JP2005324012A - 薬剤包装装置および該装置のクリーナ用ホース - Google Patents

薬剤包装装置および該装置のクリーナ用ホース Download PDF

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正二 湯山
Itsuo Yasunaga
五男 安永
Chuji Takeda
仲治 竹田
Toru Tanaka
徹 田中
Hiroyasu Hamada
博康 濱田
Norifumi Koike
教文 小池
Shinichi Yoshimoto
進一 吉本
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Abstract

【課題】コスト高になることなく、確実にホースを収容可能とするとともに、清掃作業性を向上する。
【解決手段】クリーナ装置22に接続されるホース接続部23を備えたホース収容部10を設け、クリーナ用ホース24の一端側接続部24aをホース接続部23に接続し、他端側吸引部24bをホース収容部10から引き出し、クリーナ用ホース24の少なくともホース収容部10内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部28を設け、クリーナ装置22による吸引力でクリーナ用ホース24の伸縮部28を収縮させてホース収容部10内に引き込み可能とする。また、クリーナ装置22の使用時に、クリーナ用ホース24がホース収容部10内に引き込まれることを防止する引込防止手段35を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤包装装置および該装置のクリーナ用ホースに関するものである。
従来、錠剤や散薬等の薬剤を処方に基づいて1服用分づつ包装する薬剤包装装置が種々提供されている。この薬剤包装装置は、図15に示すように、ハウジング1の外側に、錠剤手撒装置2、散薬を投入する2つのホッパ3、制御装置4、薬剤排出部5、該薬剤排出部5から排出される薬剤を上方に搬送するコンベヤ6を有する。内部には、図示しないが、前記ホッパ3から投入された散薬が均一に堆積する環状溝を有する円盤、該円盤の環状溝に堆積した散薬を掻き出す掻出装置、該掻出装置から掻き出された散薬と前記錠剤手撒装置2から落下する錠剤とを収集する包装ホッパ、該包装ホッパで収集された薬剤を包装して薬剤排出部5から排出する包装装置等の公知の包装機構が設けられている。また、この薬剤包装装置には、前記各部分に付着した薬剤粉等を清掃するためにクリーナ機構が配設されている。
この薬剤包装装置のクリーナ機構を構成するクリーナ用ホースに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特許第2943974号公報 特許第3227081号公報 特開2002−80174号公報
特許文献1には、ハウジング内に配設されたクリーナ装置に接続したホースを保持するホースフックを、前記ハウジングの所定位置に回動可能に取り付けた分包機が記載されている。
しかし、この特許文献1に記載の構成では、ホースがハウジングの外にむき出しになり、ホースフックにホースを保持させた状態では、ホースがハウジングの外に垂れ下がる。そのため、そのホースを踏んだオペレータが足を滑らせたり、引っ掻けたりして、機器を転倒させるなどの問題が生じる可能性がある。
そこで、本出願人は、特許文献2にて、ハウジングの一側にホース収容部を形成するとともに、該ホース収容部内にバキューム方式のクリーナ装置のホース接続部を配置し、ホースの一端を前記ホース接続部に接続するとともに他端をハウジングの外部に進出させた薬剤包装装置を提供している。この特許文献2では、前記ホース収容部の内部に前記ホースをU字形状に収容するために、U字形状のホースの底に載置する重りを配設している。または、前記ホース収容部に前記ホースを巻き取るリール軸を設けている。
この特許文献2の構成では、特許文献1の構成で生じる問題を十分に解決することができる。しかし、重りを設けた構成では、ハウジングの他側まで届く長さのホースを十分に収容することはできない。なお、伸長性が高い蛇腹形状のホースを使用すればハウジングの他側まで届かせることは可能であるが、この場合、ハウジングの他側を清掃する際に強い力で伸張状態を維持する必要があるため、清掃作業性が悪くなるという不都合がある。また、ホースの巻取機構(リール軸)を設けた構成では、コスト高になるうえ、繰り返し使用するにつれて巻取用のコイルバネのバネ力が弱くなり、確実に収容できなくなるという不都合がある。
また、特許文献3では、特許文献2と同様に、ハウジングの一側にホース収容部を形成するとともに、該ホース収容部内にバキューム方式のクリーナ装置のホース接続部を配置し、ホースの一端を前記ホース接続部に接続するとともに他端をハウジングの外部に進出させた薬剤包装装置が提供されている。そして、この特許文献3では、ホースを収納部内に引き込むために、モータにより回転駆動される一対の巻取プーリを用いた巻取機構が設けられている。
