JP2009062507A - 制振材用エマルション - Google Patents
制振材用エマルション Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009062507A JP2009062507A JP2007286384A JP2007286384A JP2009062507A JP 2009062507 A JP2009062507 A JP 2009062507A JP 2007286384 A JP2007286384 A JP 2007286384A JP 2007286384 A JP2007286384 A JP 2007286384A JP 2009062507 A JP2009062507 A JP 2009062507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- vibration damping
- vibration
- preferable
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D133/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09D133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09D133/08—Homopolymers or copolymers of acrylic acid esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D171/00—Coating compositions based on polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D171/02—Polyalkylene oxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/02—Emulsion paints including aerosols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
【解決手段】単量体成分を乳化重合してなるエマルションを含む制振材用エマルションであって、該エマルションは、貯蔵弾性率が20℃で5.0×107〜8.0×108Pa、50℃で1.0×105〜5.0×106Paであり、損失弾性率が20℃で4.0×107〜4.0×108Pa、50℃で1.0×105〜7.0×106Paであって、20〜50℃の温度範囲に、1.3以上の損失角正接の最大ピークを有し、該エマルションを用いた制振剤配合物にJIS K6828:1996の機械安定性試験をおこなった後の凝集率が0.01以下である制振材用エマルションである。
【選択図】なし
Description
以下に本発明を詳述する。
その他のエマルションとしては、後述する他のエマルション樹脂等を用いることができる。
制振剤配合物について、マーロン試験安定性試験機(熊谷理機工業社製)にて、JIS K6828:1996に準じて機械安定性試験をおこなう。試験終了後、その制振材配合物を直ちに100メッシュ金網でろ過し、110℃オーブンで1時間乾燥させた。以下の式にて凝集率を算出する。
凝集率(%)=(乾燥後の金網の質量(g)−乾燥前の金網の質量(g))/70(g)×100
また、50℃における貯蔵弾性率は、2.0×105〜4.0×106Paであることが好ましい。50℃における貯蔵弾性率がこのような範囲にあると、エマルションに顔料等を添加して形成される塗料組成物(制御振材配合物)の60℃での損失係数が大きくなり、60℃での塗膜の制振性が向上する。より好ましくは、3.0×105〜3.0×106Paである。
また、50℃における損失弾性率は、2.0×105〜6.0×106Paであることが好ましい。50℃における損失弾性率がこのような範囲にあると、エマルションに顔料等を添加して形成される塗料組成物の60℃での損失係数が大きくなり、60℃での塗膜の制振性が向上する。より好ましくは、3.0×105〜5.0×106Paである。
20℃、50℃における貯蔵弾性率、損失弾性率がこのような範囲にあると、エマルションに顔料等を添加して形成される塗料組成物が、20〜60℃の範囲において、より優れた制振性を発揮するものとなる。
同様に、50℃における貯蔵弾性率と損失弾性率との絶対値の差は、2.5×105Pa未満であることが好ましい。
また、50℃における損失角正接が0.4以上であることが好ましい。より好ましくは、0.6以上である。
20℃における損失角正接、50℃における損失角正接がこのような好ましい範囲であると、エマルションに顔料等を添加して形成される塗料組成物が、20℃、60℃の温度近傍において、優れた制御性を発揮するものとなる。また、20℃における損失角正接、50℃における損失角正接がいずれも好ましい範囲にあると、エマルションに顔料等を添加して形成される塗料組成物が、20〜60℃の温度範囲において、優れた制御性を発揮するものとなる。
より好ましくは、20℃以下である。
上記制振材用エマルション中の不揮発分、すなわち、貯蔵弾性率等の特定を満たすエマルションの粒子の含有割合としては、制振材用エマルションの総量100質量%に対し、30質量%以上、70質量%以下であることが好適である。70質量%を超えると、制振材用エマルションの粘度が高くなり過ぎて充分な分散安定性を保持することができないおそれがあり、凝集するおそれがある。30質量%未満であると、充分な制振性を発揮しないおそれがある。より好ましくは50質量%以上、65質量%以下である。
また、制振材用エマルションが貯蔵弾性率等の特定を満たすエマルション以外のその他のエマルションを含むものである場合、貯蔵弾性率等の特定を満たすエマルション及びその他のエマルションを含めた本発明の制振材用エマルション全体の不揮発分も、上記割合であることが好ましい。
