JP2007250104A - 映像再生装置 - Google Patents

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悟 松本
Tomoji Yamamoto
友二 山本
Tatsuo Koga
達雄 古賀
Ryosuke Otsuki
良輔 大槻
Takayuki Kida
貴之 木田
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Abstract

【課題】特定コンテンツに対して、この特定コンテンツ特有の処理の実行を制御することが可能な映像再生装置を提供する。
【解決手段】 映像再生装置は、コンテンツが特定コンテンツを含むかを特定可能な情報を含むコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得部と、前記コンテンツ識別情報取得部において取得されたコンテンツ識別情報に基づいて、特定コンテンツを含むかを判定する判定部と、前記判定部の判定に基づいて、コンテンツ中の特定コンテンツを除去あるいは不除去を変更する処理を実行するとともに、前記コンテンツを再生する再生部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像および音声コンテンツに含まれるコマーシャル(以下CMと称す)等の特定コンテンツを検出する映像記録再生装置に関する。
従来、映像および音声コンテンツに含まれるCMをコンテンツの音声信号の強さである出力パワーを用いて検出する技術が提案されている。
例えば、コンテンツ音声信号の出力パワーを解析し、ある閾値以下の部分を無音として検出し、その無音区間の間隔がCM時間(例えば15秒や30秒など)と同等であればCMと判断する。
特許文献1には、無音区間の間隔に基づいてCM部分を検出し、この検出したCM部分を記録または再生しないようにする方法が開示されている。
特開2002-247516号公報
しかしながら、上記方法によれば、コンテンツがCMを含まない場合であっても、本編中に15秒間隔の無音区間があると、この部分をCMと判断してしまう。
そこで、本発明は、CMを含まないコンテンツに対して、誤ってCM検出を行わないことを可能とする映像再生装置を提供することを課題とする。
さらに、上記では特定コンテンツとしてCMを例示し、このCMを検出する処理を例示したが、これに限らず、特定コンテンツに対して、特有の処理の実行を制御することが可能な映像再生装置を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、映像再生装置であって、コンテンツが特定コンテンツを含むかを特定可能な情報を含むコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得部と、前記コンテンツ識別情報取得部において取得されたコンテンツ識別情報に基づいて、特定コンテンツを含むかを判定する判定部と、前記判定部の判定に基づいて、コンテンツ中の特定コンテンツを除去あるいは不除去を変更する処理を実行するとともに、前記コンテンツを再生する再生部を備えることを特徴とする。
この特徴により、特定コンテンツの有無によって、コンテンツ中の特定コンテンツを除去または不除去の処理を変更することができる。

請求項2の発明は、コンテンツ中の特定コンテンツを除去して再生する映像再生装置であって、コンテンツのサービス識別子に基づき、このコンテンツ中の特定コンテンツを除去する処理を許可する再生制御部を備えることを特徴とする。
この特徴により、コンテンツのサービス識別子に基づいて、コンテンツ中の特定コンテンツを除去する処理を行わせることができる。

請求項3の発明は、請求項2に記載の映像再生装置であって、前記再生制御部は、コンテンツのサービス識別子が特定コンテンツを含むことを示すとき、この特定コンテンツを除去する処理を実行し、前記サービス識別子が特定コンテンツを含むと特定できないとき、この特定コンテンツを除去する処理を実行しないよう制御することを特徴とする。
この特徴により、コンテンツのサービス識別子によって、コンテンツが特定コンテンツを含むか否かがわかり、コンテンツが特定コンテンツを含むとき、特定コンテンツを除去する処理を行うことができる。

請求項4の発明は、請求項3に記載の映像再生装置であって、前記サービス識別子は、コンテンツを送出する放送局を示す情報であり、前記再生制御部は、前記放送局を示す情報が特定コンテンツを含むことを示すか判定する判定部を備え、該判定部によって、前記放送局を示す情報が特定コンテンツを含むことを示すと判定されたとき、前記特定コンテンツを除去する処理を実行することを特徴とする。
この特徴により、コンテンツのサービス識別子が放送局を示す情報であるとき、これに基づいて特定コンテンツを含むか否か判定することができ、特定コンテンツを含むと判定されたとき、この特定コンテンツを除去することができる。

