JP2008160231A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送局からのテレビ番組の放送信号を受信して得られた音声信号を高速フーリエ変換して解析することにより記録動作などを停止させることができる機能を有する情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】テレビ番組の記録が開始すると、チューナからの音声信号がFFTされ、周波数スペクトルが監視される。そして、例えば、ホワイトノイズが検知され、所定時間が経過すると、テレビ番組の記録が停止される。この後、ホワイトノイズの検知が無くなると、記録が再開される。したがって、ホワイトノイズは記録されず、記録媒体の記録容量を有効に使用して、テレビ番組を記録することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ放送信号を受信して所望のテレビ番組の映像音声信号を出力するチューナを有し、そのチューナからの映像音声信号を所定処理して得られた映像音声データや、その他のデータを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録された映像音声データや、その他のデータを再生したりする情報記録再生装置に関し、特に、受信状態における音声信号によりテレビ番組の記録を停止させたりすることができる機能を有する情報記録再生装置に関する。
近年、ハードディスクやDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)などの記録媒体は、テレビ番組を記録するのに多く使用されるようになってきている。特に、ハードディスクは、大容量化が進み、長時間のテレビ番組を記録するのに適している。記録媒体としてハードディスクを備えたハードディスク装置を用いて、例えば、或るチャンネルのテレビ番組を1日分記録する場合を想定して以下説明する。
先ず、ユーザは、リモコンの数字キーを操作して記録したいテレビ番組が放送されるチャンネルを選択し、次に、リモコンの記録キーを操作すると、ハードディスク装置に備えられているシステムコントローラは、記録指示されたことを検知し、ハードディスク装置を記録動作させ、ハードディスクに対して当該テレビ番組の記録を開始させる。なお、或るチャンネルの1日分のテレビ番組を記録するには、ユーザは、テレビ放送が始まったときにリモコンの記録キーを操作するか、記録予約でテレビ放送が始まる時刻を記録開始時刻として設定しておき記録開始時刻の到来によって、或るチャンネルの1日分のテレビ番組の記録を開始させることができる。そして、1日分のテレビ番組の放送が終了すると、ユーザは、リモコンの停止キーを操作すると、テレビ番組の記録が終了する。記録予約で、記録終了時刻も設定されている場合には、記録終了時刻の到来によってテレビ番組の記録が終了する。
特開2004-32126号公報 特表2005-525002号公報
ところが、前記のようなハードディスク装置などの従来の情報記録再生装置では、テレビ番組の記録中に、放送局側において何らかのトラブルが発生した場合、放送局からの放送信号を受信できなくなるので、一般に砂嵐と呼ばれるホワイトノイズ(白色雑音)がチューナからの映像信号および音声信号に含まれることになり、このような映像信号および音声信号を記録すると、再生時には、ディスプレイ装置においてはホワイトノイズが現れ、また、スピーカからはザーと言うような雑音が発生し、ユーザにとっては意図しない映像および雑音が記録され、不愉快な思いをすると言う課題が生じる。
また、テレビ番組の記録中に、放送局側において何らかのトラブルが発生し、テレビ番組を送れられなくなり、その代わりに試験電波が送信された場合、試験映像および試験音声が記録されることになるので、再生時には、ディスプレイ装置においては試験映像が現れ、また、スピーカからはピーと言うような正弦波の音声が発生し、この場合も、ユーザにとっては意図しない映像および音声が記録され、不愉快な思いをすると言う課題が生じる。
また、ホワイトノイズの部分まで、記録されることになるので、記録媒体の容量が無駄に使用されると言う課題も生じる。また、記録予約において記録終了時刻が設定された場合は、放送が予定通りの時刻に終了すれば、放送終了までのテレビ番組が記録されるが、放送開始から放送終了するまでの間に、スポーツ番組などで放送時間が延長になった場合には、放送終了時刻も予定よりも遅くなるので、放送終了までのテレビ番組を最後まで記録できないと言う課題が生じる。
なお、特許文献1の従来技術では、録画をしている間に、放送が終了し、同期信号が検出され無くなった場合、録画を停止するように録画再生手段を制御するように構成されているが、試験電波放送であった場合には、同期信号が検出されるので、録画を停止させることができない。
また、特許文献2の従来技術では、テレビセットと同じ部屋に配置されたセンサであって、テレビセットが動作しているとき、テレビセットから発せられる音声信号を検出し、テレビセットの電源スイッチが入れられていること、および音声信号が所定の閾値未満のとき、その電源スイッチが切られていると判断し、この判断結果に高速フーリエ変換を用いて音声信号の存在を検出するように構成されているが、その音声信号を情報記録再生装置の記録停止制御に用いているものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、放送局からのテレビ番組の放送信号を受信して得られた音声信号を高速フーリエ変換して解析することにより記録動作などを停止させることができる機能を有する情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、テレビ放送信号を受信して所望のテレビ番組の映像音声信号を出力するチューナを有し、そのチューナからの映像音声信号を所定処理して得られた映像音声データや、その他のデータを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録された映像音声データや、その他のデータを再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の記録が開始されると、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する周波数スペクトル監視手