JPH1019775A - 燃料性状判定装置,燃料噴射量制御装置,燃料フィルターの目詰まり予測装置,目詰まり温度推定装置及び燃料フィルターのヒーター制御装置 - Google Patents

燃料性状判定装置,燃料噴射量制御装置,燃料フィルターの目詰まり予測装置,目詰まり温度推定装置及び燃料フィルターのヒーター制御装置

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JPH1019775A
JPH1019775A JP8193928A JP19392896A JPH1019775A JP H1019775 A JPH1019775 A JP H1019775A JP 8193928 A JP8193928 A JP 8193928A JP 19392896 A JP19392896 A JP 19392896A JP H1019775 A JPH1019775 A JP H1019775A
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fuel
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temperature
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JP8193928A
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Rie Oosaki
理江 大崎
Shinji Nanba
晋治 難波
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/06Fuel or fuel supply system parameters
    • F02D2200/0606Fuel temperature

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成により燃料の比重と粘度とを検知
する装置,燃料噴射量制御装置,燃料フィルターの目詰
まり予測装置及びヒーター制御装置の提供。 【解決手段】 燃料性状検出装置10は検査対象燃料8
1と接する接液面50を備えこの接液面に検査光31を
入射させる発光部11と,接液面で反射する検査光32
を検知する光センサー12と,この光センサーの出力信
号を受信し検査対象燃料に対する全反射臨界角を判定し
て屈折率を算定する屈折率判定手段と,この屈折率判定
手段の出力信号に基づいて屈折率から検査対象燃料の粘
度及び比重を判定する性状判定手段とを有している。目
詰まり予測装置は,屈折率から燃料の融点を求めて燃料
フィルターの目詰まりを予測し,ヒーター制御装置は加
熱ヒーターを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,全反射臨界角を基にして燃料の
粘度及び比重等の性状を検出する装置,上記燃料性状を
基にした燃料噴射量制御装置,燃料フィルターの目詰ま
り予測装置,目詰まり温度推定装置,及び燃料フィルタ
ーのヒーター制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】ディーゼルエンジンを適切に制御するため
には,燃料の比重や粘度に対応して燃料の噴射量(容
積)を調整することが必要である。燃料の比重や粘度に
よって噴射する燃料の量(質量)が変化するからであ
る。また,寒冷地では,長時間停止した場合に,エンジ
ンが始動し難くなったり始動不能になったりするという
問題がある。これは,低温時には軽油にワックスが析出
し燃料フィルターを目詰まりさせたり,燃料の流路抵抗
を増大させたりし,時によっては燃料が凍結したりする
ためである。
【0003】これに対処するために,燃料の光の屈折率
を検知し,屈折率から燃料の比重を推定して,燃料の噴
射を制御する方法が提案されている(特開平4−344
445号公報参照)。なお,燃料の比重を検知する手段
としては,気泡管式の比重計を用いる方法等が知られて
いる。また,他の方法として,燃料の圧力振動を検出し
燃料の粘度を推定し,これに基づいて燃料の噴射を制御
する方法が提案されている(特開平7−174040号
公報参照)。また,燃料の目詰まりに対しては,ヒータ
ーにより燃料を解凍するという方法により対処している
(特開平4−237863号公報参照)。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の燃
