JP2009054718A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄いシリコンウェハに形成された素子をダイシングする際の素子端部の欠けや割れを防ぐことで、コストが低く、歩留まりの高い半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】シリコンウェハ1に素子2を形成するときに、スクライブライン3を(110)方向、または、(110)と等価な方向に配置する。そして、シリコンウェハ1を研磨して150μm以下の厚さにする。これによって、素子2をダイシングする際に、劈開によってダイシングすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置の製造方法に関する。
従来、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)には、基板表面上にゲート酸化膜を介してゲート電極を有するプレーナゲート構造のIGBTと、基板に形成されたトレンチ内にゲート電極を埋め込んだトレンチゲート構造のIGBTがある。また、これらの構造を有するIGBTにおいて、ノンパンチスルー型とパンチスルー型とが使用されている。
まず、従来のプレーナゲート構造を有するノンパンチスルー型IGBTの製造方法について説明する。なお、本明細書において、nまたはpを冠した半導体は、それぞれ電子、正孔が多数キャリアであることを意味する。また、n+やn-などのように、nやpに付す「+」または「-」は、それぞれそれらが付されていない半導体の不純物濃度よりも比較的高濃度または比較的低濃度であることを表す。
図6は、従来のプレーナゲート構造を有するノンパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。図6に示すノンパンチスルー型IGBTは、たとえば、n型FZ(Floating Zone)ウェハなどの低価格のウェハを用いて製造される。図6に示すようにn型FZウェハの表面構造は、たとえば、n-ドリフト層13の表面層の一部に、p+ベース領域14が設けられている。また、p+ベース領域14の表面層の一部に、n+エミッタ領域15が設けられている。そして、ゲート酸化膜16を介してn-ドリフト層13と、p+ベース領域14と、n+エミッタ領域15の一部と、の上にゲート電極17が設けられている。また、ゲート電極17と離れて、p+ベース領域14と、n+エミッタ領域15の一部と、に接するようにエミッタ電極18が設けられている。
このようなn型FZウェハの表面構造をウェハのおもて面側に形成した後に、ウェハの裏面を削り、n-ドリフト層13を所定の厚さにする。ついで、n型FZウェハの裏側から、たとえば、ボロンイオンを照射する。照射されたボロンイオンの一部を、たとえば、400度以下の低温度アニールにより活性化する。これにより、p+コレクタ層11を形成する。そして、コレクタ電極19を、p+コレクタ層11に接するように形成する。
図6に示すノンパンチスルー型IGBTにおいては、空乏層がp+コレクタ層11に達しないように、n-ドリフト層13は、十分に厚くされる。これによって、順方向ブロッキングモード時に、十分な耐圧を得ることができる。しかしながら、n-ドリフト層13が厚いと、抵抗が上昇し、IGBTのオン状態における電圧ドロップが大きくなる。また、蓄積キャリア量が増大して、ターンオフ時の損失も大きくなるという問題がある。
つぎに、従来のプレーナゲート構造を有するパンチスルー型IGBTの製造方法について説明する。図7は、従来のプレーナゲート構造を有するパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。図7に示すパンチスルー型IGBTでは、n+バッファ層12が設けられており、p+コレクタ層11の厚さが、図6に示すノンパンチスルー型IGBTより厚くなっている。図7においては、p+コレクタ層11となる高不純物濃度のp型シリコン基板上に高不純物濃度のn型エピタキシャル層を成長させて、n+バッファ層12を形成する。ついで、n+バッファ層12の上に、低不純物濃度のn型エピタキシャル層を成長させて、n-ドリフト層13を形成する。パンチスルー型IGBTは、このようにエピタキシャル成長法によって作製されたウェハを用いて製造される。
パンチスルー型IGBTは、順方向ブロッキングモード時においては、n+バッファ層12が空乏層の伸びをとめるため、n-ドリフト層13が短くても高い耐圧を得ることができる。したがって、同じ耐圧のノンパンチスルー型IGBTと比較すると、オン状態の電圧ドロップが低く、ターンオフ損失も小さい。しかしながら、エピタキシャルウェハは高価格であるため、製造にかかるコストが上昇するという問題がある。
近年、IGBTの低コスト化が重要な課題となっている。このため、低コスト化が可能であるノンパンチスルー型IGBTが主流となりつつある。しかしながら、IGBTの特性を向上させるためには、パンチスルー型の構造を用いることが必要不可欠である。したがって、IGBTのコストを増やさずに、パンチスルー型の構造にすることが望まれており、エピタキシャル成長法を用いずにバッファ層を形成する方法が提案されている。
