JP2009061247A - 予作動式スプリンクラー設備 - Google Patents

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竜一 宮下
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英章 佐々木
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Abstract

【課題】乾式と湿式の各タイプの設備の利点を兼ね備えた予作動式スプリンクラー設備を得る。
【解決手段】一次配管3の途中に接続された主弁5と、一次配管3の先端に接続された開放弁15と、開放弁15に接続された二次配管9と、二次配管9の先端に接続される閉鎖型のスプリンクラーヘッド12と、火災感知器13と、二次配管9内に加圧空気を供給する加圧空気配管10と、二次配管9内の加圧空気の圧力を検出する圧力検出器11と、火災感知器13からの火災信号又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号を出力する制御機14とを備え、主弁5と開放弁15との間の一次配管3を内部に消火水が充填される湿式の配管とし、二次配管9を内部に加圧空気が充填される乾式の配管とし、開放弁15を消火水供給開始信号で開放するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、予作動式スプリンクラー設備に関するものである。
この種のスプリンクラー設備としては、主弁からスプリンクラーヘッドのところの配管まで消火水が充填されていずに加圧空気が充填されている乾式タイプのもの(例えば、特許文献1参照。)と、消火ポンプの吐出側に設けられた主弁からスプリンクラーヘッドのところの配管まで消火水が充填されている湿式タイプのもの(例えば、特許文献2参照。)とがある。
図4は従来の乾式タイプの予作動式スプリンクラー設備の構成の一例を示したものである。この乾式タイプの予作動式スプリンクラー設備は、図示しない貯水タンクの近くに、この貯水タンク内の消火水を汲み上げる消火ポンプ1が設置されている。また、消火ポンプ1の近くに加圧空気を形成するエアコンプレッサ2が設置されている。消火ポンプ1の吐出側には一次配管3と弁4を介して複合弁構造である予作動式アラーム弁よりなる主弁5が接続されている。主弁5には流水を検知する圧力検出器6が接続されている。主弁5には、主弁5を開作動させる駆動部7が接続されている。また、主弁5の二次側には、弁8を有する乾式の二次配管9が接続されている。乾式の二次配管9の主弁5の近くには、この二次配管9内に加圧空気をエアコンプレッサ2から供給する加圧空気配管10が接続され、またこの二次配管9にはその内部の空気圧を検出する圧力検出器11が接続されている。
二次配管9の先端には、複数の閉鎖型のスプリンクラーヘッド12が接続されている。各スプリンクラーヘッド12は、図示しない建物における所要の箇所の天井に設置されている。各スプリンクラーヘッド12の近くの天井には、火災感知器13がそれぞれに設置されている。圧力検出器11と火災感知器13とは、制御機14にそれぞれ接続されている。制御機14からは、火災感知器13からの火災信号を受けたとき、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を共に受けたときに二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号、すなわち弁開放信号が主弁5に供給されるようになっている。
このような予作動式スプリンクラー設備では、通常はエアコンプレッサ2からの加圧空気が二次配管9内に供給されていて、二次配管9内は乾式になっている。
そして火災が発生すると、これを検知した火災感知器13から火災信号が制御機14に送信され、また火災の熱でスプリンクラーヘッド12が開放状態になると、二次配管9内の加圧空気が放出されて二次配管9内の圧力が低下し、この二次配管9内の圧力の低下を検知した圧力検出器11から圧力低下信号が制御機14に送信される。
制御機14は、火災感知器13からの火災信号を受けたとき、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を共に受けたときに、二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号、すなわち弁開放信号を主弁5に送信し、これにより主弁5が開放され、消火水が供給されてスプリンクラーヘッド12から放出される。
乾式タイプの利点は、平時に誤ってスプリンクラーヘッド12に物が当たるなどして破損されても、スプリンクラーヘッド12から消火水の放出がなされないことである。
一方、湿式タイプの予作動式スプリンクラー設備(図示せず)は、主弁からスプリンクラーヘッドのところの配管まで消火水が充填されており、火災の熱でスプリンクラーヘッドが開放状態になるとスプリンクラーヘッドから消火水を放出するように構成されている。
