JP2009044274A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声方式を判別するための制御チャネル信号を有さない音声信号から音声方式を判別し、番組とCMの境界にチャプタを自動的に設定出来る技術を提供する。
【解決手段】L/Rチャンネル音声信号のいずれかを位相反転して加算した結果によって、外部入力端子からの音声信号がモノラル音声信号であるか、それ以外の音声信号であるかを判別することが可能となり、前記判別結果によって音声信号の切り替わりを検知し、音声が切り替わってから所定の時間を超えた場合にのみ、番組の境界としてチャプタを設定することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は記録再生装置に関し、特に音声方式判別機能によるチャプタ設定が可能な記録再生置に関する。
従来から、テレビジョン放送信号におけるモノラル/音声多重/ステレオの音声方式を判別し、音声方式の切り換わり時点で自動的にチャプタを設定する記録技術が存在する。音声方式を判別する従来技術を次に説明する。テレビジョン放送信号などに使用される音声多重信号には、主チャネル信号と副チャネル信号の他に、ステレオと音声多重のいずれかを識別するための制御チャネル信号が含まれている。制御チャネル信号は、水平同期周波数の3.5倍である約55kHzの副搬送波をCUE信号でAM変調したものであり、CUE信号はステレオ放送か音声多重放送かに応じて異なる周波数を有する。基本的にCUE信号の周波数は、ステレオ時には982.5Hz、音声多重時には922.5Hzの正弦波となり、モノラル時にはCUE信号は存在しないので0Hzとなる。
従来の音声方式判別回路として例えば図4に示すような構成が採用されて
1185763011140_0
制御チャネル信号の周波数である約55kH帯の信号を抽出する第1バンドパスフィルタ(BPF)401と、第1バンドパスフィルタ401の出力信号をAM復調するAM復調回路402と、AM復調回路402から出力された信号の周波数に基づいて、モノラルかステレオか音声多重かを判別するCUE信号判別回路403有している。
CUE信号判別回路403は、AM復調回路402から出力された信号の周波数が、0Hzであればモノラル、922.5Hzであれば、音声多重、982.5Hzであればステレオ、と判別する。
前記の音声判別技術によって音声方式の切り替わりを判別し、切り替わり時点をチャプタ管理情報の境界としてレジスタに登録する技術がある。
特許文献1は、自動的にCMと番組本編との区切りにチャプタを設定することのできる番組データ記録装置が開示されている。
図5を用いて特許文献1に記載の技術を説明する。まず、番組データ記録装置は、録画が開始された場合(ステップS501)に、放送信号の音声方式がステレオ音声方式、多重音声方式およびモノラル音声方式のうちいずれに該当するかを判別する(ステップS502)。そして、音声方式の判別結果に基づき、チャプタ設定処理を行なう。すなわち、S502で判別された音声方式が、異なる音声方式へ切り替わったことが検出されると(ステップS504、ステップS506、ステップS508)、現在位置を取得して(ステップS510)、チャプタを設定する(ステップS512)技術が開示されている。
特許文献1に開示された発明によると、番組放送の記録を行なう際に、番組やCM(Commercial Message)毎にわずらわしい操作を行なうことなく、自動的に番組毎およびCM毎に区切りのデータが記録されるようにすることにより、記録後の不用なCMや番組の消去、移動等の編集作業が容易になり、また記録した番組の再生中にCM部分のみを容易にスキップすることが可能となる。
特開平2007−28047
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、放送搬送波に重畳されたテレビジョン放送信号のように、制御チャネル信号を有するテレビジョン放送信号から、ステレオ音声方式、多重音声方式およびモノラル音声方式を判別することは可能であるが、制御チャネル信号を有さない音声信号、例えば、VHSビデオカセットテープ、DVD、CD、ハードディスクなどの記録媒体に記録されたテレビジョン放送信号においては、制御チャネル信号は記録されていないため、音声方式を判別することは不可能であった。このため、前記のように、VHSビデオカセットテープ、DVD、CD、ハードディスクなどの記録媒体に記録されたテレビジョン放送信号を、更に同様の別のメディアにダビング記録する際には、音声方式判別を行い、番組とCMの境界にチャプタを自動的に設定することが出来ないという課題が残っていた。更には、従来の音声信号判別技術は、放送搬送波の音声信号を判別することを目的としており、放送搬送波は電源ノイズや他の機器からの高周波ノイズなどの外来ノイズの影響を受けやすく、放送搬送波自体の電波の強弱による受信状態の影響があるため、確実に判別を行うために搬送波に制御チャネル信号やCUE信号を重畳する必要があり、そのテレビジョン放送信号を受信する受信機も、制御チャネルを抽出・AM復調したり、CUE信号の判別が必要となるために回路構成も複雑となり、設計や生産コストが大きくなっていた。
