JP2009056961A - 自動二輪車の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後輪の回転数の差から所定の走行状態を検知し、この走行状態に適した変速制御を実行できるようにした自動二輪車の変速制御装置を提供する。
【解決手段】自動二輪車の変速制御装置において、少なくとも車速情報に応じてAMT(自動マニュアル変速機)16を自動変速する変速制御指令部60と、従動輪としての前輪WFの回転数を検出する第1センサ51と、駆動輪としての後輪WRの回転数を検出する第2センサ52と、前後輪の回転数の差を検出する回転数差検出手段63とを備え、後輪WRの回転数が前輪WFの回転数より所定値以上大きくなると自動変速を禁止する。自動変速の禁止中に、前輪WFと路面との離隔量が所定値以上大きくなると、バルブ42を駆動してクラッチを遮断し、後輪WRへの駆動力の伝達を断つようにする。前輪WFと路面との離隔量は、光センサによる前輪WFと路面との距離の計測によって導出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車の変速制御装置に係り、特に、前後輪の回転数の差から所定の走行状態を検知し、この走行状態に適した変速制御を実行できるようにした自動二輪車の変速制御装置に関する。
従来から、車両の前後輪にそれぞれ回転数(回転速度)の検知手段を設け、前後輪に回転数の差が生じた時に、特定の制御を実行するようにした技術が知られている。
特許文献1には、エンジンと無段変速機との間に電磁クラッチを配設した4輪駆動式の4輪車において、前後輪の回転数の差が所定値を超えている時間が所定時間継続されると、積雪等で滑りやすい路面を走行中であると判定し、この判定がされた場合には所定車速以下であっても電磁クラッチを直結状態に切り換えて、半クラッチ状態が長時間継続されないようにした制御装置が開示されている。
実開平3−2926号公報
しかしながら、特許文献1では、自動二輪車の前後輪の回転数の差を検知することで自動二輪車に特有の走行状態を検知し、自動変速機の変速制御を通常時とは異なる状態に切り換えることに関しては検討されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、前後輪の回転数の差から所定の走行状態を検知し、この走行状態に適した変速制御を実行できるようにした自動二輪車の変速制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、自動二輪車の変速制御装置において、少なくとも車速情報に応じて変速機を自動変速する制御部と、従動輪としての前輪の回転数を検出する第1センサと、駆動輪としての後輪の回転数を検出する第2センサと、前記第1センサおよび第2センサからの情報に基づいて、前記前輪と後輪との回転数の差を検出する回転数差検出手段とを備え、前記制御部は、前記後輪の回転数が前記前輪の回転数より大きく、かつ前記回転数の差が所定値以上となった場合に、前記自動変速を禁止する点に第1の特徴がある。
また、前記自動変速の禁止中に、前記前輪と路面との離隔量が所定値以上大きくなると、クラッチを遮断して前記後輪への駆動力の伝達を断つように構成されている点に第2の特徴がある。
また、前記前輪と路面との離隔量は、光センサで前記前輪と路面との距離を計測することによって導出される点に第3の特徴がある。
また、前記後輪を車体に懸架するリヤショックユニットのストローク量を検知するセンサを具備し、前記前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、前記ストローク量が所定値に達したか否かによって判定される点に第4の特徴がある。
さらに、前記前輪および後輪の空気圧をそれぞれ検知する手段を具備し、前記前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、前記後輪の空気圧が前記前輪の空気圧より大きく、かつその差が所定値に達したか否かによって判定される点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、少なくとも車速情報に応じて変速機を自動変速する制御部と、従動輪としての前輪の回転数を検出する第1センサと、駆動輪としての後輪の回転数を検出する第2センサと、第1センサおよび第2センサからの情報に基づいて前輪と後輪との回転数の差を検出する回転数差検出手段とを備え、制御部は、後輪の回転数が前輪の回転数より大きく、かつ回転数の差が所定値以上となった場合に自動変速を禁止するので、前輪が路面から離隔している状態や、後輪が空転している状態等、自動二輪車の加速時に発生する所定の走行状態を検知して自動変速を禁止することで、このような走行状態中に後輪の回転数が大きく変動することを防ぐことができる。