この特許文献3に記載の構成では、特許文献2と同様に、特許文献1の構成で生じる問題は十分に解消できるが、電動による高価な巻取機構を設ける必要があるため、コスト高になるという問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、コスト高になることなく、確実にホースを収容可能な清掃作業性がよい薬剤包装装置および該装置のクリーナ用ホースを提供することを課題とするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、本発明の薬剤包装装置は、薬剤を処方に従って1服用量毎に包装する包装機構と、包装後に、付着した薬剤粉をクリーナ用ホースを介して吸引するクリーナ装置とを備えた薬剤包装装置において、前記クリーナ装置に接続されるホース接続部を備えたホース収容部を設け、前記クリーナ用ホースの一端側接続部を前記ホース接続部に接続し、他端側吸引部を前記ホース収容部から引き出し、クリーナ用ホースの少なくとも前記ホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設け、前記クリーナ装置による吸引力で前記クリーナ用ホースの伸縮部を収縮させて前記ホース収容部内に引き込み可能としたものである。
前記薬剤包装装置によれば、ホースにおける少なくともホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設けているため、ハウジングの他側まで届く長さを十分に確保することができる。また、ホース収容部から外部に進出したホースは、クリーナ装置による吸引力で前記クリーナ用ホースの伸縮部を収縮させて前記ホース収容部内に引き込む構成としている。即ち、高価な巻取機構も使用していないため、コスト高になることを防止できる。また、非使用状態でホースがハウジングの外に垂れ下がることを防止できる。そのため、ホースがハウジングの外に垂れ下がることに伴う問題が生じることを確実に防止できる。さらに、ホースの伸縮可能な部分は、負荷が加わっていない状態である程度延びた伸縮部であるため、ホース収容部から離れた位置を清掃する際に、ホースの伸張状態を維持するための強い力は不要である。そのため、清掃作業性を向上できる。
前記薬剤包装装置では、前記ホース収容部内に、回動可能に揺動部材を設け、該揺動部材の一部をクリーナ用ホースに当接させて回動させることにより、クリーナ用ホースをホース収容部内に引き込み可能とし、前記揺動部材による引き込み動作の完了後、前記クリーナ装置を停止させることが好ましい。このようにすれば、ホースをホース収容部内に引き込んで収容する時間を短縮できる。
また、前記クリーナ用ホースにおける前記ホース収容部から進出した吸引部に、先端の吸込口に向けて順次開口面積を小さくしたノズルを配設することが好ましい。このようにすれば、ホースの収容時の伸縮部の収縮性を向上できる。
さらに、前記クリーナ用ホースの吸引部を閉塞する閉塞部材を配設することが好ましい。このようにすれば、伸縮部の収縮性を更に向上し、確実にホース収容部にホースを収容し、ハウジングの外部に垂れ下がることを防止できる。
具体的には、前記閉塞部材は、前記ホース収容部に、前記クリーナ用ホースの吸引部を装着する装着部を設け、該装着部に配設している。
または、前記閉塞部材は、クリーナ用ホース先端の吸引部に配設したノズルに設けたシャッタからなる構成としている。
なお、ハウジングには、前記クリーナ用ホースの吸引部を装着するサブ装着部を更に設けることが好ましい。
因みに、本発明の薬剤包装装置は、薬剤を処方に従って1服用量毎に包装する包装機構と、包装後に、付着した薬剤粉をクリーナ用ホースを介して吸引するクリーナ装置とを備えた薬剤包装装置において、そのハウジングに、前記クリーナ装置に接続されるホース接続部を備えたホース収容部を設け、前記クリーナ用ホースの一端側接続部を前記ホース接続部に接続し、他端側吸引部を前記ホース収容部から引き出す一方、このクリーナ用ホースの吸引部を装着する2以上の装着部を前記ハウジングに設けた構成としてもよい。
この場合、第1のメイン装着部は前記ホース収容部に設け、第2のサブ装着部はハウジングの所定位置に設けることが好ましい。
このように、2以上の装着部を設ける場合には、前記装着部およびサブ装着部に、クリーナ用ホースの装着の有無を検出する手段をそれぞれ設け、いずれの検出手段もクリーナ用ホースの装着を検出しない場合に前記クリーナ装置を動作させ、いずれかの検出手段がクリーナ用ホースの装着を検出した場合に前記クリーナ装置を停止させることが好ましい。
このようにすれば、クリーナ用ホースを仮置きする場合など、使用状況に応じてオペレータが装着部を選択できるため、非常に便利である。しかも、サブ装着部に仮置きした状態でもクリーナ装置をオン、オフ制御できるため、非使用状態での騒音の発生を防止できる。
さらに、本発明の薬剤包装装置では、前記クリーナ装置の使用時に、前記クリーナ用ホースがホース収容部内に引き込まれることを防止する引込防止手段を設けることが好ましい。
また、前記クリーナ装置の内圧を検出する圧力検出手段を設け、該圧力検出手段により内部の減圧を検出すると、前記引込防止手段による引込防止動作を停止させることが好ましい。
このようにすれば、クリーナ装置の使用時に、その吸引力などによってクリーナ用ホースがホース収容部内に引き込まれるような力が作用しないため、オペレータによる清掃作業性を向上できる。しかも、クリーナ装置の使用を終えると、確実にクリーナ用ホースをホース収容部内に自動的に引き込むことができる。
