JP5090836B2 - 圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電振動片のパッケージ封止において、加熱により容易に気密状態がリークされないようにした圧電デバイスと、その圧電デバイスの製造方法に関する。
従来、移動体通信機器やOA機器等の小型軽量化及び高周波数化に伴って、それらに用いられる圧電振動子も、より一層の小型化及び高周波数化への対応が求められている。また、回路基板に表面実装が可能な圧電振動子が要求されている。
従来、圧電振動子はパッケージ内部に圧電振動片を収容し、圧電振動片はパッケージ内の電極部に接合されている。通常パッケージは、セラミックのグリーンシート複数枚を積層して内部に所定の内部空間を形成させて所定の温度で焼成することで作成されている。パッケージ底部には、パッケージ内部と底部とに貫通するスルーホールが形成されており、スルーホールは高温ハンダなどで形成されている。
例えば、セラミックパッケージを使った封止技術には特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1では、パッケージの上端面にロウ材などの接着剤が塗布され、加熱可能なチャンバー内に、トレーに乗せられたリッド上にパッケージを逆さにして載せ、上から荷重をかけながら加熱しロウ材などを溶融し、パッケージを圧着させる。そしてパッケージのスルーホールに、高温ハンダなどの封止材を載せ真空中若しくは不活性ガス中のチャンバー内でレ−ザー光を照射して高温ハンダが溶融されることでパッケージが封止される。
高温ハンダには、金スズ(Au/Sn)合金を使用しているが、高温ハンダの融点は、280°Cである。このため、回路基板の実装工程においてリフロー炉温度を260°C以上にする場合があるので、封止材に金ゲルマニューム(Au/Ge)合金が使用されている。
特開2003−158439号公報
特許文献1に開示された封止材は、パッケージ底部に形成されたスルーホールに、球形に形成した金ゲルマニューム合金を挿入し、レーザー光を照射して金ゲルマニューム合金を溶融し、スルーホールを封止している。しかし、金ゲルマニューム合金は酸化され易く、表面に酸化膜が形成すると、流れ難くなり、封止が困難になる問題があった。
本発明の目的は、パッケージのスルーホールの封止に共晶合金の封止材を溶融させ密封封止を行う圧電デバイスの製造方法及び共有合金を用いた圧電デバイスを提供することである。
第1の観点の圧電デバイスは、第1電極パターンと第2電極パターンとを有した圧電振動片と、圧電振動片を覆う蓋部と、圧電振動片を支えるとともに、第1面に第1電極パターンに接続する第1接続電極及び第2電極パターンに接続する第2接続電極を有し、第1接続電極から第1面の反対側の第2面に貫通する第1スルーホール及び第2接続電極から第2面に貫通する第2スルーホールを有するベースと、を備え、第1スルーホール及び第2スルーホールには金属膜が形成され、その金属膜に260°C以上で溶融する封止材を溶かすことで第1スルーホール及び第2スルーホールを封止する。
この構成により、第1及び第2スルーホール内の金属膜に封止材を溶かしいれることで封止することができる。
第2の観点の圧電デバイスは、蓋部の材質及びベースの材質は金属イオンを含むガラスであり、圧電振動片はその周囲に金属膜が形成された外枠部を有し、外枠部と蓋部及びベースとは陽極接合される。
圧電振動片の外枠部を蓋部及びベースとで挟むようにして陽極接合されることにより製造できるため、コストが低減された圧電デバイスが提供される。
第3の観点の圧電デバイスは、蓋部の材質及びベースの材質は圧電材料であり、圧電振動片はその周囲に外枠部を有し、外枠部と蓋部及びベースとはシロキサン結合される。
圧電振動片の外枠部を蓋部及びベースとで挟むようにしてシロキサン結合されることにより製造できるため、コストが低減された圧電デバイスが提供される。
第4の観点の圧電デバイスにおいて、金属膜は金(Au)層を含み、封止材は金ゲルマニューム(AuGe)合金、金スズ(AuSn)合金若しくは金シリコン(AuSi)合金、又は銀ロウ若しくは金ロウの少なくとも1つを含む。
同じ金材料又は金と馴染む銀が使用されるため、金属膜と封止材との密着性が良いため封止状態を長期間にわたって安定して保つことができる。
第5の観点の圧電デバイスの製造方法は、第1面に第1接続電極及び第2接続電極を有し、金属膜が形成され第1接続電極から第1面の反対側の第2面に貫通する第1スルーホール及び第2接続電極から第2面に貫通する第2スルーホールを有するベースを用意する工程と、第1スルーホール及び第2スルーホールの金属膜を260°C以上で溶融する封止材で封止する封止工程と、ベースの第1接続電極及び第2接続電極に第1電極パターン及び第2電極パターンを有した圧電振動片を載置する工程と、圧電振動片を覆う蓋部を載置し、蓋部、圧電振動片及びベースを合体する合体工程と、を備える。
