、トランジスタ87と抵抗R5,R6により、参照電圧vrefを生成し、トランジスタ86と抵抗R1〜R4により、モニタ電圧vmoni,vmonih,vmonilを生成する。この参照電圧vrefとモニタ電圧vmonilは、前述のVBB起動検出回路の入力V1,V2にそれぞれ入力される。また、モニタ電圧vmoni,vmonihは、参照電圧vrefと共に、それぞれコンパレータ90、89に入力される。
そこで、動作について説明すると、VBB起動信号vbbgozがHレベルになると、モニタ部85のトランジスタ86,87が導通して、上記のモニタ電圧、参照電圧を発生する。そして、電源VBBが高い間は、モニタ電圧も高く、コンパレータ90の出力がLレベルにされ、インバータ94がポンピング信号pumponをHレベルにし、リングオシレータ95を起動する。リングオシレータ95は、NANDゲート96とインバータ97,98で構成され、所定の周期で発振する。このリングオシレータの発振クロックにより、ポンピングキャパシタ100を介して、バックゲートバイアス電源VBBから、トランジスタ102を介して電流が引き込まれ、引き込んだ電荷がトランジスタ101を介してグランド電源VSSにはき出される。これがポンピング動作である。
やがて、電源VBBが低くなると、コンパレータ90の出力がHレベルになり、リングオシレータ95が停止し、ポンピング動作が停止する。そして、電源VBBのレベルが低下しすぎた場合、モニタ電圧も低下し、コンパレータ89の出力がLレベルになり、トランジスタ92が導通して、インバータ93の電源VDDから電源VBBに電流が供給され、電源VBBの電位が押し上げられる。つまり、ブリーダ91は、何らかの理由で電源VBBのレベルが深くなりすぎることを防止する。したがって、ブリーダ91は設けなくても良い。
電源VBBと同じ負電源を発生するVNN電源発生回路も、上記と同じ回路構成である。
このように、負電源を発生する回路には、ポンピングキャパシタ100が設けられている。このキャパシタの容量が大きいほど、ポンピング能力が高くなり、電流駆動能力が高くなる。しかし、ポンピングキャパシタ100を大きくすることは、レイアウト面積の制約から限界がある。本実施の形態では、VPL電源のオーバードライブレベルからの降圧により、容量結合で負電源VBBの降圧を行って、負電源発生回路のポンピング能力を補強している。
図15は、本実施の形態における電源起動方法の変形例を示す図である。この変形例では、フェイズ3bにて、電源VPLと電源VBLEQとをオーバードライブ電位vrfplovのレベルから通常レベルに降圧するときに、容量結合により、負電源VBBとVNNの両方を降圧している。そのために、フェイズ3bにて、ワード線リセット電源VNNのクランパ34がディセーブルされる。
図16は、本実施の形態における電源起動方法の別の変形例を示す図である。この変形例では、フェイズ3bにて、セルプレート電源VPLだけがオーバードライブ電位から通常レベルに降圧され、容量結合により負電源VBBが降圧される。そして、フェイズ4bにて、電源VBLEQがオーバードライブ電位から通常レベルに降圧され、容量結合により負電源VNNが降圧される。このように、個別に容量結合による負電源の降圧を行っても良い。メモリセル構造上、カップリング容量を最も有効に利用できるように、正電源と負電源の組合せを適宜選択することができる。また、カップリング容量の大きさに応じて、オーバードライブ電位のレベルを適宜選択することができる。
上記の実施の形態では、メモリセルのセルキャパシタとしてトレンチキャパシタを使用したものを例示して説明したが、スタックキャパシタを使用した場合でも、負電源であるバックゲートバイアス電源に容量を介して配置される正電源をオーバードライブしてから降圧するようにすれば、同様に負電源の発生回路の駆動能力を補強することができる。
以上、本実施の形態によれば、負電源発生回路の駆動能力を大きくすることなく、電源起動時の負電源を降圧するための能力を補強することができる。したがって、負電源発生回路は、スタンバイ時に必要な駆動能力に設計することができ、ポンピングキャパシタの面積を小さくすることができる。
以上説明した実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)容量を介して設けられる第1の領域と第2の領域を、正の内部電源と負の内部電源にそれぞれ駆動する半導体集積回路装置において、
前記第1の領域を前記正の内部電源に駆動する第1の内部電源発生回路と、
電源起動時において、前記第1の内部電源発生回路を起動して前記第2の領域を所定の電位にクランプしながら前記第1の領域を前記正の内部電源電位より高いオーバードライブ電位に駆動し、その後、前記第2の領域のクランプ状態を解除して前記第1の領域をオーバードライブ電位から前記正の内部電源電位に向かって降圧して、前記容量のカップリングにより前記第2の領域を負の電位に降圧する電源シーケンサとを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記2)付記1において、
更に、前記第2の領域を負の内部電源に駆動する第2の内部電源発生回路を有し、
当該第2の内部電源発生回路は、ポンピングキャパタを有するポンピング回路と、当該ポンピング回路に駆動パルスを供給する発振回路とを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記3)付記1において、
更に、複数のメモリセルを有するメモリコアを有し、前記第1の領域は前記メモリセルのセルプレート領域、前記第2の領域は前記メモリセルのセルトランジスタのバックゲート領域、前記正の内部電源は前記セルプレート領域に印加されるセルプレート電源、前記負の内部電源が前記バックゲート領域に印加されるバックゲートバイアス電源であることを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記4)付記1において、
