JP2009059149A - 基準電圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンドギャップを使用した基準電圧回路の出力電圧の温度変動を補償し、高精度の一定電圧を得る。
【解決手段】制御電圧V10に従って基準電圧REFを出力すると共に該基準電圧REFに応じた電流I13,I14をダイオード接続されたPNP11,12に供給するPMOS17と、PNP11,12に流れる電流に応じて生ずる2つの電圧が等しくなるように、制御電圧V10を出力する差動増幅器16を有するバンドギャップ部10に対し、バンドギャップ部10がピーク値を有する温度特性を呈するときに、制御電圧V10に応じて生成される絶対温度の2乗に比例する補償電流IC1,IC2をPNP11,12に流れる電流に重畳して流す温度補償部20を設ける。なお、バンドギャップ部10がボトム値を有する温度特性のときには、PNP11,12に流れる電流から、補償電流を差し引く。
【選択図】図1

Description

本発明は、バンドギャップを使用した基準電圧回路、特にその温度補償に関するものである。
図2は、従来のバンドギャップ回路を示す図で、同図(a)は基本構成、及び同図(b)は出力電圧の温度特性を示している。
このバンドギャップ回路は、ダイオード接続したPNP型バイポーラトランジスタ(以下、「PNP」という)1,2、抵抗3,4,5、及び差動増幅器6で構成されている。PNP1のベースとコレクタは接地され、エミッタは差動増幅器6の反転入力端子に接続されている。また、PNP2のベースとコレクタは接地され、エミッタは抵抗5を介して差動増幅器6の非反転入力端子に接続されている。差動増幅器6の出力端子は、抵抗3を介して反転入力端子に接続されると共に、抵抗4を介して非反転入力端子に接続されている。そして、この差動増幅器6の出力端子から一定の出力電圧VBGが出力されるようになっている。
この出力電圧VBGは、PNP1のベース・エミッタ間電圧をVBE、抵抗3,4,5の抵抗値をそれぞれR3,R4(=m×R3),R5、PNP1,2の面積比を1:nとすると、次式で表される。
VBG=VBE+m×R3/R5×VT×ln(m×n) ・・(1)
ここで、VTは熱電圧(=kT/q、k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子電荷)であり、0.0086mV/℃程度の正の温度係数を有している。一方、(1)式の第1項のVBEは、−2mV/℃程度の負の温度係数を有している。従って、(1)式の第1項と第2項の温度係数が打ち消しあうように、m,n,R3,R5を設定することにより、温度に依存しない出力電圧VBGが得られることになる。
特開2004−206633号公報
しかしながら、実際の回路に使用されるトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEには、温度変化に対して非直線に変化する成分が含まれており、その温度係数は一定にはならない。このため、実際のバンドギャップ回路の出力電圧VBGは、図2(b)に示すように、ビーク値またはボトム値を持つ湾曲した温度特性となる。なお、温度特性がビーク値を持つか、ボトム値を持つかは、その回路を構成するトランジスタや抵抗の製造プロセスによって定まる。
本発明は、バンドギャップを使用した基準電圧回路の出力電圧の温度変動を補償し、高精度の一定電圧を得ることを目的としている。
本発明の基準電圧回路は、制御電圧に従って基準電圧を出力すると共に該基準電圧に応じた電流を第1と第2の接合型半導体素子に供給する電流源、及び前記第1の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧と前記第2の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧が等しくなるように前記制御電圧を出力する差動増幅器を有するバンドギャップ部と、前記バンドギャップ部がピーク値を有する温度特性を呈するときに、前記制御電圧に応じて生成される絶対温度の2乗に比例する補償電流を前記第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流に重畳して流す温度補償部を備えたことを特徴としている。また、バンドギャップ部がボトム値を有する温度特性を呈するときには、制御電圧に応じて生成される絶対温度の2乗に比例する補償電流を第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流から差し引く温度補償部を設ける。
本発明では、バンドギャップ部の温度特性に応じて絶対温度の2乗に比例する補償電流を、接合型半導体素子に流れる電流に重畳し、或いは引き抜くようにしている。これにより、接合型半導体素子の接合部の電圧が温度に応じて調整され、出力される基準電圧の温度変動が補償され、高精度の一定電圧を得ることができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示す基準電圧回路の構成図である。
この基準電圧回路は、バンドギャップ部10と温度補償部20で構成されている。