乳化剤として反応性乳化剤を用いることにより、乳化剤が水中に遊離して塗膜表面にブリードすることを原因とする乾燥時の熱フクレを抑制するとともに、エマルションの安定性、分散性を向上させ、制振性を高めることができる。
なお、反応性乳化剤と反応性乳化剤以外の乳化剤とを併用してもよいが、反応性乳化剤が乳化剤の主成分であることが好ましい。
また、スルホコハク酸塩型反応性アニオン系界面活性剤である、ラテムルS−120、S−120A、S−180及びS−180A(いずれも商品名、花王社製)、エレミノールJS−2(商品名、三洋化成社製)等、アルケニルコハク酸塩型反応性アニオン系界面活性剤である、ラテムルASK(商品名、花王社製)等も好適である。
炭素数3〜5の脂肪族不飽和カルボン酸のスルホアルキル(炭素数1〜4)エステル塩型界面活性剤、例えば、2−スルホエチル(メタ)アクリレートナトリウム塩、3−スルホプロピル(メタ)アクリレートアンモニウム塩等の(メタ)アクリル酸スルホアルキルエステル塩型界面活性剤;スルホプロピルマレイン酸アルキルエステルナトリウム塩、スルホプロピルマレイン酸ポリオキシエチレンアルキルエステルアンモニウム塩、スルホエチルフマル酸ポリオキシエチレンアルキルエステルアンモニウム塩等の脂肪族不飽和ジカルボン酸アルキルスルホアルキルジエステル塩型界面活性剤。
これらの反応性乳化剤を用いて得られたエマルションを用いることにより、本発明の制振材用エマルションの特性がより効果的に発揮されることになる。
このようなアニオン性乳化剤としては、硫酸塩化合物、又は、コハク酸塩化合物であって、該硫酸塩化合物は、炭素数8以上の脂肪族アルキル基、オレイル基、アルキルフェニル基、スチリル基、及び、ベンジル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を有するものである。炭素数8以上の脂肪族アルキル基としては、炭素数12以上あるいは芳香環を1つ以上有するものがより好ましい。
これらのアニオン性乳化剤は、いずれも疎水性の強い骨格を有していることにより、いずれのものも同様の効果を発揮するものである。これらのアニオン性乳化剤を用いることにより、本発明の制振材用エマルションの特性がより効果的に発揮されることになる。
なお、ポリオキシアルキレン(モノ、ジ、トリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩とは、ポリオキシアルキレンモノスチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンジスチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレントリスチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩のいずれかを意味し、ポリオキシアルキレン(モノ、ジ、トリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル塩とは、ポリオキシアルキレンモノベンジルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンジベンジルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレントリベンジルフェニルエーテル硫酸エステル塩のいずれかを意味する。
これらのアニオン性乳化剤として特に好適な化合物としては、上述した反応性乳化剤にも含まれるもの以外に、ラテムルWX、ラテムル118B、ペレックスSS−H、エマルゲン1118S、エマルゲンA−60、B−66(花王社製)、ニューコール707SF、ニューコール707SN、ニューコール714SF、ニューコール714SN(日本乳化剤社製)、ABEX−26S、ABEX−2010、2020、2030、DSB(ローディア日華社製)等を挙げることができる。また、これらのノニオンタイプに相当する界面活性剤も使用することができる。
これらの中でも、最も好ましくは、ラテムルWXである。
これらの構造の中でも、エマルションの特性を充分に引き出し、安定なエマルションを作製するためには、コア・シェル複合構造であることが好ましい。
なお、上記コア・シェル複合構造においては、コア部の表面がシェル部によって被覆された形態であることが好ましい。この場合、コア部の表面は、シェル部によって完全に被覆されていることが好適であるが、完全に被覆されていなくてもよく、例えば、網目状に被覆されている形態や、所々においてコア部が露出している形態であってもよい。
上記Tgが高いエマルションとしては、Tgが0℃以上、また、50℃以下のものが好適である。より好ましくは、Tgが0℃以上、また、30℃以下である。また、上記Tgが低いエマルションとしては、Tgが−50℃以上、また、10℃以下のものが好適である。より好ましくは、Tgが−20℃以上、また、0℃以下である。
このようにTgに差を設けることにより、幅広い温度領域下でより高い制振性を発現させることが可能となり、特に実用的範囲である20〜60℃域での制振性が格段に向上されることとなる。なお、3種以上のエマルションを用いる場合には、このうちの少なくとも2種のエマルションがTgの異なるものであればよく、残りの1種以上については、当該2種のエマルションのいずれかとTgが同じものであってもよい。
なお、重量平均分子量は、例えば、以下の測定条件下で、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)測定により求めることができる。
測定機器:HLC−8120GPC(商品名、東ソー社製)
分子量カラム:TSK−GEL GMHXL−Lと、TSK−GELG5000HXL(いずれも東ソー社製)とを直列に接続して使用
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
検量線用標準物質:ポリスチレン(東ソー社製)
測定方法:測定対象物を固形分が約0.2質量%となるようにTHFに溶解し、フィルターにてろ過した物を測定サンプルとして分子量を測定する。
pHは、pHメーター(堀場製作所社製「F−23」)等により測定することができる。