請求項5の発明は、請求項2ないし4の何れかに記載の映像再生装置であって、前記特定コンテンツを除去する処理は、前記コンテンツの音声信号の出力に基づいて無音区間を検出し、検出された時間的に連続する少なくとも3つの無音区間が所定間隔内にて検出されるとき、これらの無音区間で挟まれる少なくとも2つの有音区間が前記特定コンテンツであると特定する処理を含むことを特徴とする。
この特徴により、コンテンツの音声信号の無音区間の検出結果に基づき、特定コンテンツであると特定することができ、この特定コンテンツを除去することができる。

請求項6の発明は、請求項1ないし5何れかに記載の映像再生装置であって、前記特定コンテンツは、コマーシャルであることを特徴とする。
この特徴により、CMを含むコンテンツに対しては、CM検出処理を行い、CMを含まないコンテンツに対しては、CM検出処理を行わないため、CMを含まないコンテンツの再生では、CM検出処理の結果に依存することなく、再生動作を実現することができる。

なお、請求項中のコンテンツ識別情報取得部、判定部、再生制御部は実施の形態に係る映像記録再生装置の再生制御部17に対応する。請求項中の再生部は実施の形態に係る映像記録再生装置の再生制御部17、AVデコーダ18に対応する。

本発明によれば、CMを含まないコンテンツに対して、誤ってCM検出を行わないことを可能とする映像記録再生装置を提供することができる。
さらに、特定コンテンツに対して、特有の処理の実行を制御することが可能な映像再生装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る映像記録再生装置の構成を示す図である。図示のように、映像記録再生装置は、主に、受信部11、データ分離部12、音声デコーダ13、音声解析部14、記憶媒体インタフェース15、記憶媒体16、再生制御部17、AVデコーダ18、モニタ19、スピーカ20、システムコントローラ(図示しない)を含む。
尚、図1では、記録媒体16としてHDD(Hard Disk Drive)が例示してあり、また、それに対する書込み・読出しの記憶媒体インタフェース15としてHDDインタフェースを例示している。

受信部11は、リモコン21等によりユーザから指示されたサービス識別子を有する音映像放送信号を受信して検波し、MPEG2-TS(Moving Picture Experts Group 2 - Transport Stream)形式のような符号化音映像信号に復調する。サービス識別子とは、放送局毎に付与されるチャンネル番号のようなものであり、運用上一意に定められている。
この受信部11において復調された符号化音映像信号は、当該符号化音映像信号のサービス識別子と対応付けられて記憶媒体16に記録される。

データ分離部12は、受信部11から出力されたMPEG2-TS形式のような符号化音映像信号から、符号化音声信号と符号化映像信号を分離する。
音声デコーダ13は、データ分離部12において分離された符号化音声信号を音声信号に復号する。

音声解析部14は、音声デコーダ13が復号した音声信号に対して、その出力パワー値を用いて無音を検出する。また、音声解析部14は、検出した無音区間について、無音区間情報としてその開始時刻Tnと終了時刻Tyを記憶媒体16に記録する。この無音区間の開始時刻および終了時刻は、番組開始からの相対時刻である。

記憶媒体インタフェース15は、記憶媒体16に対して受信部11から符号化音映像信号を記録し、また記憶媒体16から符号化音映像信号を読み出すインタフェースである。また、記憶媒体インタフェース15は、音声解析部14において作成された無音区間情報を記憶媒体16に記録する。

記憶媒体16は、符号化音映像信号等を記録する記録媒体である。

再生制御部17は、記憶媒体16に記録されている無音区間情報を参照し、これに基づき再生制御を行い、記録媒体14から再生されるべき該当記録部分を読出してAVデコーダ18にて再生させる。
また、再生制御部17は、前記無音区間情報を用いて、CMを検出する。本実施の形態では、後述するCM検出動作における所定時間T1を現行のCM時間に相当する15秒、30秒、60秒、90秒等としている。また所定時間T2は、1秒程度としている。
さらに、再生制御部17は、HDDに記録されている再生すべきコンテンツのサービス識別子を参照し、これが所定のサービス識別子であるか否かに基づいて、CMに関する処理を行なうか否かの制御を行う。