更に、複数のメモリセルと、複数のワード線と、複数のビット線とを有するメモリコアを有し、
前記第1の領域は前記メモリセルのセルプレート領域またはビット線領域のいずれか一方または両方、前記第2の領域は前記メモリセルのセルトランジスタのバックゲート領域またはワード線領域のいずれか一方または両方、前記正の内部電源が前記セルプレート領域に印加されるセルプレート電源または前記ビット線領域に印加されるビット線プリチャージ電源のいずれか一方または両方、前記負の内部電源が前記バックゲート領域に印加されるバックゲートバイアス電源または前記ワード線に印加されるワード線リセット電源のいずれか一方または両方であることを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記5)付記3または4において、
前記メモリセルはセルキャパシタを有し、当該セルキャパシタが、前記セルプレート領域内に形成されたトレンチキャパシタにより構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記6)付記3または4において、
前記メモリセルは、半導体基板内に形成された前記セルプレート領域と、前記セルプレート領域内に形成された前記バックゲート領域と、前記バックゲート領域内に形成されたソース領域及びドレイン領域とを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記7)付記1において、
更に、グランド電源と、外部電源とを有し、
前記正の内部電源は、前記グランド電源と外部電源との間の電位であることを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記8)付記1において、
前記第1の内部電源発生回路は、前記外部電源を利用して、前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動する正電源起動回路と、前記正の内部電源を所定の正の内部電源電位に維持する正電源発生回路とを有し、
前記電源シーケンサは、前記正電源起動回路により前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動し、前記正電源発生回路により前記正の内部電源を降圧することを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記9)複数のメモリセルを有し、容量を介して設けられるセルプレート領域とセルトランジスタのバックゲート領域が、正の内部電源と負の内部電源にそれぞれ駆動される半導体メモリ装置において、
前記セルプレート領域を前記正の内部電源に駆動する第1の内部電源発生回路と、
前記バックゲート領域を前記負の内部電源に駆動する第2の内部電源発生回路と、
電源起動時において、前記第1の内部電源発生回路を起動して前記バックゲート領域を所定の電位にクランプしながら前記セルプレート領域を前記正の内部電源電位より高いオーバードライブ電位に駆動し、その後、前記バックゲート領域のクランプ状態を解除し、第1の内部電源発生回路により前記セルプレート領域をオーバードライブ電位から前記正の内部電源電位に向かって降圧して、前記容量のカップリングにより前記バックゲート領域を負の電位に降圧する電源シーケンサとを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
(付記10)付記9において、
前記第1の内部電源発生回路は、前記外部電源を利用して、前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動する正電源起動回路と、前記正の内部電源を所定の正の内部電源電位に維持する正電源発生回路とを有し、
前記電源シーケンサは、前記正電源起動回路により前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動し、前記正電源発生回路により前記正の内部電源を降圧することを特徴とする半導体メモリ装置。
(付記11)付記9において、
更に、グランド電源と、外部電源とを有し、
前記正の内部電源は、前記グランド電源と外部電源との間の電位であることを特徴とする半導体メモリ装置。
(付記12)付記9において、
前記メモリセルは、半導体基板内に形成された前記セルプレート領域と、前記セルプレート領域内に形成された前記バックゲート領域と、前記バックゲート領域内に形成されたセルトランジスタのソース領域及びドレイン領域とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
従来の電源起動方法の一例を示す図である。 本実施の形態における半導体集積回路装置の一例としての半導体メモリの回路図である。 本実施の形態における半導体メモリのメモリセルの断面構造とその容量ネットワークを示す図である。 本実施の形態における電源の起動方法を示す図である。 本実施の形態における半導体メモリの構成図である。 本実施の形態における電源シーケンサと電源回路のブロック図である。 本実施の形態における電源起動シーケンスの波形図である。 本実施の形態における電源起動シーケンス図である。 本実施の形態におけるシーケンサ回路の回路図と動作波形図を示す図である。 VPL起動ドライバ回路22とVBLEQ―VPLクランパ23の回路図である。 起動検出回路21,28,32の回路図である。 VPL電源発生回路の回路図である。 クランパ回路の回路図である。 VBB電源発生回路の回路図である。 本実施の形態における電源起動方法の変形例を示す図である。 本実施の形態における電源起動方法の別の変形例を示す図である。
符号の説明
