JP2011185230A - 水温センサの異常判定装置 - Google Patents

水温センサの異常判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 大きな特性ずれの異常だけでなく、小さな特性ずれの異常をも的確に判定することができる水温センサの異常判定装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関の冷却水の温度を検出する水温センサ21の異常判定が、第1および第2異常判定によって行われる。第1異常判定では、始動時から冷却水に与えられた熱量として、内燃機関3の発生熱量Q_HGを算出し、発生熱量Q_HGが所定量QREFに達した後、水温センサ21の検出値TWが所定温度TREFよりも低いときに、水温センサ21に大きな特性ずれの異常が発生していると判定する(ステップ16、18)。第2異常判定は、第1異常判定により水温センサが異常でないと判定された場合に実行され、ラジエータファン15の作動時間TM_FONが、所定のしきい値TJUDよりも大きいときに、水温センサ21に小さな特性ずれの異常が発生していると判定する(ステップ48、50)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関の冷却水の温度を検出する水温センサの異常判定装置に関する。
従来の水温センサの異常判定装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この異常判定装置では、内燃機関が回転している(回転数が値0でない)回転時間を計測するとともに、計測された回転時間が所定時間に達したときに水温センサで検出された冷却水温度が、所定のしきい値よりも低いときに、水温センサが故障していると判定する。
特開平1−172665号公報
しかし、上述した従来の異常判定装置では、内燃機関が単に回転している回転時間を計測するため、例えば内燃機関において燃焼が行われていないフューエルカット中の時間も、回転時間に含まれてしまう。このため、回転時間が所定時間に達したときの冷却水温度を所定のしきい値と比較しても、水温センサの故障を適切に判定することができない。また、水温センサの検出値が真値に対して大きくずれるような大きな特性ずれが発生している場合には、故障を検知できるものの、この特性ずれが小さい場合には、検出値としきい値との関係が微妙になるため、水温センサの故障を的確に検知することは困難になる。
このような不具合を回避するために、例えば上記のしきい値をより厳密に設定することが考えられる。しかし、その場合、水温センサの公差が大きいときには、検出値のばらつきが公差の範囲内であるにもかかわらず、検出された冷却水温度がしきい値を下回ることがあり、その結果、水温センサが故障していると誤判定してしまう。このため、上記の従来の判定手法によって水温センサの故障を適切に判定しようとすれば、公差の小さな高精度の水温センサを用いることが必要になり、コストの増大を招く。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、水温センサの大きな特性ずれの異常だけでなく、小さな特性ずれの異常をも的確に判定することができる水温センサの異常判定装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明は、内燃機関3を冷却する冷却水の温度を水温センサ21によって検出するとともに、水温センサ21の検出値(実施形態における(以下、本項において同じ)エンジン水温TW)が所定の作動温度TONまで上昇したときに、冷却水の温度を低下させるためのラジエータファン15を作動させ、その後、検出値が所定の停止温度TOFFまで低下したときに、ラジエータファン15を停止させるように構成された内燃機関3において、水温センサ21の異常を判定する水温センサの異常判定装置であって、内燃機関3の始動時から所定の熱量(所定量QREF)が冷却水に与えられたか否かを判定する熱量判定手段(ECU2、ステップ26)と、熱量判定手段により所定の熱量が冷却水に与えられたと判定された後、水温センサ21の検出値が所定温度TREFよりも低いときに、水温センサ21が異常であると判定する第1異常判定手段(ECU2、ステップ16、18)と、ラジエータファン15の作動時間(ファン作動タイマ値TM_FON)を計時するファン作動時間計時手段(ECU2、ステップ46)と、第1異常判定手段により水温センサ21が異常でないと判定されている場合において、計時されたラジエータファン15の作動時間が所定のしきい値TJUDよりも大きいときに、水温センサ21が異常であると判定する第2異常判定手段(ECU2、ステップ48、50)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関では、内燃機関を冷却する冷却水の温度を水温センサで検出するとともに、水温センサの検出値が所定の作動温度まで上昇したときに、ラジエータファンを作動させ、その後、検出値が所定の停止温度まで低下したときに、ラジエータファンを停止させる。