本発明は、前述のような課題を鑑み、音声方式を判別するための制御信号を有さない音声信号でも、音声方式の判別を可能とし、かつ回路構成も簡素化が可能な、チャプタ設定するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、記録再生装置において、放送信号を受信するチューナーと、前記チューナーの出力信号に含まれる音声方式識別信号によって音声方式を識別する識別手段と、前記識別手段によって音声方式の切り替わりを識別した時点の時間情報を一時的に記憶するための記憶手段と、前記識別手段が切り替わったことを識別した時点からの経過時間を計測するためのタイマー手段と、複数の音声信号入力端子を含む外部入力端子と、前記チューナーからの信号および前記外部入力端子からの信号を記録するための記録手段と、前記各手段を制御するための制御手段とを有し、前記外部入力端子にL/Rチャンネル音声信号が入力されたときに前記L/Rチャンネルのいずれかの位相を反転するための位相反転手段と、前記位相反転手段によって位相反転された逆位相音声と前記入力されたL/Rチャンネル音声信号のいずれかを加算するための加算手段とを備え、前記識別手段は、前記加算手段の出力にも接続され、前記加算手段の出力信号がゼロの場合にはモノラル方式であると識別し、前記加算手段の出力信号がゼロ以外の場合にはモノラル方式以外の音声方式であると識別し、前記制御手段は、音声方式が切り替わってから前記タイマー手段の計測時間が所定の時間内に再び音声方式が切り替わったときには、前記記憶手段に記憶された時間情報を消去し、音声方式が切り替わってから、前記タイマー手段の計測時間が前記所定の時間のあいだ、音声方式が切り替わらなかった時には、前記記憶手段に記憶された時間情報を前記記録手段に前記映像信号およびL/Rチャンネル音声信号を記録する期間の境界を表わす情報として記録するよう制御する。
記録再生装置において、前記時間情報とは、前記記録手段におけるアドレスの情報である。
記録再生装置において、前記所定の時間は、ユーザの所望の時間に設定可能である。
記録再生装置において、前記モノラル方式以外の音声方式とは、少なくともステレオ音声
方式および多重音声方式含む。
記録再生装置において、放送信号を受信するチューナーと、前記チューナーの出力信号に含まれる音声方式識別信号によって音声方式を識別する識別手段と、前記識別手段によって音声方式の切り替わりを識別した時点の時間情報をアドレスの情報として一時的に記憶するための記憶手段と、前記識別手段が切り替わったことを識別した時点からの経過時間を計測するためのタイマー手段と、複数の音声信号入力端子を含む外部入力端子と、前記チューナーからの信号および前記外部入力端子からの信号を記録するための記録手段と、前記各手段を制御するための制御手段とを有し、前記外部入力端子にL/Rチャンネル音声信号が入力されたときに前記L/Rチャンネルのいずれかの位相を反転するための位相反転手段と、前記位相反転手段によって位相反転された逆位相音声と前記入力されたL/Rチャンネル音声信号のいずれかを加算するための加算手段とを備え、前記識別手段は、前記加算手段の出力にも接続され、前記加算手段の出力信号がゼロの場合にはモノラル方式であると識別し、前記加算手段の出力信号がゼロ以外の場合には、モノラル方式以外の少なくともステレオ音声方式および多重音声方式を含む音声方式であると識別し、前記制御手段は、音声方式が切り替わってから前記タイマー手段の計測時間がユーザの所望の時間に設定可能である所定の時間内に再び音声方式が切り替わったときには、前記記憶手段に記憶された時間情報を消去し、音声方式が切り替わってから、前記タイマー手段の計測時間が前記所定の時間のあいだ、音声方式が切り替わらなかった時には、前記記憶手段に記憶された時間情報を前記記録手段に前記映像信号およびL/Rチャンネル音声信号を記録する期間の境界を表わす情報として記録するよう制御する。
前記の通り構成することにより、放送搬送波に重畳された音声信号以外のアナログ音声信号の音声種別を可能とするように作用する。