具体的には、前記引込防止手段は、クリーナ用ホースの進出方向にのみ回転可能な回転部材と、該回転部材を前記クリーナ用ホースに対して圧接状態とする進出位置と非圧接状態とする後退位置にかけて移動させる移動手段とを備えたものである。
また、本発明では、前記薬剤包装装置のクリーナ用ホースとして、薬剤を処方に従って1服用量毎に包装する薬剤包装装置に設けたクリーナ装置のホース接続部に接続され、前記薬剤包装装置に設けたホース収容部に収容可能なクリーナ用ホースにおいて、少なくとも前記ホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設けたものを提供するものである。
本発明の薬剤包装装置では、ホースにおける少なくともホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設けているため、ハウジングの一側から他側まで届く長さを十分に確保することができる。また、ホース収容部から外部に進出したホースは、クリーナ装置による吸引力で前記クリーナ用ホースの伸縮部を収縮させて前記ホース収容部内に引き込む構成としており、高価な巻取機構は使用していないため、コスト高になることを防止できる。また、非使用状態でホースが垂れ下がることを防止できるため、それに伴う問題が生じることを確実に防止できる。さらに、ホースの伸縮可能な部分は、負荷が加わっていない状態である程度延びた伸縮部であるため、ハウジングの他側を清掃する際に伸張状態を維持するために強い力は不要である。そのため、清掃作業性を向上できる。
さらにまた、ホースにおけるハウジングから進出した端部に、先端の吸込口に向けて順次開口面積を小さくしたノズルを配設しているため、ホースの収容時の伸縮部の収縮性を向上できる。また、ホースを閉塞する閉塞部材を設けているため、伸縮部の収縮性を更に向上し、確実にホース収容部にホースを収容し、ハウジングの外部に垂れ下がることを防止できる。
しかも、クリーナ装置の使用時に、クリーナ用ホースがホース収容部内に引き込まれることを防止する引込防止手段を設けているため、清掃中には、クリーナ装置の吸引力などによって引っ張られるような力は作用しない。そのため、オペレータによる清掃作業性を大幅に向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、本発明の薬剤包装装置に搭載する第1実施形態のクリーナ機構を示す。この薬剤包装装置は、図15に示す従来例と同様に、ハウジング1の外側に、錠剤手撒装置2、2つのホッパ3、制御装置4、薬剤排出部5、および、コンベヤ6を有する。また、内部には、円盤7、掻出装置8、包装ホッパ、包装装置9等の公知の包装機構を有するものである。そして、本発明のクリーナ用ホース(以下「ホース」と略する。)24を適用したクリーナ機構は、前記ハウジング1における一側に設けられている。
具体的には、このクリーナ機構は、ハウジング1の一側に設けたホース収容部10と、該ホース収容部10内にホース接続部23を配置したクリーナ装置22と、該クリーナ装置22に接続するとともにホース収容部10に収容されるホース24とを備えている。前記ホース接続部23は、後述するクリーナ装置22に接続している。
前記ホース収容部10は、仕切壁11によって前記各構成部品7〜9を収容する内部空間と区画されており、その外側には開閉可能な蓋(図15参照)が配設されている。このホース収容部10には、正面側(図1では左側)にホース取出口12が設けられ、このホース取出口12の上部にホース24の端部を装着する装着部13が設けられている。この装着部13には、ホース24を装着したか否かを検出するホース検出手段14が配設されている。また、この装着部13には、ホース24の端部に取り付けたノズル29の先端に位置するように、ノズル29の端部開口である吸込口32を閉塞する閉塞部材15が設けられている。本実施形態では、ホース検出手段14は、光の受光量の変化により装着の有無を検出する光センサを用いている。なお、このホース検出手段14は光センサの代わりにマイクロスイッチを使用してもよく、希望に応じて変更が可能である。また、前記閉塞部材15は、軟質なスポンジを用いている。
また、本実施形態のホース収容部10には、張力が加わっていない無負荷状態のホース24を効率的に引き込むために、略V字形状とした揺動部材16と、4個のガイドローラ21a,21b,21c,21dとからなる引込機構が設けられている。前記揺動部材16は、第1アーム17と、該第1アーム17より長尺な第2アーム18とを備え、これらの基端17a,18aが接合されるとともに、その基端17a,18aがホース接続部23の近傍上部に位置するように前記仕切壁11に回動可能に取り付けられている。これらアーム17,18の先端には、それぞれローラ19a,19bが配設されている。また、揺動部材16は、後述するホース24に張力が加わっていない状態では、スプリング20によって第2アーム18が略垂下した原点に位置するように付勢されている。第1のガイドローラ21aは、前記揺動部材16の基端17a,18aの上方に配設され、ホース接続部23に接続したホース24を上側に迂回させて前記第1アーム17のローラ19aに導くものである。第2のガイドローラ21bは、ホース収容部10の略中央に配置され、前記第1アーム17を通したホース24を迂回させて第2アーム18のローラ19bに導くものである。第3,第4のガイドローラ21c,21dは、前記ホース取出口12の下部に配設され、前記第2アーム18を通したホース24がホース取出口12の下側から外部に進出するように導くものである。