この構成により、第1及び第2スルーホール内の金属膜に封止材を溶かしいれることで封止することができる。なお、圧電デバイスが電子基板などにリフロー炉で搭載される際にも封止材が溶け出すことがない。
第6の観点の圧電デバイスの製造方法において、封止工程と合体工程とが真空中又は不活性ガス中の高温槽で同時に行われる。
一度に封止工程と合体工程とが行われるため製造コストを下げることができる。
第7の観点の圧電デバイスの製造方法において、封止工程が行われた後、合体工程が真空中又は不活性ガス中の高温槽で行われる。
封止材が共晶合金である場合には溶融温度が350°C前後であっても、封止工程により金属膜と封止材とが溶け合うために共晶合金の組成が変化し溶融温度が上がる。このため、その後に350°前後で合体工程を行っても封止材が溶け出すことがない。また、封止工程において合体工程よりもかなり高い溶融温度の封止材を使用することができる。
第8の観点の圧電デバイスの製造方法において、合体工程が行われた後、封止工程が真空中又は不活性ガス中で行われる。
この構成により、合体工程の後に封止工程が行われるため、合体工程より低い溶融温度の封止材を使用することができる。
第9の観点の圧電デバイスの製造方法において、金属膜は金(Au)層を含み、封止材は、金ゲルマニューム(AuGe)合金、金スズ(AuSn)合金若しくは金シリコン(AuSi)合金、又は銀ロウ若しくは金ロウの少なくとも1つを含む。
同じ金材料又は金と馴染む銀が使用されるため、金属膜と封止材との密着性が良いため封止状態を長期間にわたって安定して保つことができる。
第10の観点の圧電デバイスの製造方法において、蓋部の材質及びベースの材質は金属イオンを含むガラスであり、圧電振動片はその周囲に金属膜が形成された外枠部を有し、合体工程は外枠部と蓋部及びベースとを陽極接合する。
圧電振動片の外枠部を蓋部及びベースとで挟むようにして陽極接合されることにより製造できるため、コストが低減された圧電デバイスが提供される。
第11の観点の圧電デバイスの製造方法において、蓋部の材質及びベースの材質は圧電材料であり、圧電振動片はその周囲に外枠部を有し、合体工程は外枠部と蓋部及びベースとをシロキサン結合する。
圧電振動片の外枠部を蓋部及びベースとで挟むようにしてシロキサン結合されることにより製造できるため、コストが低減された圧電デバイスが提供される。
<第1実施形態:水晶振動子100の構成>
以下、本発明の各実施形態にかかる第1水晶振動子100について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる第1水晶振動子100の概略図を示している。
図1(a)は、第1水晶振動子100の構成を示す(c)のX−X全体断面図であり、(b)は、第1リッド20の内面図であり、(c)は、水晶フレーム50の上面図であり、(d)は、第1ベース40の上面図である。
図1(a)において、第1水晶振動子100は、音叉型水晶振動片30を備えた水晶フレーム50を中心として、その水晶フレーム50の下に第1ベース40が接合され、水晶フレーム50の上に第1リッド20が接合されている。第1リッド20および第1ベース40はガラスで形成され、第1リッド20は、リッド用凹部27を水晶フレーム50側の片面に有している。第1ベース40は、ベース用凹部47を水晶フレーム50側の片面に有している。水晶フレーム50は、水晶ウエハ10から形成されエッチングにより形成された音叉型水晶振動片30を有している。
図1(b)に示すように、第1リッド20は、エッチングにより形成されたリッド用凹部27を備えている。
図1(c)に示すように、水晶フレーム50はその中央部にいわゆる音叉型水晶振動片30と外側に外枠部51とを有しており、音叉型水晶振動片30と外枠部51との間には空間部52が形成されている。音叉型水晶振動片30の外形を規定する空間部52は水晶エッチングにより形成されている。音叉型水晶振動片30は、基部32と基部から伸びる一対の振動腕31とを有している。基部32と外枠部51とは一体に形成されている。基部32及び外枠部51の第1主面に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成され、第2主面にも同様に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成されている。
水晶振動片30は、第1主面及び第2主面に第1励振電極35及び第2励振電極36が形成されており、第1励振電極35は、基部32及び外枠部51に形成された第1基部電極33につながっており、第2励振電極36は、基部32及び外枠部51に形成された第2基部電極34につながっている。また、音叉型水晶振動片30の振動腕31の先端には、錘部37及び錘部38が形成されている。第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38は、同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。これらに電圧が加えられると音叉型水晶振動片30は所定の周波数で振動する。錘部37及び錘部38は音叉型水晶振動片30の振動腕31が振動し易くなるため錘であり且つ周波数調整のために設けられる。