第2の特徴によれば、自動変速の禁止中に前輪と路面との離隔量が所定値以上大きくなると、クラッチを遮断して後輪への駆動力の伝達を断つように構成されているので、加速によって前輪が路面から離隔した際に、前輪と路面との離隔量が所定値より大きくなることを防ぐことができる。
第3の特徴によれば、前輪と路面との離隔量は、光センサによる前輪と路面との距離を計測することによって導出されるので、前輪と路面との離隔量が直接計測されることとなり、正確な離隔量を得ることが可能となる。
第4の特徴によれば、後輪を車体に懸架するリヤショックユニットのストローク量を検知するセンサを具備し、前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、ストローク量が所定値に達したか否かによって判定されるので、前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かを、往復運動を検知する変位センサ等の簡単な装置で検知することが可能となる。
第5の特徴によれば、前輪および後輪の空気圧をそれぞれ検知する手段を具備し、前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、後輪の空気圧が前輪の空気圧より大きく、かつその差が所定値に達したか否かによって判定されるので、前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かを、走行前後の整備点検等でも使用される有用性の高い装置によって検知することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、自動二輪車に適用される自動変速機としての自動マニュアル変速機(以下、AMT)およびその周辺装置のシステム構成図である。エンジン11に連結されるAMT16は、クラッチ用油圧装置17およびAMT制御ユニット18によって駆動制御される。エンジン11は、スロットル・バイ・ワイヤ(TBW)形式のスロットルボディ19を有し、スロットルボディ19には、スロットル開閉用のモータ20が備えられている。
AMT16は、多段の変速機ギヤ21、第1クラッチ22、第2クラッチ23、シフトドラム24、およびシフトドラム24を回動させるシフト制御モータ25を備えている。変速機ギヤ21を構成する多数のギヤは、主軸26、カウンタ軸27、および変速ギヤ出力軸28にそれぞれ結合または遊嵌されている。主軸26は、内主軸26aと外主軸26bとからなり、内主軸26aは第1クラッチ22と結合され、外主軸26bは第2クラッチ23と結合されている。主軸26およびカウンタ軸27には、それぞれ主軸26およびカウンタ軸27の軸方向に変位自在なクラッチ(不図示)が設けられており、これらクラッチおよびシフトドラム24に形成されたカム軸(不図示)に、それぞれシフトフォーク29の端部が係合されている。
エンジン11の出力軸、すなわちクランク軸30には、プライマリ駆動ギヤ31が結合されており、このプライマリ駆動ギヤ31はプライマリ従動ギヤ32に噛み合わされている。プライマリ従動ギヤ32は、第1クラッチ22を介して内主軸26aに連結されると共に、第2クラッチ23を介して外主軸26bに連結されている。
カウンタ軸27に結合されたカウンタ軸出力ギヤ33は、変速ギヤ出力軸28に結合された出力従動ギヤ34に噛み合わされている。変速ギヤ出力軸28には、駆動スプロケット35が結合されており、この駆動スプロケット35に巻き掛けられるドライブチェーン(不図示)を介して、駆動輪としての後輪WR(図2参照)に駆動力が伝達される。また、AMT16内には、プライマリ従動ギヤ32の外周に対向配置されたエンジン回転数センサ36と、シフトドラム24の回転位置に基づいて現在のギヤ段位を検出するギヤポジションセンサ38とが設けられている。また、スロットルボディ19には、スロットル開度信号を出力するスロットルセンサ47が設けられている。
