JP2009044978A - 食品の甘味及びコク味増強方法、食品の製造方法、食品、及び調味料組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊離アミノ酸含有量が5重量%以上である酵母エキスを用いることを特徴とする、食品の甘味及びコク味増強方法、前記酵母エキスのイノシン酸含有量とグアニル酸含有量の合算値が1重量%以上であることを特徴とする食品の甘味及びコク味増強方法、前記いずれか記載の甘味及びコク味増強方法を用いることを特徴とする食品の製造方法、前記製造方法を用いて製造された食品、及び、遊離アミノ酸量が5重量%以上である酵母エキスを含むことを特徴とする調味料組成物。
【選択図】なし
Description
また、本発明は、前記酵母エキスのイノシン酸含有量とグアニル酸含有量の合算値が1重量%以上であることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記食品が、卵、乳、豆類、カカオからなる群より選ばれる1以上を原料とする甘味系食品であることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記甘味系食品が、カスタードクリーム、カスタードプリン、生クリーム、ヨーグルト、クッキー、あんこ、おしるこ、生チョコレートからなる群より選ばれる食品であることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、食品中の前記酵母エキス由来の遊離アミノ酸含有量が、1重量%以下とすることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記酵母エキスが、サッカロマイセス(Saccharomyces)に属する菌又はキャンディダ(Candida)に属する菌から得られた酵母エキスであることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記酵母エキスの遊離グリシン含有量が0.4重量%以上、遊離バリン含有量が0.5重量%以上、遊離アラニン含有量が1.5重量%以上であることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記酵母エキスの遊離グルタミン酸含有量が3重量%以上、遊離システイン含有量が0.1重量%以上であることを特徴とする甘味及びコク味増強方法を提供するものである。
また、本発明は、前記いずれか記載の甘味及びコク味増強方法を用いることを特徴とする食品の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、前記製造方法を用いて製造された食品を提供するものである。
また、本発明は、遊離アミノ酸量が5重量%以上である酵母エキスを含むことを特徴とする調味料組成物を提供するものである。
また、本発明は、さらに、イノシン酸含有量とグアニル酸含有量の合算値が1重量%以上である酵母エキスを含むことを特徴とする調味料組成物を提供するものである。
また、本発明において用いられる酵母エキスとしては、特に、遊離グリシン含有量が0.4重量%以上、遊離バリン含有量が0.5重量%以上、遊離アラニン含有量が1.5重量%以上である酵母エキスであることが好ましい。さらに、遊離グルタミン酸含有量が3重量%以上、遊離システイン含有量が0.1重量%以上であることがより好ましい。その他、遊離アミノ酸含有量が5重量%以上であって、かつ、遊離イソロイシン含有量が0.15重量%以上、遊離ロイシン含有量が0.25重量%以上、遊離フェニルアラニン含有量が0.15重量%以上である酵母エキスであってもよい。遊離アミノ酸のなかで、特にこれらの種類の遊離アミノ酸を豊富に含むことにより、バランスよく甘味とコク味を増強することができ、食品特有の美味しさをさらに増強することができるためである。
一方で、低カロリー甘味料の中には、独特の希薄な甘味質を有するために違和感を生ずるものがあるが、このような低カロリー甘味料を用いた甘味系食品に対して、本発明の甘味及びコク味増強方法を用いることにより、甘味のコクを増し、より自然な甘味質を有することもできる。