段と、前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になることにより前記チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知するホワイトノイズ検知手段と、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなっていることにより前記チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する試験電波時音声検知手段と、前記ホワイトノイズが検知されたとき、または前記試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間が経過したか否かを判定する所定時間経過判定手段と、前記所定時間が経過したと判定されたときに、前記テレビ番組の記録を停止させる記録停止手段と、前記ホワイトノイズの検知が無くなったとき、または前記試験電波時の音声信号の検知が無くなったときに、前記テレビ番組の記録を再開させることもできる記録再開手段とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、テレビ番組の記録中に、周波数スペクトル監視手段は、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する。前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になると、番組の放送が終了したか、放送局にトラブルが発生して放送信号が送信されていない状態になったことを示すので、ホワイトノイズ検知手段は、チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知したことになる。また、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなると、放送局は、番組の放送が終了して試験電波を送信していることになるので、チューナから出力されている音声信号は、試験電波時の音声信号になる。したがって、試験電波時音声検知手段は、チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する。
ホワイトノイズが検知されたとき、または試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間経過判定手段は、ホワイトノイズが検知されてから、または試験電波時の音声信号が検知されてから、所定時間が経過したか否かを判定する。前記所定時間が経過したと判定されたときに、記録停止手段は、テレビ番組の記録を停止させる。そして、ホワイトノイズの検知が無くなったとき、記録再開手段は、テレビ番組の記録を再開させることもできる。これにより、一時記録が中断されていたテレビ番組を再び記録することができるようになる。また、試験電波時の音声の検知が無くなったとき、記録再開手段は、テレビ番組の記録を再開させることもできる。これにより、翌日のテレビ番組を記録することができるようになる。
この構成によれば、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄なホワイトノイズが記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入っても、ホワイトノイズの画像は記録されずに、放送が終了するまでのテレビ番組を記録することができる。したがって、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄な試験映像が記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、放送が終了したとして記録を終了させることができ、また、ホワイトノイズまたは試験電波が無くなれば、再び記録を開始させることができ、これにより、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始または放送開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができ、また、翌日のテレビ番組も放送開始から放送終了まで記録することもできる。
請求項2の発明は、テレビ放送信号を受信して所望のテレビ番組の映像音声信号を出力するチューナを有し、そのチューナからの映像音声信号を所定処理して得られた映像音声データや、その他のデータを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録された映像音声データや、その他のデータを再生したりする情報記録再生装置において、テレビ番組の記録が開始されると、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する周波数スペクトル監視手段と、前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になることにより前記チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知するホワイトノイズ検知手段と、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなっていることにより前記チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する試験電波時音声検知手段と、前記ホワイトノイズが検知されたとき、または前記試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間が経過したか否かを判定する所定時間経過判定手段と、前記所定時間が経過したと判定されたときに、前記テレビ番組の記録を停止させる記録停止手段とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、テレビ番組の記録中に、周波数スペクトル監視手段は、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する。前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になると、テレビ番組の放送が終了したか放送局にトラブルが発生して放送信号が送信されていない状態になったことを示すので、ホワイトノイズ検知手段は、チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知したことになる。また、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなると、放送局は、テレビ番組の放送が終了して試験電波を送信していることになるので、チューナから出力されている音声信号は、試験電波時の音声信号になる。したがって、試験電波時音声検知手段は、チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する。
