JP2009051306A - 乗物用シート並びにウェビングの保護構造及び保護カバー - Google Patents

乗物用シート並びにウェビングの保護構造及び保護カバー Download PDF

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Abstract

【課題】背もたれに設けられたウェビングが挟まれないようにする。
【解決手段】車両用シート1は、臀部受け部7と、背もたれ8と、背もたれ8の内部を下から上に通されたウェビング52と、背もたれ8に設けられた背面保護カバー60と、ウェビング52を保護カバー60との間に置いて保護カバー60に対向した板状の前壁部71と、前壁部71の左右両側から保護カバー60に向けて折り曲げられた側壁部72,73と、側壁部72,73に形成された切欠き102,103と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗物用シート並びにウェビングの保護構造及び保護カバーに関し、特にシートベルトを有する乗物用シート並びにそれに備え付けられるウェビングの保護構造及び保護カバーに関する。
従来の自動車用シートには、三点式シートベルト装置を取り付けたものがある。そのような自動車用シートにおいては、リトラクタが背もたれの下側又は臀部受け部の下側に設けられ、リトラクタから引き出されたウェビングは背もたれの内部を下から上に案内されて、背もたれの上端から背もたれの前側に引き出され、そのウェビングの端部が背もたれの前面下側で固定されている(特許文献1、特許文献2)。また、ウェビングを背もたれの内部で上下に案内するために、2枚のカバー又はパネルが前後に間隔を置いて背もたれに設けられ、それらの間にウェビングが上下に通されている。
特開平8−150893号公報 特開2002−87208号公報
ところで、背もたれの後ろに置かれた積荷等が背もたれに当たると、後ろ側のカバー又はパネルが積荷等によって押されるので、ウェビングが前後のカバー又はパネルの間に挟み込まれる可能性がある。
そこで、本発明の課題は、背もたれに設けられたウェビングが挟まれないようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
臀部受け部と、
前記臀部受け部の後端部から起立した背もたれと、
前記背もたれに沿って案内されたウェビングと、
前記背もたれに設けられた保護カバーと、
前記背もたれに設けられ、前記ウェビングを前記保護カバーとの間に置いて前記保護カバーに対向した板状の壁部と、
前記壁部の側部から前記保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
前記側壁部に形成され、前記保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、乗物用シートが提供される。
好ましくは、前記車両用シートが、
前記側壁部に凸設された柄部と、
前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有した傘部と、
前記保護カバーに形成された穴と、を更に備え、
前記柄部が前記穴に挿入され、
前記傘部が前記穴の周囲において前記保護カバーに引っ掛かっている。
好ましくは、
前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の下方で固定され、
前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の上方で当接している。
本発明の他の態様によれば、
乗物用シートの背もたれに設けられる保護カバーと、
前記背もたれに設けられ、前記背もたれに沿って案内されたウェビングを前記保護カバーとの間に置いて前記保護カバーに対向した板状の壁部と、
前記壁部の側部から前記保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
前記側壁部に形成され、前記保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、ウェビングの保護構造が提供される。
好ましくは、ウェビングの保護構造が、
前記側壁部に凸設された柄部と、
前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有した傘部と、
前記保護カバーに形成された穴と、を更に備え、
前記柄部が前記穴に挿入され、
前記傘部が前記穴の周囲において前記保護カバーに引っ掛かっている。
好ましくは、