表1記載の各酵母エキスに含有されている遊離アミノ酸量、全アミノ酸量、及び核酸量を測定した。なお、核酸量は、5’−イノシン酸ナトリウムと5’−グアニル酸ナトリウムの合計量(7水和物として計算)を酵母エキス中の含有比(%)で示している。表中、「IG20」はバーテックスIG20(ジェイティフーズ社製)を、「21−A」はイーストエキス21−A(ジェイティフーズ社製)を、「21−TF」はイーストエキス21−TF(ジェイティフーズ社製)を、それぞれ意味する。また、「アロマイルド」は興人社製の酵母エキスであり、「ミーストN」はアサヒフードアンドヘルスケア社製の酵母エキスであり、「ギステックス」はイワキ社製の酵母エキスである。
表1の測定結果から、いずれの酵母エキスも遊離アミノ酸を5重量%以上含有しているが、バーテックスIG20は遊離アミノ酸含有量とIG核酸含有量が共に高い酵母エキスであり、アロマイルドは遊離アミノ酸含有量が高く、IG核酸含有量が低い酵母エキスであり、イーストエキス21−TFは遊離アミノ酸含有量とIG核酸含有量が共に低い酵母エキスであり、その他は遊離アミノ酸含有量が高く、ほとんどIG核酸を含有していない酵母エキスであることが分かった。
表2〜11に記載の配合量にて、各甘味系食品を常法により製造した。なお、表中「IG20」は、バーテックスIG20を意味する。また、表3記載の原料の生クリームは、動物性の脂肪分47%のものである。
これらの結果から、遊離アミノ酸が5重量%以上、IG核酸含有量が1重量%以上である酵母エキスを、甘味系食品の種類に応じた適切な配合比で原料として用いることにより、様々な甘味系食品の甘味とコク味を強化し得ることが明らかである。
各種酵母エキスを副原料としたカスタードクリームの、甘味とコク味の変化について調べた。
具体的には、牛乳250.0g、グラニュー糖60.0g、卵黄60.0g、薄力粉10.0g、コーンスターチ10.0gからなるカスタードクリームに、配合比が表12記載の比率(%)になるように酵母エキスを配合したカスタードクリームをそれぞれ製造した。得られたカスタードクリームを、酵母エキスを配合しなかったカスタードクリームと比較して、甘味とコク味が増強されたかどうかを評価した。評価結果は表12に示した。表中、「±」は、甘味とコク味が、酵母エキスを配合しなかったカスタードクリームと比較して、特に違いがなかったことを、「+」は増強されていたことを、「++」は強く増強されていたことを、「+++」は非常に強く増強されていたことを、それぞれ表している。また、「−」、「−−」及び「−−−」は、甘味とコク味は増強されず、かつ、酵母エキス由来の酵母臭や酸味により、官能上好ましくなかったことをそれぞれ表している。なお、表中、「IG20」はバーテックスIG20を、「21−A」はイーストエキス21−Aを、「21−TF」はイーストエキス21−TFを、それぞれ意味する。
また、バーテックスIG20とアロマイルドは、IG核酸含有量がほぼ同程度であるにもかかわらず、アロマイルドよりもバーテックスIG20のほうが、より少量の添加量で甘味とコク味の増強効果が得られた。これらの酵母エキスの差は、遊離アミノ酸含有量の差であると考えられる。つまり、この結果から、遊離アミノ酸を5重量%以上含有している酵母エキスよりも、遊離アミノ酸を10重量%以上含有している酵母エキスのほうが、甘味系食品に対する甘味とコク味の増強効果が高いことが明らかである。
各種酵母エキスを副原料としたクッキーの、甘味とコク味の変化について調べた。
具体的には、無塩バター70.0g、グラニュー糖45.0g、食塩0.2g、全卵25.0g、薄力粉90・0g、ベーキングパウダー0.7g、コーンスターチ10.0gからなるクッキーに、配合比が表13記載の比率(%)になるように酵母エキスを配合したクッキーをそれぞれ製造した。得られたクッキーを、酵母エキスを配合しなかったクッキーと比較して、甘味とコク味が増強されたかどうかを評価した。評価結果は表13に示した。なお、表中の酵母エキス名や符号は、表12記載のものと同一である。
この結果、実施例2と同様に、全ての種類の酵母エキスにおいて、0.0013〜5%の配合比のいずれかにおいて、クッキーの甘味とコク味の増強が観察された。
各種酵母エキスを副原料とした生クリームの、甘味とコク味の変化について調べた。
具体的には、動物性脂肪47%の生クリーム180.0gと砂糖20.0gからなる生クリームに、配合比が表14記載の比率(%)になるように酵母エキスを配合した生クリームをそれぞれ製造した。得られた生クリームを、酵母エキスを配合しなかった生クリームと比較して、甘味とコク味が増強されたかどうかを評価した。評価結果は表14に示した。なお、表中の酵母エキス名や符号は、表12記載のものと同一である。