クラッチ用油圧装置17は、オイルタンク39と、このオイルタンク39内のオイルを第1クラッチ22および第2クラッチ23に給送するための管路40とを備えている。管路40上には、ポンプ41およびバルブ42が設けられており、管路40に連結される戻り管路43上には、レギュレータ44が配置されている。バルブ42は、第1クラッチ22および第2クラッチ23に個別にオイル圧をかけることが可能な構造とされる。また、バルブ42にもオイルの戻り管路45が設けられている。
AMT制御ユニット18には、自動変速(AT)モードと手動変速(MT)モードとの切り換えを行うモードスイッチ49と、シフトアップ(UP)またはシフトダウン(DN)を指示するシフトセレクトスイッチ50とが接続されている。AMT制御ユニット18は、マイクロコンピュータ(CPU)を備え、上記各センサやスイッチの出力信号に応じてバルブ42およびシフト制御モータ25を制御し、AMT16のギヤ段位を自動的または半自動的に切り換えることができるように構成されている。
AMT制御ユニット18は、ATモードの選択時には、車速、エンジン回転数、スロットル開度等の情報に応じて変速機ギヤ21を自動的に切り換え、一方、MTモードの選択時には、セレクトスイッチ50のシフト操作に伴って、変速機ギヤ21をシフトアップまたはシフトダウンする。なお、MTモード選択時でも、エンジンの過回転やストールを防止するための補助的な自動変速制御を実行するように設定できる。
クラッチ用油圧装置17では、ポンプ41によってバルブ42に油圧がかけられており、この油圧が上限値を超えないようにレギュレータ44で制御されている。AMT制御ユニット18からの指示でバルブ42が開かれると、第1クラッチ22または第2クラッチ23に油圧が印加されて、プライマリ従動ギヤ32が第1クラッチ22または第2クラッチ23を介して内主軸26aまたは外主軸26bに連結される。そして、バルブ42が閉じられて油圧の印加が停止されると、第1クラッチ22および第2クラッチ23は、内蔵されている戻りバネ(不図示)によって、内主軸26aおよび外主軸26bとの連結を断つ方向へ付勢されることとなる。
シフト制御モータ25は、AMT制御ユニット18からの指示に従ってシフトドラム24を回動させる。シフトドラム24が回動すると、シフトドラム24の外周に形成されたカム溝の形状に従ってシフトフォーク29がシフトドラム24の軸方向に変位し、クラッチを移動させてカウンタ軸27および主軸26上のギヤの噛み合わせが変わり、変速機ギヤ21をシフトアップまたはシフトダウンさせる。
図2は、本発明の一実施形態に係るAMT制御ユニットおよびその周辺機器の構成を示すブロック図である。前記と同一符号は同一または同等部分を示す。AMT制御ユニット18は、変速マップ61が格納された変速制御指令部60と、変速禁止状態検知手段62と、回転数差検出手段63とを備えている。制御部としての変速制御指令部60は、エンジン回転数センサ36、スロットル開度センサ53、ギヤポジションセンサ38の出力信号および車速情報に基づき、3次元マップからなる変速マップ61に従ってシフト制御モータ25およびバルブ42を駆動するように構成されている。
本実施形態に係る自動二輪車の変速制御装置においては、従動輪としての前輪WFの回転数を検出する第1センサ51と、駆動輪としての後輪WRの回転数を検出する第2センサ52とを備えており、回転数差検出手段63によって前後輪の回転数の差が検知できるように構成されている。なお、通常走行時の車速検知は、前後輪の外径差を勘案すれば、第1センサ51または第2センサ52のどちらで行ってもよい。
ここで、自動二輪車を加速させた際には、前輪WFが路面から離隔して後輪WRのみで走行する「前輪浮き上がり走行」や、後輪WRの駆動力がタイヤと路面との間の摩擦力に抗して空転する「ホイールスピン」が発生することがある。この場合に、例えば、前記第2センサ52のみから変速制御の基準とする車速情報を取得する構成であると、前輪浮き上がり走行やホイールスピン中でも、後輪WRの回転数に合わせて順次自動変速が実行されることとなる。この変速動作は、後輪WRの回転数に変動を生じさせるので、例えば、前輪浮き上がり走行中の車体姿勢を変化させたり、また、ホイールスピン中に後輪WRのグリップ力が急に回復したりする可能性がある。本実施形態に係る自動二輪車の変速制御装置では、上記したような課題に対処するため、前後輪の回転数をそれぞれ検知し、後輪WRの回転数が前輪WFの回転数より所定値以上大きいことが検知されると、前輪の浮き上がりまたはホイールスピンが発生したと判定して、変速機の自動変速を禁止する点に特徴がある。