湿式タイプの利点は、主弁からスプリンクラーヘッドのところの配管まで消火水が充填されているので、配管内に溶接箇所があっても配管内の水の存在により溶接箇所が空気と接触しないので錆びが発生し難いことになるので、配管の接続を溶接といった簡単な作業で安価に行うことができる。また、スプリンクラーヘッドのところの配管まで消火水が充填されているので、火災発生時にスプリンクラーヘッドから瞬時に消火水を放出することができ、初期段階で消火が可能となり、火災の拡大を防止することができることである。
特開平06−86837号公報 特開平11−76450号公報
しかしながら、乾式タイプの予作動式スプリンクラー設備は、主弁5からスプリンクラーヘッド12のところの二次配管9まで消火水が充填されていずに加圧空気が充填されているので、この二次配管9を構成するための配管の接続を溶接で行うと溶接箇所の錆止めができない場合があるので、フランジ等を用いた継ぎ手接続となり、接続作業が面倒でコスト高となる問題点がある。また、主弁5の構造にあっては、消火水と加圧空気の流通・遮断とそれぞれの制御を行う配管系統と流水検知機能を備えた複合弁構造となっており、非常にコスト高となる問題点がある。さらに、乾式タイプの配管では、スプリンクラーヘッド12に繋がる二次配管9に加圧空気が充填されているので、火災発生時にスプリンクラーヘッド12から直ぐに消火水の放出が行われず時間がかかり、このため消火水の放出までの間に火災が拡大してしまうおそれがあるといった問題点がある。乾式タイプの予作動式スプリンクラー設備で、火災発生時にスプリンクラーヘッド12から短時間に消火水の放出を行おうとすると、前記複合弁構造の主弁5をスプリンクラーヘッド12の近くに設置すればよいが、このようにすると建物の各箇所のスプリンクラーヘッド12の近くの箇所にそれぞれ複合弁構造の主弁5を設置しなければならず、益々コスト高となる問題点がある。
一方、湿式タイプの予作動式スプリンクラー設備は、スプリンクラーヘッドのところまでの配管に消火水が充填されているので、スプリンクラーヘッドが火災以外の何らかの原因で破損されると消火水が放出されてしまう問題点がある。
本発明の目的は、乾式と湿式の各タイプの予作動式スプリンクラー設備の欠点を排除して、利点を兼ね備えた予作動式スプリンクラー設備を提供することにある。
前記目的を達成する本発明の構成を説明すると、請求項1に記載の発明は、消火ポンプと、その吐出側の一次配管の途中に接続された流水検知機能を備えた主弁と、前記一次配管の先端に接続された開放弁と、開放弁に接続された二次配管と、前記二次配管の先端に接続される閉鎖型のスプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドの設置箇所の周辺に設置された火災感知器と、前記二次配管に接続され前記二次配管内に加圧空気を供給する加圧空気配管と、前記二次配管内の前記加圧空気の圧力を検出する圧力検出器と、前記火災感知器からの火災信号又は前記火災感知器からの火災信号及び前記圧力検出器からの圧力低下信号を受けたとき前記二次配管に消火水を供給する消火水供給開始信号を出力する制御機とを備え、前記主弁と前記開放弁との間の前記一次配管は内部に消火水が充填される湿式の配管となり、前記二次配管は内部に前記加圧空気が充填される乾式の配管となり、前記開放弁は前記消火水供給開始信号で開放されるようになっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記開放弁は前記スプリンクラーヘッドに近い位置で前記二次配管と接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記開放弁は水圧で作動するものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記開放弁は空気圧で作動するものであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記開放弁は電気で作動するものであることを特徴とする。
請求項1に記載の予作動式スプリンクラー設備によれば、消火ポンプと、その吐出側の一次配管の途中に接続された流水検知機能を備えた主弁と、前記一次配管の先端に接続された開放弁と、開放弁に接続された二次配管と、前記二次配管の先端に接続される閉鎖型のスプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドの設置箇所の周辺に設置された火災感知器と、前記二次配管に接続され前記二次配管内に加圧空気を供給する加圧空気配管と、前記二次配管内の前記加圧空気の圧力を検出する圧力検出器と、前記火災感知器からの火災信号又は前記火災感知器からの火災信号及び前記圧力検出器からの圧力低下信号を受けたとき前記二次配管に消火水を供給する消火水供給開始信号を出力する制御機とを備え、前記主弁と前記開放弁との間の前記一次配管は内部に消火水が充填される湿式の配管となり、前記二次配管は内部に前記加圧空気が充填される乾式の配管となり、前記開放弁は前記消火水供給開始信号で開放されるようになっているので、スプリンクラーヘッドが火災以外の何らかの原因で破損されても消火水が放出されてしまうことはない。
