JP2009062921A - 目詰まり検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料のワックス化にともなう燃料フィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出装置を提供する。
【解決手段】ECUは、温度センサで検出した燃料フィルタの温度から温度条件が成立、すなわち燃料フィルタがワックス成分の析出温度以下であるかを判定する(S101)。温度条件が成立し、エンジンがアイドル状態であれば(S102)、ECUはコモンレールの実レール圧と吸入量制御弁に出力する制御電流値とから燃料フィルタの目詰まりを検出する。実レール圧は、コモンレールへ供給する燃料流量、すなわち吸入量制御弁からサプライポンプへの燃料流量によって制御される。そのため、実レール圧は制御電流値に相関する。ノーマリーオープンタイプの吸入量制御弁の場合、ECUは、実レール圧に対応する制御電流値Iが所定値Imよりも小さいとき(S103)、燃料フィルタにワックス成分による目詰まりが生じていると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、目詰まり検出装置に関し、特に燃料の温度の低下にともなって析出したワックス成分によって生じる燃料フィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出装置に関する。
燃料、特にディーゼルエンジンに使用される軽油は、温度の低下によってワックス成分が析出するという特性を有している。析出したワックス成分は、燃料中の異物を捕集する燃料フィルタに捕集される。そのため、燃料フィルタは析出したワックス成分によって目詰まりを生じ、燃料フィルタを通過する燃料の抵抗が増大する。その結果、サプライポンプに吸入される燃料流量の減少、コモンレールにおけるレール圧の低下、およびインジェクタから噴射される燃料量の減少などを招き、ディーゼルエンジンの運転安定性が低下するおそれがある。
そこで、特許文献1では、サプライポンプ、コモンレールおよびインジェクタで余剰となった燃料を燃料フィルタの上流すなわち入口側に還流している。燃料は、サプライポンプで加圧、およびコモンレールやインジェクタを通過することにより温度が上昇する。そのため、特許文献1では、温度が上昇するとともに余剰となった燃料を燃料フィルタの入口側へ還流させることにより、析出したワックス成分を溶解し、目詰まりの軽減を図っている。また、燃料フィルタをヒータで加熱し、燃料フィルタの温度を上昇させることも公知である。
特開2003−176761号公報
しかしながら、特許文献1の場合、析出したワックス成分による燃料フィルタの目詰まりが生じているか否かに関係なく、燃料の温度が低いとき、燃料を常に燃料フィルタの入口側に還流する。一方、燃料のワックス化にともなう燃料フィルタの目詰まりは、頻繁に生じるものではない。例えば、燃料を長期間補給せず、燃料の温度特性が気候に合致しない場合、あるいは燃料の温度特性を超えた外気温の低下など特殊な状況で燃料フィルタの目詰まりが生じるにすぎない。そのため、特許文献1のように燃料の温度が所定値以下のとき常に燃料を燃料フィルタの入口側へ還流したり、例えば燃料フィルタをヒータで加熱すると、消費されるエネルギーのロスが増大する。
また、燃料フィルタを通過する燃料の圧力差や流量の変化から燃料フィルタの目詰まりを検出することも知られている。しかしながら、単に燃料フィルタの目詰まりを検出しただけでは、その目詰まりの原因が異物によるものなのか析出したワックス成分によるものかを判定することは困難である。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料のワックス化にともなう燃料フィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、温度検出手段で検出した温度が所定値以下であるとき、判定手段は燃料フィルタを通過する燃料の流動抵抗を検出する。そして、燃料フィルタを通過する燃料の流動抵抗が所定以上であれば、判定手段は燃料フィルタに燃料中のワックス成分による目詰まりが生じていると判定する。すなわち、判定手段は、燃料フィルタまたはその周囲の温度を検出するだけでなく、燃料フィルタを通過する燃料の流動抵抗を検出する。これにより、判定手段は、燃料フィルタまたはその周囲の温度が低く、燃料フィルタを通過する燃料の流動抵抗が大きいとき、燃料フィルタにはワックス成分による目詰まりが生じていると判定する。したがって、燃料のワックス化にともなう燃料フィルタの目詰まりを確実に検出することができる。
