JP2009056558A - マニピュレータ - Google Patents

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Atsushi Sugawara
淳 菅原
Shuichi Nakamoto
秀一 中本
Taku Yoshimi
卓 吉見
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Abstract

【課題】エンドエフェクタ部分の清浄度を回復する。
【解決手段】マニピュレータ1は、エンドエフェクタ102と、エンドエフェクタを支持するための支持部101と、支持部に設けられた固定部材104を有する。固定部材と支持部との間の空間に流体が供給され、固定部材と支持部との間隙が広がり、エンドエフェクタを覆うための可撓性カバー103を支持部に固定する。また、流体を供給するための流体供給手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はマニピュレータに関する。
病院、介護施設、飲食店、家庭などで使われるマニピュレータは、目的とする作業を行
った際に、エンドエフェクタ部分へ作業対象物、例えば薬品や食材等が付着し、洗浄が必
要な場合がある(特許文献1)。
特開2005−279101号公報
しかし、特許文献1のマニピュレータは可動部分が多く、清浄度の高い作業が要求され
る場合には洗浄のための構造が必要となる。また、洗浄時間中には作業を行う事ができず
、清浄度の高い作業が要求される場合、稼働率を向上させることが困難であった。
また、清浄度の高い作業が要求されない場合においても、エンドエフェクタ部分の制御
に用いるセンサ、例えばエンドエフェクタと作業対象物との接触状態を検知するための接
触センサに作業対象物が付着、堆積し、センサの感度や誤差に影響を及ぼす場合もある。
そこで、本発明は、エンドエフェクタ部分の清浄度を、簡便かつ短時間に回復すること
のできるマニピュレータを提供することを目的とする
本発明に係るマニピュレータは、作業対象物に対し機械的作業を行うエンドエフェクタ
と、前記エンドエフェクタを支持するための支持部と、前記支持部に設けられ、前記支持
部との第1の空間に流体が供給される際に前記支持部との間隙が広がる事によって前記エ
ンドエフェクタを覆うための可撓性カバーを前記支持部に固定する固定部材と、前記第1
の空間に連通し、前記第1の空間に流体を供給するための第1の流体供給手段と、を有す
る事を特徴とする。
本発明によれば、エンドエフェクタ部分の清浄度を、簡便かつ短時間に回復することの
できるマニピュレータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態を示す。
マニピュレータ1には、支持部101、アーム11対して支持部101によって支持さ
れるエンドエフェクタ102が設けられている。
アーム11は、例えば作業対象物に所定の作業をさせるロボットに設けられた多関節ロ
ボットアームを用いることができる。
支持部101はアーム11の先端部に設けられ、アーム11とエンドエフェクタ102
を物理的に接続する。アーム11と支持部101との間には、可動部12を設けることが
できる。本実施の形態の場合、可動部12は支持部101をアーム11の長手方向を軸と
して、エンドエフェクタ102を回転させるために設けられている。
エンドエフェクタ102は、例えば開閉可能な複数の指部材を有するロボットハンドを
用いる事ができる。エンドエフェクタ102は、作業対象物に所定の作業を行うことがで
きる。エンドエフェクタ102にロボットハンドを用いた場合は、作業対象物を掴む、離
すといった作業を行う事ができる。
支持部101およびエンドエフェクタ102は可撓性カバー103が装着可能である。
可撓性カバー103には、例えばエンドエフェクタ102に指部材を有するロボットハン
ドを用いた場合、ロボットハンドの形状に適合した手袋を用いる事ができる。支持部材1
01およびエンドエフェクタ102に可撓性カバー103を装着することにより、作業対
象物に所定の作業を行う際、作業対象物や作業対象物に付着した異物が、エンドエフェク
タ102に直接付着することを抑制できる。また、エンドエフェクタ102から生じる異
物、例えば可動部の磨耗によって生じるダストや、可動部に供給された潤滑剤の余剰分等
が作業対象物に付着することも抑制できる。
可撓性カバー103には、例えばゴムやビニール、処理を施した織物を用いる事ができ
る。具体的に材質を例示すると、シリコンゴム、ネオプレンゴム、ブタジエンゴム、天然
ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、塩化ビニール、またこれら材料を