図8は、エピタキシャル成長法を用いずにバッファ層が形成されたパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。図8に示すパンチスルー型IGBTは、図7に示すパンチスルー型IGBTと異なり、n型FZウェハを用いて製造される。また、図8に示すパンチスルー型IGBTでは、ノンパンチスルー型IGBTと異なり、n型FZウェハの裏面を削った後、この裏面からボロンイオンを照射する。そして、ウェハのおもて面を冷却しながら裏面にレーザ光を照射してアニールする。これによって、ボロン原子を活性化させることで、p+コレクタ層11を形成する。
ここで、図8に示すようなパンチスルー型IGBTの特性を向上させるためには、耐圧に応じてn-ドリフト層13を薄くする方法が挙げられる。具体的には、たとえば、耐圧が1200VのIGBTを作成する場合、n-ドリフト層13の厚さを、120μm程度にすることで、十分に所望の性能を得ることができる。また、耐圧が600VのIGBTを形成する場合、n-ドリフト層13の厚さを、60μm程度にすればよい。
つぎに、ウェハのダイシング方法について説明する。図9−1は、ダイサーを用いたダイシング方法について示す説明図である。また、図9−2は、図9−1をB方向から見た側面図である。図9−1または図9−2においては、ダイシング後の素子2をピックアップしやすくするために、スクライブライン3には、ダイシングテープ5が貼り付けられている。ダイシングをおこなう場合、このダイシングテープ5の途中まで、ダイサーの刃8で切断する。
図10は、図9−1または図9−2に示すダイシング方法における問題点について示した説明図である。図10に示すように、ダイシングテープ5とシリコンウェハ1との間には、小さな気泡9が発生しやすい。ダイサーによるダイシングの際に、この小さな気泡9のある領域では、ダイサーの刃8による力が不均一にかかる。このため、素子2の一部が欠けたり、素子2に割れが生じたりする。
この小さな気泡9を発生させない方法としては、ダイシングテープ5とシリコンウェハ1とを、たとえば、ローラなどで押しつけて貼り合わせる方法が提案されている。しかしながら、この方法では、60μm程度の薄いシリコンウェハ1の場合、シリコンウェハ1の強度が弱いため、ローラで押しつける力によりウェハが割れてしまうといった問題がある。
また、素子のダイシングに劈開を用いる方法が提案されている。具体的には、たとえば、エピタキシャル成長によってバッファ層が設けられた炭化珪素からなるウェハの場合、炭化珪素の劈開面に沿って素子を形成することで、素子を劈開によりダイシングすることができる(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、スクライブラインにV状溝を形成する方法が提案されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。この方法によれば、劈開面か否かに関わらず素子を劈開によりダイシングすることができる。
特開2004−63860号公報 特開平5−36825号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、エピタキシャル成長以外の方法によりバッファ層が設けられたシリコンからなるウェハに適用することはできないといった問題がある。また、上述の特許文献2の技術では、薄いウェハの場合、V状溝を形成するときに、素子の一部が欠けたり、素子が割れたりする可能性があるといった問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、薄いシリコンウェハに形成された素子をダイシングする際の素子端部の欠けや割れを防ぐことで、コストが低く、歩留まりの高い半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体装置の製造方法は、スクライブラインが(110)方向、または、(110)方向と等価な方向に伸びるように、シリコンウェハに複数の素子を形成する形成工程と、素子形成後の前記シリコンウェハを研磨して150μm以下の厚さにする研磨工程と、研磨後の前記シリコンウェハを前記スクライブラインに沿って劈開して各素子をチップ化する劈開工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、厚さが150μm以下の薄いシリコンウェハに形成された素子を劈開によりダイシングすることで、ダイシングの際の素子の欠けや割れを防ぐことができる。したがって、コストが低く、歩留まりの高い素子を形成することができる。