請求項2記載の発明では、判定手段は、吸入量制御弁に出力する制御電流値とレール圧検出手段で検出したコモンレールにおける実レール圧との関係に基づいて、燃料フィルタにおける流動抵抗を検出する。吸入量制御弁はサプライポンプに吸入される燃料の流量を制御するため、燃料フィルタに目詰まりが生じていない、すなわち通常の運転時には制御電流値と実レール圧との間には所定の相関がある。一方、燃料フィルタに目詰まりが生じているとき、吸入量制御弁の開度すなわち制御電流値と実レール圧とのずれが大きくなる。これにより、判定手段は、制御電流値と実レール圧との関係から燃料の流動抵抗を検出可能である。また、コモンレールにおけるレール圧は、吸入量制御弁によるサプライポンプへ吸入される燃料の流量によって制御される。そのため、レール圧検出手段で検出した実レール圧は、吸入量制御弁による燃料流量の制御のためにフィードバックされる。これにより、レール圧を検出するレール圧検出手段は、コモンレール式の燃料噴射装置が通常備えている。したがって、吸入量制御弁に出力する制御電流値とレール圧検出手段で検出した実レール圧との関係に基づいて燃料フィルタにおける燃料の流動抵抗を検出することにより、部品の追加および構造の複雑化を招くことなく、析出したワックス成分による燃料フィルタの目詰まりを確実に検出することができる。
請求項3記載の発明では、吸入量制御弁はノーマリーオープンタイプである。ノーマリーオープンタイプの吸入量制御弁は、制御電流が供給されていないとき、全開となり、通過する燃料の流量は最大となる。そして、制御電流が増加するにつれて燃料の通過量が減少する。そのため、レール圧検出手段で検出した実レール圧に対し、制御電流に出力する制御電流値が小さいとき、吸入量制御弁の開度は通常よりも大きいことになる。すなわち、ワックス成分の析出によって燃料フィルタに目詰まりが生じているとき、燃料フィルタを通過する燃料の流量は減少する。そのため、吸入量制御弁の開度が増大し、制御電流値は低下する。これにより、判定手段は、制御電流値と実レール圧との関係から燃料フィルタの目詰まりを検出する。したがって、燃料フィルタの目詰まりを確実に検出することができる。
請求項4記載の発明では、ディーゼルエンジンの操作者に燃料の特性が気候に適合していないことを警告し、燃料の補給や入れ換えを促すことができる。
請求項5記載の発明では、温度が上昇し余剰となった燃料を燃料フィルタの入口側に還流させる。燃料還流手段は、判定手段がワックス成分の析出によって燃料フィルタの目詰まりを判定したとき、燃料回収部で回収した燃料を戻す。そのため、燃料フィルタの周囲の温度が低くても、ワックス成分の析出による燃料フィルタの目詰まりが生じていないとき、燃料還流手段は燃料フィルタの入口側に燃料を戻さない。したがって、無用な燃料の還流を低減し、エネルギー効率を高めることができる。
以下、本発明による目詰まり検出装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による目詰まり検出装置を適用したディーゼルエンジンの燃料噴射システムを図2に示す。第1実施形態の場合、目詰まり検出装置10は、コモンレール式の燃料噴射システム20により燃料の噴射が制御されるディーゼルエンジン21に適用される。燃料噴射システム20は、燃料タンク22、吸入量制御弁30、サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40を備えている。目詰まり検出装置10は、エンジン制御装置(以下、「ECU:Engine Control Unit」という。)11から構成されている。吸入量制御弁30およびサプライポンプ24は、一体のポンプユニット27を構成している。
燃料タンク22は、常圧の燃料を蓄えている。燃料タンク22の内部の燃料は、図示しない低圧ポンプにより吸入配管部51を経由して吸入量制御弁30へ供給される。吸入配管部51は、特許請求の範囲の燃料供給経路を構成している。サプライポンプ24は、図示しないプランジャが往復移動することにより、図示しない加圧室に吸入した燃料を加圧する。サプライポンプ24では、加圧室へ吸入される燃料の量に応じて吐出される燃料の量が変化する。プランジャは、ディーゼルエンジン21のクランクシャフト28から駆動力が伝達される。サプライポンプ24で加圧された燃料は、コモンレール25へ吐出される。サプライポンプ24の吐出側には、燃料配管部52が接続している。燃料配管部52は、サプライポンプ24とコモンレール25とを接続している。