請求項1に記載の発明によれば、L/Rチャンネル音声信号のいずれかを位相反転して加算した結果によって、外部入力端子からの音声信号がモノラル音声方式であるか、それ以外の音声方式であるかを判別することが可能となり、前記判別結果によって音声方式の切り替わりを検知し、音声方式が切り替わってから所定の時間を超えた場合にのみ、番組の境界としてチャプタを設定することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、チャプタの位置情報を、記録再生装置の記録手段にアドレス情報として記録し、確実に前記チャプタ位置を検知してその位置に移動することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、記憶手段に一時記憶した時間情報を、消去するかチャプタとして設定するかの判断材料となる所定時間を設定することが可能となる。これは、実際に音声方式が切り替わった際、例えば、ステレオからモノラルに切り替わった場合にも、L/Rチャンネル両方から同じ音声信号が出力される可能性がある(例えば、無音状態)ので、この間、音声方式が切り替わったと判断しないために、所定時間を設けており、これはユーザが視聴する番組によって異なるため、ユーザの好みにより時間を設定することで、音声の切り換わりの誤判別を少なくすることが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、少なくともモノラル音声方式と、ステレオ音声方式および音声多重方式の音声方式の判別が可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、L/Rチャンネル音声信号のいずれかを位相反転して加算した結果によって、外部入力端子からの音声信号がモノラル方式であるか、それ以外の音声方式であるかを判別することが可能となり、前記判別結果によって音声方式の切り替
わりを検知し、音声が切り替わってから所定の時間を超えた場合にのみ、番組の境界としてチャプタを設定することが可能となる。また、チャプタの位置情報を、記録再生装置の記録手段にアドレス情報として記録し、確実に前記チャプタ位置を検知することが可能となる。また、記憶手段に一時記憶した時間情報を、消去するかチャプタとして設定するかの判断材料となる所定時間を設定することが可能となる。これは、実際に音声が切り替わった際、例えば、ステレオからモノラルに切り替わった場合にも、L/Rチャンネル両方から同じ音声信号が出力される可能性がある(例えば、無音状態)ので、この間、音声信号が切り替わったと判断しないために、所定時間を設けており、これはユーザが視聴する番組によって異なるため、ユーザの好みにより時間を設定することで、音声方式の切り替わりの誤判別を少なくすることが可能となる。また、少なくともモノラル音声信号と、ステレオ音声方式および音声多重方式の判別が可能となる。
図1は、本発明の実施例に係るブロック図を示す。記録再生装置100は、ユーザからの命令を送信するリモコン101、リモコン101からの命令を受信するリモコン受光部102、リモコン受光部102からの信号を受け取る制御部103、制御部からの設定値を記憶するための記憶手段104、外部からの映像信号を入力するための外部入力端子105、放送信号を受信するためのチューナー106、外部入力端子105からの信号とチューナー106からの信号を切り換えるためのセレクター107、セレクター107からの映像信号を処理するための映像信号処理部108、セレクター107からの音声信号を処理するための音声信号処理部109、音声信号処理部109からのRチャンネル出力に接続された位相反転手段110、位相反転手段110と音声信号処理部109のLチャンネル出力の両方に接続された加算手段111、映像信号処理部108および音声信号処理部109それぞれに接続された記録手段112から構成される。なお、制御部103はさらに、判別手段113、タイマー手段114、記憶手段104のデータ消去を行う消去手段115、記憶手段104にデータを書き込む書込み手段116、チャプタ設定を自動的に行うためのオートチャプタ設定手段117から構成される。また、記録手段112は、ハードディスクドライブユニット118とDVDドライブユニット119から構成されている。また、記録再生装置100は、外部入力端子105を介して外部機器であるセットトップボックス120と接続されており、セットトップボックス120は、放送信号を受信するためのアンテナ121に接続されている。チューナー106も同様に放送信号を受信するためのアンテナ122に接続されている。
次に図2は、加算手段111に入力される信号波形を表す。図2の上図は、セットトップボックス120からの音声入力信号がステレオ方式もしくは音声多重方式の場合を表す。ステレオ方式においては、LチャンネルとRチャンネルの音声信号はほぼ同じ波形となることが想定されるが、音響効果を高めるために互いに位相が少しずれている。例えば、ポイントAにおけるそれぞれの波形振幅201と202を加算すると、201の方が大きいため、加算結果はプラスになる。加算結果がマイナスになるポイントもあり、このように加算結果は常にプラスとマイナスを繰り返すことになる。音声多重信号においては、例えば、Lチャンネルでは日本語、Rチャンネルでは外国語が主音声に対して重畳されているので、加算手段111の加算結果はステレオ方式と同じように、常にプラスとマイナスを繰り返すことになる。