料噴射の制御方法は,燃料の比重または粘度の一つの指
標を基にしており,精度が十分でない。かといって,燃
料の比重に加えて粘度等を測定するのは,装置が複雑と
なるという問題がある。本発明は,かかる従来の問題点
に鑑みてなされたものであり,簡素な構成により,燃料
の比重と粘度とを検知することの出来る燃料性状判定装
置,上記燃料性状を基にした燃料噴射量制御装置,簡素
な構成で燃料フィルターの目詰まりを予測する装置及び
目詰まり温度推定装置,並びに効果的にヒーターを作動
させる燃料フィルターのヒーター制御装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1の燃料性状判定装置は,検
査対象燃料との接液面で反射する検査光を検知する光セ
ンサーと,この光センサーの出力信号を基に上記検査対
象燃料に対する全反射臨界角を判定して屈折率を算定す
る屈折率判定手段と,この屈折率から検査対象燃料の粘
度及び比重を判定する性状判定手段とを有する。本発明
において,特に注目すべきことは,屈折率判定手段で求
めた屈折率から検査対象燃料の粘度及び比重を同時に判
定することである。即ち,本装置においては,比重と粘
度とに対してそれぞれに別個の検知手段(センサー)を
設けることなく,屈折率を検知することにより両指標の
算定が同時に可能である。その結果,全体の構成が簡素
となり,小形化することが可能である。
【0006】なお,上記屈折率の算定は,以下に述べる
手順により算定することができる。即ち,接液面に検査
光を入射させる発光部と,上記接液面で反射する検査光
を検知する光センサーとを設け,この光センサーの出力
信号から屈折率を求めることができる。例えば,図4に
示すように,導光体としてのプリズム13と検査対象燃
料81との接液面51に光源11から検査光31を入射
させ,反射光32を計測し全反射臨界角θC を算定する
ことができ,以下に述べるように上記臨界角θC から検
査対象燃料81の屈折率n2 を求めることができる。図
4において符号12は受光素子である。
【0007】同図において,接液面51は一般に平面で
あり,プリズム13の屈折率をn1としたとき,検査対
象燃料の屈折率n2 と全反射角θC との間には,sin
θC=n2 /n1 の関係式が成立し,上記関係式から屈
折率と全反射臨界角θC との間には図18に示すような
非直線のカーブで示す関係が成立する。
【0008】次に,屈折率の算出法の一例を具体的にの
べる。図4においては,入射光31は直線として表示し
てあるが,一般には図5に示すように一定の広がり角Δ
θを持ったビームである。そして,入射光31の断面形
状は,例えば図6に示すように円形または部分円形であ
る。例えば,図5では受光素子12に達する反射光32
の断面形状は図の左方に示すような部分円335である
例を示す。
【0009】そして,検査対象燃料81の屈折率n2
変化し,全反射臨界角θC が変化すると,上記反射光3
2の断面形状は,図6の(a)〜(d)のように変化す
る。θC が小さい場合は,全ての入射光が反射され
(a)のような全円となり,θCが大きいと,右端の
(d)のように反射は起こらない。その中間のθC 値で
は,(b),(c)に示すような部分円形となる。な
お,図5,図6において鎖線部は,ごく微弱な反射光の
存在を示している。
【0010】すなわち,入射光31の入射角度θが図5
に示すようにθ1 〜θ2 の範囲にあり,全反射臨界角θ
C が,θ1 以下のときは,入射光31は全て反射し,反
射光32は図18の(a)のような全円の断面形状とな
る。θC がθ2 以上の時は,反射光32の断面は同図の
(d)のような無反射の場合の形状になる。θ1 <θC
<θ2 のときは同図の(b)又は(c)のような部分円
331,332の形状となる。
【0011】なお,上記部分円331,332の弦35
1,352に対応する入射角312が全反射臨界角θC
である。受光素子12は上記反射光32を検出し,電気
信号に変換する。そして,電気信号の大小から,上記関
係に基づき全反射角θC 及び検査対象燃料の屈折率n2
を算出することができる。
【0012】そして,屈折率と炭化水素の比重との間に
は,例えば図7に示すような高い相関関係があり,例え
ば図7に示すような回帰直線61からかなり高い精度で
比重を推定することができる。同図において,×印はパ
ラフィン系炭化水素を,●印はオレフィン系の炭化水素
を,△印はアロマ系の炭化水素のデータを示す。また,