燃料タンク22とポンプユニット27とを接続する吸入配管部51には、燃料フィルタ53が設けられている。燃料フィルタ53は、吸入配管部51を経由して燃料タンク22からポンプユニット27へ流れる燃料に含まれる異物を捕集する。燃料フィルタ53は、図示しないフィルタエレメントおよびフィルタケースを有している。フィルタエレメントは、例えば濾紙などで形成されている。フィルタケースは、内部にフィルタエレメントを収容している。燃料フィルタ53に流入した燃料は、フィルタエレメントを通過することにより、異物が除去される。
コモンレール25は、燃料配管部52に接続され、サプライポンプ24で加圧された燃料を蓄圧状態で蓄える。コモンレール25には、ディーゼルエンジン21の各気筒29へ燃料を噴射するインジェクタ40が接続している。インジェクタ40は、各気筒29にそれぞれ設けられている。コモンレール25に蓄圧状態で蓄えられた燃料は、インジェクタ40から各気筒29に形成されている燃料室へ噴射される。サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40には、還流配管部54が接続している。サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40で余剰となった燃料は、還流配管部54を経由して燃料タンク22へ戻される。
ECU11は、例えばCPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されている。CPUは、ROMに格納されているコンピュータプログラムにしたがって燃料噴射システム20の全体を制御する。ECU11は、特許請求の範囲の判定手段として機能する。ECU11は、入力側の回路に圧力センサ13、アクセルセンサ14、回転センサ15および温度センサ16などが接続している。圧力センサ13は、コモンレール25に設けられている。
圧力センサ13は、コモンレール25に蓄えられている燃料の圧力を検出する。圧力センサ13は、検出したコモンレール25における燃料の圧力、すなわち実レール圧を電気信号としてECU11へ出力する。これにより、圧力センサ13は、ECU11とともに特許請求の範囲のレール圧検出手段を構成している。アクセルセンサ14は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量を電気信号としてECU11へ出力する。回転センサ15は、ディーゼルエンジン21のクランクシャフト28の回転を検出する。回転センサ15は、検出したクランクシャフト28の回転を電気信号としてECU11へ出力する。
温度センサ16は、燃料フィルタ53の温度を検出する。温度センサ16は、燃料フィルタ53に設けられ、燃料フィルタ53の温度を直接検出する。また、温度センサ16は、燃料フィルタ53の温度を直接検出するのではなく、燃料の温度を推定する基礎となる温度を検出する構成としてもよい。例えば、温度センサ16は、燃料タンク22に蓄えられている燃料の温度を検出してもよい。また、温度センサ16は、吸入配管部51を流れる燃料の温度、特に燃料フィルタ53の入口側における燃料の温度を検出してもよい。さらに、温度センサ16は、外気温やディーゼルエンジン21の冷却水の温度を検出してもよい。温度センサ16は、検出した温度を電気信号としてECU11へ出力する。ECU11は、温度センサ16から出力された電気信号に基づいて燃料フィルタ53の温度を直接、またはその周囲の温度から間接的に検出する。これにより、温度センサ16は、ECU11とともに特許請求の範囲の温度検出手段を構成している。
ECU11は、例えば回転センサ15で検出したディーゼルエンジン21の回転状態に関する電気信号、およびアクセルセンサ14で検出したアクセルペダルの踏み込み量などから、ディーゼルエンジン21の運転状態を検出する。ECU11は、検出したディーゼルエンジン21の運転状態に応じて、インジェクタ40から噴射される燃料の噴射量を設定する。ECU11は、設定した燃料の噴射量に基づいてコモンレール25における目標レール圧を設定する。
