JP2009047060A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カム軸に連係するリンク機構を介して機関バルブを開閉させる可変動弁装置を備えるエンジンにおいて、このリンク機構における摺動部の潤滑性能を確保する。
【解決手段】可変動弁装置のリンク機構における摺動部の潤滑状態を検出し、その検出結果に基づいて、可変動弁装置の作動領域を縮小し、その作動を制限する。目標リフト量演算部B102により、目標トルクTRQtgに基づいて吸気弁104の目標リフト量LFTtgを算出する一方、上限リフト量演算部B103により、潤滑油の温度Toilに基づいて上限リフト量Lmaxを算出する。目標リフト量LFTtgが上限リフト量Lmaxよりも大きいときは、吸気弁104のリフト量を上限リフト量Lmaxに制限する(目標リフト量選択部B104)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、可変動弁装置を備えるエンジンの制御装置に関し、詳細には、可変動弁装置がカム軸と連係するリンク機構を介して機関バルブを開閉させるものにおいて、このリンク機構における摺動部の潤滑性能を確保するための技術に関する。
エンジンの吸気弁又は排気弁のバルブリフト特性(リフト量又は開閉時期)を可変に制御可能に構成された可変動弁装置として種々のものが提案され、既に実用化されているものも存在する。
近年の更なるエンジンの高性能、高出力化の要請を背景に、吸気弁等の機関バルブのリフト量に加えてその開閉時期を連続的に変更可能に構成された可変動弁装置が開発されて いる。この可変動弁装置は、複数のカムを備えるリンク機構を有し、このリンク機構がカム軸に連係して作動することにより、機関バルブを開閉させるものである。このものによれば、エンジンの運転条件により適合したバルブリフト特性を実現することが可能である。しかしながら、このものは、VTC等に代表される一般的な可変動弁装置と比較して構造が複雑で摺動部も多く、潤滑油の状態(摺動部の潤滑状態)の悪化により摺動部の摩耗又は劣化が発生する可能性が高い。
可変動弁装置の潤滑不良に対する機能保障を付加するものとして、次のような技術が知られている。可変動弁装置に供給される潤滑油の温度を検出し、検出した温度が所定の温度を超えている場合に、可変動弁装置への作動油の供給を停止し、バルブリフト特性の切換えを禁止するものである(特許文献1)。
特開平08−177432号公報(段落番号0006)
上記の技術は、潤滑油の温度の過度な上昇に対し、粘度の低下による潤滑不良を回避するため、バルブリフト特性の切換えを禁止し、エンジン出力を低下させて潤滑油の温度のそれ以上の上昇を防止するものである。しかしながら、上記の技術は、比較的に簡易な構造の可変動弁装置を対象としており、リンク機構を有する可変動弁装置を対象としたものではない。また、潤滑不良が発生するおそれのある場合に、バルブリフト特性の切換えを一律に禁止するものであって、潤滑性能を確保し得る範囲内で可能な限り可変動弁装置を作動させ得るものでもない。
本発明は、カム軸と連係するリンク機構を備える可変動弁装置を含んで構成されるエンジンにおいて、このリンク機構における摺動部の良好な潤滑状態を維持し、可変動弁装置の潤滑不良に対する機能保障と、エンジン性能の向上との両立を実現することを目的とする。
本発明は、エンジンの制御装置を提供するものである。
本発明は、カム軸に連係するリンク機構を介して機関バルブを開閉させる可変動弁装置を備えるエンジンにおいて、このリンク機構における摺動部の潤滑状態を検出し、その検出結果に基づいて、可変動弁装置の作動領域を縮小し、その作動を制限するものである。
本発明によれば、潤滑状態の検出結果に基づいて可変動弁装置の作動を制限することとしたので、摺動部における潤滑不良を防止して、その良好な潤滑状態を維持することができる。
また、本発明によれば、作動の制限に際し、作動領域を縮小する構成としたので、潤滑性能を確保し得る範囲内で可変動弁装置を作動させる(バルブリフト特性を変更する)ことができ、可変動弁装置の潤滑不良を防止しつつ、エンジン性能の向上を図ることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン(以下、単に「エンジン」という。)1の構成を示している。
