JP2008060654A - 放送番組記録再生装置 - Google Patents

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孝 森重
Ichiro Ando
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Abstract

【課題】 内蔵時計に誤差がある場合においても、予約録画を行い、予約録画された番組を再生時に適切に表示することが可能な放送番組記録再生装置を提供する。
【解決手段】 予約録画開始時刻より早い時刻に録画を開始し、予約録画終了時刻より遅い時刻に録画が終了する。録画実行中にコマーシャル(CM)間、及びCMと番組本編との間の切り換わり位置を示すCM境界の検出を行い、検出したCM境界と録画予約で設定された録画開始時刻及び録画終了時刻を基に、CMと番組本編との間のCM境界を判定し、該判定したCM境界のうち予約録画開始時刻に最も近いCM境界に表示開始チャプタ境界情報を挿入し、予約録画終了時刻に最も近いCM境界に表示終了チャプタ境界情報を挿入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送番組を記録媒体に予約録画すると共に、録画された放送番組を再生する放送番組記録再生装置に関する。
放送番組記録再生装置は、一般的に内蔵する時計を参考にして、指定した時刻に録画を開始し、指定した時刻に録画を終了する予約録画機能を持っている。この予約録画機能を正しく動作させるためには、内蔵する時計の時刻が正しい時刻であることが必要である。
内蔵時計を自動的に補正することができる磁気記録再生装置が特許文献1に開示されている。この装置では、指定された時刻補正用放送局が発する時報により内蔵時計の補正が行われる。また、時刻補正用放送局指定の有無により、内蔵時計の時刻が正確であるかどうかが判定される。すなわち、時刻補正用放送局が指定されている場合は、内蔵時計の時刻が正確であると判定され、指定された予約録画開始時刻から録画が開始される。時刻補正用放送局が指定されていない場合は、内蔵時計の時刻が不正確であると判定され、指定された予約録画開始時刻の数秒前から録画が開始される。これにより、録画失敗が防止される。
特許第2929791号公報
しかしながら、内蔵時計の補正に時刻補正用放送局の時報を用いているため、番組が変更され時報が放送されなかった場合など、正しく補正が行われない場合がある。また、地上波で受信した時報で内蔵時計の補正を行い、衛星放送の番組を録画する場合などでは、内蔵時計の時刻と放送時刻とには伝送経路差に起因する誤差が発生する。その結果、内蔵時計の時刻と放送時刻に誤差があるにもかかわらず、指定された予約録画開始時刻から録画が開始され、予約録画番組の正確な先頭からの録画が出来ないことになるという問題点があった。
本発明は、上述した点に着目してなされたものであり、内蔵時計に誤差がある場合においても、予約録画によって録画された番組を、その番組の本編開始位置から正確に再生・表示を開始し、本編終了位置で正確に再生・表示を終了することが可能な放送番組記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始する予約録画手段と、前記予約録画手段による予約録画実行時に、録画対象のデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置が前記番組本編開始位置であることを示すチャプタ境界情報を前記データストリームに挿入する位置情報挿入手段と、前記チャプタ境界情報が挿入されたデータストリームを記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画終了時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了する予約録画手段と、前記予約録画手段による予約録画実行時に、録画対象のデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置が前記番組本編終了位置であることを示すチャプタ境界情報を前記データストリームに挿入する位置情報挿入手段と、前記チャプタ境界情報が挿入されたデータストリームを記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始すると共に前記データストリーム内における前記予約録画開始時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置から再生画像の表示を開始する表示開始手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始すると共に前記データストリーム内における前記予約録画開始時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置が前記番組本編開始位置であることを示すチャプタ境界情報を前記記録媒体に記録する位置情報記録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画開始時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了すると共に前記データストリーム内における前記予約録画終了時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置で再生画像の表示を終了する表示終了手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、設定された予約録画開始時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了すると共に前記データストリーム内における前記予約録画終了時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置が前記番組本編終了位置であることを示すチャプタ境界情報を前記記録媒体に記録する位置情報記録手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、内蔵時計に誤差がある場合においても、予約録画によって録画された番組を、その番組の本編開始位置から正確に再生・表示を開始し、本編終了位置で正確に再生・表示を終了することが可能となる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる放送番組記録再生装置の構成を示すブロック図である。