JP2007027880A - デジタル放送蓄積・再生方法 - Google Patents

デジタル放送蓄積・再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007027880A
JP2007027880A JP2005203342A JP2005203342A JP2007027880A JP 2007027880 A JP2007027880 A JP 2007027880A JP 2005203342 A JP2005203342 A JP 2005203342A JP 2005203342 A JP2005203342 A JP 2005203342A JP 2007027880 A JP2007027880 A JP 2007027880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving image
audio
unit
playback
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005203342A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kirihara
俊 桐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005203342A priority Critical patent/JP2007027880A/ja
Publication of JP2007027880A publication Critical patent/JP2007027880A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】特殊再生(高速再生)の再生速度をユーザの嗜好に合わせ自動で変更することができるデジタル放送蓄積・再生方法を提供すること。
【解決手段】ストリーム処理部と、蓄積ストリーム作成部と、動画処理部と、音声処理部と、動画特徴量抽出部と、前記音声処理部の復号した音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出部と、前記蓄積ストリーム作成部の作成した蓄積ストリームと、前記動画特徴量抽出部及び前記音声特徴量抽出部の抽出した動画特徴量及び音声特徴量とを蓄積する蓄積装置と、ユーザの特殊再生指示を受信し、操作のタイミングの前後一定期間のストリームの持つ特徴量を前記蓄積装置から読み出し、特徴量のパターンを検出すると共に検出された特徴量のパターンを前記蓄積装置にユーザの好みのパラメタパターンとしてパラメタパターン検出部とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送の蓄積再生方法に関し、特にユーザの好みを反映させた再生速度で特殊再生が可能な蓄積再生方法に関する。
特許文献1「動画再生装置」(東芝)では、特殊再生時にフレーム間の差分の大きなところと、音声変化の大きいところを抽出し、シーンチェンジ部として特殊再生速度を低下させてユーザの認識度を向上させている。
又、特許文献2「動画記録再生装置及び記憶媒体」(シャープ)では、「番組間スキップ」「類似シーン検索」「CM−CM間スキップ」といったことを可能とする情報を蓄積時に保存し、複数の特殊再生手法をユーザに提供し利便性を向上させている。
更に、特許文献3「情報信号処理装置及び情報信号処理装置及び情報信号記録装置」(ソニー)では、番組情報として送出されている情報から番組ジャンルを認識し、ジャンル毎に画像・音声のシーンチェンジに一定のルールを設けて、特殊再生時にはそのルールに応じたシーンチェンジ部の特殊再生速度を落とすことでユーザの認識率を上げている。
特開平10−243351号公報 特開2000−125243号公報 特開2002−044572号公報
特許文献1〜3記載の発明をより発展させ、ユーザの好みを的確に反映できる特殊再生手法が望まれている。
本発明は、従来例の問題を解決し、特殊再生(高速再生)の再生速度をユーザの嗜好に合わせ自動で変更することができるデジタル放送蓄積・再生方法を提供することを目的とする。
本発明は、デジタル放送を受信・蓄積し再生する蓄積再生方法であって、入力ストリームを動画及び音声に分離するストリーム処理部と、前記ストリーム処理部の処理したストリームを受け取り蓄積ストリームを作成する蓄積ストリーム作成部と、前記ストリーム処理部の分離した動画を復号する動画処理部と、前記ストリーム処理部の分離した音声を復号する音声処理部と、前記動画処理部の復号した動画の特徴量を抽出する動画特徴量抽出部と、前記音声処理部の復号した音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出部と、前記蓄積ストリーム作成部の作成した蓄積ストリームと、前記動画特徴量抽出部及び前記音声特徴量抽出部の抽出した動画特徴量及び音声特徴量とを蓄積する蓄積装置と、ユーザの特殊再生指示を受信し、操作のタイミングの前後一定期間のストリームの持つ特徴量を前記蓄積装置から読み出し、特徴量のパターンを検出すると共に検出された特徴量のパターンを前記蓄積装置にユーザの好みのパラメタパターンとしてパラメタパターン検出部とを有することを特徴とするデジタル放送蓄積・再生方法である。
本発明によれば、特殊再生(高速再生)の再生速度をユーザの嗜好に合わせて自動で変更することができる。特に、過去に視聴したコンテンツで取得した特徴量から新たな別のコンテンツの再生速度を変更できる。
又、過去に特殊再生を行った際に、特殊再生指示のタイミングの動画・音声特徴量を記憶し、ユーザの嗜好とすることにより、新たな録画コンテンツについても同様の特徴量を持つシーンについてユーザの嗜好を判定できる。
本発明は、デジタル放送受信装置、デジタル及びアナログの放送蓄積再生装置、デジタル及びアナログビデオカメラ再生装置、デジタルスチルカメラ再生装置等を包含しており、特に内部にハードディスク等の蓄積装置を持つデジタル放送受信装置及びデジタル放送蓄積再生装置は、録画再生動作が一般的に行われている上、放送される動画及び音声をそのままデジタルで処理し特徴量を抽出できるという点で好ましい。
以下、内部にハードディスク等の蓄積装置を持つデジタル放送受信装置を例に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。以下では、「内部にハードディスク等の蓄積装置を持つデジタル放送受信装置」を単に「放送受信装置」と称するものとする。
