JP2009058759A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ユニット側から浮遊してくる現像剤の光射出面への付着を十分に抑制して、画像品質の低下を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】カラーレーザプリンタ1は、表面に静電潜像が形成される感光ドラム53と、LED420を有し、感光ドラム53上の対向位置Tに対向した露光位置で感光ドラム53を露光するとともに、露光位置と退避位置との間で変位可能なLEDユニット40とを備え、LEDユニット40は、LEDユニット40の光射出面40Aよりも突出して設けられた防塵壁110と、露光位置で感光ドラム53に対してLEDユニット40を位置決めする位置決め部120とを有し、防塵壁110と位置決め部120は一体成形されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、感光体と露光部材の光射出面とを近接配置した画像形成装置に関する。
従来、感光体と露光部材(例えば、LEDヘッドなど)の光射出面とを近接配置して感光体を露光する方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、感光体と露光部材の光射出面とが近接配置されているため、感光体に現像剤を供給する現像ユニット側から浮遊してきた現像剤が光射出面に付着して汚れるので画像品質が低下するという問題があった。そこで、例えば、特許文献1や特許文献2では、露光部材の先端(光射出面)付近に、感光体側へ向けて突出する防塵壁や遮蔽部などを設け、現像ユニット側から浮遊してきた現像剤の光射出面への付着を抑制する構成が開示されている。
実開平2−40541号公報(第2図) 特開2004−45795号公報(図6)
ところで、前記したような従来装置は、感光体に対する防塵壁の位置が、露光部材全体の位置決め機構によって間接的に決まる構成なので、感光体に対する防塵壁自体の位置決め精度が十分ではなかった。そのため、防塵壁を感光体に十分に近接させることができず、現像ユニット側から浮遊してきた現像剤の光射出面への付着を十分に抑制することができなかった。
また、従来装置の露光部材の位置決め機構で防塵壁を感光体に十分に近接させるために、例えば、防塵壁の寸法を長くすると、感光体に対する防塵壁自体の位置決め精度が十分ではないので、防塵壁の先端が感光体に接触してその表面を損傷するおそれがあった。
そこで、本発明は、現像ユニット側から浮遊してくる現像剤の光射出面への付着を十分に抑制して、画像品質の低下を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される感光体と、発光素子を有し、前記感光体上の対向位置に対向した露光位置で前記感光体を露光して前記静電潜像を形成するとともに、前記露光位置と前記露光位置から退避した退避位置との間で変位可能な露光部材とを備え、前記露光部材は、前記露光部材の光射出面よりも突出して設けられた防塵壁と、前記露光位置で、前記感光体に対して前記露光部材を位置決めする位置決め部材とを有し、前記防塵壁と前記位置決め部材は一体成形されたことを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、露光部材の防塵壁と一体成形された位置決め部材が感光体に対して露光部材を位置決めするので、防塵壁を感光体に対して精度よく位置決めすることができる。これにより、防塵壁を感光体に十分に近接させることが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、防塵壁を感光体に対して精度よく位置決めすることができるので、防塵壁を感光体に十分に近接させることができる。これによって、現像ユニット側から浮遊してくる現像剤の光射出面への付着を十分に抑制することができるので、画像品質の低下を抑制することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの全体構成を示す断面図であり、図2はLEDユニットが退避位置にある状態のカラーレーザプリンタを示す断面図である。
ここで、以下の説明において方向は、カラーレーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「手前側」、紙面に向かって右側を「奥側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