含浸またはコーティングした布を用いる事ができる。
可撓性カバー103の形状は、先端部分105が閉じ、挿入口106が開口した袋状で
ある。先端部分105から、挿入口106方向に向かって、その幅が広くなるような形状
が好ましい。そして、可撓性カバーの外形形状にくびれがない形状が好ましい。この様な
形状の可撓性カバー103は、引っかかりが少なく、支持部101およびエンドエフェク
タ102を挿入口106から可撓性カバー103へ、着脱が容易である。
支持部101には、固定部材104が設けられている。固定部材104は、可撓性カバ
ー103を支持部101に固定するために設けられている。
固定部材104の詳細について説明する。固定部材104は支持部101との間に第1
の空間が形成されるように設けられている。固定部材104は支持部101とは、この第
1の空間が後述するの第1の流体供給手段13および弁602と連通する部分を除き、外
界と密閉される様に設けられている。
支持部101には、第1の空間に流体を供給するための第1の流体供給手段13が設け
られている。第1の流体供給手段13は、流路209によって第1の空間と連通している
。第1の流体供給手段には、例えば、ストップバルブ付きのコネクタを用いる事ができる
図1(b)に示すように、固定部材104はこの第1の空間に流体が供給されると、支
持部101との間隙が広がる様に設けられている。固定部材104には、その一部に可撓
性膜を用いることができる。第1の空間に流体が供給されると、可撓性膜が膨らみ、支持
部101との間隙が広がる。その結果、可撓性カバー103の挿入口106の径まで固定
部材104の周長が増加し、可撓性カバー103を固定することができる。
なお、図1(b)では、可撓性カバー103の挿入口106の径が先端部分105から
離れるに従って減少する部分が存在する。これは、可撓性カバー103が固定部材104
の周長が増加し、可撓性カバー103が固定部材104の形状に沿って変形しているため
である。
可撓性カバー103の挿入口106に、支持部101およびエンドエフェクタ102を
挿入するための装置(ディスペンサ201)の例を図2に示す。
ディスペンサ201には、複数の可撓性カバー103を収納可能な筐体14が設けられ
ている。筐体14の内部には、複数積み上げられた可撓性カバー103(可撓性カバー束
205)を所定方向に押すための弾性部材208が設けられている。
弾性部材208で押された可撓性カバー103のうち、最も弾性部材208から遠い可
撓性カバー103に対し弾性部材208の反対側には、吸着手段202が設けられている
。吸着手段202は最も弾性部材208から遠い可撓性カバー103の一部分を吸着する
。この吸着された可撓性カバー103は一部分が吸着されることにより、挿入口106が
広げられる。
筐体14には、さらに爪部材204を設ける事ができる。爪部材204は吸着手段20
2によって広げられた挿入口106に係合するように設けられている。また、爪部材20
4は、挿入口106の係合を解除するために移動可能または回動可能に設けられている。
この結果、吸着された可撓性カバー103は、さらに広く挿入口106が広げられる。可
撓性カバー103の挿入口106が広げられるため、可撓性カバー103の挿入口106
に、支持部101およびエンドエフェクタ102を挿入する事が容易となる。
ディスペンサ201には、第1の流体供給手段13と着脱可能な流体供給管207が設
けられている。第1の流体供給手段13が流体供給管207と接続され、流体供給管20
7に接続された流体供給源206、例えば空気ポンプを用いる事により、第1の空間に流
体を供給することができる。
ディスペンサ201を用いて、可撓性カバー103を支持部101に固定するための方
法について、図3から図5を用いて説明する。
まず、図3に示すように、可撓性カバー103の広げられた挿入口106に、支持部1
01およびエンドエフェクタ102を挿入する。可撓性カバー103と支持部との位置関
係は、マーカ210をマーカセンサ211を用いて検出することができる。検出された位
置関係に基づいて、固定部材104にて可撓性カバー103が固定可能な位置まで、支持
部101およびエンドエフェクタ102を挿入する。マーカ210およびマーカセンサ2
11を用いた一検出方法には、画像、磁力、静電容量、渦電流、超音波等を用いた既知の
方法を用いる事ができる。
この際、第1の空間の流体は少ない状態となっており、固定部材104の周長は少なく
とも広げられた挿入口106の内周長より短め、理想的には支持部101の固定部材10
4が設けられている部分の周長よりも短めになるように凹んだ状態、となっている。第1