図1において、101はデジタル放送波を受信する放送受信アンテナである。デジタル放送波であれば、BS/CS地上波といった放送の形態を問わない。又、日/米/欧等の放送のフォーマットについても任意である。放送受信アンテナ101は、入力処理部104と接続され、入力ストリームを入力する。
102は本発明を適用する放送受信装置にユーザの指示を通知する操作部である。リモートコントローラが一般的であるが、装置に指示を伝えることができれば方法は任意である。操作部102は放送受信装置の制御部103に接続される。
103は本発明を適用する放送受信装置の制御部である。放送受信装置制御部103は、簡単のため図示しないが、放送受信装置の各構成要件に接続され、制御情報を通知する。少なくとも、「停止」「通常視聴」「録画」「通常再生」「高速再生」の4つの指示を送ることが可能であることが必須である。
104は入力ストリームを処理する入力処理部である。入力処理部は、デジタル放送の多重入力ストリームの分離、解析を行う。一般的なデジタル放送では、多重層にMPEG2 Transport Stream が用いられるため、MPEG2 −TS処理を行えること、Service Information (SI) 及びProgram Specific Information(PSI )の解析が可能であることが特に好ましい。
入力処理部104は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
入力処理部104は放送波アンテナ101と接続され、多重デジタル放送信号を入力する。又、入力処理部104は、蓄積/再生部109と接続され、多重デジタル放送信号を入力する。入力処理部104は、動画処理部105と接続され、分離した圧縮動画信号を出力する。又、入力処理部104は、音声処理部106と接続され、圧縮音声信号を出力する。又、入力処理部104は、蓄積/再生部109と接続され、多重デジタル放送信号を出力する。
入力処理部104は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示を受けて、放送波アンテナ101から多重デジタル放送信号を受け取り、多重分離・SI/PSI解析等の後、圧縮動画信号を動画処理部105に、圧縮音声信号を音声処理部106に出力する。
「録画」の指示を受けて、放送波アンテナ101から多重デジタル放送信号を受け取り、蓄積/再生部109に出力する。
「通常再生」「高速再生」の指示を受けて、蓄積/再生部109から多重デジタル放送信号を受け取り、多重分離・SI/PSI解析等の後、圧縮動画信号を動画処理部105に圧縮音声信号を音声処理部106に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号処理を停止し、信号入力/出力を停止する。
105は圧縮動画信号を処理する動画処理部である。デジタル放送で用いられる圧縮動画を復号する。一般的なデジタル放送ではMPEG2 動画が用いられるため、MPEG2 動画復号が可能であることが特に好ましい。更に、動画処理部104は、通常の復号に加え、通常の数倍〜数十倍の速度で動画を出力可能な高速復号が可能であることが望ましく、少なくとも3段階程度に高速再生の速さを変化させられることが望ましい。高速復号の手法は任意である。
動画処理部104は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画処理部105は、入力処理部104と接続され、圧縮動画信号を入力する。又、動画処理部105は、再生速度決定部119と接続され、再生速度情報を入力する。又、動画処理部105は、動画出力部107と接続され、復号動画信号を出力する。又、動画処理部105は、動画パラメタ抽出部111と接続され、動画パラメタ抽出で用いる情報を出力する。出力する情報としては、フレームの画素値、フレームの周波数値、動きベクトルが好ましい。動画パラメタについては動画パラメタ抽出部111の動作説明で詳細に述べる。動画処理部105は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」の指示を受けて、入力処理部104から圧縮動画信号を受け取り、圧縮信号の復号処理を行い、動画出力部107に出力する。
「録画」の指示の際は動画処理部105は動作しない。
「高速再生」の指示を受けて、入力処理部104から圧縮動画信号を、再生速度決定部119から再生速度情報を、それぞれ受け取り、指示された再生速度で圧縮動画信号の復号を行い、動画出力部107に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号処理を停止し、信号入力/出力を停止する。
106は圧縮音声信号を処理する音声処理部である。デジタル放送で用いられる圧縮音声を復号する。デジタル放送で用いられている圧縮音声形式MPEG2 AAC 、MPEG1 Audio、Dolby Digital(AC-3) 復号が可能であることが望ましい。更に、音声処理部106は、通常の復号に加え、通常の数倍〜数十倍の速度で音声を出力可能な高速復号が可能であることが望ましく、又、少なくとも3段階程度に高速再生速度を変更できることが望ましい。高速復号の手法は任意で良い。
音声処理部106は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
音声処理部106は、入力処理部104と接続され、圧縮音声信号を入力する。又、音声処理部106は、再生速度決定部119に接続され、再生速度情報を入力する。又、音声処理部106は、音声出力部108と接続され、復号音声信号を出力する。又、音声処理部106は、音声パラメタ抽出部115と接続され、音声パラメタ抽出で用いる情報を出力する。出力する情報としては、音声フレームのレベル値、音声フレームの周波数値が好ましい。音声パラメタについては音声パラメタ抽出部115の動作説明で詳細に説明する。
音声処理部106は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」の指示を受けて、入力処理部104から圧縮音声信号を受け取り、圧縮信号の復号処理を行い、音声出力部108に出力する。
「録画」の指示の際は音声処理部106は動作しない。