本体筐体10の手前側には開閉自在なフロントカバー11が下方を支点として前後(手前・奥側)に回動自在に設けられ、本体筐体10の上部には開閉自在なアッパーカバー12が奥側に設けられたヒンジ部を支点として上下に回動自在に設けられている(図2参照)。アッパーカバー12の上面は本体筐体10から排出された用紙Pを蓄積する排紙トレイ13となっており、下面には後述する各LEDユニット40を保持する複数の保持部材14が設けられている。
また、本体筐体10内には、後述する各プロセスユニット50を着脱自在に収容するフレーム15が設けられている。このフレーム15は、図2に示すように、アッパーカバー12を開いて各LEDユニット40を上方へ退避させた後、フロントカバー11を開いたときにできる開口から手前側(矢印方向)に引き出し可能に構成されている。これにより、フレーム15を引き出した状態で各プロセスユニット50を交換することができる。
給紙部20は、図1に示すように、本体筐体10内の下部に設けられ、本体筐体10に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙供給機構22を主に備えている。用紙供給機構22は、給紙トレイ21の手前側に設けられ、給紙ローラ23、分離ローラ24および分離パッド25を主に備えている。
このように構成される給紙部20では、給紙トレイ21内の用紙Pが、一枚ずつ分離されて上方へ送られ、紙粉取りローラ26とピンチローラ27の間を通過する過程で紙粉が除去された後、搬送経路28を通って奥側へ方向転換され、画像形成部30(搬送ベルト73上)に供給される。
画像形成部30は、露光部材の一例としての4つのLEDユニット40と、4つのプロセスユニット50(ドラムユニット51および現像ユニット61)と、転写ユニット70と、定着ユニット80とから主に構成されている。
各LEDユニット40は、先端部分(光射出面40A。図4参照)が各感光ドラム53に上方から対向して配置される露光位置(図1参照)において、上端が本体筐体10のアッパーカバー12に保持部材14を介して固定され、下端に後述する防塵・位置決め部材100を備えている。また、各LEDユニット40は、露光位置において、手前側からプロセスユニット50(詳細には現像ユニット61)、LEDユニット40の順に交互に配置されている。さらに、各LEDユニット40は、図2に示すように、アッパーカバー12を開くことで露光位置から退避位置へと移動することができる。LEDユニット40の詳細については後述する。
プロセスユニット50は、アッパーカバー12と給紙部20との間で前後方向(手前・奥側の方向)に並んで配置され、ドラムユニット51と、ドラムユニット51に対して着脱自在に装着される現像ユニット61とを備えている。なお、各プロセスユニット50は、現像ユニット61のトナー収容室66に収容されるトナー(現像剤)の色が相違するのみであり、構成については同一である。
ドラムユニット51は、フレームの一例としてのドラムフレーム52と、ドラムフレーム52に回転可能に支持される感光体の一例としての感光ドラム53と、スコロトロン型帯電器54とを主に備えている。
ドラムフレーム52は、感光ドラム53に対して上方から対向する面に、LEDユニット40が発するLED光を感光ドラム53に照射するための露光孔521と、露光位置において後述する防塵壁110が貫入する複数の貫通孔522がそれぞれ設けられている(図3参照)。
現像ユニット61は、現像フレーム62と、現像フレーム62に回転可能に支持される現像ローラ63および供給ローラ64と、層厚規制ブレード65とを備え、トナーを収容するトナー収容室66を有している。
転写ユニット70は、給紙部20と各プロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を主に備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光ドラム53に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム53との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム53に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるように構成されている。
定着ユニット80は、各プロセスユニット50および転写ユニット70の奥側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム53の表面が、スコロトロン型帯電器54により一様に帯電された後、各LEDユニット40から照射されるLED光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム53上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、トナー収容室66内のトナーが、供給ローラ64の回転により現像ローラ63に供給され、現像ローラ63の回転により現像ローラ63と層厚規制ブレード65との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ63上に担持される。