動粘度と屈折率との間にも,比重程ではないが一定の相
関度があることが知られており,動粘度の値をある程度
のスパンで推定することが出来る。
【0013】例えば,市販の軽油における光の屈折率と
動粘度のデータとの間には,図8にプロットした点のよ
うな関係があり,上記点の集合から同図に示す回帰曲線
62が得られる。同図において,◆印は市販の軽油特
1,1号を示し,○印は2号(冬),△印は2号
(夏),×印は特3,3号を示す。そのため,性状判定
手段は,屈折率を基に比重と粘度とを推定することがで
きる。上記のように,請求項1の発明によれば,屈折率
という単一の計測値を基に,比重と粘度とを同時に推定
することができる。そして,構成が簡素である。
【0014】そして,請求項2の発明にかかる燃料噴射
量制御装置は,燃料の粘度と比重とを同時に検出する上
記燃料性状判定装置を備えており,検出した燃料の粘度
及び比重を基に内燃機関の燃料噴射量を制御もしくは補
正する。即ち,燃料の比重が標準状態よりも大きい場合
には,燃料は容積をベースに制御されるから,噴射燃料
の量(質量)が相対的に多くなる。従って,このような
状態の場合には,燃料の噴射量(体積)を標準状態より
減少させるマイナスの補正値とする。一方,比重が標準
状態よりも小さい場合には噴射量を標準状態より増大さ
せるプラスの補正値を設定する。
【0015】また,燃料噴射ポンプがスピルバルブを有
するものでは,粘度が標準状態よりも大きい場合には,
ポンプにおける燃料のスピル量が減少し燃料噴射量が大
きくなる傾向がある。それ故,予め定めた関係に従って
燃料の噴射指令量を標準状態より減少させるマイナスの
補正値とする。一方,粘度が標準状態より小さい場合に
は,ポンプにおける燃料のスピル量が増大し燃料噴射量
が小さくなる傾向があるから,噴射量を標準状態より増
大させるプラスの補正値とする。そして,本発明にかか
る燃料噴射制御装置では,上記比重と粘度の二つの補正
値を加算した値を最終的な補正量とする。
【0016】本発明の制御装置は,標準状態に対する燃
料噴射の補正量を,比重と粘度の両方の指標に基づいて
決める。そのため,比重または粘度の一方の指標に基づ
く場合よりも,より適切な値に燃料噴射量を決定するこ
とができる。そして,比重と粘度とは,前記のように,
屈折率という単一の計測値を基に推定されるから,全体
の構成が簡素となる。
【0017】また,請求項3の発明にかかる目詰まり温
度推定装置は,前記発光部,光センサー及び屈折率判定
手段に加えて,屈折率判定手段の出力信号に基づいて検
査対象燃料の融点を判定する融点判定手段と,検査対象
燃料の融点から燃料フィルターにおける燃料の目詰まり
温度を推定する温度推定手段とを有する。
【0018】発光部,光センサー及び屈折率判定手段
は,前記と同様である。一方,上記融点判定手段は,炭
化水素の屈折率と融点との間に成り立つ強い相関関係か
ら,検査対象燃料の融点を判定する。即ち,燃料の主成
分であるパラフィン系炭化水素及びオレフィン系炭化水
素と融点との間には,例えば図15にプロットした点集
合が示すような関係(回帰直線65,66)があり,こ
の様なデータと燃料における両系の炭化水素の混合比と
から融点と屈折率の間に高い相関関係を得ることができ
る。そして,このような相関関係を基に,融点判定手段
は屈折率を基に燃料の融点を推定する。
【0019】更に,上記目詰まり温度推定手段は,上記
燃料の融点を基にして,燃料フィルターを目詰まりさせ
るワックスの析出温度を推定し,この温度を燃料フィル
ターの目詰まり温度とする。即ち,燃料の融点の近傍に
燃料の温度が低下するとワックスの析出を開始するか
ら,その温度を目詰まり温度とする。そして,上記推定
温度は燃料フィルターのヒーターの制御や表示警報の情
報として利用することができる。
【0020】そして,請求項4の発明にかかる燃料フィ
ルターの目詰まり予測装置は,上記目詰まり温度推定装
置と,外気温度または燃料温度の検出手段とを有し,上
記目詰まり温度と上記外気温度または燃料温度とを比較
し現在の外気温度または燃料温度における燃料フィルタ
ーの目詰まりの確度を推定する。即ち,目詰まり温度と
外気温度又は燃料温度との差の大小から燃料フィルター
の目詰まりの確度について推定する。そして,上記推定
結果は燃料フィルターの加熱ヒーターの制御や警報とし
て利用することができる。
【0021】請求項5の燃料フィルターの目詰まり予測
装置は,更に,表示または警報手段を設ける。そして,
現在の燃料フィルターの目詰まりの確度や危険性を表示