前記クリーナ装置22は、仕切壁11を隔てて各構成部品7〜9を配設する収容部に配設された周知のバキューム方式もので、そのホース接続部23のみが前記ホース収容部10内に位置するように配設されている。なお、クリーナ装置22は、その本体をホース収容部10内に配設してもよい。
前記ホース24は、その一端側の接続部24aを前記クリーナ装置22のホース接続部23に接続するとともに、他端側の吸引部24bを前記ホース収容部10のホース取出口12からハウジング1の外部に進出させるものである。このホース24は、図3および図4に示すように、軟質なポリ塩化ビニルクロライド等の樹脂からなる蛇腹形状の筒体25の内部に、鉄線からなるコイル状の芯材26を配設したもので、前記ホース接続部23に接続される伸長部27と、該伸長部27と連続した伸縮部28とを備えている。前記伸長部27は、コイル状とした芯材26において隣接する線材の間隔が狭く、軸方向に負荷(張力)が加わっていない無負荷状態では、軸方向に沿って殆ど収縮できないが、張力が加わることにより軸方向に沿って伸長可能であり、負荷が無くなることにより弾性的に原状に復帰可能なものである。前記伸縮部28は、コイル状とした芯材26において隣接する線材の間隔が広く、負荷が加わると軸方向に沿って伸長および収縮が可能であり、負荷が無くなると弾性的に原状に復帰可能なものである。本実施形態では、無負荷状態において、ホース接続部23から前記揺動部材16の第1アーム17の先端に至るまでの領域に伸長部27が位置し、その先が伸縮部28となるように構成している。ここで、伸縮部28は伸長部27に比べて線材の間隔が広いため、軽くなっている。
前記ホース24において、ハウジング1から外部に進出される端部には、先端の吸込口32に向けて順次開口面積を小さくしたノズル29が取り付けられている。このノズル29は、ホース24に接続される第1ノズル部材30と、該第1ノズル部材30に対して回動可能に配設した第2ノズル部材31とからなり、該第2ノズル部材31の先端の吸込口32が最も開口面積が小さくなるように構成されている。
前記薬剤包装装置は、図5に示すように、ハウジング1の外部に配設されたパーソナルコンピュータからなる制御装置4に入力された処方箋データに従って、ハウジング1内に配設した制御基板33に実装したマイコンにより前記各構成部品を制御することにより、従来と同様に薬剤を処方された1服用量毎に包装する。また、本実施形態では、ホース検出手段14によりホース24の取り外しを検出すると、前記クリーナ装置22を自動的に動作させる。さらに、ホース検出手段14によりホース24の装着を検出すると、前記クリーナ装置22を所定時間(本実施形態では2秒)後に停止させ、該クリーナ装置22による吸引力で前記ホース24の伸縮部28を収縮させてホース収容部10内に引き込むように構成している。
前記構成の薬剤包装装置では、オペレータの操作により指定の薬剤包装を行った後、錠剤手撒装置2やホッパ3などを清掃する場合、前記ノズル29を装着部13から引き抜く。そうすると、ホース検出手段14を介してその状態を制御基板33のマイコンが認識(図7のステップS1−1)し、クリーナ装置22を動作させる(図7のステップS1−2)。即ち、清掃作業時には、オペレータは、ノズル29を引き抜くだけで直ちに清掃作業を行うことができる。
そして、オペレータがホース収容部10から離れた他側を清掃する場合には、ホース24を外部に引っ張り出す。そうすると、ホース収容部10内では、図1(B)および図2(B)に示すように、揺動部材16がスプリング20の付勢力に抗して前向きに揺動され、ホース24が各ローラ19a,19b,21a〜21dによりガイドされて引き出される。また、ホース24の伸長部27および伸縮部28は、それぞれ軸方向に沿って伸長した状態をなす。そのため、ホース24は、ハウジング1においてホース収容部10と逆の他側まで十分に届く。
さらに、ホース24において、ハウジング1の外部に進出する部分は、負荷が加わっていない状態である程度延びた伸縮部28であるため、ハウジング1の他側を清掃する際に伸張状態を維持するために強い力は不要である。具体的には、清掃時には、クリーナ装置22の吸引力と、開口面積が小さくなるように形成したノズル29により、ホース24の内部が負圧になり、全体に収縮する力が作用する。しかし、本実施形態では、ホース24において、ハウジング1の外部に進出する部分は勿論、殆どの部分を原状から伸長状態にある伸縮部28により構成しているため、オペレータがホース24自身の弾性力に抗して伸長させる力は殆ど必要なく、クリーナ装置22の吸引力に抗する力のみでよい。そのため、清掃作業性を向上できる。
一方、清掃作業が終了すると、オペレータは、ホース24の先端のノズル29を装着部13に差し込んで装着する。そうすると、ホース検出手段14を介してその状態を制御基板33のマイコンが認識(図7のステップS1−3)し、所定時間(2秒)後(図7のステップS1−4)にクリーナ装置22を停止させる(図7のステップS1−5)。即ち、清掃作業は、面倒なオン、オフ作業をすることなく、オペレータがノズル29を引き抜くだけで動作が開始され、ノズル29を装着するだけで自動的に停止するため、利便性の向上を図ることができる。そして、ノズル29を装着部13に装着すると、その先端の吸込口32が閉塞部材15により閉塞されるため、即ち、ホース24の吸引部24bがノズル29を介して閉塞部材15により閉塞されるため、ホース24内の負圧が高まり、更にホース24が収縮する。