また、本発明の水温センサの異常判定装置によれば、内燃機関の始動時から所定の熱量が冷却水に与えられたか否かを判定するとともに、所定の熱量が冷却水に与えられたと判定された後、水温センサの検出値が所定温度よりも低いときには、第1異常判定手段により、水温センサが異常であると判定する。また、ラジエータに空気を送風するラジエータファンの作動時間を計時するとともに、第1異常判定手段により水温センサが異常でないと判定されている場合において、計時されたラジエータファンの作動時間が所定のしきい値よりも大きいときには、第2異常判定手段により、水温センサが異常であると判定する。
図8は、上述した本発明による水温センサの異常判定の概念を説明するためのものであり、水温センサの特性(実際の冷却水温度Tと水温センサの出力電圧VWとの関係)を、ラジエータファンの動作とともに示している。この例では、冷却水温度Tが所定の作動温度TONまで上昇したときに(出力電圧VWが作動温度TONに対応する所定の作動電圧VONまで低下したときに)、ラジエータファンを作動させ、その後、冷却水温度Tが所定の停止温度TOFFまで低下したときに(出力電圧VWが停止温度TOFFに対応する所定の停止電圧VOFFまで上昇したときに、ラジエータファンを停止させるように構成されている。
同図の実線は、特性ずれが生じていない正常な水温センサ(以下「正常センサ」という)の特性を示している。この正常センサでは、その出力電圧VWは、実際の冷却水温度Tに応じた所定の適正な関係で変化する。また、適正な出力電圧VWが得られることで、ラジエータファンは、冷却水温度Tが所定の作動温度TONまで上昇したときに適正に作動し、その後、冷却水温度Tが所定の停止温度TONまで低下したときに適正に停止する。
これに対し、同図の一点鎖線は、大きな特性ずれの異常が生じている水温センサ(以下「大異常センサ」という)の特性を示している。この大異常センサでは、内部抵抗の大幅な増大などが原因になり、実際の冷却水温度Tに対する出力電圧VWの動きが非常に鈍く、出力電圧VWは正常センサのそれよりも非常に大きな値を示す。このため、この大異常センサの場合、前述した第1異常判定において、内燃機関の始動時から所定の熱量が冷却水に与えられ、冷却水が暖められることで、実際の冷却水温度Tが所定温度まで上昇したとしても、出力電圧VWの動きが非常に鈍いため、それに基づく検出値は所定温度を大きく下回る。したがって、第1異常判定手段による判定により、検出された冷却水温度が所定温度よりも低いときには、水温センサに大きな特性ずれの異常が発生していると、的確に判定することができる。
また、同図の破線は、比較的小さな特性ずれの異常が生じている水温センサ(以下「小異常センサ」という)の特性を示している。この小異常センサでは、内部抵抗の若干の増大などが原因になり、実際の冷却水温度Tに対する出力電圧VWの動きが若干鈍く、出力電圧VWは、正常センサのそれに近いものの、より大きな値を示す。このような小異常センサの場合、内燃機関の始動時から所定の熱量が冷却水に与えられたときに、出力電圧VWに基づく検出値が所定温度の付近まで上昇することがあるため、第1異常判定手段による判定によっては、水温センサの異常を的確に判定できないおそれがある。
一方、この小異常センサを用いてラジエータファンを制御した場合、ラジエータファンは出力電圧VWに基づいて制御されるため、前述した特性のずれから、ラジエータファンは、実際には、冷却水温度Tが所定の作動水温TONよりも高い水温TON’になったときに作動し、所定の停止水温TOFFよりも高い水温TOFF’になったときに停止する。また、小異常センサでは、正常センサよりも出力電圧VWが緩やかに変化するため、このときのラジエータファンの実際の作動温度範囲ΔT’(=TON’−TOFF’)は、正常センサの場合の作動温度範囲ΔT(=TON−TOFF)よりも大きくなり、それに応じて、ラジエータファンの作動時間は正常センサの場合の作動時間を大きく上回るようになる。したがって、計時されたラジエータファンの作動時間が所定のしきい値よりも大きいときには、第2異常判定手段により、水温センサに小さな特性ずれの異常が発生していると、的確に判定することができる。