AVデコーダ18は、記録媒体14に記録されているMPEG2-TS形式のような符号化音映像信号を取出して映像信号と音声信号とに復号する。

モニタ19は、映像信号を再生出力する。

スピーカ20は、音声信号を再生出力する。

リモコン21は、ユーザからの操作指示を入力するためのインタフェースである。本実施の形態では、映像記録再生装置の再生動作の指示や、サービス識別子を指定する際の入力に用いられる。また、後述の本実施の形態における再生動作において、S82における所定のサービス識別子を設定する際にも使用される。

なお、図示しないシステムコントローラは、映像記録再生装置の構成要素を統括的に制御する。

なお、上記のデータ分離部12、音声デコーダ13、音声解析部14、再生制御部17、システムコントローラ18、AVデコーダ19は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた記録制御機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。

次に、上記構成による映像記録動作について説明する。
図2は、CMを含む映像コンテンツの時間的な構成を概略的に示す図である。同図では、本編の間にCMが4回連続して放送されるという態様を示している。なお、以下の説明では、記録するコンテンツについて、後述する方法で検出した無音区間が同図に示すA、無音区間Aに挟まれた区間BがCM期間であるとしている。

図3は、映像記録再生装置における映像記録動作を概略的に示すフローチャートである。
映像記録再生装置において、受信部11が、リモコン21等によりユーザから指示されたサービス識別子を有す音映像放送信号を受信して検波し、MPEG2-TSのような符号化音映像信号に復調する(S10)。復調された符号化音映像信号は、そのサービス識別子と対応付けられ、記憶媒体インタフェース15を介して所定のフォーマットにて記憶媒体16に記録される(S12)。
一方、s10にて復調された符号化音映像信号はデータ分離部12に入力され、データ分離部12において、音声符号化信号が取り出される(S14)。そしてこれを音声デコーダ13にて音声信号に復号し(S16)、音声解析部14にてその音声信号に対して各番組開始からの相対時刻と無音区間を検出し(S18)、インタフェース15を介して記録媒体16に無音区間の開始時刻および終了時刻を記録する(S20)。S10からS20までの手順をs10において受信した音映像放送信号に対し順次実行していく。

ここで上記s18における無音区間の検出について図4を用いて説明する。この無音区間の検出は、音声解析部14が主に処理を行なう。
本実施の形態において、有音とは音声信号の出力パワーが所定の閾値以上であるときをいい、無音とは、音声信号の出力パワーが閾値以下であるときをいう。同図において、区間A1,A2,A3,…Anが無音区間(1,2,3,…nの順で現れる)、区間Bが有音区間である。
一般にテレビ放送では、CM放送の直前直後の無音区間Aは約1秒間、また、無音区間Aに挟まれたCM期間Bは15秒間から90秒程度の固定時間長である。
図3のS18では、無音区間情報として、有音から無音に変化した時刻を無音区間Aの開始時刻として記録媒体16に記録する。また、無音から有音に変化した時刻を無音区間Aの終了時刻として記録媒体16に記録する。図5に無音区間情報の記録様式の一例を示す。
図示のようにそれぞれの無音区間について、開始時刻と終了時刻を対応づけて記録する。 なお、以下で説明するCM検出動作において、無音区間情報として、無音区間nに対して、次の無音区間(n+1)までの有音区間が、以下に説明するCM検出の結果、CMか本編かを併せて記録する。
さらに、この無音区間nと次の無音区間(n+1)までの有音区間nと、無音区間(n+1)と次の無音区間(n+2)までの有音区間(n+1)がCMから本編に変化する際、それら有音区間に挟まれた無音区間(n+1)に対して、その無音区間(n+1)の直後の有音区間から本編であることを示すためにフラグを"1"とし、これを記録する。一方、無音区間nと次の無音区間(n+1)までの有音区間nと、無音区間(n+1)と次の無音区間(n+2)までの有音区間(n+1)がCMから本編に変化しないとき、それら有音区間に挟まれた無音区間(n+1)に対して、その無音区間(n+1)の直後の有音区間から本編でないことを示すためにフラグを"0"とし、これを記録する。
たとえば、図5においては、無音区間nについて、開始時刻Tn(1)が0.000秒、終了時刻Ty(1)が1.020秒、開始時刻Tn(2)が23.531秒、終了時刻Ty(2)が24.361秒、開始時刻Tn(3)が38.086秒、終了時刻Ty(3)が39.402秒、開始時刻Tn(4)が53.341秒、終了時刻Ty(4)が54.376秒、であることを示している。また、無音区間1と次の無音区間2までの有音区間が本編、無音区間2と次の無音区間3までの有音区間がCM、無音区間3と次の無音区間4までの有音区間がCM、無音区間4と次の無音区間5までの有音区間が本編であることを示している。
また、無音区間3と次の無音区間4までの有音区間3と、無音区間4と次の無音区間5までの有音区間4がCMから本編に変化することを示している。なお、図5においては、番組の冒頭(開示時刻が0秒)に位置する無音区間1に対応しては、CMから変化したとして、フラグ"1"をセットしている。

