JPH10192440A - スプリンクラ消火設備 - Google Patents
スプリンクラ消火設備Info
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- JPH10192440A JPH10192440A JP502397A JP502397A JPH10192440A JP H10192440 A JPH10192440 A JP H10192440A JP 502397 A JP502397 A JP 502397A JP 502397 A JP502397 A JP 502397A JP H10192440 A JPH10192440 A JP H10192440A
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Abstract
め、スプリンクラヘッドへ調圧された放水圧を安定的に
供給する。 【解決手段】 建物の各階に複数のスプリンクラヘッド
5が設けられるとともにスプリンクラヘッド5の放水圧
を所定範囲内に調圧する自動警報装置31〜33が必要
数設けられて消火ポンプ12により消火用水を加圧供給
するスプリンクラ消火設備である。消火ポンプ12の駆
動モータ16の回転速度を、動作階の自動警報装置31
〜33の一次圧が調圧可能な所定範囲内の値に制御する
制御手段を備えている。そして、消火ポンプ12の供給
する一次圧を制御することにより、調圧機能として広い
範囲の一次圧に対する必要がなく、スプリンクラヘッド
5からの放水圧の調整を簡便に行うことができる。
Description
クラヘッドから確実に消火に適した散水が行えるスプリ
ンクラ消火設備に関する。
スプリンクラヘッドに加圧送水する消火ポンプは、建物
の最上階のヘッドから例えば1分あたり1キロ(1平方
センチ当り1Kgf)の圧力で80リットルの放水を、
同時に30個が放水可能になるように設計されている。
通常、消火ポンプは建物の地上階以下の低い位置に設け
られ、建物内を縦方向に貫通するように設けられた給水
本管を利用して、各フロアに消火用水を供給している。
−236972号公報に開示されているように、スプリ
ンクラヘッドから消火用水を放水するときに、散水水滴
の直径が1.5〜2.0mmのものが消火効率がよく、
かかる水滴の割合を多くするには放水圧が0.5〜4.
5キロの範囲の低い圧力で放水するのが効果的である。
そして、本件出願人は、水を有効に使用する極めて合理
的なニュースプリンクラシステムを具体化している。こ
のシステムは、従来のスプリンクラヘッドより火災検出
速度の速い速動型ヘッドを用いるとともに、各フロアの
地区弁装置には充水予作動式調圧型流水検知装置(自動
警報装置)として調圧弁を用いて、常時その調圧弁の二
次側を所定圧に調圧して速動型ヘッドの放水圧を消火に
適した圧力で散水させ、放水量の少量化および同時開放
個数の縮小化を可能としている。
に所定圧の消火用水を供給するため、低い部分には最上
階での所定圧に水頭に基づく高圧がかかり、各フロアの
調圧弁のみでスプリンクラヘッドの放水圧を所定圧にす
るには、調圧する一次圧の範囲を非常に広く設定する必
要がある。
口度合に依存するとき、一次圧の範囲を広くするために
は、微小な隙間程度の開口で安定した調圧動作を行う必
要がある。このように、微小な開口で安定した調圧動作
を行うには、弁座と弁体の位置関係から一次圧と二次圧
との境目を固定させる必要がある。この点から、調圧動
作を簡素な構造で行うには、開口度合を調整しやすい程
度の大きさにしておくことが好ましい。
次圧との差が大きいと、一次圧の急激な変動に基づき一
次圧の受圧する弁体に応力が発生して弁体の位置が振動
してしまうことがある。この点から、一次圧に対して調
圧された二次圧との差は小さいことが好ましい。
消火を行うため、スプリンクラヘッドへ調圧された放水
圧を安定的に供給できるスプリンクラ消火設備を提供す
るものである。
は、建物の各階に複数のスプリンクラヘッドが設けられ
るとともにスプリンクラヘッドの放水圧を所定範囲内に
調圧する調圧弁が必要数設けられて消火ポンプにより消
火用水を加圧供給するスプリンクラ消火設備であって、
消火ポンプの駆動モータの回転速度を、動作階の調圧弁
の一次圧が調圧弁の調圧可能な所定範囲内の値に制御す
る制御手段を備えている。