の空間の流体が少ない状態となっているので、可撓性カバー103が固定部材104部分
に達するまで、支持部101およびエンドエフェクタ102を挿入することができる。ま
た、爪部材204の移動または回動の動きが妨げられる事を抑制することができる。
固定部材104にて可撓性カバー103が固定可能な位置まで、支持部101およびエ
ンドエフェクタ102が挿入された後、第1の流体供給手段13と流体供給管207とを
接続する。第1の流体供給手段13と流体供給管207とを接続後、第1の流体供給手段
13にストップバルブが設けられている場合には接続と連動してストップバルブが開く。
流路209に別途電磁弁等のバルブが設けられている場合にはバルブを開く。バルブが開
くことにより第1の空間と流体供給源206とが連通する。
次に、図4に示すように、爪部材204を移動または回動し、挿入口106の係合を解
除する。爪部材204と挿入口106との係合の解除により、固定部材104と挿入口1
06との間から、爪部材204が抜かれた状態となる。
爪部材204と挿入口106との係合の解除の後、流体供給源206から第1の空間に
対して流体を供給する。第1の空間への流体の供給によって、固定部材104の周長が増
加し、可撓性カバー103を支持部101に固定する。
続いて、図5に示すように、第1の流体供給手段13と流体供給管207との接続を解
除する。第1の流体供給手段13にストップバルブが設けられている場合には解除と連動
してストップバルブが閉じる。流路209に別途電磁弁等のバルブが設けられている場合
には接続の解除前にバルブを閉じる。バルブが閉じることにより第1の空間と流体供給源
206とが連通状態が解かれる。その結果、第1の空間に供給された流体は第1の流体供
給手段13から排出される事が防止される。
第1の流体供給手段13と流体供給管207との接続の解除後、ディスペンサ201か
ら支持部101およびエンドエフェクタ102を引き抜く。以上の過程により、可撓性カ
バー103を支持部101に固定が完了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係るマニピュレータ1によれば、エ
ンドエフェクタ102を可撓性カバー103で簡便に覆うことができるので、可撓性カバ
ー103を交換することができる。すなわち、可撓性カバー103の交換によってエンド
エフェクタ102の清浄度を、簡便かつ短時間に回復することのできるマニピュレータ1
を提供することができる。
(第2の実施の形態)
図6に本発明によるマニピュレータの第2の実施の形態を示す。
本実施の形態に係るマニピュレータ3には、可撓性カバー103をエンドエフェクタ1
02から離脱させるための機能が、第1の実施の形態に係るマニピュレータ1に対して追
加されている。
以下、図6を参照してその詳細について説明する。
支持部101には、弁602が設けられている。弁602は、流路601によって第1
の空間と連通している。弁602は、弁602を開放すると第1の空間に供給された流体
が排出される様に設けられている。
また、弁602は、弁602の開放によって排出された流体は、流路601を通ってエ
ンドエフェクタ102と可撓性カバー103との間の第2の空間に排出されるように設け
られている。
弁602を閉から開へ切り替えることで、第1の空間に供給された流体の少なくとも一
部が第2の空間に移動し、第2の空間の圧力が上昇する。この圧力の上昇により、可撓性
カバー103にはエンドエフェクタ102から離脱しようとする力が働く。また、同時に
第1の空間の圧力は減少し、固定部材104の周長は減少し、固定部材104の可撓性カ
バー103に対する固定力は弱くなる。流体の移動が進み、可撓性カバー103に働く離
脱しようとする力が固定力を超えると、可撓性カバー103はエンドエフェクタ102か
ら離脱する。
離脱した可撓性カバー103は、例えば別途設けられた箱15を用いて回収する。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態に係るマニピュレータ3によれば、本
発明の第1の実施の形態と同様の効果に加え、可撓性カバー103を交換の際の可撓性カ
バー103の離脱をも容易に行う事ができる。すなわち、可撓性カバー103の交換によ
ってエンドエフェクタ102の清浄度を、簡便かつ短時間に回復することのできるマニピ
ュレータ3を提供することができる。
(第3の実施の形態)
図7に本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態を示す。
本実施の形態に係るマニピュレータ4には、可撓性カバー103に覆われた部分に物体
