JP2009058012A - 一方向クラッチ用外側保持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付け状態で外側保持器の外輪内周面からの抜けを防止し、外側保持器の姿勢の安定性を保ち、組付け時においては外輪内周面への挿入が容易であり、且つ低コストの一方向クラッチ用外側保持器を提供することを目的とする。
【解決手段】外側保持器9のフランジ部14には、外輪内周面3aよりも径方向で外方に突出する長円部22が3箇所以上設けてあり、隣り合う長円部22は、短円部24によって接続されている。外輪内周面3aに設けられた係止溝20に長円部22が掛かり止めされることにより、外側保持器9の軸方向への抜けを防止し、組付け時においては、短円部24を撓ませることにより、外輪内周面3aへの挿入が容易となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の自動変速機等に用いられる一方向クラッチの外側保持器に関する。
車両の自動変速機等には、駆動側の回転力を一方向にのみ伝達し、反対方向には伝達しない一方向クラッチが用いられている。
従来のスプラグ型一方向クラッチは、相対回転する同心の内輪及び外輪と、内輪及び外輪の間に介装された一方向クラッチ機構から成っている。一方向クラッチ機構は、トルク伝達部材である複数のスプラグと、スプラグを係合方向へ付勢するスプリング部材と、スプラグを保持するとともに過度の傾斜を抑制する筒状の内側保持器及び外側保持器と、これら両保持器を所定の間隔に保持してスプラグの作用を確実なものにする一対のエンドベアリングとから構成されている。
外側保持器は、円筒部と、円筒部の一方の端部から径方向で外方に延在するフランジ部とを有し、円筒部には、スプラグと一対一で対応し、該スプラグを円周方向に保持する略矩形の窓部が周方向に所定間隔で複数穿設されている。円筒部とフランジ部とは、一体に形成されている。
内側保持器も外側保持器と略同様の構成であるが、軸方向で一方の端部に形成されているフランジ部が、径方向で内側に向かう内向きフランジとなっている。
このような構成の一方向クラッチにおいて、外輪がスプラグに回転力を作用させる駆動輪となってトルクを伝達する場合、外輪に急激な動作が加わった時などでもスプラグに動作を確実に伝達するために外側保持器と外輪内周面との間に適度な引き摺りトルクが働くようにする必要がある。
この引き摺りトルクを得る手段として、特許文献1においては、外向きフランジを含め、外側保持器全体を楕円形状とし、この楕円の長径方向の両端で外側フランジ部と外輪の内周面とを接触させることにより必要な引き摺りトルクを得ていた。
このような従来の外側保持器においては、楕円形状とした外側保持器の長軸方向の径は、外輪の内径より僅かに大きくしてある。このため、外側保持器を外輪内周面に組付けた状態においては、外側保持器全体の歪みによるバネ作用で外側保持器を外輪の内周面に固定していた。
特許文献2には、楕円形状に形成された外側保持器において、フランジ部の周方向の一部に切欠き部を設け、保持器全体のバネ性が得やすい外側保持器が開示されている。
実開昭62−188632号公報 実開平06−22630号公報
従来の楕円形状に形成した外側保持器は、上述した通り、楕円の長軸方向の両端でフランジ部と外輪内周面とが接触しているため、外輪内周面との接触は2点接触である。従来は、外側保持器を楕円形状にすることは、外輪内周面との引き摺りトルクを得ることを主な目的としているため、外輪内周面との接触点は2点で特に問題はなかった。
しかし、外側保持器を外輪内周面に組付けた状態において、外側保持器のフランジ部を、外側保持器が外輪内周面から軸方向に抜けることを防止するための手段として考えた場合、外輪内周面との接触点が2点では外側保持器の姿勢のバランス性が悪い。即ち、外輪内周面に対して外側保持器を支える場所が2点であるために外側保持器の姿勢が不安定な状態となってしまう。
また、特許文献2の保持器のようにフランジ部に切欠きを形成する場合、プレス加工によって形成するため、プレス装置或いはパンチ等の部品の寿命も、コストに大きく関わってくる。また、プレス加工自体も複雑になるためコストがかかる。
また、外側保持器の組付けは、外側保持器を撓ませて外輪内周面に挿入するが、フランジ部に切欠きを形成すると保持器の周方向の剛性が弱くなるため、必要以上に撓んでしまう可能性があり、外側保持器自体の強度が低下する恐れがある。