外枠部51の表面及び裏面に金属膜53を備える。金属膜53は、スパッタリング若しくは真空蒸着などの手法により形成する。金属膜53はアルミニュウム(Al)層から構成され、アルミニュウム層の厚みは1000Å〜1500Å程度とする。
図1(d)に示すように、第1ベース40は、ガラスからなり、エッチングによりベース用凹部47を設ける際、同時に第1スルーホール41及び第2スルーホール43が形成され、また段差部49が形成される。第1ベース40の表面には、第1接続電極42並びに第2接続電極44を備えている。この第1接続電極42及び第2接続電極44は、段差部49に形成されている。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、その内面に金属膜が形成され、その内面の金属膜は、第1接続電極42及び第2接続電極44と同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。内面の金属膜は金(Au)層又は銀(Ag)層が形成される。第1ベース40は、底面にメタライジングされた第1外部電極45及び第2外部電極46を備える。第1接続電極42は、第1スルーホール41を通じて第1ベース40の底面に設けた第1外部電極45に接続する。第2接続電極44は、第2スルーホール43を通じて第1ベース40の底面に設けた第2外部電極46に接続する。
外枠部51の第2主面に形成された第1基部電極33と第2基部電極34とは、それぞれ第1ベース40の表面の第1接続電極42及び第2接続電極44に接続する。
図2は、パッケージ接合に陽極接合を行う概略断面図を示す。第1リッド20及び第1ベース40は、パイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなどを材料としており、これらはナトリウムイオンなどの金属イオンを含有するガラスである。水晶フレーム50の外枠部51は、表面及び裏面に金属膜53を備え、金属膜はアルミニュウムで形成されている。音叉型水晶振動片30を備えた水晶フレーム50を中心として、リッド用凹部27を備えた第1リッド20及びベース用凹部47を備えた第1ベース40を重ねる。なお、金属膜53はアルミニュウム以外に、下地のクロム層に金層を重ねた金属膜であってもよい。
そして、真空中あるいは不活性ガス中で、200°Cから400°Cに加熱しながら加圧し、第1リッド20の上面をマイナス電位に、外枠部51の表面及び裏面の金属膜53をプラス電位にして、直流電源90を用いて400Vの直流電圧を10分間印加して陽極接合技術により接合し、パッケージ80が形成される。
ところで、陽極接合は、接合界面にある金属が酸化されるという化学反応により成立する。例えば、水晶フレーム50と第1リッド20及び第1ベース40との陽極接合では、水晶フレーム50の接合面にアルミニュウムなどの金属膜をスパッタなどにより形成し、形成した金属膜の表面にガラス部材の接合面を当接させ、陽極接合を行っている。
陽極接合させるときには、金属膜を陽極としガラス部材の接合面に対向する面に陰極を配置し、これらの間に電界を印加する。このことにより、ガラスに含まれているナトリウムなどの金属イオンが陰極側に移動し、この結果接合界面においてガラス部材に接触している金属膜が酸化され、両者が接続した状態が得られる。なお、本実施形態では、アルミニュウムなどの所定の金属と所定の誘電体を接触させて加熱(200°C〜400°C程度)し、500V〜1kV程度の電圧を印加すると、金属とガラスが界面で化学結合する性質を利用した接合方法である。
<第2実施形態:水晶振動子110の構成>
以下、本発明の第2実施形態にかかる水晶振動子110について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2実施形態にかかる水晶振動子110の概略図を示している。
図3(a)は水晶振動子110の構成を示す(b)の“X−X”全体断面図であり、この全体断面図は、理解を助けるため接合を行う前の各部材の断面図を示している。図1(b)は水晶フレーム50の上面図であり、(c)は第2ベース40’の上面図である。
図3(a)において、水晶振動子110は、最上部の第2リッド20’、最下部の第2ベース40’及び中央の水晶フレーム50から構成される。第2リッド20’、第2ベース40’及び中央の水晶フレーム50は水晶材料から形成される。第2リッド20’はエッチングにより形成されたリッド用凹部27’を水晶フレーム50側の片面に有している。第2ベース40’は、エッチングにより形成されたベース用凹部47’を水晶フレーム50側の片面に有している。水晶フレーム50は、エッチングにより形成された音叉型水晶振動片30を有している。
