JP2009055283A - 圧電デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】気密性を十分に保つことのできる圧電デバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る圧電デバイス100の製造方法は、圧電振動片10が固定されたベース61と蓋72との間に、AuSn合金層と、Ni層とを有するろう材77を設ける工程と、ろう材を使用して蓋を前記ベースに固定する工程と、を含み、固定する工程は、ろう材77を加熱することにより、Ni層および前記AuSn合金層を溶融し、Ni層とAuSn合金層とを相互に拡散させ、NiSn層およびζ相のAuSn合金層を形成する工程を含み、加熱は、340℃以上360℃未満の温度で30分以上加熱、360℃以上400℃未満で10分以上加熱、及び400℃以上の温度で5分以上加熱のいずれか1つである。
【選択図】図5

Description

本発明は、圧電デバイスおよびその製造方法に関する。
圧電材料を用いた圧電デバイスは、圧電振動子、共振子、発振器、圧電振動ジャイロセンサ、周波数フィルタ等の多くの用途に用いられている。このような圧電デバイスにおいては、圧電材料からなる圧電振動片を気密封止することが好ましい。圧電振動片を気密封止する際には、封止剤としてろう材を用いることが知られている(特許文献1)。
しかし、圧電デバイスは、気密封止された後に再加熱されることがあり、ろう材が溶融して気密性が十分に保たれないことがあった。
特許第2750255号
本発明の目的は、気密性を十分に保つことのできる圧電デバイスおよびその製造方法を提供することにある。
本発明に係る圧電デバイスの製造方法は、
圧電振動片が固定されたベースと蓋との間に、AuSn合金層と、Ni層とを有するろう材を設ける工程と、
前記ろう材を使用して前記蓋を前記ベースに固定する工程と、
を含み、
前記固定する工程は、前記ろう材を加熱することにより、前記Ni層および前記AuSn合金層を溶融し、前記Ni層と前記AuSn合金層とを相互に拡散させ、NiSn層およびζ相のAuSn合金層を形成する工程を含み、
前記加熱は、340℃以上360℃未満の温度で30分以上加熱、360℃以上400℃未満で10分以上加熱、及び400℃以上の温度で5分以上加熱のいずれか1つである。
本発明に係る圧電デバイスの製造方法によれば、上記条件でろう材を加熱することにより、ζ相のAuSn合金層を形成することができる。ζ相のAuSn合金層は、非常に融点が高いため、溶融し難く、圧電デバイスが高温に曝された場合であっても気密性を保持することができる。
本発明に係る圧電デバイスの製造方法において、
前記加熱される前のAuSn合金層は、前記ζ相のAuSn合金層よりSnの割合が高くてもよい。
本発明に係る圧電デバイスの製造方法において、
前記ベースは、貫通穴を有し、
前記固定する工程の後に、前記貫通穴を封止材で封止する工程をさらに含んでもよい。
本発明に係る圧電デバイスは、
圧電振動片と、
前記圧電振動片が固定されるベースと、
前記圧電振動片を間に挟むようにして前記ベースとオーバーラップして配置される蓋と、
前記ベースと前記蓋との間に介在して前記ベースと前記蓋とを接合するろう材と、
を含み、
前記ろう材はAuSn合金およびNiSn合金を含み、当該AuSn合金はζ相のみからなる。
以下、圧電デバイスの一例として圧電振動子を適用した場合について説明する。
(圧電振動片)
図1は、本発明の実施の形態に係る圧電振動子に含まれる圧電振動片10(音叉型圧電振動片)を示す平面図である。なお、圧電振動片10の底面図は平面図と対称に表れる。圧電振動片10は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料からなる。圧電振動片10は、基部12と、基部12から延びる一対の振動腕14と、を含む。
図2は、図1に示す圧電振動片10のII−II線断面拡大図である。振動腕14は、相互に反対を向く表裏面16と、表裏面16を両側で接続する第1及び第2の側面20,22とを有する。圧電振動片10を水晶から構成する場合、結晶方位について、表裏面16がZ軸方向を向き、第1の側面20がX軸の+方向を向き、第2の側面22がX軸の−方向を向くように構成する。
一方(図1で左側)の振動腕14の第1の側面20と、他方(図1で右側)の振動腕14の第2の側面22が対向するように並列している。第1の側面20は、表裏面16の間隔によって定義される振動腕14の厚みの中央方向に高くなる山型となるように形成されている(図2参照)。第1の側面20が描く山型の高さは、第1及び第2の側面20,22の間隔によって定義される振動腕14の幅の、0%超12.5%以下である。