また、第1異常判定にしきい値として用いる所定温度を厳密に設定しなくても、第2異常判定によって、水温センサの小さな特性ずれの異常を判定できるので、前述した従来の異常判定装置と異なり、公差の小さな高精度の水温センサを用いる必要がなくなることで、コストの削減を図ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の水温センサの異常判定装置において、内燃機関3は車両Vに動力源として搭載されており、車両Vの速度(車速VP)を検出する車速検出手段(車速センサ24)をさらに備え、第1異常判定手段は、熱量判定手段により所定の熱量が冷却水に与えられたと判定されるとともに、検出された車両Vの速度が第1所定速度VREF1以上である状態が、所定時間TMREF以上、継続しているときに、水温センサ21の異常判定を実行すること(ステップ15、ステップ31、35、36)を特徴とする。
内燃機関の始動時から所定の熱量が冷却水に与えられたとしても、その間あるいはその後にアイドル運転や渋滞走行が行われた場合には、車両の走行風による冷却水の冷却が不足することで、冷却水が上昇することがあり、あるいはアイドル運転時に内燃機関を自動的に停止するアイドルストップが行われた場合には、内燃機関から熱が供給されないことで、冷却水の温度が低下することがある。このため、そのような状況で、前述した第1異常判定を行うと、誤判定を招くおそれがある。
本発明によれば、始動時から所定の熱量が冷却水に与えられることに加えて、検出された車両の速度が第1所定速度以上である状態が所定時間以上、継続していることを条件として、第1異常判定を実行する。これにより、冷却水の温度が変動しやすい上記のような状況での第1異常判定の実行を回避し、冷却水の温度が比較的安定した状態で、第1異常判定が実行されるので、冷却水の温度の変動による誤判定を確実に回避でき、第1異常判定の精度を高めることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の水温センサの異常判定装置において、内燃機関3は車両Vに動力源として搭載されており、車両Vの速度(車速VP)を検出する車速検出手段車速センサ24)をさらに備え、第2異常判定手段は、検出された車両Vの速度が値0に近い第2所定速度VREF2以下のときに、水温センサ21の異常判定を実行すること(ステップ42)を特徴とする。
車両が比較的高い速度で走行しているときには、冷却水が走行風で冷却されることによって、冷却水の温度が低下し、それに応じてラジエータファンの作動時間が短くなる。このため、そのような状況で、ラジエータファンの作動時間に基づいて、前述した第2異常判定を行うと、誤判定を招くおそれがある。本発明によれば、検出された車両の速度が値0に近い第2所定速度以下であることを条件として、第2異常判定を実行するので、車両の走行風がラジエータファンの作動時間に及ぼす影響を排除し、その影響による誤判定を確実に回避でき、したがって、第2異常判定の精度を高めることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の水温センサの異常判定装置において、外気の温度(外気温T_AMB)を検出する外気温度検出手段(外気温度センサ23)と、検出された外気の温度に応じてしきい値を設定するしきい値設定手段(ECU2、ステップ47、図7)と、をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、第2異常判定においてラジエータファンの作動時間と比較されるしきい値を、検出された外気の温度に応じて設定する。これにより、外気による冷却水の温度の低下度合を反映させながら、しきい値を適切に設定でき、したがって、第2異常判定の精度をさらに高めることができる。
本発明の実施形態による異常判定装置を適用した内燃機関を概略的に示す図である。 水温センサの異常判定処理のメインフローを示すフローチャートである。 異常判定処理のうちの第1異常判定処理を示すフローチャートである。 第1異常判定処理のうちの発生熱量判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 第1異常判定処理のうちの車速状態判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 異常判定処理のうちの第2異常判定処理を示すフローチャートである。 第2異常判定に用いるしきい値を設定するためのテーブルである。 互いに異なる特性を有する3つの水温センサの特性を、ラジエータファンの動作とともに示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1に示すように、本発明による異常判定装置1を適用した内燃機関(以下「エンジン」という)3は、車両Vに搭載されたガソリンエンジンである。