水晶振動子110は、音叉型水晶振動片30を備えた水晶フレーム50を中心として、その水晶フレーム50の下に第2ベース40’が接合され、水晶フレーム50の上に第2リッド20’が接合されている。つまり、第2リッド20’は水晶フレーム50に、第2ベース40’は水晶フレーム50にシロキサン接合(Si−O−Si)技術により接合した構成になっている。第2リッド20’及び水晶フレーム50並びに第2ベース40’はシロキサン接合技術により接合するため、接合のための金属膜は不要である。
図3(b)に示すように、水晶フレーム50は、その中央部に音叉型水晶振動片30と外側に外枠部51とを有しており、音叉型水晶振動片30と外枠部51との間には空間部52が形成されている。水晶フレーム50は、第1実施形態と構造符号は同一である。
図3(c)に示すように、第2ベース40’は、エッチングによりベース用凹部47’を設ける際、同時に第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’が形成され、また段差部49’が形成される。第2ベース40’は、第1接続電極42’及び第2接続電極44’を備えている。この第1接続電極42’及び第2接続電極44’は、段差部49’に形成されている。
第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’は、その内面に金属膜が形成され、その内面の金属膜は、第1接続電極42’及び第2接続電極44’と同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。内面の金属膜は下地にニッケル又はクロム層が形成されその上に金(Au)層又は銀(Ag)層が形成されている。ベース40’は、底面にメタライジングされた第1外部電極45’及び第2外部電極46’を備える。第1接続電極42’は、第1スルーホール41’を通じてベース40’の底面に設けた第1外部電極45’に接続する。第2接続電極44’は、第2スルーホール43’を通じてベース40’の底面に設けた第2外部電極46’に接続する。
上記のような第2リッド20’、第2ベース40’及び水晶フレーム50がシロキサン結合によって結合する。シロキサン結合は、水晶振動片30’を備えた水晶フレーム50を中心として、ベース用凹部47’が設けられた第2ベース40’及びリッド用凹部27’を設けた第2リッド20’の接面を清浄な状態にして重ね合わせ、400°Cから450°Cに保持された高温槽で加圧しながら加熱されることによって結合が行われ圧電振動子パッケージングが終了する。
段差部49’を設けない状態で、水晶フレーム50の底面とベース40’の上面とを結合しようとすると、水晶フレーム50に形成された基部電極とベース40’に形成された接続電極との合計厚さが3000Åから4000Åもあり、水晶フレーム50の底面とベース40’の上面とが結合しないことが多い。その一方で、基部電極と接続電極との合計厚さ(3000Åから4000Å)と同等深さの段差部49’を設けると、水晶フレーム50と水晶ベース40’とはシロキサン結合することができるが、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42’及び第2接続電極44’とが結合せず、両者が導通していない場合があるので、ベース40’の上面に段差部49’を設けている。
<封止工程>
図4(a)は、第1実施形態の水晶振動子100を上下逆にして設置した部分拡大断面図を示す。パッケージング終了後、第1ベース40の第1スルーホール41及び第2スルーホール43を封止する。
この封止材60として、共晶合金の金シリコン(Au3.15Si)合金、金ゲルマニューム(Au12Ge)合金、又は金スズ(Au20Sn)合金の1つを充填し、真空中若しくは不活性ガス中の高温槽に保持して封止する。金シリコン合金の融点が363°Cであり、金ゲルマニューム合金の融点が356°Cであり、金スズ(Au20Sn)合金の融点が280°Cである。
封止材60として金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金を使用する場合には、高温槽の温度は約380〜420°Cとする。封止材60として金スズ合金を使用する場合には、高温槽の温度は約300〜320°Cとする。これにより、パッケージ80内が真空になった又は不活性ガスで満たされた水晶振動子100が完成する。また、第1スルーホール41及び第2スルーホール43に、銀ロウワイヤー又は金ロウワイヤーをバーナー等で熱して溶融滴下して封止材60としてもよい。銀ロウワイヤー又は金ロウワイヤーの溶融温度は約600°C以上又は800°C以上である。
