JP2009045905A - ヘッドアレイユニット及び画像形成装置 - Google Patents

ヘッドアレイユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のヘッドをつなぎ合わせて構成されるヘッドアレイユニットの温度上昇を効果的に抑制する。
【解決手段】ヘッドユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材20に複数配列されて構成され、ヘッド固定部材20は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の個々を挟んで配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる温度調節流体流路(管路)23と、管路に接続する少なくとも2つのポート15,15とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明はヘッドアレイユニット及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば、記録液(液体)の液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッドともいう。)で構成した記録ヘッドを用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体(以下、インクともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行ものがある。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体にインク滴を吐出して画像形成を行う装置(単に液滴を吐出する液体吐出装置を含む)を意味し、また、「画像」とは、文字や図形等のなんらかの意味を有するものに限らず、パターンなどの有意でないものを含み、「画像形成」とは複数の液滴を吐出させて媒体に付着させることを意味し、また、「インク」とは所謂狭義のインクに限るものではなく、上記の意味での液滴として吐出される液体であれば特に限定されるものではない。
液体吐出ヘッドとしては、インクを充填した液室の壁の一部に振動板を設け、圧電アクチュエータ等により振動板を変位させ液室内の体積を変化させて圧力を高め液滴を吐出させる圧電型ヘッドや、液室内に通電によって発熱する発熱体を設けて、発熱体の発熱により生じる気泡によって液室内の圧力を高め、液滴を吐出させるサーマル型ヘッドが知られている。
このような液体吐出方式の画像形成装置においては、高速化を図るために、ノズル数、ヘッド数の増加などが行われている。最近では、短尺ヘッドを複数個つなぎ合わせる等して長尺のヘッドアレイユニット(特許文献1参照)を形成し、ヘッドを走査することなく画像を形成可能なライン型画像形成装置もある。また、高速化に対する別の解決方法としてインク吐出周波数を高くすることも行われている。
特開2004−160952号公報
ところが、多ノズル化や駆動高速化は、ヘッドの温度上昇を助長する。ヘッドの温度が上がると、内部のインクの温度も上昇し、インクの粘度変化によって、ヘッドの吐出特性が影響を受ける。そこで、従来の画像形成装置では、吐出状態を一定に維持すべく、ヘッドの温度に基づいてインク吐出信号などを制御するようにしている。
しかしながら、ノズル数の多いヘッドアレイユニットを高速駆動する場合には、温度上昇が激しいため、上述したインク吐出信号の制御のみでは対応しきれなくなってきている。
そこで、特許文献2にはヘッドアレイユニットとしての長尺ヘッドのヘッド基板を支持する固定部材内部に吐出用液体が供給される共通液室とは独立した液体経路を設けて、液体を循環させることにより積極的にヘッドの温度を一定に保つことが記載されている。
特開2006−181949号公報
しかしながら、特許文献2に記載のヘッドは、ヘッド基板の両端部のみ冷却媒体が流れる構造であり、最も蓄熱しやすいヘッド基板中央部を効果的に冷却できないという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数のヘッドをつなぎ合わせて構成されるヘッドアレイユニットの温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るヘッドアレイユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の個々を挟んで配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とした。
本発明に係るヘッドアレイユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とした。
本発明に係るヘッドアレイユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数千鳥配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とした。
これらの本発明に係るヘッドアレイユニットにおいて、管路は、ヘッドアレイユニットの長手方向に伸びた異なる複数の主管路と、異なる主管路をつなぐ副管路からなり、副管路はヘッドアレイユニットの長手方向に隣接する2つの液体吐出ヘッドの間に少なくとも2本設けられ、各々の副管路は主管路の長手方向の一方向に対して一方は鋭角に交差し、他方は鈍角に交差している構成とできる。
また、管路を流れる温度調節流体の流れの方向が切り替え可能である構成とできる。
この場合、ヘッドアレイユニットの少なくとも長手方向の異なる2箇所の温度に基づいて温度調節流体の流れの方向が決められる構成とできる。あるいは、液体吐出ヘッドの少なくとも長手方向の異なる2箇所の温度に基づいて温度調節流体の流れの方向が決められる構成とできる。