なお、オペレータがノズル29を装着部13に装着した状態では、オペレータがホース24を引っ張る力は解除されている。そのため、ホース収容部10内では、図6に示すように、揺動部材16がスプリング20の付勢力によって原状位置である後向きに揺動され、ホース24が各ローラ19a,19b,21a〜21dによりガイドされて引き込まれる。また、ホース24の伸長部27は、自身の弾性力により原状まで収縮する。
ここで、前記揺動部材16による引き込みおよびホース24の伸長部27の弾性力だけでは、図6に示すように、ノズル29を接続した端部近傍をホース収容部10内に十分に引き込むことはできない。しかし、本実施形態では、ノズル29を装着部13に装着すると、所定時間後にクリーナ装置22を停止するように構成している。言い換えれば、ノズル29を装着部13に装着しても直ぐにはクリーナ装置22を停止させない。そして、このクリーナ装置22の動作中には、清掃作業時と同様に、ホース24の内部は負圧になり、吸引力が作用するため、全体にかけて伸縮部28が軸方向に沿って収縮する。その結果、揺動部材16の揺動では内部に引き込めなかったホース24の先端部分を、前記収縮によりホース収容部10内に引き込むことができる。なお、この伸縮部28の収縮作用は、ホース24の先端に吸込口32に向けて順次開口面積を小さくしたノズル29を配設し、更に、装着部13にホース24の端部であるノズル29の吸込口32を閉塞する閉塞部材15を配設しているため、大幅に向上されている。
このように、本発明では、高価な巻取機構を使用することなく、ホース24を全体にかけてホース収容部10内に引き込んで収容できるため、コスト高になることを防止できる。また、クリーナ機構の非使用状態でホース24がハウジング1の外に垂れ下がることに伴う問題を確実に防止できる。
図8から図12は、第2実施形態の薬剤包装装置を示す。この薬剤包装装置は、図8(A),(B)に示すように、クリーナ機構を構成するホース収容部10に、クリーナ装置22の使用時にホース24がホース収容部10内に引き込まれることを防止する引込防止手段35を設けている点で、第1実施形態と大きく相違している。
具体的には、前記引込防止手段35は、ホース取出口12に位置するガイドローラ21dを、図中、矢印に示すホース24の進出方向にのみ回転可能なワンウェイクラッチ機構(図示せず)を内蔵した回転部材により構成している。このガイドローラ21dは、ガイドローラ21cとの間にホース24を圧接した状態とする進出位置(図8(B))と非圧接状態とする後退位置(図8(A))にかけて移動させる移動手段として、仕切壁11にアーム36が回転可能に配設され、このアーム36の先端に回転可能に配設されている。アーム36には、その軸着位置の近傍にモータ37によって回転されるカム部材38が配設されている。また、アーム36は、スプリング39によって後退位置に付勢されている。さらに、アーム36において、ガイドローラ21dの進出位置と後退位置にはストッパ40が配設されている。
前記引込防止手段35は、クリーナ装置22のオンに連動して進出位置に駆動され、ホース24の吸引部24bの側が閉塞されることにより後退位置に駆動される。そして、この吸引部24bの閉塞を検出する手段としては、本実施形態では、クリーナ装置22の内圧を検出する圧力検出手段48により構成している。
クリーナ装置22は、図9(A)に示すように、その外装体41の内部が仕切壁42によって区画されている。この仕切壁42は通気孔を備え、この通気孔にフィルタ43が配設されている。そして、仕切壁42により区画された一方が図示しない吸引装置を配設する排気部44を構成し、他方がホース接続部23を配設するとともに通気性を有する集塵袋46を取替可能に配設する集塵部45を構成する。また、外装体41には、ゴミ詰まりなどの原因で集塵部45の内圧が異常減圧されるのを防止するために、集塵部45内に連通する通気孔47が安全機構として設けられている。以上の構成は第1実施形態も同一であり、第2実施形態では、更に圧力検出手段48を配設したものである。
図9(B)に示すように、前記圧力検出手段48は、前記通気孔47を覆うように筒状をなすケース49が配設されている。このケース49の内部には、固定接点51a,51bを配設する通気孔を備えた支持台52が配設されるとともに、固定接点51a,51bとケース49の開口部50との間に可動接点53が移動可能に配設されている。この可動接点53は、スプリング54によって開口部50に付勢され、前記ホース24の吸引部24bが閉塞されたり、集塵袋46内のゴミが満量になると、集塵部45内の圧力が減圧されることにより、スプリング54の付勢力に抗して移動し、外気を集塵部45内に導入するとともに、固定接点51a,51bを短絡するように構成されている。