回路基板の実装工程において水晶デバイスその他の表面実装デバイスをハンダペーストでハンダ付けするリフロー炉内の温度が260°C以上になる場合があっても、封止材60が溶融し気密を損なうことは起こらない。
図4(b)は、第2実施形態の水晶振動子110を上下逆にして設置した部分拡大断面図を示す。第2リッド20’、水晶フレーム50及び最下部の第2ベース40’のシロキサン結合終了後、第2ベース40’の第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’に封止材60として上述した金シリコン(Au3.15Si)合金、金ゲルマニューム(Au12Ge)合金、又は金スズ(Au20Sn)合金の1つを充填する。そして、400°C前後の温度の真空中若しくは不活性ガス中の高温槽にて封止する。これにより、パッケージ80内が真空になった又は不活性ガスで満たされた水晶振動子110が完成する。銀ロウワイヤー又は金ロウワイヤーをバーナー等で熱して溶融滴下して封止してもよい。
図4(b)に於いて、第2リッド20’、水晶フレーム50及び最下部の第2ベース40’のシロキサン結合終了後に封止工程を行う工程を説明したが、金シリコン(Au3.15Si)合金又は金ゲルマニューム(Au12Ge)合金を封止材60として使用するときは、シロキサン結合を行うときに接合と封止とを同時に行うことができる。
まず、水晶フレーム50を中心として、第2ベース40’及び第2リッド20’の接面を清浄な状態にして重ね合わせ、第2リッド20’を最下位になるよう上下逆にセットする。次に、第2ベース40’の第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’に封止材60を充填し、真空中若しくは不活性ガス中の高温槽で400°Cから450°Cに加熱しながら加圧する。これにより、シロキサン結合によるパッケージの接合を行うことができるとともに、400°Cから450°Cの加熱により金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金が溶融することによって封止を行うことができる。この方法を採ることによって工数が少なくなりコストを削減することが可能である。
第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’の封止を行った後に、第2リッド20’、水晶フレーム50及び最下部の第2ベース40’のシロキサン結合を行うこともできる。例えば金シリコン合金の融点が363°Cであり、金ゲルマニューム合金の融点が356°Cであるが、これらを第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’内で溶かして封止すると、第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’の金属膜の金などが溶けて、金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金のバランスが崩れる。つまり共晶の状態が崩れて金シリコン合金の融点又は金ゲルマニューム合金の融点は400°C以上に上がる。また第2ベース40’及び第2リッド20’の接面を清浄な状態にすると350°C程度でもシロキサン接合を行うことができるので、第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’の封止を行った後に、第2リッド20’、水晶フレーム50及び最下部の第2ベース40’のシロキサン結合を行うこともできる。
<水晶フレーム50及び音叉型水晶振動片30の製造工程>
図5Aは、音叉型水晶振動片30を形成した水晶ウエハ10を示した概略斜視図である。図5Aに示す状態は、円形の水晶ウエハ10から音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50をエッチングで同時に形成した状態を示した図である。円形の水晶ウエハ10から斜線部で示した開口領域12及び空間部52がエッチングされることにより音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50が所定の大きさに形成されている。音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50を3個1ブロックとして、11ブロック配置した状況を示している。円形の水晶ウエハ10は、軸方向が特定できるように、水晶ウエハ10の周辺部10eの一部には、水晶の結晶方向を特定するオリエンテーションフラットと10cが形成されている。なお、説明の都合上水晶ウエハ10には33個の音叉型水晶振動片30が描かれているが、実際には水晶ウエハ10に数百数千もの音叉型水晶振動片30が形成される。