この装置は、内蔵時計(図示せず)、再生部11、再生管理部12、ユーザ命令入力部13、システム管理部14、録画予約管理部15、録画予約情報蓄積部16、録画管理部17、チューナ18、録画部19、CM境界検出部110、及び録画データストリーム蓄積部111を備えている。ユーザの指示がリモコン102などの入力装置を介して、ユーザ命令入力部13に入力される。システム管理部14はユーザ命令入力部13に入力された入力命令の内容を解析し、その解析結果にしたがって、録画管理部17に対して録画指示、再生管理部12に対して再生指示、録画予約管理部15に対して録画予約指示を出す。
録画管理部17は、システム管理部14及び録画予約管理部15からの指示に従い録画部19に対して録画指示を出す。また、録画管理部17は、CM境界検出部110で検出されたコマーシャル(以下「CM」という)とCMとの切り換わり位置、及びCMと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界検出結果を受け取り、受け取ったCM境界検出結果を基に録画データストリーム蓄積部111に蓄えられている録画データストリームに対しチャプタ作成を行う。録画部19は、録画管理部17からの録画指示に従い、アンテナ103及びチューナ18を介して受信した放送番組を録画データストリーム(例えば、MPEG2−TS)に変換する。録画データストリーム蓄積部111は変換された録画データストリームを保存する。
CM境界検出部110は、録画部19から入力される録画原映像について、CMとCMとの切り換わり位置、及びCMと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界の検出を行う。CM境界の検出手法としては、例えば特開平10−224722号公報(以下「特許文献2」という)に示されているような、無音区間と映像信号のシーンチェンジ区間とを検出し、これらの検出結果によってCM境界の検出を行なう手法がある。なおCM境界の検出手法はこれに限らずどのような手法を用いても良い。CM境界検出部110で検出されたCM境界検出結果は録画管理部17へ出力される。
録画予約管理部15はシステム管理部14からの指示に従い、録画予約情報を作成し、録画予約情報蓄積部16に保存する。また、録画予約管理部15は録画予約情報蓄積部16に蓄えられた録画予約情報に従い、録画管理部17に対して録画指示を出し、録画予約情報に従った録画を実行する。
再生管理部12は、システム管理部14からの指示に従い、再生部11に対して再生指示を出す。再生部11は再生管理部12の指示に従い、録画データストリーム蓄積部111から録画データストリームを取得し、表示モニタ101ヘ再生画像を出力する。
図2は第1の実施形態で予約録画を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。処理21で録画予約情報蓄積部16に蓄積された録画予約情報の録画開始時刻の所定時間TS(例えば30秒)前から録画を開始する。この所定時間TSの録画開始時刻繰り上げは内蔵時計が実際の時刻とずれていても、放送番組本編を確実に録画するために設けた余裕時間である。所定時間TSは、放送番組本編の前後に挿入されるCMの放送単位が15秒であることから、15秒から30秒の間の値に設定するようにしてもよい。次に処理22で、録画が開始された映像に対してCM境界検出を行う。処理23で、内蔵時計が録画予約情報で指示されている録画終了時刻の所定時間TE(例えば30秒)後になったとき録画を終了する。所定時間TEも処理21と同様に内蔵時計と実際の時刻とのずれを保証する余裕時間であり、固定の数値に限られるものではない。
次に、処理24では、処理22で検出されたCM境界のうち、CMと番組本編との間のCM境界を判定する。図3は、録画データストリーム中のCM境界位置を示した図である。同図において、録画データストリームは左端が録画開始時点に対応し、時間の経過とともに右に進み右端が録画の終了時点に対応する。途中に示されている複数の縦の実線が検出したCM境界を表している。
また図4は、図3で示した録画データストリームを番組本編とCM部分に区別した様子を示す図である。同図は、番組本編開始の前に3個のCMが存在し、番組本編の中ほどに1個のCMが存在し、番組本編終了後に3個のCMが存在していることを示している。
さらに、図5は、本実施例によって判定した表示開始チャプタ境界情報と表示終了チャプタ境界情報の挿入位置を説明するための図である。
以下に、表示開始チャプタ境界情報と表示終了チャプタ境界情報の判定方法を説明する。処理22で検出したCM境界は、無音区間や映像のシーンチェンジ区間を検出して判定されるので、CMと番組本編との間のCM境界のほかに、CM同士の間のCM境界も検出されてしまう。
従って、本実施例では、内蔵時計によって得られる録画予約で設定された録画開始時刻及び録画終了時刻を参照し、このそれぞれの時刻に最も近い時刻に検出したCM境界をCMと番組本編との間のCM境界であると判定する。
図5では、内蔵時計によって得られる録画予約で設定された録画開始時刻を録画開始時刻位置aで示し、この位置に最も近いCM境界を表示開始チャプタ境界位置Aとしている。同様に、内蔵時計によって得られる録画予約で設定された録画終了時刻を録画終了時刻位置bで示し、この位置に最も近いCM境界を表示終了チャプタ境界位置Bとしている。つまり、録画開始時刻位置aとCMから番組本編へ切り換わるCM境界との差分値に対応する時間、及び録画終了時刻位置bと番組本編からCMへ切り換わるCM境界との差分値に対応する時間、それぞれの時間が、内蔵時計の刻む時刻と絶対時刻との誤差となる。