エンジン3の吸気管4には、気筒(図示せず)に供給する燃料を噴射する燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)5が、吸気ポート(図示せず)に臨むように設けられている。インジェクタ5から噴射される燃料噴射量QINJは、後述するECU2によって設定されるとともに、ECU2からの制御信号によって制御される。
また、エンジン3には、これを冷却するための冷却装置11が設けられている。この冷却装置11は、エンジン3のシリンダヘッドおよびシリンダブロック(いずれも図示せず)に冷却水を供給するための冷却水通路12と、この冷却水通路12内に冷却水を循環させるためのポンプ13と、外気との熱交換によって冷却水を冷却するためのラジエータ14と、ラジエータ14への送風を行うラジエータファン15を備えている。
冷却水通路12は、エンジン3の外部に設けられた第1通路12aと、シリンダヘッドおよびシリンダブロックの内部に設けられた第2通路12bとから、環状に形成されている。上記のポンプ13およびラジエータ14は、第1通路12aに設けられている。また、ポンプ13は、エンジン3のクランク軸に連結されており、エンジン3の動力で駆動され、冷却水通路12内に冷却水を循環させる。なお、図1における冷却水通路12中の矢印は、冷却水の流れを示している。
第1通路12aには、ラジエータ14をバイパスするバイパス通路16が設けられており、その分岐部には、サーモスタット17が設けられている。サーモスタット17は、冷却水の流路を、冷却水通路12を流れる冷却水の温度(以下「エンジン水温」という)が所定温度(例えば80℃)よりも高いときに、ラジエータ14側に切り換える一方、所定温度以下のときに、バイパス通路16側に切り換える。
以上の構成により、エンジン3の始動直後などのようにエンジン水温が低い場合には、サーモスタット17により、ラジエータ14への冷却水の流入が阻止されることで、冷却水は、第1通路12a、バイパス通路16および第2通路12bを通って循環する。これにより、ラジエータ14による冷却水の冷却が阻止され、エンジン3の暖機が促進される。一方、エンジン3の暖機が終了し、エンジン水温が上昇した場合には、サーモスタット17により、ラジエータ14への冷却水の流入が許容され、冷却水はラジエータ14で冷却される。そして、冷却された冷却水が第1通路12aを介して第2通路12bに流入することによって、エンジン3が冷却される。
また、第2通路12bには、エンジン水温を検出する水温センサ21が設けられている。この水温センサ21は、サーミスタなどで構成されており、図8に示すように、エンジン水温が高いほど、より大きな電圧(以下「出力電圧」という)VWをECU2に出力する。ECU2は、この出力電圧VWに応じ、所定のテーブルを検索することにより、水温センサ21の検出値として、エンジン水温TWを算出する。
また、ラジエータファン15は、羽根15aと、この羽根15aを駆動するファンモータ15bを有する電動式のものである。このラジエータファン15の動作は、水温センサ21で検出されたエンジン水温TWに応じ、ECU2によって制御される。具体的には、検出されたエンジン水温TWが所定の作動温度TON(例えば97℃)まで上昇したときに、ラジエータファン15を作動させ、その後、エンジン水温TWが作動温度TONよりも低い所定の停止温度TOFF(例えば92℃)まで低下したときに、ラジエータファン15を停止させる。このような制御により、ラジエータファン15からラジエータ14への送風動作が、エンジン水温に応じて効果的に行われ、ラジエータ14による冷却水の冷却度合が制御される。
なお、エンジン水温TWは、上記のようなラジエータファン15の制御の他、水温インジケータの表示や、エンジン3の各種の制御に用いられる。
また、エンジン3のクランク軸には回転数センサ22が設けられている。この回転数センサ22は、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを表す検出信号を、ECU2に出力する。さらに、ECU2には、外気温センサ23から、外気の温度(以下「外気温」という)T_AMBを表す検出信号が、車速センサ24から、車両Vの速度(以下「車速」という)VPを表す検出信号が、それぞれ出力される。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどから成るマイクロコンピュータで構成されており、水温センサ21で検出されたエンジン水温TWに応じて、ラジエータファン15の動作を上述したように制御するとともに、水温センサ21の異常判定処理を実行する。
なお、本実施形態では、ECU2が、熱量判定手段、第1異常判定手段、ファン作動時間計時手段、第2異常判定手段、およびしきい値設定手段に相当する。