この結果、実施例2及び3と同様に、全ての種類の酵母エキスにおいて、0.0013〜5%の配合比のいずれかにおいて、生クリームの甘味とコク味の増強が観察された。
各種酵母エキスを副原料とした生チョコレートの、甘味とコク味の変化について調べた。
具体的には、ミルクチョコレート170.0g、生クリーム80.0g、水あめ10.0gからなる生チョコレートに、配合比が表15記載の比率(%)になるように酵母エキスを配合した生チョコレートをそれぞれ製造した。得られた生チョコレートを、酵母エキスを配合しなかった生チョコレートと比較して、甘味とコク味が増強されたかどうかを評価した。評価結果は表15に示した。なお、表中の酵母エキス名や符号は、表12記載のものと同一である。
この結果、実施例2〜4と同様に、全ての種類の酵母エキスにおいて、0.0013〜5%の配合比のいずれかにおいて、生チョコレートの甘味とコク味の増強が観察された。
「みるくでプリンミックス」(丸美屋社製)の、プリンミックス粉25gに、牛乳200g、及びバーテックスIG20(ジェイティフーズ社製)0.07gを添加して混合した後、プリンミックス粉の製造元記載のレシピに従ってプリンを製造した。なお、プリンミックス粉は、砂糖、デキストリン、凝固成分、香料等から構成されており、得られたプリンは卵を使用していないものである。また、対照として、バーテックスIG20を添加しなかったプリンも製造した。
得られたプリンの甘味とコク味を評価したところ、バーテックスIG20を添加したプリンは、添加しなかったプリンと比較して、味に厚みが付与されてコク味が顕著に増強していた。また、甘味も増強していた。さらに、コク味がアップしたことに伴い、香りも良好となった印象を受けた。つまり、この結果から、卵を使用していない等の原料に乏しい甘味系食品に、遊離アミノ酸を5重量%以上含有する酵母エキスを添加することにより、コク味や甘味を増強し得ることが明らかである。
Claims (12)
- 遊離アミノ酸含有量が5重量%以上である酵母エキスを用いることを特徴とする、食品の甘味及びコク味増強方法。
- 前記酵母エキスのイノシン酸含有量とグアニル酸含有量の合算値が1重量%以上であることを特徴とする請求項1記載の甘味及びコク味増強方法。
- 前記食品が、卵、乳、豆類、カカオからなる群より選ばれる1以上を原料とする甘味系食品であることを特徴とする請求項1又は2記載の甘味及びコク味増強方法。
- 前記甘味系食品が、カスタードクリーム、カスタードプリン、生クリーム、ヨーグルト、クッキー、あんこ、おしるこ、生チョコレートからなる群より選ばれる食品であることを特徴とする請求項3記載の甘味及びコク味増強方法。
- 食品中の前記酵母エキス由来の遊離アミノ酸含有量が、1重量%以下とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の甘味及びコク味増強方法。
- 前記酵母エキスが、サッカロマイセス(Saccharomyces)に属する菌又はキャンディダ(Candida)に属する菌から得られた酵母エキスであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の甘味及びコク味増強方法。
- 前記酵母エキスの遊離グリシン含有量が0.4重量%以上、遊離バリン含有量が0.5重量%以上、遊離アラニン含有量が1.5重量%以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の甘味及びコク味増強方法。
- 前記酵母エキスの遊離グルタミン酸含有量が3重量%以上、遊離システイン含有量が0.1重量%以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の甘味及びコク味増強方法。
- 請求項1〜8のいずれか記載の甘味及びコク味増強方法を用いることを特徴とする食品の製造方法。
- 請求項9記載の製造方法を用いて製造された食品。
- 遊離アミノ酸量が5重量%以上である酵母エキスを含むことを特徴とする調味料組成物。
- さらに、イノシン酸含有量とグアニル酸含有量の合算値が1重量%以上である酵母エキスを含むことを特徴とする請求項11記載の調味料組成物。
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