JP2005151070A - 衛星放送受信機能を有するテレビ受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分配器を介して衛星放送受信アンテナに接続されている他の機器が衛星放送を受信しているかどうかを判定し、他の機器が衛星放送を受信していると判定したときに、衛星放送受信アンテナに対して電源供給を行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機を提供する。
【解決手段】 テレビ受像機1は、本体に接続されている記録装置2が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わると、この記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局しているかどうかを判定し、衛星放送のチャンネルを選局している場合にアンテナ3に設けられたコンバータ3aに動作電源の供給を開始する。したがって、記録装置2にはコンバータ3aに対して電源供給を行う構成が不要になり、記録装置2のコストダウンが図れる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、衛星放送放送受信アンテナに対する動作電源の供給を必要に応じて行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機に関する。
従来、衛星放送で放送されている番組を受信し、番組の映像および音声を出力するテレビ受像機や、この番組をDVD、ハードディスク、ビデオテープ等の記録媒体に記録する記録装置が一般に普及している。衛星放送は、衛星放送受信アンテナ(BSアンテナ)で受信される。このBSアンテナは、放送衛星から電磁波で送られてくる放送信号を受信し、受信した放送信号をコンバータで変換し、変換した信号を増幅して出力する。具体的には、BSアンテナは、受信した12GHz帯の電磁波のうち右旋波のみを1GHz帯の信号に変換し、この変換した1GHz帯の信号を増幅して出力する。この増幅された信号が、衛星放送受信機能を有するテレビ受像機や記録装置に入力される。これらの装置は、入力された信号から選局されているチャンネルの放送信号を抽出し、抽出した信号を処理して映像信号および音声信号を生成するBSチューナを備えている。
ところで、衛星放送を受信するとき、BSアンテナに設けられているコンバータを動作させる必要がある。衛星放送を受信しているかどうかにかかわらず、このコンバータに対して常時動作電源を供給する構成では、コンバータの経時劣化が大きく、またコンバータにおいて電力が無駄に消費される。そこで、衛星放送受信機能を有するテレビ受像機や、記録装置は、BSアンテナ(コンバータ)に対して動作電源を供給する電源供給部を備え、本体において選局しているチャンネルが衛星放送であればこの電源供給部から動作電源を供給し、衛星放送でなければ電源供給部からの動作電源の供給を停止している(特許文献1参照)。
また、分配器を利用して、BSアンテナに複数の装置を接続した場合、各装置が衛星放送を受信しているときにBSアンテナに動作電源を供給する構成であると、同時に2台以上の装置が衛星放送を受信しているとき、BSアンテナには複数の装置から動作電源が供給される。これにより、BSアンテナに対して過大な電力供給が行われることになり、電力が無駄に消費される。そこで、衛星放送を受信するときに、他の装置がBSアンテナに電源供給を行っているかどうかを検出し、他の装置が電源供給を行っていればBSアンテナに対する電源供給を行わない装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平6− 6729号公報 特開平9−93511号公報
しかしながら、特許文献2で提案されている技術では、BSアンテナに接続する各装置に、BSアンテナに対して動作電源を供給するための構成、および他の装置がBSアンテナに動作電源を供給しているかどうかを検出するための構成、を設けなければならず、個々の装置のコストが高いという問題があった。
この発明の目的は、分配器を介して衛星放送受信アンテナに接続されている他の機器が衛星放送を受信しているかどうかを判定し、他の機器が衛星放送を受信していると判定したときに、衛星放送受信アンテナに対して電源供給を行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機を提供することにある。
この発明の衛星放送受信機能を有するテレビ受像機は、上記目的を達成するために以下の構成を備えている。
(1)受信している衛星放送の放送信号を変換して出力する衛星放送受信アンテナに動作電源を供給する電源供給手段と、
上記衛星放送受信アンテナから出力されている放送信号から、選局されているチャンネルの放送信号を抽出し、ここで抽出した放送信号を処理して映像信号および音声信号を出力する衛星放送信号処理手段と、
上記衛星放送信号処理手段が出力した映像信号に基づく映像を表示器に表示し、音声信号に基づく音声をスピーカから出力する出力手段と、を備え、
上記電源供給手段は、上記衛星放送信号処理手段において衛星放送のチャンネルが選局されているとき、上記衛星放送受信アンテナに対する電源供給を行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機において、
外部機器が接続され、この外部機器から映像信号および音声信号の入力を受け付ける外部入力受付手段と、
上記外部入力受付手段に接続されている外部機器における電源のオン/オフ状態を検出する検出手段と、を備え、
上記電源供給手段は、外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始し、また外部機器が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送であれば衛星放送受信アンテナに対する電源供給を継続し、反対に選局されているチャンネルが衛星放送でなければ衛星放送受信アンテナに対する電源供給を停止する。