以下、ECU2で実行される水温センサ21の異常判定処理を、図2〜図7を参照しながら説明する。本処理は、所定の周期ΔTMで実行される。図2は、異常判定処理のメインフローを示す。本処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、水温センサ21の第1異常判定処理を実行する。この第1異常判定処理は、水温センサ21に比較的大きな特性ずれの異常が発生しているか否かを判定するためのものであり、水温センサ21が異常であると判定されたときには、第1異常判定フラグF_TWNG1が「1」にセットされる。
次に、この第1異常判定フラグF_TWNG1が「1」であるか否かを判別する(ステップ2)。この答がYESで、第1異常判定処理において水温センサ21が異常であると判定されているときには、そのまま本処理を終了する。一方、ステップ2の答がNOで、第1異常判定処理において水温センサ21が異常でないと判定されているときには、水温センサ21の第2異常判定処理を実行し(ステップ3)、本処理を終了する。この第2異常判定処理は、水温センサ21に比較的小さな特性ずれの異常が発生しているか否かを判定するためのものである。
図3は、上述した第1異常判定処理を示す。本処理では、まずステップ11において、第1異常判定完了フラグF_DONE1が「1」であるか否かを判別する。なお、この第1異常判定完了フラグF_DONE1は、イグニッションスイッチ(図示せず)のON時に「0」にリセットされる。このステップ11の答がNOで、第1異常判定が完了していないときには、発生熱量判定処理を実行する(ステップ12)。
この発生熱量判定処理は、エンジン3の始動時から冷却水に与えられた熱量として、発生熱量積算値Q_HGを算出するとともに、算出された発生熱量積算値Q_HGに基づいて、冷却水に所定の熱量が与えられたか否かを判定するものであり、図4に示すサブルーチンに従って実行される。本処理では、まずステップ21において、今回がエンジン3の始動直後に相当するか否かを判別する。なお、この場合の「始動」とは、エンジン3が完爆し、安定した燃焼が開始されることをいう。
このステップ21の答がYESで、エンジン3の始動直後のときには、後述する発生熱量積算値Q_HGを値0にリセットする(ステップ22)とともに、熱量発生フラグF_HGを「0」にセットし(ステップ23)、ステップ24に進む。前記ステップ21の答がNOで、エンジン3の始動直後でないときには、ステップ22および23をスキップし、ステップ24に進む。
このステップ24では、熱量発生フラグF_HGが「1」であるか否かを判別する。この答がNOのときには、熱発生量ΔQHGを算出する(ステップ25)。この熱発生量ΔQHGは、エンジン3から発生する今回の処理サイクル相当分の熱量に相当するものであり、インジェクタ5からの燃料噴射量QINJとエンジン回転数NEとの積に、所定の変換係数を乗算することによって、算出される。次に、算出された熱発生量ΔQHGを、前回までに算出されている発生熱量積算値Q_HGに加算することによって、今回の発生熱量積算値Q_HGを算出する(ステップ26)。
次に、算出された発生熱量積算値Q_HGが所定量QREF以上であるか否を判別する(ステップ27)。この答がNOのときには、そのまま本処理を終了する。一方、ステップ27の答がYESで、発生熱量積算値Q_HGが所定量QREFに達したときには、そのことを表すために、熱量発生フラグF_HGを「1」にセットし(ステップ28)、本処理を終了する。このステップ28が実行されると、前記ステップ24の答がYESになり、その場合には、そのまま本処理を終了する。
以上のように、この発生熱量判定処理では、エンジン3の始動時からの発生熱量として、発生熱量積算値Q_HGが算出され、熱量発生フラグF_HGは、この発生熱量積算値Q_HGが所定量QREFに達したときに「1」にセットされるとともに、その後、その値に保持される。したがって、熱量発生フラグF_HG=1は、エンジン3の始動時から冷却水に与えられた熱量がすでに所定量QREFに達している状態を表す。
図3に戻り、前記ステップ12に続くステップ13では、車速状態判定処理を実行する。この車速状態判定処理は、車速が所定の速度以上の安定した状態にあるか否かを判定するものであり、図5に示すサブルーチンに従って実行される。
本処理では、まずステップ31において、検出された車速VPが第1所定速度VREF1(例えば40km/h)以上であるか否かを判別する。この答がNOで、VP<VREF1のときには、車速タイマ値TM_VPを値0にリセットする(ステップ32)とともに、車速状態フラグF_VPを「0」にセットし(ステップ33)、本処理を終了する。