振動腕14は、基部12に接続される根本部24において、基部12側に向けて幅を拡げてあり、広い幅で基部12に接続するので剛性が高くなっている。振動腕14は、第1及び第2の側面20,22の間隔によって定義される幅が、基部12から先端に向けて細くなる第1のテーパ部26を含む。第1のテーパ部26を形成することにより、振動腕14は振動しやすくなっている。振動腕14は、第1のテーパ部26よりも先端に近い位置に、幅が第1のテーパ部26から先端に向けて太くなる第2のテーパ部28を含む。第2のテーパ部28は、錘の機能を果たすので、振動周波数を低くすることができる。振動腕14は、第1及び第2のテーパ部26,28が接続される幅変更点が長溝30よりも先端近くに位置するように形成されている。
振動腕14には、表裏面16に、長手方向に延びる長溝30がそれぞれ形成されている。長溝30によって振動腕14が動きやすくなって効率的に振動するのでCI値を下げることができる。長溝30は、振動腕14の長さの50〜70%の長さを有する。また、長溝30は、振動腕14の幅の60〜90%の幅を有する。
長溝30は、第1の側面20と背中合わせに延びる第1の内面32と、第2の側面22と背中合わせに延びる第2の内面34と、を含む。第1の内面32は第2の内面34よりも、表裏面16に対する角度が垂直に近くなっている。第1の内面32は平坦面であってもよい。第2の内面34も平坦面であってもよいが、図2に示す例では、異なる角度の面が接続されてなる。第1及び第2の側面20,22は、第2の内面34よりも表裏面16に対する角度(表裏面16と接続する部分の角度)が垂直に近くなっている。
圧電振動片10は、一対の支持腕36を含む。一対の支持腕36は、基部12から一対の振動腕14が延びる方向とは交差方向であってそれぞれ相互に反対方向に延び、一対の振動腕14の延びる方向に屈曲してさらに延びる。屈曲することで、支持腕36は小型化される。支持腕36は、ベース61に取り付けられる部分であり、支持腕36での取り付けによって、振動腕14及び基部12は浮いた状態になる。
基部12には、振動腕14の表裏面16と同じ側の面に括れた形状が表れるように、相互に対向方向に一対の切り込み38が形成されている。一対の切り込み38は、それぞれ、一対の支持腕36が基部12から延びて屈曲する方向の側で一対の支持腕36に隣接して基部12に形成されている。切り込み38によって、振動腕14の振動の伝達が遮断されるので、振動が基部12や支持腕36を介して外部に伝わること(振動漏れ)を抑制し、CI値の上昇を防止することができる。切り込み38の長さ(深さ)は、基部12の強度を確保できる範囲で長い(深い)ほど、振動漏れ抑制効果は大きい。一対の切り込み38の間の幅(一対の切り込み38に挟まれた部分の幅)は、一対の振動腕14の対向する第1及び第2の側面20,22の間隔よりも小さくしてもよいし大きくしてもよいし、一対の振動腕14の相互に反対を向く第1及び第2の側面20,22の距離よりも小さくしてもよいし大きくしてもよい。
振動腕14には、励振電極膜が形成されている。励振電極膜は、100Å以上300Å以下の厚みを有する下地のCr膜と、Cr膜上に形成された200Å以上500Å以下の厚みを有するAu膜と、を含む多層構造であってもよい。Cr膜は水晶との密着性が高く、Au膜は電気抵抗が低く酸化し難い。励振電極膜は、第1及び第2の側面20,22にそれぞれ形成された第1及び第2の側面電極膜42,44と、第1及び第2の内面32,34にそれぞれ形成された第1及び第2の内面電極膜46,48と、を含む。励振電極膜によって、第1及び第2の励振電極50,52が構成される。
第1の励振電極50は、長溝30に形成された第1及び第2の内面電極膜46,48を含む。1つの長溝30に形成された第1及び第2の内面電極膜46,48は、相互に連続的に形成されて電気的に接続されている。表裏面16の一方(例えば表面)の長溝30に形成された第1及び第2の内面電極膜46,48と、表裏面16の他方(例えば裏面)の長溝30に形成された第1及び第2の内面電極膜46,48と、は電気的に接続されている。すなわち、表裏面16それぞれに形成された一対の第1の励振電極50は電気的に接続されている。また、一方の振動腕14に形成された一対の第1の励振電極50は、基部12上の表裏面16それぞれに形成された引き出し電極54に接続され、これらの引き出し電極54が、他方の振動腕14の第1又は第2の側面電極膜42,44に接続されることで電気的に接続される。