バンドギャップ部10は、図2(a)とほぼ同じ構成で、接合型半導体素子であるダイオード接続したPNP11,12、抵抗13,14,15、差動増幅器16、及び電流源であるPチャネルMOSトランジスタ(以下、「PMOS」という)17で構成されている。PNP11のベースとコレクタは接地され、エミッタはノードN1に接続され、このノードN1に差動増幅器16の非反転入力端子が接続されている。また、PNP12のベースとコレクタは接地され、エミッタはノードN2に接続され、このノードN2が抵抗15を介して差動増幅器16の反転入力端子に接続されている。差動増幅器16の出力端子から出力される制御電圧V10は、PMOS17のゲートと温度補償部20に与えられている。PMOS17のソースは電源VDDに接続され、ドレインがノードN3に接続されている。
ノードN3は、抵抗13を介して差動増幅器16の非反転入力端子に接続されると共に、抵抗14を介してこの差動増幅器16の反転入力端子に接続されている。更に、このノードN3から基準電圧として一定の出力電圧REFが出力されるようになっている。
温度補償部20は、バンドギャップ部10がビーク値を持つ湾曲した温度特性を有するときに、その温度補償を行うものである。
この温度補償部20は、PMOS21,28〜30、NPN型バイポーラトランジスタ(以下、「NPN」という)22〜25,27、及び抵抗26で構成されている。PMOS21のゲートには制御電圧V10が与えられ、ソースは電源VDDに接続され、ドレインはNPN22のコレクタとベース及びNPN24のベースに接続されている。NPN22のエミッタは、NPN23のコレクタとベース及びNPN25のベースに接続されている。NPN23,25のエミッタは接地されている。NPN24のコレクタは電源VDDに接続され、エミッタはNPN25のコレクタとNPN27のベースに接続されると共に、抵抗26を介して接地されている。
NPN27のエミッタは接地され、コレクタはPMOS28を介して電源VDDに接続されている。更に、NPN27のコレクタは、PMOS28,29,30のゲートに接続されている。PMOS29,30のソースは電源VDDに接続され、ドレインは、それぞれバンドギャップ部10のノードN1,N2に接続され、これらのPMOS29,30から、バンドギャップ部10のノードN1,N2にそれぞれ補償電流IC1,IC2が与えられるようになっている。
図3は、図1の各部の温度特性を示す図である。以下、この図3を参照しつつ図1の動作を説明する。
先ず、バンドギャップ部10単体の動作を説明する。
バンドギャップ部10の出力電圧VBGは、PNP11のベース・エミッタ間電圧をVBE、抵抗13,14,15の抵抗値をそれぞれR3,R4(=m×R3),R5、PNP11,12の面積比を1:nとすると、前記(1)式で表される。
また、抵抗13,14に流れる電流をそれぞれI13,I14とすると、I13,I14は次式で表される。
I13=m/R5×VT×ln(m×n)=m×I14 ・・(2)
従って、PMOS17に流れる電流I17は、次のようになる。
I17=I13+I14=(m+1)/R5×VT×ln(m×n) ・・(3)
(3)式において、mは抵抗13,14の抵抗値の比であり、nはPNP11,12の面積比であり、これらは温度に関係の無い一定値である。従って、PMOS17に流れる電流I17は、絶対温度に比例する温度比例電流IPTATとなる。
しかしながら、前述の(1)〜(3)式は、各素子が理想的な場合の式であり、実際の素子では、例えばPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBEは温度に対して非線形に変化する成分を含んでいる。このため、電流I17とベース・エミッタ間電圧VBEは、図5(a),(b)中に破線で示すように、低温時及び高温時に理想的な特性からずれてしまう。従って、出力電圧REFは温度に対して一定値にはならず、ある温度でピーク値を持ち、図5(d)中に破線で示すように、温度上昇に伴って低下する特性となる。
次に、温度補償部20の動作を説明する。
PMOS21のゲートには、バンドギャップ部10のPMOS17のゲート電圧と同じ制御電圧V10が与えられるので、このPMOS21に流れる電流I21も温度比例電流IPTATとなる。一方、NPN22〜25,27では、これらのベース・エミッタ間電圧をそれぞれVBE22〜VBE25,VBE27とすると、次式が成り立つ。
VBE22+VBE23=VBE24+VBE27 ・・(4)
NPNのベース・エミッタ間電圧VBEは、コレクタ電流をIC、飽和電流をISとすると、次の近似式で与えられる。
VBE=VT×ln(IC/IS) ・・(5)
NPN22に流れる電流の大きさは、PMOS21に流れる電流I21と同じであり、NPN23にも同じ電流が流れる。ここで、NPN24,27に流れる電流をそれぞれI24,I27とし、(5)式を(4)式に代入すると、次式となる。
VBE22+VBE23=2×VT×ln(I21/IS)
=VT×ln(I24/IS)+VT×ln(I27/IS) ・・(6)
上式をI27について解くと、電流I27は次式のようになる。
I27=(I21)/I24 ・・(7)