なお、粘度は、B型回転粘度計を用いて、25℃、20rpmの条件下で測定することができる。
なお、本発明のエマルションの粒子がコア部とシェル部とを有するエマルション粒子である場合、不飽和カルボン酸単量体及び不飽和カルボン酸単量体と共重合可能な他の単量体は、エマルションのコア部を形成する単量体成分、シェル部を形成する単量体成分のいずれに含まれていてもよく、これらの両方に用いられるものであってもよい。
これらの中でも、アクリル系単量体が好ましい。アクリル系単量体とは、(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸誘導体を意味する。
なお上記質量割合は、全単量体成分100質量%に対する質量割合である。
本発明におけるエマルションでは、これらの単量体から形成される単量体単位の相乗効果により、水系制振材において優れた加熱乾燥性と制振性とをより充分に発揮することが可能となる。
なお上記質量割合は、全単量体成分100質量%に対する質量割合である。
また、上記他の共重合可能なエチレン系不飽和単量体のうち、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−n−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−i−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等のアミド化合物の単量体成分中における含有割合は、全単量体成分100質量%に対して、40質量%以下であることが好ましい。より好ましくは、20質量%以下である。
すなわち、本発明において、単量体成分を乳化重合してなるエマルションの粒子を形成する単量体成分は、ブチルアクリレート及び/又は2−エチルヘキシルアクリレートを含んでなるものであることが好ましい。単量体成分がブチルアクリレート及び/又は2−エチルヘキシルアクリレートを含んでなるものであると、幅広い温度領域での制振性が向上する。
より好ましくは、単量体成分がブチルアクリレート及び2−エチルヘキシルアクリレートを含むことである。
上記単量体成分が2−エチルヘキシルアクリレートを含むものである場合、2−エチルヘキシルアクリレートの含有量は、アクリル共重合体を形成する単量体成分100質量%に対して、5〜55質量%であることが好ましい。より好ましくは、10〜50質量%である。
また、ブチルアクリレート及び2−エチルヘキシルアクリレートの両方を含むものである場合、ブチルアクリレート及び2−エチルヘキシルアクリレート合計の含有量は、アクリル共重合体を形成する単量体成分100質量%に対して、20〜70質量%であることが好ましい。より好ましくは、30〜60質量%である。
上記他のエマルション樹脂の使用割合としては、例えば、貯蔵弾性率等が特定されたエマルションと該エマルション樹脂との質量比(貯蔵弾性率等が特定されたエマルション/他のエマルション樹脂)が、100〜50/0〜50となるように設定することが好ましい。
乳化剤としては、上述したように、反応性乳化剤及び/又は特定の構造を有するアニオン性乳化剤を用いることが好ましいが、それら以外の乳化重合に通常使用されるアニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等の1種又は2種以上を使用することができる。
なお、上記コア部とシェル部とを有するエマルションを製造する場合、コア部を形成し、その後、シェル部を形成する単量体成分を加えてシェル部を形成する方法が好ましい。
上記界面活性剤の使用量としては、用いる界面活性剤の種類や単量体成分の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、エマルションを形成するのに用いられる単量体成分の総量100重量部に対して、0.3〜10重量部であることが好ましく、より好ましくは、0.5〜5重量部である。
上記保護コロイドの使用量としては、使用条件等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、エマルションを形成するのに用いられる単量体成分の総量100重量部に対して、5重量部以下であることが好ましく、より好ましくは3重量部以下である。
上記重合開始剤の使用量としては特に限定されず、重合開始剤の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、エマルションを形成するのに用いられる単量体成分の総量100重量部に対して、0.1〜2重量部であることが好ましく、より好ましくは、0.2〜1重量部である。
上記還元剤の使用量としては特に限定されず、例えば、エマルションを形成するのに用いられる単量体成分の総量100重量部に対して、0.05〜1重量部であることが好ましい。
また単量体成分や重合開始剤等の添加方法としては特に限定されず、例えば、一括添加法、連続添加法、多段添加法等の方法を適用することができる。また、これらの添加方法を適宜組み合わせてもよい。
なお、上記沸点は、常圧での沸点である。
上記制振材配合物としては、例えば、制振材配合物の総量100質量%に対し、固形分を50〜90質量%含有してなることが好ましい。より好ましくは、60〜90質量%であり、更に好ましくは、70〜90質量%である。また、制振材配合物のpHは、7〜11とすることが好ましい。より好ましくは、7〜9である。
上記制振材配合物における制振材用エマルションの配合量としては、例えば、制振材配合物の固形分100質量%に対し、制振材用エマルションの固形分が10〜60質量%となるように設定することが好ましい。より好ましくは、15〜55質量%である。
上記損失係数の測定方法としては、共周波数付近で測定する共振法が一般的であり、半値幅法、減衰率法、機械インピーダンス法がある。本発明の制振材配合物においては、制振材配合物から形成される被膜の損失係数として、次のように測定することが好適である。すなわち、制振材配合物を冷間圧延鋼板(SPCC・15幅×250長さ×厚み1.5mm)上に面密度4.0kg/m2の被膜で形成し、片持ち梁法(株式会社小野測機製損失係数測定システム)を用いた3dB法により測定することができる。
