JP4940099B2 - 内燃機関の流体温度推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関を流れる流体の温度を推定する内燃機関の流体温度推定装置に関する。
従来の温度検出装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この温度検出装置は、油圧作動機械に適用されており、油温センサおよび室温センサなどを備えている。この温度検出装置では、両センサの検出値に基づき、油圧作動機械の異常判定が次のようにして行われる。まず、油温センサで検出された作動油の温度と室温センサで検出された室温との温度差を所定時間ごとに算出する。次に、この温度差の今回値と前回値との差を変化量として算出し、この変化量が所定のしきい値よりも大きいときには、作動油の温度の上昇度合いが高いため、油圧作動機械に異常が生じていると判定する。
しかし、上述した従来の温度検出装置では、2つの温度センサの検出値に基づいて油圧作動機械の異常判定を行うにすぎない。このため、油温センサが温度変化に対する応答性が低い場合や、油温センサの検出精度が低い場合には、実際の作動油の温度を精度良く求めることができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、内燃機関を流れる流体の温度を精度良く推定することができる内燃機関の流体温度推定装置を提供することを目的とする。
特公平4−35300号公報
この目的を達成するため、請求項1に係る発明は、互いに性状が異なる第1流体(実施形態における(以下、本項において同じ)冷却水W)および第2流体(潤滑油O)が流れる内燃機関3において、第2流体の温度を推定する内燃機関3の流体温度推定装置1であって、第1流体の温度を検出する第1温度センサ(水温センサ21)と、第2流体の温度を検出する第2温度センサ(油温センサ23)と、第1温度センサの検出値(水温検出値TW)および第2温度センサの検出値(油温検出値TOIL)に基づいて、第2流体の温度を推定する第2流体温度推定手段(ECU2、図3のステップ5〜7)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、互いに性状が異なる第1流体および第2流体の温度を、第1温度センサおよび第2温度センサでそれぞれ検出する。これらの第1および第2流体はともに内燃機関を流れるので、第1および第2流体の温度はともに、内燃機関の運転状態に応じて変化する。また、内燃機関では発熱源が限られているため、第1および第2流体の温度はいずれも、この共通の発熱源から発生する熱によって変化する。このため、第1流体の温度は、第2流体の温度とある関連性をもって変化し、第2流体の温度の指標となる。したがって、第1および第2温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度を推定することによって、第2温度センサの検出値のみに基づく場合と比較して、第2流体の温度を精度良く推定することができ、その信頼性を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関3の流体温度推定装置1において、第1温度センサは、第2温度センサよりも、温度変化に対する応答性が高いことを特徴とする。
この構成によれば、温度変化に対する応答性が高い第1温度センサの検出値を用いて、第2流体の温度を推定するので、第2温度センサの応答遅れを良好に補償でき、第2流体の温度をより精度良く推定することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関3の流体温度推定装置1において、内燃機関3は発熱源(燃焼室3d)有し、第1流体は、第2流体よりも、発熱源から受け取る受熱量が大きいことを特徴とする。
流体の温度は、流体が受け取る受熱量が大きいほど、より速く変化する。この構成によれば、第1流体は、第2流体よりも、内燃機関の発熱源からの受熱量が大きいので、第1流体の温度は、比較的速く変化し、第2流体の温度の良好な指標となる。したがって、第1温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度をより精度良く推定することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関3の流体温度推定装置1において、第1流体は、第2流体よりも、内燃機関3の運転に伴う温度変化速度が大きいことを特徴とする。