または警報を発する。警報は,安全と危険との2段階警
報や,危険度を2段階とした3段階警報などがある。そ
の結果,運転者は燃料フィルターの目詰まりが生じない
ように,ヒーター等を作動させ,燃料フィルターの目詰
まりを防ぐことができる。
【0022】請求項6の発明にかかる燃料フィルターの
ヒーター制御装置は,請求項3に記載の目詰まり温度推
定装置又は請求項4もしくは請求項5記載の目詰まり予
測装置に加えて,燃料の温度を検知または推定する燃料
温度推定手段と,前記目詰まり温度又は目詰まり予測
と,燃料温度とを基に燃料フィルターの加熱ヒーターを
制御するヒーターコントローラとを有する。
【0023】上記燃料温度推定手段は,燃料の現在の温
度を推定することに加えて,今後の燃料の温度の推移を
予測する機能を加えてもよい。例えば,エンジンが暖機
状態にある時や,エンジンの冷却水の温度が高い場合に
は,燃料の温度は上昇することが予測できる。そして,
燃料の温度が上昇することが予測される場合には,ヒー
ターコントローラは加熱ヒーターーを作動させる必要が
なく,ヒーターを作動させるのはエネルギーの損失とな
る。
【0024】上記ヒーターコントローラは,例えば,上
記目詰まり温度又は目詰まり確度と現在または近未来の
燃料温度とを比較し燃料フィルターの加熱開始温度を決
定し,燃料フィルターの加熱を開始する。そして,ヒー
ターを自動的に作動させることにより,燃料の温度を上
昇させ燃料フィルターの目詰まりを防止することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本例の燃料性状判定装置10は,図1,図2に示すよう
に,検査対象燃料81と接する接液面50を備えこの接
液面50に検査光31を入射させる発光部(光源)11
と,接液面50で反射する検査光32を検知する光セン
サーとしての受光素子12と,この受光素子12の出力
信号を受信し検査対象燃料81に対する全反射臨界角θ
C を判定して燃料12の屈折率を算定する屈折率判定手
段41(図3)と,この屈折率判定手段41の出力信号
に基づいて屈折率から検査対象燃料の粘度及び比重を判
定する性状判定手段42(図3)とを有している。
【0026】以下,それぞれを詳説する。本例の検査対
象燃料81は軽油である。検査対象燃料81は,図2に
示すように流入管41から流入し,接液面流路42を経
由して流出管43から流出する。そして,図1,図2に
示すように,検査対象燃料81は接液面流路42内でプ
リズム13とその接液面50に於いて接触する。なお,
流入管41と流出管43とは,その延長線上でほぼ直角
に交わるよう配置されている。
【0027】図1に示すように,プリズム13の左右に
は受光素子12と光源11とが取付けられている。プリ
ズム13は,ガラス(屈折率n1 =1.7)である。そ
して,光源11から発射されたプリズム13への入射検
査光31のうち,上記接液面50で全反射された反射検
査光32が受光素子12に達する。そして,その反射光
32の光量は,検査対象液体の屈折率n2 によって変化
する。
【0028】即ち,検査対象燃料81の屈折率n2 が変
化すると,図18に示すように全反射臨界角θC が変化
する。その結果,上記反射光32の断面形状は,図6の
(a)〜(d)のように変化する。そして,全反射臨界
角θC が小さい場合は,全ての入射光が反射され(a)
のような全円となり,θC が大きいと,右端の(d)の
ように反射は起こらない。その中間のθC の値では,
(b),(c)に示すような部分円形となる。
【0029】すなわち,入射光31の入射角度θが図5
に示すようにθ1 〜θ2 の範囲にあり,全反射臨界角θ
C が,θ1 以下のときは,入射光31は全て反射し,反
射光32は図18の(a)のような全円の断面形状とな
る。θC がθ2 以上の時は,反射光32の断面は同図の
(d)のような無反射の場合の形状になる。θ1 <θC
<θ2 のときは同図の(b)又は(c)のような部分円
331,332の形状となる。反射光32と全反射臨界
角θC 即ち屈折角n2 との関係は上記のような一定の関
係にあるので,屈折率判定手段41は,例えば反射光3
2の重心位置を知ることにより上記全反射臨界角θC
ち屈折率n2 を判定することができる。
【0030】そして,性状判定手段42は,以下に述べ
るように,上記屈折率n2 から検査対象燃料81の比重
及び粘度を推定することができる。即ち,燃料81の比
重は,図7に示す回帰直線61から一定の精度で比重を