この構成では、検出手段が外部入力受付手段に接続されている外部機器が電源オン状態であるか、電源オフの状態であるかを検出する。外部機器の状態を検出する方法としては、例えば外部入力受付部に入力されている外部機器からの映像信号の有無により検出する。また、検出手段が外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことを検出すると、電源供給手段が衛星放送受信アンテナへの電源供給を開始する。これにより、外部機器は衛星放送を受信できる。また、検出手段が外部機器が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わったことを検出すると、本体が衛星放送を選局していなければ衛星放送受信アンテナに対する電源供給を停止する。
なお、電源供給部は、本体が衛星放送を選局しているとき、衛星放送受信アンテナに電源供給を行う。
このように、本体に接続されている外部機器が電源オンの状態であるとき、衛星放送受信アンテナに対して電源供給を行う。したがって、外部機器は、衛星放送受信アンテナに電源供給を行うための構成や、他の機器が衛星放送受信アンテナに電源供給を行っているどうかを検出するための構成が不要になり、装置のコストダウンが図れる。
(2)上記外部入力受付手段に接続されている外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定する判定手段を備え、
前記電源供給手段は、外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ、判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始し、反対に無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始しない。
この構成では、検出手段が外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことを検出したときに、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ、外部入力受付部に入力されている外部機器からの音声信号が無音声であるかどうかを判定する。この外部機器が衛星放送を選局している場合、この時点においては衛星放送受信アンテナに対する電源供給が行われていないので、外部機器に衛星放送信号が入力されていない。したがって、外部機器から入力されている音声信号は無音声である。一方、地上波放送を選局している場合、外部機器から入力されている音声信号は無音声でなく、選局されている番組の音声である。上記判定において、無音声でないと判定した場合、すなわち外部機器が衛星放送を選局していない場合、衛星放送受信アンテナに対する電源供給を開始しない。これにより、衛星放送受信アンテナに対する無駄な電源供給を抑えることができ、また衛星放送受信アンテナの経時劣化を抑えることができる。
(3)上記電源供給手段は、衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始した後に、再度判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止し、反対に無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続する。
この構成では、衛星放送受信アンテナに対する電源供給が開始した後、すなわち外部機器に衛星放送信号が入力されている状態で、再度外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定する。この状態でも外部機器から入力されている音声が無音声であれば、外部機器が選局している衛星放送のチャンネルが放送を休止しているか、または衛星放送のチャンネルを選局しておらず、他の動作を行っていると判断できる。電源供給部は、このような場合に衛星放送受信アンテナに対する電源供給を停止するので、衛星放送受信アンテナに対する無駄な電源供給を一層抑えることができ、また衛星放送受信アンテナの経時劣化を一層抑えることができる。
(4)上記電源供給制御手段は、上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送のチャンネルから衛星放送でないチャンネルに切り替わったとき、または本体の電源がオフされたとき、上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オンの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続し、反対に上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オフの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止する。
この構成では、本体の電源がオフされたときや、選局されているチャンネルが衛星放送のチャンネルから衛星放送でないチャンネルに切り替わったときに、外部機器が電源オンの状態であれば、衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止しない。これにより、本体の電源オフや、チャンネルの切り替えにより、外部機器において衛星放送の受信が途切れる(途中で衛星放送が受信できなくなる。)のを防止できる。
この発明によれば、本体に接続される外部機器については、衛星放送受信アンテナに対して動作電源を供給するための構成が不要であり、そのコストを低減できる。また、本体または外部機器の両方が衛星放送のチャンネルを選局していないとき、衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を略確実に停止させることができるので、衛星放送受信アンテナに対する無駄な電源供給を抑え、且つ衛星放送受信アンテナの経時劣化を抑えることができる。