また、ヘッド固定部材は、温度調節流体を一方向に流したときに上流から下流に向かって熱伝達効率が大きくなる構成とできる。また、温度調節流体は液体吐出ヘッドから吐出される液体と同じである構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係るヘッドアレイユニットを備えている構成とした。
本発明に係るヘッドアレイユニットによれば、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、液体供給口の個々を挟んで配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成としたので、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
本発明に係るヘッドアレイユニットによれば、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成としたので、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
本発明に係るヘッドアレイユニットによれば、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数千鳥配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成としたので、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係るヘッドアレイユニットを備えているので、安定した液体吐出を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係るヘッドアレイユニットについて図1ないし図6を参照して説明する。なお、図1は同ヘッドアレイユニットを示す斜視説明図、図2は図1の仮想断面Aに沿う断面説明図、図3は図2のH−H線に沿う断面説明図、図4は図2のG−G線に沿う断面説明図、図5は図2のF−F線に沿う断面説明図、図6は液体吐出ヘッド要部拡大説明図である。
ヘッドアレイユニット100は、複数(ここでは6個とするが、これに限らない。)の短尺の液体吐出ヘッド1a〜1f(区別しないときは「液体吐出ヘッド1」という。)を、ヘッド長手方向と直交する方向に位置をずらして、ヘッド長手方向に配列されている、つまり、千鳥状に、ヘッド固定部材20に固定して構成した、ライン型ヘッドなどの長尺ヘッドである。
液体吐出ヘッド1は、図6にも示すように、サーマル型ヘッドであり、発熱体基板2と流路基板3から構成される。流路基板3には液滴を吐出する複数のノズル5、各ノズル5が連通する複数の個別液室6が設けられ、発熱体基板3には各個別液室6に対応してそれぞれ発熱体素子4が設けられている。発熱体基板2には、図示しないFPCなどの通電手段が接続されており、この通電手段を介して発熱体素子4にパルス電圧などが入力されることで発熱体素子4が駆動され、個別液室6内の液体に膜沸騰を生ぜしめ、ノズル5から液体の滴(液滴)が吐出される。本実施形態においては、図2及び図6に示すように、ヘッド長手方向に複数のノズル5を並べたノズル列が2列形成されており、各ノズル5に対応した個別液室6には、図2及び図3に示すように発熱体基板2の中央に設けられた共通液室7から液体が供給される構造となっている。
なお、ここでは、液室6内の吐出エネルギー作用部(発熱体部)へのインクの流れ方向とノズル5の開口中心軸とを直角となしたサイドシューター方式の構造としている。この方式は、発熱体素子4からのエネルギーをより効率良くインク滴の形成とその飛行の運動エネルギーへと変換でき、またインクの供給によるメニスカスの復帰も速いという構造上の利点があり、高速駆動に適している。
そして、これら6個の液体吐出ヘッド1の発熱体基板2の共通液室7を形成する開口に対応して、図2及び図3に示すように、共通液室7に液体を供給する部材を兼ねたヘッド固定部材20が接合されている。なお、本実施形態では、ヘッド固定部材20に直接各液体吐出ヘッド1が接合されているが、両者の間にスペーサプレートなどの他の部材が介在するような構成でもよい。
ヘッド固定部材20は、内部には6つの液体吐出ヘッド1全てに液体を供給する液体供給路21が形成され、液体供給路21の長手方向端部には液体を供給する供給ポート12と液体を排出する排出ポート13が形成されている。そして、この液体供給路21に連通する液体供給口22を介して液体吐出ヘッド1の共通液室7に液体を供給する。
なお、後述するが、このヘッド固定部材20は図示しない液体供給経路内に配置され、供給ポート12から液体供給路21を通じて排出ポート13に向けて液体を流して液体を循環させるようにしている。なお、図1などで供給ポート12に向かう矢印、排出ポート13から外側に向かう方向の矢印は、それぞれ液体の流入方向及び排出方向を示している(以下でも同様である。)。
また、ヘッド固定部材20には、内部にヘッドユニット100の温度を調節する温度調節流体が流れる温度調節流体流路23が設けられ、長手方向両端部には温度調節流体流路23に連通する温度調節流体ポート15、15が設けられている。この温度調節流体流路23は、図3に示すように、各液体吐出ヘッド1の液体供給口22の周囲を囲む形態で温度調節流体流路23が設けられ、温度調節流体ポート15を用いて温度調節流体が流れるようになっているとともに、前述したように液体供給路21と液体吐出ヘッド1の間に温度調節流体流路23が形成されているので、液体供給路21内の液体と液体吐出ヘッド1の温度を効率よく所望の温度に調節することができる。したがって、前述したようなサーマル方式の液吐出ヘッド1を用いて高速駆動しても、蓄熱する不具合がなく安定して液吐出を行うことができる。
このように、ヘッドアレイユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成され、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とすることで、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