なお、上記他の成分は、例えば、バタフライミキサー、プラネタリーミキサー、スパイラルミキサー、ニーダー、ディゾルバー等を用いて、上記制振材用エマルション等と混合され得る。
上記充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、カオリン、シリカ、タルク、硫酸バリウム、アルミナ、酸化鉄、酸化チタン、ガラストーク、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、タルク、珪藻土、クレー等の無機質の充填剤;ガラスフレーク、マイカ等の鱗片状無機質充填剤;金属酸化物ウィスカー、ガラス繊維等の繊維状無機質充填剤等が挙げられる。無機質充填剤の配合量としては、制振材用エマルションの固形分100重量部に対し、50〜700重量部とすることが好ましい。より好ましくは、100〜550重量部である。
上記分散剤としては、例えば、ヘキサメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム等の無機質分散剤及びポリカルボン酸系分散剤等の有機質分散剤が挙げられる。
上記防錆顔料としては、例えば、リン酸金属塩、モリブデン酸金属塩、硼酸金属塩等が挙げられる。
上記消泡剤としては、例えば、シリコン系消泡剤等が挙げられる。
上記発泡剤の配合量としては、制振材用エマルション100重量部に対し、0.5〜5.0重量部とすることが好ましい。より好ましくは、1.0〜3.0重量部である。
上記無機顔料としては特に限定されず、例えば、上述した無機の着色剤や無機の防錆顔料等の1種又は2種以上を使用することができる。
上記無機顔料の配合量としては、制振材用エマルション100重量部に対し、50〜700重量部とすることが好ましい。より好ましくは、100〜550重量部である。
上記多価金属化合物の形態は特に限定されず、例えば、粉体、水分散体や乳化分散体等であってよい。中でも、制振材配合物中への分散性が向上することから、水分散体又は乳化分散体の形態で使用することが好ましく、より好ましくは乳化分散体の形態で使用することである。また、多価金属化合物の使用量は、制振材配合物中の固形分100重量部に対して、0.05〜5.0重量部とすることが好ましい。より好ましくは0.05〜3.5重量部である。
上記制振材配合物の塗布量は、用途や所望する性能等により適宜設定すればよいが、乾燥時の塗膜の膜厚が、0.5〜8.0mmとなるようにすることが好ましい。より好ましくは、3.0〜6.0mmである。
また、乾燥時(後)の塗膜の面密度が1.0〜7.0kg/m2となるように塗布することも好ましい。より好ましくは、2.0〜6.0kg/m2である。なお、本発明の制振材配合物を使用することにより、乾燥時に膨張やクラックが生じにくく、しかも傾斜面の塗料のずり落ちも発生しにくい塗膜を得ることが可能となる。
このように、乾燥時の塗膜の膜厚が、0.5〜8.0mmとなるように塗工し、乾燥する制振材配合物の塗工方法や、乾燥後の塗膜の面密度が2.0〜6.0kg/m2となるように塗工し、乾燥する制振材配合物の塗工方法もまた、本発明の好ましい実施形態のひとつである。また、上記制振材配合物の塗工方法によって得られた制振材もまた、本発明の好ましい実施形態のひとつである。
を発揮するとともに、機械的安定性にも優れ、制御性塗料の原料として、自動車の室内床下の他、鉄道車両、船舶、航空機、電気機器、建築構造物、建設機器等の各種用途に好適に用いることができる制振材用エマルションである。
<Tg>
各段で用いた単量体組成から、上述したFoxの式を用いて算出した。なお、全ての段で用いた単量体組成から算出したTgを「トータルTg」として記載した。
Foxの式により重合性単量体成分のガラス転移温度(Tg)を算出するのに使用したそれぞれのホモポリマーのTg値を下記に示した。
なお、架橋性モノマーを用いた場合、計算Tgは、その架橋性モノマーを除外して算出した。
スチレン(St):100℃
メチルメタクリレート(MMA):105℃
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA):−70℃
アクリル酸(AA):95℃
n−ブチルメタクリレート(n−BMA):20℃
ブチルアクリレート(BA):−56℃
得られた水性樹脂分散体約1gを秤量、熱風乾燥機で110℃×1時間乾燥した後、乾燥残量を不揮発分として、乾燥前質量に対する比率を質量%で表示した。
pHメーター(堀場製作所社製「F−23」)により25℃での値を測定した。
<粘度>
B型回転粘度計を用いて、25℃、20rpmの条件下で測定した。
熱勾配試験機の上に置いたガラス板上に0.2mmのアプリケーターで、得られた水性樹脂分散体を塗工、乾燥し、その塗膜にクラックの生じた温度を最低成膜温度(MFT)とした。
以下の測定条件下で、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定した。
測定機器:HLC−8120GPC(商品名、東ソー社製)
分子量カラム:TSK−GEL GMHXL−Lと、TSK−GELG5000HXL(いずれも東ソー社製)とを直列に接続して使用
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
検量線用標準物質:ポリスチレン(東ソー社製)
測定方法:測定対象物を固形分が約0.2質量%となるようにTHFに溶解し、フィルターにてろ過した物を測定サンプルとして分子量を測定した。
制振材配合物100gに純水30gを添加し、充分に攪拌・混合し、100メッシュ金網でろ過した後、その70gを用い、マーロン試験安定性試験機(熊谷理機工業社製)にて、機械安定性試験をおこなった。(JIS K6828:1996に準じる、台ばかり目盛り10Kg,円盤回転数1000min−1、回転時間5分、試験温度25℃)試験終了後、その制振材配合物を直ちに100メッシュ金網でろ過し、110℃オーブンで1時間乾燥させた。以下の式にて凝集率を算出し、評価を行った。