以下、この発明の実施形態である衛星放送受信機能を有するテレビ受像機について説明する。
図1は、この発明の実施形態であるテレビ受像機を適用した衛星放送受信システムの構成を示す図である。図1において、1はこの発明の実施形態であるテレビ受像機、2はこのテレビ受像機1に接続された記録装置、3は衛星放送を受信する衛星放送受信アンテナ(以下、BSアンテナと言う。)、4はBSアンテナ3が受信した衛星放送の放送信号をテレビ受像機1および記録装置2に分配して入力する分配器、5は地上波放送を受信するアンテナである。テレビ受像機1および記録装置2は、衛星放送および地上波放送を受信できる。BSアンテナ3には、受信した12GHz帯の電磁波のうち右旋波のみを1GHz帯の信号に変換し、この変換した1GHz帯の信号を増幅して出力するコンバータ3aが設けられている。
図2は、この実施形態のテレビ受像機、および記録装置の主要部の構成を示すブロック図である。テレビ受像機1は、本体の動作を制御する制御部11と、分配器4を介して入力された衛星放送信号から選択されているチャンネルの衛星放送信号を抽出し、ここで抽出した衛星信号を処理して映像信号および音声信号を生成する衛星放送信号処理部12と、地上波アンテナ5で受信され、本体に入力された地上波放送信号から選択されているチャンネルの地上波放送信号を抽出し、ここで抽出した地上波信号を処理して映像信号および音声信号を生成する地上波放送信号処理部13と、記録装置2からの映像信号および音声信号の入力を受け付ける外部入力I/F14と、BSアンテナ3のコンバータ3aに動作電源を供給する電源供給部15と、衛星放送信号処理部12、地上波放送信号処理部13、または外部入力I/F14から出力された映像信号に基づく映像を表示する表示器16と、衛星放送信号処理部12、地上波放送信号処理部13、または外部入力I/F14から出力された音声信号に基づく音声を出力するスピーカ17と、本体に対する入力操作を受け付ける操作部18と、を備えている。操作部18におけるユーザの操作により、表示器16で表示する映像、およびスピーカ17から出力する音声は切り替えられる。操作部18には、図示していないリモコン装置から送られてくる制御コードを受信する受信部や、利用者が操作するキーが設けられている。
また、記録装置2は、本体の動作を制御する制御部21と、分配器4を介して入力された衛星放送信号から選択されているチャンネルの衛星放送信号を抽出し、ここで抽出した衛星信号を処理して映像信号および音声信号を生成する衛星放送信号処理部22と、地上波アンテナ5で受信され、本体に入力された地上波放送信号から選択されているチャンネルの地上波放送信号を抽出し、ここで抽出した地上波信号を処理して映像信号および音声信号を生成する地上波放送信号処理部23と、衛星放送信号処理部22または地上波放送信号処理部23で処理された映像信号および音声信号をDVD、ハードディスク、ビデオテープ等の記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されている映像信号および音声信号を再生する記録/再生部24と、テレビ受像機1に映像信号および音声信号を入力する外部出力I/F25と、本体に対する入力操作を受け付ける操作部26と、を備えている。記録装置2は、衛星放送のチャンネルが選局されているとき、そのチャンネルで放送されている番組の映像信号および音声信号を外部出力I/F25から出力し、テレビ受像機1に入力する。また、地上波放送のチャンネルが選局されているとき、そのチャンネルで放送されている番組の映像信号および音声信号を外部出力I/F25から出力し、テレビ受像機1に入力する。さらに、再生時には記録/再生部24で再生した映像信号および音声信号を外部出力I/F25から出力し、テレビ受像機1に入力する。
図2に示したように、記録装置2はBSアンテナ2に対して電源供給を行う構成を備えておらず、テレビ受像機1の外部入力I/F14と記録装置2の外部出力I/F25とが接続されている。
次に、この実施形態のテレビ受像機1の動作について説明する。図3は、この実施形態のテレビ受像機の動作を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、本体が電源オフの状態から電源オンの状態に変化すると第1の電源オン処理を実行し(s1、s2)、本体が電源オンの状態から電源オフの状態に変化すると第1の電源オフ処理を実行する(s3、s4)。また、外部入力I/F14に接続されている記録装置2が電源オフの状態から電源オンの状態に変化すると第2の電源オン処理を実行し(s5、s6)、記録装置2が電源オンの状態から電源オフの状態に変化すると第2の電源オフ処理を実行する(s7、s8)。さらに、本体において選局しているチャンネルの切り替えが行われると、チャンネル切り替え処理を実行する(s9、s10)。
ここで、テレビ受像機1は、その状態が電源オフの状態であるとき、衛星放送信号処理部12、地上波放送信号処理部13、表示器16、スピーカ17等については電源供給が行われておらず、その動作を停止させているが、制御部11については操作部18における入力操作の有無や、記録装置2の状態検出のために動作させている。
まず、s2にかかる第1の電源オン処理について説明する。図4は、第1の電源オン処理を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、衛星放送のチャンネルが選局されているかどうかを判定する(s11)。選局されているチャンネルが、衛星放送のチャンネルでなく、地上波放送のチャンネルまたは外部入力である場合、本処理を終了する。一方、s11で衛星放送のチャンネルが選局されていると判定すると、電源供給部15がコンバータ3aに動作電源を供給しているかどうかを判定する(s12)。そして、コンバータ3aに対する電源供給が行われていなければ(電源未供給であれば)、コンバータ3aへの電源供給を開始する(s13)。また、s12で電源供給部15がコンバータ3aに動作電源を供給していると判定すると、本処理を終了する。