第2の励振電極52は、第1及び第2の側面電極膜42,44を含む。また、第1及び第2の側面電極膜42,44は電気的に接続されている。その電気的接続は、振動腕14の長溝30が形成されていない部分(例えば先端部)において、表裏面16の少なくとも一方(あるいは両方)上に形成された接続電極56によってなされている。
一方の振動腕14に形成された第1の励振電極50と、他方の振動腕14に形成された第2の励振電極52と、は基部12上の引き出し電極54で電気的に接続されている。引き出し電極54は、第2の励振電極52が形成される振動腕14の隣に並ぶ支持腕36上に至るまで形成されている。引き出し電極54は、支持腕36の表裏面16(あるいはさらに側面)に形成されている。支持腕36上で、引き出し電極54を外部との電気的接続部にすることができる。
振動腕14(その先端部)には、表裏面16の少なくとも一方であって励振電極膜上に金属層58がさらに形成されている。金属層58は、振動腕14の錘の役割を果たしており、その一部を除去することで錘の重さを調整することができる。なお、振動腕14の先端部の重さが重いほど振動腕14の振動周波数が小さくなり、軽いほど振動腕14の振動周波数が大きくなる。これを利用して周波数の調整を行うことができる。詳細は後述する。
本実施の形態では、第1の側面電極膜42と第1の内面電極膜46との間に電圧を印加し、第2の側面電極膜44と第2の内面電極膜48との間に電圧を印加することで、振動腕14の一方の側端を伸ばし、他方の側端を縮ませて振動腕14を屈曲させて振動させる。言い換えると、1つの振動腕14において、第1及び第2の励振電極50,52間に電圧を印加して、振動腕14の第1及び第2の側面20,22を伸縮させることで振動腕14を振動させる。なお、第1及び第2の励振電極50,52は、振動腕14の70%までは、長いほどCI値が下がることが分かっている。
図2は、本実施の形態に係る圧電振動片10の動作を説明する図である。図2に示すように、一方の振動腕14の第1及び第2の励振電極50,52に電圧が印加され、他方の振動腕14の第1及び第2の励振電極50,52に電圧が印加される。ここで、一方(左側)の振動腕14の第1の励振電極50と他方(右側)の振動腕14の第2の励振電極52が同じ電位(図2の例では+電位)となり、一方(左側)の振動腕14の第2の励振電極52と他方(右側)の振動腕14の第1の励振電極50が同じ電位(図2の例では−電位)となるように、第1の励振電極50及び第2の励振電極52は、クロス配線によって交流電源に接続され、駆動電圧としての交番電圧が印加されるようになっている。印加電圧によって、図2に矢印で示すように電界が発生し、これにより、振動腕14は、互いに逆相振動となるように(振動腕14の先端側が互いに接近・離間するように)励振されて屈曲振動する。また、基本モードで振動するように交番電圧が調整されている。
(圧電振動子およびその製造方法)
図3〜図5は、本実施の形態に係る圧電振動子の製造方法を示す断面図である。図3〜図5を用いて、本実施の形態に係る圧電振動子の製造方法を以下に説明する。
まず、上述した圧電振動片1を用意する。圧電振動片1の振動腕12には、錘としての金属膜58が形成されている。これに加えて、ベース61を用意する(図3参照)。ベース61は、底部62及びこれに接合された枠壁部64を含み、圧電振動片1を収納する封止空間を形成し、底部62の上方に開口を有する。枠壁部64の上端面66は、金属で形成されている。ベース61は、その全体を金属で形成してもよいが、主としてセラミックス、ガラス、水晶等の非金属で形成する場合には枠壁部64の上端面66は、金属の積層体78によってメタライズされている。積層体78は、枠壁部64の非金属部上に、たとえばMo(又はW)層、Ni層及びAu層が順に積層されてなる。積層体78の上端面66はたとえばAuからなる。底部62には、貫通穴68が形成されている。
次に、ベース61の底部62に圧電振動片1を固定する(図3および図4参照)。詳しくは、支持腕32をOLE_LINK2接着剤70OLE_LINK2によってベース61に固定して、振動腕12をベース61から浮いた状態にする。底部62は、振動腕12の先端部と対向する領域が低くなっており、振動腕12が底部62に接触しないようになっている。接着剤70として、導電性接着剤またはAuバンプを使用して、支持腕32の引き出し電極54(図1参照)と電気的に接続する。接着剤70を、ベース61の底部62に形成されている配線パターン(図示せず)上に設けて電気的に接続する。配線パターンがベース61の外側に至るまで延長されていれば、圧電振動片1の、ベース61の外部との電気的接続が可能である。