次に、上記構成によるCM検出動作について説明する。
図6〜8は、映像記録再生装置におけるCM検出動作を概略的に示すフローチャートである。このCM検出動作は、再生制御部17が主に処理を行う。
このCM検出動作は、上述の映像記録動作時に検出した無音区間を用いる。なお、このCM検出動作は、コンテンツを記録した後に任意のタイミングで実行され、後述する再生動作の際、コンテンツ再生に先行して実行される。

まず、図6のS30において、記憶媒体16から無音区間情報を取得する(S30)。次に、取得した無音区間情報を用いて、無音区間とその次の無音区間との間の区間、すなわち有音区間がCMであるか否かを検出する(S32)。この動作については後に詳しく説明する。
S32の結果に基づき、有音区間がCMから本編に変化する無音区間を抽出し、これをマークする(S34)。すなわち、有音区間がCMから本編に変化する無音区間に対応して、図5中の本編に変化する無音区間に対応する“本編前フラグ”の項に"1"をセットする。一方、有音区間がCMから本編に変化しない無音区間に対しては、図5中の本編に変化する無音区間に対応する“本編前フラグ”の項を"0"とする。
以上の手順を、すべての無音区間情報に対して行う。

次に、図6中のS32の動作を図7および図8のフローチャートを用いて説明する。
図7のS40において、まず始めに、n=1(初期値)として、(n+1)番目の無音区間の開始時刻Tn(n+1)とn番目の無音区間の開始時刻Tn(n)との時間差Dn(n)を求める(S40)。
次に、(n+1)番目の無音区間の終了時刻Ty(n+1)とn番目の無音区間の終了開始時刻Ty(n)との時間差Dy(n)を求める(S42)。
続いて、(n+2)番目の無音区間の開始時刻Tn(n+2)と(n+1)番目の無音区間の開始時刻Tn(n+1)との時間差Dn(n+1)を求め(S44)、(n+2)番目の無音区間の終了時刻Ty(n+2)と(n+1)番目の無音区間の終了時刻Ty(n+1)との時間差Dy(n+1)を求める(S46)。
続いて、(n+1)番目の無音区間の終了時刻と(n+1)番目の無音区間の開始時刻との時間差D(n+1)を求める(S48)。
S50では、S40からS48の手順で求めたDn(n),Dy(n),Dn(n+1),Dy(n+1),D(n+1)を用いて、
“Dn(n)あるいはDy(n)の少なくとも1つが所定時間T1以内であり、かつ、Dn(n+1)あるいはDy(n+1)の少なくとも1つが所定時間T1以内であり、かつ、D(n+1)が所定時間T2以内である“との条件を満たすか判断する(S50)。
S50における判断の結果、条件を満たす場合、S60に移行する。
一方、S50における判断の結果、条件を満たさない場合、nをn+1とし、対象とする無音区間情報を更新し(S52)、S40に移行する。