凝集率(%)=(乾燥後の金網の質量(g)−乾燥前の金網の質量(g))/70(g)×100
評価基準
◎:0.0001%未満
○:0.0001%以上0.001%未満
△:0.001%以上0.01%未満
×:0.01%以上0.1%未満
テフロン(登録商標)シート上に乾燥膜厚が0.1mmになる様に得られた制振材用エマルションを流延し、室温で30分養生後、90℃にて30分、130℃で30分間乾燥したフィルムを試験片とした。歪み制御方式による固体粘弾性測定装置RSA−III(TAインスツルメンツ社製)を用い、試料寸法5〜25mm、周波数1Hz、負荷歪み0.1%、昇温速度3℃/分、測定温度−40〜100℃で動的粘弾性の測定を行い、動的貯蔵弾性率(E*)、動的損失弾性率(E**)、及び、損失角正接の最大値(あるいは極大値:tanδmax)を求めた。
上記制振材配合物を冷間圧延鋼板(SPCC・15幅×250長さ×厚み1.5mm)上に3mmの厚みで塗布して150℃で30分間乾燥し、冷間圧延鋼板上に面密度4.0Kg/m2の制振材被膜を形成した。制振性の測定は、片持ち梁法(株式会社小野測機製損失係数測定システム)をもちいて、それぞれの温度(20℃〜60℃)における損失係数を共振法(3dB法)により測定した。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水339部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにスチレン635.0部、2−エチルヘキシルアクリレート350.0部、トリメチロールプロパントリメタクリレート5.0部、アクリル酸15.0部、t−ドデシルメルカプタン3.0部、予め20%水溶液に調整したニューコール707SF(商品名、ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル硫酸アンモニウム塩:日本乳化剤社製)180.0部及び脱イオン水164.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、5%過硫酸カリウム水溶液100部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液100部、及び、単量体乳化物を210分にわたって均一に滴下した。
得られた反応液を室温まで冷却後、2−ジメチルエタノールアミン16.7部を添加し、制振材用エマルション1を得た。得られた水性樹脂分散体の固形分、pH、粘度、MFT、重量平均分子量を上記の方法により測定した。また、使用した各重合性単量体の種類及び量を両段で使用した重合性単量体合計量に対する比率(重量部)で表1にまとめて示した。以下、実施例2〜11、及び、比較例1〜4についても同様に、表1〜3に示した。
実施例1における水性樹脂の組成を、表1、3に示す組成にした以外は、実施例1と同様にして制振材用エマルション2、比較用制振材用エマルション1、5〜7を得た。
なお、比較用制振材用エマルション1については、エマルションの重合安定性が悪いため、水性樹脂分散体が得られず、表1〜3に記載の各種特数値の測定ができなかった。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水339部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにスチレン100.0部、2−エチルヘキシルアクリレート80.0部、ブチルアクリレート130.0部、メチルメタクリレート150.0部、アクリル酸5.0部、メタクリル酸30.0部、t−ドデシルメルカプタン2.0部、予め20%水溶液に調整したラテムルWX(商品名、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸エステル塩:花王社製)72.0部および脱イオン水66.0部からなる一段目の単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、5%過硫酸カリウム水溶液40部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部、及び、単量体乳化物を90分にわたって均一に滴下し、一段目の重合を終了した。
引き続いて2−エチルヘキシルアクリレート100.0部、スチレン100.0部、ブチルアクリレート175.0部、メチルメタクリレート120.0部、アクリル酸10.0部、t−ドデシルメルカプタン2.0部、予め20%水溶液に調整したニューコール707SN(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩:日本乳化剤社製)108.0部及び脱イオン水98.0部からなる二段目の単量体乳化物を80℃で120分にわたって均一に滴下した。同時に5%過硫酸カリウム水溶液60部及び2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液60部を120分かけて均一に滴下し、滴下終了後60分同温度を維持し、二段目の重合を終了した。
得られた反応液を室温まで冷却後、2−ジメチルエタノールアミン16.7部添加し、制振材用エマルション3を得た。
実施例3における水性樹脂の組成を、表1〜3に示す組成にした以外は、実施例3と同様にして制振材用エマルション4〜9、12、及び、比較用制振材用エマルション2〜4を得た。
実施例9において得られた水性樹脂分散体にエポクロスWS−500を105部加え、制振材用エマルションを得た。
実施例1における水性樹脂の組成を、表2に示す組成にした以外は、実施例1と同様にして制振材用エマルション11を得た。
実施例1〜12、及び、比較例1〜7で得られた制振材用エマルションを下記の通り配合し、制振材配合物として機械安定性、及び、制振性を評価した。結果を表1〜3に示す。
アクリル共重合エマルション 359部
炭酸カルシウム NN#200*1 620部
分散剤アクアリックDL−40S*2 6部
増粘剤アクリセットWR−650*3 4部
消泡剤 ノプコ8034L*4 1部
発泡剤 F−30*5 6部
*1:日東粉化工業株式会社製 充填剤