前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の下方で固定され、
前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の上方で当接している。
本発明の他の態様によれば、
他の保護カバーに対向する板状の壁部と、
前記壁部の側部から前記他の保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
前記側壁部に形成され、前記他の保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、ウェビングの保護カバーが提供される。
好ましくは、前記ウェビングの保護カバーが、
前記側壁部に凸設され、前記他の保護カバーに形成された穴に挿入される柄部と、
前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有し、前記穴の周囲において前記他の保護カバーに引っ掛かる傘部と、を更に備える。
本発明によれば、背もたれに積荷等が当たった場合、側壁部及び壁部が切欠きを中心にして曲げられるので、ウェビングが壁部と保護カバーとの間に挟まれないようにすることができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、車両用シート1のフレームを左後方から見て示した斜視図である。
この図に示すように、車両用シート1は、シートボトムフレーム2と、シートボトムフレーム2の後端部に連結されたセンターシートバックフレーム3と、シートボトムフレーム2の後端部に連結されたサイドシートバックフレーム4と、三点式のシートベルト装置5と、シートボトムフレーム2の下部に設けられた位置調整機構6と、を備える。
位置調整機構6が車両のフロアに取り付けられ、シートボトムフレーム2の前後位置が位置調整機構6によって調整される。シートボトムフレーム2の上にクッションが取り付けられており、クッションが表皮によって覆われ、これによって、図2に示すような臀部受け部7が構成されている。図2は、車両用シート1を左から見て示した側面図である。
図1に示すように、センターシートバックフレーム3とサイドシートバックフレーム4が左右に並んだ状態でシートボトムフレーム2に連結され、その連結部にはリクライニング機構が設けられている。リクライニング機構は、シートボトムフレーム2に対しセンターシートバックフレーム3及びサイドシートバックフレーム4の角度を調整するものであり、リクライニング機構によってセンターシートバックフレーム3及びサイドシートバックフレーム4が後ろに倒れたり、前に立ち上がったりし、更にセンターシートバックフレーム3及びサイドシートバックフレーム4がその傾倒を固定されたりする。
サイドシートバックフレーム4は、逆U字状に設けられている。つまり、サイドシートバックフレーム4は、両側のサイドフレーム41,42と、それらサイドフレーム41,42の上端部に連結されたアッパフレーム43と、を有する。これらフレーム41〜43は金属(例えば、圧延鋼、ステンレス鋼その他の鋼材)製である。なお、サイドシートバックフレーム4の左右両側から前面側にかけて背もたれクッションが設けられ、背もたれクッションが表皮によって覆われ、これによって、図2に示すような背もたれ8が構成されている。
次に、図1〜図3を用いてシートベルト装置5について説明する。図3は、サイドシートバックフレーム4及びシートベルト装置5を左前方から見て示した斜視図である。
図1〜図3に示すように、シートベルト装置5は、シートボトムフレーム2の後端部であってその下側に取り付けられたリトラクタ51と、リトラクタ51から延び出たウェビング52と、ウェビング52に取り付けられたタングと、シートボトムフレーム2の後端部に設けられたバックルと、サイドシートバックフレーム4の上端部に設けられた案内部53と、ウェビング52を保護する保護構造54と、を備える。
リトラクタ51にはウェビング52が巻装される。リトラクタ51はウェビング52を巻取るものであり、ウェビング52の繰り出しを可能としたものである。更に、リトラクタ51は、衝撃を感知してウェビング52の繰り出しを阻止するよう設けられている。案内部53はウェビング52を案内するものである。