ECU11は、出力側の回路に吸入量制御弁30および電子駆動装置(以下、電子駆動装置を「EDU:Electronic Drive Unit」という。)12などが接続している。吸入量制御弁30は、ECU11から出力された制御電流に基づいてサプライポンプ24へ吸入される燃料の流量を制御する。EDU12は、インジェクタ40の電磁弁41に接続している。EDU12は、ECU11から出力された駆動信号に基づいてインジェクタ40の電磁弁41へパルス状の駆動信号を出力する。インジェクタ40は、EDU12から出力されたパルス状の駆動信号に基づいて電磁弁41が駆動され、燃料の噴射が断続される。その結果、インジェクタ40は、コモンレール25に蓄えられている燃料を、ディーゼルエンジン21の各気筒29に形成されている燃焼室へ噴射する。
吸入量制御弁30は、図3に示すように筒部材31、弁部材32および駆動部33を有している。弁部材32は、駆動部33によって筒部材31の内側を軸方向へ往復移動する。筒部材31および弁部材32は、ともに筒状に形成され、それぞれ側壁を貫く開口34、35を有している。弁部材32は、駆動部33によって軸方向へ駆動される。駆動部33は、ソレノイド36と弾性部材37とから構成されている。ソレノイド36は、ECU11から出力された制御電流によって電磁力を発生し、弁部材32を吸引する。弾性部材37は、弁部材32がソレノイド36から力を受ける方向と逆方向へ弁部材32を押し付ける。これにより、弁部材32は、ECU11から出力される制限電流値に応じてソレノイド36から受ける力と弾性部材37から受ける力とが均衡する位置で停止する。その結果、筒部材31の開口34と弁部材32の開口35とが重なり合う面積が変化する。したがって、制御電流値の大きさに応じて吸入量制御弁30を通過する燃料の流量が制御される。
第1実施形態の場合、吸入量制御弁30は、制御電流値が0のとき筒部材31の開口34と弁部材32の開口35とが重なり合う面積が最大となる。すなわち、吸入量制御弁30は、いわゆるノーマリーオープンタイプである。これにより、吸入量制御弁30は、図4に示すように制御電流値が増大するにしたがって、開口34と開口35とが重なり合う面積および通過する燃料の流量が減少する。
ECU11には、図2に示すように警告部17が接続している。警告部17は、例えば表示ランプなどの視覚的な警告手段やブザーなどの聴覚的な警告手段を有している。ECU11は、燃料フィルタ53に目詰まりが生じていると判定すると、警告部17に駆動信号を出力する。警告部17は、ECU11から出力された駆動信号に基づいて、ディーゼルエンジン21が搭載されている車両に搭乗者に警告を発する。なお、警告部17は、上述のように視覚的あるいは聴覚的な警告手段に限らず、例えば振動などによって触覚的に警告するなど、搭乗者の感覚に訴える手段であれば任意に選択することができる。
次に、第1実施形態の構成による目詰まり検出装置10の作動を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、ECU11は、まず燃料フィルタ53の目詰まり検出を実施する温度条件が成立しているか否かを判定する(S101)。ECU11は、燃料フィルタ53、燃料フィルタ53を通過する燃料の温度、または外気温もしくはディーゼルエンジン21の冷却水の温度などを検出し、温度条件の判定を実施する。ワックス成分の析出による燃料フィルタ53の目詰まりは、燃料の温度が当該成分の析出温度以下であるときに限られる。そのため、ECU11は、ワックス成分の析出による燃料フィルタ53の目詰まりを検出する場合、燃料の温度を検出する。
ECU11は、温度センサ16により上述のように燃料フィルタ53の温度を直接検出してもよいし、燃料フィルタ53を流れる燃料の温度、外気温あるいは水温などから燃料フィルタ53の温度を間接的に検出してもよい。また、例えば燃料フィルタ53の温度と燃料の温度など、これらを複数組み合わせることにより、温度条件を判定してもよい。なお、燃料の温度低下にともなうワックス成分の析出は、始動時などディーゼルエンジン21自体の温度が低いときに生じやすい。そのため、ECU11は、ディーゼルエンジン21の始動時に目詰まりの検出を実施することが望ましい。ECU11は、検出した温度が燃料のワックス成分析出温度以下であるとき、温度条件が成立していると判定する。