また、ヘッドアレイユニットは、液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数千鳥配列されて構成され、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とすることで、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
次に、本発明の第2実施形態に係るヘッドアレイユニットについて図7ないし図11を参照して説明する。なお、図7は同ヘッドアレイユニットを示す斜視説明図、図8は図7の仮想断面Bに沿う断面説明図、図9は図8のD−D線に沿う断面説明図、図10は図8のC−C線に沿う断面説明図、図11は図8のB−B線に沿う断面説明図である。
このヘッドアレイユニット100のヘッド固定部材20では、温度調節流体流路23に連通する温度調節流体ポート15が両端に各々3個ずつ設けられている。そして、温度調節流体流路23は、図11に示すように、管状で異なる端面に設けられた温度調節流体ポート15を直線的に連結する主管路24と、主管路24の間を接続する副管路25から構成される。各液体吐出ヘッド1の液体供給口22は、その周囲を主管路24と副管路25からなる温度調節流体流路23によって囲まれる形態とされ、温度調節流体ポート15を用いて温度調節流体が流れるようになっている。
前述したように液体供給路21と液体吐出ヘッド1の間に温度調節流体流路23が形成されているので、液体供給路21内の液体と液体吐出ヘッド1の温度を効率よく所望の温度に調節することができる。
また、本実施形態では、温度調節流体流路23が管路24,25で形成されるので、前記第1実施形態に比べて熱交換のための表面積が大きく温度調節効率が良く、また、第1実施形態に比べて高速に温度調節流体を流すことができ、サーマル方式の液吐出ヘッドを用いて高速駆動しても、蓄熱する不具合がなく安定して液吐出ヘッド1から液吐出を行うことができる。
なお、ここでは、管路23(主管路24、副管路25)の断面は長方形であるが、これに限られるものではない。例えば、液体吐出ヘッド側を長辺とする台形断面の管路として、より温度交換効率が良好な構成とすることもできる。
また、温度調節流体流路23を形成する部分は、熱伝導性の良好な材質であることが好ましい。例えば、金属等の熱伝導率の大きな材質で形成すると、記録ヘッド1が発生する熱を効果的に奪って記録ヘッドの蓄熱を防止することができる。
例えば、SUS等の発泡金属(例えば、予備径600μm、気孔率95%程度のもの)を用いると温度調節液体との接触面積が大きくすることができるので、温度調節流体流路に使う材料として適している。熱伝導率が大きい材料として、シリカ、アルミナ、窒化ホウ素、マグネシア、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等の熱伝導性フィラーが充填された樹脂も好適である。樹脂材料を用いると、各ポートや液体供給路等と一体的に形成することができ、生産性が向上する。また、ヘッド固定部材20の液体吐出ヘッド1を固定する部分や温度調節流体流路23を構成する部分を金属等の高熱伝導材料で形成し、液体供給路21を安価な樹脂成型品で形成して両者を積層する構成とすることも有効である。
また、管路で温度調節流体流路23を形成する場合は、図12に示すように主管路24と副管路25が直角に交差する形態とすることもできるが、図11に示すように主管路24に対して副管路25が斜めに接続する形態とすれば、管路の接続部における温度調節流体の流れの分岐や合流が滑らかに行えるので好ましい。ただし、図11に示す例では、副管路25が直管で副管路25全体が主管路24に対して斜めに接続される構成であるが、斜めとする部分が主管路24との接続部だけの構成としてもよいし、曲管を用いて滑らかに接続するようにしてもよい。
次に、上記第2実施形態における温度調節流体ポート15、主管路24、副管路25の他の形態について図13ないし図15を参照して説明する。
図13に示す例(これを「A方式」という。)は、温度調節流体ポート15をヘッドアレイユニット100の長手方向の両端に各々1個にまとめた構成である。図14に示す例(これを「B方式」という。)は、温度調節流体排出ポート15が各々3個の別の構成である。図15に示す例(これを「D方式」という。))は、温度調節流体ポート15が各々2個の構成である。
このように、配管は様々に選択することができるが、いずれの形態の場合でも、一部に流れが集中したり、一部の流れが淀んだりしないで、全体に一様に温度調節流体が流れることが重要である。そのためには、主管路24や副管路25の太さを流れの分岐、合流の状況に対応して設定し、流量バランスを適正化することが好ましい。
ここで、この実施形態のヘッドアレイユニット100のように液体吐出ヘッド1が2列千鳥配置される構成における温度調節流体が流れる流路部分の流量比について図16及び図17を参照して説明する。なお、各図における「Q」は当該流路部分における流量を意味し、「2Q」は「Q」の2倍であること、「3Q」はQの3倍であることを意味している。
まず、液体供給口22が小さい場合は、図16に示すような流量比となるように配管することにより、全体に一様に温度調節流体を流すことができる。温度調節流体ポート同士の流量比の設定に関しては、管の太さを変えて調節しても良いし、個別にポンプを接続して、ポンプの出力を調節しても良い。
これに対し、液体供給口22が大きく(細長く)、ヘッドアレイユニット100の幅方向に隣接する液体供給口22がヘッドアレイユニット100の長手方向にオーバーラップするような場合には、図17に示すような配管構成(流路構成)とし、図示した流量比設定とすると良い。
例えば、図13及び図17(a)に示すA方式では、温度調節流体用のポートが1つずつでシンプルな構成とできるものである。しかしながら、各液吐出ヘッドの温度調節能力としては、液体吐出ヘッド幅方向(短手方向)の長辺部に作用する管路の流量が大きいB方式(図11及び図17(b)に示す構成)、あるいは、C方式(図14及び図17(c)参照)が優れている。