*2:株式会社日本触媒製 ポリカルボン酸型高分子分散剤(有効成分44%)
*3:株式会社日本触媒製 アルカリ可溶性のアクリル系増粘剤(有効成分30%)
*4:サンノプコ株式会社製 消泡剤(主成分:疎水性シリコーン+鉱物油)
*5:松本油脂社製 発泡剤
表1〜3において、乳化剤A〜Fは、以下のものを表す。
A:ニューコール707SF [商品名、ポリオキシエチレン多環フェニルエーテル硫酸アンモニウム塩:日本乳化剤社製]
B:ABEX−26S [商品名、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩:ローディア日華社製]
C:ラテムルWX [商品名、ポリオキシエチレンオレイルエーテル硫酸エステル塩:花王社製]
D:エマルゲン1118S [商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(エチレンオキサイド18モル付加):花王社製]
E:アデカリアソープSR−10 [商品名、アリルオキシメチルアルコキシエチルポリオキシエチレンの硫酸エステル塩:ADEKA社製]
Claims (2)
- 単量体成分を乳化重合してなるエマルションを含む制振材用エマルションであって、
該エマルションは、貯蔵弾性率が20℃で5.0×107〜8.0×108Pa、50℃で1.0×105〜5.0×106Paであり、
損失弾性率が20℃で4.0×107〜4.0×108Pa、50℃で1.0×105〜7.0×106Paであって、
20〜50℃の温度範囲に、1.3以上の損失角正接の最大ピークを有し、
該エマルションを用いた制振剤配合物にJIS K6828:1996の機械安定性試験をおこなった後の凝集率が0.01以下である
ことを特徴とする制振材用エマルション。 - 前記エマルションは、最低造膜温度が30℃以下であることを特徴とする請求項1に記載の制振材用エマルション。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007286384A JP5485503B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-11-02 | 制振材用エマルション |
PCT/JP2008/069970 WO2009057786A1 (ja) | 2007-11-02 | 2008-10-31 | 制振材用エマルション |
US12/262,870 US20090286933A1 (en) | 2007-11-02 | 2008-10-31 | Emulsion for vibrating damping materials |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210316 | 2007-08-10 | ||
JP2007210316 | 2007-08-10 | ||
JP2007286384A JP5485503B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-11-02 | 制振材用エマルション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009062507A true JP2009062507A (ja) | 2009-03-26 |
JP5485503B2 JP5485503B2 (ja) | 2014-05-07 |
Family
ID=40557383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007286384A Active JP5485503B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-11-02 | 制振材用エマルション |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090286933A1 (ja) |
JP (1) | JP5485503B2 (ja) |
WO (1) | WO2009057786A1 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013112806A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Hideyuki Kuwayama | 耐水性クリーム状乃至ホイップ状造形材料 |
JP2013535537A (ja) * | 2010-07-22 | 2013-09-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 保護コロイドで安定化したエマルション重合体を有する減音材 |
KR20140017589A (ko) * | 2011-04-11 | 2014-02-11 | 스미또모 세이까 가부시키가이샤 | 클로로술폰화폴리에틸렌 라텍스 |
JP2015063651A (ja) * | 2013-02-15 | 2015-04-09 | 株式会社日本触媒 | 制振材用エマルション組成物 |
KR20170039171A (ko) * | 2014-07-23 | 2017-04-10 | 헨켈 아이피 앤드 홀딩 게엠베하 | 팽창성 코팅 조성물 및 그의 용도 |
JP2017088850A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | インク、インク収容容器、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及び記録物 |
KR101781813B1 (ko) | 2017-01-04 | 2017-09-26 | 한화케미칼 주식회사 | 에멀젼 입자, 이를 포함하는 에멀젼 및 에멀젼의 제조 방법 |
KR102058879B1 (ko) * | 2019-04-09 | 2019-12-24 | (주)노루페인트 | 도료 조성물 |