推定することができる。同図において,×印はパラフィ
ン系炭化水素を,●印はオレフィン系の炭化水素を,△
印はアロマ系の炭化水素のデータを示すものであり,直
線61は上記データの回帰直線として算出されたもので
ある。
【0031】また,燃料81の動粘度は例えば図8に示
す回帰曲線62から,精度は低いが大体の値を推定する
ことができる。即ち,市販の軽油における光の屈折率と
動粘度のデータとの間には,図8にプロットした点のよ
うな関係があり,上記点の集合から同図に示す回帰曲線
62が得られる。同図において,◆印は市販の軽油S特
1,1号を示し,○印は2号(冬),△印は2号
(夏),×印は特3,3号を示す。上記のように,本装
置10によれば,屈折率という単一の計測値を基に,比
重と粘度とを同時に推定することができるから,構成が
極めて簡素である。
【0032】なお,境界面流路42内には,図1,図2
に示すように,接液面50に付着する汚染物質を除去す
るための複数の固形小塊20が配置されており,また,
境界面流路42には検査対象燃料81の流入部422
(図2)と流出部421を覆うように金網製の流出防止
部材45が設けられている。図1,図2において符号6
0は屈折率判定手段41や性状判定手段42等の回路部
分を搭載したプリント配線板,符号68は外部との接続
用のコネクタであり,図2において符号69は温度補正
を行うためのサーミスタである。
【0033】実施形態例2 本例は,図9に示すように,実施形態例1に示したと同
様の燃料性状判定装置10を備え,燃料性状判定装置1
0で検出した検査対象燃料81の粘度及び比重を基に内
燃機関の燃料噴射量を補正するコントローラ(ECU)
40を有するディーゼルエンジンの燃料噴射量制御装置
1である。上記コントローラ40は,マイクロプロセッ
サを有する電子制御装置であり,図10のフローチャー
トに従って,燃料噴射の補正量を算出し燃料噴射ポンプ
85に操作指令を発する。なお,燃料噴射ポンプ85
は,スピルバルブを有する定行程式の燃料ポンプであ
る。
【0034】図10において,始めにステップ601に
おいて,燃料性状判定装置10の屈折率推定手段によ
り,燃料81の屈折率を算定する。そして,ステップ6
02において,図7に示した回帰直線61から燃料81
の比重を推定し,ステップ603において,図8の回帰
曲線62から燃料81の燃料の動粘度を推定する。続い
てステップ604において,以下に述べるように燃料噴
射量に対する補正値を演算する。
【0035】燃料81の比重が標準状態よりも大きい場
合には,燃料は容積をベースに制御されているため燃料
の量(質量)が実際は多くなるので,図11に示すよう
に,燃料の噴射量(体積)を標準状態(点S)より減少
させるマイナスの補正値とし,比重が標準状態よりも小
さい場合には燃料噴射量を標準状態より増大させるプラ
スの補正値を設定する。図11に示す曲線63は,凡そ
直線の関係式である。
【0036】また,粘度と燃料噴射量との関係について
言えば,粘度が標準状態よりも大きい場合には,ポンプ
85における燃料81のスピル量が減少し燃料噴射量が
大きくなる傾向がある。それ故,図12に示すように燃
料の噴射指令量を標準状態(点S)より減少させるマイ
ナスの補正値とする。一方,粘度が標準状態より小さい
場合には,ポンプ85における燃料のスピル量が増大し
燃料噴射量が小さくなる傾向があるから,噴射量を標準
状態より増大させるプラスの補正値とする。即ち,図1
2に示す直線64は,負の勾配を有している。そして,
上記比重と粘度の二つの補正値を加算した値を最終的な
燃料噴射補正量とする。
【0037】そして,ステップ605において,コント
ローラ40は上記補正値を折り込んだ燃料噴射指令を燃
料噴射ポンプ85に対して行う。その他については実施
形態例1と同様である。上記のように,本例の燃料噴射
制御装置1によれば,ディーゼルエンジンに対して,燃
料81の比重の変化や粘度の変化を反映させ,適切な燃
料噴射制御を行うことができる。
【0038】実施形態例3 本例は,図13に示すように,実施形態例1に示したと
同様の発光部11(図示略),受光素子12及び屈折率
判定手段41と,この屈折率判定手段41の出力信号に
基づいて検査対象燃料81の融点を判定する融点判定手
段43と,検査対象燃料81の融点から燃料フィルター
における燃料の目詰まり温度Tmを推定する温度推定手
段44と,外気温度センサー15と,上記目詰まり温度
Tmと外気温度Tsとを比較し燃料フィルターの目詰ま