C方式は特に蓄熱しやすいヘッドアレイユニット100の幅方向の中央部の流量が大きいメリットがある。しかし、一方で、最もスペースの小さい液体供給口22の隣接境界部の流量を大きくしなければならないので、ヘッドアレイユニット100の幅方向に余裕のある場合でないと実施し難い。その点B方式は、液体供給口22の隣接境界部の管路を幅狭に設定でき、各液体吐出ヘッド1の長辺の両側を大流量とすることができるのでコンパクトな構成ながらも効率の良い温度制御を行うことができる。
また、D方式(図15及び図17(d)参照)は、温度調節流体用のポートが両側各2つであり、B方式やC方式に対しては温度調節能力が劣るが、シンプルな構成とできる。
また、A方式では温度調節流体用のポートが各1つであるためにポートが故障するとヘッドアレイユニット100の温度調節が完全に停止してしまうため、液体吐出ヘッド1の駆動周波数を下げるなど駆動を大幅に制限しなければならないが、他の方式では複数ずつポートがあるので、性能低下はあるものの、ある程度の温度調節は可能で、液体吐出ヘッド1の駆動制限を緩和することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係るヘッドアレイユニットについて図18を参照して説明する。
この実施形態は、上記第2実施形態における主管路24を連結する副管路25を省略しし、主管路24のみの構成としたものである。このような構成でも、液体吐出ヘッド1a、1b、1cの列も液体吐出ヘッド1d、1e、1fの列も、どちらも主管路24が各々の液体吐出ヘッド1の液体供給口22を挟むように配置され、各列の液体吐出ヘッド1の両サイドを温度調節流体が流れるので、温度調節を行うことができる。この方式は、副管路を設けた構成より若干温度調節能力は劣るが、構成がシンプルであるため著しく製造が容易であるというメリットがある。
このように、ヘッド固定部材は、液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、供給口の個々を挟んで配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する構成とすることで、温度上昇を効果的に抑制し、安定した液体吐出性能を維持できるようになる。
次に、本発明の第4実施形態に係るヘッドアレイユニットについて図19を参照して説明する。なお、図19は同ヘッドアレイユニットの斜視説明図である。
ここでは、上記第2実施形態のヘッドアレイユニット100において、各液体吐出ヘッド1の両端部に温度センサ27が設けられている。
ヘッドアレイユニット100を用いて液体を吐出すると液体吐出ヘッド1の発熱でヘッドアレイユニット100の温度が変化する。温度変化によって液体の吐出特性が変化しないように温度調節流体を流してヘッドアレイユニット100の温度調節をするが、温度調節流体は液体吐出ヘッド1と熱の出し入れを行うので、温度調節流体自体の温度もヘッドアレイユニット100内で変化する。
例えば、ヘッドアレイユニット100の発熱を抑えるための冷媒として温度調節流体を流す場合、ヘッドアレイユニット100の発熱量が多い場合には、ヘッドアレイユニット100の中を流れる間に温度調節流体の温度が上昇するため、温度調節流体の供給側の温度調節流体ポート15付近と温度調節流体の排出側の温度調節流体ポート15付近では、温度調節流体の温度が異なり、冷却効果に差が生じる。その結果、ヘッドアレイユニット100の長手方向に温度分布が生じてヘッドの長手方向で液体の吐出特性がばらついてしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、各液体吐出ヘッド1に温度センサ27を設けているため、ヘッドアレイユニット100の温度をもとに温度調節流体の全体の流量を調節できるだけでなく、ヘッドアレイユニットの温度分布100を検知して温度調節流体の流れの方向を切り替えることで、ヘッドアレイユニット100内の温度勾配を小さく抑えることができる。
なお、ここでは、液体吐出ヘッド1の両端に1つずつ温度センサ27を設けているが、温度センサ27は液体吐出ヘッド1自体にある必要はなく、ヘッド固定部材20に設けることもできる。ただし、温度センサ27は液体吐出ヘッド1の液体吐出回路と一緒に形成することが可能であるので、液体吐出ヘッド1に設ける方が好ましい。
また、温度センサ27は各液体吐出ヘッド1に必ずしも2個必要ではなく、1個でも良いが、両端に2個設けると、より細かい温度制御が可能である。つまり、1つの液体吐出ヘッド1内の温度勾配をキャンセルするように温度調節流体を制御するといったことも可能となる。
さらに、温度センサを少なくする構成としては、例えばヘッドアレイユニット100の両端の液体吐出ヘッド1にのみ設けるようにしても、温度調節流体の流れ方向をヘッドアレイユニット100の温度勾配に関する実測情報をもとに制御することができる。
さらには、温度センサを用いず、液体吐出信号などからヘッドアレイユニット100の温度分布を予測し、温度調節流体を制御することもできる。
次に、本発明の第5実施形態に係るヘッドアレイユニットについて図20を参照して説明する。なお、図20は同ヘッドアレイユニットの平断面説明図である。
上述した第4実施形態では、温度調節流体の流れの方向を制御してヘッドアレイユニット100の温度勾配の発生を抑制しているが、ヘッドアレイユニット100の構造によって温度調節流体の流れの方向を変えずに温度勾配を抑制することもできる。
そこで、この第5実施形態では、温度調節流体が流れる温度調節流体管路を流体の位置口側から出口側に向かって順次分岐させて形成している。つまり、本実施形態では図中の矢印Jから矢印Mの方向のみに温度調節流体が流れる。
例えば、温度調節流体が冷媒でありヘッドアレイユニット100を冷却する場合について説明すると、温度調節流体がポート15iに入り、液体吐出ヘッド1を1a→1d→1b→1e→1c→1fの順(液体供給口22でいうと、22a→22d→22b→22e→22c→22fの順)に冷やしながら流れる。下流に流れるに従って温度調節流体自体の温度が上昇するので、温度調節流体自体の冷却能力は減少する。そこで、温度調節流体の流れの上流から下流に向かって管路(主管路24、副管路25)の本数を増加し、熱交換する表面積を増やすようにし、下流ほど熱伝達効率を大きくしている。