ECU11は、ステップS101において判定した温度条件が成立すると、ディーゼルエンジン21がアイドル状態であるか否かを検出する(S102)。例えば加速あるいは減速時などのように、ディーゼルエンジン21の運転状態が変化するとき、コモンレール25において目標となる目標レール圧はディーゼルエンジン21の運転状態に応じて変化する。このように目標レール圧が変化するとき、吸入量制御弁30に出力する制御電流値も変化し、制御電流値と実レール圧との関係は一定にならない。本実施形態の場合、ECU11は、吸入量制御弁30に出力する制御電流値と圧力センサ13で検出したコモンレール25の実レール圧との関係に基づいて燃料フィルタ53の目詰まりを検出する。そのため、制御電流値と実レール圧との関係が一定でない場合、燃料フィルタ53の目詰まりの検出が困難になる。そこで、ECU11は、ディーゼルエンジン21の運転状態を検出し、安定しているアイドル状態であるか否かを検出する。
ECU11は、アクセルセンサ14で検出したアクセルペダルの踏み込み量、回転センサ15で検出したクランクシャフト28の回転速度からディーゼルエンジン21の運転状態を検出する。ECU11は、例えばアクセルペダルの踏み込み量が「0」であり、クランクシャフト28の回転速度が一定であれば、ディーゼルエンジン21がアイドル状態であると判定する。なお、ECU11は、アクセルペダルの踏み込み量およびクランクシャフト28の回転速度だけでなく、例えばディーゼルエンジン21を搭載した車両の速度や加速度の変化など、任意の指標からディーゼルエンジン21がアイドル状態にあるか否かを検出してもよい。
ECU11は、ステップS102においてディーゼルエンジン21がアイドル状態であると判定すると、吸入量制御弁30に出力する制御電流値Iが所定値Imよりも小さいかを判定する(S103)。コモンレール25におけるレール圧は、ディーゼルエンジン21の運転状態に基づいて設定された目標レール圧と圧力センサ13で検出した実レール圧とに基づいて制御される。すなわち、ECU11は、コモンレール25が目標レール圧となるように、圧力センサ13で検出した実レール圧に基づいて吸入量制御弁30を通過する燃料の流量をフィードバック制御する。
図4に示すように、吸入量制御弁30に出力する制御電流値と、吸入量制御弁30を通過する燃料の流量、すなわちサプライポンプ24からコモンレール25へ吐出される燃料の流量とは相関している。そのため、コモンレール25における実レール圧と制御電流値との間にも、所定の相関が生じる。その結果、燃料供給系すなわち燃料タンク22からコモンレール25までの間の燃料の流れに障害が生じていないとき、圧力センサ13で検出した実レール圧に対する制御電流値は所定値Imとほぼ一致する。
一方、燃料フィルタ53に目詰まりが生じているとき、燃料フィルタ53を通過して吸入量制御弁30へ流入する燃料の流量は減少する。言い換えると、燃料フィルタ53に目詰まりが生じているとき、吸入量制御弁30を通過する燃料の流動抵抗は大きくなる。そのため、吸入量制御弁30は、流動抵抗を低減し、通過する燃料の流量を増大させるために、開度を拡大する必要がある。ノーマリーオープンタイプの吸入量制御弁30の場合、開度を拡大し燃料の流量を増加させるためには制御電流値を減少させる必要がある。その結果、制御電流値Iは、所定値Imよりも小さくなる。したがって、ECU11は、制御電流値Iが実レール圧に対応する所定値Imよりも小さいとき、吸入量制御弁30に流入する燃料が不足、すなわち燃料フィルタ53に目詰まりが生じ、燃料フィルタ53を通過する燃料の流動抵抗が所定値以上になっていると判定する。
ECU11は、ステップS103で燃料フィルタ53に目詰まりが生じていると判定すると、目詰まりが生じている旨の警告を指示する(S104)。ECU11は、警告部17に駆動信号を出力することにより、警告部17から搭乗者へ警告を発する。搭乗者は、警告にしたがって例えば温度特性の異なる燃料を補給したり、車両の運転を中止するなど、安全性を高める措置を講じることができる。
以上説明したように、第1実施形態では、所定の温度条件が成立するとき、ECU11は圧力センサ13で検出した実レール圧と吸入量制御弁30に出力する制御電流値とから燃料フィルタ53の目詰まりを検出している。ワックス成分の析出による燃料フィルタ53の目詰まりは、外気温が低い場合など限られた条件で生じる。そのため、ECU11は、目詰まりの検出に先立って温度条件の成立を判定している。したがって、ワックス成分の析出による燃料フィルタ53の目詰まりを確実に検出することができる。