リトラクタ51から引き出されたウェビング52はサイドシートバックフレーム4の背面に沿って上に向かって案内され、案内部53に掛けられることによってサイドシートバックフレーム4の前側に折り返され、サイドシートバックフレーム4の前面に沿って下に案内されている。リトラクタ51から引き出されたウェビング52の先端部がシートボトムフレーム2に連結されている。そのため、図2に示すように、ウェビング52は、リトラクタ51から案内部53にかけて背もたれ8の背面に沿って背もたれ8の内部を上下に案内され、案内部53から引き出されて背もたれ8の前側を背もたれ8の前面に沿って上下に案内されている。なお、リトラクタ51が臀部受け部7の前部下側に設けられている場合、臀部受け部7の後部下側に案内部が設けられ、ウェビング52はリトラクタ51から後方に引き出されてその案内部と案内部53に掛けられている。
ウェビング52は背もたれ8の前面側においてタングに通され、タングがウェビング52に沿ってスライド可能とされている。ウェビング52がリトラクタ51の巻取力に反してリトラクタ51から引き出されて、タングがバックルに固定されることで、着座者が車両用シート1に拘束される。
次に、図4を用いて保護構造54について説明する。図4は、保護構造54をサイドシートバックフレーム4から取り外した状態で示した分解斜視図である。
図4に示すように、保護構造54は、背もたれ7の内部に設けられた背面保護カバー60、前面保護カバー70及び下部保護カバー80を備える。これらのうち背面保護カバー60が金属(例えば、圧延鋼、ステンレス鋼その他の鋼材)製であり、前面保護カバー70及び下部保護カバー80が樹脂製である。
背面保護カバー60はサイドシートバックフレーム4の背面側においてサイドフレーム41に固定され、案内部53の下方に配置されている。背面保護カバー60が背もたれ7の背面フレームとしても機能する。なお、背面保護カバー60が背もたれ8の背面において一部露出してもよい。
ウェビング52はリトラクタ51から案内部53にかけて背面保護カバー60の前方を上下に掛け渡され、ウェビング52の背面側が背面保護カバー60によって覆われている。
背面保護カバー60の上部には、左右に並んだ2つの係合穴61,62が形成されている。これら係合穴61,62は背面保護カバー60を前後に貫通している。係合穴61は、円形状の円孔部63と、円孔部63の下側に連なるとともに上下に長尺な方形部64とから成る。方形部64の左右方向の幅は円孔部63の直径よりも小さい。係合穴62も係合穴61と同様な形状を成し、円孔部65と方形部66とから成る。
背面保護カバー60の下部であって左右中央部には、爪穴67が形成されている。この爪穴67は背面保護カバー60を前後に貫通している。
下部保護カバー80は、通し部81と、通し部81から上方に延出した支持腕82と、を有する。支持腕82の背面には2つの爪83,84が設けられている。そして、支持腕82の背面が背面保護カバー60の前面下部に当接した状態で、爪83,84が爪穴67に引っ掛かっており、これにより下部保護カバー80が背面保護カバー60に取り付けられている。通し部81には、上下に貫通した通し孔85が形成されている。通し部81の背面から下面にかけては背もたれ8の表面より露出しており、通し孔85が背もたれ8の背面下部において開口している。リトラクタ51から引き出されたウェビング62がこの通し孔85に通されて、背もたれ8の内部に導かれている。そして、ウェビング62は支持腕82の前方を上下に案内されている。
前面保護カバー70は上下に長尺に設けられ、その長手方向に見て前面保護カバー70がコ字状を成している。即ち、前面保護カバー70は、板状の前壁部71と、前壁部71の左右両側部から背面保護カバー60に向けて屈曲した側壁部72,73と、を有する。側壁部72,73は、前壁部71に対して垂直な状態で立てられている。
側壁部72の下端であってその外側側面には係止爪74が形成され、側壁部73の外側側面にも係止爪75が形成されている。一方、下部保護カバー80では、係止穴86が支持腕82の左側部に形成され、反対の右側部にも係止穴(図4では、その係止穴が隠れているため図示略。)が形成されている。係止爪74が係止穴86に引っ掛かり、係止穴74が反対側の係止穴に引っ掛かっている。これにより、前面保護カバー70の下部が支持腕82を介して背面保護カバー60の下部に固定されている。
側壁部72の上下中間部であってその後ろ端面には、取付突部91が後方に向かって突出している。図5に示すように、取付突部91は、側壁部72の後ろ端面に凸設された柄部93と、柄部93の突端に形成された傘部94と、を有する。同様に、他方の側壁部73にも取付突部92が凸設され、この取付突部92が柄部95と傘部96とを有する。なお、図5は、前面保護カバー70の背面側要部を示した斜視図である。