吸気通路101には、電子制御式のスロットル弁102が設置されており、これによりエンジン1に吸入される空気の量を制御することが可能である。本実施形態では、吸入空気量の制御を主に、後述する吸気弁104のバルブリフト特性の変更によることとし、スロットル弁102は、このバルブリフト特性の変更による制御の前提となる吸気圧力の制御に採用することとしている。また、吸気通路101には、燃料供給用のインジェクタ103が設置されている。インジェクタ103により、制御された吸入空気量のもとで所定の当量比を達成するのに必要な量の燃料が噴射される。吸気通路のポート部101aには、ポペット型の吸気弁104が設置されている。吸気弁104は、その上方に配置された可変動弁装置(以下「吸気動弁装置」という。)105により駆動され、その開期間中に、吸入空気及び燃料の混合気が筒内に導入される。吸気動弁装置105は、吸気弁104のリフト量及び開閉時期を連続的に変更することが可能である。
エンジン本体において、シリンダヘッドHには、燃焼室の上部略中央に臨ませて点火プラグ106が設置されている。筒内に導入された混合気に対し、この点火プラグ106により点火が行われる。
燃焼後、発生した排出ガスは、排気通路107に送り出される。排気通路のポート部107aには、ポペット型の排気弁108が設置されている。排気弁108は、その上方に配置された他の動弁装置109により駆動され、その開期間中に、排出ガスの送出が行われる。なお、本実施形態では、吸気弁104とは異なり、排気弁108のバルブリフト特性を一定のものとしているが、吸気動弁装置105と同様な構成のもの又は他の公知の可変動弁装置を採用して、バルブリフト特性を変更可能に構成してもよい。
吸気動弁装置105及びスロットル弁102等の動作は、電子制御ユニットとして構成されるエンジンコントロールユニット(以下「ECU」という。)201により制御される。ECU201には、運転者によるアクセルペダルの踏込量(以下「アクセル操作量」という。)を検出するためのアクセルセンサ211からの信号、及び単位クランク角及び基準クランク角毎の信号を発生させるクランク角センサ212からの信号(ECU201は、これに基づいてエンジン回転数NEを算出する。)が入力される。ECU201には、これらの信号に加え、エンジン冷却水の温度を検出するための冷却水温度センサ213からの信号、エンジンオイル(以下「潤滑油」という。)の温度を検出するための潤滑油温度センサ214からの信号、及びキースイッチ215からの信号が入力される。ECU201は、入力した各種の信号に基づいてエンジン制御に関する所定の演算を実行し、吸気動弁装置105等に対する指令信号を出力する。また、ECU201は、運転席のコントロールパネルに設けられた情報表示装置(以下「インジケータ」という。)251、及び自動変速機のコントロールユニット301と接続されており、これらの装置に対して指令信号を出力可能に構成されている。
図2は、吸気動弁装置105の構成を示している。
吸気動弁装置105は、機関バルブとしての吸気弁104のリフト量及び開閉期間(作動角)を変更するための装置(以下「作動角変更装置」という。)Aと、中心角変更装置Bとから構成される。中心角変更装置Bは、開閉期間(作動角)のクランク角に関する位相を変更するためのものである。
吸気弁104の上方に駆動軸(「カム軸」に相当する。)151が気筒列方向に延在させて配置されており、この駆動軸151に、駆動カム152が相対回転可能に取り付けられている。駆動カム152は、吸気弁104のリフタ141と当接し、このリフタ141を介して吸気弁104を開方向に駆動する。作動角変更装置Aは、駆動軸151と駆動カム152とを繋ぐ後述するリンク機構の姿勢を変化させて、吸気弁104のリフト量及び開閉期間(作動角)を変更する。他方、中心角変更装置Bは、駆動軸151の図示しないクランク軸又はカムスプロケットに対する位相を変化させることで、開閉期間(作動角)の位相を変更する。
ここで、図3を参照して、作動角変更装置Aの動作について説明する。
作動角変更装置Aは、駆動軸151に固定された偏心カム153と、この偏心カム153に相対回転可能に外嵌するリング状リンク154と、駆動軸151と平行に配置された制御軸155と、この制御軸155に固定された揺動カム156と、この揺動カム156に相対回転可能に外嵌し、一端でリング状リンク154と連結するロッカーアーム157と、このロッカーアーム157を駆動カム152と連結するロッド状リンク158とを含んで構成される。制御軸155は、ステップモータ等のアクチュエータ161(図1)がギア162を駆動することにより回転する。