次に図2の下図は、セットトップボックス120からの音声入力信号がモノラル方式の場合を表す。モノラル方式においては、LチャンネルとRチャンネルの音声信号は全く同じ波形が入力される。従って、ポイントAにおけるそれぞれの波形振幅203と204を加算すると、加算結果はゼロになる。これはどのポイントにおける加算結果も同じであり、常に加算結果はゼロとなる。
次に図3は本発明に係るフローチャートを表す。まず、録画中に自動的にチャプタを設定するオートチャプタ機能がオンされ(ステップS301)、続いて録画が開始される(ステップS302)。録画が開始された時点での外部入力端子105からの入力信号をステレオ方式とする。Rチャンネルから入力された音声信号は位相反転手段110によって位相反転されて、Lチャンネルからの音声信号とともに、加算手段111に入力される。ステレオ信号が入力されているあいだは、加算手段111による加算結果は常にプラスかマイナスの値となり、識別手段113は加算手段111の加算結果がゼロになるとき、つまり、ステレオ方式からモノラル方式に切り替わるのを監視する(ステップS303)。
ステップS303において、識別手段113が加算手段111の加算結果によって、ステレオ方式からモノラル方式に切り替えられたと判断した場合には、その切り替わった時点での記録手段112のアドレス情報を、書込手段116によって、記憶手段104に一時的に記憶する(ステップS304)。次に前記切り替わった時点からタイマー手段114によって経過時間を計測し、所定時間内に外部入力端子105からの音声信号が再度切り替わるかどうかを監視し(ステップS305)、所定時間内に外部入力端子105からの音声信号が切り替わらなければ、記憶手段104に一時的に記録されたアドレス情報を記録手段112に記録する(ステップS306)。ステップS303において、判別手段113が加算手段111の加算結果によって、ステレオ方式からモノラル方式に切り換えられたと判断しない場合には、ステップS302に戻って音声信号の切り替わりの監視を続ける。
ステップS305において、所定時間内に外部入力端子105からの音声信号が切り替わった場合には、記憶手段104に一時的に記録されたアドレス情報を消去手段115によって消去する(ステップS307)。
前述の場合に、所定時間の待機処理を設けない場合には、外部入力端子105からのステレオ音声コンテンツの中に無声もしくは無音部分が数秒間のあいだ含まれていた場合には、加算手段111の加算結果が、プラスもしくはマイナスの値をとっている状態から、ゼロに変わり、判別手段113はこの時点で音声方式が切り替わったと判断する。この時点で直ぐに記録手段112に、アドレス情報を記録してチャプタ設定を行うと、今度は数秒後に音声が切り替わったと判断して再びアドレス情報を記録手段112に記録してしまう。この結果、数秒の間隔でチャプタが設定され、ユーザが後に再生する際に煩わしさを与えることになる。
ステップS305において、所定時間を超えて初めてアドレス情報を記録手段112に記録することで、前述のような煩わしさを与えることを削減している。
図3において、ステップS302における録画開始時点をステレオ音声にて説明したが、音声多重方式もしくはモノラル方式であっても同様に動作を行なう。
前述のとおり、本発明によれば、モノラル方式、ステレオ方式/音声多重方式を、重畳された制御チャネル信号によって識別可能なテレビジョン放送信号ではなく、制御チャネル信号を有さない音声信号でも、ステレオ信号/音声多重信号とモノラル信号の識別可能な技術を採用し、番組とCMの境界を判別して自動的にチャプタを設定することが可能となる。
また、従来の音声信号判別技術は、放送搬送波の音声信号を判別することを目的としており、放送搬送波は電源ノイズや他の機器からの高周波ノイズなどの外来ノイズの影響を受けやすく、放送搬送波自体の電波の強弱による受信状態の影響があるため、確実に判別を行うために搬送波に制御信号やCUE信号を重畳する必要があり、回路構成も複雑となる
ため、設計や生産コストが大きくなっていた。本発明は、制御チャネル信号が重畳されていない音声信号に対しても、音声判別を行うことが可能となり、かつ、回路構成も単純化し、設計や生産コストを抑えることが可能となる。
本発明は、CMを判別してチャプタを自動で設定する記録再生機に好適であり、特には、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ、およびそれらを複合した記録再生機に好適である。
本発明の実施例に係るブロック図を表す。 加算手段109に入力される信号波形を表す。 本発明に係るフローチャートを表す。 従来技術における音声判別回路ブロックを表す。 従来技術におけるチャプタ設定のフローチャートを表す。