する調圧弁の一次圧を制御することにより、調圧弁が広
い範囲の一次圧に対して二次圧を調整する必要がなく、
スプリンクラヘッドからの放水圧の調整を簡便に行うこ
とができる。その結果、消火効率がよく水損の少ない消
火が行える。
て説明する。図1は本発明を利用したスプリンクラ消火
設備の系統図である。
給水装置を構成するポンプであり、13は建物に上下に
配設された立上り給水配管で、逆止弁14および仕切弁
15を介してポンプ12に接続されている。21〜23
は給水配管13から通常各フロアごとに分岐された分岐
管で、それぞれ調圧弁としての調圧機能付きの予作動式
自動警報装置31〜33に接続され、また、自動警報装
置31〜33の二次側は、二次側配管41〜43を介し
てそれぞれ必要数の速動型のスプリンクラヘッド5が設
けられている。
TI感度指数(熱気流中での作動を実測した熱時定数に
基づく感度指数)が40程度で、従来のヘッドが200
程度に比べ5倍の火災検知速度を持っている飛躍的に高
感度で素早く作動する閉鎖型のヘッドであり、構造につ
いて詳細に説明しないが、半田を用いるフラッシュ型の
ヘッドの場合には、集熱板の近傍に半田を配置して、半
田以外への熱伝導を防止する構造により達成されるヘッ
ドであり、また、グラスバルブ型の場合には、直径5m
m程度の細いグラスバルブを用いたものである。
が可能であるので1分当り50リットルと調圧放水によ
る少水量で消火を行い、防護面積も図示しないがフラッ
ト型のデフレクタにより有効散水半径が3.25mと大
きなものである。
31〜33は、火災感知器の信号により弁体の開放動作
を可能とする予作動式の機能と、弁体開放時の消火水の
流れを検知する流水検知の機能と、ヘッドの誤開放や配
管からの漏水等による二次側配管監視の機能とをそれぞ
れ有するものであり、さらに、調圧機能として二次圧に
基づいて高圧の一次側の消火用水を調整して二次側へ導
入する二次圧調整機能を有する。その簡略した自動警報
装置31の構造について図2に示す。なお、他の自動警
報装置32、33の構造も同じものである。 図2にお
いて、自動警報装置31の本弁81は、ばねによって付
勢された弁体84によって一次側82および二次側83
を常時封止している。この弁体84と一体のピストン8
5は、弁箱とともにシリンダ86を形成している。本弁
81には、一次側82の加圧された消火用水を弁体84
の開度調整により所定の圧力まで減圧調整して二次側8
3に供給するための調圧パイロット弁87と、本弁81
の加圧開放動作を常態では遮断して開放可能状態へと移
行操作を行う電動式の起動弁61および手動起動弁89
とが設けられている。
側83から分岐して二次圧を配管を介して操作室801
に取り込み、本弁81の一次側82からストレーナを有
する配管を介して一次圧を取り込み、フラムとばねの作
用により弁体802の開度調整を行い、二次圧が低い場
合に弁体802を開放して配管803を通じて本弁81
のシリンダへ一次圧を供給して弁体84を開放動作させ
る。また、二次圧が上昇していくと、上記のフラムとば
ねの作用により弁体802が閉方向に開度調整され、シ
リンダ内が減圧されて弁体84が閉動作を行う。これら
の動作により、設定された二次圧に調圧する動作を行
う。同時に、調圧パイロット弁87は、本弁81の二次
側83へも直接通じているので、一次圧を用いて二次圧
の低下を補足することができる。
号に基づいて起動弁61を開放し、二次側配管41に接
続されているスプリンクラヘッド5が作動して散水を開
始すると、本弁81の二次側83が減圧して弁体84が
開放され、一次側82の消火水が弁座を介して二次側8
3に流れ込むことになる。この弁体84の開放時に、一
次側82と二次側83以外にも流水検知室88にも消火
水が流れ込み、接続された流水検知用の圧力スイッチ6
6が設定された圧力を越えるときに作動して流水検知信
号を出力する。
約3.5キロ(1平方センチ当り3.5Kgf)に調圧
するものであり、そのときにビル等の各フロアに設置し
ようとすると、上記の調圧を行う範囲が約10キロの範
囲、例えば4キロから14キロの一次圧を約3.5キロ
の二次圧に調圧する必要がある。この実施形態では、後
述するように自動警報装置31の一次圧が4キロから
7.5キロの範囲に供給されることにより、上記弁体8
4の開度が十分にとれるとともに一次圧と二次圧との差
が小さいので、振動等による二次圧の変動を防止でき