901が接触した事を検知するための機能が、第1の実施の形態に係るマニピュレータ1
に対して追加されている。
以下、図7乃至図11を参照してその詳細について説明する。
支持部101の少なくとも一部とエンドエフェクタ102は、インナーカバー706に
て覆われている。インナーカバー706には可撓性膜を用いる事ができる。
支持部101には、可撓性カバー103とインナーカバー706との間の第2の空間の
圧力を検出するための圧力センサ702が設けられている。
また、外界と第2の空間とを連通する流路704には、第2の空間の圧力を制御するた
めの圧力調整手段703が設けられている。圧力調整手段703には、例えば流体を吸い
込み/吐き出しの方向を切り替えることのできる双方向型の空気ポンプを用いることがで
きる。流路704の一方の開口705は、第2の空間と連通する位置に開口している。
圧力調整手段703を用いて、第2の空間の圧力を加圧すると、図8(a)に示すよう
に、第2の空間の容積は増大し可撓性カバー103は膨らむ。また、圧力調整手段703
を用いて、第2の空間の圧力を減圧すると、図8(b)に示すように、第2の空間の容積
は減少し、可撓性カバー103はインナーカバー706に覆われたエンドエフェクタ10
2に密着する。
可撓性カバー103を膨らませた場合、図9に示すように物体901が接触し、可撓性
カバー103が変形すると、第2の空間の圧力が変動し、圧力センサ702によって検出
される圧力およびその微分値は図10に示すように変化する。具体的には、物体901が
接触している間は圧力は上昇し、物体901が接触した際にその微分値が上昇する。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態に係るマニピュレータ4によれば、本
発明の第1の実施の形態と同様の効果に加え、可撓性カバー103を膨らませた場合、エ
ンドエフェクタ102に対するバンパーとして働き、物体901の接触による衝撃を緩和
する事ができる。そして、圧力センサ702の出力から、物体901の接触状態を検出す
ることができる。
一方、可撓性カバー103をインナーカバー706に覆われたエンドエフェクタ102
に密着させた場合、エンドエフェクタ102の見た目上の表面硬さが硬くなり、例えば把
持した物体のブレが少なくなる等、マニピュレータ4により精密な作業をさせることがで
きる。
また、図11に示すように、圧力調整手段703を用いて第2の空間の圧力を上昇させ
ると同時に、第1の空間の流体を排出すると、第2の実施の形態と同様に、可撓性カバー
103を交換の際の可撓性カバー103の離脱をも容易に行う事ができる。
(第4の実施の形態)
図12に本発明によるマニピュレータの第4の実施の形態を示す。
本実施の形態に係るマニピュレータ5には、エンドエフェクタ102に物体901が接
触した事を検知するための機能が、第3の実施の形態に係るマニピュレータ4に対して追
加されている。
以下、図12乃至図14を参照してその詳細について説明する。
支持部101の少なくとも一部とエンドエフェクタ102は、インナーカバー706に
て覆われている。支持部101には、第2の空間の圧力を検出するための圧力センサ70
2が設けられている。外界と第2の空間とを連通する流路704には圧力調整手段703
が設けられている。流路704の一方の開口705は、第2の空間と連通する位置に開口
している。
支持部101には、エンドエフェクタ102とインナーカバー706との間の第3の空
間の圧力を検知するための圧力センサ1202が設けられている。圧力センサ1202は
、エンドエフェクタ102に形成された流路1201によって第3の空間と連通している
。流路1201は、エンドエフェクタ102の姿勢が変化した場合においても、圧力セン
サ1202によって第3の空間の圧力を検知するために形成されている。
例えば、エンドエフェクタ102にロボットハンドを用いた場合、図13(a)に示す
ようにハンドの指が伸びている場合においても、また図13(b)に示すようにハンドの
指が曲がっている場合においても、圧力センサ1202は物体901が接触したことを検
知する。
エンドエフェクタ102にロボットハンドを用いた場合の物体901の接触は、ロボッ
トハンドの指の第1関節1301および第2関節1302の角度と、圧力センサ702お
よび圧力センサ1202の出力との関係を予めデータベース化や関数化しておく。
例えば圧力センサ702の出力をS1、第1関節1301をφ1、第2関節1302の
角度をφ2とすると
S1=f(φ1、φ2)
として表すことができる。
例えば圧力センサ1202の出力をS2、第1関節1301をφ1、第2関節1302
の角度をφ2とすると
S2=g(φ1、φ2)