また、消火ポンプの吐出側の一次配管の途中に接続された主弁及び前記一次配管の先端に接続された開放弁は、従来の複合弁構造の主弁に比べ遙かに低コストで得ることができる。これにより設備全体のコストダウンを図ることができるとともに、開放弁をスプリンクラーヘッドの近くに設置することがコスト上の障害とならず、開放弁をスプリンクラーヘッドの近くに設置することにより、湿式の配管となり溶接による接続が可能な一次配管を長く、そして乾式の配管となり溶接による接続に不向きな二次配管を短くできるので、配管の接続作業が容易となり、これによってもコストダウンを図ることができるものとなる。
更に、開放弁をスプリンクラーヘッドの近くに設置することにより二次配管が短くできるので、火災発生時に従来の乾式のタイプのもに比べ遙かに短時間でスプリンクラーヘッドから消火水を放出することができ、初期段階で消火が可能となり、火災の拡大を防止することができる。
請求項2に記載の予作動式スプリンクラー設備によれば、請求項1に記載の、前記開放弁は前記スプリンクラーヘッドに近い位置で前記二次配管と接続されているので、湿式の配管となり溶接による接続が可能な一次配管が長く、そして乾式の配管となり溶接による接続に不向きな二次配管が短くなり、配管の接続作業が容易となり、これによってもコストダウンを図ることができるものとなる。また、開放弁がスプリンクラーヘッドの近い位置で二次配管と接続されているので二次配管が短く、火災発生時に従来の乾式のタイプのものに比べ遙かに短時間でスプリンクラーヘッドから消火水を放出することができ、初期段階で消火が可能となり、火災の拡大を防止することができる。
請求項3に記載の予作動式スプリンクラー設備によれば、請求項1または2に記載の、前記開放弁は水圧で作動するものであるので、前記開放弁の開放を容易に且つ確実に制御することができる。
請求項4に記載の予作動式スプリンクラー設備によれば、請求項1または2に記載の、前記開放弁は空気圧で作動するものであるので、前記開放弁の開放を容易に且つ確実に制御することができる。
請求項5に記載の予作動式スプリンクラー設備によれば、請求項1または2に記載の、前記開放弁は電気で作動するものであるので、前記開放弁の開放を容易に且つ確実に制御することができる。
以下、本発明に係る予作動式スプリンクラー設備を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例を用いて詳細に説明する。なお、前述した従来例と対応する部分には、同一符号をつけて示している。
図1は本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第1実施例を示す系統図である。この予作動式スプリンクラー設備では、消火ポンプ1の吐出側の一次配管3の途中に弁4を介して圧力検出器6を備えた主弁5が接続されている。主弁5は流水を検知すると開弁し消火ポンプ1を起動させるようになっている。主弁5として湿式アラーム弁が用いられている。一次配管3の先端には開放弁15が接続されている。本例の開放弁15は水圧で作動する開放弁15が使用されている。この開放弁15には二次配管9が接続され、二次配管9の先端には閉鎖型のスプリンクラーヘッド12が接続されている。本例では、一次配管3の先端に接続される開放弁15は、スプリンクラーヘッド12に近い位置に配置され二次配管9と接続している。
一次配管3は、内部に消火水が充填される湿式の配管となっており、また、開放弁15とスプリンクラーヘッド12との間の二次配管9は、内部に加圧空気が充填される乾式の配管となっている。本例では、二次配管9内に空気の代替として窒素ガスが加圧充填されている。二次配管9には、開放弁15の近くでエアコンプレッサ2に一端が接続されている加圧空気配管10が逆止弁16を介して接続され、加圧空気が二次配管9内に供給されるようになっている。開放弁15の一次配管3側と二次配管9側には弁17,18が設けられている。
また、スプリンクラーヘッド12の設置箇所の周辺には火災感知器13が設置され、また、二次配管9内の加圧空気の圧力を検出する圧力検出器11が備えられ、そして火災感知器13からの火災信号又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき二次配管に消火水を供給する消火水供給開始信号を出力する制御機14が備えられている。
制御機14による開放弁15の制御は、本例では次のよう構成となっている。本例の開放弁15は水圧で制御されるものであり、開放弁15に配管19が接続されている。配管19の途中にはモータ20を備えた弁21が接続されている。そして、制御機14が火災感知器13からの火災信号又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき、制御機14から消火水供給開始信号、すなわち開放弁15を開放する弁開放信号をモータ20に送信し、モータ20を駆動して弁21を開くようになっている。そして弁21が開くことにより配管19を介して水圧が開放弁15に掛かり開放弁15が開くように制御される。