VPL:セルプレート電源(正の内部電源)
VBLEQ:ビット線プリチャージ電源(正の内部電源)
VSS:グランド電源
VBB:バックゲートバイアス電源(負の内部電源)
VNN:ワード線リセット電源(負の内部電源)
22,25:第1の内部電源発生回路(VPL起動回路、VPL電源発生回路)
29:第2の内部電源発生回路(VBB電源発生回路)

Claims (9)

  1. 容量を介して設けられる第1の領域と第2の領域を、正の内部電源と負の内部電源にそれぞれ駆動する半導体集積回路装置において、
    前記第1の領域を前記正の内部電源に駆動する第1の内部電源発生回路と、
    電源起動時において、前記第1の内部電源発生回路を起動して前記第2の領域を所定の電位にクランプしながら前記第1の領域を前記正の内部電源電位より高いオーバードライブ電位に駆動し、その後、前記第2の領域のクランプ状態を解除して前記第1の領域をオーバードライブ電位から前記正の内部電源電位に向かって降圧して、前記容量のカップリングにより前記第2の領域を負の電位に降圧する電源シーケンサとを有し、
    更に、複数のメモリセルを有するメモリコアを有し、
    前記第1の領域は前記メモリセルのセルプレート領域、前記第2の領域は前記メモリセルのセルトランジスタのバックゲート領域、前記正の内部電源は前記セルプレート領域に印加されるセルプレート電源、前記負の内部電源が前記バックゲート領域に印加されるバックゲートバイアス電源であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    更に、前記電源起動後において、前記バックゲート領域を負の内部電源に駆動する第2の内部電源発生回路を有し、
    当該第2の内部電源発生回路は、ポンピングキャパタを有するポンピング回路と、当該ポンピング回路に駆動パルスを供給する発振回路とを有し、前記負の内部電源が規定の負電位より高い場合に前記発振回路が発振動作をして前記ポンピング回路により前記負の内部電源を低下させることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    前記第2の内部電源発生回路は、さらに、前記負の内部電源が前記規定の負電位より低い場合に当該負の内部電源の電位を押し上げるブリーダ回路を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1において、
    前記メモリセルは、半導体基板内に形成された前記セルプレート領域と、前記セルプレート領域内に形成された前記バックゲート領域と、前記バックゲート領域内に形成されたソース領域及びドレイン領域とを有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項1において、
    前記第1の内部電源発生回路は、前記外部電源を利用して、前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動する正電源起動回路と、前記正の内部電源を所定の正の内部電源電位に維持する正電源発生回路とを有し、
    前記電源シーケンサは、前記正電源起動回路により前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動し、前記正電源発生回路により前記正の内部電源を降圧することを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 複数のメモリセルを有し、容量を介して設けられるセルプレート領域とセルトランジスタのバックゲート領域が、正の内部電源と負の内部電源にそれぞれ駆動される半導体メモリ装置において、
    前記セルプレート領域を前記正の内部電源に駆動する第1の内部電源発生回路と、
    前記バックゲート領域を前記負の内部電源に駆動する第2の内部電源発生回路と、
    電源起動時において、前記第1の内部電源発生回路を起動して前記バックゲート領域を所定の電位にクランプしながら前記セルプレート領域を前記正の内部電源電位より高いオーバードライブ電位に駆動し、その後、前記バックゲート領域のクランプ状態を解除し、第1の内部電源発生回路により前記セルプレート領域をオーバードライブ電位から前記正の内部電源電位に向かって降圧して、前記容量のカップリングにより前記バックゲート領域を負の電位に降圧する電源シーケンサとを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
  7. 請求項6において、
    前記第1の内部電源発生回路は、前記外部電源を利用して、前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動する正電源起動回路と、前記正の内部電源を所定の正の内部電源電位に維持する正電源発生回路とを有し、
    前記電源シーケンサは、前記正電源起動回路により前記正の内部電源を前記オーバードライブ電位に起動し、前記正電源発生回路により前記正の内部電源を降圧することを特徴とする半導体メモリ装置。
  8. 請求項7において、
    更に、グランド電源と、外部電源とを有し、
    前記正の内部電源は、前記グランド電源と外部電源との間の電位であることを特徴とする半導体メモリ装置。
  9. 請求項7において、
    前記メモリセルは、半導体基板内に形成された前記セルプレート領域と、前記セルプレート領域内に形成された前記バックゲート領域と、前記バックゲート領域内に形成されたセルトランジスタのソース領域及びドレイン領域とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
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