一方、前記ステップ31の答がYESで、VP≧VREF1のときには、前回までの車速タイマ値TM_VPに、本処理の実行周期ΔTMを加算することによって、今回の車速タイマ値TM_VPを算出する(ステップ34)。次に、算出された車速タイマ値TM_VPが所定時間TMREF(例えば120秒)以上であるか否かを判別する(ステップ35)。この答がNOで、TM_VP<TMREFのときには、前記ステップ33に進み、車速状態フラグF_VPを「0」にセットする。
一方、前記ステップ35の答がYESのとき、すなわち、車速VPが第1所定速度VREF1以上である状態が、所定時間TMREF以上、継続しているときには、そのことを表すために、車速状態フラグF_VPを「1」にセットし(ステップ36)、本処理を終了する。
図3に戻り、前記ステップ13に続くステップ14では、発生熱量判定処理でセットされた熱量発生フラグF_HGが「1」であるか否かを判別し、ステップ15では、車速状態判定処理でセットされた車速状態フラグF_VPが「1」であるか否かを判別する。これらの答のいずれかがNOのときには、第1異常判定の実行条件が成立していないとして、そのまま本処理を終了する。
一方、前記ステップ14および15の答がいずれもYESのとき、すなわち、F_HG=1で、エンジン3の始動時からの発生熱量がすでに所定量QREFに達しており、かつF_VP=1で、車速VPが第1所定速度VREF1以上である状態が、所定時間TMREF以上、継続しているときには、第1異常判定の実行条件が成立しているとして、ステップ16以降において第1異常判定を実行する。
このステップ16では、検出されたエンジン水温TWが所定温度TREF(例えば75℃)以上であるか否かを判別する。この答がYESで、TW≧TREFのときには、水温センサ21に大きな特性ずれの異常が発生していないと判定し、そのことを表すために、第1異常判定フラグF_TWNG1を「0」にセットする(ステップ17)。なお、上記の所定温度TREFを、車速VPおよび吸気温(または外気温T_AMB)に応じ、マップを検索することによって、設定してもよい。
一方、上記ステップ16の答がNOのときには、上述したような発生熱量および車速状態の条件が成立しているにもかかわらず、エンジンTWが所定温度TREFに達していないため、水温センサ21に大きな特性ずれの異常が発生していると判定し、そのことを表すために、第1異常判定フラグF_TWNG1を「1」にセットする(ステップ18)。
上記のステップ17または18の後には、第1異常判定が完了したことを表すために、第1異常判定完了フラグF_DONE1を「1」にセットし(ステップ19)、本処理を終了する。また、このステップ19が実行されると、前記ステップ11の答がYESになり、その場合には、そのまま本処理を終了する。以上から明らかなように、第1異常判定は、エンジン3の始動後、前述した条件が成立したときに、1回のみ実行される。
次に、図6を参照しながら、図2のステップ3で実行される水温センサ21の第2異常判定処理について説明する。本処理では、まずステップ41において、第2異常判定完了フラグF_DONE2が「1」であるか否かを判別する。この第2異常判定完了フラグF_DONE2もまた、イグニッションスイッチのON時に「0」にリセットされる。
このステップ41の答がNOで、第2異常判定が完了していないときには、車速VPが値0に近い第2所定速度VREF2(例えば5km/h)以下であるか否かを判別する(ステップ42)。この答がNOで、VP>VREF2のときには、ファン作動タイマ値TM_FONを値0にリセットし(ステップ43)、本処理を終了する。
一方、上記ステップ42の答がYESで、VP≦VREF2のときには、ファン作動フラグF_FONが「1」であるか否かを判別する(ステップ44)。このファン作動フラグF_FONは、ラジエータファン15が作動しているときに「1」にセットされるものである。このステップ44の答がNOで、ラジエータファン15が停止しているときには、ファン作動フラグの前回値F_FONZが「1」であるか否かを判別する(ステップ45)。この答がNOのとき、すなわちラジエータファン15が前回から引き続き停止しているときには、前記ステップ43に進み、ファン作動タイマ値TM_FONを値0にリセットする。
一方、前記ステップ44の答がYESで、ラジエータファン15が作動しているときには、前回までのファン作動タイマ値TM_FONに、本処理の実行周期ΔTMを加算することによって、今回のファン作動タイマ値TM_FONを算出し(ステップ46)、本処理を終了する。以上の算出方法から明らかなように、ファン作動タイマ値TM_FONは、車速VPが第2所定速度VREF2以下の状態でのラジエータファン15の作動時間を表す。