このように構成された予作動式スプリンクラー設備では、火災が発生すると、これを検知した火災感知器13から火災信号が制御機14に送信され、また火災の熱でスプリンクラーヘッド12が開放状態になると、二次配管9内の加圧空気が放出されて二次配管9内の圧力が低下し、この二次配管9内の圧力の低下を検知した圧力検出器11から圧力低下信号が制御機14に送信される。制御機14は、火災感知器13からの火災信号を受けたとき、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を共に受けたときに、二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号、すなわち弁開放信号をモータ20に送信し、モータ20を駆動して弁21を開く。
弁21が開くことにより配管19を介して水圧が開放弁15に掛かって開放弁15が開き、一次配管3内の消火水が二次配管9内に流れスプリンクラーヘッド12から放出される。そして、一次配管3内の消火水の流れを圧力検出器6で検知した主弁5が開弁するとともに消火ポンプ1を起動させ、消火水を供給する。
また、このように構成された予作動式スプリンクラー設備にあっては、二次配管9は内部に加圧空気が充填される乾式の配管となり、開放弁15は消火水供給開始信号で開放されるようになっているので、スプリンクラーヘッド12が火災以外の何らかの原因で破損されても消火水が放出されてしまうことはない。
また、一次配管3の途中に接続された主弁5及び一次配管3の先端に接続された開放弁15は、従来の複合弁構造の主弁に比べ遙かに低コストで得ることができる。これにより設備全体のコストダウンを図ることができるとともに、開放弁15をスプリンクラーヘッド12の近くに設置することがコスト上の障害とならなくなり、開放弁15をスプリンクラーヘッド12の近くに設置することにより、湿式の配管となり溶接による接続が可能な一次配管3を長く、そして乾式の配管となり溶接による接続に不向きな二次配管9を短くできるので、配管の接続作業が容易となり、これによってもコストダウンを図ることができるものとなる。
更に、開放弁15をスプリンクラーヘッド12の近くに設置することにより二次配管9が短くできるので、火災発生時に従来の乾式のタイプのものに比べ遙かに短時間でスプリンクラーヘッド12から消火水を放出することができ、初期段階で消火が可能となり、火災の拡大を防止することができる。
図2は本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第2実施例を示す系統図である。この予作動式スプリンクラー設備は、第1実施例と基本構成を同じくするものであり、第1実施例と同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本例では、一次配管3の先端に接続された開放弁15は空気圧で作動する開放弁15が使用されている。制御機14による開放弁15の制御は、本例では次のような構成となっている。
開放弁15にモータ22を備えた弁23を有する配管24が接続されている。そして、制御機14が火災感知器13からの火災信号又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき、制御機14から消火水供給開始信号、すなわち開放弁15を開放する弁開放信号をモータ22に送信し、モータ22を駆動して弁23を開くようになっている。
配管24にはエアコンプレッサ2に一端が接続されている加圧空気配管10の分岐管10aが逆止弁25を介して接続され、開放弁15と弁23との間の配管24内に加圧空気が供給され、開放弁15が常に空気圧を受けた状態にある。そして、制御機14が火災感知器13からの火災信号又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき、制御機14から消火水供給開始信号、すなわち開放弁15を開放する弁開放信号をモータ22に送信し、モータ22を駆動して弁23を開くようになっている。そして弁23が開くことにより配管24から空気が放出され開放弁15が空気圧から開放されることにより開放弁15が開くように制御される。
その他の構成は第1実施例と同様なので、第1実施例を援用し、その説明を省略する。
このように構成された予作動式スプリンクラー設備では、火災が発生すると、これを検知した火災感知器13から火災信号が制御機14に送信され、また火災の熱でスプリンクラーヘッド12が開放状態になると、二次配管9内の加圧空気が放出されて二次配管9内の圧力が低下し、この二次配管9内の圧力の低下を検知した圧力検出器11から圧力低下信号が制御機14に送信される。制御機14は、火災感知器13からの火災信号を受けたとき、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を共に受けたときに、二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号、すなわち弁開放信号をモータ22に送信し、モータ22を駆動して弁23を開く。
弁23が開くことにより配管24内の加圧空気が放出され、開放弁15が空気圧から開放されることにより開放弁15が開き、一次配管3内の消火水が二次配管9内に流れスプリンクラーヘッド12から放出される。そして、一次配管3内の消火水の流れを検知した主弁5が開弁するとともに消火ポンプ1を起動させ、消火水を供給する。