ホワイトノイズが検知されたとき、または試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間経過判定手段は、ホワイトノイズが検知されてから、または試験電波時の音声信号が検知されてから、所定時間が経過したか否かを判定する。前記所定時間が経過したと判定されたときに、記録停止手段は、テレビ番組の記録を停止させる。
この構成によれば、この構成によれば、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄なホワイトノイズが記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入っても、ホワイトノイズの画像は記録されずに、放送が終了するまでのテレビ番組を記録することができる。したがって、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄な試験映像が記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記ホワイトノイズの検知が無くなったとき、または前記試験電波時の音声信号の検知が無くなったときに、テレビ番組の記録を再開させることもできる記録再開手段を備えたことを特徴とする。
したがって、ホワイトノイズまたは試験電波が無くなれば、再び記録を開始させることができ、これにより、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始または放送開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができ、また、翌日のテレビ番組も放送開始から放送終了まで記録することもできる。
以上のように本発明によれば、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄なホワイトノイズが記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入っても、ホワイトノイズの画像は記録されずに、放送が終了するまでのテレビ番組を記録することができる。したがって、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄な試験映像が記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、放送が終了したとして記録を終了させることができ、また、ホワイトノイズまたは試験電波が無くなれば、再び記録を開始させることができ、これにより、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始または放送開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができ、また、翌日のテレビ番組も放送開始から放送終了まで記録することもできる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報記録再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。ここでは、光ディスク装置とハードディスク装置との複合型記録再生装置における記録停止処理などについて説明するが、単体の光ディスク装置や単体のハードディスク装置に対しても、同様な記録停止処理などを採用できることは言うまでもない。
図1において、複合型記録再生装置1は、光ディスクとしてのDVD15などに対して情報の記録/再生を行うDVDレコーダである光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)14に対して情報の記録/再生を行うHDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ4と、光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはチューナ4から出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ4が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムなどを記憶するフラッシュメモリ6とを備えている。
また、この複合型記録再生装置1は、デコーダ5で復号された映像信号をモニタ装置(テレビ受信機など)13のディスプレイ装置131で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、タイトルリスト画面などをモニタ装置13のディスプレイ装置131に表示させるためのOSD回路12と、デコーダ5で復号された音声信号をモニタ装置13のスピーカ132で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する前記システムコントローラ10とを備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、テレビ番組の記録が開始されると、チューナ4からの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する周波数スペクトル監視手段と、前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になることによりチューナ4から出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知するホワイトノイズ検知手段と、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなっていることによりチューナ4から出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する試験電波時音声検知手段と、前記ホワイトノイズが検知されたとき、または前記試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間が経過したか否かを判定する所定時間経過判定手段と、前記所定時間が経過したと判定されたときに、前記テレビ番組の記録を停止させる記録停止手段と、前記ホワイトノイズの検知が無くなったとき、または前記試験電波時の音声信号の検知が無くなったときに、前記テレビ番組の記録を再開させることもできる記録再開手段とを有する。