作動角変更装置Aの動作は、次のようである。クランク軸に連動して駆動軸151が回転すると、この回転運動が偏心カム153によりリング状リンク154の往復動作に変換され、ロッカーアーム157が揺動する。ロッカーアーム157の揺動運動は、揺動カム156を中心としてなされる。ロッカーアーム157が揺動すると、ロッド状リンク158がこれに従動し、駆動カム152が揺動する。また、アクチュエータ161により制御軸155を回転させることで、揺動カム156の中心が変位し、これによりロッカーアーム157の揺動中心が変位して、吸気弁104のリフト量及び開閉期間(作動角)が連続的に変化する。
ここで、作動角変更装置Aは、従来の一般的な可変動弁装置と比較して構造が複雑で摺動部も多く、潤滑油の状態の悪化により摺動部の摩耗又は劣化が発生する可能性が高い。具体的には、気温等の環境条件や、エンジン1の運転条件等の影響により摺動部における潤滑油の温度が過度に上昇すると、潤滑油の粘度が低下して、所期の潤滑性能が得られなくなる。このような状態において、エンジン1の低回転時に作動角変更装置Aを大リフト領域で作動させるとすれば、偏心カム153について、粘度の低下を補い得るだけの量(又は圧力)の潤滑油が供給されていないにも拘わらず大きな駆動トルクが入力されることとなるため、偏心カム153とリング状リンク154との間でメタルタッチにより摩耗が発生するおそれがある。他方、エンジン1の高回転時に作動角変更装置Aを小リフト領域で作動させるとすれば、揺動カム156について、ロッカーアーム157の高速での微小揺動運動により、揺動カム156における摺動部全体への潤滑油の均一な供給が阻害されることから、摺動部に摩耗が発生するおそれがある。これらの問題に対し、本実施形態は、吸気動弁装置105(具体的には、作動角変更装置A)における摺動部の潤滑状態を検出し、その検出結果に基づいて吸気動弁装置105の作動を制限することにより、摺動部の摩耗及び劣化の促進を回避するものである。本実施形態において、吸気動弁装置105の作動制限に関する制御は、ECU201によりエンジン制御の一環としてなされる。なお、摺動部の潤滑状態に関して「検出」とは、間接的な検出や、推定等による実質的な検出を含むものとする。
以下、ECU201の動作について説明する。
図4,5は、ECU201の構成を機能ブロックにより示しており、図4は、ECU201のうち、バルブリフト可変制御部の構成を、図5は、スロットル制御部の構成を示している。
図4において、目標トルク演算部B101は、アクセル操作量APO及びエンジン回転数NEに基づいてエンジン1の目標トルクTRQtgを算出する。通常時においては、この目標トルクTRQtgに基づいて吸気弁104の目標リフト量LFTtg、スロットル弁102の目標開度TVOtg等が算出され、吸気動弁装置105等の各アクチュエータが制御される。
目標リフト量演算部B102は、目標トルクTRQtg及びエンジン回転数NEに基づいて吸気弁104の目標リフト量LFTtgを算出する。目標リフト量LFTtgは、図7に示すような傾向を持たせて設定された演算マップからの検索により、目標トルクTRQtgが大きく、かつエンジン回転数NEが低いときほど大きな値のリフト量として算出される。図7において、実線Aは、エンジン回転数NE及び吸気弁104のリフト量LFTにより定められる吸気動弁装置105(具体的には、作動角変更装置A)の作動領域の最大リフト量を示し、実線Bは、この作動領域の最小リフト量を示す。吸気動弁装置105は、通常時において、これらの実線A,Bにより包囲される作動領域の範囲内で制御される。
上限リフト量演算部B103は、吸気動弁装置105に供給される潤滑油の温度Toilに基づいて吸気弁104の上限リフト量Lmaxを算出する。上限リフト量Lmaxは、実線Aで示す最大リフト量(図7)とは別に、吸気弁104のリフト量LFTに摺動部の潤滑状態に応じた制限を与えるためのものである。上限リフト量Lmaxは、図10に示すように、潤滑油の温度Toilが高いときほど小さな値のリフト量として算出される。潤滑油の温度Toilは、潤滑状態を検出する摺動部での潤滑油の温度であるのが好ましいが、本実施形態では、便宜上、潤滑油温度センサ214により検出されるメーンギャラリでの温度で代用する。本実施形態において、検出の対象とする摺動部は、偏心カム153又は揺動カム156における摺動部である。検出したメーンギャラリでの温度Toilから、エンジン1の運転条件等を考慮して偏心カム153等における摺動部での温度を推定することも可能である。
目標リフト量選択部B104は、目標トルクTRQtgに基づいて算出された目標リフト量LFTtgと、潤滑油の温度Toilに基づいて算出された上限リフト量Lmaxとを比較して、小さい方のリフト量を選択し、これを最終的な目標リフト量LFTtgに設定する。