このように、下流ほど熱伝達効率を大きくすることにより、冷媒の温度は上流と下流で異なっても、上流と下流の温度を均一に調節することができる。
このように温度調節流体の流れの下流ほど熱伝達効率を大きくする構成は、上記実施形態のように管路を増やして熱交換表面を増やす構成に限るものではない。例えば、例えば、管路と液体吐出ヘッドの距離を下流ほど近づける構成とすることができる。また、ヘッド固定部材内で管路の占める割合を下流の方を多くする構成とすることもできる。さらには、下流側のみファンなどによって冷却したり、ヘッドアレイユニットの構造を下流側ほど放熱しやすい形状にする構成とすることもできる。
なお、本実施形態の構成では、下流側のポート15を4つ設ける構成としているが、1つにまとめる構成とすることもできる。ポート15を複数の構成とすると、ポート15の更に下流側に弁を設けることにより、ヘッドアレイユニットの温度分布を測定して適宜弁を走査することでヘッドアレイユニットの温度分布をより細かく制御することが可能となる。
上記各実施形態では、6個の液体吐出ヘッドを2列の千鳥配列とするヘッドアレイユニットの例を示したが、ヘッドアレイユニットの構成はこれに限られるものではない。2次元的に多数の液体吐出口を有するヘッドアレイユニットに形成される液体吐出ヘッドの配置に応じて、適宜、ハニカム形状の配管で構成される温度調節流体流路を液体吐出ヘッドの液体供給口周囲を囲む形態で液体吐出ヘッドの裏面に配置し、温度調節流体流路の内部に温度調節流体を流すことで、液体吐出ヘッドの裏面全体をくまなく効率よく温度制御できる。
また、温度調節液体を出入りさせるポートも両端のみではなく、例えば流出入するポートを長手方向の適所に設けることもできる。このようにすると、ヘッドアレイユニットをブロックごとに温度調節することもできる。
次に、本発明に係る画像形成装置に本発明に係るヘッドアレイユニットを備える例について説明する。なお、ここでは、液体としてインクを吐出し、ファクシミリ装置、複写装置、これらの複合機などにも適用可能なインクジェットプリンタに適用した例を説明するが、本発明に係る画像形成装置は、狭義のインク以外の液体、例えばDNA試料やレジスト、パターン材料などを吐出する画像形成装置にも適用することができる。
まず、本発明に係る画像形成装置の第1実施形態について図21ないし図23を参照して説明する。なお、図21は同画像形成装置の構成図、図22は同装置の維持回復時の状態を示す説明図、図23は液体供給経路の説明に供する模式的説明図である。
この画像形成装置は、搬送される最大の紙幅に対応した長さを有するヘッドユニット100からなる記録ヘッド(100K、100C、100M、100Y)が異なる4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色)のインクごとに4つ設けられたラインプリンタである。4つの記録ヘッド1は、ヘッドフレーム36に固定されており、図示しないヘッド昇降機構により4つのヘッド1が同時に上下に移動可能な構成となっている。
記録ヘッド100K、100C、100M、100Yのすぐ下方にはインクにより画像が記録される記録紙が搬送される。記録紙は、給紙トレイ38に積載保持されており、図示しない分離給紙機構により1枚ずつ送り出され、紙搬送ベルト30によって搬送され、記録完了後、排紙トレイ39に排紙される。
紙搬送ベルト30は、ベルト搬送ローラ31とテンションローラ32によって張架されており、表層は樹脂材で構成された高抵抗層、裏層は樹脂材料にカーボンによる抵抗制御を行った中抵抗層の2層構造である。この紙搬送ベルト30には、金属ローラの外層に中抵抗層が形成され最外層に薄い高抵抗層が形成された帯電ローラ33が接触されている。
そこで、帯電ローラ33に高電圧を印加することにより、紙搬送ベルト30と帯電ローラ33のニップ部近傍のエアーギャップで放電が生じ、紙搬送ベルト30上に電荷が付着する。帯電ローラ33に印加する電圧を正負の交流電圧とすると、紙搬送ベルト30上には正負の電荷が交互にストライプ状に付着する。このように帯電した紙搬送ベルト30に記録紙を供給すると、静電力によって記録紙が紙搬送ベルト30に吸着する。記録紙が強固に紙搬送ベルト30に保持された状態で印字を行うことができるため、高速に用紙を搬送しながら印字を行う場合でも、安定した印字品質を得ることができる。
記録ヘッド100K、100C、100M、100Yを構成するヘッドユニット100の各液体吐出ヘッド1は、前述した第1実施形態で示すような発熱体4の駆動によるインクの膜沸騰により吐出圧を得るサーマル方式のものとし、液室6内の吐出エネルギー作用部(発熱体部)へのインクの流れ方向とノズル5の開口中心軸とを直角となしたサイドシューター方式の構成としている。
このような構成とすることによって、発熱体4からのエネルギーをより効率良くインク滴の形成とその飛行の運動エネルギーへと変換でき、またインクの供給によるメニスカスの復帰も速いという構造上の利点を有する。また、エッジシューター方式において問題となる気泡が消滅する際の衝撃により発熱体4を徐々に破壊する、いわゆるキャビテーション現象をサイドシューターであれば回避することができる。つまり、サイドシューターにおいて気泡が成長し、その気泡がノズル5に達すれば気泡が大気に通じることになり温度低下による気泡の収縮が起こらない。そのため、記録ヘッドの寿命が長いという長所を有する。
この液体吐出ヘッド1は、例えば次のようにして製作することができる。まず、発熱体基板2は、熱酸化によって形成されたSiO2膜を有するシリコンウエハ上に発熱抵抗体層としてHfBをRFマグネトロンスパッタで積層し、更に電極層としてAlをEB蒸着法で積層する。次に、フォトリソ技術によりAl層をリン酸硝酸系エッチング液でエッチングした。次に、RIEを用いて、発熱抵抗体層をエッチングする。発熱体4を露出するために、露出部分に相当する部分を除いた部分にレジスト膜を形成し、エッチング液で処理してレジストの設けられていない部分にあるAlをエッチングして、一対の電極間に発熱体4を設ける。最後に、電気熱変換体上に保護層としてのSiO層を、更に発熱体配列部以外の部分にポリイミド層を設けて発熱体基板2を形成する。