これにより、テレビ受像機1の衛星放送信号処理部12にはBSアンテナ3で受信されている衛星放送信号が入力され、表示器16において選局されている衛星放送のチャンネルで放送されている番組の映像が表示されるとともに、スピーカ17において選局されている衛星放送のチャンネルで放送されている番組の音声が出力される。
なお、s12でコンバータ3aに対する電源供給が行われていると判定する状況にいたる処理については後述するが、この状況は記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局していると判断し、すでにコンバータ3aへの電源供給を開始したことにより生じている。
次に、s4にかかる電源オフ処理について説明する。図5は、この第1の電源オフ処理を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、記録装置2が電源オフの状態であるかどうかを判定し(s21)、電源オンの状態であると判定すると本処理を終了する。したがって、記録装置2が電源オンの状態であるときに、テレビ受像機1が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わると、電源供給部15がコンバータ3aに対して電源供給を行っていれば、コンバータ3aに対する電源供給は継続される。これにより、記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局しているときに、テレビ受像機1が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わっても、記録装置2における衛星放送の受信が途切れることはない。
テレビ受像機1は、s21で記録装置2が電源オフの状態であると判定すると、電源供給部15がコンバータ3aに対して電源供給を行っているかどうかを判定し(s22)、電源供給を行っていれば、コンバータ3aに対する電源供給を停止し(s23)、本処理を終了する。したがって、テレビ受像機1が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わったとき、記録装置2が電源オフの状態であれば、電源供給部15がコンバータ3aに対して電源供給を行っていない状態にできる。上記の説明から明らかなように、テレビ受像機1および記録装置2はともに電源オフの状態であるので、衛星放送を受信しておらず、このようなときに電源供給部15がコンバータ3aに対して電源供給を行わないので、消費電力の無駄を抑えることができるとともに、コンバータ3aの経時劣化も抑えられる。
次に、s6にかかる第2の電源オン処理について説明する。図6は第2の電源オン処理を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、外部入力I/F14における記録装置2からの映像信号の有無により、記録装置2が電源オンの状態であるか、電源オフの状態であるかを判定している。テレビ受像機1は、電源供給部15がコンバータ3aに電源を供給しているかどうかを判定し(s31)、コンバータ3aに電源を供給していれば本処理を終了する。s31で電源供給部15がコンバータ3aに電源を供給していると判定されるのは、テレビ受像機1が衛星放送のチャンネルを選択しているからである。
テレビ受像機1は、s31で電源供給部15がコンバータ3aに電源を供給していない(電源未供給である)と判定すると、外部入力I/F14に入力されている記録装置2からの音声信号が無音声であるかどうかを判定する(s32)。このとき、コンバータ3aには電源が供給されていないので、記録装置2には衛星放送信号が入力されていない。したがって、記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局している場合、外部入力I/F14に入力される音声諡号は無音声である。
なお、コンバータ3aに電源供給が行われておらず、記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局しているとき、外部入力I/F14にはブルーバックの映像信号が入力されるので、このような状態であっても、外部入力I/F14における記録装置2からの映像信号の有無により、記録装置2が電源オンの状態であるか、電源オフの状態であるかを判定できる。
テレビ受像機1は、無音声でないと判定すると、すなわち記録装置2が衛星放送を選局していないと判定すると、本処理を終了する。したがって、記録装置2の電源がオンされても、テレビ受像機1および記録装置2がともに衛星放送のチャンネルを選局していなければ、コンバータ3aに対して電源供給を行わない。これにより、消費電力の無駄を一層抑えることができるとともに、コンバータ3aの経時劣化も一層抑えられる。
一方、テレビ受像機1は、s32で無音声であると判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を開始する(s33)。そして、所定時間後、例えば1秒後、に再度外部入力I/F14に入力されている記録装置2からの音声信号が無音声であるかどうかを判定する(s34)。ここでは、コンバータ3aに電源供給が行われているので、記録装置2には衛星放送信号が入力されている。したがって、s34で再度無音声であると判定された場合、記録装置2が選局している衛星放送のチャンネルが放送を休止しているか、または記録装置2が衛星放送および地上波放送のチャンネルを選局しておらず、外部入力による動作等を行っていると考えられる。このような場合に、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を行っても意味がないので、テレビ受像機1はs34で無音声であると判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を停止して本処理を終了する。これにより、消費電力の無駄をより一層抑えることができるとともに、コンバータ3aの経時劣化もより一層抑えられる。