図5において、目標制限トルク演算部B201は、目標リフト量演算部B102により算出された目標リフト量LFTtg(=LFTtg0)、及びエンジン回転数NEに基づいて目標制限トルクTRQrsを算出する。目標制限トルクTRQrsの算出は、図7に示す演算マップからの逆変換による。
目標トルク選択部B202は、目標トルク演算部B101により算出された目標トルクTRQtg(=TRQtg0)と、目標制限トルク演算部B201により算出された目標制限トルクTRQrsとを比較して、小さい方の目標トルクを選択し、これを最終的な目標トルクTRQtgとして目標スロットル開度演算部B203に出力する。
目標スロットル開度演算部B203は、目標トルクTRQtg及びエンジン回転数NEに基づいてスロットル弁102の目標開度TVOtgを算出する。
以下、ECU201の動作をフローチャートにより説明する。
図12は、本実施形態に係るバルブリフト可変制御の基本ルーチンのフローチャートである。
S101では、エンジン1の運転条件として、アクセル操作量APO及びエンジン回転数NE等を読み込む。
S102では、読み込んだAPO,NE等に基づいてエンジン1の目標トルクTRQtgを算出する(目標トルク演算部B101)。
S103では、算出されたTRQtg及びエンジン回転数NEに基づいて吸気弁104の目標リフト量LFTtgを算出する(目標リフト量演算部B102)。目標リフト量LFTtgの算出は、図7に示す演算マップからの検索によりなされる。
S104では、摺動部に供給される潤滑油の温度Toilを検出する。本実施形態において、潤滑油の温度Toilは、潤滑油温度センサ214により検出されるメーンギャラリでの温度で代用する。
S105では、検出されたToilに基づいて吸気弁104の上限リフト量Lmaxを算出する(上限リフト量演算部B103)。上限リフト量Lmaxは、潤滑油の温度Toilに応じ、これが高いときほど小さな値のリフト量として算出される(図10)。
S106では、自動変速機が変速動作中であるか否かを判定する。変速動作中でないときに限り、S107へ進み、変速動作中であるときは、このルーチンを終了する。
S107では、図13に示すルーチンに従い、吸気動弁装置105の作動を制限する。
S201では、目標リフト量LFTtgが上限リフト量Lmax以下であるか否かを判定する(目標リフト量選択部B104)。上限リフト量Lmax以下であるときは、S204へ進み、Lmaxよりも大きいときは、S202へ進む。
S202では、上限リフト量Lmaxを最終的な目標リフト量TRQtgに設定する。これにより、吸気動弁装置105(具体的には、作動角変更装置A)が制限された目標リフト量TRQtg(=Lmax)に基づいて制御されることとなる。
S203では、自動変速機のコントロールユニット301に対し、低速段への変速を制限するための指令信号を出力する。本実施形態では、自動変速機のキックダウン動作を禁止する。
S204では、エンジン回転数NEが所定の限界回転数NElmt以下であるか否かを判定する。限界回転数NElmt以下であるときは、このルーチンを終了し、NElmtよりも高いときは、S111へ進む。限界回転数NElmtは、図11に示すように、潤滑油の温度Toilが高いときほど小さな値の回転数として算出される。
S205では、エンジン回転数NEを限界回転数NElmt以下に低下させる。本実施形態において、エンジン回転数を低下させるための制御は、一部の気筒に対する燃料の供給を停止させることにより行う。具体的には、エンジン制御の一環として行われる燃料カット制御において、エンジン1の過回転を防止するために設定される燃料カット用の上限回転数を、通常時よりも減少させることによる。スロットル弁102の開度を減少させ、吸入空気量の減少によりエンジントルク自体を減少させてもよい。
なお、S202の処理に併せ、車室内に設けられたインジケータ251等の表示手段を作動させて、吸気動弁装置105の作動が制限され、エンジントルクが低減されていることを運転者に認識させてもよい。また、吸気動弁装置105の作動制限に併せてラジエータファンを駆動(又はその出力を増大)させることで、潤滑油の温度Toilを低下させ、潤滑状態の回復を促進させることも可能である。
更に、S201の処理により吸気動弁装置105の作動制限に関する制御を開始したときは、その後にキースイッチ215がオフされてエンジン1が停止するまで、この制御を継続させるとよい。作動制限に伴うエンジントルクの低減により運転者がアクセルペダルを通常時よりも深めに踏み込んでいることが予想されるところ、潤滑油の温度Toilの低下により潤滑状態が回復したとして、作動制限を直ちに解除したとすれば、エンジントルクの急増により運転性を悪化させるおそれがあるからである。