この構成によれば、第1流体は、第2流体よりも、内燃機関の運転に伴う温度変化速度が大きいので、第1流体の温度は第2流体の温度の先行指標となる。したがって、第1温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度をより精度良く推定することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の内燃機関3の流体温度推定装置1において、第1温度センサの検出値になまし処理することによってなまし値TWESTを算出するなまし値算出手段(ECU2、図3のステップ5)をさらに備え、第2流体温度推定手段は、算出されたなまし値TWESTと第2温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度を推定することを特徴とする。
この構成によれば、第1温度センサの検出値になまし処理することによってなまし値を算出し、このなまし値と第2温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度を推定する。例えば第2流体の温度が第1流体の温度よりも遅れて変化する場合や、第2温度センサの応答性がより低く、応答遅れがある場合には、第1温度センサの検出値をなまし処理することによって算出したなまし値によって、それらの遅れを補償できる。したがって、このなまし値と第2温度センサの検出値に基づいて、第2流体の温度を推定することによって、その推定精度を向上させることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の内燃機関3の流体温度推定装置1において、第1流体は、内燃機関3を冷却するための冷却水であり、第2流体は、内燃機関3を潤滑するための潤滑油であり、第2流体温度推定手段は、推定した第2流体の温度が第2温度センサの検出値を下回ったときには、第2温度センサの検出値を第2流体の温度として設定することを特徴とする。
内燃機関の運転に伴い第1流体である冷却水および第2流体である潤滑油が昇温した後、降温する場合、それらの降温速度は、冷却水が高いのに対して、潤滑油は低い。このため、第1および第2流体の降温時には、第1および第2温度センサの検出値に基づいて推定された第2流体の温度が、実際の温度よりも低く推定されるおそれがある。本発明によれば、推定した第2流体の温度が第2温度センサの検出値を下回ったときには、第2温度センサの検出値を第2流体の温度として用いるので、第2流体の温度の誤った推定を回避することができる。また、潤滑油の温度上昇の要因である燃焼室などの発熱源からの発熱が比較的、急速に行われるのに対して、温度低下の要因である冷却水による冷却や大気中への放熱は緩やかに行われるため、通常、潤滑油の降温速度は、昇温速度よりも大幅に低い。このため、第2温度センサの温度変化に対する応答性が低い場合でも、降温時には、その応答遅れなどの影響は少なく、第2流体の実際の温度に対する第2温度センサの検出値のずれは小さい。したがって、第2温度センサの検出値をそのまま用いても、潤滑油の温度の推定精度を維持することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態による流体温度推定装置1、およびこれを適用した内燃機関(以下「エンジン」という)3の概略構成を示している。エンジン3は、例えば4つの気筒3a(1つのみ図示)を有しており、車両(図示せず)に搭載されている。各気筒3aのピストン3bとシリンダヘッド3cとの間には、燃焼室3dが形成されている。
シリンダヘッド3cには、燃料噴射弁(図示せず)が、燃焼室3dに臨むように取り付けられている。後述するECU2による制御の下、燃料噴射弁から噴射された燃料と吸入空気との混合気が、燃焼室3dで燃焼される。
エンジン3のシリンダヘッド3cおよびシリンダブロック3eにはウォータージャケット3f,3gが形成されており、エンジン3を冷却するための冷却水Wがこれらのウォータージャケット3f,3gを通って循環している。シリンダブロック3eには、水温センサ21が設けられている。水温センサ21は、サーミスタで構成されており、冷却水Wの温度を検出し、検出した冷却水Wの温度(以下「水温検出値」という)TWを表す信号をECU2に出力する。
エンジン3のオイルパン3hには、エンジン3を潤滑するための潤滑油Oが溜められている。潤滑油Oは、エンジン3により駆動される油圧ポンプ(図示せず)によってオイルパン3hから汲み上げられ、ピストン3bなどのエンジン3の各部に送られ、それらを潤滑した後、オイルパン3hに戻される。
オイルパン3hには、オイルレベルセンサ22および油温センサ23が設けられている。図2に示すように、これらのセンサ22,23は、プリント基板11に電気的に接続されるとともに、ケース12に一体に収容されており、ケース12をオイルパン3hの底部に嵌め込むことによって、取り付けられている。ケース12の下端部および上端部には、流出入口13および空気孔14がそれぞれ形成されており、この流出入口13を介してケース12に潤滑油Oが出入する。オイルレベルセンサ22は、流入した潤滑油Oのレベルを表す検出信号をECU2に出力する。