また、フランジ部が欠けていると、フランジ部に角部があるため、金型の欠けの原因となる。従って、熱処理加工が困難になるということもある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、組付け状態で外側保持器の姿勢の安定性を保ち、組付け時においては外輪内周面に挿入が容易であり、且つ低コストの一方向クラッチ用外側保持器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る一方向クラッチ用外側保持器は、内周面を有する外径側部材と、該内周面に径方向に対向する外周面を有する内径側部材と、前記外径側部材の前記内周面と前記内径側部材の前記外周面との間に介装され、前記内外周面に係合してトルクを伝達する位置と前記内外周面に非係合になる位置とに傾斜可能に配置された複数のトルク伝達部材と、前記複数のトルク伝達部材を前記内外周面に係合する方向に付勢するスプリング部材と、前記複数のトルク伝達部材を円周方向に所定間隔で保持するとともに傾きを抑制する筒状の内側保持器及び外側保持器とから成り、前記外側保持器は、円筒部と、該円筒部の軸方向で一方の端部から径方向で外方に延在するフランジ部とを有し、前記円筒部には、前記トルク伝達部材を保持する複数の窓部が周方向に所定間隔で穿設された一方向クラッチに用いられる前記外側保持器において、前記フランジ部は、前記外径側部材の前記内周面よりも径方向で外方に突出し、外周側が径方向で外方に向かう円弧形状の長円部を周方向に3箇所以上有していることを特徴とする。
好適には、前記長円部の円弧形状は、前記外径側部材の前記内周面の曲率半径よりも小さな曲率半径であり、隣り合う前記長円部は、外周側が径方向で外方に向かう円弧形状で、該円弧形状は前記外径側部材の前記内周面の曲率半径よりも大きな曲率半径である短円部によって接続され、前記長円部の円弧形状と前記短円部の円弧形状とによって前記フランジ部の外周縁の形状が構成されていることを特徴とする。
更に好適には、前記長円部は、前記外径側部材の前記内周面の軸方向で一方側の端部近傍に周方向に設けられた凹溝に掛かり止めされ、前記外側保持器の前記外径側部材からの軸方向への抜けを防止する手段になることを特徴とする。
本発明によれば、組付け状態で外側保持器の安定性を保ち、組付け時に外輪内周面に挿入が容易であり、且つ低コストの一方向クラッチ用外側保持器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る一方向クラッチ用外側保持器を備えた一方向クラッチの要部を示す軸方向から見た断面図である。
一方向クラッチ1は、内周面3aを有する外径側部材である外輪3と、内周面3aに径方向に対向する外周面5aを有する内径側部材である内輪5と、外輪3の内周面3aと内輪5の外周面5aとの間に介装され、内外周面3a、5aに係合してトルクを伝達する位置と内外周面3a、5aに非係合になる位置とに傾斜可能に配置された複数のスプラグ7と、複数のスプラグ7を内外周面3a、5aに係合する方向に付勢するリボンスプリング8と、複数のスプラグ7を円周方向に所定間隔で保持するとともに傾きを抑制する筒状の外側保持器9及び内側保持器10とから構成されている。
図2(a)は、一方向クラッチ1に用いられている外側保持器9を軸方向から見た全体図であり、(b)は、(a)のA−O−A線に沿った断面を示す断面図である(ただし、(b)においては、後述する複数の窓部15及び柱部17は、一部を示している。)。
図2(a)、(b)に示すように、外側保持器9は、円筒部12と、円筒部12の軸方向で一方の端部から径方向で外方に延在するフランジ部14とから構成されている。円筒部12とフランジ部14とは一体に形成されている。円筒部12には、スプラグ7が一対一で対応してはめ込まれ、スプラグ7を傾動可能に保持する略矩形の窓部15が周方向に所定間隔で複数穿設されている。隣り合う窓部15と窓部15との間には柱部17が形成されている。
本実施形態においては、外輪内周面との引き摺りトルクを得るために、所定の柱部17にiバーと呼ばれる形状部分を形成している。iバー18は、柱部17の中央部付近の一部を、隣り合う窓部15と窓部15が連通するように切断してi字形状部分であるiバー18を形成する。このような柱部17を所定間隔で複数設け、切り離された柱部17の一方を径方向で外側に屈曲させて弾性片とし、これら弾性片のばね作用によって弾性片の外周側と外輪内周面3aとが接触することにより引き摺りトルクを得る構成となっている。本実施形態では、このiバー18を5箇所の柱部17において形成している。