本実施形態では、偏心カム153、リング状リンク154、揺動カム156、ロッカーアーム157及びロッド状リンク158により吸気動弁装置105(具体的には、作動角変更装置A)の「リンク機構」が構成される。また、図13に示すフローチャートのS201の処理により「潤滑状態検出手段」としての機能が、S202の処理により「作動領域制限手段」としての機能が実現される。更に、ECU201のうち、目標トルク演算部B101が「目標トルク算出手段」に、目標リフト量演算部B102が「目標リフト量設定手段」に、目標スロットル開度演算部B203が「目標開度設定手段」及び「目標制限開度設定手段」に、目標制限トルク演算部B201が「目標制限トルク算出手段」に、クランク角センサ212が「エンジン回転数検出手段」に相当する。更に、図13に示すフローチャートのS205の処理により「エンジン回転数低減手段」としての機能が、S203の処理により「変速制限手段」としての機能が、図12に示すフローチャートのS106の処理により「制限禁止手段」としての機能が実現される。
以下、本実施形態により得られる効果について説明する。
本実施形態では、吸気動弁装置105(具体的には、作動角変更装置A)における摺動部の潤滑状態を検出し、良好な潤滑状態が得られない場合に、潤滑油の温度Toilに応じた上限リフト量Lmaxを目標リフト量LFTtgとすることとした。これにより、吸気動弁装置105の作動領域を実質的に縮小させ、潤滑不良が生じ得る状態での作動を回避して、良好な潤滑状態を維持しつつ吸気動弁装置105を作動させることができる。特に、本実施形態では、上限リフト量Lmaxによる制限を採用したことで、エンジン1の低回転時における大リフト領域での作動が回避され、偏心カム153に大きな駆動トルクが入力することによるメタルタッチの発生を防止し、偏心カム153の摩耗を抑制することができる。更に、目標リフト量LFTtgと上限リフト量Lmaxとの比較により、摺動部の潤滑状態を容易に検出することができる。なお、メーンギャラリでの潤滑油の温度等に基づいて摺動部の温度状態を検出し、その検出結果に基づいて目標リフト量LFTtgに制限を与えるようにすることも可能である。
また、本実施形態では、吸気弁104の上限リフト量Lmaxを潤滑油の温度Toilに基づいて算出し、潤滑油の温度Toilが高いときほどこれを小さな値のリフト量として設定することとした。これにより、目標リフト量LFTtgの制限に摺動部の実際の潤滑状態を反映させ、適切に制限を実行することができる。図7は、潤滑油の温度Toilに応じた上限リフト量Lmaxの変化を示している。潤滑油の温度Toilの上昇により上限リフト量Lmaxlがより小さな値のLmaxhに切り換えられ、吸気動弁装置105の作動領域が縮小される。
なお、本実施形態では、上限リフト量Lmaxをエンジン回転数NEによらず潤滑油の温度Toil毎に一定のリフト量として設定したが(図7)、上限リフト量Lmaxは、エンジン回転数NEに応じて変更することも可能である。図9は、この場合の上限リフト量Lmaxの設定について示している。上限リフト量Lmaxを、潤滑油の温度Toilに応じて変更するとともに、エンジン回転数NEが低回転側の回転数(「第2の回転数」に相当する。)NE2(NE2l,NE2h)以下である場合に、エンジン回転数NEが低いときほど小さな値のリフト量として設定する。これにより、低回転時における吸気動弁装置105の大リフト作動をより効果的に回避し、偏心カム153の摩耗を抑制することができる。
更に、本実施形態では、エンジン回転数NEが所定の限界回転数NElmtよりも高い場合に、エンジン回転数NEを低下させ、この限界回転数NElmt以下に制限することとした。これにより、揺動カム156を中心としたロッカーアーム157の過度な高速振動を回避し、潤滑油が摺動部全体に行き渡らないことによる摩耗を防止することができる。また、潤滑油の温度Toilが高いときほど限界回転数NElmtを小さな値の回転数として設定したことで、潤滑油の状態を反映させ、摩耗をより効果的に防止することができる。
なお、本実施形態では、リフト量LFTについて、吸気弁104の上限リフト量Lmaxのみにより吸気動弁装置105の作動を制限することとした。これに限らず、上限リフト量Lmaxとともに吸気弁104の下限リフト量Lminを併用することで、高速での微小振動による揺動カム156の摩耗をより積極的に防止することが可能である。図8に示すように、低回転側の回転数(「第1の回転数」に相当する。)NE1(NE1l,NE1h)以上のエンジン回転数NEに対し、限界回転数NElmtを上限として、下限リフト量Lminをエンジン回転数NEが高いときほど大きな値のリフト量として設定する。エンジン1の運転条件に基づいて算出される目標リフト量LFTtgが最小リフト量Lminよりも小さい場合は、この最小リフト量Lminを最終的な目標リフト量LFTtgに設定して、吸気動弁装置105の作動を制限する。なお、上限リフト量Lmaxは、潤滑油の温度Toil毎に一定のリフト量としても(図7)、エンジン回転数NEに応じて変更してもよい(図9)。