図2は本実施形態においてホワイトノイズまたは試験電波時の音声信号を検知した場合に記録を停止させる処理などを説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照してホワイトノイズまたは試験電波時の音声信号を検知した場合に記録を停止させる処理などについて説明する。ここでは、テレビ番組が、ハードディスクに記録されるものとして説明するが、DVDに記録しても良いが、DVDは記録可能時間がハードディスクに比べて短いので、1日分のテレビ番組を記録する場合には、ハードディスクを用いる方が良い。
先ず、ユーザは、リモコン11の数字キーを操作して記録したいテレビ番組のチャンネルを選択し、次に、記録キーを操作すると、システムコントローラ10は、記録指示されたことを検知する(ステップS1)。または、ユーザがリモコン11を操作して記録予約を予め行っていた場合は、記録開始時刻の到来により、システムコントローラ10は、記録指示されたことを検知する(ステップS1)。このようにシステムコントローラ10が記録指示を検知すると、ハードディスク装置3を記録動作させ、HD14に対してテレビ番組の記録を開始させる(ステップS2)。そして、テレビ番組の記録中に、システムコントローラ10の周波数スペクトル監視手段は、チューナ4からの音声信号を高速フーリエ変換(FFT)して音声信号の周波数スペクトルを監視する(ステップS3)。
前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になると、当該放送局からのテレビ番組の放送が全部終了したか、当該放送局にトラブルが発生して放送信号が送信されていない状態になったことを示すので、システムコントローラ10のホワイトノイズ検知手段は、チューナ4から出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知したことになる(ステップS4)。また、前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなると、放送局は、テレビ番組の放送が終了して試験電波を送信していることになるので、チューナ4から出力されている音声信号は、試験電波時の音声信号になる。したがって、システムコントローラ10の試験電波時音声検知手段は、チューナ4から出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する(ステップS5)。
ホワイトノイズまたは試験電波時の音声信号が検知されていないときは、記録が終了するまで(ステップS13)、そのまま記録が継続されるが(ステップS6)、ホワイトノイズが検知されたとき、または試験電波時の音声信号が検知されたときには、システムコントローラ10の所定時間経過判定手段は、ホワイトノイズが検知されてから、または試験電波時の音声信号が検知されてから、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS7)。前記所定時間が経過したと判定されたとき、システムコントローラ10の記録停止手段は、ハードディスク装置3の記録動作を停止させ、テレビ番組の記録を停止させる(ステップS8)。
例えば、当該番組の記録中に、放送局側で送信が不可能になるようなトラブルが発生して、テレビ番組の放送信号が送信できなくなったとすると、複合型記録再生装置1のチューナ4は、テレビ番組の放送信号を受信できなくなるので、チューナ4から出力される映像信号はノイズを含んだ信号になるので、モニタ装置131のディスプレイ装置131の画面には、一般に砂嵐と呼ばれるホワイトノイズ(白色雑音)が現れ、また、スピーカ132からはザーという音が発生する。したがって、このような状態のときは、ハードディスク装置3は、テレビ番組を記録できず、ホワイトノイズを記録することになり、HD14の記録容量が無駄になるので、記録動作を停止する。
また、ホワイトノイズの検知が放送終了によるものであっても、ハードディスク装置3の記録動作が停止する。この場合、記録予約で記録開示時刻と記録終了時刻が設定されている場合は、記録終了時刻になれば、ハードディスク装置3の記録動作が停止するが、記録終了時刻が設定されていない場合は、放送終了によるホワイトノイズの検知によって、ハードディスク装置3の記録動作が停止するので、ユーザが記録を停止させる操作を忘れても、自動的に記録が停止され、記録の無駄を抑えることができる。
そして、ホワイトノイズの検知が無くなったとき(ステップS9)、システムコントローラ10の記録再開手段は、自動的に再記録を行うための自動再記録設定がされているか否かを判定し(ステップS12)、自動再記録設定がされていると判定したとき、ハードディスク装置3を再び記録動作させ、テレビ番組の記録を再開させる(ステップS2)。これにより、一時記録が中断されていたテレビ番組の記録を再び再開することができるようになる。
一方、テレビ番組の放送が終了して、放送局から試験電波が送信されると、複合型記録再生装置1のチューナ4は、試験映像信号と正弦波の音声信号を出力する。これにより、モニタ装置131のディスプレイ装置131の画面には、試験映像が表示され、また、スピーカ132からはピーという音が発生する。したがって、このような状態のとき、ハードディスク装置3は、試験映像を記録する必要がなく、またHD14の記録容量も無駄になるので、記録動作を停止する。