そして、本実施形態では、図10(A),(B)に示すように、ホース24の吸引部24bに装着するノズル29に、第2の閉塞部材としてシャッタ60を内蔵している。具体的には、第2実施形態のノズル29は、その内側屈曲部分にシャッタ60の一端を移動可能に装着するガイド溝55が設けられるとともに、他端を支持する支持壁56が設けられている。そして、これらガイド溝55を形成した壁面と支持壁56との間には、吸込口32から吸引した塵埃が通過する通気部57が形成され、この通気部57をシャッタ60により閉塞するように構成している。なお、この通気部57の開口面積は、吸込口32の開口面積より大きくなるように構成されている。また、ノズル29において、前記支持壁56の近傍には、シャッタ60を動作させるための操作部材62を挿通する長溝からなる挿通孔58が設けられている。
前記シャッタ60は、前記ガイド溝55から支持壁56にかけて延びる可撓性を有するシート状のもので、その一端近傍に通気部57と同一形状以上の開口61を備えている。このシャッタ60には、挿通孔58にスライド可能に装着する操作部材62が連結されている。この操作部材62には、その操作に基づくシャッタ60による通気部57の開放位置(図10(A))、および、閉塞位置(図10(B))のいずれの状態でも挿通孔58を閉塞する閉塞部63が、ノズル29の内面側に位置するように設けられている。
この第2実施形態のクリーナ機構を搭載した薬剤包装装置は、図11に示すように、制御基板33に実装したマイコンにより第1実施形態と同様に制御される。しかも、クリーナ装置22による清掃作業を開始すると、同時に引込防止手段35によってホース24の引き込みを防止する。また、圧力検出手段48を介して集塵部45内の減圧を検出すると、引込防止手段35による引込防止動作を停止するように構成している。
具体的には、図12に示すように、マイコンは、まず、ステップS2−1で、ホース検出手段14を介して装着部13からノズル29が取り出されたことを検出するまで待機し、ノズル29の取り出しを検出すると、ステップS2−2で、クリーナ装置22をオンして清掃動作を開始させる。
ついで、ステップS2−3で、モータ37を駆動させて引込防止手段35のガイドローラ21dを進出位置に回動させる。これにより、ホース24は、このガイドローラ21c,21dの間に挟み込まれる。その結果、進出方向のみしか回転できないガイドローラ21dにより、ホース24は、ホース収容部10から進出することはできるが、ホース収容部10内には引き込むことができない状態になる。
引込防止手段35をオンさせると、マイコンは、ステップS2−4で、ホース検出手段14を介して装着部13にノズル29が装着されたか否かを検出する。そして、ノズル29の装着を検出した場合にはステップS2−5に進み、ノズル29の装着を検出しない場合にはステップS2−8に進む。
ステップS2−5では、モータ37を駆動させて引込防止手段35のガイドローラ21dを後退位置に回動させる。これにより、ガイドローラ21c,21dが離反して引込防止手段35によるホース24の引込防止動作が停止される。その結果、揺動部材16による引込作用、および、クリーナ装置22の吸引力による伸縮部28の収縮作用で、ホース24をホース収容部10内に引き込んで収容可能な状態となる。
ついで、マイコンは、ステップS2−6で、第1実施形態と同様に内蔵したタイマにより第1設定時間(2秒)が経過するまで待機し、第1設定時間が経過すると、クリーナ装置22をオフして清掃動作を停止させる。なお、この際のホース24の引込(収容)作用は第1実施形態と同じであり、同様の作用および効果を得ることができる。
一方、装着部13へのノズル29の装着を検出しない場合には、ステップS2−8で、圧力検出手段48を介してクリーナ装置22の集塵部45が減圧したか否かを検出する。そして、集塵部45の減圧を検出しない場合にはステップS2−4に戻る。また、集塵部45の減圧を検出した場合にはステップS2−9に進み、内蔵したタイマにより第2設定時間(例えば3秒)が経過したか否かを検出する。そして、第2設定時間が経過していない場合にはステップS2−8に戻り、経過した場合にはステップS2−10に進む。即ち、減圧状態を第2設定時間継続して検出した場合のみステップS2−10に進む。
ステップS2−10では、ステップS2−5と同様に、モータ37を駆動させて引込防止手段35のガイドローラ21dを後退位置に回動させてステップS2−4に戻る。これにより、クリーナ装置22は動作(使用)中であるが、引込防止手段35によるホース24の引込防止動作が停止され、ホース24をホース収容部10内に引き込んで収納可能な状態となる。
このように、第2実施形態の薬剤包装装置のクリーナ機構では、クリーナ装置22の使用時に、ホース24がホース収容部10内に引き込まれることを防止する引込防止手段35を設けている。そのため、使用時に、揺動部材16やクリーナ装置22の吸引力によってホース24がホース収容部10内に引き込まれるような力が作用しないため、オペレータによる清掃作業性を向上できる。
また、クリーナ装置22の内圧を検出する圧力検出手段48を設け、減圧を検出すると引込防止手段35による引込防止動作を停止させる(ステップS2−10)。そして、このような状況は、主にノズル29に設けた第2の閉塞部材であるシャッタ60により、ホース24の吸引部24bが閉塞した場合である。そのため、オペレータは、清掃中には引込防止手段35により殆どホース24に引き込みに係る負荷が加わっていない状態で作業を行い、清掃作業が終了すると、操作部材62を操作することにより引込防止手段35の動作を解除し、揺動部材16および吸引力による引込作用を伴って装着部13へ戻すことが可能になる。さらに、クリーナ装置22の減圧状態を第2設定時間継続して検出した場合のみ、引込防止手段35を停止するため、清掃作業時にノズル29の吸込口32が意図せずに閉塞された場合に、引込防止動作が停止されることを防止できる。そのため、利便性を大幅に向上することができる。