次いで、この発熱体基板2上に、溶解可能な樹脂層としてポリメチルイソプロペニルケトン(東京応化工業(株)社製ODUR−1010)をPET上に塗布、乾燥しドライフィルムとしたものをラミネートにより転写する。プリベーク後、個別液室6に対応するパターン露光を行い、メチルイソブチルケトン/キシレン=2/1を用いて現像する。次に、エポキシ樹脂、光カチオン重合開始剤、シランカップリング剤からなる樹脂組成物をメチルイソブチルケトン/キシレン混合溶媒に50wt%の濃度で溶解し、スピンコートにて感光性被覆樹脂層を形成する。その後、ノズル5に対応するパターン露光及びアフターベークを行った後、メチルイソブチルケトンで現像を行い、ノズル5を形成する。
さらに、メチルイソブチルケトン中に超音波を付与しつつ浸漬し、残存している溶解可能な樹脂を溶出し、150℃ 1時間加熱し感光性被覆材料層を完全に硬化させた。最後に、共通液室7を、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)によるシリコンの異方性エッチングにより形成する。このとき、作製した液室部材2がダメージを受けないように、環化ゴムからなる保護層でシリコン基板のノズル5を形成した側の面を保護する。
以上により、600dpi/列、1200CH/列(1列に1200個のノズル5が配置されているという意味)、ノズル列間距離240μmの短尺の液体吐出ヘッド1を作製することができる。
液体吐出ヘッド1を固定するヘッド固定部材20には、図2ないし図5に示すように、液体吐出ヘッド1の共通液室7に連通する液体供給口22と液体供給路21を設け、液体供給路21に連通する液体供給ポート12、液体排出ポート13を長手方向端部に形成した。また、液体供給路21と液体吐出ヘッド1の間に温度調節流体流路23を形成し、温度調節流体流路23に連通する温度調節流体ポート15をヘッド固定部材20に設けた。図2の矢印Kで示す境界の液体吐出ヘッド1側をステンレスの切削加工品の貼り合わせで形成し、液体供給路21側を変性PPE樹脂の成型加工で形成し、両者を接着してヘッド固定部材20を製作した。図1に示すように6つの液体吐出ヘッド1(1a〜1f)は1つのヘッド固定部材20に接合されて、同じ色のインクが供給され、ヘッドを単一で使用する場合に対して6倍の幅の記録を行うことができるようにした。
このようにして形成したヘッドアレイユニット100を図23に示すようなインク供給系(経路)に接続している。このインク供給系において、ヘッドタンク70はヘッドアレイユニット100にインクを供給すると共に、気泡を受け入れて外部に排出する機能を有するもので、内部が第1インク室71と上部に大気開放口73が設けられた第2インク室72に分けられており、ポンプP2によって第2インク室72から第1インク室71にインクを移送可能になっている。第2インク室72にはインクカートリッジ76が接続されており、フィルタ75によってろ過されたインクがポンプP1によってヘッドタンク70の第2インク室72に補充可能な構成となっている。
このヘッドタンク70の第2インク室72の底面にはインクポートが設けられ、常開のバルブV2を介してヘッドアレイユニット100のヘッド固定部材20の排出ポート13に接続されている。また、第2インク室72のインク量はインク液面とヘッドアレイユニット100の水頭差hが一定の値(10〜150mm)になるように液位検知センサ74の検知結果に基づいて管理される。
ここで、通常の画像形成時においては、ポンプP1、P2は停止状態、バルブV2のみ開状態にする。インクは、第2インク室72から排出ポート13を経由してヘッドアレイユニット100に供給される。インク消費により第2インク室72の液面が所定の位置よりも低くなると、液位検知センサ74が検出する。その場合は、バルブV1を開き、ポンプP1を動作させてインクカートリッジ76から第2インク室72にインクを補充する。補充停止は液位検知センサ74を利用して制御する。
また、ヘッドの目詰まり等が生じた場合は、ヘッドアレイユニット100の回復動作を行う。図21の状態からヘッドアレイユニット100が上方に移動し、維持ユニット35が水平方向に移動(図21の状態から図面の右方向に移動)して、ヘッドアレイユニット100の真下に配置される。そして、ヘッドアレイユニット100が少し下降して、図24に示すように維持ユニット35のキャップ40に密着した状態にする。
この状態で、図23のバルブV1、V2を閉じてポンプP2のみを一定時間駆動する。これにより、第1インク室71内のインクが加圧されてヘッドアレイユニット100に流れ込む。このとき、バルブV2が閉じているので、インクはヘッドアレイユニット100のノズル5から排出される。この排出されるインクと一緒にヘッドの目詰まりの原因となっていた気泡や異物が除去される。ポンプP2を停止後、ヘッドアレイユニット100をキャップと非接触状態になるレベルに上昇し、維持ユニット35を水平方向に移動(図22の状態から図面の右方向に移動)して、図25に示すようにヘッドアレイユニット100のノズル面をワイパブレード41でワイピングする。ワイピングによりノズル5にメニスカスが形成された後、バルブV2を開いてヘッドアレイユニット100を水頭差hに相当する負圧状態に保持する。
キャップ40内にはヘッドアレイユニット100から排出されたインクが溜まるので、それをポンプ45で吸引して廃液タンク44に廃出する。なお、キャップ40内のインクをフィルタを用いてろ過すれば、廃液タンク44ではなくヘッドタンク70の第2インク室72に戻すようにして吸引したインクをも再利用することも可能である。