更に、吸気動弁装置105の作動を制限する場合に、自動変速機による低速段への変速(本実施形態では、自動変速機のキックダウン動作)を制限することで、良好な潤滑が得られない状態でのロッカーアーム157の高速振動を回避して、揺動カム156の摩耗を防止することができる。
更に、自動変速機が変速動作中である場合に、吸気動弁装置105に対する作動の制限を禁止することで、エンジントルクの急変によるショックの入力から自動変速機を保護することができる。
なお、吸気動弁装置105の作動制限は、目標リフト量LFTtgと上限リフト量Lmaxとの比較による方法に限らず、目標トルクTRQtgを基準として行うことにより、吸気動弁装置105とスロットル弁102との各制御を統合的に構成することも可能である。
図6は、この場合の制御系の構成を示している。目標制限トルク演算部B303において、上限リフト量Lmax(潤滑油の温度Toilに基づいて設定される。)の逆変換により目標制限トルクTRQrsを算出し、目標トルク選択部B304において、目標トルクTRQtgと算出されたTRQrsとを比較して、小さい方のものを最終的な目標トルクTRQtgに設定する。設定されたTRQtg及びエンジン回転数NEに基づいて、吸気弁104の目標リフト量LFTtgを算出するとともに(目標リフト量演算部B305)、スロットル弁102の目標開度TVOtgを算出する(目標スロットル開度演算部B306)。
また、吸気動弁装置105の作動を制限する場合に、自動変速機による低速段への変速を制限することに加え、作動制限の対象である可変動弁装置(具体的には、作動角変更装置A)に供給される潤滑油の圧力を増大させてもよい。これにより、摺動部の潤滑状態を回復させる効果が得られ、摺動部の摩耗を確実に回避することが可能となる。図14に示すフローチャートは、この場合の作動制限に関する処理の内容を示している。
図14において、図13に示すフローチャートにおけると同様の処理を行うステップには、同一の符合を付している。
S201において、目標リフト量LFTtgが上限リフト量Lmaxよりも大きいと判定した場合に、S202では、上限リフト量Lmaxを目標リフト量LFTtgに設定し、S203では、自動変速機に対する変速制限として、自動変速機のキックダウン動作を禁止する。S301では、潤滑油の温度Toilが所定の温度Toil1以下であるか否かを判定し、所定の温度Toil1を超える場合にのみ、S302へ進む。S302では、作動制限の対象以外の他の可変動弁装置としての中心角変更装置B(「第2の可変動弁装置」に相当する。)を停止させ、作動角変更装置Aに供給される潤滑油の圧力を増大させる。オイルポンプの吐出し量を増大させてもよい。このS301及び302の処理により「圧力増大手段」としての機能が実現される。なお、ここでは、潤滑油の圧力を増大させる判断の基準とする所定の温度Toil1を、吸気弁104の最大リフト量の制限による機能保障が可能な温度の上限としている(図10)。潤滑油の圧力の増大は、潤滑油の温度Toil及びエンジン1の運転条件等から、摺動部における潤滑油の温度が更に上昇する可能性があると判断し得る場合に行うようにしてもよい。S301の処理を省略し、吸気動弁装置105の作動を制限する場合に、潤滑油の温度Toil等によらず、常に他の可変動弁装置を停止させてもよい。
本発明の一実施形態に係るエンジンの構成 同上実施形態に係る可変動弁装置(吸気動弁装置)の構成 同上吸気動弁装置の作動角変更装置の構成 エンジンコントロールユニットのバルブリフト可変制御部の構成 エンジンコントロールユニットのスロットル制御部の構成 エンジンコントロールユニットの変更例の構成 目標リフト量設定用の演算マップ 本発明の他の実施形態に係るエンジン回転数と下限リフト量との関係 同上実施形態に係るエンジン回転数と上限リフト量との関係 上限リフト量のテーブルデータの傾向 限界回転数のテーブルデータの傾向 バルブリフト可変制御の基本ルーチンのフローチャート 同上ルーチンにおける作動制限に関する処理のフローチャート 同上作動制限に関する処理の変更例のフローチャート
符号の説明