現像ローラ63上に担持されたトナーは、現像ローラ63が感光ドラム53に対向して接触するときに、感光ドラム53上に形成された静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム53上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム53と搬送ベルト73の内側に配置される各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム53上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。
そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着ユニット80の出口から上方に向かって延び、手前側に反転するように形成された排紙側搬送経路91と、用紙Pを搬送する複数対の搬送ローラ92を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙P(画像が形成された用紙P)は、搬送ローラ92によって排紙側搬送経路91を搬送され、本体筐体10の外部に排出されて排紙トレイ13に蓄積される。
次に、本発明の特徴部分について詳細に説明する。参照する図面において、図3はLEDユニット、ドラムフレームおよび感光ドラムを示す斜視図であり、図4は露光位置におけるLEDユニット、ドラムフレームおよび感光ドラムの関係を示す側面図(a)と断面図(b)である。
図3に示すように、本発明の特徴部分は、LEDユニット40の防塵・位置決め部材100と、ドラムフレーム52に設けられた露光孔521および貫通孔522から主に構成される。まず、LEDユニット40の詳細構造について説明する。
LEDユニット40は、LED光を発するLEDヘッド41と、LEDヘッド41を揺動可能に支持するアーム部材42と、防塵・位置決め部材100とを主に備えている。
LEDヘッド41は、図4(b)に示すように、LEDヘッド本体410内に、左右方向に配列されるとともに、感光ドラム53に対向配置された複数の発光素子の一例としてのLED(Light Emitting Diode)420と、レンズ430とを備えている。
レンズ430の露光位置における下端面には光射出面40Aが形成されている。LED420が発したLED光は、レンズ430を通って光射出面40Aから射出され、ドラムフレーム52の露光孔521を通って感光ドラム53上に照射される。
LEDヘッド本体410には、図3に示すように、感光ドラム53の対向位置T(図4(b)参照)における感光ドラム53周面の移動方向(感光ドラム53の回転方向M)と光射出面40AからのLED光の射出方向L(LED光の光軸方向)とに略直交する方向(本実施形態においては、感光ドラム53の回転軸方向である)の両端側に係止部411(一方は図示せず)が設けられている。また、LEDヘッド本体410の上部には円柱状のアーム取付部412が設けられ、下部には嵌合部413が設けられている。
アーム部材42は、上端が保持部材14を介して本体筐体10のアッパーカバー12に固定されるとともに、下端にLEDヘッド41が取り付けられている。より詳細には、アーム部材42の下端に設けられたヘッド取付部421が、LEDヘッド41のアーム取付部412と係合することで、LEDヘッド41のアーム取付部412を軸に回動可能に保持している(図4(b)参照)。このようにLEDヘッド41がアーム部材42に対して回動可能に支持されることにより、LEDヘッド41の先端(下端)は露光位置において前後方向に揺動可能となる。
なお、アーム取付部412とヘッド取付部421の凹部の底面との間には、バネ43が設けられている。これにより、LEDヘッド41は、アーム部材42に対して上下に揺動可能となっている。本実施形態においては、バネ43は圧縮コイルバネを採用している。
防塵・位置決め部材100は、図3に示すように、矩形状の孔部103を有する枠状の部材本体101と、部材本体101の左右方向の両端にそれぞれ設けられた係止爪102と、複数の防塵壁110と、位置決め部材の一例としての位置決め部120とを備え、これらが一体成形によって形成されている。