次に、s8にかかる第2の電源オフ処理について説明する。図7は、第2の電源オフ処理を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、テレビ受像機1は、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を行っているかどうかを判定する(s41)。s41で、コンバータ3aに電源供給を行っていないと判定すると、本処理を終了する。また、s41でコンバータ3aに電源供給を行っていると判定すると、本体が衛星放送のチャンネルを選局しているかどうかを判定する(s42)。テレビ受像機1は、本体が衛星放送のチャンネルを選局していると判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を停止することなく本処理を終了する。反対に、本体が衛星放送のチャンネルを選局していないと判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を停止させて(s43)、本処理を終了する。
これにより、衛星放送のチャンネルを選局していた記録装置2がその動作を完了し、電源オフの状態になったときに、テレビ受像機1が衛星放送のチャンネルを選局していなければ電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を停止させることができる。したがって、消費電力の無駄をより一層抑えることができるとともに、コンバータ3aの経時劣化もより一層抑えられる。
最後に、s10にかかるチャンネル切り替え処理について説明する。図8は、このチャンネル切り替え処理を示すフローチャートである。テレビ受像機1は、切り替えられたチャンネルが衛星放送のチャンネルであるかどうかを判定する(s51)。s51で衛星放送のチャンネルであると判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を行っているかどうかを判定し(s52)、コンバータ3aへの電源供給を行っていなければ、コンバータ3aへの電源供給を開始し(s53)、本処理を終了する。
したがって、テレビ受像機1において選局しているチャンネルを地上波放送のチャンネルから、衛星放送のチャンネルに切り替えたときにも、速やかにテレビ受像機1に衛星放送信号の入力が開始され、選局されている衛星放送信号のチャンネルン得るで放送されている番組の映像が表示器16に表示されるとともに、スピーカから音声が出力される。
一方、s51で切り替えられたチャンネルが衛星放送のチャンネルでないと判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を行っているかどうかを判定する(s54)。コンバータ3aへの電源供給を行っていなければ、本処理を終了し、コンバータ3aへの電源供給を行っていれば記録装置2が電源オンの状態であるか、電源オフの状態であるかを判定する(s55)。s55で、記録装置2が電源オンであると判定すると本処理を終了する。したがって、記録装置2が衛星放送のチャンネルを選局しているときに、テレビ受像機1のチャンネルが切り替えられても、記録装置2における衛星放送の受信が途切れることはない。
また、s55で、記録装置2が電源オフであると判定すると、電源供給部15によるコンバータ3aへの電源供給を停止し(s56)、本処理を終了する。
このように、この実施形態のテレビ受像機1は、本体または記録装置2のいずれかが衛星放送を選局しているときには確実にコンバータ3aに対して電源供給が行え、且つ本体および記録装置2の両方が衛星放送を選局していないときには、殆どの場合コンバータ3aへの電力供給が停止できるので、消費電力を十分に抑えることができるとともに、コンバータ3aの経時劣化も十分に抑えられる。さらに、記録装置2は、コンバータ3aに対して電源供給を行う構成を設ける必要がなく、本体を安価にできる。
なお、上記実施形態では、テレビ受像機1に接続される記録装置2を1台とした例で説明したが、複数台の記録装置2が接続できる構成であってもよい。
この発明の実施形態であるテレビ受像機を適用した衛星放送受信システムの構成を示す図である。 この実施形態のテレビ受像機、および記録装置の主要部の構成を示すブロックズである。 この実施形態のテレビ受像機の動作を示すフローチャートである。 この実施形態のテレビ受像機における第1の電源オン処理を示すフローチャートである。 この実施形態のテレビ受像機における第1の電源オフ処理を示すフローチャートである。 この実施形態のテレビ受像機における第2の電源オン処理を示すフローチャートである。 この実施形態のテレビ受像機における第2の電源オフ処理を示すフローチャートである。 この実施形態のテレビ受像機におけるチャンネル切り替え処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−テレビ受像機
2−記録装置
3−衛星放送受信アンテナ(アンテナ)
3a−コンバータ
4−分配器
11−制御部
12−衛星放送信号処理部
13−地上波放送信号処理部
14−外部入力I/F
15−電源供給部
16−表示器
17−スピーカ
18−操作部

Claims (5)

  1. 受信している衛星放送の放送信号を変換して出力する衛星放送受信アンテナに動作電源を供給する電源供給手段と、
    上記衛星放送受信アンテナから出力されている放送信号から、選局されているチャンネルの放送信号を抽出し、ここで抽出した放送信号を処理して映像信号および音声信号を出力する衛星放送信号処理手段と、
    上記衛星放送信号処理手段が出力した映像信号に基づく映像を表示器に表示し、音声信号に基づく音声をスピーカから出力する出力手段と、を備え、
    上記電源供給手段は、上記衛星放送信号処理手段において衛星放送のチャンネルが選局されているとき、上記衛星放送受信アンテナに対する電源供給を行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機において、