ここで、NPN23,25の面積比を1:N、抵抗26の抵抗値をR26とし、NPN27のベース電流が無視できるものとすると、電流I24は、次式で表される。
I24=I21/N+VBE27/R26 ・・(8)
VBE27は負の温度係数を有し、電流I21は温度比例電流IPTATであるので、N及びR26の値を適切に選択すると、電流I24を温度に依存しない電流に設定することができる。このとき、電流I27は、(7)式に示すように、電流I21の2乗に比例する電流となる。
電流I27は、カレントミラーを構成するPMOS28,29,30でコピーされ、バンドギャップ部10のノードN1,N2に、補償電流IC1,IC2として注入される。補償電流IC1,IC2は、図3(c)に示すように、絶対温度の2乗に比例する温度特性を有している。
バンドギャップ部10では、ノードN1,N2に注入される補償電流IC1,IC2によってPNP11,12の電流が増加し、これらのPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBE11,VBE12が増加する。これにより、出力電圧REFが上昇する。従って、図3(d)中の実線で示すように、温度Tの上昇に伴って補償電流IC1,IC2が増加すると、出力電圧REFが上昇し、出力電圧誤差ΔREFが小さくなる。
以上のように、この実施例1の基準電圧回路は、温度比例電流IPTATの2乗に比例する補償電流IC1,IC2を出力する温度補償部20を有し、この補償電流IC1,IC2をバンドギャップ部10のPNP11,12に流すようにしている。これにより、温度上昇に伴ってPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBEが増加し、出力電圧REFの低下が抑制される。従って、出力電圧REFの温度変動が補償され、高精度の一定電圧を得ることができるという利点がある。
図4は、本発明の実施例2を示す温度補償部の構成図である。
この温度補償部20Aは、図1中の温度補償部20に代えて設けられるもので、バンドギャップ部10がボトム値を持つ湾曲した温度特性を有するときに、その温度補償を行うものである。図4において、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この温度補償部20Aは、図1中の温度補償部20のPMOS30を削除し、代わりにNチャネルMOSトランジスタ(以下、「NMOS」という)31,32,33を設けたものである。
NMOS31のドレインは、PMOS29のドレインに接続され、ソースは接地されている。また、NMOS31のゲートは、NMOS32,33のゲートと共にPMOS29のドレインに接続されている。NMOS32,33のソースは接地され、ドレインは、それぞれバンドギャップ部10のノードN1,N2に接続されている。
この温度補償部20Aでは、図1中の温度補償部20とは逆に、バンドギャップ部10のノードN1,N2からNMOS32,33に、絶対温度の2乗に比例する補償電流IC3,IC4が流れ込む。これにより、バンドギャップ部10のPNP11,12に流れる電流I13,I14は、それぞれ補償電流IC3,IC4分だけ減少する。これにより、温度上昇に伴ってPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBEが減少し、出力電圧REFの上昇が抑制される。従って、出力電圧REFの温度変動が補償され、高精度の一定電圧を得ることができるという利点がある。
なお、バンドギャップ部10の温度特性が、ボトム値を持つかピーク値を持つかは、設計時のシミュレーションによって判明する。従って、その温度特性に応じて、この第2の実施例の温度補償部20Aを適用するか、第1の実施例の温度補償部20を適用するかを決定することができる。
図5は、本発明の実施例3を示す温度補償部の構成図である。
この温度補償部40は、図1中の温度補償部20に代えて設けられるもので、バンドギャップ部10がピーク値を持つ湾曲した温度特性を有するときに、その温度補償を行うものである。
バイポーラトランジスタの温度に対する非線形特性は、高温時に限らず、低温時においても出力電圧に影響を及ぼしている。実施例1の温度補償部20は、高温時における補償を行うことにより、出力電圧REFの精度を向上するものであるが、低温時における補償は行われない。また、温度補償部20はNPNを用いて構成されているが、P基板CMOSプロセスでは、NPNがプロセスに含まれていない場合があり、そのようなプロセスには適用することができない。この温度補償部40は、NPNを用いずに構成され、高温及び低温に対する温度補償を可能とするものである。
この温度補償部40は、PMOS41,45,46、NMOS43,44,47〜49、及び抵抗42で構成されている。PMOS41のゲートにはバンドギャップ部10の制御電圧V10が与えられ、ソースは電源VDDに接続され、ドレインは抵抗42を介してNMOS43のドレインに接地されている。NMOS43のゲートは、PMOS41のドレインに接続され、ドレインはNMOS44のゲートに接続され、ソースは接地されている。