る。
の圧力スイッチ71が接続され、設定された圧力を下回
るときに作動して二次圧低下信号を出力する。この二次
圧低下信号は、二次側配管41からの漏水やスプリンク
ラヘッド5の何らかの誤開放等に基づき、自動警報装置
31の二次側全体の異常を包括的に示すものである。
プ制御盤17、圧力空気槽18等を用いて加圧給水装置
を構成し、貯水槽11の消火水を給水配管13へ圧送す
るものである。その他、呼水装置や圧力逃がし配管、試
験装置等は省略している。モータ16は、例えば三相か
ご型誘導モータであって、ポンプ制御盤17の制御に基
づいてその回転速度が制御され、上記の自動警報弁31
の一次圧を調圧機能の働く範囲内として、二次側配管4
1内は適正に圧力が供給されて、スプリンクラヘッド5
からの放水圧を約1キロ近辺として最適な散水を行える
ようにされる。そして、ポンプ制御盤17の回転数制御
は、例えばサイリスタを用いたインバータによるスイッ
チの開閉制御により省力的に行うものであり、すなわ
ち、三相交流電源をコンバータにより直流に変換してイ
ンバータにより周波数を制御された三相交流を電源線9
4を介してモータ16に供給して回転速度が制御され、
このスイッチの開閉制御の単位時間当りのスイッチング
回数をポンプ制御盤17において制御する。
クラヘッド5の設けられるフロアを高層部、中層部およ
び低層部の3つの部分に分けてそれぞれ設定され、図示
しないポンプ制御盤17内の記憶装置に格納される。こ
のとき、各部内の最も高いフロアに4キロを送出しよう
としたときに、最下部のフロアが7.5キロまでになれ
ばよく、これを超えるようであれば、区画数を4つに、
必要であればそれ以上に分ける。そして、スプリンクラ
制御盤19が情報を収集した結果として、流水検知信号
の得られたフロアを信号線91を介して信号伝送あるい
は部分ごとの接点制御等により移報して、ポンプ制御盤
17は、給水配管13内の圧力低下を検出する圧力空気
槽18に設けられた圧力スイッチ92による信号線93
を介した起動信号とのアンドにより、モータ16の起動
および制御を行う。
には、3つの部分ごとのスイッチング回数と同様に、所
望の吐出圧が格納されている。この吐出圧は、必要な回
転数が設定されるスイッチング回数の根拠であるが、こ
の吐出圧を設定しておくことにより、回転数に対する吐
出圧の割合が変化するときに、フィードバックをかけて
実際のスイッチング回数を微調整することができる。そ
のため、この実施形態では、ポンプ12の直近部分にア
ナログ出力可能な圧力計10を設置し、信号線100を
介してポンプ制御盤17までポンプ12の二次側圧力を
信号伝送している。
設けられた煙や熱等による火災感知器9と信号線96を
介してそれぞれ接続されていて、各火災感知器9に個別
のアドレスを付与して受信機95が個別に呼び出して火
災信号を収集するものである。また、火災感知器9に回
線ごとの信号線を接続する方式の受信機であってもよ
く、火災の発生したフロアを判別して信号線99を介し
てその情報をスプリンクラ監視盤19に移報できればよ
い。また、スプリンクラ監視盤19は、各自動警報装置
31〜33を監視制御するための中継器97に信号線9
8を介してそれぞれ接続されていて、各中継器97に個
別のアドレスが付与され監視盤19がアドレスにより中
継器97を特定して情報収集および制御命令を行うもの
であり、中継器97は、基本的に図2に示された圧力ス
イッチ66、71による二次圧低下信号および流水検知
信号の検知、および起動弁61の開閉制御を行うもので
ある。
説明する。火災監視の前に、給水配管13最上部の補助
高架水槽20から消火水をゆっくり落として、システム
全体に消火水を充水する。このとき、自動警報装置31
〜33の起動弁61〜63は開放状態とされ、消火水は
二次側配管41〜43を介して各フロアのスプリンクラ
ヘッド5まで充水される。同時に、圧力空気槽18にも
消火水が充填されることになるが、図示しないコンプレ
ッサにより空気層を形成し、配管における呼吸作用によ
る圧力変化に対応させ、監視圧を維持させる。ここで、
自動警報装置31〜33の二次側配管41〜43へは調
圧機能に基づいて調圧充水されている。そのため、水頭
による高圧が二次側配管41等に流入しない。
31〜33の起動弁61〜63を閉止状態とする。この
状態において、建物の低層部から火災が発生したとする