「高速再生」の指示を受けて、入力処理部104から圧縮音声信号を、再生速度決定部119から再生速度情報を、それぞれ受け取り、指示された速度で圧縮音声信号の復号を行い、音声出力部108に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号処理を停止し、信号入力/出力を停止する。
107は動画信号を出力する動画出力部である。復号された動画を決められた解像度、フレームレートで出力する。
動画出力部107は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画出力部107は、動画処理部105と接続され、復号動画信号を入力する。又、動画出力部107は、図示しない外部ディスプレイ等と接続され、動画信号を出力する。
動画出力部107は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」「高速再生」の指示を受けて、動画処理部105から復号動画信号を受け取り、映像を図示しない表示装置に出力する。
「録画」の指示の際は動画出力部107は動作しない。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
108は音声信号を出力する音声出力部である。復号された音声を決められたサンプリング周波数、チャネル数で出力する。
音声出力部108は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
音声出力部108は、音声処理部106と接続され、復号音声信号を入力する。又、音声出力部106は、図示しない外部アンプ等と接続され、音声信号を出力する。
音声出力部108は、放送受信装置制御部103からの指示をうけて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」「高速再生」の指示を受けて、音声処理部106から復号音声信号を受け取り、音声を図示しない出力装置に出力する。
「録画」の指示は無視する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
109は入力ストリームのストリーム蓄積装置110への蓄積を制御し、ストリーム蓄積装置110からの読み出しを制御する蓄積/再生部である。
蓄積/再生部109は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
蓄積/再生部109は入力処理部104と接続され、多重デジタル放送信号を入力する。又、蓄積/再生部109はストリーム蓄積装置110と接続され、多重デジタル放送信号を出力する。又、蓄積/再生部109はストリーム蓄積装置110と接続され、多重デジタル放送信号を入力する。又、蓄積/再生部109は入力処理部104と接続され、多重デジタル放送信号を出力する。
蓄積/再生部109は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示の際は蓄積/再生部109は動作しない。
「通常再生」「高速再生」の指示を受けて、ストリーム蓄積部110から多重デジタル放送信号を読み出し、入力処理部104に出力する。
「録画」の指示を受けて、入力処理部104から多重デジタル放送信号を受け取り、ストリーム蓄積部110に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
110は放送ストリームを蓄積するストリーム蓄積部である。ストリーム蓄積部110は、デジタル放送を蓄積できる不揮発性の蓄積媒体であれば媒体は任意で良いが、蓄積できる情報量からハードディスク等の大容量磁気記憶装置が望ましい。
ストリーム蓄積部110は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
ストリーム蓄積部110は蓄積/再生部109と接続され、多重デジタル放送信号が入力される。又、ストリーム蓄積部110は蓄積/再生部109と接続され、多重デジタル放送信号が出力される。
ストリーム蓄積部110は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示の際はストリーム蓄積部110は動作しない。
「通常再生」「高速再生」の指示を受けて、蓄積/再生部109から読み出すストリームの指示を受け、多重デジタル放送信号を読み出し、蓄積/再生部109に出力する。
「録画」の指示を受けて、蓄積/再生部109から多重デジタル放送信号を受け取り、蓄積する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/ 出力を停止する。
111は動画に含まれるパラメタを抽出し、動画パラメタ蓄積部112に蓄積する動画パラメタ抽出部である。動画パラメタ抽出部111が抽出する動画パラメタは、動画の特徴量である。特徴量としては以下が好ましい。
A.フレーム内情報
A.1:輝度/ 色差値平均・・・対象フレームの全ての画素の輝度値を平均したものと、色差値をそれぞれ平均したもの。1フレームにつき輝度について値1つ、色差について値2つとなる。
A.2:空間周波数値平均・・・対象フレームを8×8のブロックに分割し、ブロック単位でDCTした結果をブロック毎に平均したもの。結果は1フレームにつき8×8の値となる。動画圧縮形式がMPEG2等のDCTを利用した圧縮方式の場合、DCT値を流用できる。
B.隣接フレーム間情報
B.1:輝度/色差差分値平均・・・対象フレームと、1フレーム前のフレームの全ての画素の輝度値及び色差値の差分を計算し、平均したもの。1フレームにつき輝度について値1つ、式差について値2つとなる。
B.2:動きベクトル加算・・・対象フレームと、1フレーム若しくは参照フレームとの間の動きベクトルを、1フレーム分全てベクトル加算した結果。結果は1フレームに付きベクトル1つとなる。
動画パラメタ抽出部111は、動画処理部105よりフレームの画素値、周波数値、動きベクトルを取得し、上記特徴量を計算する。
動画パラメタ抽出部111は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画パラメタ抽出部111は動画処理部105と接続され、動画パラメタ抽出に必要な情報を取得する。情報としては、フレームの画素値、周波数値、動きベクトルが好ましい。更に、動画パラメタ抽出部111は、動画パラメタ蓄積部112と接続され、動画パラメタ蓄積部112に演算された特徴量を出力する。