一方、前記ステップ45の答がYESのとき、すなわち今回がラジエータファン15が停止した直後に相当するときには、検出された外気温T_AMBに応じ、図7に示すテーブルを検索することによって、判定用のしきい値TJUDを算出する(ステップ47)。このテーブルでは、しきい値TJUDは、外気温T_AMBが高いほど、より大きな値に設定されている。これは、外気温T_AMBが高いほど、冷却水の温度が低下しにくいことで、ラジエータファン15の作動時間がより長くなるためである。
次に、前記ステップ46で算出されたファン作動タイマ値TM_FONが、しきい値TJUD以下であるか否かを判別する(ステップ48)。この答がYESで、TM_FON≦TJUDのときには、水温センサ21に小さな特性ずれの異常が発生していないと判定し、そのことを表すために、第2異常判定フラグF_TWNG2を「0」にセットする(ステップ49)。
一方、上記ステップ48の答がYESで、TM_FON>TJUDのときには、エンジン水温TWに応じて制御されるラジエータファン15の作動時間が長くなっているため、水温センサ21に小さな特性ずれの異常が発生していると判定し、そのことを表すために、第2異常判定フラグF_TWNG2を「1」にセットする(ステップ50)。
上記のステップ49または50の後には、第2異常判定が完了したことを表すために、第2異常判定完了フラグF_DONE2を「1」にセットし(ステップ51)、次に前記ステップ43を実行した後、本処理を終了する。また、このステップ51が実行されると、前記ステップ41の答がYESになり、その場合には、そのまま本処理を終了する。以上から明らかように、第2異常判定もまた、エンジン3の始動後、前述した条件が成立したときに、1回のみ実行される。
以上のように、本実施形態によれば、第1異常判定において、エンジン3の始動時から冷却水に与えられた熱量である発生熱量積算値Q_HGを算出する(ステップ26)とともに、算出された発生熱量積算値Q_HGが所定量QREFに達した後、検出されたエンジン水温TWが所定温度TREFよりも低いときに(ステップ16:NO)、水温センサ21が異常であると判定する(ステップ18)。したがって、水温センサ21に大きな特性ずれの異常が発生していると、的確に判定することができる。
また、この第1異常判定は、車速VPが第1所定速度VREF1以上である状態が、所定時間TMREF以上、継続していることを条件として(ステップ35:YES)、実行される。これにより、冷却水の温度が変動しやすいアイドル運転時、渋滞走行時やアイドルストップ時における第1異常判定の実行を回避し、冷却水の温度が比較的安定した状態で、第1異常判定が実行されるので、冷却水の温度の変動による誤判定を確実に回避でき、第1異常判定の精度を高めることができる。
さらに、第1異常判定手段により水温センサ21が異常でないと判定されている場合には、第2異常判定において、ラジエータファン21の作動時間を表すファン作動タイマ値TM_FONを算出する(ステップ46)とともに、算出されたファン作動タイマ値TM_FONが所定のしきい値TJUDよりも大きいときに(ステップ48:NO)、水温センサ21が異常であると判定する(ステップ50)。したがって、水温センサ21に小さな特性ずれの異常が発生していると、的確に判定することができる。
また、第1異常判定にしきい値として用いる所定温度TREFを厳密に設定しなくても、第2異常判定によって、水温センサ21の小さな特性ずれの異常を判定できるので、従来の異常判定装置と異なり、公差の小さな高精度の水温センサを用いる必要がなくなることで、コストの削減を図ることができる。
また、この第2異常判定は、車速VPが値0に近い第2所定速度VREF1以下であることを条件として(ステップ42:YES)、実行される。これにより、車両の走行風がラジエータファン15の作動時間に及ぼす影響を排除し、その影響による誤判定を確実に回避でき、したがって、第2異常判定の精度を高めることができる。
さらに、ファン作動タイマ値TM_FONと比較されるしきい値TJUDを、外気温T_AMBが高いほど、より大きな値に設定する(図7)。これにより、外気による冷却水の温度の低下度合を反映させながら、しきい値TJUDを適切に設定でき、したがって、第2異常判定の精度をさらに高めることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、エンジン3の始動時から冷却水に所定の熱量が与えられたか否かの判定を、燃料噴射量QINJおよびエンジン回転数NEを用いて算出したエンジン3の発生熱量に基づいて行っているが、これに限らず、例えばエンジン3で燃焼が行われている状態での、始動時からの経過時間やエンジン3の燃料消費量、回転回数、吸入空気量または排ガス量の積算値などに基づいて行ってもよい。