1…エンジン、101…吸気通路、101a…吸気ポート、102…スロットル弁、103…インジェクタ、104…「機関バルブ」としての吸気弁、105…吸気動弁装置、151…駆動軸、152…駆動カム、153…偏心カム、154…リング状リンク、155…制御軸、156…揺動カム、157…ロッカーアーム、158…ロッド状リンク、161…アクチュエータ、162…ギア、106…点火プラグ、107…排気通路、107a…排気ポート、108…排気弁、109…排気動弁装置、201…エンジン1のコントロールユニット、211…アクセルセンサ、212…クランク角センサ、213…冷却水温度センサ、214…潤滑油温度センサ、215…キースイッチ、251…情報表示装置、301…自動変速機のコントロールユニット、A…「第1の可変動弁装置」としての作動角変更装置、B…「第2の可変動弁装置」としての中心角変更装置。

Claims (20)

  1. カム軸に連係するリンク機構を介して機関バルブを開閉させる可変動弁装置を備えるエンジンの制御装置であって、
    前記リンク機構における摺動部の潤滑状態を検出する潤滑状態検出手段と、
    前記潤滑状態検出手段により検出された前記摺動部の潤滑状態に基づいて、前記可変動弁装置の作動領域を縮小して、その作動を制限する作動領域制限手段と、を含んで構成されるエンジンの制御装置。
  2. 前記作動領域制限手段は、エンジン回転数が高回転側の回転数として設定された第1の回転数以上である場合に、前記可変動弁装置による機関バルブの最小リフト量を制限する請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  3. 前記潤滑状態検出手段は、前記可変動弁装置による機関バルブのリフト量が前記摺動部に供給される潤滑油の温度に応じた所定の下限リフト量よりも小さいか否かを判定し、
    前記作動領域制限手段は、前記機関バルブのリフト量が前記下限リフト量よりも小さい場合に、前記機関バルブのリフト量を前記下限リフト量以上に制限する請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  4. 前記作動領域制限手段は、前記機関バルブの最小リフト量を、前記潤滑油の温度が高いときほど大きな値のリフト量に制限する請求項2又は3に記載のエンジンの制御装置。
  5. 前記作動領域制限手段は、前記機関バルブの最小リフト量を、エンジン回転数が高いときほど大きな値のリフト量に制限する請求項2〜4のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  6. 前記作動領域制限手段は、エンジン回転数が低回転側の回転数として設定された第2の回転数以下である場合に、前記可変動弁装置による機関バルブの最大リフト量を制限する請求項1〜5のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  7. 前記潤滑状態検出手段は、前記可変動弁装置による機関バルブのリフト量が前記摺動部に供給される潤滑油の温度に応じた所定の上限リフト量よりも大きいか否かを判定し、
    前記作動領域制限手段は、前記機関バルブのリフト量が前記上限リフト量よりも大きい場合に、前記機関バルブのリフト量を前記上限リフト量以下に制限する請求項1〜5のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  8. 前記作動領域制限手段は、前記機関バルブの最大リフト量を、前記潤滑油の温度が高いときほど小さな値のリフト量に制限する請求項6又は7に記載のエンジンの制御装置。
  9. 前記作動領域制限手段は、前記機関バルブの最大リフト量を、エンジン回転数が低いときほど小さな値のリフト量に制限する請求項6〜8のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  10. アクセル操作量に応じたエンジンの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、
    前記目標トルク算出手段により算出された目標トルクに基づいて、前記機関バルブの目標リフト量を設定する目標リフト量設定手段と、
    前記算出された目標トルクに基づいて、スロットル弁の目標開度を設定する目標開度設定手段と、
    前記作動領域制限手段により制限された前記機関バルブのリフト量を制限リフト量として、この制限リフト量が前記目標リフト量設定手段により設定された目標リフト量よりも小さい場合の作動制限時において、前記制限リフト量に応じたエンジンの目標制限トルクを算出する目標制限トルク算出手段と、