動画パラメタ抽出部111は、放送受信装置制御部103からの指示を受けてて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」「高速再生」の指示の際は動画パラメタ抽出部111は動作しない。
「録画」の指示を受けて、動画処理部105から動画パラメタ抽出に必要な情報を受け取り、上記特徴量を計算し、フレーム識別番号と共に動画パラメタ蓄積部112に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
112は動画のパラメタを蓄積する動画パラメタ蓄積部である。動画パラメタ蓄積部112は、動画パラメタを蓄積できる不揮発性の蓄積媒体であれば任意で良いが、蓄積できる情報量からハードディスク等の大容量磁気記憶装置が望ましい。
動画パラメタ蓄積部112は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画パラメタ蓄積部112は、動画パラメタ抽出部111と接続され、動画パラメタが入力される。又、動画パラメタ蓄積部112は、動画パラメタ傾向取得部114と接続され、動画パラメタが出力される。更に、動画パラメタ蓄積部112は、再生速度決定部119と接続され、動画パラメタが出力される。
動画パラメタ蓄積部112は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」の指示の際は動画パラメタ蓄積部112は動作しない。
「高速再生」の指示を受けて、再生速度決定部119から指示されたフレームの動画パラメタを出力する。
「録画」の指示を受けて、動画パラメタ抽出部111からフレームの動画パラメタを受け取り、蓄積する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
113は動画パラメタの特殊再生指示時の傾向を蓄積する動画パラメタ傾向蓄積部である。動画パラメタ傾向蓄積部113は、動画パラメタを蓄積できる不揮発性の蓄積媒体であれば任意で良いが、蓄積できる情報量からハードディスク等の大容量磁気記憶装置が望ましい。
動画パラメタ傾向蓄積部113は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画パラメタ傾向蓄積部113は動画パラメタ傾向取得部114と接続され、動画パラメタが入力される。又、動画パラメタ傾向蓄積部113は再生速度決定部119と接続され、動画パラメタが出力される。
動画パラメタ傾向蓄積部113は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示の際は動画パラメタ傾向蓄積部113は動作しない。
「通常再生」の指示を受け、更に、前の状態が「高速再生」の場合のみ、指示を受け取ったタイミングで動画パラメタ傾向取得部114から動画パラメタ傾向を受け取り、蓄積する。
「高速再生」指示を受けて、再生速度決定部119の指定するフレームの動画パラメタを再生速度決定部119に出力する。又、高速再生の指示を受け取ったタイミングで、動画パラメタ傾向取得部114から動画パラメタ傾向を受け取り、蓄積する。
「録画」の指示の際は、動画パラメタ傾向蓄積部113は動作しない。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
114は動画パラメタ傾向蓄積部113に蓄積されているパラメタ情報を抽出し、特殊再生時のパラメタ傾向を取得する動画パラメタ傾向取得部である。動画パラメタ傾向取得部113は、ユーザが再生速度を変更する指示を行ったタイミングの動画パラメタを取得する。
動画パラメタ傾向取得部114は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
動画パラメタ傾向取得部114は動画パラメタ蓄積部112と接続され、動画パラメタが入力される。又、動画パラメタ傾向取得部114は、動画パラメタ傾向蓄積部113と接続され、動画パラメタが出力される。
動画パラメタ傾向取得部114は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示の際は動画パラメタ傾向取得部114は動作しない。
「通常再生」の指示を受け、更に、前の状態が「高速再生」の場合のみ、指示を受け取ったタイミングで、入力処理部104が処理を行う動画フレームの動画パラメタと、その前後一定時間分の動画フレームの動画パラメタを動画パラメタ蓄積部112から受け取り、パラメタの傾向を計算する。ここで計算される動画パラメタの傾向は、以下のものが好ましい。
調査した一定時間分のフレームの「対象パラメタ」について、以下「抽出される傾向の基準」を満たすフレームがある場合、「傾向として蓄積される値」が動画パラメタ傾向蓄積部113に蓄積される。
Figure 2007027880
「高速再生」指示を受け取ったタイミングで、入力処理部104が処理を行う動画フレームの動画パラメタと、その前後一定時間分の動画フレームの動画パラメタを動画パラメタ蓄積部112から受け取り、パラメタの傾向を計算する。ここで計算される動画パラメタの傾向は、上記のものが好ましい。
調査した一定時間分のフレームの「対象パラメタ」について、上記「抽出される傾向の基準」を満たすフレームがある場合、「傾向として蓄積される値」が動画パラメタ傾向蓄積部113に蓄積される。
「録画」の指示の際は動画パラメタ傾向取得部114は動作しない。
「停止」の指示を受けて、信号入力/ 出力を停止する。
115は音声フレームに含まれるパラメタを抽出し、音声パラメタ蓄積部116に蓄積する音声パラメタ抽出部である。音声パラメタ抽出部115が抽出する音声パラメタは、音声の特徴量である。特徴量としては以下が好ましい。
A.音声フレーム内情報
A.1:音声レベル平均:一定時間区間の「音声フレーム」内の音声レベル値の平均。値は1音声フレームにつき音声レベル1つになる。
A.2:音声周波数平均:一定時間区間の「音声フレーム」をフーリエ変換し得られる周波数成分を平均したもの。値は、1音声フレームにつき、区間長とサンプリング周波数に依存する数の周波数成分となる。
B.隣接フレーム情報
B.1:音声レベル差分値平均:1区間前の「音声フレーム」内の音声レベル平均値と、現「音声フレーム」内の音声レベル平均値の差分値。値は1音声フレームにつき音声レベル差分値1つとなる。
音声パラメタ抽出部115は、音声処理部106よりフレームの音声レベル値、音声周波数平均値を取得、上記特徴量を計算する。
音声パラメタ抽出部115は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