図3は、外側保持器9が外輪内周面3aに組付けられた状態を径方向から見た断面図である。本実施形態においては、外輪3の一方側の端部には、該端部から径方向で内向きに延在する部分が一体に形成されている。この延在する部分は、円盤状部19を形成し、外輪3の該端部を閉じるように形成されている。外輪3と円盤状部19とで一方向クラッチ1の外径側部材を構成している。外輪3の円盤状部19側の基部には、内周面3aの全周に亘って係止溝20が形成されている。外側保持器9のフランジ部14が、この係止溝20に掛かり止めされている。以下、フランジ部14の形状について、図2を参照しつつ詳述する。
外側保持器9は、上述したように、円筒部12と、該円筒部12の軸方向で一方の端部から径方向で外方に延在するフランジ部14とから構成されており、円筒部12とフランジ部14とは一体に形成されている。
円筒部12を軸方向から見た形状は、ほぼ真円に形成されている。これに対し、フランジ部14の外周縁を軸方向から見た形状は、一つの中心を持つ単一の円ではなく、曲率半径の異なる円の円弧が複数組み合わされて構成されている。つまり、円筒部12から径方向で外方に大きく突出した複数の円弧22aと、隣り合う大きく突出した円弧22aを接続し、径方向への突出が少ない円弧24aとによって略円形を形成している。
大きく突出した円弧22aの曲率半径は、ほぼ真円に形成された外輪3の内径側、即ち外輪内周面3aの曲率半径よりも小さく、また、突出が少ない円弧24aの曲率半径は、外輪内周面3aの曲率半径よりも大きく形成されている。本実施形態においては、大きく突出した4つの円弧22aと、隣り合う大きく突出した円弧22aを接続する、突出の少ない4つの円弧24aとが交互に連続してフランジ部14の外周縁の形状を構成している。
大きく突出した円弧22aを含む円の中心O2は、該円弧22aの周方向の中心と円筒部12の中心Oとを結ぶ線Rβ上に位置している。突出の少ない円弧24aを含む円の中心O3は、該円弧24aの周方向の中心と円筒部12の中心Oとを結ぶ線Rαの延長線上に位置している。円弧22aによって形成された大きく突出した部分は、フランジ部14の長円部22を構成し、円弧24aによって形成された突出の少ない部分は、フランジ部14の短円部24を構成している。
なお、複数の長円部22は、それぞれが違う位置に円の中心O2を持っているが、曲率半径及びフランジ部14の外周縁を構成する円弧22aの長さは全て同一となっている。短円部24も同様に、それぞれが違う位置に円の中心O3を持っているが、曲率半径及びフランジ部14の外周縁を構成する円弧24aの長さは全て同一となっている。
また、各長円部22の円弧22aと各短円部24の円弧24aは、それぞれが、円筒部12の中心Oから角度θの範囲に対応するフランジ部14の外周縁の部分を構成している。本実施形態では、長円部22の円弧22aと短円部24の円弧24aが全部で8つあるため、θ=45°となっており、長円部22は円筒部12の中心Oを挟んで他の長円部22と対向し、短円部24は中心Oを挟んで他の短円部24と対向する構成となっている。従って、対向する長円部22、22の頂点同士の距離Yは、対向する短円部24、24の頂点同士の距離Xよりも長くなっている。
外輪内周面3aは、軸方向から見た断面形状はほぼ真円に形成されている。円筒部12の中心Oからフランジ部14を構成する長円部22の外周縁までの径方向の長さは、外輪内周面3aの半径、即ち、中心Oから外輪内周面3aまでの径方向の長さよりも長くなっている。つまりフランジ部14は、外輪内周面3aよりも径方向で外方に突出した部分を有している。別言すると、外輪内周面3aの断面形状の円よりも外方に突出する部分を有している。本実施形態においては、フランジ部14は長円部22を4つ有しているので、突出した部分は4箇所となっている。これに対し、円筒部12の中心Oから短円部24の外周縁までの径方向の長さは、中心Oから外輪内周面3aまでの径方向の長さよりも短い寸法となっている。
外側保持器9のフランジ部14は、上述したように、また、図3にも示すように、外輪内周面3aに形成された係止溝20に掛かり止めされている。つまり、フランジ部の突出した部分、即ち長円部22が外輪内周3a面の係止溝20に掛かり止めされている。フランジ部14の長円部22がこのように係止溝20に掛かり止めされることにより、外側保持器9が外輪内周面3aから軸方向に抜けることを防止している。