NMOS44のソースは接地され、ドレインはPMOS45を介して電源VDDに接続されている。PMOS45のゲートは、PMOS46のゲートと共にNMOS44のドレインに接続され、ソースは電源VDDに接続されている。
NMOS47のドレインは、PMOS46のドレインに接続され、ソースは接地されている。また、NMOS47のゲートは、NMOS48,49のゲートと共にPMOS46のドレインに接続されている。NMOS48,49のソースは接地され、ドレインは、それぞれバンドギャップ部10のノードN1,N2に接続されている。
図6は、回路特性を示す図であり、図7は、図5の各部の温度特性を示す図である。以下、これらの図6、図7を参照しつつ、図5の動作を説明する。
PMOS41,45,46に流れる電流を、それぞれI41,I45,I46とする。また、NMOS43とNMOS44のディメンジョン(ゲート幅W/ゲート長G)の比をKとする。NMOS43,44が飽和領域で動作していると仮定すると、これらのNMOS43,44に流れる電流I41,I45は、次式で表される。
I41=β×(VGS43−VT) ・・(9)
I45=K×β×(VGS44−VT) ・・(10)
ここで、βは、(1/2)×μ×COX×W/L(μ:電子の移動度、COX:ゲート酸化膜の単位面積当たりのキャパシタンス)で与えられる定数であり、VGS43,VGS44は、それぞれNMOS43,44のゲート・ソース間電圧である。
また、抵抗42の抵抗値をR42とすると、VGS43,VGS44の関係は次式となる。
VGS43=VGS44+R42×I41 ・・(11)
(9)〜(11)式から、電流I45は次式で表される。
I45=K×β×(R42)×I41×{√I41−1/(R42×√β)} ・・(12)
但し、I41≦1/{β×(R42)}である。
(12)式をI41で微分し、dI45/dI41=0となるI41を求めると、次のようになる。
I41=1/{4β×(R42)},1/{β×(R42)} ・・(13)
以上の計算式から、I41=1/{4β×(R42)}のときに、電流I45は次のようなピーク値を持つことが分かる。
I45=K/{16β×(R42)} ・・(14)
図6は、電流I41と電流I45の関係を示したものである。
ここで、図5に戻ると、PMOS41に流れる電流I41は、実施例1で説明したように、絶対温度に比例する電流である。従って、図6の関係を考慮すると、電流I45は、特定の温度においてピーク値を有することが分かる。また、このピーク時の温度とピーク値は、抵抗42の抵抗値R42と、NMOS43,44のディメンジョンの比Kを適切に選ぶことにより、任意に設定することができる。
この電流I45は、PMOS45,46によるカレントミラーでコピーされ、更に、NMOS47,48,49によるカレントミラーによってコピーされる。そして、NMOS48,49に、それぞれ補償電流IC3,IC4が発生する。これらの補償電流IC3,IC4は、バンドギャップ部10のノードN1,N2から引き出される電流である。
従って、図7(c)に示すように、出力電圧REFがビーク値のときに、最も大きな補償電流IC3,IC4を引き出すことになり、バンドギャップ部10のPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBEを減少させ、図7(d)中に実線で示すように、出力電圧REFを低下させる。
以上のように、この実施例3の温度補償部は、特定の温度においてピーク値を有する補償電流を生成するように構成されている。これにより、高温だけでなく低温に対する温度補償も可能であり、広い温度範囲において出力電圧REFの温度変動が補償され、高精度の一定電圧を得ることができるという利点がある。しかも、NPNを用いずに構成されているので、適用範囲が広いという利点がある。
図8は、本発明の実施例4を示す温度補償部の構成図である。
この温度補償部40Aは、図1中の温度補償部20に代えて設けられるもので、バンドギャップ部10がボトム値を持つ湾曲した温度特性を有するときに、その温度補償を行うものである。図8において、図5中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この温度補償部40Aは、図5中のNMOS47〜49を削除し、代わりにPMOS50を設けたものである。PMOS50のソースは電源VDDに接続され、ゲートはNMOS44のドレインに接続されている。そして、PMOS46,50のドレインが、バンドギャップ部10のノードN1,N2に、それぞれ接続されている。
この温度補償部40Aでは、図5中の温度補償部40とは逆に、バンドギャップ部10のノードN1,N2に補償電流を注入するようになっている。これにより、バンドギャップ部10の出力電圧REFがボトム値のときに、最も大きな補償電流IC3,IC4を注入することにより、バンドギャップ部10のPNP11,12のベース・エミッタ間電圧VBEを増加させ、出力電圧REFを上昇させる。従って、バンドギャップ部10がボトム値を持つ温度特性を有するときに、この温度補償部40Aを用いることにより、実施例3と同様の利点が得られる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) バンドギャップ部10ではNPNを使用しているが、温度補償部20,20A,40,40Aは、ダイオード等の半導体のバンドギャップ電圧を利用した回路に適用可能である。
(b) 図9(a),(b)に示す変形例の温度補償部のように、例えば電流源のPMOS21,28,29,30に直列にPMOS34,35,36,37を挿入し、これらのPMOS34〜37のゲートにバイアス電圧VBを与えたカスコード構造を採用することも可能である。これにより、電源電圧VDDの変動の影響を少なくすることができる。
(c) 温度補償部20,20A,40,40Aに、絶対温度に比例する温度比例電流IPTATを発生させるために、バンドギャップ部10で得られた制御電圧V10を与えるようにしているが、この制御電圧V10は、絶対温度に比例する温度比例電流IPTATを発生させる他の回路から供給することもできる。
本発明の実施例1を示す基準電圧回路の構成図である。 従来のバンドギャップ回路を示す図である。 図1の各部の温度特性を示す図である。 本発明の実施例2を示す温度補償部の構成図である。 本発明の実施例3を示す温度補償部の構成図である。 図5の回路特性を示す図である。 図5の各部の温度特性を示す図である。 本発明の実施例4を示す温度補償部の構成図である。 本発明の変形例を示す温度補償部の構成図である。
符号の説明
10 バンドギャップ部
11,12 PNP
13〜15,26,42 抵抗
16 差動増幅器
17,21,28〜30、41,45,46,50 PMOS
20,20A,40,40A 温度補償部
22〜25,27 NPN
31〜33,43,44,47〜49 NMOS

Claims (4)

  1. 制御電圧に従って基準電圧を出力すると共に該基準電圧に応じた電流を第1と第2の接合型半導体素子に供給する電流源、及び前記第1の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧と前記第2の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧が等しくなるように前記制御電圧を出力する差動増幅器を有するバンドギャップ部と、
    前記バンドギャップ部がピーク値を有する温度特性を呈するときに、前記制御電圧に応じて生成される絶対温度の2乗に比例する補償電流を前記第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流に重畳して流す温度補償部とを、
    備えたことを特徴とする基準電圧回路。
  2. 制御電圧に従って基準電圧を出力すると共に該基準電圧に応じた電流を第1と第2の接合型半導体素子に供給する電流源、及び前記第1の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧と前記第2の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧が等しくなるように前記制御電圧を出力する差動増幅器を有するバンドギャップ部と、
    前記バンドギャップ部がボトム値を有する温度特性を呈するときに、前記制御電圧に応じて生成される絶対温度の2乗に比例する補償電流を前記第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流から差し引く温度補償部とを、
    備えたことを特徴とする基準電圧回路。
  3. 制御電圧に従って基準電圧を出力すると共に該基準電圧に応じた電流を第1と第2の接合型半導体素子に供給する電流源、及び前記第1の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧と前記第2の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧が等しくなるように前記制御電圧を出力する差動増幅器を有するバンドギャップ部と、
    前記バンドギャップ部がピーク値を有する温度特性を呈するときに、前記制御電圧に応じて生成される特定の温度においてピーク値を有する補償電流を前記第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流から差し引く温度補償部とを、
    備えたことを特徴とする基準電圧回路。
  4. 制御電圧に従って基準電圧を出力すると共に該基準電圧に応じた電流を第1と第2の接合型半導体素子に供給する電流源、及び前記第1の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧と前記第2の接合型半導体素子に流れる電流に応じて生ずる電圧が等しくなるように前記制御電圧を出力する差動増幅器を有するバンドギャップ部と、
    前記バンドギャップ部がボトム値を有する温度特性を呈するときに、前記制御電圧に応じて生成される特定の温度においてピーク値を有する補償電流を前記第1及び第2の接合型半導体素子に流れる電流に重畳して流す温度補償部とを、
    備えたことを特徴とする基準電圧回路。
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