図5Aにおいて、音叉型水晶振動片30及び、水晶フレーム50は、完全に水晶ウエハ10から切り離されず、水晶フレーム50の一部が円形の水晶ウエハ10と接続されている。このため、一つ一つの水晶フレーム50を処理することなく、1枚の水晶ウエハ10単位で取り扱うことができる。
図5Bは、音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50の1ブロックを拡大した平面図である。円形の水晶ウエハ10から斜線部の開口領域12がエッチングされることにより水晶フレーム50が所定の大きさに形成されている。水晶フレーム50の外周の一部分には連結部11が形成されている。連結部11は、円形の水晶ウエハ10と水晶フレーム50とを連結して、複数の水晶フレーム50を円形の水晶ウエハ10単位で同時に扱うことができるようにしている。水晶振動片30の外形を規定する空間部52(斜線部)は、開口領域12と同時にエッチングにより形成されている。
また、水晶ウエハ10単位で、水晶振動片30には第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38が形成される。基部32から突出した一対の振動腕31には溝部39が形成されている。この溝部39にも第1励振電極35及び第2励振電極36が形成され、CI(クリスタルインピーダンス)値が低くなるように形成されている。
音叉型水晶振動片30の第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38は、スパッタリング若しくは真空蒸着をして金属膜を形成しフォトリソグラフィ工程を経て作成される。具体的には、基部電極は、下地としてクロム(Cr)、ニッケル(Ni)又はチタン(Ti)などをスパッタリングで形成し、その上に金層(Au)又は銀層(Ag)を重ねた金属膜を使用する。本実施形態では、第1基部電極33及び第2基部電極34並びに第1励振電極35及び第2励振電極36は、クロム層の厚みが500Å〜1000Å、金層の厚みが500Å〜1000Å、全体の厚みが1500Å〜2000Å程度になるよう作成される。
<第2実施形態の水晶振動子110の製造工程>
図6は、第2リッド20’が形成された水晶ウエハ10と、音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50が形成された水晶ウエハ10と、第2ベース40’が形成された水晶ウエハ10とを重ね合わせる前の図である。第2リッド20’も第2ベース40’も連結部11で水晶ウエハ10に接続された状態である。
重ね合わせる際には、すでに第2リッド20’のリッド用凹部27’は水晶エッチングで形成されている。また、第2ベース40’のリッド用凹部47’が水晶エッチングで形成されており、さらに第1接続電極42’及び第2接続電極44’も形成されている。また、図5A及び図5Bで説明したように、音叉型水晶振動片30には第1基部電極33及び第2基部電極34並びに第1励振電極35及び第2励振電極36が形成されている。
それぞれの水晶ウエハ10の直径は例えば4インチでありオリエンテーションフラット10cが形成されているため、3枚の水晶ウエハ10を正確に位置合わせして重ね合わせる。重ね合わされた3枚の水晶ウエハ10はシロキサン結合される。図3で説明したように、水晶ウエハ10同士のシロキサン結合の際に、第1基部電極33及び第2基部電極34と第1接続電極42’及び第2接続電極44’ともしっかりと結合する。
3枚の水晶ウエハ10が重ね合わされた状態で、共通する連結部11を折ることで水晶振動子110が完成する。いわゆるパッケージングと電極の結合とが同時に行うことができ、また水晶ウエハ単位で製造できるため、生産性を向上させることができる。また、図4(b)で説明したように、第2ベース40’の第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’に金シリコン合金、又は金ゲルマニューム合金を充填し、真空中若しくは不活性ガス中の高温槽に保持することにより、シロキサン結合によるパッケージの接合とパッケージの封止とを同時に行うことができる。これにより更に工数が少なくなりコストの削減が可能である。
水晶ウエハ単位で水晶振動子110ができあがったので、ダイシングにより1個1個を切り出すことで、水晶振動子110が製品として完成する。
なお、第1実施形態の水晶振動子100については詳述しないが、水晶振動子100も水晶ウエハ単位で製造することができる。
<水晶振動子100及び水晶振動子110製造方法を示すフローチャート>
図7Aないし図7Bは、本発明の第1実施形態の水晶振動子100及び第2実施形態の水晶振動子110にかかる製造方法を示すフローチャートである。なお、図7A及び図7Bで説明するフローチャートは、第1実施形態の水晶振動子100の第1スルーホール41及び第2スルーホール43に対して金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金で封止する場合と、第2実施形態の水晶振動子110の第1スルーホール41’及び第2スルーホール43’に対して金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金で封止する場合とについて説明している。