図8のS60においては、有音区間nおよび(n+1)はともにCMであると判断する。このとき、この結果を図5中のこの有音区間nおよび(n+1)に相当する“nからn+1まではCMか本編か”および“n+1からn+2まではCMか本編か”の項にCMである旨を記録する(S60)。
そして、nをn+2とし、対象とする無音区間情報を更新する(S62)。

続いて、(n+1)番目の無音区間の開始時刻Tn(n+1)とn番目の無音区間の開始時刻Tn(n)との時間差Dn(n)を求める(S64)。
次に、(n+1)番目の無音区間の終了時刻Ty(n+1)とn番目の無音区間の終了開始時刻Ty(n)との時間差Dy(n)を求める(S66)。
続いて、n番目の無音区間の終了時刻とn番目の無音区間の開始時刻との時間差D(n)を求める(S68)

S70では、S64からS68の手順で求めたDn(n),Dy(n),D(n)を用いて、“Dn(n)あるいはDy(n)の少なくとも1つが所定時間T1以内であり、かつ、D(n)が所定時間T2以内である“との条件を満たすか判断する(S70)。
S70における判断の結果、条件を満たす場合、S72に移行する。
一方、S70における判断の結果、条件を満たさない場合、S76に移行する。

S70における判断の結果、条件を満たす場合、有音区間nはCMであると判断する。このとき、この結果を図5中のこの有音区間nに相当する “nからn+1まではCMか本編か”の項に”CM”である旨を記録し(S72)、続いて、nをn+1とし、対象とする無音区間情報を更新し(S74)、S64に移行する。この移行は、すべての無音区間情報に対して繰り返し実行される。

一方、S70における判断の結果、条件を満たさない場合、有音区間nはCMでない、すなわち、本編であると判断する。このとき、この結果を図5中のこの有音区間nに相当する “nからn+1まではCMか本編か”の項に”本編”である旨を記録し(S76)、続いて、nをn+1とし、対象とする無音区間情報を更新し(S78)、S40に移行する。この移行は、すべての無音区間情報に対して繰り返し実行される。
なお、S50およびS70における判断で用いられる所定時間T2は1秒程度である。また、所定時間T1は、現行のCM時間に相当する15秒、30秒、60秒、90秒等のうち何れか1つ、あるいは、15秒、30秒、60秒、90秒等の全ての値について判断する。

次に、本実施の形態における再生動作について説明する。本動作は、コンテンツ中の本編のみを再生するものである。
図9は、映像記録再生装置における本動作を概略的に示すフローチャートである。
再生制御部17は、HDDインタフェース15を介して記憶媒体16から、再生するコンテンツに対応するMPEG2-TS信号およびこのMPEG2-TS信号のサービス識別子を読み出す(S80)。
続いて、再生制御部17は、S80にて取得したサービス識別子が所定のサービス識別子であるか否かを判断する(S82)。
S82においては、民間放送に付与されるサービス識別子である141以上190未満であるか否かを判別する。
S82の判別において、サービス識別子が141以上190未満でないとき(S82no)、再生制御部17は、MPEG2-TS信号をビデオ信号あるいはオーディオ信号に復号すべく、HDDインタフェース15を介して記憶媒体16から読み出し、AVデコーダ19に転送し(S84)、S86に処理を移す。

一方、S82の判別において、サービス識別子が141以上190未満であるとき(S82yes)、再生制御部17は、図6〜8に示すCM検出を行う(S90)。
HDDインタフェース15を介して記憶媒体16から、前述のCM検出動作の結果である無音区間情報を読み出し、CMとして検出した時間および本編として検出した時間を取得する。
続いて、再生制御部17は、取得した時間情報を用い、CMでない部分、すなわち本編部分のMPEG2-TS信号をビデオ信号あるいはオーディオ信号に復号すべく、HDDインタフェース15を介して記憶媒体16から読み出し、AVデコーダ19に転送する。一方、CM部分のMPEG2-TS信号は、ビデオ信号あるいはオーディオ信号への復号を行わずして、記憶媒体16の該当するMPEG2-TS信号を読み飛ばす(S92)。