また、蓋72を用意する(図3参照)。蓋72は、ベース61と同様にセラミックス等の非金属で形成されていてもよいし、金属で形成されていてもよい。蓋72がたとえばセラミックス等の透明体によって形成されている場合には、枠体74に対向する領域が、たとえばMo/Ni/Au、W/Ni/Au、Mo/Ag、W/Agの金属材料によってメタライズされていてもよい。蓋72がたとえばガラス等の透明体によって形成されている場合には、枠体74に対向する領域が、たとえばCr/Au、Ni/Au、Ti/Ni/Auの金属材料によってメタライズされていてもよい。メタライズは、たとえば印刷法、蒸着法、めっき法等によって行われる。また、メタライズは、後述するろう材79の一部として機能することができる。また、蓋72は、その一部が光を透過する材質で形成されていてもよい。
本実施の形態に係る蓋72は、金属からなる枠体74を含む。蓋72の少なくとも一部が金属から形成されているので割れ・クラックを防止することができる。枠体74にはガラス76がはめ込まれている。ガラス76は酸化物である。ガラス76の平面形状は、特に限定されず、後述する金属膜58の形成領域の少なくとも一部とオーバーラップする領域に設けられていればよい。その材質はガラスに限定されず、たとえば有機物である樹脂を枠体74にはめ込んでもよい。
次に、枠壁部64の上端面66と蓋72の間に、ろう材79を設ける(図3参照)。ろう材79は、たとえば蓋72における枠壁部64の上端面66との対向領域82に設けられる。ろう材79は、少なくともAuSn合金層を有する。ここで設けられるAuSn合金層としては、たとえば融点が280℃のものを適用することが好ましく、具体的には、AuSn合金層においてSnが11重量%〜38重量%であることがより好ましい。
また、ろう材79は、蓋72または枠壁部64にメタライズされた金属の積層体がNiやAu含まない場合には、さらにAuSn合金層と蓋72との間にNi層およびAu層を有する。この場合、AuSn合金層とAu層の間にNi層が形成されることが好ましい。したがって、ろう材79と、蓋72および枠壁部64にメタライズされた金属との積層体が、蓋72側から順に、少なくともAu/Ni/AuSn/Ni/Auからなる層を含むことが好ましい。これにより、Ni層をAuSn合金層に拡散しやすくすることができる。また、Au層を設けることにより、たとえばNi層の量が十分でない場合であっても、AuSn合金層のAuの割合を高めて、確実にζ相のAuSn合金層を形成することができる。
ろう材79は、溶融、めっき、圧延等の公知の方法により蓋79に設けることができる。また、ろう材79は、同様の方法により枠壁部64側に予め設けてもよい。またろう材79は、バルク材またはそれを枠状に打ち抜いたものを蓋72側または枠壁部64側に配置してもよい。
次に、蓋72を、底部62及び枠壁部64とオーバーラップするように配置する(図4参照)。枠体74を、枠壁部64の上端面66と対向させる。蓋72は、上端面66との対向領域82の少なくとも一部(すなわち枠体74)が金属から形成されている。
次に、ろう材79および金属の積層体78を加熱することにより、ζ相からなるAuSn合金層を含むろう材77を形成する。加熱は、340℃以上360℃未満の温度で30分以上加熱、360℃以上400℃未満で10分以上加熱、及び400℃以上の温度で5分以上加熱のいずれか1つであることが好ましい。
この加熱により、ろう材79および金属の積層体78を溶融し、金属の積層体78に含まれるNi層およびAu層と、ろう材79に含まれるAuSn合金層とを相互に拡散させることができる。Ni層およびAu層と、AuSn合金層とを相互に拡散させ、凝固することにより、ろう材77が形成される。凝固した後には、Ni層のNiと、AuSn合金層中のSnとによってNiSn合金が形成される。ここで拡散するNiの量は多い程よいが、たとえば形成されたζ相のAuSn合金の重量に対して7重量%以上のNiがNiSnを形成していることが好ましい。これにより、平面視においてろう材の全面にζ相のAuSn合金を、より確実に設けることができる。