りの確度を推定する目詰まり予測手段45と,目詰まり
の確度を表示,警報する表示警報手段としての表示灯4
6とを有する燃料フィルターの目詰まり予測装置100
である。
【0039】融点判定手段43は,図15に示すパラフ
ィン系炭化水素における屈折率と融点との関係を示す回
帰直線65及びオレフィン系炭化水素における屈折率と
融点との関係を示す回帰直線66と,燃料81の炭化水
素の含有率とから燃料81の融点を算出する。そして,
目詰まり温度推定手段44は,算出した燃料81の融点
を基に燃料フィルターの目詰まり温度Tmを推定する。
【0040】目詰まり予測手段45は,図14に示すフ
ローチャートに従って表示警報手段46を制御する。始
めにステップ611において,外気温度センサー15の
出力信号を読み込んで,外気温度Tsを算出する。続い
て,ステップ612において,目詰まり温度推定手段4
4の出力信号を読み込んで,目詰まり温度Tmを設定す
る。そして,ステップ613において,外気温度Tsが
目詰まり温度Tmにどの程度近づいているか否か,例え
ば,(Tm+5)℃以下であるか否かを判定する。
【0041】ステップ613の結果が是ならば,次に,
ステップ614において,表示灯46を警報表示する
(例えば赤色点灯)。また,ステップ613の結果が否
ならば,次に,ステップ615において,表示灯46を
正常表示する(例えば緑色点灯)。その他については実
施形態例1と同様である。
【0042】なお,上記においては,外気温度Tsと目
詰まり推定温度Tmとの差値の設定を5℃としたが,外
気センサー15の設置位置(燃料温度との差の発生)や
検出精度等に対応して決定する。また,外気温度は緩や
かに変化するものであるから,図14の処理は,1〜5
分程度の間隔で間欠的に行なう。
【0043】また,上記は警報表示を2段階に行う例を
示したが,表示を3段階とすることもできる。即ち,ス
テップ613の結果が否である場合に,更に外気温度T
sが(Tm+5+α)℃以上であるか否かを判定し,否
の場合には,表示灯16を例えば黄色に点灯させる。ま
た,表示警報手段は,表示灯16に変えて,あるいは表
示灯16に加えて警告ブザー等の音声手段を用いてもよ
い。上記のように,本装置100によれば,燃料フィル
ターに目詰まりが生ずる前に,運転者に警報を発し目詰
まりを防止することができる。
【0044】実施形態例4 本例は,図16に示すように,実施形態例3と同様の目
詰まり予測装置100の構成要素に加えて,燃料温度推
定手段としてのエンジンの冷却水温度センサー47と,
加熱ヒーター86を駆動するヒーターコントローラ48
とを設けた燃料フィルターのヒーター制御装置5であ
る。本装置5の制御の流れを図17に示すフローチャー
トに従って説明する。ステップ611〜613は実施形
態例3と同様である。
【0045】本例では,ステップ613の結果が是の場
合,即ち,外気温度Tsが目詰まり温度Tmに対して,
Ts≦Tm+5の関係にある場合には,ステップ621
に進む。そして,ステップ621において,エンジンの
冷却水温度センサー47の出力から冷却水の温度Teを
感知し,この温度Teが所定の温度(本例では40℃)
以下であるか,それとも所定の温度より上昇しているか
否かを判定する。
【0046】そして,ヒーターコントローラ48は,ス
テップ621の結果が是である場合,即ち,エンジンが
暖機されておらず冷却水の温度が低い場合には,目詰ま
りが生ずる恐れありとして,ステップ622において加
熱ヒーター86を作動させる。一方,ステップ613の
結果が否である場合には,ステップ623に進み,加熱
ヒーター86を停止する。またステップ621の結果が
否である場合,即ち,エンジンが暖機されており冷却水
の温度が高い場合には,燃料の温度が徐々に上昇し目詰
まりを生じさせる恐れないとして,ステップ623に示
すように加熱ヒーター86を作動させない。
【0047】その他については実施形態例3と同様であ
る。上記のように,本装置5によれば,外気が低い場合
にも燃料フィルターを目詰まりさせるようなことがな
く,かつ不必要に加熱ヒーター86を作動させることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の燃料性状判定装置の断面図。
【図2】図1のA−A矢視線断面図。
【図3】実施形態例1の燃料性状判定装置の受光素子以
降の信号の流れを示す接続図。
【図4】実施形態例1の燃料性状判定装置の光学系の模
式的構成図。