符号の説明
100 記録再生装置
103 制御手段
104 記憶手段
105 外部入力端子
106 チューナー
110 位相反転手段
111 加算手段
112 記録手段
113 識別手段
114 タイマー手段

Claims (5)

  1. 放送信号を受信するチューナーと、前記チューナーの出力信号に含まれる音声方式識別信号によって音声方式を識別する識別手段と、前記識別手段によって音声方式の切り替わりを識別した時点の時間情報を一時的に記憶するための記憶手段と、前記識別手段が切り替わったことを識別した時点からの経過時間を計測するためのタイマー手段と、複数の音声信号入力端子を含む外部入力端子と、前記チューナーからの信号および前記外部入力端子からの信号を記録するための記録手段と、前記各手段を制御するための制御手段とを有する映像記録装置において、
    前記外部入力端子にL/Rチャンネル音声信号が入力されたときに前記L/Rチャンネルのいずれかの位相を反転するための位相反転手段と、前記位相反転手段によって位相反転された逆位相音声と前記入力されたL/Rチャンネル音声信号のいずれかを加算するための加算手段とを備え、
    前記識別手段は、前記加算手段の出力にも接続され、前記加算手段の出力信号がゼロの場合にはモノラル方式であると識別し、前記加算手段の出力信号がゼロ以外の場合にはモノラル方式以外の音声方式であると識別し、
    前記制御手段は、音声方式が切り替わってから前記タイマー手段の計測時間が所定の時間内に再び音声方式が切り替わったときには、前記記憶手段に記憶された時間情報を消去し、
    音声方式が切り替わってから、前記タイマー手段の計測時間が前記所定の時間のあいだ、音声方式が切り替わらなかった時には、前記記憶手段に記憶された時間情報を前記記録手段に前記映像信号およびL/Rチャンネル音声信号を記録する期間の境界を表わす情報として記録するよう制御することを特徴とした記録再生装置。
  2. 前記時間情報とは、前記記録手段におけるアドレスの情報である、請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記所定の時間は、ユーザの所望の時間に設定可能である、請求項2乃至3に記載の記録再生装置。
  4. 前記モノラル方式以外の音声方式とは、少なくともステレオ音声方式および多重音声方式含む、請求項1乃至3に記載の記録再生装置。
  5. 放送信号を受信するチューナーと、前記チューナーの出力信号に含まれる音声方式識別信号によって音声方式を識別する識別手段と、前記識別手段によって音声方式の切り替わりを識別した時点の時間情報をアドレスの情報として一時的に記憶するための記憶手段と、前記識別手段が切り替わったことを識別した時点からの経過時間を計測するためのタイマー手段と、複数の音声信号入力端子を含む外部入力端子と、前記チューナーからの信号および前記外部入力端子からの信号を記録するための記録手段と、前記各手段を制御するための制御手段とを有する映像記録装置において、
    前記外部入力端子にL/Rチャンネル音声信号が入力されたときに前記L/Rチャンネルのいずれかの位相を反転するための位相反転手段と、前記位相反転手段によって位相反転された逆位相音声と前記入力されたL/Rチャンネル音声信号のいずれかを加算するための加算手段とを備え、
    前記識別手段は、前記加算手段の出力にも接続され、前記加算手段の出力信号がゼロの場合にはモノラル方式であると識別し、前記加算手段の出力信号がゼロ以外の場合には、モノラル方式以外の少なくともステレオ音声方式および多重音声方式を含む音声方式であると識別し、
    前記制御手段は、音声方式が切り替わってから前記タイマー手段の計測時間がユーザの所望の時間に設定可能である所定の時間内に再び音声方式が切り替わったときには、前記記
    憶手段に記憶された時間情報を消去し、
    音声方式が切り替わってから、前記タイマー手段の計測時間が前記所定の時間のあいだ、音声方式が切り替わらなかった時には、前記記憶手段に記憶された時間情報を前記記録手段に前記映像信号およびL/Rチャンネル音声信号を記録する期間の境界を表わす情報として記録するよう制御することを特徴とした記録再生装置。




















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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010278783A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Funai Electric Co Ltd テレビジョン放送記録装置

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