このように、NiSn合金が形成されることにより、AuSn合金層のAuの割合が増加して、ζ相からなるAuSn合金層を形成することができる。即ちζ相のAuSn合金は、加熱される前のAuSn合金層よりSnの割合が低くなっている。ζ相のAuSn合金は、融点が約510℃と高いため、圧電振動子100の製造後に再加熱された場合でも溶融し難く、気密性を保持することができる。また、NiSn合金は、NiSnからなり、その融点は1264℃と非常に高温であるため、溶融し難い。また、ζ相のAuSn合金を形成する際に、AuSnNi合金が形成される場合もあるが、この融点も500℃近傍であるため、溶融し難い。
上述したように溶融して再び凝固すると、枠壁部64及び蓋72を接合することができる(図5参照)。こうして、ベース61の開口を蓋72によって塞いで封止することができる。蓋72とベース61の接合にろう材78を使用するので接合幅が小さい気密封止を行うことができる。
次に、図5に示すように貫通穴68を金属材料69によって塞ぎ、パッケージ内の空間を気密に封止する。あるいは、ベース61および蓋72の封止空間にガスを注入してもよい。金属材料69としては、たとえばAuGeを用いることができる。さらに、錘としての金属膜58の一部を除去し、振動腕12の重さを減らして、振動腕12の振動周波数の調整を行う。金属膜58の除去はレーザによって行ってもよく、その場合、ガラス76を通して金属膜58を認識してもよい。
以上の工程により、本実施の形態にかかる圧電振動子を製造することができる。図5は、上記プロセスを経て製造された圧電振動子100を示す。
本実施の形態にかかる圧電振動子100の製造方法では、ベース61と蓋72との間にAuSn合金層とNi層とを設け、上述した条件により加熱溶融し、凝固することにより、ベース61と蓋72とを接合している。これにより、ベース61と蓋72との間にζ相からなるAuSn合金層を形成することができる。ζ相のAuSn合金は、融点が約510℃と高いため、圧電振動子の製造後に再加熱された場合でも溶融し難く、気密性を保持することができる。
(変形例)
本実施の形態に係る圧電振動子は、圧電振動片がベース61および蓋72に封止されている構造を有するが、これにかえて、圧電振動片が外枠と一体に形成され、この圧電振動片が上側基板と下側基板に挟まれた積層体構造を有してもよい。以下に積層体構造を有する圧電振動子の一例を説明する。
図6は、変形例にかかる圧電振動子の断面を示す図であり、図7は、変形例にかかる圧電振動子に用いられている圧電振動片の上面を示す図であり、図8は、変形例にかかる圧電振動子に用いられている圧電振動片の下面を示す図である。変形例に係る圧電振動子200は、圧電振動片110と、下側基板120と、上側基板130と、を含む。圧電振動子200は、図6に示すように、圧電振動片110の上面および下面に、それぞれ上側基板130および下側基板120を一体に積層した構造を有する。圧電振動片110と、下側基板120および上側基板130のそれぞれとを接合する際に、上述したAuSn合金層とNi層とを有するろう材179を用いることができる。これにより圧電振動片110と、下側基板120および上側基板130とを接合することができる。
以下に圧電振動子200の製造方法について説明する。
まず、圧電振動片110と、下側基板120と、上側基板130をそれぞれ準備する。圧電振動片110は、図7および図8に示すように、一体に形成された一対の振動腕111と外枠部112とを有する。一対の振動腕111と外枠部112は、基部113を介して一体化されており、外枠部112は、一対の振動腕111の周囲を取り囲むように設けられている。一対の振動腕111の表面には、一対の励振電極114、115が設けられている。一方の振動腕111に設けられた励振電極114は、他方の振動腕111および基部113を介して外枠部112の上面に設けられている導電膜117と電気的に接続している。導電膜117は、図8に示すように圧電振動片110の下面の一部にも形成されており、圧電振動片110の上面と電気的に接続している。
また他方の振動腕111に設けられている励振電極115は、一方の振動腕111および基部113を介して外枠部112の下面に設けられている導電膜118と電気的に接続している。
圧電振動片110は、たとえば水晶、金属酸化物等の圧電材料からなることができる。下側基板120、および上側基板130は、たとえば水晶、ガラス等からなることができる。下側基板120、および上側基板130が水晶またはガラスからなる場合には、外枠部112に対向する領域が、たとえばCr/Au、Ni/Au、Ti/Ni/Auの金属材料によってメタライズされていてもよい。メタライズは、たとえば印刷法、蒸着法、めっき法等によって行われる。一対の励振電極114、115および導電膜の材質としては、様々な導電性材料を適用することができるが、たとえばアルミニウム、クロム、チタンを用いることができる。