と、まず、低層部の火災感知器9がその火災を検知して
自己のアドレスを付与して火災信号を発生し、信号線9
6を介して火災受信機95が火災信号を受信する。火災
受信機95は、火災信号を受信すると、そのアドレスに
基づいて火災の発生階を判別し、移報用の信号線99を
介してスプリンクラ監視盤19に階別信号を出力する。
そして、階別信号を受けたスプリンクラ監視盤19は、
対応するフロアに設けられた中継器97を判別し、この
場合低層部の中継器97をアドレス指定した起動命令を
送出する。そして、信号線98を介して起動命令を受け
た中継器97は、起動弁61の開放制御を行う。起動弁
61が開放された自動警報装置31は、二次側83へ消
火水を供給するときの弁体84の開放可能状態となる。
ンクラヘッド5が初期火災のうちに感熱開放して二次側
配管41内の消火水がまず放出される。そして、自動警
報装置31では、二次側83への消火水の供給に基づき
弁体84が開放され、一次側82の消火水が二次側83
に供給されるとともに、流水検知室89にも消火水が流
入して圧力スイッチ66を作動させる。その圧力スイッ
チ66の作動を検知して、中継器97は自己のアドレス
を付与して流水検知信号を発生し、信号線98を介して
スプリンクラ監視盤19が流水検知信号を受信する。ス
プリンクラ監視盤19は、流水検知信号を受信すると、
そのアドレスに基づいて放水を開始したフロアを判別
し、信号線91を介してポンプ制御盤17に流水検知信
号を出力するとともに、移報用の信号線99を介して火
災受信機95に放水信号を出力する。そして、放水信号
を受けた火災受信機95は、対応するフロアの放水開始
を図示しない盤面に表示する。
火水が二次側83に供給されていくと、分岐管21を介
して給水配管13内の消火水が供給され、圧力空気槽1
8内の圧力が低下していく。そして、圧力空気槽18内
が所定の圧力まで低下すると、圧力スイッチ92が作動
して、信号線93を介してポンプ制御盤17に起動信号
を出力する。この起動信号が入力されたポンプ制御盤1
7は、スプリンクラ監視盤19からの流水検知信号との
アンド条件により、モータ16の始動を制御する。そし
て、図示しないポンプ制御盤17内の記憶装置に格納さ
れた低層部のフロアのスイッチング回数を読み出して電
源線94を介してモータ16の回転速度をインバータ制
御する。そして、ポンプ12の吐出圧を低層部の自動警
報装置31の一次圧に4キロから7.5キロの範囲等
に、適正な圧力とする。このように、本実施形態では、
ポンプ制御盤17のインバータ制御に基づいてポンプ1
2の回転速度が制御され、自動警報装置31の調圧作用
により初期火災の内に作動する速動型のスプリンクラヘ
ッド5からの放水圧を1〜3.5キロの範囲として最適
な散水を行えるようにして、火災による消失や水損等の
被害を最低限に抑えることが可能となっている。
タ制御するときの判別の基準となる信号として、自動警
報装置31〜33の圧力スイッチ66〜68の流水検知
信号を用いているが、火災感知器9の火災信号を直接利
用してもよい。
して高層部で火災が発生すると、まず、低層部の場合と
同様、高層部の火災感知器9が火災信号を発生し、火災
受信機95が火災信号を受信する。火災受信機95は、
移報用の信号線99を介してスプリンクラ監視盤19に
階別信号を出力する。そして、スプリンクラ監視盤19
は、対応する中継器97を判別して起動命令を送出す
る。そして、中継器97は、起動弁63の開放制御を行
う。そして、火災が進展してスプリンクラヘッド5が感
熱開放して二次側配管43内の消火水がまず放出され
る。
管43へ消火水を供給し弁体を開放したいが、一次側の
分岐管23の部分には、必要な圧力が供給されていな
い。すなわち、低層部において放水が行われていて、ポ
ンプ12からも低層部に向けた吐出圧が出力されてい
て、給水配管13内は低層部に圧力が低下していく。し
たがって、二次側配管43内には圧力供給されないの
で、圧力低下のみが進み、その結果、圧力スイッチ73
が作動する。この圧力スイッチ73の作動を検知して、
中継器97は自己のアドレスを付与して二次圧低下信号
を発生し、信号線98を介してスプリンクラ監視盤19
が二次圧低下信号を受信する。スプリンクラ監視盤19
は、高層部の二次圧低下信号を受信すると、そのアドレ
スに基づいて放水を開始したフロアを判別し、信号線9