図1、図2に示すように、取付突部91は係合穴61に対応する位置に設けられ、取付突部92が係合穴62に対応する位置に設けられている。ここで、傘部94の直径は円孔部63の直径よりも小さく、方形部64の左右方向幅よりも大きい。柄部93の直径は円孔部63の直径よりも小さく、方形部64の左右方向幅よりも僅かながら小さい。傘部94が背面保護カバー60の前面側から背面側へ円孔部63に通され、その状態で前面保護カバー70が下にずらされ、柄部93が方形部64に挿入される。傘部94の直径が方形部64の左右方向幅よりも大きいので、傘部94が方形部64の周囲において背面保護カバー60の背面に引っ掛かり、取付突部91が係合穴61から外れるのが阻止されている。取付突部92と係合穴62についても同様に、柄部95が方形部66に挿入され、傘部96が方形部66の周囲において背面保護カバー60の背面に引っ掛かっている。
側壁部72の後ろ端面であって取付突部91よりも上側には、受け部100が凸設され、側壁部73にも受け部101が凸設されている。そして、受け部100,101が背面保護カバー60の前面に当接し、側壁部72,73の後ろ端面が受け部100,101の高さだけ背面保護カバー60の前面から離れている。
受け部100と取付突部91との間において、切欠き102が側壁部72に形成され、受け部101と取付突部92との間において、切欠き103が側壁部73に形成されている。切欠き102は、側壁部72の後ろ端面から前壁部71に向かって切り欠いたものであり、切欠き103は、側壁部73の後ろ端面から前壁部71に向かって切り欠いたものである。切欠き102,103は背面保護カバー60側で開いている。
以上のように前面保護カバー70が背面保護カバー60に取り付けられている。前面保護カバー70が背面保護カバー60に取り付けられた状態では、図6に示すように、前面保護カバー70の前壁部71が背面保護カバー60と対向し、前壁部71と背面保護カバー60との間に間隔が置かれている。そして、ウェビング52は、前壁部71、側壁部72,73及び背面保護カバー60によって囲まれた空間内で上下に案内されている。そのため、ウェビング52は前面保護カバー70及び背面保護カバー60によって保護されている。なお、図6は、ウェビング52に垂直な面の断面図である。
シート1に何らかの衝撃又は荷重が与えられると、図7に示すように、前面保護カバー70が切欠き102,103において曲がる。特に、背もたれ7の後ろ側にある積荷等によって背面保護カバー60が後ろから押されると、前面保護カバー70が切欠き102,103を中心にして前に凸となるよう曲がる。そのため、ウェビング52が前面保護カバー70や背面保護カバー60に挟まれないので、ウェビング52が保護される。更に、ウェビング52が不意な位置で拘束されることを防止することができる。
前面保護カバー70の曲げが弾性域の変形であれば、衝撃や荷重が除荷されると、前面保護カバー70が元の形状に復元する。一方、衝撃や荷重が非常に大きい場合、前面保護カバー70の曲げが大きくなり、図8に示すように、傘部94,96が柄部93,95から破断し、柄部93,95が方形部64,66から抜ける。そのため、前面保護カバー70が塑性変形せず、ウェビング52が前面保護カバー70や背面保護カバー60に挟まれない。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
〔変形例A〕
上記実施形態では前面保護カバー70の下部が下部保護カバー80を介して背面保護カバー60の下部に固定されているが、前面保護カバー70の下部が爪などによって背面保護カバー60の下部に直接固定されてもよい。
〔変形例B〕
上記実施形態では背面保護カバー60が背もたれ8の内部において背面側に設けられ、前面保護カバー70が背もたれ8の内部において前面側に設けられているが、逆に背面保護カバー60が前面側であって前面保護カバー70が背面側であってもよい。この場合、前面保護カバー70の下部と背面保護カバー60の下部の固定は、上記実施形態と同様であってもよいし、変形例Aと同様であってもよい。また、背面保護カバー60が前面側であって前面保護カバー70が背面側である場合、前面保護カバー70が背もたれ8の背面において一部露出してもよい。
〔変形例C〕
上記実施形態ではウェビング52が背もたれ8の内部を背もたれ8の背面に沿って上下に案内されているが、ウェビング52が背もたれ8の外部を背もたれ8の背面に沿って上下に案内されてもよい。この場合、背もたれ8の背面に背面保護カバー60が取り付けられ、前面保護カバー70が背面保護カバー60の前面側又は背面側になるように背面保護カバー60に取り付けられる。この場合、前面保護カバー70の下部と背面保護カバー60の下部の固定は、上記実施形態と同様であってもよいし、変形例Aと同様であってもよい。
〔変形例D〕