【図5】実施形態例1の燃料性状判定装置の光学系の入
射光と反射光の光路をより詳細に示した図。
【図6】実施形態例1の燃料性状判定装置の反射光の光
量の変化態様の1例を示す図。
【図7】軽油等に含まれる炭化水素の屈折率と比重の関
係を示す図。
【図8】軽油等にに含まれる炭化水素の屈折率と動粘度
の関係を示す図。
【図9】実施形態例2の燃料噴射量制御装置の主要素間
の信号の流れを示す接続図。
【図10】実施形態例2の燃料噴射量制御装置の制御の
フローチャート。
【図11】実施形態例2の燃料噴射量制御装置における
燃料の比重と燃料噴射の補正量との関係を示す図。
【図12】実施形態例2の燃料噴射量制御装置における
燃料の粘度と燃料射の補正量との関係を示す図。
【図13】実施形態例3の目詰まり予測装置のシステム
構成図。
【図14】実施形態例3の目詰まり予測装置の制御のフ
ローチャート。
【図15】実施形態例3の目詰まり予測装置における燃
料の屈折率と燃料に含まれる炭化水素の融点との関係を
示す図。
【図16】実施形態例4のヒーター制御装置のシステム
構成図。
【図17】実施形態例4のヒーター制御装置の制御のフ
ローチャート。
【図18】全反射臨界角θC と入光側の媒体の屈折率n
1 及び反射側の媒体の屈折率n2の一般的関係を示す
図。
【符号の説明】
10...燃料性状判定装置, 11...発光部(光源), 12...光センサー(受光素子), 31...入射光(検査光), 32...反射光(検査光), 50,51...接液面, 81...検査対象燃料,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象燃料と接する接液面を備えこの
    接液面に検査光を入射させる発光部と,上記接液面で反
    射する検査光を検知する光センサーと,この光センサー
    の出力信号を受信し上記検査対象燃料に対する全反射臨
    界角を判定して屈折率を算定する屈折率判定手段と,こ
    の屈折率判定手段の出力信号に基づいて屈折率から検査
    対象燃料の粘度及び比重を判定する性状判定手段とを有
    していることを特徴とする燃料性状判定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料性状判定装置を備
    え,検出した検査対象燃料の粘度及び比重を基に内燃機
    関の燃料噴射量を制御または補正することを特徴とする
    内燃機関の燃料噴射量制御装置。
  3. 【請求項3】 検査対象燃料と接する接液面を備えこの
    接液面に検査光を入射させる発光部と,上記接液面で反
    射する検査光を検知する光センサーと,この光センサー
    の出力信号を受信し上記検査対象燃料に対する全反射臨
    界角を判定して屈折率を算定する屈折率判定手段と,こ
    の屈折率判定手段の出力信号に基づいて検査対象燃料の
    融点を判定する融点判定手段と,検査対象燃料の融点か
    ら燃料フィルターにおける燃料の目詰まり温度を推定す
    る温度推定手段とを有することを特徴とする内燃機関の
    燃料フィルターの目詰まり温度推定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の目詰まり温度推定装置
    と,外気温度又は燃料温度の検出手段と,前記目詰まり
    温度と上記外気温度とを比較し燃料フィルターの目詰ま
    りの確度を推定する目詰まり予測手段とを有しているこ
    とを特徴とする内燃機関の燃料フィルターの目詰まり予
    測装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において,更に,目詰まり予測
    結果の表示または警報手段を設けたことを特徴とする内
    燃機関の燃料フィルターの目詰まり予測装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の目詰まり温度推定装置
    又は請求項4もしくは請求項5記載の目詰まり予測装置
    と,燃料の温度を検知または推定する燃料温度推定手段
    と,燃料温度の状態と前記目詰まり温度又は目詰まりの
    確度とを基に燃料フィルターの加熱ヒーターを制御する
    ヒーターコントローラとを有することを特徴ととする燃
    料フィルターのヒーター制御装置。
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