図7Aは、各種材料から部品を作成するパターンを示すフローチャートである。
パート1では、本実施形態に使用する材料を示している。使用材料は水晶ウエハ及びガラスから成る。詳細説明はすでになされているので要点のみ説明する。
パート2では、材料から作成される部品名を示している。水晶ウエハからは、第2実施形態の第2リッド20’、第2ベース40’及び水晶フレーム50が形成される。パイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなどのガラス類からは、第1実施形態の第1リッド20と第1ベース40が形成される。水晶フレーム50は、第1実施形態及び第2実施形態の両方に用いられる。第1実施形態に用いる際には、パート4において水晶フレーム50の外枠部51に接合用の金属膜53を形成する。
パート3では、各部材を作成するエッチング工程で行う作業内容を示す。エッチングで第1リッド20に第1リッド用凹部27及び第2リッド20’に第2リッド用凹部27’を形成し、第1ベース40に第1ベース用凹部47及びスルーホール41,43並びに段差部49を形成する。第2ベース40’に第2ベース用凹部47’を形成し、第2ベース40’に第2ベース用凹部47’及びスルーホール41’,43’並びに段差部49’を形成する。
パート4では、フォトリソグラフィ工程で、真空蒸着あるいはスパッタリングなどで各電極部を形成する作業内容を示す。フォトリソグラフィ工程により、第1ベース40のスルーホール41,43の内面に金属膜を形成する。第1ベース40の底面にメタライジングで外部電極45,46を形成する。フォトリソグラフィ工程により、第2ベース40’のスルーホール41’,43’の内面に金属膜を形成する。第2ベース40’の底面にメタライジングで外部電極45’,外部電極46’を形成する。
水晶振動片30には、第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部37及び錘部38が、同時にフォトリソグラフィ工程で作成される。第1実施形態に用いる水晶フレーム50は、外枠部51にスパッタリングで接合用の金属膜53が形成される。
パート5では、第2リッド20及び第2ベース40並びに水晶フレーム50の接合面の洗浄、浄化作業を示している。浄化作業が不十分の場合は、シロキサン結合温度が高くなり500°C以上を必要とする。通常のシロキサン結合温度は、350°Cから450°Cである。
図7Bは、パッケージングとスルーホールの封止パターンを示すフローチャートである。
パート6(a)では、パッケージングとスルーホールの封止をパート7で同時に行うので該当する作業はない。(b)では、水晶フレーム50を中心として、第2ベース40’及び第2リッド20’を重ね350°Cのチャンバー内で加熱しながら加圧しシロキサン結合を行うことでパッケージ80が形成される。
パート6(c)では、Alの金属膜53を備えた水晶フレーム50を中心として、第1ベース40及び第1リッド20を重ね、250°Cから400°Cのチャンバー内で加熱しながら加圧し陽極接合を行うことで、パッケージ80が形成される。
パート7(a)は、第2実施形態のパッケージ80の接合と同時に、スルーホールの封止を行う工程を示す。真空中あるいは不活性ガス中の高温槽に、まず、水晶フレームを中心として、第2ベース40’及び第2リッド20’の接面を重ね合わせ、次に、上下逆にして、第2リッド20’を最下位になるように設置する。第2ベース40’のスルーホール41’,43’に封止材60を充填し、400°Cに加熱しながら加圧することによりシロキサン結合が行われ、接合と同時に封止材60が溶融し封止する。これによりパッケージ80内が真空になった又は不活性ガスで満たされた水晶振動子110が完成する。
パート7(b)では、シロキサン結合で形成されたパッケージ80を上下逆に設置して、第2ベース40’のスルーホール41’,43’ に封止材60を充填し、400°Cに加熱しながら加圧することにより封止材60が溶融し封止する。これによりパッケージ80内が真空になった又は不活性ガスで満たされた水晶振動子110が完成する。
パート7(c)では、パート6(c)で陽極接合により形成したパッケージ80を、パート7(b)と同一工程で封止材60を溶融しパッケージ内が、真空になった又は不活性ガスで満たされた水晶振動子100を完成する。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において上記各実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。例えば、本発明の水晶振動片10は、水晶以外にニオブ酸リチウム等の様々な圧電単結晶材料を用いることができる。