防塵壁110は、部材本体101の手前側において、LEDユニット40の感光ドラム53の回転軸方向(左右方向)に沿って3つ設けられている。この防塵壁110は、感光ドラム53の回転軸方向の中心位置Cを基準にして左右対称に、かつ、感光ドラム53の回転軸方向における感光ドラム53上の静電潜像形成領域Rの範囲内に設けられている。また、3つの防塵壁110の内、感光ドラム53の回転軸方向の両側に配置される2つの防塵壁110の奥側壁面の中央付近には、露光位置においてドラムフレーム52の貫通孔522の奥側内壁に当接する突起部111が設けられている。
このような防塵壁110は、絶縁性の材料から形成されることが望ましく、具体例としては、ポリスチレン、ポリカーボネートなどが挙げられる。これによれば、露光位置で近接する感光ドラム53と防塵壁110の先端との間における放電を防止することができる。
位置決め部120は、部材本体101下面の左右方向の両端付近(一方は図示せず)にそれぞれ設けられた突起状の部分である。なお、本実施形態では、位置決め部120は、部材本体101下面の左右方向の両端付近にそれぞれ一つずつ設けられているが、複数ずつ設けてもよい。
このように構成された防塵・位置決め部材100は、本実施形態ではLEDヘッド41の光射出面40A側に備えられている。防塵・位置決め部材100とLEDヘッド41の取り付けについて詳細に説明する。まず、防塵・位置決め部材100の孔部103にLEDヘッド41の嵌合部413が挿入される。このとき、係止爪102がLEDヘッド41の係止部411によって前後方向(手前・奥側の方向)に広げられ、嵌合部413が孔部103に完全に挿入された段階で、係止爪102の形状が元に戻ることによって係止爪102が係止部411を係止する。これにより、図4(a)に示すように、防塵・位置決め部材100がLEDヘッド41の光射出面40A側に固定された状態で取り付けられる。
図4に示すように、露光孔521および貫通孔522は、ドラムフレーム52の感光ドラム53に対して上方から対向する面に、上下方向に貫通して設けられている。貫通孔522の手前側内壁には、LEDユニット40が露光位置と退避位置との間で変位する際に、防塵壁110の先端が描く軌跡を避けるように、下方から上方に向かって広がるテーパ面522Aが設けられている。
なお、図4に示すように、ドラムフレーム52の感光ドラム53に対して上方から対向する面の下面には、付勢部材523が取り付けられている。付勢部材523は、可撓性を有する板状の部材であり、テーパ面522Aの下端から奥側へ突出するように構成されている。付勢部材523のテーパ面522Aの下端から奥側へ突出した部位は、防塵壁110が貫通孔522に貫入するときに、防塵壁110の先端が当接することで下方へ逃げるように弾性変形する。
次に、LEDユニット40の防塵・位置決め部材100の作用について説明する。
図4に示すように、防塵・位置決め部材100を有するLEDユニット40を退避位置(図2参照)から露光位置へ移動すると、防塵壁110がドラムフレーム52に設けられた貫通孔522に貫入して、突起部111が貫通孔522の奥側内壁に当接するとともに、位置決め部120が露光孔521の左右のドラムフレーム52に当接する。
このとき、LEDヘッド41とアーム部材42との間に設けられたバネ43が若干押し縮められるので、LEDヘッド41には下方(図4(a)の矢印方向)への付勢力が付与され、位置決め部120がドラムフレーム52に確実に当接する。また、防塵壁110の先端が付勢部材523のテーパ面522Aの下端から奥側へ突出した部位に当接するので、突起部111には防塵壁110を介して貫通孔522の奥側内壁への付勢力が付与され、突起部111が貫通孔522の奥側内壁に確実に当接する。
位置決め部120がドラムフレーム52に当接することで、防塵・位置決め部材100が取り付けられたLEDユニット40の上下方向の位置を精度よく決めることができるとともに、位置決め部120と一体成形された防塵壁110の高さ方向(上下方向)の位置を感光ドラム53に対して精度よく決めることができる。また、突起部111がドラムフレーム52の貫通孔522の奥側内壁に当接することで、左右方向に長く形成された防塵壁110の位置を感光ドラム53の回転軸53A(図3参照)に対して平行に決めることができる。
防塵壁110は、その先端が光射出面40Aよりも感光ドラム53側に突出するとともに、感光ドラム53に対して十分に近接して配置される寸法に形成されている。また、防塵壁110は、部材本体101の手前側、すなわち、感光ドラム53上のLEDユニット40との対向位置T(図4(b)参照)よりも、感光ドラム53の回転方向Mの下流側(現像ユニット61側。図1参照)に設けられている。これらによれば、現像ユニット61側から浮遊するトナーが光射出面40Aに付着することを効果的に抑制することができる。