AVデコーダ19に入力されたMPEG2-TS信号はデコードされ、ビデオ信号あるいはオーディオ信号に復号される(S86)。AVデコーダ19にて復号されたビデオ信号、オーディオ信号は、それぞれモニタ20、スピーカ22にて出力再生される(S88)。

上記によれば、コンテンツ再生時、S82における判断において、コンテンツが民間放送に付与された所定のサービス識別子を有する場合、これらのコンテンツはCMを含むとして、CM検出を含む再生動作を行い、一方、コンテンツが当該所定のサービス識別子を有さない場合、これらのコンテンツはCMを含まないとして、CM検出を含まない動作を行う。
これにより、コンテンツがCMを含まない場合であって、かつ、本編中に15秒間隔の無音区間があっても、この部分をCMと判断することなく、本編として再生することが可能となる。

なお、上記の実施の形態において、コンテンツのサービス識別子は受信部にて指示されたサービス識別子を取得するようにしたが、コンテンツ中に含まれるサービス識別子をデータ分離部等で抽出するようにしてもよい。
また、このサービス識別子を、コンテンツを識別するための情報と、このコンテンツを識別するための情報とその他属性情報を含む電子番組表等とから取得するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、コンテンツ、コンテンツのサービス識別子、および無音区間に関する情報を記憶媒体に記録するようにしてCM検出を行うか否かの判断、およびCM検出を行ったが、これらの情報を記憶媒体へ記録することなく、リアルタイムに処理するようにしてもよい。

以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明ないし各構成要件の用語の意義等は、本実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
実施形態に係る映像記録再生装置の構成を示す図 コンテンツの構成の一例を示す図 実施形態に係る記録動作を示すフローチャート 実施形態に係るCM検出を説明する図 実施形態に係る無音区間情報の一例を示す図 実施形態に係るCM検出動作を示すフローチャート 実施形態に係るCM検出動作を示すフローチャート 実施形態に係るCM検出動作を示すフローチャート 実施形態に係る再生動作を示すフローチャート
符号の説明
11 受信部
12 データ分離部
13 音声デコーダ
14 CM検出部
15 記憶媒体インタフェース
16 記憶媒体
17 音声解析部
18 AVデコーダ
19 モニタ
20 スピーカ
21 リモコン

Claims (6)

  1. コンテンツが特定コンテンツを含むかを特定可能な情報を含むコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得部と、
    前記コンテンツ識別情報取得部において取得されたコンテンツ識別情報に基づいて、特定コンテンツを含むかを判定する判定部と、
    前記判定部の判定に基づいて、コンテンツ中の特定コンテンツを除去あるいは不除去を変更する処理を実行するとともに、前記コンテンツを再生する再生部を
    備えることを特徴とする映像再生装置。
  2. コンテンツ中の特定コンテンツを除去して再生する映像再生装置であって、
    コンテンツのサービス識別子に基づき、このコンテンツ中の特定コンテンツを除去する処理を許可する再生制御部を備えることを特徴とする映像再生装置。
  3. 前記再生制御部は、コンテンツのサービス識別子が特定コンテンツを含むことを示すとき、この特定コンテンツを除去する処理を実行し、前記サービス識別子が特定コンテンツを含むと特定できないとき、この特定コンテンツを除去する処理を実行しないよう制御することを特徴とする請求項2に記載の映像再生装置。
  4. 前記サービス識別子は、コンテンツを送出する放送局を示す情報であり、
    前記再生制御部は、前記放送局を示す情報が特定コンテンツを含むことを示すか判定する判定部を備え、該判定部によって、前記放送局を示す情報が特定コンテンツを含むことを示すと判定されたとき、前記特定コンテンツを除去する処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の映像再生装置。
  5. 前記特定コンテンツを除去する処理は、
    前記コンテンツの音声信号の出力に基づいて無音区間を検出し、検出された時間的に連続する少なくとも3つの無音区間が所定間隔内にて検出されるとき、これらの無音区間で挟まれる少なくとも2つの有音区間が前記特定コンテンツであると特定する処理を含むことを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の映像再生装置。
  6. 前記特定コンテンツは、コマーシャルである
    ことを特徴とする請求項1ないし5何れかに記載の映像再生装置。

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