として表すことができる。ここで、fおよびgは関数を表す。
物体901がエンドエフェクタ102に接触した場合、S1およびS2とφ1およびφ
2との関係が関数化されていることから、実際の圧力センサ702と圧力センサ1202
の出力と、データベース化や関数化された第1関節1301および第2関節1302の角
度と、圧力センサ1202の出力との関係との差(図14におけるΔP)を検出すること
で、エンドエフェクタ102に物体901が接触した事を検知する。
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態に係るマニピュレータ5によれば、本
発明の第3の実施の形態と同様の効果に加え、エンドエフェクタ102の姿勢によらず、
エンドエフェクタ102に物体901が接触したことを検知する事ができる。
本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態を示す図 本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態に係るディスペンサを示す図 本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態に係るディスペンサを示す図 本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態に係るディスペンサを示す図 本発明によるマニピュレータの第1の実施の形態に係るディスペンサを示す図 本発明によるマニピュレータの第2の実施の形態を示す図 本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態を示す図 本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態の使用例を示す図 本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態の物体の衝突検知を示す図 本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態の物体の衝突検知を示す図 本発明によるマニピュレータの第3の実施の形態を示す図 本発明によるマニピュレータの第4の実施の形態を示す図 本発明によるマニピュレータの第4の実施の形態の一部を拡大して示す図 本発明によるマニピュレータの第4の実施の形態の物体の衝突検知を示す図
符号の説明
1,3,4 マニピュレータ
11 アーム
12 可動部
13 第1の流体供給手段
14 筐体
15 箱
101 支持部
102 エンドエフェクタ
103 可撓性カバー
104 固定部材
105 先端部分
106 挿入口
201 ディスペンサ
202 吸着手段
204 爪部材
205 可撓性カバー束
206 流体供給源
207 流体供給管
208 弾性部材
209,601,704,1201 流路
210 マーカ
211 マーカセンサ
602 弁
701 支持部
702,1202 圧力センサ
703 圧力調整手段
705 開口
706 インナーカバー
901 物体
1301 第1関節
1302 第2関節

Claims (5)

  1. 作業対象物に対し機械的作業を行うエンドエフェクタと、
    前記エンドエフェクタを支持するための支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記支持部との第1の空間に流体が供給される際に前記支持部と
    の間隙が広がる事によって前記エンドエフェクタを覆うための可撓性カバーを前記支持部
    に固定する固定部材と、
    前記第1の空間に連通し、前記第1の空間に流体を供給するための第1の流体供給手段と

    を有する事を特徴とするマニピュレータ。
  2. 前記固定部材は、可撓性膜を有し、前記可撓性膜と前記支持部との間を密閉するように設
    けられている事を特徴とする請求項1に記載のマニピュレータ。
  3. 前記エンドエフェクタと前記可撓性膜との間の第2の空間と、前記第1の空間との間の連
    通状態を切り替えるための弁を、さらに有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のマニピュレータ。
  4. 前記第2の空間に流体を供給するための第2の流体供給手段を、さらに有することを特徴
    とする請求項3に記載のマニピュレータ。
  5. 前記第2の空間の圧力を測定するための圧力センサを、さらに有することを特徴とする請
    求項4に記載のマニピュレータ。
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