また、上記説明では音叉型水晶振動片30を説明したが、AT振動片にもSAW振動片であっても本発明は適用できる。
(a)は、第1実施形態にかかる水晶振動子100の概略断面図である。(a)は(c)のX−X断面図である。(b)は、リッド20の内面図である。(c)は、水晶フレーム50の上面図である。(d)は、ベース40の上面図である。 第1実施形態にかかる水晶振動子100の形成方法を示す断面図である。 (a)は、第2実施形態にかかる水晶振動子110の概略断面図である。(a)は(b)の“X−X”断面図である。(b)は、水晶フレーム50の上面図である。(d)は、ベース40’の上面図である。 (a)は、第1実施形態にかかる水晶振動子100のスルーホールを封止材で封止する部分拡大断面図である。(b)は、第2実施形態にかかる水晶振動子110のスルーホールを封止材で封止する部分拡大断面図である。 音叉型水晶振動片30を備える水晶フレーム50を形成した水晶ウエハ10を示す概略斜視図である。 水晶ウエハ10における水晶フレーム50の一部を拡大した概略平面図である。 第2リッド20’の水晶ウエハ10と、音叉型水晶振動片30及び水晶フレーム50の水晶ウエハ10と、第2ベース40’の水晶ウエハ10とを重ね合わせる斜視図である。 水晶振動子の部品を作成するパターンを示すフローチャートである。 水晶振動子のパッケージングと封止パターンを示すフローチャートである。
符号の説明
10 …… 水晶ウエハ
11 …… 連結部
12 …… 開口部
20,20’ …… リッド(第1リッド、第2リッド)
27,27’ …… リッド用凹部
30 …… 音叉型水晶振動片
31 …… 振動腕
32 …… 基部
33,34 …… 基部電極
35,36 …… 励振電極
37,38 …… 錘部
40,40’ …… ベース(第1ベース、第2ベース)
41,43 …… スルーホール
42,44 …… 接続電極
45,46 …… 外部電極
47,47’ …… ベース用凹部
49,49’ …… 段差部
50 …… 水晶フレーム
51 …… 外枠部
52 …… 開口部
53 …… 金属膜
60 …… 封止材
80 …… パッケージ
90 …… 直流電源
100,110 …… 水晶振動子

Claims (6)

  1. 圧電デバイスの製造方法において、
    第1面に第1接続電極及び第2接続電極を有し、金属膜が形成され前記第1接続電極から前記第1面の反対側の第2面に貫通する第1スルーホール及び前記第2接続電極から前記第2面に貫通する第2スルーホールを有するベースを用意する工程と、
    前記第1スルーホール及び第2スルーホールの金(Au)層又は銀(Ag)層の金属膜を金ロウワイヤー又は銀ロウワイヤーの封止材をバーナーで熱して封止する封止工程と、
    前記ベースの第1接続電極及び第2接続電極に第1電極パターン及び第2電極パターンを有した圧電振動片を載置する工程と、
    前記圧電振動片を覆う蓋部を載置し、前記蓋部、前記圧電振動片及び前記ベースを合体する合体工程と、
    を備えることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
  2. 前記封止工程と前記合体工程とは、真空中又は不活性ガス中の高温槽で同時に行われることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイスの製造方法。
  3. 前記封止工程が行われた後、前記合体工程が真空中又は不活性ガス中の高温槽で行われることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイスの製造方法。
  4. 前記合体工程が行われた後、前記封止工程が真空中又は不活性ガス中で行われることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイスの製造方法。
  5. 前記蓋部の材質及び前記ベースの材質は金属イオンを含むガラスであり、
    前記圧電振動片はその周囲に金属膜が形成された外枠部を有し、
    前記合体工程は前記外枠部と前記蓋部及び前記ベースとを陽極接合することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の圧電デバイスの製造方法。
  6. 前記蓋部の材質及び前記ベースの材質は圧電材料であり、
    前記圧電振動片はその周囲に外枠部を有し、
    前記合体工程は前記外枠部と前記蓋部及び前記ベースとをシロキサン結合することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の圧電デバイスの製造方法。
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