油温センサ23は、潤滑油Oの温度を検出し、検出した潤滑油Oの温度(以下「油温検出値」という)TOILを表す信号をECU2に出力する。ケース12の油温センサ23を収容した部分は密閉されており、油温センサ23とケース12の間には間隙が設けられている。このため、油温センサ23の温度変化に対する応答性(以下、単に「応答性」という)は、水温センサ21のそれよりも低い。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROM(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータで構成されている。前述した3つのセンサ21〜23の検出信号はそれぞれ、I/OインターフェースでA/D変換や成形がなされた後、CPUに入力される。
CPUは、これらの入力信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムなどに従って、エンジン3の制御を実行する。また、CPUは、水温センサ21および油温センサ23でそれぞれ検出された水温検出値TWおよび油温検出値TOILに基づいて、潤滑油Oの温度を推定する。なお、本実施形態では、ECU2が、第2流体温度推定手段、なまし値算出手段および流体温度推定手段に相当する。
図3は、上述した潤滑油Oの温度の推定処理を示すフローチャートである。本処理は、所定時間ごとに実行される。本処理では、まず、ステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、油温センサ23に断線などの故障が発生しているか否かを判別する。この判別結果がYESのときには、水温検出値TWおよび油温検出値TOILに基づく潤滑油Oの温度の推定は行わず、フェールセーフ用の所定温度TOILFを、潤滑油Oの推定温度(以下「推定油温」という)TOILPとして設定し(ステップ2)、本処理を終了する。
一方、ステップ1の判別結果がNOのときには、始動後タイマ(図示せず)のタイマ値TMが所定値TMREF(例えば5sec)以上であるか否かを判別する(ステップ3)。この始動後タイマは、エンジン3の始動後の時間を計時するものであり、イグニッションスイッチ(図示せず)がONされたときにスタートし、OFFされたときに値0にリセットされる。この判別結果がNOで、エンジン3の始動後、所定時間が経過していないときには、潤滑油Oの温度が安定していないとして、前記ステップ2と同様、潤滑油Oの温度の推定は行わず、水温検出値TWを推定油温TOILPとして設定し(ステップ4)、本処理を終了する。
一方、ステップ3の判別結果がYESのときには、次式(1)に従って、水温検出値TWのなまし値TWESTを算出する(ステップ5)。
TWEST=K×TW+(1−K)×TWESTZ ・・・(1)
ここで、TWESTZは、式(1)で算出されたなまし値TWESTの前回値であり、Kは、値1.0未満の所定のなまし係数である。なお、なまし係数Kは、水温検出値TWと後述する暫定値TOILESTとの差ΔT1(図4参照)と、なまし値TWESTと油温検出値TOILとの差ΔT2との比R(=ΔT1/ΔT2)が常に一定になるように設定され、例えば、実験によって求められる。
次に、ステップ5で算出したなまし値TWEST、水温検出値TWおよび油温検出値TOILを用い、次式(2)に従って、潤滑油Oの推定温度の暫定値TOILESTを算出する(ステップ6)。
TOILEST=TW−(TWEST−TOIL)×R ・・・(2)
ここで、Rは、上述したΔT1とΔT2との比である。したがって、右辺第2項の(TWEST−TOIL)×Rは、水温検出値TWと暫定値TOILESTとの差(=ΔT1)に相当するので、この値を水温検出値TWから差し引くことによって暫定値TOILESTが求められる。
次いで、暫定値TOILESTと油温検出値TOILを比較し、それらのうちの大きい方を推定油温TOILPとして設定し(ステップ7)、本処理を終了する。これにより、暫定値TOILESTが油温検出値TOILを下回ったときには、油温検出値TOILが推定油温TOILPとして設定される。
以上のように、本実施形態によれば、水温センサ21および油温センサ23で検出した水温検出値TWおよび油温検出値TOILに基づいて潤滑油Oの温度を推定するので、油温検出値TOILのみに基づく場合と比較して、潤滑油Oの温度を推定油温TOILPとして精度良く推定することができ、その信頼性を高めることができる。また、水温センサ21は、エンジン3の制御のために通常、設けられるものであるので、そのような既存の水温センサ21の検出結果を、コスト増を伴うことなく、そのまま利用することができる。
また、水温センサ21の応答性が油温センサ23よりも高いので、水温検出値TWによって、油温センサ23の応答遅れを良好に補償することができる。
さらに、水温センサ21は、油温センサ23よりも燃焼室3dに近い部位に配置されているので、水温センサ21付近の冷却水Wの温度は、油温センサ23付近の潤滑油Oの温度と比較し、燃焼室3dからの受熱量が大きいことで、図4に示すように、より大きな速度で変化するとともに、より早く変化するため、潤滑油Oの温度の良好な先行指標となる。したがって、水温検出値TWに基づいて、潤滑油Oの温度をより精度良く推定することができる。