その後、ヘッドアレイユニット100の昇降及び維持ユニット35の水平移動により図21の状態で記録動作を行うか、図22の状態で記録指示があるまで待機する。この回復動作により、目詰まりが解消し、ヘッドアレイユニット100を良好な状態に維持することができる。
一方、図23に示すように、ヘッド固定部材20の温度調節流体ポート15には樹脂チューブとポンプP3を介して温度調節流体タンク50と接続し、温度調節流体タンク50内に収容される温度調節流体51を循環可能な配管経路を形成している。温度調節流体51としては水を用いた。
以上のような画像形成装置を用いて連続印字を行った。まず、温度調節流体51をヘッドアレイユニット100に供給しない状態で連続印字を行った。その結果、文字画像のみの印字では問題なく印字できたが、写真画像の印字では、初期的には良好な印字品質が得られたが、500枚目ぐらいから画像データにないドットがチリ状に出力紙に多数付着され、所望の画質が得られない不具合が生じた。
次に、温度調節流体51を2cc/sの流量で循環させながら、先と同様の写真画像で評価を行った。その結果、500枚以上の枚数の印字でも画質劣化することなく印字を継続することができた。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について説明ずる。
ここでは、第1実施形態の画像形成装置において、ヘッドアレイユニット100を図19に示す温度センサ27を搭載した液体吐出ヘッド1を6個ヘッド固定部材20上に固定したものを用いた。ヘッド固定部材20の内部は、図11に示すように液体供給路21とハニカム状に配管された管状の温度調節流体流路23が設けられるものとした。図8の矢印Lで示す境界の液体吐出ヘッド1側をステンレスの切削加工品の貼り合わせで形成し、液体供給路21側を変性PPE樹脂の成型加工で形成し、両者を接着してヘッド固定部材20を製作した。
この画像形成装置を用いて第1実施形態と同様に連続印字試験を行った。温度調節流体としては水を用い、図17(b)の流量比となるように温度調節ポート15に樹脂チューブを接続し、図23に示すように温度調節流体タンク50と循環流路系を構成した。
そして、1cc/sの流量で温度調節流体51を循環させながら写真画像を連続印字したところ、良好な画質で多数枚の印字を行うことができた。ここで使用したヘッドアレイユニット100は、温度調節流体流路23が管状に形成されているので、温度調節流体流路23内の温度調節流体の入れ替えが第1実施形態で用いたヘッドアレイユニットのものよりも確実に行えるので、流量を小さくしても同じ効果を得ることができた。
次に、印字する画像を、ベタ画像に変更して連続印字を行った。その結果、多数枚印字した場合に、図19に示す液体吐出ヘッド1fで描画する部分に異常画像が出る結果となった。各液体吐出ヘッド1a〜1fの温度センサ27の検出温度を測定したところ、液体吐出ヘッド1aが最も温度が低く、液体吐出ヘッド1fが最も温度が高く、その差は10℃であることが判明した。そこで、温度調節流体の流量を2cc/sとしたところ、前述した両端の液体吐出ヘッド1aと1fの温度差は3℃に下げることができ、同じ条件でベタ画像を多数枚連続印字しても異常画像が出なくすることができた。
また、6つの液体吐出ヘッド1の温度センサ27の出力値をもとに、図23に示すポンプP3の送液方向を逆転させる制御を行ったところ、温度調節流体51の流量が1ccでも各液体吐出ヘッド1の温度ばらつきを4℃程度に抑えることができ、ベタ画像を良好に連続印字することができた。
なお、図23に示すインク供給系のような吐出する液体を循環させるシステムを有する場合には、バルブV2を開いた状態でポンプP2を駆動し、ヘッドアレイユニット100の液体供給路21内の液体を静かに循環させながら液体を吐出させることが可能である。その場合には、液体供給路21内の液体の流れ方向と逆方向に温度調節流体流路23内の温度調節流体51を流すとヘッドアレイユニット100に温度勾配ができにくく好適である。
次に、本発明に係る画像形成装置の第3実施形態について図26を参照して説明する。
ここでは、ヘッドアレイユニット100に供給する温度調節流体としてヘッドアレイユニット100が吐出する液体を流用している。つまり、ヘッドアレイユニット100の一方のポート15を第1インク室71に接続し、他方のポート15はポンプP3を介して第1インク室71に接続している。
この構成はヘッドアレイユニット100が吐出する液体が高粘度である場合は、温度制御するために必要な流量を得るためのポンプP3の負荷が大きくなるため好適ではない。しかしながら、低粘度液体を吐出する場合には、上記実施形態における温度調節流体タンク50が不要となり、装置が簡易になるメリットがある。
なお、温度調節流体タンク50も含めて温度調節流体の配管の一部に加熱装置や冷却装置を接続して温度調節流体自体の温度を積極的に制御する構成とすることもできる。また、図27に示すように、吐出する液体がインクカートリッジ76から直接的にヘッドアレイユニット100に供給されるのみで、ヘッドタンクなどのサブタンクを用いて循環しない構成にも適用できる。
また、ヘッドアレイユニットは短尺ヘッドを複数千鳥状に配列されて構成されたもので、液体吐出ヘッドはノズルアレイが2次元的に多数配置され、ノズルアレイに液体を供給する液体供給口が複数設けられる構成のヘッドについても、同様に液体供給口を囲むようにノズルアレイの背面に温度調節流体流路を形成すれば、同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るヘッドアレイユニットの斜視説明図である。 図1の仮想断面Aに沿う断面説明図である。 図2のH−H線に沿う断面説明図である。 図2のG−G線に沿う断面説明図である。 図2のF−F線に沿う断面説明図である。 液体吐出ヘッドの要部拡大説明図である。 本発明の第2実施形態に係るヘッドアレイユニットの斜視説明図である。 図7の仮想断面Bに沿う断面説明図である。 図8のD−D線に沿う断面説明図である。 図8のC−C線に沿う断面説明図である。 図8のB−B線に沿う断面説明図である。 同実施形態の比較例に係るヘッドアレイユニットの平断面説明図である。 