US11413851B2 (en) * | 2017-07-24 | 2022-08-16 | Saint-Gobain Glass France | Hybrid polymer for visco-elastic plastic spacer |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4260200B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2009-04-30 | アイシン化工株式会社 | エマルジョン系塗布型制振塗料 |
US8623463B2 (en) * | 2010-07-22 | 2014-01-07 | Basf Se | Sound deadener composition with emulsion polymer stabilized by protective colloids |
KR101402285B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2014-06-02 | 금호석유화학 주식회사 | 반응성 유화제를 이용한 스티렌-부타디엔 공중합체의 제조방법 및 그에 의해 제조된 스티렌-부타디엔 공중합체 |
JP2012144632A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Lintec Corp | 印刷用水分散型コート剤及び印刷用フィルム |
US10513619B2 (en) * | 2015-11-11 | 2019-12-24 | Ricoh Company, Ltd. | Ink, ink container, inkjet recording method, inkjet recording device, and recorded matter |
US11847997B2 (en) | 2016-11-30 | 2023-12-19 | Basf Se | Aqueous polymer emulsions for sound damping applications |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001152028A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-05 | Cemedine Co Ltd | 水系制振材組成物 |
JP2004115665A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Nippon Shokubai Co Ltd | 水系制振材用エマルション |
JP2004277603A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Nippon Shokubai Co Ltd | 制振材用エマルション |
JP2006335938A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性アクリルエマルション、発泡性制振性塗料及び制振体 |
WO2007023821A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 制振材用エマルション |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1253176A3 (en) * | 2001-04-17 | 2003-05-21 | Masao Sumita | Coating composition for vibration damping, and method for producing the same |
JP2008133357A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Dic Corp | 制振材用重合体水性分散液、制振材用塗料及び制振材 |
-
2007
- 2007-11-02 JP JP2007286384A patent/JP5485503B2/ja active Active
-
2008
- 2008-10-31 WO PCT/JP2008/069970 patent/WO2009057786A1/ja active Application Filing
- 2008-10-31 US US12/262,870 patent/US20090286933A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001152028A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-05 | Cemedine Co Ltd | 水系制振材組成物 |
JP2004115665A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Nippon Shokubai Co Ltd | 水系制振材用エマルション |
JP2004277603A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Nippon Shokubai Co Ltd | 制振材用エマルション |
JP2006335938A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性アクリルエマルション、発泡性制振性塗料及び制振体 |
WO2007023821A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 制振材用エマルション |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013535537A (ja) * | 2010-07-22 | 2013-09-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 保護コロイドで安定化したエマルション重合体を有する減音材 |