音声パラメタ抽出部115は、音声処理部106と接続され、音声パラメタ抽出に必要な情報を取得する。情報としては、フレームの音声レベル、周波数値が好ましい。更に、音声パラメタ抽出部115は、音声パラメタ蓄積部116と接続され、音声パラメタ蓄積部116に演算された特徴量を出力する。
音声パラメタ抽出部116は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」「高速再生」の指示の際は音声パラメタ抽出部116は動作しない。
「録画」の指示を受けて、音声処理部106から音声パラメタ抽出に必要な情報を受け取り、上記特徴量を計算し、フレーム識別番号と共に音声パラメタ蓄積部112に出力する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
116は音声のパラメタを蓄積する音声パラメタ蓄積部である。音声パラメタ蓄積部116は、音声パラメタを蓄積できる不揮発性の蓄積媒体であれば任意で良いが、蓄積できる情報量からハードディスク等の大容量磁気記憶装置が望ましい。
音声パラメタ蓄積部116は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
音声パラメタ蓄積部116は、音声パラメタ抽出部115と接続され、音声パラメタが入力される。又、音声パラメタ蓄積部116は、音声パラメタ傾向取得部118と接続され、音声パラメタが出力される。更に、音声パラメタ蓄積部114は、再生速度決定部119と接続され、音声パラメタが出力される。
音声パラメタ蓄積部114は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」「通常再生」の指示の際は音声パラメタ蓄積部114は動作しない。
「高速再生」の指示を受けて、再生速度決定部119から指示された音声フレームの音声パラメタを出力する。
「録画」の指示をうけて、音声パラメタ抽出部115から音声フレームの音声パラメタを受け取り、蓄積する。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
117は音声パラメタの特殊再生指示時の傾向を蓄積する音声パラメタ傾向蓄積部である。音声パラメタ傾向蓄積部117は、音声パラメタを蓄積できる不揮発性の蓄積媒体であれば任意で良いが、蓄積できる情報量からハードディスク等の大容量磁気記憶装置が望ましい。
音声パラメタ傾向蓄積部117は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
音声パラメタ傾向蓄積部117は音声パラメタ傾向取得部118と接続され、音声パラメタが入力される。又、音声パラメタ傾向蓄積部117は、再生速度決定部119と接続され、音声パラメタが出力される。
音声パラメタ傾向蓄積部117は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示は無視する。
「通常再生」の指示を受け、更に、前の状態が「高速再生」の場合のみ、指示を受け取ったタイミングで、入力処理部104が処理を行う音声フームの音声パラメタと、その前後一定時間分の音声フームの音声バラメタを音声パラメタ蓄積部116から受け取り、パラメタの傾向を計算する。
調査した一定時間分のフレームの「対象パラメタ」について、以下「抽出される傾向の基準」を満たすフレームがある場合、「傾向として蓄積される値」が音声パラメタ傾向蓄積部117に蓄積される。
Figure 2007027880
「高速再生」指示を受け取ったタイミングで、入力処理部104が処理を行う音声フレームの音声パラメタと、その前後一定時間分の音声フレームの音声パラメタを音声パラメタ蓄積部116から受け取り、パラメタの傾向を計算する。ここで計算される音声パラメタの傾向は、上記のものが好ましい。
調査した一定時間分のフレームの「対象パラメタ」について、上記「抽出される傾向の基準」を満たすフレームがある場合、「傾向として蓄積される値」が音声パラメタ傾向蓄積部117に蓄積される。
「録画」の指示の際は音声パラメタ傾向取得部118は動作しない。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
119は高速再生時の再生速度を決定する再生速度決定部である。高速再生時に、入力処理部104が処理している動画若しくは音声フレームについて、予め蓄積されている当該フレームの特徴量パラメタと、過去に特殊再生を指示したタイミングの特徴量パラメタとの相関を計算し、再生速度を決定する。
再生速度決定部119は、以下のように他構成要件と接続されることが好ましい。
再生速度決定部119は動画パラメタ蓄積部112と接続され、動画パラメタが入力される。又、再生速度決定部119は、動画パラメタ傾向蓄積部113と接続され、動画パラメタが入力される。又、再生速度決定部119は、音声パラメタ蓄積部116と接続され、音声パラメタが入力される。又、再生速度決定部119は、音声パラメタ傾向蓄積部117と接続され、音声パラメタが入力される。又、再生速度決定部119は、動画処理部105と接続され、再生速度が情報が出力される。又、再生速度決定部119は、音声処理部106と接続され、再生速度が情報が出力される。
再生速度決定部119は、放送受信装置制御部103からの指示を受けて以下のような動作を行うことが好ましい。
「通常視聴」の指示の際は再生速度決定部119は動作しない。
「高速再生」指示を受けると、入力処理部104が処理を行う動画フレームの前後一定時間分の動画パラメタを動画パラメタ蓄積部112から取得し、パラメタの傾向を計算する。再生速度決定部119が行う傾向計算方法は、動画パラメタ傾向取得部114と全く同じ手法である。
更に、過去の高速再生指示の傾向を動画パラメタ傾向蓄積部113から受け取り、再生速度決定部119が計算したパラメタ傾向と比較する。「通常再生」から「高速再生」に再生速度を変化させたときの動画パラメタと、現在の動画フレームのパラメタの相関が高い場合は、再生速度を通常の高速再生より増加させる。「高速再生」から「通常再生」に再生速度を変化させたときの動画パラメタと、現在のフレームのパラメタの相関が高い場合は、再生速度を通常の高速再生より減少させる。特に相関が無い場合は、通常の高速再生とする。
又、入力処理部104が処理を行う音声フレームの前後一定時間分の音声パラメタを音声パラメタ蓄積部116から受け取り、パラメタの傾向を計算する。再生速度決定部119が行う傾向計算方法は、音声パラメタ傾向取得部118と全く同じ手法である。