そして、試験電波時の音声の検知が無くなったとき(ステップS10)、システムコントローラ10の記録再開手段は、停止指示されていないことを検知し(ステップS11)、自動再記録設定がされていると判定したときは(ステップS12)、ハードディスク装置3を再び記録動作させ、テレビ番組の記録を再開させる(ステップS2)。これにより、当日の放送が終了して記録が停止している状態であっても、翌日の放送が開始すると、放送開始からのテレビ番組を記録することができるようになる。なお、自動再記録設定されていないとき(ステップS12)、あるいは停止指示がされたときは(ステップS11)、記録が停止したままで、本処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄なホワイトノイズが記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中にホワイトノイズが入っても、ホワイトノイズの画像は記録されずに、放送が終了するまでのテレビ番組を記録することができる。したがって、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、記録を停止させることができる。したがって、記録媒体に無駄な試験映像が記録されることがないので、記録媒体の記録容量を無駄に使用することがなくなる。
また、或るチャンネルのテレビ番組の記録を、ユーザ操作または記録予約の記録開始時刻の到来により開始させた場合、記録中に試験電波が入れば、放送が終了したとして記録を終了させることができ、また、ホワイトノイズまたは試験電波が無くなれば、再び記録を開始させることができ、これにより、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始または放送開始から放送終了までのテレビ番組を記録することができ、また、翌日のテレビ番組も放送開始から放送終了まで記録することもできる。
本発明は、ハードディスク装置や光ディスク装置などの情報記録再生装置における記録動作の停止制御に利用可能であり、記録媒体の記録容量を有効に使用して、記録開始または放送開始から放送終了までのテレビ番組を自動的に記録することもできる。
本発明の一実施形態に係る情報記録再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてホワイトノイズまたは試験電波時の音声信号を検知した場合に記録を停止させる処理などを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 複合型記録再生装置(情報記録再生装置)
4 チューナ
10 システムコントローラ(周波数スペクトル監視手段、ホワイトノイズ検知手段、試験電波時音声検知手段、記録停止手段、記録再開手段)
14 HD(記録媒体)
15 DVD(記録媒体)

Claims (3)

  1. テレビ放送信号を受信して所望のテレビ番組の映像音声信号を出力するチューナを有し、そのチューナからの映像音声信号を所定処理して得られた映像音声データや、その他のデータを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録された映像音声データや、その他のデータを再生したりする情報記録再生装置において、
    テレビ番組の記録が開始されると、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する周波数スペクトル監視手段と、
    前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になることにより前記チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知するホワイトノイズ検知手段と、
    前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなっていることにより前記チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する試験電波時音声検知手段と、
    前記ホワイトノイズが検知されたとき、または前記試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間が経過したか否かを判定する所定時間経過判定手段と、
    前記所定時間が経過したと判定されたときに、前記テレビ番組の記録を停止させる記録停止手段と、
    前記ホワイトノイズの検知が無くなったとき、または前記試験電波時の音声信号の検知が無くなったときに、前記テレビ番組の記録を再開させることもできる記録再開手段と、を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. テレビ放送信号を受信して所望のテレビ番組の映像音声信号を出力するチューナを有し、そのチューナからの映像音声信号を所定処理して得られた映像音声データや、その他のデータを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録された映像音声データや、その他のデータを再生したりする情報記録再生装置において、
    テレビ番組の記録が開始されると、チューナからの音声信号を高速フーリエ変換して音声信号の周波数スペクトルを監視する周波数スペクトル監視手段と、
    前記監視している周波数スペクトルが全体の周波数帯域で均一になることにより前記チューナから出力されている音声信号がホワイトノイズであることを検知するホワイトノイズ検知手段と、
    前記監視している周波数スペクトルが特定の周波数帯域で大きくなっていることにより前記チューナから出力されている音声信号が試験電波時の音声信号であることを検知する試験電波時音声検知手段と、
    前記ホワイトノイズが検知されたとき、または前記試験電波時の音声信号が検知されたときに、所定時間が経過したか否かを判定する所定時間経過判定手段と、
    前記所定時間が経過したと判定されたときに、前記テレビ番組の記録を停止させる記録停止手段と、を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 前記ホワイトノイズの検知が無くなったとき、または前記試験電波時の音声信号の検知が無くなったときに、前記テレビ番組の記録を再開させることもできる記録再開手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
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