回転数差検出手段63は、従動輪としての前輪WFの回転数を検出する第1センサ51および駆動輪としての後輪WRの回転数を検出する第2センサ52から得られる情報を比較して、前後輪の回転数の差を算出する。そして、後輪WRの回転数が前輪WFの回転数より所定値以上大きくなったことが検知されると、変速禁止状態検知手段62が、変速を禁止すべき状態であることを変速制御指令部60に伝達し、変速動作を禁止する。なお、変速禁止状態検知手段62に出力信号を入力している、前輪リフト量センサ54、リヤショックストローク量センサ55、前後輪空気圧センサ56に関しては後述する。
図3は、本発明に係る自動変速禁止制御の流れを示すフローチャートである。ステップS1で、第1センサ51および第2センサ52によって前後輪の回転数がそれぞれ検知されると、ステップS2では、回転数差検出手段63によって前後輪の回転数の差が算出される。そして、ステップS3では、前輪より後輪の回転数の方が大きいか否かが判定され、肯定判定されるとステップS4に進む。ステップS4では、変速禁止状態検知手段62によって前後輪の回転数の差が所定値に到達したか否かが判定されて、肯定判定されるとステップS5に進む。なお、ステップS3,S4で否定判定されるとステップS1に戻る。そして、ステップS5において変速制御指令部60に変速禁止指令が出され、シフト制御モータ25およびバルブ42の駆動を禁止することでAMT16の変速動作を禁止すると、一連の自動変速禁止制御が終了することとなる。なお、自動変速の禁止中に前輪浮き上がり走行やホイールスピン状態から通常走行状態に戻った場合には、通常の自動変速制御に切り換わるように設定することができる。
なお、第1センサ51および第2センサ52には、ホール素子等を用いて車輪に取り付けたピックアップ部の通過間隔を計測できる非接触センサが好適である。また、後輪WRの回転数に関しては、第2センサ52に代えて、AMT16内部の変速ギヤの回転数を検知するセンサ(不図示)等によって算出するようにしてもよい。
図4は、加速時における前後輪の回転数の推移の一例を示すグラフである。本実施形態では、加速開始後、時間t1で前輪WFが路面から離隔しはじめ、時間t2において、前輪WFと後輪WRとの回転数の差がNsに達する状態を示している。なお、このグラフでは、前輪浮き上がり走行前の通常の加速状態を示す時間t1以前においても、前輪WFの回転数Nfと後輪WRの回転数Nrとの間にわずかな差が生じているが、これは、前後輪の外径差によって発生する回転数の差をそのまま表示しているためである。
前輪WFは、時間t1で路面から離隔しはじめた後は慣性力のみで回転することとなり、その後、徐々に回転数が減衰する。これに対し、後輪WRの回転数は緩やかな上昇を続け、時間t2において回転数の差が所定値Ns(例えば、車速換算で10km/h)より大きくなると、AMT16の変速動作(シフトアップまたはシフトダウン)が禁止される。これにより、前輪浮き上がり走行中の自動変速によって乗員の意図しない駆動力変化が発生することがなくなり、乗員に違和感を感じさせることを防止できる。
一方、加速中にホイールスピン状態が発生する場合には、前輪WFの回転数Nfに比して後輪WRの回転数Nrが急激に上昇して、回転数の差が所定値Nsを超えることとなるが、この場合も、自動変速が禁止されることで、ホイールスピン中に乗員の意図しない駆動力変化が後輪WRに発生することが防止される。
また、本実施形態では、前輪浮き上がり走行中に、前輪WFの路面からの離隔量、すなわち、前輪WFのリフト量が所定値より大きくなると、後輪WRへの駆動力の伝達を遮断することで、それ以上リフト量が増加しないようにするクラッチ遮断制御も実行される。このため、図2に示したように、変速禁止状態検知手段62には、前輪リフト量センサ54、リヤショックストローク量センサ55、前後輪空気圧センサ56からの情報が入力されている。