なお、一体成形された位置決め部120が防塵壁110の近傍でドラムフレーム52に当接しているので、防塵壁110が感光ドラム53に対して精度よく位置決めされる。このように防塵壁110が感光ドラム53に対して精度よく位置決めされることで、防塵壁110の先端を感光ドラム53に近接させても、防塵壁110の先端が感光ドラム53に接触してその表面を損傷することを防止できる。
以上のように構成されたカラーレーザプリンタ1によれば、防塵壁110と位置決め部120とが一体成形されることで、防塵壁110が位置決め部材を兼ねるので、防塵壁110を感光ドラム53に対して精度よく位置決めすることができる。これによって、防塵壁110を感光ドラム53に十分に近接させることができるので、トナーの光射出面40Aへの付着、すなわち、トナーによる光射出面40Aの汚れを十分に抑制することができ、画像品質の低下を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記した実施形態では、フレームの一例として感光ドラム53を支持するドラムフレーム52を示したが、これに限定されるものではない。例えば、ドラムフレーム52と現像フレーム62とを一体に形成したフレーム、すなわち、感光ドラム53と現像ローラ63の両方を支持するフレームであってもよい。
前記した実施形態では、LEDヘッド41と防塵・位置決め部材100とを別体として成形し、LEDヘッド41の光射出面40A側に防塵・位置決め部材100を取り付ける構成を示したが、これに限定されるものではない。例えば、LEDヘッド41と防塵・位置決め部材100とを一体成形してもよい。これによれば、防塵壁110の感光ドラム53に対する位置決め精度をさらに向上させることができる。
前記した実施形態では、防塵・位置決め部材100に防塵壁110を3つ設けた構成を示したが、これに限定されず、例えば、防塵壁を2つ設けてもよいし、4つ以上設けてもよい。
また、防塵壁を感光ドラム53の回転軸方向(左右方向)に連続する1つの壁体として形成してもよい。これによれば、防塵壁を複数設けた場合にできる防塵壁間の隙間がなくなるので、現像ユニット側から浮遊するトナーの光射出面への付着をより確実に抑制することができる。
前記した実施形態では、防塵壁110を感光ドラム53上の静電潜像形成領域Rの範囲内に設けた構成を示したが、これに限定されず、例えば、防塵壁110を静電潜像形成領域Rを超えて設けてもよい。
前記した実施形態では、防塵壁110を光射出面40Aの手前側にのみ設けた構成を示したが、これに限定されず、例えば、防塵壁110を光射出面40Aの手前側および奥側(感光ドラム53とLEDユニット40との対向位置Tよりも感光ドラム53の回転方向Mの上流側)の両方に設けてもよい。これによれば、退避位置(図2参照)において光射出面40A(レンズ430)を効果的に保護することもできる。
前記した実施形態では、突起部111を左右2つの防塵壁110の奥側壁面の中央付近に1つずつ設けた構成を示したが、これに限定されず、例えば、3つの防塵壁110の奥側壁面の中央付近にそれぞれ1つずつ設けてもよいし、各防塵壁110に複数の突起部111を設けてもよい。なお、防塵壁110の位置を感光ドラム53の回転軸に対して平行に決めるため、突起部111は感光ドラム53の回転軸方向の中心位置Cを基準にして左右対称に設けることが望ましい。
前記した実施形態では、位置決め部120(位置決め部材)を先端が半球形の柱状に構成した例を示したが、これに限定されず、例えば、円柱状や多角柱状に構成してもよい。また、露光位置における部材本体101の下面に、光射出面40Aよりも突出して設けられる壁状や枠状に構成してもよい。また、防塵壁に下方から上方に向かって切欠部(凹部)を形成し、露光位置においてフレーム(各貫通孔522の間の部分)と当接する凹部の底面部分を位置決め部(位置決め部材)としてもよい。
前記した実施形態では、露光位置において位置決め部120の先端がドラムフレーム52に単に当接する構成を示したが、これに限定されず、例えば、図5(a),(b)に示すように、露光位置において、位置決め部120’の先端が、少なくとも底部に当接する穴部524をドラムフレーム52に設けてもよい。これによれば、図5(c)に示すように、LEDユニット40の前後方向の位置を精度よく、かつ、確実に決めることができるので、LEDユニット40が感光ドラム53の回転軸53Aに対して斜めになること(図5(c)の鎖線参照)による露光距離の変化に起因する画像品質の低下を防止することができる。なお、このような形態とした場合、防塵壁110の突起部111を省略することができる。