    前記目標制限トルク算出手段により算出された目標制限トルクに応じた前記スロットル弁の目標制限開度を設定する目標制限開度設定手段と、を含んで構成され、
    通常時においては、前記目標開度設定手段により設定された目標開度に基づいて前記スロットル弁を制御する一方、
    前記作動制限時においては、前記目標制限開度設定手段により設定された目標制限開度に基づいて前記スロットル弁を制御する請求項6〜9のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  11. エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
    前記エンジン回転数検出手段により検出されたエンジン回転数が前記摺動部に供給される潤滑油の温度に応じた所定の限界回転数よりも高い場合に、エンジン回転数を低下させるエンジン回転数低減手段と、を更に含んで構成される請求項1〜10のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  12. 前記限界回転数は、前記潤滑油の温度が高いときほど小さな値の回転数として設定される請求項11に記載のエンジンの制御装置。
  13. 前記エンジン回転数低減手段は、エンジンへの燃料の供給を制限するか、又はスロットル弁の開度を減少させることにより、エンジン回転数を低下させる請求項11又は12に記載のエンジンの制御装置。
  14. 前記検出された潤滑状態に基づいて、前記可変動弁装置に供給される潤滑油の圧力を増大させる圧力増大手段を更に含んで構成される請求項1〜13のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  15. 前記可変動弁装置を第1の可変動弁装置として、エンジンがこの第1の可変動弁装置以外に第2の可変動弁装置を備える場合に、
    前記圧力増大手段は、前記第2の可変動弁装置を停止させて、前記摺動部に供給される潤滑油の圧力を増大させる請求項14に記載のエンジンの制御装置。
  16. 前記検出された潤滑状態に基づいて、自動変速機による低速段への変速を制限する変速制限手段を更に含んで構成される請求項1〜15のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  17. 自動変速機の変速動作中に、前記作動領域制限手段による作動の制限を禁止する制限禁止手段を更に含んで構成される請求項1〜16のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  18. 前記リンク機構が偏心カムを有するものにおいて、
    前記潤滑状態検出手段は、前記摺動部の潤滑状態として、前記偏心カムにおける摺動部の潤滑状態を検出する請求項1〜17のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  19. 前記リンク機構が揺動カムを有するものにおいて、
    前記潤滑状態検出手段は、前記摺動部の潤滑状態として、前記揺動カムにおける摺動部の潤滑状態を検出する請求項1〜18のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
  20. 前記可変動弁装置は、
    前記カム軸としての駆動軸の外周に相対回転可能に取り付けられた、前記機関バルブを開閉させる駆動カムと、
    前記駆動軸の外周に偏心して固定された、前記偏心カムとしての偏心カムと、
    前記偏心カムの外周に相対回転可能に取り付けられたリング状リンクと、
    前記駆動軸と略平行に配置された制御軸と、
    前記制御軸の外周に偏心して固定された、前記揺動カムとしての揺動カムと、
    前記揺動カムの外周に相対回転可能に取り付けられ、その一端で前記リング状リンクと連係されたロッカーアームと、
    前記ロッカーアームをその他端で前記駆動カムと連係させるロッド状リンクと、
    前記機関バルブのバルブリフト特性を変化させるためのアクチュエータであって、前記制御軸と接続し、前記制御軸を回転させることにより前記ロッカーアームの揺動中心を変位させるアクチュエータと、を含んで構成され、
    前記潤滑状態検出手段は、前記摺動部の潤滑状態として、前記偏心カム及び揺動カムの少なくとも一方における摺動部の潤滑状態を検出する請求項1〜19のいずれかに記載のエンジンの制御装置。
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