前輪リフト量センサ54には、前輪WFの車軸近傍に取り付けて路面との距離を直接計測する光センサ等の非接触センサを使用することができる。変速禁止状態検知手段62は、前輪リフト量センサ54によって、前輪WFのリフト量が所定値より大きくなったことが検知されると、変速制御指令部60にクラッチを遮断するよう指令する。変速制御指令部60は、第1クラッチ22および第2クラッチ23(図1参照)が共に遮断されるようバルブ42を駆動制御し、後輪WRへの駆動力の伝達が遮断される。これにより、前輪WFを路面から離隔させる方向の力が作用しなくなり、自動二輪車の車体は、前輪WFのリフト量を減少させる方向に姿勢を変えることとなる。
また、リヤショックストローク量センサ55は、前記前輪リフト量センサ54の代わりに使用可能なセンサである。自動二輪車の後輪側サスペンション形式として、車体フレームの後方側に、後輪WRを回転自在に軸支するスイングアーム(不図示)を揺動自在に軸支し、このスイングアームと車体フレームとの間に、スプリング付きのショックアブソーバとしてのリヤショックユニットを配設することで、後輪WRを車体に懸架する構成が知られている。このような自動二輪車で前輪浮き上がり走行を行った場合、前輪のリフト量の増加に伴って後輪荷重が増すと、リヤショックユニットの縮み量も増す傾向にある。
本実施形態では、前輪のリフト量とリヤショックユニットの縮み量との関係に着目し、リヤショックユニットのストローク量を検知するセンサからの信号に基づいて、前輪のリフト量が所定値に達したか否かを推測する点に特徴がある。ストローク量を検知するセンサには、光センサに比して簡単な構成で済む変位センサが使用できる。なお、前輪のリフト量とリヤショックユニットの縮み量との関係は、後輪WRに与えられる駆動力等にも左右されるので、クラッチの遮断条件を構成するパラメータには、スロットル開度等が加えられてもよい。
さらに、前後輪空気圧センサ56は、上記した2つのセンサの代わりに使用可能なセンサである。前記したように、自動二輪車で前輪浮き上がり走行を行った場合、前輪のリフト量の増加に伴って後輪荷重が増すと、荷重が抜けた前輪WFに比して、後輪WRの空気圧が増大する傾向にある。本実施形態では、この前輪のリフト量と前後輪の空気圧変化との関係に着目し、空気圧を常時検知するセンサからの出力信号に基づいて、前輪のリフト量が所定値に達したか否かを推測する点に特徴がある。なお、前後輪空気圧センサ56には、前後輪のエアバルブ等にそれぞれ独立して取り付けられ、送信アンテナと内蔵電源を有し、検知された空気圧を電波信号によって制御部に伝達できるものが好適である。また、このような空気圧センサによれば、走行前等の点検や走行中のパンク検知等も可能なので、前輪のリフト状態を検知する役割を、有用性の高い装置に兼務させることができることとなる。
図5は、自動変速禁止制御およびクラッチ遮断制御の流れを示すフローチャートである。このフローチャートでは、図3に示した自動変速禁止制御に続いて、クラッチ遮断制御が実行される場合の流れを示している。ステップS1〜S5は図3と同様であり、ステップS5で変速機の自動変速制御が禁止されると、続くステップS6〜S8では、前輪浮き上がり走行時に前輪WFのリフト量が所定値を超えないようにするため、各種センサによる判定が実行される。なお、前輪WFのリフト量の所定値は、例えば、路面に対する車体の起立角度が45度となる値に設定することができる。
ステップS6では、前輪リフト量センサ54によって前輪WFのリフト量が所定値を超えたか否かが判定される。また、ステップS7では、リヤショックストローク量センサ55によって検知されたリヤショックのストローク量(縮み量)が所定値を超えたか否かが判定される。さらに、ステップS8では、前後輪空気圧センサ56によって検知された前後輪の空気圧において、後輪WRの空気圧が前輪WFの空気圧より大きく、かつその差が所定値を超えたか否かが判定される。そして、前記ステップS6,S7,S8のいずれかで肯定判定されると、ステップS9に進み、変速制御指令部60によってクラッチの遮断制御が実行されて一連の制御を終了する。なお、ステップS6,S7,S8ですべて否定判定された場合は、前輪WFのリフト量が所定値を超えなかったものとして、クラッチの遮断制御を行わずに終了する。
なお、上記した自動二輪車の変速制御装置の構成では、前輪リフト量センサ54、リヤショックストローク量センサ55、前後輪空気圧センサ56の3種を有していたが、少なくともいずれか1つを備えた構成としてもよい。また、前記ステップS6〜S9に示したクラッチ遮断制御は、変速禁止制御が実行された後ではなく、変速禁止制御と並行して行われるようにしてもよい。これにより、急加速等によって前輪WFが急激にリフトし、前後輪の回転数差が所定値に達する前に前輪のリフト量が所定値を超えてしまうような場合でも、速やかにクラッチを遮断してリフト量を低減させることが可能となる。