更に、過去の高速再生指示時の音声パラメタを音声パラメタ傾向蓄積部117から受け取り、相関を計算する。「通常再生」から「高速再生」に再生速度を変化させたときの音声パラメタと、現在の音声フレームのパラメタの相関が高い場合は、再生速度を通常の高速再生より増加させる。「高速再生」から「通常再生」に再生速度を変化させたときの音声パラメタと、現在のフレームのパラメタの相関が高い場合は、再生速度を通常の高速再生より減少させる。特に相関が無い場合は、通常の高速再生とする。決定された再生速度を動画処理部105及び音声処理部106に出力する。
再生速度のステップ数は任意であるが、通常の高速再生速度と、それより遅い低−高速再生と、通常よりも速い高−高速再生の3段階程度を用意する程度が処理が簡易で好ましい。
「録画」の指示の際は再生速度決定部119は動作しない。
「停止」の指示を受けて、信号入力/出力を停止する。
以下では、本実施の形態における蓄積装置を具備した放送受信装置の動作例を示す。
本実施の形態で説明する放送受信装置は、ユーザのリモコン操作により、「停止」「通常視聴」「録画」「通常再生」「高速再生」の5つの状態を取る。状態遷移図を図2に示す。一般的な蓄積装置を備えた放送受信装置では、「通常視聴」から「録画」に状態遷移が可能であるが、簡単のため本実施の形態では蓄積は「停止」状態からのみ遷移するものとした。又、本実施におけるシステムの動作を示すフローチャートを図3に示す。
先ず、「停止」状態120からユーザが「通常視聴」を指示する(121)(130)と、システムは通常視聴状態122に入る。通常視聴状態122では、放送受信アンテナ101から受信された放送信号が入力処理部104で入力処理される。多重信号のデマルチプレックス処理等が入力処理部104で行われる(131)。入力処理部104で分離された動画信号が動画処理部105で復号処理され(132)、動画出力部107から出力される(133)。又、音声信号は音声処理部106で復号処理され(132)、音声出力部108から出力される(133)。これは一般的な放送受信装置の動作と同様である。
「停止」状態120から録画の指示をユーザが行う(123)(134)と、システムは「録画」状態124に遷移する。録画状態124では、「通常視聴」状態122と同様に放送受信アンテナ101から受信された放送信号が入力処理部104で入力処理され、多重信号のデマルチプレックス処理等が入力処理部104で行われる(135)と共に、蓄積/再生部109は入力ストリームを蓄積ストリームに変換し、ストリーム蓄積部110にストリームを蓄積する(136)。
更に、「録画」状態124でも、入力処理部104で分離された動画信号が動画処理部105で復号処理される(137)。それと同時に、動画パラメタ抽出部111は、動画の各フレーム内及びフレーム間の特徴量を抽出し(138)、動画パラメタ蓄積部112に蓄積する(139)。同様に、音声信号は音声処理部106で復号処理される(137)。それと同時に、音声パラメタ抽出部115は、音声の各フレーム内及びフレーム間の特徴量を抽出し(138)、音声パラメタ蓄積部116に蓄積する(139)。
「停止」状態120から、ストリーム蓄積部110に蓄積されているコンテンツの「再生」を指示する(125)(140)と、システムは「通常再生」状態126に遷移する。「通常再生」状態126ではストリーム蓄積部110に蓄積されているストリームを蓄積/再生部109が読み出し、入力処理部104で「通常視聴」状態122の際と同様に処理する(141)。
「通常視聴」状態122と同様に、入力処理部104で分離された動画信号が動画処理部105で復号処理(142)され、動画出力部107から出力される(143)。又、音声信号は音声処理部106で復号処理され(142)、音声出力部108から出力される(143)。再生しているストリームの特徴量は既に蓄積時に取得され、動画パラメタ蓄積部112、音声パラメタ蓄積部116に蓄積されている。このため、動画パラメタ及び音声パラメタの取得は行われない。
「通常再生」状態126から高速再生をユーザが指示する(127)(144)と、システムは「高速再生」状態128に遷移する。「高速再生」状態128では、「通常視聴」状態122と同様に、入力処理部104で分離(145)された動画信号が動画処理部105で復号処理される(152)。動画処理部105は、後述する手法で決定される高速再生速度で動画フレームを復号(152)、動画出力部107から動画を出力する(153)。高速再生時の動画復号動作そのものは本発明の主旨ではないので説明を省略する。又、音声信号も同様に、音声処理部106で後述する手法で決定される高速再生速度で復号され(152)、音声出力部108から出力される(153)。高速再生時の音声復号動作についても説明を省略する。
「高速再生」状態128では、システムは動画及び音声の特徴量を監視し、高速再生の速度モードをユーザの指示なしに変更する。本実施の形態では、高速再生の速度モードとして「高速再生モード」と、通常再生よりは速く、高速再生よりは遅い速度で再生する「低−高速再生モード」、通常の高速再生より更に速い「高−高速再生モード」を用意する。高速再生が指示された状態では、「高速再生モード」で動作する。「高速再生」状態128では、再生速度決定部119は、現在表示しているフレームと、その前後一定時間分の特徴量を、動画パラメタ蓄積部112から取得し(146)、動画パラメタ傾向取得部114と同様の手法で動画パラメタの傾向を計算する(147)。
その後、動画パラメタ傾向蓄積部113から、過去に速度変更を指示したタイミングで取得した動画パラメタの傾向を取得し(148)、計算した現在表示中のフレーム前後の動画パラメタ傾向と比較する(149)。これは、過去に「高速再生を開始したタイミング」「高速再生を終了したタイミング」の動画パラメタ傾向と、現在のパラメタ傾向を比較している。その結果、再生速度決定部119が過去に「高速再生を開始したタイミング」と現在のパラメタの相関が高いと判定すると(150)、再生速度決定部119は動画処理部105及び音声処理部106に再生速度を「高−高速再生」にするよう指示する。再生速度決定部119が過去に「高速再生を終了したタイミング」と現在のパラメタの相関が高いと判定すると(151)、再生速度決定部119は動画処理部105及び音声処理部106に再生速度を「低−高速再生」にするよう指示する。