また、請求項2の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記形成工程は、前記シリコンウェハにトレンチを、該トレンチの長手方向が前記スクライブラインの伸びる方向と同一の方向、または、当該スクライブラインの伸びる方向と等価な方向となるように形成する工程と、前記トレンチ内にCVD法によりゲート酸化膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、トレンチゲート構造を有する素子の場合も、請求項1と同様の効果を得ることができる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法によれば、薄いシリコンウェハに形成された素子をダイシングする際の素子端部の欠けや割れを防ぐことで、コストが低く、歩留まりの高い半導体装置を製造することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明およびすべての添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる半導体装置を形成する方位を示す説明図である。図1において、シリコンウェハ1は、たとえば、エピタキシャル成長以外の方法でバッファ層が形成された薄いシリコンウェハ1である。ここで、素子2が、たとえば、耐圧が600V程度のプレーナゲート構造を有するパンチスルー型IGBTの場合、シリコンウェハ1の厚さは、60μm程度である。また、シリコンウェハ1は、たとえば、(100)面を主面とするシリコンウェハ1とする。オリフラ(Orientation Flat)4は、(110)と等価な方向に配置される。
本実施の形態1においては、図1に示すように、シリコンウェハ1に素子2を形成する場合、素子2同士を分離するスクライブライン3を、(110)と等価な方向に配置する。(110)と等価な方向は、シリコンの劈開が容易におこなえる方位である。
つぎに、劈開によるダイシング方法について説明する。図2−1は、劈開によるダイシング方法について示す説明図である。また、図2−2は、図2−1をA方向から見た側面図である。図2−1または図2−2においては、図1において示したウェハの裏面にダイシングテープ5が貼り付けられている。図2−1または図2−2に示すように、スクライブライン3に沿って劈開用刃6をあて、シリコンウェハ1に荷重を加える。これによって、劈開方向に沿ってシリコンウェハ1が割れ、素子2をチップ化することができる。
このように、スクライブライン3を(110)と等価な方向に配置するように素子2が形成されたシリコンウェハ1は、末端の一部に力を加えるだけで、シリコンの劈開方向である(110)方向の結晶軸に沿って(110)面を出しながら割れる。したがって、従来、ダイサーなどでおこなっていた機械的なダイシング方法と異なり、切断面が結晶面であるため、素子2の一部が欠けたり、割れたりするような不具合が生じない。具体的には、図2に示す方法で劈開をおこなった100個の素子2の端面を光学顕微鏡により観察したところ、素子2の欠けはみられなかった。
つぎに、図3を用いて、劈開が生じるシリコンウェハ1の厚さについて説明する。図3は、シリコンウェハの厚さに対する劈開能力を示す説明図である。図3において、縦軸は劈開能力であり、横軸はシリコンウェハ1の厚さ(μm)である。図3に示すように、シリコンウェハ1の厚さが150μm未満の場合、劈開用刃6をあてるのみで、劈開が生じる。また、シリコンウェハ1の厚さが150μm程度の場合、劈開の生じないウェハがあり、シリコンウェハ1の厚さが150μmを超える場合、劈開が生じない。
上述したように、実施の形態1によれば、シリコンウェハ1に素子2を形成する場合、スクライブライン3を(110)方向、または、(110)と等価な方向に配置することで、素子2を劈開によりダイシングすることができる。したがって、ダイサーの刃による機械的な力や劈開用の溝を形成する際の力がウェハにかからない。さらに、素子2の切断面が結晶面であるため、ダイシングの際に素子2が欠けたり、割れたりしない。これによって、コストが低く、歩留まりの高い半導体装置を製造することができる。また、劈開前のシリコンウェハ1の厚さは、150μm以下であるのがよく、好ましくは、150μm未満であるのがよい。
(実施の形態2)
つぎに、トレンチゲート構造を有する半導体装置の製造方法について説明する。図4は、トレンチゲート構造を有する半導体装置の構造を示す断面図である。図4においては、半導体装置は、たとえば、パンチスルー型IGBTである。図4に示すように実施の形態2にかかる半導体装置は、n-ドリフト層13に形成されたトレンチ20内に、ゲート電極17がゲート酸化膜16を介して設けられている。実施の形態2においては、トレンチ20は、トレンチ20の長手方向がスクライブラインと平行または垂直方向になるように形成される。
ここで、(100)面を主面とするシリコンウェハ1において、オリフラ4を(110)と等価な方向に配置した場合、トレンチ20の側面は(110)と等価な面となり、トレンチ20の底面は(100)と等価な面となる。したがって、トレンチ20の側壁に熱酸化によってゲート酸化膜16を形成する場合、(110)面と(100)面とでは、酸化速度が異なるため、ゲート酸化膜16の厚さが不均一となる。これは、ゲートにおける耐圧不良の原因となる。