同実施形態の他の第1例を示す平断面説明図である。 同実施形態の他の第2例を示す平断面説明図である。 同実施形態の他の第3例を示す平断面説明図である。 相対的に短い液供給口を有し、主管路と副管路で構成される温度調節流体流路の構成と各部における流量比の関係の一例を示す説明図である。 相対的に長い液供給口を有し、主管路と副管路で構成される温度調節流体流路の構成と各部における流量比の関係の一例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るヘッドアレイユニットの平断面説明図である。 本発明の第4実施形態に係るヘッドアレイユニットの斜視説明図である。 本発明の第5実施形態に係るヘッドアレイユニットの平断面説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の説明に供する構成図である。 同装置の維持回復時の状態を示す説明図である。 同装置の液体供給経路の説明に供する模式的説明図である。 同画像形成装置の維持回復動作の説明に供する説明図である。 同じく維持回復動作の説明に供する説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の説明に供する同装置の液体供給経路の説明に供する模式的説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第3実施形態の説明に供する同装置の液体供給経路の説明に供する模式的説明図である。
符号の説明
1、1a〜1f…液体吐出ヘッド
2…発熱体基板
3…流路形成部材
5…ノズル
6…液室
7…共通液室
20…ヘッド固定部材
21…液体供給路
22、22a〜22f…液体供給口
23…温度調節流体流路(管路)
24…主管路
25…副管路
100…ヘッドユニット
100K、100C、100M、100Y…記録ヘッド

Claims (10)

  1. 液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、
    前記ヘッド固定部材は、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、
    前記供給口の個々を挟んで配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、
    前記管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  2. 液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、
    前記ヘッド固定部材は、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、
    前記供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、
    前記管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  3. 液滴を吐出する液体吐出ヘッドがヘッド固定部材に複数千鳥配列されて構成されたヘッドアレイユニットにおいて、
    前記ヘッド固定部材は、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給口と、
    前記供給口の周囲に配され、このヘッドアレイユニットの温度を調節する温度調節流体が流れる管路と、
    前記管路に接続する少なくとも2つのポートと、を有する
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のヘッドアレイユニットにおいて、
    前記管路は、前記ヘッドアレイユニットの長手方向に伸びた異なる複数の主管路と、異なる主管路をつなぐ副管路からなり、前記副管路は前記ヘッドアレイユニットの長手方向に隣接する2つの液体吐出ヘッドの間に少なくとも2本設けられ、各々の前記副管路は前記主管路の長手方向の一方向に対して一方は鋭角に交差し、他方は鈍角に交差している
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のヘッドアレイユニットにおいて、
    前記管路を流れる前記温度調節流体の流れの方向が切り替え可能である
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  6. 請求項5に記載のヘッドアレイユニットにおいて、
    前記ヘッドアレイユニットの少なくとも長手方向の異なる2箇所の温度に基づいて前記温度調節流体の流れの方向が決められる
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  7. 請求項5に記載のヘッドアレイユニットにおいて、
    前記液体吐出ヘッドの少なくとも長手方向の異なる2箇所の温度に基づいて前記温度調節流体の流れの方向が決められる
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  8. 請求項1ないし4のいずれかに記載のヘッドアレイユニットにおいて、
    前記ヘッド固定部材は、前記温度調節流体を一方向に流したときに上流から下流に向かって熱伝達効率が大きくなる
    ことを特徴とするヘッドアレイユニット。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のヘッドアレイユニットにおいて、前記温度調節流体は前記液体吐出ヘッドから吐出される前記液体と同じであることを特徴とするヘッドアレイユニット。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のヘッドアレイユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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