1を介してポンプ制御盤17に出力するそして、ポンプ
12を起動しているポンプ制御盤17は、新たに図示し
ないポンプ制御盤17内の記憶装置に格納された高層部
のフロアのスイッチング回数を読み出して電源線94を
介してモータ16の回転速度を高層部にあわせるように
インバータ制御する。そして、ポンプ12の吐出圧を高
層部のフロアの自動警報装置33の一次圧を適正な範囲
の圧力とする。このように、本実施形態では、ポンプ制
御盤17のインバータ制御に基づいてポンプ12の回転
速度が制御され、火災が高層部に発生して必要な圧力が
変わるときにも対応が可能であり、高層部では最適な散
水を行い、低層部では高圧化に基づく無効水の増大があ
るが、消火活動自体は行っている。
も、必要な圧力が供給され、給水配管13を介して分岐
管23へ消火水が供給され、二次側配管43への消火水
の供給に基づき自動警報装置33の弁体が開放され、自
動警報装置31と同様に、一次側82の消火水が流水検
知室に流入して圧力スイッチ68を作動させる。その圧
力スイッチ68の作動を検知して、中継器97は自己の
アドレスを付与して流水検知信号を発生し、信号線98
を介してスプリンクラ監視盤19が流水検知信号を受信
する。スプリンクラ監視盤19は、高層部の流水検知信
号を受信すると、そのアドレスに基づいて放水を開始し
たフロアを判別し、移報用の信号線99を介して火災受
信機95に高層部の放水信号を出力する。そして、2報
目としての放水信号を受けた火災受信機95は、高層部
の放水開始を図示しない盤面に後続表示する。
リガの信号として、二次側配管41〜43の圧力低下を
監視する圧力スイッチ71〜73の信号を用いている
が、火災感知器9の火災信号を直接利用してもよい。
きの予作動式自動警報装置を用いた場合について示した
が、自動警報装置として、湿式や乾式のものを用いても
よく、また、調圧弁として自動警報装置ではなく、一斉
開放弁に調圧機能を設けた場合であってもよい。
各階に複数のスプリンクラヘッド5が設けられるととも
にスプリンクラヘッド5の放水圧を所定範囲内に調圧す
る調圧弁としての自動警報装置31〜33が必要数設け
られて消火ポンプ12により消火用水を加圧供給するス
プリンクラ消火設備であって、消火ポンプ12の駆動モ
ータ16の回転速度を、動作階の自動警報装置31〜3
3の一次圧が調圧可能な所定範囲内の値に制御するポン
プ制御盤17等による制御手段を備えている。
供給する自動警報装置31〜33の一次圧を制御するこ
とにより、調圧機能として広い範囲の一次圧に対して二
次圧を調整する必要がなく、スプリンクラヘッド5から
の放水圧の調整を簡便に行え、消火効率がよく水損の少
ない消火活動を行うことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の各階に複数のスプリンクラヘッド
が設けられるとともに該スプリンクラヘッドの放水圧を
所定範囲内に調圧する調圧弁が必要数設けられて消火ポ
ンプにより消火用水を加圧供給するスプリンクラ消火設
備において、 前記消火ポンプの駆動モータの回転速度を、前記動作階
の調圧弁の一次圧が該調圧弁の調圧可能な所定範囲内の
値に制御する制御手段を備えることを特徴とするスプリ
ンクラ消火設備。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP00502397A JP3816613B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | スプリンクラ消火設備 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00502397A JP3816613B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | スプリンクラ消火設備 |
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JPH10192440A true JPH10192440A (ja) | 1998-07-28 |
JP3816613B2 JP3816613B2 (ja) | 2006-08-30 |
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