KR101894118B1 (ko) | 2011-04-11 | 2018-08-31 | 스미또모 세이까 가부시키가이샤 | 클로로술폰화폴리에틸렌 라텍스 |
KR20140017589A (ko) * | 2011-04-11 | 2014-02-11 | 스미또모 세이까 가부시키가이샤 | 클로로술폰화폴리에틸렌 라텍스 |
JP2013112806A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Hideyuki Kuwayama | 耐水性クリーム状乃至ホイップ状造形材料 |
JP2015063651A (ja) * | 2013-02-15 | 2015-04-09 | 株式会社日本触媒 | 制振材用エマルション組成物 |
KR20170039171A (ko) * | 2014-07-23 | 2017-04-10 | 헨켈 아이피 앤드 홀딩 게엠베하 | 팽창성 코팅 조성물 및 그의 용도 |
KR102522306B1 (ko) | 2014-07-23 | 2023-04-18 | 헨켈 아게 운트 코. 카게아아 | 팽창성 코팅 조성물 및 그의 용도 |
JP2017088850A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | インク、インク収容容器、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、及び記録物 |
KR101781813B1 (ko) | 2017-01-04 | 2017-09-26 | 한화케미칼 주식회사 | 에멀젼 입자, 이를 포함하는 에멀젼 및 에멀젼의 제조 방법 |
US11046821B2 (en) | 2017-01-04 | 2021-06-29 | Hanwha Chemical Corporation | Emulsion particle, emulsion comprising same, method for manufacturing emulsion |
WO2018128336A1 (ko) * | 2017-01-04 | 2018-07-12 | 한화케미칼 주식회사 | 에멀젼 입자, 이를 포함하는 에멀젼 및 에멀젼의 제조 방법 |
US11413851B2 (en) * | 2017-07-24 | 2022-08-16 | Saint-Gobain Glass France | Hybrid polymer for visco-elastic plastic spacer |
KR102058879B1 (ko) * | 2019-04-09 | 2019-12-24 | (주)노루페인트 | 도료 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090286933A1 (en) | 2009-11-19 |
WO2009057786A1 (ja) | 2009-05-07 |
JP5485503B2 (ja) | 2014-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5485503B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5660779B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5030778B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5030780B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5172458B2 (ja) | 制振材用エマルション組成物 | |
JP2010106168A (ja) | 制振材用エマルション及び制振材配合物 | |
WO2009139314A1 (ja) | 制振材用エマルション組成物 | |
US9626952B2 (en) | Emulsion composition for vibration damping materials | |
JP5685001B2 (ja) | 制振材用エマルション及び制振材配合物 | |
JP5260187B2 (ja) | 制振材用エマルション組成物及び制振材配合物 | |
JP5815233B2 (ja) | 制振材用エマルション樹脂組成物及び制振材 | |
JP5284914B2 (ja) | 制振材用樹脂組成物 | |
JP2009270064A (ja) | 制振材用エマルション組成物 | |
JP6247347B2 (ja) | 制振材用エマルション及び制振材配合物 | |
JP5685002B2 (ja) | 制振材用エマルション及び制振材組成物 | |
JP5770432B2 (ja) | 加熱乾燥用エマルション組成物、その製造方法及び制振材組成物 | |
JP2014177626A (ja) | 振動減衰材用樹脂組成物 | |
JP5977123B2 (ja) | 制振材 | |
JP2015034275A (ja) | 振動減衰材用樹脂組成物 | |
WO2014126212A1 (ja) | 制振材用エマルション組成物 | |
JP2012126774A (ja) | 加熱乾燥用樹脂組成物及び加熱乾燥塗膜 | |
JP2013199622A (ja) | 加熱乾燥用エマルション組成物 | |
JP5937350B2 (ja) | 制振材用樹脂 | |
WO2014126159A1 (ja) | 振動減衰材用樹脂組成物 | |
JP2015063651A (ja) | 制振材用エマルション組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100913 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5485503 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |