JP2007052789A - バンドギャップ基準回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】バンドギャップ回路において、構成された素子が必要な許容誤差にマッチングされない場合、基準電圧が、温度のような条件の変化によって大幅に変動する場合に、それを補償する。
【解決手段】バンドギャップ回路は、バンドギャップ基準電圧を出力する出力ノード(170)において絶対温度に比例する電流を生成するカレントミラー(132)を含む。第1の抵抗(111)を含む第1の電流経路は、出力ノード(170)と第1のバイポーラトランジスタ(102)との間に結合される。第2の抵抗(112)を含む第2の電流経路は、出力ノード(170)と第2のバイポーラトランジスタ(101)との間に結合される。第1の電流経路は第2の電流経路に並列である。回路はバンドギャップ基準電圧を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】バンドギャップ回路は、バンドギャップ基準電圧を出力する出力ノード(170)において絶対温度に比例する電流を生成するカレントミラー(132)を含む。第1の抵抗(111)を含む第1の電流経路は、出力ノード(170)と第1のバイポーラトランジスタ(102)との間に結合される。第2の抵抗(112)を含む第2の電流経路は、出力ノード(170)と第2のバイポーラトランジスタ(101)との間に結合される。第1の電流経路は第2の電流経路に並列である。回路はバンドギャップ基準電圧を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電圧基準回路に関し、特に、一次温度補償型バンドギャップ基準回路に関する。
背景
多くのアナログ及びデジタル回路は、正確な信号を生成および再生するために内部基準電圧に依存する。例えば、精密なアナログデジタル変換器(ADC)及びデジタルアナログ変換器(DAC)におけるアナログからデジタルへ、及びデジタルからアナログへの信号の変換精度は、内部基準電圧の精度に直接的に依存する。効果的にするために、内部基準電圧は、たとえ温度、供給電圧、又は回路に関連した他の条件またはバラツキに変化があったとしても、変化しないままでなければならない。
多くのアナログ及びデジタル回路は、正確な信号を生成および再生するために内部基準電圧に依存する。例えば、精密なアナログデジタル変換器(ADC)及びデジタルアナログ変換器(DAC)におけるアナログからデジタルへ、及びデジタルからアナログへの信号の変換精度は、内部基準電圧の精度に直接的に依存する。効果的にするために、内部基準電圧は、たとえ温度、供給電圧、又は回路に関連した他の条件またはバラツキに変化があったとしても、変化しないままでなければならない。
基準電圧を得るための一態様は、半導体のバンドギャップエネルギー特性を使用することである。バンドギャップエネルギーは、半導体の伝導帯の下側と価電子帯の上側とのエネルギー差である。温度によって変化しても、バンドギャップエネルギーは、ゼロケルビンの温度(絶対温度ゼロ)に外挿されている場合には物理的に一定である。従って、基準電圧がバンドギャップエネルギーに基づくことは、温度および供給電圧に対する感受性が低い状態で、首尾一貫した基準電圧(Vbandgap)を提供することがきる。バンドギャップ電圧を得るための一態様は、トランジスタのような順方向バイアスされた半導体p−n接合デバイスの両端の電圧を測定することである。順方向バイアスされた半導体p−n電圧を測定することは、半導体のバンドギャップエネルギーを測定し、安定した基準電圧を提供する。従来のバンドギャップ回路において、トランジスタ及び抵抗のような素子は、安定した基準電圧を達成するために、非常に精密な許容誤差にマッチングされなければならない。これらの素子が必要な許容誤差にマッチングされない場合、基準電圧は、温度のような条件の変化によって大幅に変動する可能性がある。
概要
バンドギャップ回路は、バンドギャップ基準電圧を出力する出力ノードにおいて絶対温度に比例する電流を生成するカレントミラーを含む。第1の抵抗を含む第1の電流経路は、出力ノードと第1のバイポーラトランジスタとの間に結合される。第2の抵抗を含む第2の電流経路は、出力ノードと第2のバイポーラトランジスタとの間に結合される。第1の電流経路は第2の電流経路に並列である。回路はバンドギャップ基準電圧を出力する。
バンドギャップ回路は、バンドギャップ基準電圧を出力する出力ノードにおいて絶対温度に比例する電流を生成するカレントミラーを含む。第1の抵抗を含む第1の電流経路は、出力ノードと第1のバイポーラトランジスタとの間に結合される。第2の抵抗を含む第2の電流経路は、出力ノードと第2のバイポーラトランジスタとの間に結合される。第1の電流経路は第2の電流経路に並列である。回路はバンドギャップ基準電圧を出力する。
詳細な説明
図1は、単一のバンドギャップ基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路100の実施形態を示す。バンドギャップ基準回路100は、カレントミラー電界効果トランジスタ(FET)130、131、120、及び121を含む。電流フィードバック機構を備えるカレントミラーFET130、131、120、及び121は、電源依存性を最小限に抑えるために使用される。FET130と131はカレントミラー対を形成し、FET120と121は、カレントミラー対に結合された場合にFET120、121のソース端子で等しい出力電圧を維持するレギュレータを形成する。図示されたように、FET130、131のソースは、供給電圧Vccに結合され、FET130、131のゲートは、互いに結合されてFET130のドレインに結合される。FET130、131の基板はVccに結合される。FET130のドレインはFET120のドレインに結合され、FET131のドレインはFET121のドレインに結合される。FET120、121のゲートは、互いに結合されて、FET121のドレインに結合される。FET120、121の基板は、接地Gndに結合される。
図1は、単一のバンドギャップ基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路100の実施形態を示す。バンドギャップ基準回路100は、カレントミラー電界効果トランジスタ(FET)130、131、120、及び121を含む。電流フィードバック機構を備えるカレントミラーFET130、131、120、及び121は、電源依存性を最小限に抑えるために使用される。FET130と131はカレントミラー対を形成し、FET120と121は、カレントミラー対に結合された場合にFET120、121のソース端子で等しい出力電圧を維持するレギュレータを形成する。図示されたように、FET130、131のソースは、供給電圧Vccに結合され、FET130、131のゲートは、互いに結合されてFET130のドレインに結合される。FET130、131の基板はVccに結合される。FET130のドレインはFET120のドレインに結合され、FET131のドレインはFET121のドレインに結合される。FET120、121のゲートは、互いに結合されて、FET121のドレインに結合される。FET120、121の基板は、接地Gndに結合される。
FET120のソースは、抵抗110を介してバイポーラトランジスタ102のエミッタに結合される。バイポーラトランジスタ102のベースとコレクタは、Gndに結合される。FET121のソースは、バイポーラトランジスタ101のエミッタに結合され、バイポーラトランジスタ101のベースとコレクタはGndに結合される。
図1に示されるように、FET130のゲートとドレインは、FET132のゲート及びコンデンサ140に結合される。FET132のゲートは、コンデンサ140を介してFET132のドレインに結合される。FET132のソースと基板は、Vccに結合される。FET132のドレインは、抵抗111を介してバイポーラトランジスタ102のエミッタに結合され、また、抵抗112を介してバイポーラトランジスタ101のエミッタにも結合される。コンデンサ140は、バンドギャップ回路100の周波数補償に使用される。
バンドギャップ回路100において、バンドギャップ基準電圧VBGは、接合部170で測定される。バンドギャップ回路100は、カレントミラーFET132によって出力される、絶対温度に比例する電流IPTAT含む、複数の電流経路IN3及びIN4を含む。絶対温度に比例する(proportional to absolute temperature:PTAT)電流は、絶対温度の一次関数として変化する。例えば、回路100において、IPTAT、IN3及びIN4は、絶対温度の一次関数として変化する、絶対温度に比例する電流である。図示されるように、電流IPTATは、接合部170へ流入し、電流経路IN3及びIN4は、接合部170から流出する。従って、IPTAT=IN3+IN4。電流IN3は、抵抗111を含む第1の電流経路を流れるが、電流IN4は、抵抗112を含む第2の電流経路を流れる。電流IN3は、抵抗110を流れる電流IN1と合成され、バイポーラトランジスタ102を流れる電流I1を生じさせる。電流IN4は、電流IN2と合成され、バイポーラトランジスタ101を流れる電流I2を生じさせる。
回路100の接合部170で測定されるバンドギャップ基準電圧VBGが、如何にして計算されるかを以下に説明する。図1に示されるように、電圧降下Vtが、抵抗110の両端で測定される。電圧Vtは、熱電圧VT(以下に説明される)に比例する。FET120と121、及びFET130と131は、同じサイズであり、電流IN1(即ち、抵抗110を流れる電流)は、実質的にIN2と同じである。例えば、FET130、131、120、及び121が適切なサイズになっている場合、2つの電流IN1とIN2は、互いから1%の範囲内にあることができる。絶対温度に依存する電流IN2は、以下の式により計算され得る。即ち、
IN1=IN2=Vt/R110
ここで、Vtは、抵抗110の両端の電圧降下であり、R110は、抵抗110の両端の抵抗値である。
IN1=IN2=Vt/R110
ここで、Vtは、抵抗110の両端の電圧降下であり、R110は、抵抗110の両端の抵抗値である。
電流IPTATは、FET130、131、132がカレントミラートランジスタであるので、電流IN1の倍数である。構成される場合、FET132のサイズは、FET130又は131のサイズの2M倍(ここで、Mは任意の定数)である。FET132がFET130又は131のサイズの2M倍であるという事実は、2Mの係数だけ電流IPTATを大きくする。従って、IPTAT/IN1=2M、又はIPTAT=2M×IN1。簡略化、及び最初の設計目的のために、抵抗111と112は、同じ抵抗からなり、電流IN3とIN4は同じであり、この場合、IN3=IN4=M×IN1。しかしながら、電流IN3とIN4は、バイポーラトランジスタ102と101のサイズが異なる場合には、等しくない可能性がある。即ち、バイポーラトランジスタ102と101のサイズが異なる場合、バイポーラトランジスタ102と101のベースエミッタ間電圧VBEは、互いに等しくなく、従って、電流IN3とIN4は、異なるであろう。
上記に基づいて、バイポーラトランジスタ102を流れる電流I1は、以下の式により計算され得る。即ち、
I1=IN1+IN3=IN1+M×IN1=(1+M)IN1。
バイポーラトランジスタ101を流れる電流I2は、以下の式により計算され得る。即ち、
I2=IN2+IN4=IN1+M×IN1=(1+M)IN1=I1。
電流I1とI2は、電流IN3とIN4がバイポーラトランジスタ102と101との間の異なるサイズに起因して異なる場合、同じでない可能性がある。バイポーラトランジスタ102と101との間の異なるサイズにより、バイポーラトランジスタ102と101のベースエミッタ間電圧VBEの差という結果になる。従って、電流I1とI2は、互いに等しくない。電流I1とI2の差は、最初の設計値から抵抗110を調整することにより補償される。
I1=IN1+IN3=IN1+M×IN1=(1+M)IN1。
バイポーラトランジスタ101を流れる電流I2は、以下の式により計算され得る。即ち、
I2=IN2+IN4=IN1+M×IN1=(1+M)IN1=I1。
電流I1とI2は、電流IN3とIN4がバイポーラトランジスタ102と101との間の異なるサイズに起因して異なる場合、同じでない可能性がある。バイポーラトランジスタ102と101との間の異なるサイズにより、バイポーラトランジスタ102と101のベースエミッタ間電圧VBEの差という結果になる。従って、電流I1とI2は、互いに等しくない。電流I1とI2の差は、最初の設計値から抵抗110を調整することにより補償される。
バイポーラトランジスタ102を横切るベースエミッタ間電圧VBE102、及びバイポーラトランジスタ101を横切るベースエミッタ間電圧VBE101は、以下の式に基づいて計算され得る。即ち、
VBE102=VT×In(I1/nIs)
VBE101=VT×In(I2/Is)
ここで、VTは、熱電圧(thermal voltage)であり、Isは、バイポーラトランジスタの飽和電流であり、定数である。熱電圧VTは、以下の式に基づいて計算される。即ち、
VT=k×T/q
ここで、kは、ボルツマン定数(1.3805×10−23J/°K)であり、Tはケルビン温度の温度であり、qは電子の電荷量(1.6021×10−19C)である。
VBE102=VT×In(I1/nIs)
VBE101=VT×In(I2/Is)
ここで、VTは、熱電圧(thermal voltage)であり、Isは、バイポーラトランジスタの飽和電流であり、定数である。熱電圧VTは、以下の式に基づいて計算される。即ち、
VT=k×T/q
ここで、kは、ボルツマン定数(1.3805×10−23J/°K)であり、Tはケルビン温度の温度であり、qは電子の電荷量(1.6021×10−19C)である。
従って、抵抗110の両端の電圧Vtは、
Vt=VT×In(n)
ここで、nは、バイポーラトランジスタ102のエミッタ面積とバイポーラトランジスタ101のエミッタ面積の比である。従って、上記で示されたように、抵抗110の両端の電圧Vtは、熱電圧VTに比例する。
Vt=VT×In(n)
ここで、nは、バイポーラトランジスタ102のエミッタ面積とバイポーラトランジスタ101のエミッタ面積の比である。従って、上記で示されたように、抵抗110の両端の電圧Vtは、熱電圧VTに比例する。
上記に示されたように、FET132におけるPTAT電流IPTATは、
IPTAT=2M×IN1。
IPTAT=2M×IN1。
IN1=Vt/R110及びVt=VT×In(n)であるので、IPTATは以下の式により計算され得る。即ち、
IPTAT=2M×(VT/R110)×In(n)。
IPTAT=2M×(VT/R110)×In(n)。
バンドギャップ基準電圧VBGは、抵抗111の両端の電圧降下を、バイポーラトランジスタ102を横切る電圧降下VBE102に加えることにより、又は抵抗112の両端の電圧降下を、バイポーラトランジスタ101を横切る電圧降下VBE101に加えることにより、計算され得る。抵抗111の両端の電圧降下は、VR111=IN3×R111、ここで、R111は抵抗111の抵抗値であり、IN3は抵抗111を流れる電流である。抵抗112の両端の電圧降下は、VR112=IN4×R112、ここで、R112は抵抗112の抵抗値であり、IN4は抵抗112を流れる電流である。従って、バンドギャップ基準電圧VBGは、以下の式により計算され得る。即ち、
VBG=VBE102+IN3×R111=VBE101+IN3×R112。
VBG=VBE102+IN3×R111=VBE101+IN3×R112。
電流IPTATが抵抗111と112との間で均等に分割されると仮定すると、IN3=IPTAT/2、及びIN4=IPTAT/2。従って、バンドギャップ基準電圧VBGは、以下の式によっても表され得る。即ち、
VBG=VBE102+IPTAP/2×R111=VBE101+IPTAP/2×R112。
VBG=VBE102+IPTAP/2×R111=VBE101+IPTAP/2×R112。
ここで説明されるように、バンドギャップ基準回路100は、絶対温度電流経路IN3及びIN4に比例した倍数を用いて、単一のバンドギャップ基準電圧VBGを提供する。
IN4のような単一の電流経路のみが使用される場合、安定したバンドギャップ基準電圧を達成するために必要とされる必要な比を有するように、抵抗112と110をマッチング(整合)させることが非常に重要である。例えば、単一の電流経路のバンドギャップ回路(図示せず)における抵抗112と110との間の任意の不整合により、温度によってバンドギャップ基準電圧の変動が増大する可能性があり、それは望ましくない。
単一の電流経路のバンドギャップ回路の場合に、温度によるバンドギャップ基準電圧の変動がΔVであると想定する。しかしながら、図1のバンドギャップ基準回路100を用いることにより、(上述したような)単一の電流経路のバンドギャップ回路における抵抗間の不整合に類似した抵抗110と112の不整合は、温度によるバンドギャップ基準電圧の変動がΔVより小さいという結果になる。即ち、回路100における抵抗110と112との間に不整合が存在する場合、抵抗110と112との間の不整合により、温度に対するバンドギャップ基準電圧の若干の変動が生じるであろう。しかしながら、2つのバイポーラトランジスタ102と101のそれぞれに流入するIN3及びIN4のような複数の電流経路により、回路100におけるバンドギャップ基準電圧の変動量は、R111/R110及びR112/R110の不整合比に依存する。従って、たとえ抵抗110と112との間のような、1つだけの不整合が生じても、バンドギャップ基準電圧の変動量は、単一の電流経路のバンドギャップ回路の変動ΔVより小さい。回路100のような、2つの電流経路の場合、温度によるバンドギャップ基準電圧の変動は、ΔVのほぼ半分とすることができる。回路100において、複数の電流経路を用いることにより、抵抗110と112、及び/又は抵抗110と111との間のわずかな変動は、単一の電流経路を用いる場合と比較して、バンドギャップ基準電圧VBGに与える影響は小さい。
バンドギャップ回路100の実施形態において、3つ、4つ、又はそれ以上の電流経路を用いて、安定したバンドギャップ基準電圧を提供することができる。
図2は、温度(℃)に対するバンドギャップ基準電圧VBG(V)を示すグラフ200である。グラフ200は、チャータード・セミコンダクタ ー・マニュファクチャリング(Chartered Semiconductor Manufacturing:CSM)のプロセスを用いた、回路100の回路シミュレーションに基づいている。この例において、以下のパラメータと共に、0.35μmのCSMプロセスが使用された。即ち、Vcc=3V、n=8、M=2、R110=20kΩ、及びR111=R112=91kΩ。図示されたように、バンドギャップ基準電圧VBGは、−20℃における約1.2080Vから44℃における約1.2102Vのピークまで変化し、その後電圧が降下している。従って、−20℃〜44℃の温度範囲における電圧の変化は、約2.2mVである。
図3は、複数のバンドギャップ基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路300の実施形態を示す。バンドギャップ基準回路300は、カレントミラーFET330、331、320、及び321を含む。電流フィードバック機構を備えるカレントミラートランジスタ330、331、320、及び321は、電源依存性を最小限に抑えるために使用される。FET330と331は、カレントミラー対を形成し、FET320と321は、カレントミラー対に結合される場合に、FET320、321のソース端子で等しい出力電圧を維持するレギュレータを形成する。図示されたように、FET330、331のソースは、電源電圧Vccに結合され、FET330、331のゲートは互いに結合される。また、FET330、331のゲートは、FET330のドレインにも結合される。FET330、331の基板は、Vccに結合される。FET330、331のドレインはそれぞれ、FET320、321のドレインに結合される。FET320、321のゲートは、互いに結合されて、FET321のドレインに結合される。FET320、321の基板は、Gndに結合される。
FET320のソースは、抵抗310を介してバイポーラトランジスタ302のエミッタに結合される。バイポーラトランジスタ302のベースとコレクタは、Gndに結合される。FET321のソースはバイポーラトランジスタ301のエミッタに結合され、バイポーラトランジスタ301のベースとコレクタは、Gndに結合される。
図3に示されるように、FET330のゲート及びドレインは、FET332のゲートに、及びコンデンサ340に結合される。FET332のゲートは、コンデンサ340を介して、FET332のドレインに結合される。FET332のソース及び基板は、Vccに結合される。FET332のドレインは、抵抗311を介してバイポーラトランジスタ302のエミッタに結合される。コンデンサ340は、バンドギャップ回路の周波数補償に使用される。
また、FET330のゲート及びドレインは、FET333のゲート及びコンデンサ341にも結合される。FET333のゲートは、コンデンサ341を介してFET333のドレインに結合される。FET333のソース及び基板は、Vccに結合される。FET333のドレインは、抵抗312を介してバイポーラトランジスタ301のエミッタに結合される。コンデンサ341は、バンドギャップ回路の周波数補償に使用される。
バンドギャップ回路300において、第1のバンドギャップ基準電圧VBG1は接合部370において測定されるが、第2のバンドギャップ基準電圧VBG2は、接合部371において測定される。バンドギャップ回路300は、接合部370に流入して、それから流出する、第1の絶対温度に比例する(PTAT)電流経路IPTAT1を含む。また、バンドギャップ回路300は、接合部371に流入して、それから流出する第2のPTAT電流経路IPTAT2も含む。電流IPTAT1は、抵抗311を含む第1の電流経路を流れるが、電流IPTAT2は、抵抗312を含む第2の電流経路を流れる。電流IPTAT1は、抵抗311を流れる電流IN1と合成され、バイポーラトランジスタ302を流れる電流I1を生じさせる。電流IPTAT2は、FET321のドレインから流出する電流IN2と合成され、バイポーラトランジスタ301を流れる電流I2を生じさせる。電流IN1は、バイポーラトランジスタ302と301及び抵抗310と共にFET320、321、330、及び331に基づいている。FET332と333は、Mの増倍率で電流IN1をミラーリングする。
抵抗310の両端の電圧Vtは、
Vt=VT×In(n)
ここで、nは、バイポーラトランジスタ302のエミッタ面積とバイポーラトランジスタ301のエミッタ面積の比である。
Vt=VT×In(n)
ここで、nは、バイポーラトランジスタ302のエミッタ面積とバイポーラトランジスタ301のエミッタ面積の比である。
簡略化のために、FET332と333のサイズは同じである。FET332のサイズは、FET330又は331のサイズのM倍であり、電流IPTAT1をMの係数だけ大きくする。従って、FET332における電流IPTAT1は、
IPTAT1=M×IN1=M×(VT/R310)×In(n)
ここで、R310は、抵抗310の抵抗値である。
IPTAT1=M×IN1=M×(VT/R310)×In(n)
ここで、R310は、抵抗310の抵抗値である。
FET330、331、332、333のカレントミラーに起因して、FET333における電流IPTAT2は、
IPTAT2=M×IN1=M×(VT/R310)×In(n)=IPTAT1
従って、電流IPTAT2は電流IPTAT1と同じである。
IPTAT2=M×IN1=M×(VT/R310)×In(n)=IPTAT1
従って、電流IPTAT2は電流IPTAT1と同じである。
第1のバンドギャップ基準電圧VBG1は、抵抗311の両端の電圧降下を、バイポーラトランジスタ302を横切る電圧降下に加えることにより計算され得る。バイポーラトランジスタ302を横切る電圧降下は、バイポーラトランジスタ302のベースエミッタ電圧VBE302である。第2のバンドギャップ基準電圧VBG2は、抵抗312の両端の電圧降下を、バイポーラトランジスタ301を横切る電圧降下に加えることにより計算され得る。バイポーラトランジスタ301を横切る電圧降下は、バイポーラトランジスタ301のベースエミッタ電圧VBE301である。抵抗311の両端の電圧降下は、VR311=IPTAT1×R311であり、ここで、R311は、抵抗311の抵抗値である。抵抗312の両端の電圧降下は、VR312=IPTAT2×R312であり、ここで、R312は、抵抗312の抵抗値である。従って、バンドギャップ基準電圧VBG1とVBG2は、以下のように表され得る。即ち、
VBG1=VBE302+IPTAP1×R311=VBE302+M×(VT/R310)×In(n)×R311及び
VBG2=VBE301+IPTAP2×R312=VBE301+M×(VT/R310)×In(n)×R312。
VBG1=VBE302+IPTAP1×R311=VBE302+M×(VT/R310)×In(n)×R311及び
VBG2=VBE301+IPTAP2×R312=VBE301+M×(VT/R310)×In(n)×R312。
VBG1とVBG2を計算するための上記の式において、nはバイポーラトランジスタ302のエミッタ面積とバイポーラトランジスタ301のエミッタ面積の比であり、VTは熱電圧であり、MはFETカレントミラー332とFETカレントミラー333の比であり、R310は抵抗310の抵抗値である。
バンドギャップ基準回路300は、絶対温度に比例する複数の電流経路IPTAT1とIPTAT2を用いて、複数のバンドギャップ基準電圧VBG1とVBG2を提供する。複数のバンドギャップ基準電圧VBG1とVBG2は、種々の回路の応用形態に独立した内部基準電圧を提供するために使用され得る。
図4は、温度(℃)に対する第1のバンドギャップ基準電圧VBG1(V)を示すグラフ410、及び温度(℃)に対する第2のバンドギャップ基準電圧VBG2(V)を示すグラフ420を示す。グラフ410と420は、図3に示された回路300の回路シミュレーションに基づいている。この例において、以下のパラメータと共に、0.35μmのCSMプロセスが使用された。即ち、Vcc=3V、n=8、M=2、R310=20kΩ、R311=93kΩ、及びR312=91kΩ。R311とR312の値は、バイポーラトランジスタ302と301のエミッタ面積の差を補償するために異なる。バイポーラトランジスタ302と301のエミッタ面積の差は、バイポーラトランジスタ302と301のVBE電圧に影響を及ぼす。グラフ410に示されるように、第1のバンドギャップ基準電圧VBG1は、−20℃における約1.2098Vから52℃における約1.2126Vのピークまで変化する。グラフ420に示されるように、第2のバンドギャップ基準電圧VBG2は、−20℃における約1.2093Vから50℃における約1.2117Vのピークまで変化する。従って、−20℃〜52℃の温度範囲における電圧の変化は、VBG1については約2.8mVであり、VBG2については約2.4mVである。
Claims (20)
- 出力バンドギャップ基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路であって、
バンドギャップ基準電圧を出力する出力ノードにおいて、絶対温度に比例する電流を生成するカレントミラーと、
前記出力ノードと第1のバイポーラトランジスタとの間に結合された第1の抵抗を含む第1の電流経路と、
前記出力ノードと第2のバイポーラトランジスタとの間に結合された第2の抵抗を含む第2の電流経路とを含み、
前記第1の電流経路が前記第2の電流経路に並列である、バンドギャップ基準回路。 - 前記絶対温度に比例する電流が、前記出力ノードにおいて、前記第1の電流経路および前記第2の電流経路に流入する、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記絶対温度に比例する電流が、前記出力ノードにおいて、前記第1の電流経路および前記第2の電流経路を均等に流れる、前記請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1のバイポーラトランジスタが前記第1の抵抗と接地との間に結合され、前記第2のバイポーラトランジスタが前記第2の抵抗と接地との間に結合される、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1のバイポーラトランジスタに結合された第3の抵抗をさらに含み、前記第3の抵抗を流れる電流が、前記絶対温度に比例する電流に比例する、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記出力ノードにより出力される前記バンドギャップ基準電圧が、
前記第1の抵抗の両端の電圧と前記第1のバイポーラトランジスタのベースエミッタ電圧の和、及び
前記第2の抵抗の両端の電圧と前記第2のバイポーラトランジスタのベースエミッタ電圧の和の1つによって表される、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。 - 前記出力ノードにより出力される前記バンドギャップ基準電圧が、
VBE1+IN3×R1=VBE2+IN4×R2
により求められ、ここで、VBE1は前記第1のバイポーラトランジスタを横切るベースエミッタ間電圧であり、IN3は第1の抵抗の両端に流れる、前記絶対温度に比例する電流の値であり、R1は前記第1の抵抗の抵抗値であり、VBE2は前記第2のバイポーラトランジスタを横切るベースエミッタ間電圧であり、IN4は第2の抵抗の両端に流れる、前記絶対温度に比例する電流の値であり、R2は前記第2のトランジスタの抵抗値である、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。 - 前記第1の電流経路を流れる電流が、前記第2の電流経路を流れる電流と実質的に同じである、請求項7に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記カレントミラーが、
電界効果トランジスタと、
コンデンサとを含み、前記電界効果トランジスタのドレインが前記出力ノードに結合され、前記コンデンサが前記電界効果トランジスタのゲート及び前記電界効果トランジスタの前記ドレインに結合される、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。 - 前記バンドギャップ基準電圧が、前記絶対温度に比例する電流に比例する、請求項1に記載のバンドギャップ基準回路。
- 複数の出力基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路であって、
第1のバンドギャップ基準電圧を出力する第1の出力ノードに、第1の絶対温度に比例する電流を生成する第1のカレントミラーと、
前記第1の出力ノードと第1のバイポーラトランジスタとの間に結合された第1の抵抗を含む第1の電流経路と、
第2のバンドギャップ基準電圧を出力する第2の出力ノードに、第2の絶対温度に比例する電流を生成する第2のカレントミラーと、
前記第2の出力ノードと第2のバイポーラトランジスタとの間に結合された第2の抵抗を含む第2の電流経路とを含む、バンドギャップ基準回路。 - 前記第1の絶対温度に比例する電流が、前記第1の電流経路を流れ、前記第2の絶対温度に比例する電流が、前記第2の電流経路を流れ、前記第1の絶対温度に比例する電流が、前記第2の絶対温度に比例する電流に等しい、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1のバイポーラトランジスタが前記第1の抵抗と接地との間に結合され、前記第2のバイポーラトランジスタが前記第2の抵抗と接地との間に結合される、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1のカレントミラー及び前記第2のカレントミラーが、
電界効果トランジスタと、
コンデンサとを含み、前記電界効果トランジスタのドレインが、前記コンデンサを介して前記電界効果トランジスタのゲートに結合される、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。 - 前記第1のバイポーラトランジスタに結合された第3の抵抗をさらに含み、前記第3の抵抗を流れる電流が、前記第1の絶対温度に比例する電流に比例する、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1の出力ノードにより出力される前記第1のバンドギャップ基準電圧が、前記第1の抵抗の両端の電圧と前記第1のバイポーラトランジスタのベースエミッタ間電圧の和により表される、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第2の出力ノードにより出力される前記第2のバンドギャップ基準電圧が、前記第2の抵抗の両端の電圧と前記第2のバイポーラトランジスタのベースエミッタ間電圧の和により表される、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。
- 前記第1の出力ノードにより出力される前記第1のバンドギャップ基準電圧が、
VBE1+IPTAP1×R1=VBE1+M×(VT/R3)×In(n)×R1
により求められ、ここで、VBE1は前記第1のバイポーラトランジスタを横切るベースエミッタ間電圧であり、IPTAP1は前記第1の絶対温度に比例する電流の値であり、R1は前記第1の抵抗の抵抗値であり、nは前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタ面積と前記第1のバイポーラトランジスタのエミッタ面積の比であり、VTは熱電圧であり、Mは前記第1のカレントミラーと前記第2のカレントミラーの比であり、R3は第3の抵抗の抵抗値である、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。 - 前記第2の出力ノードにより出力される前記第2のバンドギャップ基準電圧が、
VBE2+IPTAP2×R2=VBE2+M×(VT/R3)×In(n)×R2
により求められ、ここで、VBE2は前記第2のバイポーラトランジスタを横切るベースエミッタ間電圧であり、IPTAP2は前記第2の絶対温度に比例する電流の値であり、R2は第2の抵抗の抵抗値であり、nは前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタ面積と前記第1のバイポーラトランジスタのエミッタ面積の比であり、VTは熱電圧であり、Mは前記第1のカレントミラーと前記第2のカレントミラーの比であり、R3は第3の抵抗の抵抗値である、請求項11に記載のバンドギャップ基準回路。 - 複数の出力基準電圧を生成するバンドギャップ基準回路であって、
第1のバンドギャップ基準電圧を出力する第1の出力ノードに、第1の絶対温度に比例する電流を生成する第1のカレントミラーと、
前記第1の出力ノードと第1のバイポーラトランジスタとの間に結合された第1の抵抗を含む第1の電流経路と、
第2のバンドギャップ基準電圧を出力する第2の出力ノードに、第2の絶対温度に比例する電流を生成する第2のカレントミラーと、
前記第2の出力ノードと第2のバイポーラトランジスタとの間に結合された第2の抵抗を含む第2の電流経路と、
カレントミラー対と、
第1の電界効果トランジスタ及び第2の電界効果トランジスタを含むレギュレータとを含み、
前記カレントミラー対に結合された前記レギュレータが、前記第1の電界効果トランジスタ及び前記第2の電界効果トランジスタのソース端子において等しい出力電圧を生成し、前記第1の電界効果トランジスタが第3の抵抗を介して前記第1のバイポーラトランジスタに結合され、前記第2の電界効果トランジスタが前記第2のバイポーラトランジスタに結合される、バンドギャップ基準回路。
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