    外部機器が接続され、この外部機器から映像信号および音声信号の入力を受け付ける外部入力受付手段と、
    上記外部入力受付手段に接続されている外部機器における電源のオン/オフ状態を検出する検出手段と、
    上記外部入力受付手段に接続されている外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定する判定手段と、を備え、
    上記電源供給手段は、外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ、判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始し、その後に、再度判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止し、反対に無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続し、反対に判定手段による判定結果が無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始せず、また外部機器が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送であれば衛星放送受信アンテナに対する電源供給を継続し、反対に選局されているチャンネルが衛星放送でなければ衛星放送受信アンテナに対する電源供給を停止し、さらに上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送のチャンネルから衛星放送でないチャンネルに切り替わったとき、または本体の電源がオフされたとき、上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オンの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続し、反対に上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オフの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止する衛星放送受信機能を有するテレビ受像機。
  2. 受信している衛星放送の放送信号を変換して出力する衛星放送受信アンテナに動作電源を供給する電源供給手段と、
    上記衛星放送受信アンテナから出力されている放送信号から、選局されているチャンネルの放送信号を抽出し、ここで抽出した放送信号を処理して映像信号および音声信号を出力する衛星放送信号処理手段と、
    上記衛星放送信号処理手段が出力した映像信号に基づく映像を表示器に表示し、音声信号に基づく音声をスピーカから出力する出力手段と、を備え、
    上記電源供給手段は、上記衛星放送信号処理手段において衛星放送のチャンネルが選局されているとき、上記衛星放送受信アンテナに対する電源供給を行う衛星放送受信機能を有するテレビ受像機において、
    外部機器が接続され、この外部機器から映像信号および音声信号の入力を受け付ける外部入力受付手段と、
    上記外部入力受付手段に接続されている外部機器における電源のオン/オフ状態を検出する検出手段と、を備え、
    上記電源供給手段は、外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始し、また外部機器が電源オンの状態から電源オフの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送であれば衛星放送受信アンテナに対する電源供給を継続し、反対に選局されているチャンネルが衛星放送でなければ衛星放送受信アンテナに対する電源供給を停止する衛星放送受信機能を有するテレビ受像機。
  3. 上記外部入力受付手段に接続されている外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定する判定手段を備え、
    前記電源供給手段は、外部機器が電源オフの状態から電源オンの状態に切り替わったことが上記検出手段により検出されたとき、衛星放送受信アンテナに動作電源を供給していなければ、判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始し、反対に無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始しない請求項2に記載の衛星放送受信機能を有するテレビ受像機。
  4. 上記電源供給手段は、衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を開始した後に、再度判定手段により外部機器から入力されている音声信号が無音声であるかどうかを判定し、無音性であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止し、反対に無音声でなければ衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続する請求項3に記載の衛星放送受信機能を有するテレビ受像機。
  5. 上記電源供給制御手段は、上記衛星放送信号処理手段において選局されているチャンネルが衛星放送のチャンネルから衛星放送でないチャンネルに切り替わったとき、または本体の電源がオフされたとき、上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オンの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を継続し、反対に上記検出手段により検出された外部機器の状態が電源オフの状態であれば衛星放送受信アンテナに対する動作電源の供給を停止する請求項2〜4のいずれかに記載の衛星放送受信機能を有するテレビ受像機。
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