同様の処理は音声パラメタについても行われる。再生速度決定部119は、現在出力しているフレームと、その前後一定時間分の特徴量を、音声パラメタ蓄積部116から取得し(146)、音声パラメタ傾向取得部118と同様の手法でパラメタの傾向を計算する(147)。その後、音声パラメタ傾向蓄積部117から、過去に速度変更を指示したタイミングで取得した音声パラメタの傾向を取得し(148)、計算した現在表示中のフレームの前後の音声パラメタ傾向と比較する(149)。その結果、再生速度決定部119が過去に「高速再生を開始したタイミング」と現在のパラメタとの相関が高いと判定すると(150)、音声パラメタ傾向取得部118は動画処理部105及び音声処理部106に再生速度を「高−高速再生」にするよう指示する。再生速度決定部119が過去に「高速再生を終了したタイミング」と現在のパラメタの相関が高いと判定すると(151)、再生速度決定部119は動画処理部105及び音声処理部106に再生速度を「低−高速再生」にするよう指示する。
動画パラメタ傾向蓄積部112及び音声パラメタ傾向蓄積部116にパラメタが蓄積されるタイミングは、ユーザが高速再生の開始及び終了指示を行ったタイミングである。高速再生の開始の指示を受け取ると(144)、システムは「通常再生」状態(126)から「高速再生」状態(128)に遷移する。
その際、そのタイミングで表示している動画フレームと、その前後一定時間分のフレームのパラメタから、パラメタ傾向を計算し、「高速再生を開始したタイミングの動画特徴量」として、動画パラメタ傾向蓄積部112に蓄積する(154)。同様に、音声パラメタについても音声パラメタ傾向蓄積部116に蓄積する(154)。高速再生の終了の指示を受け取ると(155)、システムは「高速再生」状態(128)から「通常再生」状態(126)に遷移する。その際、そのタイミングで表示している動画フレームと、その前後一定時間分のフレームのパラメタから、パラメタ傾向を計算し、「高速再生を終了したタイミングの動画特徴量」として、動画パラメタ傾向蓄積部112に蓄積する(156)。同様に、音声パラメタについても音声パラメタ傾向蓄積部116に蓄積する(156)。
以上の処理の結果、ユーザは「高速再生」を指示する作業のみで、システムは過去のユーザの高速再生終了のタイミングの傾向と似た傾向の動画若しくは音声パラメタを持つフレームを認識し、自動的に再生速度を変更することができる。
尚、本実施の形態では、説明のためにシステムの状態遷移を図2のように決めたが、本発明はこれに限定するものではない。システムの状態遷移は任意である。又、説明の簡単化のため特殊再生を高速再生に限定したが、特殊再生全般に適用可能である。
又、本実施の形態では、再生速度を「高速再生」と「低−高速再生」「高−高速再生」の3段階としたが、本発明はこれに限定するものではない。パラメタの相関の度合いによって任意の段階を適用することが可能である。
又、本実施の形態では、使用する動画/音声のパラメタを限定して説明しているが、本発明はこれに限定されない。動画/音声の任意の特徴量を用いた適用が可能である。
更に、本実施の形態では、例として放送受信装置に対する適用例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。蓄積された動画を再生する、蓄積再生装置、DVC再生装置、DSC再生装置等にも適用可能である。
本発明に係る特殊再生方法の実施の形態を示すブロック図である。 実施の形態における特殊再生方法の状態遷移図である。 実施の形態における特殊再生方法の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 放送受信アンテナ
102 リモコン
103 特殊再生装置
104 入力処理部
105 動画処理部
106 音声処理部
107 動画出力部
108 音声出力部
109 蓄積/再生部
110 ストリーム蓄積部
111 動画パラメタ抽出部
112 動画パラメタ蓄積部
113 動画パラメタ傾向蓄積部
114 動画パラメタ傾向取得部
115 音声パラメタ抽出部
116 音声パラメタ蓄積部
117 音声パラメタ傾向蓄積部
118 音声パラメタ傾向取得部
119 再生速度決定部
120 停止状態
121 停止状態から通常再生状態への状態遷移指示
122 通常再生状態
123 停止状態から録画状態への状態遷移指示
124 録画状態
125 停止状態から通常再生状態への状態遷移指示
126 通常再生状態
127 通常再生状態から高速再生状態への状態遷移指示
128 高速再生状態
130 通常視聴指示
131 入力処理
132 Video/Audio 復号
133 動画/音声出力
134 録画指示
135 入力処理
136 Video/Audio 復号
137 動画/音声パラメタ抽出
138 動画/音声パラメタ蓄積
139 動画/音声出力
140 通常再生指示
141 入力処理
142 Video/Audio 復号
143 動画/音声出力
144 高速再生開始指示
145 入力処理
146 処理フレーム動画/音声パラメタ取得
147 処理フレーム動画/音声パラメタ傾向計算
148 過去速度変更指示時パラメタ傾向取得
149 パラメタ比較
150 再生速度高−高速再生
151 再生速度低−高速再生
152 Video/Audio 高速復号
153 動画/音声高速出力
154 高速再生開始時パラメタ傾向計算・蓄積
155 高速再生終了指示
156 高速再生終了時パラメタ傾向計算・蓄積

Claims (1)

  1. デジタル放送を受信・蓄積し再生する蓄積再生方法であって、入力ストリームを動画及び音声に分離するストリーム処理部と、前記ストリーム処理部の処理したストリームを受け取り蓄積ストリームを作成する蓄積ストリーム作成部と、前記ストリーム処理部の分離した動画を復号する動画処理部と、前記ストリーム処理部の分離した音声を復号する音声処理部と、前記動画処理部の復号した動画の特徴量を抽出する動画特徴量抽出部と、前記音声処理部の復号した音声の特徴量を抽出する音声特徴量抽出部と、前記蓄積ストリーム作成部の作成しした蓄積ストリームと、前記動画特徴量抽出部及び前記音声特徴量抽出部の抽出した動画特徴量及び音声特徴量とを蓄積する蓄積装置と、ユーザの特殊再生指示を受信し、操作のタイミングの前後一定期間のストリームの持つ特徴量を前記蓄積装置から読み出し、特徴量のパターンを検出すると共に検出された特徴量のパターンを前記蓄積装置にユーザの好みのパラメタパターンとしてパラメタパターン検出部とを有することを特徴とするデジタル放送蓄積・再生方法。