前記した実施形態では、発光素子として配列された複数のLED420を有するLEDユニット40を露光部材の一例として示したが、これに限定されるものではない。例えば、発光素子は、多数配列され画像データに応じて選択的に発光できるものであればLED(発光ダイオード)に限定されず、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子や蛍光体などであってもよい。また、単数または複数の発光素子(光源)からの光を制御する光シャッタ(例えば、液晶素子、PLZT素子など)を多数配列し、光シャッタの開閉時間を画像データに応じて選択的に制御する露光部材を使用することもできる。
前記した実施形態では、貫通孔522の手前側内壁にテーパ面522Aを設けた例を示したが、LEDユニット40が露光位置と退避位置との間で変位する際に、防塵壁110の先端が描く軌跡を避けることができる形状であればこれに限定されず、例えば、貫通孔を手前側に幅広に形成してもよい。
画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの全体構成を示す断面図である。 LEDユニットが退避位置にある状態のカラーレーザプリンタを示す断面図である。 LEDユニット、ドラムフレームおよび感光ドラムを示す斜視図である。 露光位置におけるLEDユニット、ドラムフレームおよび感光ドラムの関係を示す側面図(a)と断面図(b)である。 (a)他の実施形態に係るLEDユニットとドラムフレームを側面から見た一部断面図であり、(b)は奥側から見た一部断面図であり、(c)はLEDユニットと感光ドラムを上面から見た図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
40 LEDユニット
40A 光射出面
52 ドラムフレーム
53 感光ドラム
100 防塵・位置決め部材
110 防塵壁
111 突起部
120 位置決め部
420 LED
522 貫通孔
C 中心位置
L 射出方向
M 回転方向
R 静電潜像形成領域
T 対向位置

Claims (8)

  1. 表面に静電潜像が形成される感光体と、
    発光素子を有し、前記感光体上の対向位置に対向した露光位置で前記感光体を露光して前記静電潜像を形成するとともに、前記露光位置と前記露光位置から退避した退避位置との間で変位可能な露光部材とを備え、
    前記露光部材は、
    前記露光部材の光射出面よりも突出して設けられた防塵壁と、
    前記露光位置で、前記感光体に対して前記露光部材を位置決めする位置決め部材とを有し、
    前記防塵壁と前記位置決め部材は一体成形されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記防塵壁と前記位置決め部材は、前記露光部材の光射出面側に備えられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体を支持するとともに、前記露光位置で前記防塵壁が貫入する貫通孔が形成されたフレームを備え、
    前記防塵壁は、前記露光位置で、前記感光体上の対向位置における前記感光体の移動方向において互いに対向する前記貫通孔の内壁の一方に当接する突起部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記防塵壁は、絶縁性の材料からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記防塵壁は、前記感光体上の対向位置における前記感光体の移動方向と前記光射出面からの光の射出方向とに略直交する方向の中心位置を基準にして左右対称に設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記防塵壁は、前記感光体上の前記静電潜像が形成される領域に対応した範囲に設けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記防塵壁は、前記露光位置において、前記感光体上の対向位置よりも前記感光体上の対向位置における前記感光体の移動方向の下流側に設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記防塵壁は、前記感光体上の対向位置における前記感光体の移動方向と前記光射出面からの光の射出方向とに略直交する方向に沿って設けられたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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