下側基板120の下面には、図6に示すように、各角部にそれぞれ外部電極121,122が設けられている。また、下側基板120の各角部には欠けが設けられており、各欠けの内面に導電膜(図示せず)が形成されている。外部電極121,122は、隣接する各欠けに設けられている導電膜および外枠部112の下面に設けられている導電膜117、118を介して、一対の励振電極114、115と電気的に接続されるように形成されている。
また下側基板120の略中央には、貫通孔125が設けられていてもよい。貫通孔125は、シール材料126により気密封止される。シール材料126としては、たとえばAuSn合金を用いることができる。
なお、圧電振動片110、下側基板120、および上側基板130は、縦方向および横方向に連続して複数配列されたウエハであってもよい。
圧電振動片110、下側基板120、および上側基板130を準備した後に、それらを位置合わせして接合する。接合はろう材179を加熱して溶融し、凝固させることによって行われる。位置合わせは、図6に示すように、圧電振動片110の外枠部112と、下側基板120および上側基板130の外縁部がオーバーラップするように行う。そして、ろう材179は、外枠部112の上面および下面に、一対の振動腕111を密閉するように設けられる。ろう材179は、下側基板120側、上側基板130側、圧電振動片110側のいずれに設けてもよい。またろう材179は、公知の方法で設けることができるが、たとえば溶融、めっき、圧延等によって設けられる。
なお、接合の前に、圧電振動片110、下側基板120、および上側基板130の各接合面の表面処理を行ってもよく、たとえばプラズマ処理を行っても良い。表面処理を行うことにより、気密性を高めることができる。
ろう材179は、AuSn合金層を含む。また下側基板120および上側基板130がAuまたはNiによってメタライズされていない場合には、ろう材179は、Au層またはNi層を含む。ろう材179の好ましい層構造については、本実施の形態に係る層構造と同様であるので説明を省略する。加熱条件についても、上述した条件と同様であるので説明を省略する。
(実験例)
次に本実施の形態にかかる実験例について説明する。実験例では、AuSn合金を用いてベースと蓋との接合を行い、接合後のAuSu合金の融点を測定した。
ベースとしては、セラミックパッケージを用いた。ベースの上端面をタングステン/ニッケル/金によってメタライズした。ニッケルの膜厚は1.27μm〜8.89μm、金の膜厚は、0.3μm〜1.0μmであった。また、コバールからなる蓋の下端面にはニッケル/金/AuSuのろう材を設けた。
即ち、ベース側から順にタングステン/ニッケル/金/AuSu/金/ニッケルの金属材料の積層体を形成した。AuSuとしては、Suが18重量%のもの(Au−18Sn)を用いた。なお、ニッケルの膜厚は2.00μm〜3.00μm、金の膜厚は0.01μm〜0.015μmであった。
上記金属材料を蓋とベースとの間に設けた後に、加熱した。加熱は、300℃、320℃、340℃、360℃、380℃、および400℃で、5分、10分、30分、60分行った。そのときの融点を示差走査熱量計(DSC)により測定した。融点の測定結果を以下の表に示す。
また、加熱後のろう材をエネルギー分散型X線分析装置(EDX)で観察し、ζ相以外のAuSn合金が残っているか否かを確認した。その結果を表2に示す。表2において、ζ相以外の低融点のAuSn合金が残っている場合には×と表し、ζ相以外のAuSn合金が残っていない場合には○とした。
また、340℃で60分加熱したろう材と、340℃で5分加熱したろう材のEDX画像を図9および図10に示す。図9および図10の双方において、ζ相のAuSn合金層が形成されているが、図10では、白い部分があるため、ζ相ではない低融点のAuSn合金層が残っていることが確認された。
表1によれば、340℃以上360℃未満の温度で30分以上加熱、360℃以上400℃未満で10分以上加熱、または400℃以上の温度で5分以上加熱によって、AuSnおよびNiを含むろう材の融点が280℃から510℃に上昇したことが確認された。また、表2によれば、AuSnおよびNiを含むろう材は、10分以上の360℃以上400℃未満による加熱、または5分以上の400℃以上による加熱によって、AuSn合金の全てを融点の高いζ相にすることができることが確認された。