また、第1実施形態では、ECU11は、圧力センサ13で検出した実レール圧と吸入量制御弁30に出力する制御電流値とから燃料フィルタ53の目詰まりを検出している。圧力センサ13は、コモンレール25における実レール圧を検出するためにコモンレール式の燃料噴射システム20が通常備えている。また、温度センサ16は、直接燃料フィルタ53に設けなくても、サプライポンプ24など燃料の供給経路のいずれかに通常設けられている。そのため、特別な部品を追加することなく、燃料フィルタ53の温度が直接または間接的に検出されるとともに、燃料フィルタ53の目詰まりの検出が行われる。したがって、部品点数の増大および構造の複雑化を招くことなく、燃料フィルタ53の目詰まりを確実に検出することができる。
さらに、第1実施形態では、ECU11は、燃料フィルタ53の目詰まりを検出すると、警告部17から搭乗者に警告を発する。そのため、車両の搭乗者は、燃料フィルタ53の目詰まりを容易に認識する。したがって、燃料の入れ換えや車両の運転の中断など、燃料フィルタ53の目詰まりに対し適切な対応を容易に取ることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による目詰まり検出装置を適用した燃料噴射システムを図5に示す。
第2実施形態による燃料噴射システム20は、還流配管部54の途中に切換バルブ55を備えている。切換バルブ55は、ECU11からの指令により、還流配管部54における燃料の流れをタンク通路部56またはフィルタ通路部57へ切り換える。すなわち、サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40から回収された燃料は、還流配管部54を経由して切換バルブ55へ流れる。切換バルブ55は、この燃料の流れをタンク通路部56またはフィルタ通路部57へ切り換える。タンク通路部56は、還流配管部54と燃料タンク22とを接続し、回収した燃料を燃料タンク22へ戻す。一方、フィルタ通路部57は、還流配管部54と燃料フィルタ53の入口側とを接続している。これにより、回収された燃料は、フィルタ通路部57を経由して燃料フィルタ53の入口側に戻される。以上のように、還流配管部54は、特許請求の範囲の燃料回収部を構成している。また、切換バルブ55およびフィルタ通路部57は、特許請求の範囲の燃料還流手段を構成している。
燃料は、サプライポンプ24で加圧されることにより温度が上昇する。また、燃料は、ディーゼルエンジン21の近傍に配置され可動部を有するインジェクタ40を通過することにより加熱される。そのため、サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40から回収される燃料は、燃料タンク22からサプライポンプ24へ直接流入する燃料に比較して温度が高い。
そこで、第2実施形態の場合、ECU11は、図1におけるステップS103で燃料フィルタ53に目詰まりが生じていると判定すると、切換バルブ55により還流配管部54からフィルタ通路部57へ燃料の流れを形成する。すなわち、ECU11は。タンク通路部56を経由して燃料タンク22へ燃料を戻すのではなく、フィルタ通路部57を経由して燃料フィルタ53の入口側へ燃料を戻す。これにより、燃料フィルタ53には、サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40を通過した温度の高い燃料が流入する。ワックス成分による燃料フィルタ53の目詰まりは、燃料の温度の低下にともなって生じる。そのため、比較的温度の高い燃料を燃料フィルタ53の入口側へ戻すことにより、目詰まりの原因となる析出したワックス成分は融解する。その結果、燃料フィルタ53の目詰まりの解消が促進される。
また、燃料噴射システム20は、コモンレール25にチェックバルブ18を有している。チェックバルブ18は、コモンレール25の圧力が上限を超えると開放し、コモンレール25の内部に蓄えられた燃料を排出する。これにより、コモンレール25の耐圧性が確保されている。チェックバルブ18はECU11に接続されており、ECU11からの指示にしたがって開閉する。ECU11は、図1におけるステップS103で燃料フィルタ53に目詰まりが生じていると判定すると、切換バルブ55による燃料の経路の変更に加え、チェックバルブ18を開放する。チェックバルブ18を開放することにより、コモンレール25に蓄えられた燃料は還流配管部54へ排出される。そのため、比較的温度の高い燃料がコモンレール25から積極的に排出され、還流配管部54を経由して燃料フィルタ53の入口側へ供給される。
第2実施形態では、サプライポンプ24、コモンレール25およびインジェクタ40を通過して温度が上昇した燃料が燃料フィルタ53の入口側へ供給される。そのため、燃料フィルタ53の目詰まりの原因となる燃料中のワックス成分は、温度が上昇した燃料によって溶融する。したがって、燃料フィルタ53の目詰まりを早期に解消することができる。