その他の作用効果は第1実施例と同様なので、第1実施例を援用し、その説明を省略する。
図3は本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第3実施例を示す系統図である。この予作動式スプリンクラー設備は、第1実施例と基本構成を同じくするものであり、第1実施例と同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本例では、一次配管3の先端に接続された開放弁15は電気で作動する開放弁15が使用されている。制御機14による開放弁15の制御は、本例では次のよう構成となっている。
開放弁15はモータ26を備えた電動弁なっており、制御機14が火災感知器13からの火災信号、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を受けたとき、制御機14から消火水供給開始信号、すなわち開放弁15を開放する弁開放信号をモータ26に送信し、モータ26を駆動して開放弁15が開くように制御される。
なお、本例では開放弁15はモータ26を備えた電動弁なっているが電磁弁であってもよい。
その他の構成は第1実施例と同様なので、第1実施例を援用し、その説明を省略する。
このように構成された予作動式スプリンクラー設備では、火災が発生すると、これを検知した火災感知器13から火災信号が制御機14に送信され、また火災の熱でスプリンクラーヘッド12が開放状態になると、二次配管9内の加圧空気が放出されて二次配管9内の圧力が低下し、この二次配管9内の圧力の低下を検知した圧力検出器11から圧力低下信号が制御機14に送信される。制御機14は、火災感知器13からの火災信号を受けたとき、又は火災感知器13からの火災信号及び圧力検出器11からの圧力低下信号を共に受けたときに、二次配管9に消火水を供給する消火水供給開始信号、すなわち弁開放信号をモータ26に送信し、モータ26を駆動して開放弁15を開く。開放弁15が開くと一次配管3内の消火水が二次配管9内に流れスプリンクラーヘッド12から放出される。そして、一次配管3内の消火水の流れを検知した主弁5が開弁するとともに消火ポンプ1を起動させ、消火水を供給する。
その他の作用効果は第1実施例と同様なので、第1実施例を援用し、その説明を省略する。
本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第1実施例を示す系統図である。 本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第2実施例を示す系統図である。 本発明に係る予作動式スプリンクラー設備の第3実施例を示す系統図である。 従来の予作動式スプリンクラー設備を示す系統図である。
符号の説明
1 消火ポンプ
2 エアコンプレッサ
3 一次配管
4 弁
5 主弁
6 圧力検出器
7 駆動部
8 弁
9 二次配管
10 加圧空気配管
11 圧力検出器
12 スプリンクラーヘッド
13 火災感知器
14 制御機
15 開放弁
16 逆止弁
17,18 弁
19 配管
20 モータ
21 弁
22 モータ
23 弁
24 配管
25 逆止弁
26 モータ

Claims (5)

  1. 消火ポンプと、その吐出側の一次配管の途中に接続された流水検知機能を備えた主弁と、前記一次配管の先端に接続された開放弁と、開放弁に接続された二次配管と、前記二次配管の先端に接続される閉鎖型のスプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドの設置箇所の周辺に設置された火災感知器と、前記二次配管に接続され前記二次配管内に加圧空気を供給する加圧空気配管と、前記二次配管内の前記加圧空気の圧力を検出する圧力検出器と、前記火災感知器からの火災信号又は前記火災感知器からの火災信号及び前記圧力検出器からの圧力低下信号を受けたとき前記二次配管に消火水を供給する消火水供給開始信号を出力する制御機とを備え、
    前記主弁と前記開放弁との間の前記一次配管は内部に消火水が充填される湿式の配管となり、前記二次配管は内部に前記加圧空気が充填される乾式の配管となり、前記開放弁は前記消火水供給開始信号で開放されるようになっていることを特徴とする予作動式スプリンクラー設備。
  2. 前記開放弁は前記スプリンクラーヘッドに近い位置で前記二次配管と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の予作動式スプリンクラー設備。
  3. 前記開放弁は水圧で作動するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の予作動式スプリンクラー設備。
  4. 前記開放弁は空気圧で作動するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の予作動式スプリンクラー設備。
  5. 前記開放弁は電気で作動するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の予作動式スプリンクラー設備。
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