また、実施形態では、第2異常判定を、車速VPが値0に近い第2所定速度VREF2以下であることを条件として実行しているが、車速VPが値0であること、すなわちアイドル運転時などの車両が完全に停止していることを条件として実行してもよい。
あるいは、車速VPを第2異常判定の実行条件とするのではなく、車速VPに応じてしきい値TJUDを補正してもよい。この場合には、車速VPが大きいほど、その走行風の影響で冷却水の温度が低下しやすくなり、ラジエータファン15の作動時間がより短くなるので、しきい値TREFはより小さな値に設定される。
また、実施形態は、本発明を車両に搭載されたガソリンエンジンに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、ディーゼルエンジンなどの各種のエンジンに適用してもよく、また、車両用以外のエンジン、例えば、クランク軸を鉛直に配置した船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 異常判定装置
2 ECU(熱量判定手段、第1異常判定手段、ファン作動時間計時手段、第2異常 判定手段、しきい値設定手段)
3 エンジン(内燃機関)
15 ラジエータファン
21 水温センサ
23 外気温センサ(外気温度検出手段)
24 車速センサ(車速検出手段)
V 車両
TW エンジン水温(水温センサの検出値)
TON ラジエータファンの作動温度
TOFF ラジエータファンの停止温度
QREF 所定量(所定の熱量)
TREF 所定温度
TM_FON ファン作動タイマ値(ラジエータファンの作動時間)
TJUD しきい値
VP 車速(車両の速度)
VREF1 第1所定速度
TMREF 所定時間
VREF2 第2所定速度
T_AMB 外気温(外気の温度)

Claims (4)

  1. 内燃機関を冷却する冷却水の温度を水温センサによって検出するとともに、当該水温センサの検出値が所定の作動温度まで上昇したときに、冷却水の温度を低下させるためのラジエータファンを作動させ、その後、前記検出値が所定の停止温度まで低下したときに、前記ラジエータファンを停止させるように構成された前記内燃機関において、前記水温センサの異常を判定する水温センサの異常判定装置であって、
    前記内燃機関の始動時から所定の熱量が冷却水に与えられたか否かを判定する熱量判定手段と、
    当該熱量判定手段により前記所定の熱量が冷却水に与えられたと判定された後、前記検出値が所定温度よりも低いときに、前記水温センサが異常であると判定する第1異常判定手段と、
    前記ラジエータファンの作動時間を計時するファン作動時間計時手段と、
    前記第1異常判定手段により前記水温センサが異常でないと判定されている場合において、前記計時されたラジエータファンの作動時間が所定のしきい値よりも大きいときに、前記水温センサが異常であると判定する第2異常判定手段と、
    を備えることを特徴とする水温センサの異常判定装置。
  2. 前記内燃機関は車両に動力源として搭載されており、
    当該車両の速度を検出する車速検出手段をさらに備え、
    前記第1異常判定手段は、前記熱量判定手段により前記所定の熱量が冷却水に与えられたと判定されるとともに、前記検出された車両の速度が第1所定速度以上である状態が、所定時間以上、継続しているときに、前記水温センサの異常判定を実行することを特徴とする、請求項1に記載の水温センサの異常判定装置。
  3. 前記内燃機関は車両に動力源として搭載されており、
    当該車両の速度を検出する車速検出手段をさらに備え、
    前記第2異常判定手段は、前記検出された車両の速度が値0に近い第2所定速度以下のときに、前記水温センサの異常判定を実行することを特徴とする、請求項1または2に記載の水温センサの異常判定装置。
  4. 外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    当該検出された外気の温度に応じて前記しきい値を設定するしきい値設定手段と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の水温センサの異常判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0367893A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Takashi Machida クレーン車におけるウインチ装置
WO2014192261A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 株式会社デンソー 車両用無線通信装置

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