ゲート酸化膜16の厚さを均一にする方法としては、シリコンウェハ1を45°回転させる方法が提案されている。図5は、実施の形態2にかかるトレンチゲート構造を有する半導体装置を形成する方位と、従来のトレンチゲート構造を有する半導体装置を形成する方位と、を示す説明図である。従来のトレンチゲート構造を有する半導体装置においては、シリコンウェハ1を45°回転させることで、主面が(100)面の場合、オリフラ4が(100)と等価な方向に配置される。これによって、トレンチ20の側面とトレンチ20の底面とが等価な方向となり、トレンチ20の側壁に熱酸化によってゲート酸化膜16を形成する場合、ゲート酸化膜16の厚さを均一にすることができる。しかしながら、シリコンウェハ1を45°回転させると、スクライブラインが(100)と等価な方向となってしまい、劈開によるダイシングがおこなえないという課題があった。
また、特開2003−69010によれば、トレンチ20の両側に第2導電型の拡散層を設け、トレンチ20の側壁の表面に堆積する第1ゲート酸化膜と、トレンチ20の側壁の表面を酸化膜に変質させる第2ゲート酸化膜と、を順番に積層することで、トレンチ20の側壁のゲート酸化膜16の厚さを均一にすることができる。しかしながら、トレンチ20の側壁にゲート酸化膜16を形成するのに手間がかかるという課題があった。
これらの課題を解決するため、実施の形態2においてはトレンチ20の側壁にゲート酸化膜16を作成する際、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成するようにした。CVD法によって作成されるCVD酸化膜は、たとえば、HTO(High Temperature Oxide)である。ゲート酸化膜16を熱酸化により形成する場合、ゲート酸化膜16の厚さが面方位に依存する。一方、CVD法などの堆積によりゲート酸化膜16を形成する場合、ゲート酸化膜16の厚さは面方位に依存しない。これによって、CVD法によってゲート酸化膜16を形成する場合、シリコンウェハ1を45°回転させなくても、ゲート酸化膜16の厚さを均一にすることができる。したがって、スクライブライン3が(110)と等価な方向に配置されているので、劈開によるダイシングをおこなうことができる。
上述したように、実施の形態2によれば、シリコンウェハ1に形成される素子2がトレンチゲート構造を有する素子2であっても、トレンチ20の側壁に形成されるゲート酸化膜16をCVD酸化膜にすることで、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる半導体装置の製造方法は、電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置に有用であり、特に、150μm以下の薄いシリコンウェハを用いた半導体装置に適している。
実施の形態1にかかる半導体装置を形成する方位を示す説明図である。 劈開によるダイシング方法について示す説明図である。 図2−1をA方向から見た側面図である。 シリコンウェハの厚さに対する劈開能力を示す説明図である。 トレンチゲート構造を有する半導体装置の構造を示す断面図である。 実施の形態2にかかるトレンチゲート構造を有する半導体装置を形成する方位と、従来のトレンチゲート構造を有する半導体装置を形成する方位と、を示す説明図である。 従来のプレーナゲート構造を有するノンパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。 従来のプレーナゲート構造を有するパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。 エピタキシャル成長法を用いずにバッファ層が形成されたパンチスルー型IGBTの構造を示す断面図である。 ダイサーを用いたダイシング方法について示す説明図である。 図9−1をB方向から見た側面図である。 図9−1または図9−2に示すダイシング方法における問題点について示した説明図である。
符号の説明
1 シリコンウェハ
2 素子
3 スクライブライン
4 オリフラ

Claims (2)

  1. スクライブラインが(110)方向、または、(110)方向と等価な方向に伸びるように、シリコンウェハに複数の素子を形成する形成工程と、
    素子形成後の前記シリコンウェハを研磨して150μm以下の厚さにする研磨工程と、
    研磨後の前記シリコンウェハを前記スクライブラインに沿って劈開して各素子をチップ化する劈開工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記形成工程は、
    前記シリコンウェハにトレンチを、該トレンチの長手方向が前記スクライブラインの伸びる方向と同一の方向、または、当該スクライブラインの伸びる方向と等価な方向となるように形成する工程と、
    前記トレンチ内にCVD法によりゲート酸化膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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