上記したように、本発明に係る自動二輪車の変速制御装置によれば、前後輪にそれぞれ回転数検出手段を設け、後輪WRの回転数が前輪WFの回転数より所定値以上大きいことが検知されると変速機の自動変速を禁止するので、前輪浮き上がり走行またはホイールスピン中に、後輪WRに自動変速による駆動力変化が発生することがなくなり、乗員に違和感を感じさせることを防止することができる。
変速禁止制御を実行する前後輪の回転数の差の値、変速禁止制御の実行条件等は、上記実施形態に限られず種々の変更が可能である。例えば、変速禁止制御の実行条件として、後輪WRの回転数が所定値(例えば、車速換算で50km/h)以下であること等を加えてもよい。また、自動変速機の構成は、アクチュエータで変速プーリを駆動するVベルト式の無段変速機等であってもよい。
本発明の一実施形態に係る自動マニュアル変速機およびその周辺装置のシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係るAMT制御ユニットおよびその周辺機器の構成を示すブロック図である。 自動変速禁止制御の流れを示すフローチャートである。 加速時における前後輪の回転数の推移の一例を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る自動変速禁止制御およびクラッチ遮断制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
16…AMT(変速機)、18…AMT制御ユニット、25…シフト制御モータ、38…ギヤポジションセンサ、42…バルブ、51…第1センサ、52…第2センサ、53…スロットル開度センサ、54…前輪リフト量センサ、55…リヤショックストローク量センサ、56…前後輪空気圧センサ、60…変速制御指令部(制御部)、61…変速マップ、62…変速禁止状態検知手段、63…回転数差検出手段、WF…前輪(従動輪)、WR…後輪(駆動輪)

Claims (5)

  1. 自動二輪車の変速制御装置において、
    少なくとも車速情報に応じて変速機を自動変速する制御部と、
    従動輪としての前輪の回転数を検出する第1センサと、
    駆動輪としての後輪の回転数を検出する第2センサと、
    前記第1センサおよび第2センサからの情報に基づいて、前記前輪と後輪との回転数の差を検出する回転数差検出手段とを備え、
    前記制御部は、前記後輪の回転数が前記前輪の回転数より大きく、かつ前記回転数の差が所定値以上となった場合に、前記自動変速を禁止することを特徴とする自動二輪車の変速制御装置。
  2. 前記自動変速の禁止中に、前記前輪と路面との離隔量が所定値以上大きくなると、クラッチを遮断して前記後輪への駆動力の伝達を断つように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の変速制御装置。
  3. 前記前輪と路面との離隔量は、光センサで前記前輪と路面との距離を計測することによって導出されることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の変速制御装置。
  4. 前記後輪を車体に懸架するリヤショックユニットのストローク量を検知するセンサを具備し、
    前記前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、前記ストローク量が所定値に達したか否かによって判定されることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の変速制御装置。
  5. 前記前輪および後輪の空気圧をそれぞれ検知する手段を具備し、
    前記前輪と路面との離隔量が所定値に達したか否かが、前記後輪の空気圧が前記前輪の空気圧より大きく、かつその差が所定値に達したか否かによって判定されることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の変速制御装置。
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