本実施形態においては、長円部22は4箇所であるため、外側保持器9は4点で外輪内周面3aに支持される。このため、従来の楕円形状による2点支持に比べて外側保持器9の姿勢の安定性が格段に向上する。これらの長円部22、22は、外側保持器の抜け防止手段であるが、上述したiバー18と共に外輪内周面3aとの引き摺りトルクを得ることも可能である。
また、短円部24ではフランジ部14の径が薄くなっているため、この部分で外側保持器9を撓ますことができるので、外側保持器9の外輪内周面3aへの挿入が容易である。外輪内周面3aへの組付けは、フランジ部14の径の薄い部分を撓ませて外輪内周面3aに挿入するため、外側保持器9に切欠きを設ける必要がなくなり、切欠きを入れる工程を削減することができる。従って、コストを下げることができる。更に、フランジ部14に切欠きが無いため、外側保持器9の周方向の剛性が保たれ、必要な分だけ撓ませることができ、外側保持器9自体の強度低下を抑えることができる。また、フランジ部が欠けていないので、フランジ部に角部がなく、金型の欠けを防止することができる。
本実施形態における外側保持器9は、フランジ部14は4箇所の長円部22、即ち突出部を有する構成となっているが、突出部の数は3箇所以上であれば良い。つまり、外輪内周面との接触点を3点以上とすることにより、組付け状態で外側保持器の姿勢の安定性を向上することができる。突出部が3箇所の場合は、短円部も3箇所となる。このように、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、種々変形が可能である。
本実施形態に係る一方向クラッチ用外側保持器を備えた一方向クラッチの要部を示す軸方向から見た断面図である。 (a)は、上記実施例形態に係る一方向クラッチ用外側保持器を軸方向から見た全体図であり、(b)は、(a)のA−O−A線に沿った断面を示す断面図である。 上記実施形態に係る一方向クラッチ用外側保持器外径側部材に組付けられた状態を径方向から見た断面図である。
符号の説明
1 一方向クラッチ
3 外輪
3a 外輪内周面
5 内輪
5a 内輪外周面
7 スプラグ
8 リボンスプリング
9 外側保持器
10 内側保持器
12 円筒部
14 フランジ部
15 窓部
17 柱部
18 iバー
19 円盤状部
20 係止溝
22 長円部
24 短円部
22a、24a 円弧

Claims (3)

  1. 内周面を有する外径側部材と、
    該内周面に径方向に対向する外周面を有する内径側部材と、
    前記外径側部材の前記内周面と前記内径側部材の前記外周面との間に介装され、前記内外周面に係合してトルクを伝達する位置と前記内外周面に非係合になる位置とに傾斜可能に配置された複数のトルク伝達部材と、
    前記複数のトルク伝達部材を前記内外周面に係合する方向に付勢するスプリング部材と、
    前記複数のトルク伝達部材を円周方向に所定間隔で保持するとともに傾きを抑制する筒状の内側保持器及び外側保持器とから成り、
    前記外側保持器は、円筒部と、該円筒部の軸方向で一方の端部から径方向で外方に延在するフランジ部とを有し、前記円筒部には、前記トルク伝達部材を保持する複数の窓部が周方向に所定間隔で穿設された一方向クラッチに用いられる前記外側保持器において、
    前記フランジ部は、前記外径側部材の前記内周面よりも径方向で外方に突出し、外周側が径方向で外方に向かう円弧形状の長円部を周方向に3箇所以上有していることを特徴とする一方向クラッチ用外側保持器。
  2. 前記長円部の円弧形状は、前記外径側部材の前記内周面の曲率半径よりも小さな曲率半径であり、隣り合う前記長円部は、外周側が径方向で外方に向かう円弧形状で、該円弧形状は前記外径側部材の前記内周面の曲率半径よりも大きな曲率半径である短円部によって接続され、前記長円部の円弧形状と前記短円部の円弧形状とによって前記フランジ部の外周縁の形状が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ用外側保持器。
  3. 前記長円部は、前記外径側部材の前記内周面の軸方向で一方側の端部近傍に周方向に設けられた凹溝に掛かり止めされ、前記外側保持器の前記外径側部材からの軸方向への抜けを防止する手段になることを特徴とする請求項2に記載の一方向クラッチ用外側保持器。
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