また、上記実施形態では本発明に係る乗物用シートを自動車の車両用シートに適用した場合について説明したが、他の乗物(例えば、航空機、船舶等)のシートに適用してもよい。
本発明の実施形態の車両用シートのフレーム構造を示した斜視図である。 上記車両用シートを示した側面図である。 上記車両用シートの背もたれのフレーム構造を示した斜視図である。 上記車両用シートの背もたれのフレームからウェビングの保護構造を取り外した状態で示した分解斜視図である。 上記保護構造の前面保護カバーの要部を示した斜視図である。 上記保護構造の断面を示した断面図である。 衝撃又は荷重が上記保護構造に作用した場合に上記保護構造の変形状態を説明するための断面図である。 過度の衝撃又は荷重が上記保護構造に作用した場合に上記保護構造の変形状態を説明するための断面図である。
符号の説明
1 車両用シート
7 臀部受け部
8 背もたれ
54 保護構造
60 背面保護カバー
61、62 係合穴
63、65 円孔部
64、66 方形部
70 前面保護カバー
71 前壁部
72、73 側壁部
93、95 柄部
94、96 傘部
102、103 切欠き

Claims (8)

  1. 臀部受け部と、
    前記臀部受け部の後端部から起立した背もたれと、
    前記背もたれに沿って案内されたウェビングと、
    前記背もたれに設けられた保護カバーと、
    前記背もたれに設けられ、前記ウェビングを前記保護カバーとの間に置いて前記保護カバーに対向した板状の壁部と、
    前記壁部の側部から前記保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
    前記側壁部に形成され、前記保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、乗物用シート。
  2. 前記側壁部に凸設された柄部と、
    前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有した傘部と、
    前記保護カバーに形成された穴と、を更に備え、
    前記柄部が前記穴に挿入され、
    前記傘部が前記穴の周囲において前記保護カバーに引っ掛かっている、請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の下方で固定され、
    前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の上方で当接している、請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 乗物用シートの背もたれに設けられる保護カバーと、
    前記背もたれに設けられ、前記背もたれに沿って案内されたウェビングを前記保護カバーとの間に置いて前記保護カバーに対向した板状の壁部と、
    前記壁部の側部から前記保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
    前記側壁部に形成され、前記保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、ウェビングの保護構造。
  5. 前記側壁部に凸設された柄部と、
    前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有した傘部と、
    前記保護カバーに形成された穴と、を更に備え、
    前記柄部が前記穴に挿入され、
    前記傘部が前記穴の周囲において前記保護カバーに引っ掛かっている、請求項4に記載のウェビングの保護構造。
  6. 前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の下方で固定され、
    前記保護カバーと前記側壁部が前記切欠き及び前記柄部の上方で当接している、請求項5に記載のウェビングの保護構造。
  7. 他の保護カバーに対向する板状の壁部と、
    前記壁部の側部から前記他の保護カバーに向けて、前記壁部に対して立てた状態に設けられた側壁部と、
    前記側壁部に形成され、前記他の保護カバー側で開口した切欠きと、を備える、ウェビングの保護カバー。
  8. 前記側壁部に凸設され、前記他の保護カバーに形成された穴に挿入される柄部と、
    前記柄部に形成され、前記柄部の直径よりも大きい直径を有し、前記穴の周囲において前記他の保護カバーに引っ掛かる傘部と、を更に備える、請求項7に記載のウェビングの保護カバー。
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