なお、上記実験は、Suが18重量%のAuSuを用いて行ったが、Suが21重量%のAuSuについても同様の実験を行った。その実験結果は、上記表1、表2と同一の結果であった。
(その他)
本実施の形態に係る圧電振動子の製造方法は、上記プロセスを含み、上述した圧電振動子の構成から自明の製造プロセスをさらに含む。また、本実施の形態では圧電デバイスの一例として圧電振動子について説明したが、これに限定されるわけではなく、本発明に係る圧電デバイスおよびその製造方法は、他の用途に適用することが可能である。圧電デバイスは、たとえば、共振子、発振器、圧電振動ジャイロセンサ、周波数フィルタ等に適用することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本実施の形態に係る圧電振動子に含まれる圧電振動片(音叉型圧電振動片)を示す平面図である。 図2は、図1に示す圧電振動片のII−II線断面拡大図である。 図3は、本実施の形態に係る圧電振動子の製造方法を説明する図である。 図4は、本実施の形態に係る圧電振動子の製造方法を説明する図である。 図5は、本実施の形態に係る圧電振動子の断面図である。 図6は、変形例に係る圧電振動子の断面図である。 図7は、変形例に係る圧電振動片の上面図である。 図8は、変形例に係る圧電振動片の下面図である。 図9は、実験例に係るろう材のEDX画像である。 図10は、実験例に係るろう材のEDX画像である。
符号の説明
10…圧電振動片、 12…基部、 14…振動腕、 16…表裏面、 20…第1の側面、 22…第2の側面、 24…根本部、 26…第1のテーパ部、 28…第2のテーパ部、 30…長溝、 32…第1の内面、 34…第2の内面、 36…支持腕、
38…切り込み、 42…第1の側面電極膜、 44…第2の側面電極膜、 46…第1の内面電極膜、 48…第2の内面電極膜、 50…第1の励振電極、 52…第2の励振電極、 54…引き出し電極、 56…接続電極、 58…金属膜、 61…ベース、 62…底部、 64…枠壁部、 66…上端面、 68…貫通穴、 69…金属材料、 70…接着剤、 72…蓋、 74…枠体、 76…ガラス、 78…金属の積層体、 79…ろう材、 80…接着剤、 100…圧電振動子、 110…圧電振動片、 111…振動腕、 112…外枠部、 113…基部、 114、115…励振電極、 120…下側基板、125…貫通孔、 126…シール材料、 130…上側基板、 179…ろう材、 200…圧電振動子

Claims (4)

  1. 圧電振動片が固定されたベースと蓋との間に、AuSn合金層と、Ni層とを有するろう材を設ける工程と、
    前記ろう材を使用して前記蓋を前記ベースに固定する工程と、
    を含み、
    前記固定する工程は、前記ろう材を加熱することにより、前記Ni層および前記AuSn合金層を溶融し、前記Ni層と前記AuSn合金層とを相互に拡散させ、NiSn層およびζ相のAuSn合金層を形成する工程を含み、
    前記加熱は、340℃以上360℃未満の温度で30分以上加熱、360℃以上400℃未満で10分以上加熱、及び400℃以上の温度で5分以上加熱のいずれか1つであるOLE_LINK1ことを特徴とするOLE_LINK1圧電デバイスの製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記加熱される前のAuSn合金層は、前記ζ相のAuSn合金層よりSnの割合が高いことを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記ベースは、貫通穴を有し、
    前記固定する工程の後に、前記貫通穴を封止材で封止する工程をさらに含むことを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  4. 圧電振動片と、
    前記圧電振動片が固定されるベースと、
    前記圧電振動片を間に挟むようにして前記ベースと、平面視して少なくとも一部が重なるように配置される蓋と、
    前記ベースと前記蓋との間に介在して前記ベースと前記蓋とを接合するろう材と、
    を含み、
    前記ろう材はAuSn合金およびNiSn合金を含み、当該AuSn合金はζ相のみからなることを特徴とする圧電デバイス。
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