また、チェックバルブ18を開放することによってコモンレール25からの燃料の排出を促進することにより、比較的温度の高い燃料が積極的に燃料フィルタ53の入口側へ戻される。そのため、燃料中のワックス成分の溶融はさらに促進される。したがって、燃料フィルタ53の目詰まりの解消をさらに促進することができる。
以上説明した複数の実施形態では、実施形態ごとに個別に説明したが、複数の実施形態を組み合わせて適用してもよい。例えば第1実施形態に第2実施形態または第3実施形態を組み合わせてもよい。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態による目詰まり検出装置の作動の流れを示す概略図 本発明の第1実施形態による目詰まり検出装置を適用した燃料噴射システムを示す概略図 本発明の第1実施形態による燃料噴射システムの吸入量制御弁の概略を示す断面図 図3に示す吸入量制御弁において制御電流と燃料の流量との関係を示す概略図 本発明の第2実施形態による目詰まり検出装置を適用した燃料噴射システムを示す概略図
符号の説明
図面中、10は目詰まり検出装置、11はECU(温度検出手段、判定手段、レール圧検出手段)、13は圧力センサ(レール圧検出手段)、16は温度センサ(温度検出手段)、17は警告部(警告手段)、20は燃料噴射システム(燃料噴射装置)、21はディーゼルエンジン、22は燃料タンク、24はサプライポンプ、25はコモンレール、30は吸入量制御弁、40はインジェクタ、51は吸入配管部(燃料供給経路)、53は燃料フィルタ、54は還流配管部(燃料回収部)、55は切換バルブ(燃料還流手段)、57はフィルタ通路部(燃料還流手段)を示す。

Claims (5)

  1. 燃料タンクに蓄えられた燃料を加圧するサプライポンプと、前記サプライポンプで加圧された燃料を蓄えるコモンレールと、前記燃料タンクと前記サプライポンプとを接続する燃料供給経路に設けられ燃料中に含まれる異物を捕集する燃料フィルタとを備える燃料噴射装置において、析出した燃料中のワックス成分による前記燃料フィルタの目詰まりを検出する目詰まり検出装置であって、
    前記燃料フィルタまたは前記燃料フィルタの周囲における温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出した温度が所定値以下であり、前記燃料フィルタを通過する燃料の流動抵抗が所定値以上のとき、前記燃料フィルタに燃料中のワックス成分による目詰まりが生じていると判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする目詰まり検出装置。
  2. 前記サプライポンプに吸入される燃料の流量を制御する吸入量制御弁と、前記コモンレールに蓄えられた燃料の圧力を実レール圧として検出するレール圧検出手段と、をさらに備え、
    前記判定手段は、前記吸入量制御弁に出力する制御電流値と前記レール圧検出手段で検出した実レール圧との関係に基づいて、前記燃料フィルタにおける燃料の流動抵抗を検出することを特徴とする請求項1記載の目詰まり検出装置。
  3. 前記吸入量制御弁は、制御電流が増加するにつれて燃料の通過量が減少するノーマリーオープンタイプであって、
    前記判定手段は、前記レール圧検出手段で検出した実レール圧に対し前記吸入量制御弁に出力する制御電流値が小さいとき、前記燃料フィルタに目詰まりが生じていると判定することを特徴とする請求項2記載の目詰まり検出装置。
  4. 前記判定手段が前記燃料フィルタに目詰まりが生じていると判定したとき、前記燃料フィルタの目詰まりを警告する警告手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、2または3記載の目詰まり検出装置。
  5. 前記サプライポンプ、前記コモンレール、またはコモンレールに蓄えられている燃料を噴射するインジェクタで余剰となった燃料を前記燃料タンクへ回収する燃料回収部と、
    前記判定手段が前記燃料フィルタに目詰まりが生じていると判定したとき、前記燃料回収部で回収した燃料を前記燃料フィルタの入口側へ戻す燃料還流手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項記載の目詰まり検出装置。
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