因みに、清掃作業を繰り返し行い、集塵袋46の内部にゴミが満量まで貯まると、集塵部45内のホース24からの吸気量が少なくなるため、集塵部45内が減圧される。その結果、使用中にこのような状況になった場合には、圧力検出手段48を介して減圧を検出することにより、引込防止手段35によるホース24の引込防止動作が停止されることになる。即ち、オペレータが操作部材62を何ら操作してないにも拘わらず、引込防止動作が解除された場合には、オペレータは集塵袋46が一杯になったと判断することができる。そのため、更に利便性を向上することができる。
図13および図14は第3実施形態の薬剤包装装置を示す。この薬剤包装装置は、ハウジング1にホース24のノズル29を装着する筒状をなすサブ装着部65を更に設けた点で、第2実施形態と相違している。このサブ装着部65には、ホース収容部10に設けたメインの装着部13と同様に、ノズル29を介してホース24の装着の有無を検出する第2のホース検出手段66が設けられている。
そして、第3実施形態の制御基板33に実装したマイコンは、両方の装着部13,65のホース検出手段14,66がいずれもホース24の装着を検出しない場合に、クリーナ装置22および引込防止手段35を動作させる。また、2つのホース検出手段14,66のうち、いずれか一方でもホース24のノズル29の装着を検出した場合に、クリーナ装置22および引込防止手段35の動作を停止させる。
但し、本実施形態のサブ装着部65は何ら閉塞部材を設けていない筒状であるため、ホース24を撓みなくホース収容部10内に引き込むことはできないことがある。そのため、オペレータは、このサブ装着部65に装着する場合には操作部材62を操作してシャッタ60によりホース24の吸引部24bを閉塞することが好ましい。
この第3実施形態の薬剤包装装置では、ホース24を仮置きする場合など、使用状況に応じてオペレータが装着部13,65を選択できるため、非常に便利である。しかも、サブ装着部65に仮置きした状態でもクリーナ装置22をオン、オフ制御できるため、非使用状態での騒音の発生を防止できる。
なお、本発明の薬剤包装装置、特に、そのホース24は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、クリーナ装置22のホース接続部23に接続する接続部24aの側に伸長可能な伸長部27を形成したが、この伸長部27は必ずしも設ける必要はない。言い換えれば、この伸長部27の代わりに伸縮不可能な円筒状の軟質パイプを用いてもよい。または、全体を伸縮部28により構成したホース24を用いてもよい。または、ホース収容部10内に位置する一部にのみ、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部28を設けたホース24を用いてもよい。
また、薬剤包装装置では、ホース収容部10内に、揺動部材16と複数のガイドローラ19a〜19dからなるホース24の引込機構を設けたが、この引込機構の構成は種々の変更が可能である。さらに、この引込機構は、必ずしも設ける必要はないが、ホース24の収容時間を短縮させるためには設けることが好ましい。
さらに、前記第2実施形態では、引込防止手段35は、ワンウェイクラッチ機構を搭載したガイドローラ21dをアーム36によって揺動させて動作を開始または停止させたが、スライド機構により移動させてもよい。しかも、ワンウェイクラッチ機構を搭載したガイドローラ21dに限られず、一対の板状の部材によって挟み込むことにより引き込みを防止してもよい。即ち、本発明において、引込防止手段35とは、ホース24の進出を可能とし、引き込みを防止可能な構成であれば、全てを含む。
さらにまた、第2実施形態では、引込防止手段35を停止する手段として、シャッタ60の閉塞に基づくクリーナ装置22の減圧状況を圧力検出手段48で検出することにより構成したが、これらの代わりにオン,オフスイッチをノズル29に設け、そのスイッチ操作を検出すると、引込防止手段35を停止させる構成としてもよい。
また、第2実施形態では、クリーナ装置22の既存の安全機構である通気孔47に圧力検出手段48を設けたが、クリーナ装置22内の圧力を検出可能な構成であれば、いずれの構成でも適用可能である。
さらに、第3実施形態では、サブ装着部65を筒状部材により構成したが、このサブ装着部65にも第1実施形態と同様にノズル29の吸込口32を閉塞する閉塞部材または閉塞部を設けてもよい。また、サブ装着部65をハウジング1の希望位置に2以上設けてもよいことは言うまでもない。