また、潤滑油Oの温度を推定する際に、水温検出値TWのなまし値TWESTを用いるので、冷却水Wの温度に対する潤滑油Oの実際の温度の遅れや油温センサ23の応答遅れを補償でき、したがって、推定精度を向上させることができる。
さらに、暫定値TOILESTが油温検出値TOILを下回ったときには、油温検出値TOILを推定油温TOILPとして設定するので、潤滑油Oの温度の誤った推定を回避できるとともに、推定精度をほぼ維持することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態は、第1および第2流体が、冷却水Wおよび潤滑油Oの例であるが、これに限らず、互いに性状が異なる他の種類の流体でもよい。また、第1および第2流体は、性状が互いに同じでもよい。例えば、実施形態と同様、オイルパン3h内の潤滑油Oの温度を求めたい場合、油温センサ23に加え、潤滑油Oが流れる他の適当な部位、例えば燃焼室3dにより近い部位に別の油温センサを設け、この油温センサによる油温検出値と、油温センサ23の油温検出値TOILに基づいて、オイルパン3h内の潤滑油Oの温度を推定してもよく、それにより、実施形態と同様、高い推定精度を得ることができる。
なお、実施形態のエンジン3は、車両用のディーゼルエンジンやガソリンエンジンはもとより、車両用以外の各種のエンジンでもよく、例えば、クランク軸を鉛直に配置した船外機などのような船舶推進機用エンジンでもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
本発明の実施形態による流体温度推定装置、およびこれを適用した内燃機関の概略構成を示す図である。 オイルレベルセンサおよび油温センサを収容したケースの断面図である。 潤滑油の温度の推定処理を示すフローチャートである。 水温検出値および油温検出値などの推移を示す図である。
符号の説明
1 流体温度推定装置
2 ECU(第2流体温度推定手段、なまし値算出手段および流体温度推定手段)
3 エンジン
3d 燃焼室(発熱源)
21 水温センサ(第1温度センサ)
23 油温センサ(第2温度センサ)
TW 水温検出値(第1温度センサの検出値)
TOIL 油温検出値(第2温度センサの検出値)
TWEST なまし値
W 冷却水(第1流体および流体)
O 潤滑油(第2流体および流体)

Claims (6)

  1. 互いに性状が異なる第1流体および第2流体が流れる内燃機関において、前記第2流体の温度を推定する内燃機関の流体温度推定装置であって、
    前記第1流体の温度を検出する第1温度センサと、
    前記第2流体の温度を検出する第2温度センサと、
    前記第1温度センサの検出値および前記第2温度センサの検出値に基づいて、前記第2流体の温度を推定する第2流体温度推定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の流体温度推定装置。
  2. 前記第1温度センサは、前記第2温度センサよりも、温度変化に対する応答性が高いことを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の流体温度推定装置。
  3. 前記内燃機関は発熱源を有し、
    前記第1流体は、前記第2流体よりも、前記発熱源から受け取る受熱量が大きいことを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の流体温度推定装置。
  4. 前記第1流体は、前記第2流体よりも、前記内燃機関の運転に伴う温度変化速度が大きいことを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の流体温度推定装置。
  5. 前記第1温度センサの検出値になまし処理することによってなまし値を算出するなまし値算出手段をさらに備え、
    前記第2流体温度推定手段は、前記算出されたなまし値と前記第2温度センサの検出値に基づいて、前記第2流体の温度を推定することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の内燃機関の流体温度推定装置。
  6. 前記第1流体は、前記内燃機関を冷却するための冷却水であり、
    前記第2流体は、前記内燃機関を潤滑するための潤滑油であり、
    前記第2流体温度推定手段は、前記推定した第2流体の温度が前記第2温度センサの検出値を下回ったときには、当該第2温度センサの検出値を前記第2流体の温度として設定することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の内燃機関の流体温度推定装置。
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