JP2005203342A 2005-07-12 2005-07-12 デジタル放送蓄積・再生方法 Withdrawn JP2007027880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203342A JP2007027880A (ja) 2005-07-12 2005-07-12 デジタル放送蓄積・再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203342A JP2007027880A (ja) 2005-07-12 2005-07-12 デジタル放送蓄積・再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007027880A true JP2007027880A (ja) 2007-02-01

Family

ID=37788099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005203342A Withdrawn JP2007027880A (ja) 2005-07-12 2005-07-12 デジタル放送蓄積・再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007027880A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1826764A2 (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Sony Corporation Image processing apparatus and method, data recording medium, program recording medium, and program therefor
JP2009152683A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1826764A2 (en) * 2006-02-28 2007-08-29 Sony Corporation Image processing apparatus and method, data recording medium, program recording medium, and program therefor
EP1826764A3 (en) * 2006-02-28 2007-10-31 Sony Corporation Image processing apparatus and method, data recording medium, program recording medium, and program therefor
US8068672B2 (en) 2006-02-28 2011-11-29 Sony Corporation Image processing apparatus and method, data recording medium, program recording medium, and program therefor
JP2009152683A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、プログラム及び媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8290353B2 (en) Data processing device and method
JP2008294584A (ja) ダイジェスト再生装置及び方法
US20050008336A1 (en) Signal recording apparatus and method and signal reproduction apparatus and method
US8331763B2 (en) Apparatus and method for synchronizing reproduction time of time-shifted content with reproduction time of real-time content
JP2007049380A (ja) 映像音声記録装置
JP2012142645A (ja) 映像音声再生装置、映像音声記録再生装置、映像音声編集装置、映像音声再生方法、映像音声記録再生方法、および映像音声編集方法
US20080092048A1 (en) Data Processor
KR100777856B1 (ko) 화상 기록 장치 및 방법, 화상 재생 장치 및 방법과 기록매체
JP4096915B2 (ja) デジタル情報再生装置及び方法
JP4013800B2 (ja) データ作成方法及びデータ記録装置
JP2007027880A (ja) デジタル放送蓄積・再生方法
KR20050054557A (ko) 방송 영상 저장 및 재생 장치 및 방법
JP2002010254A (ja) 特徴点検出方法および記録再生装置
JP6089970B2 (ja) 映像データ削減装置および再生装置
JP4791422B2 (ja) コマーシャル判別装置、方法及びプログラム
WO2018211613A1 (ja) 符号化映像再生装置および符号化映像再生方法
JP2003324686A (ja) 映像再生装置及び映像再生方法
US20080104656A1 (en) Method of storing and reproducing interactive digital broadcast signals and apparatus therefor
JP3184175B2 (ja) 復号化装置
JP2002033712A (ja) パケット処理装置及びそのパケット出力方法
JP4829767B2 (ja) 映像記録再生装置、その映像特殊再生方法
JP2005198203A (ja) 映像信号記録再生装置および方法
JP2006121183A (ja) 映像記録再生装置
JP5350037B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法及びプログラム
JP4641023B2 (ja) 映像信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007