(A),(B)は本発明の第1実施形態に係る薬剤包装装置のクリーナ機構を示す側面図である。 (A),(B)は図1(A),(B)の斜視図である。 ホースの構成を示す部分断面図である。 ホースとノズルとを示す側面図である。 第1実施形態の薬剤包装装置の構成を示すブロック図である。 ノズルを装着部に装着した状態を示す側面図である。 マイコンによる第1実施形態のクリーナ機構の制御を示すフローチャートである。 (A),(B)は本発明の第2実施形態に係る薬剤包装装置のクリーナ機構を示す側面図である。 (A)はクリーナ機構を示す断面図、(B)は(A)の要部拡大断面図である。 (A),(B)は第2実施形態のノズルを示す断面図である。 第2実施形態の薬剤包装装置の構成を示すブロック図である。 マイコンによる第2実施形態のクリーナ機構の制御を示すフローチャートである。 第3実施形態の薬剤包装装置を示す斜視図である。 第3実施形態の薬剤包装装置の構成を示すブロック図である。 薬剤包装装置の斜視図である。
符号の説明
1…ハウジング
10…ホース収容部
12…ホース取出口
13…装着部
14…ホース検出手段
15…閉塞部材
16…揺動部材
21a〜21d…ガイドローラ
22…クリーナ装置
23…ホース接続部
24…ホース
24a…接続部
24b…吸引部
27…伸長部
28…伸縮部
29…ノズル
32…吸込口
35…引込防止手段
36…アーム
38…カム部材(移動手段)
48…圧力検出手段
60…シャッタ
65…サブ装着部
66…第2のホース検出手段

Claims (12)

  1. 薬剤を処方に従って1服用量毎に包装する包装機構と、包装後に、付着した薬剤粉をクリーナ用ホースを介して吸引するクリーナ装置とを備えた薬剤包装装置において、
    前記クリーナ装置に接続されるホース接続部を備えたホース収容部を設け、
    前記クリーナ用ホースの一端側接続部を前記ホース接続部に接続し、他端側吸引部を前記ホース収容部から引き出し、
    クリーナ用ホースの少なくとも前記ホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設け、
    前記クリーナ装置による吸引力で前記クリーナ用ホースの伸縮部を収縮させて前記ホース収容部内に引き込み可能としたことを特徴とする薬剤包装装置。
  2. 前記ホース収容部内に、回動可能に揺動部材を設け、該揺動部材の一部をクリーナ用ホースに当接させて回動させることにより、クリーナ用ホースをホース収容部内に引き込み可能とし、
    前記揺動部材による引き込み動作の完了後、前記クリーナ装置を停止させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤包装装置。
  3. 前記クリーナ用ホースにおける前記ホース収容部から進出した吸引部に、先端の吸込口に向けて順次開口面積を小さくしたノズルを配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薬剤包装装置。
  4. 前記クリーナ用ホースの吸引部を閉塞する閉塞部材を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
  5. 前記ホース収容部に、前記クリーナ用ホースの吸引部を装着する装着部を設け、該装着部に、前記閉塞部材を配設したことを特徴とする請求項4に記載の薬剤包装装置。
  6. ハウジングに前記クリーナ用ホースの吸引部を装着するサブ装着部を更に設けたことを特徴とする請求項5に記載の薬剤包装装置。
  7. 前記装着部およびサブ装着部に、クリーナ用ホースの装着の有無を検出する手段をそれぞれ設け、いずれの検出手段もクリーナ用ホースの装着を検出しない場合に前記クリーナ装置を動作させ、いずれかの検出手段がクリーナ用ホースの装着を検出した場合に前記クリーナ装置を停止させることを特徴とする請求項6に記載の薬剤包装装置。
  8. 前記閉塞部材は、クリーナ用ホース先端の吸引部に配設したノズルに設けたシャッタからなることを特徴とする請求項4に記載の薬剤包装装置。
  9. 前記クリーナ装置の使用時に、前記クリーナ用ホースがホース収容部内に引き込まれることを防止する引込防止手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
  10. 前記クリーナ装置の使用時に、前記クリーナ用ホースがホース収容部内に引き込まれることを防止する引込防止手段を設けるとともに、前記クリーナ装置の内圧を検出する圧力検出手段を設け、該圧力検出手段により内部の減圧を検出すると、前記引込防止手段による引込防止動作を停止させるようにしたことを特徴とする請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
  11. 前記引込防止手段は、クリーナ用ホースの進出方向にのみ回転可能な回転部材と、該回転部材を前記クリーナ用ホースに対して圧接状態とする進出位置と非圧接状態とする後退位置にかけて移動させる移動手段とを備えていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の薬剤包装装置。
  12. 薬剤を処方に従って1服用量毎に包装する薬剤包装装置に設けたクリーナ装置のホース接続部に接続され、前記薬剤包装装置に設けたホース収容部に収容可能なクリーナ用ホースにおいて、
    少なくとも前記ホース収容部内に位置する一部に、軸方向に沿って伸縮可能な伸縮部を設けたことを特徴とするクリーナ用ホース。
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