次に、処理25で、処理24で判定された結果を基に、表示開始チャプタ境界情報及び表示終了チャプタ境界情報を録画データストリームに挿入する。
処理26で、処理25で表示開始チャプタ境界情報及び表示終了チャプタ境界情報が挿入された録画データストリームを録画データストリーム蓄積部111へ出力し、予約録画の処理を終了する。
以上の処理により、録画予約実行時に録画データストリーム上の放送番組本編の表示開始位置及び終了位置にそれぞれ表示開始チャプタ境界情報及び表示終了チャプタ境界情報が挿入される。
再生部11は予約録画された録画データストリームを再生するときは、表示開始チャプタ境界位置Aから表示を開始し、表示終了チャプタ境界位置Bで表示を終了する。これにより、録画時に内蔵時計と実際の時刻とに誤差があった場合でも、再生時には放送番組本編の正確な開始位置から終了位置までを再生表示することができる。
なお、MPEG2に代表される時間方向圧縮符号化を用いて録画データストリームを作成した場合、表示開始チャプタ境界位置から表示を開始できない場合がある。これはMPEG2の復号が正しく行われないためであり、正しく復号できる位置(MPEG2では表示開始チャプタ境界情報が含まれるGOPの先頭)から復号を開始することで、正しい位置から表示を開始することができる。
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態にかかる放送番組録画再生装置の構成を示すブロック図である。この装置は、内蔵時計(図示せず)、再生部11、再生管理部62、ユーザ命令入力部13、システム管理部14、録画予約管理部15、録画予約情報蓄積部16、録画管理部67、チューナ18、録画部19、CM境界検出部610、及び録画データストリーム蓄積部611を備えている。図1に示した符号と同じ符号を付したブロックは、第1の実施形態のブロックと同じ機能を持っている。図1に示した構成とはCM境界検出部610の位置が異なっており、CM境界検出部610に関係するブロック(録画データストリーム蓄積部611,再生管理部62,録画管理部67)の機能が第1の実施形態のものとは異なるため、第1の実施形態とは異なる符号を付している。
ユーザの指示がリモコン102などの入力装置を介してユーザ命令入力部13に入力される。システム管理部14はユーザ命令入力部13からの入力命令の内容を解析し、その解析結果にしたがって、録画管理部67に対して録画指示、再生管理部62に対して再生指示、録画予約管理部15に対して録画予約指示を出す。
録画管理部67は、システム管理部14及び録画予約管理部15からの指示に従い録画部19に対して録画指示を出す。録画部19は、録画管理部67からの録画指示に従い、アンテナ103及びチューナ18を介して受信した放送番組を録画データストリーム(例えば、MPEG2−TS)に変換する。録画データストリーム蓄積部611は変換された録画データストリームを保存する。
録画予約管理部15はシステム管理部14からの指示に従い、録画予約情報を作成し、録画予約情報蓄積部16に保存する。また、録画予約管理部15は録画予約情報蓄積部16に蓄えられた録画予約情報に従い、録画管理部67へ録画指示を出し、録画予約情報に従った録画を実行する。
再生管理部62は、システム管理部14からの指示に従い、録画データストリーム蓄積部611より再生しようとしている放送番組の録画データストリームを取得し、CM境界検出部610へ取得した録画データストリームを出力し、CM境界検出部610に対してCM境界検出指示を出す。さらに、再生管理部62はCM境界検出部610からのCM境界検出情報を基に、再生部11に再生指示を出す。
CM境界検出部610は、再生管理部62から入力される録画データストリームについて、CMとCMとの切り換わり位置、及びCMと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界の検出を行う。CM境界検出部610は、第1の実施形態と同様、例えば特許文献2に示されているCM境界検出手法を使用してCM境界検出を行うが、他の手法によりCM境界検出を行ってもよい。CM境界検出部610で検出されたCM境界検出結果は再生管理部62へ出力される。
再生部11は再生管理部62の指示に従い、録画データストリーム蓄積部611から録画データストリームを取得し、表示モニタ101ヘ再生画像を出力する。
図7は、図6に示す放送番組録画再生装置で予約録画を実行する処理の流れを示すフローチャートである。図2に示す処理21と同様に、処理71で録画予約情報蓄積部16に蓄積された録画予約情報の録画開始時刻の所定時間TS前から録画を開始する。次に、処理72で内蔵時計を参考に録画データストリームの録画開始時刻位置に録画開始時刻位置情報を挿入する。この録画開始時刻位置情報は図5に示す録画開始時刻位置aに対応する。内蔵時計が録画終了時刻になると、処理73で録画データストリームの録画終了時刻位置に録画終了時刻位置情報を挿入する。この録画終了時刻位置情報は図5に示す録画終了時刻位置bに対応する。次に、図2に示す処理24と同様に、処理74で内蔵時計が録画予約情報に指示された録画終了時刻の所定時間TE後になったとき録画を終了する。
なお、図7に示す一連の処理では録画開始時刻位置情報及び録画終了時刻位置情報の挿入処理(処理72、73)を録画開始(処理71)から録画終了(処理74)の間で行っているが、図8のフローチャートに示すように録画終了(処理82)の後に録画開始時刻位置情報及び録画終了時刻位置情報の挿入処理(処理83、84)を行ってもよい。
図9は、図6に示す装置で録画データストリームの再生を実行するときの処理の流れを示すフローチャートである。処理91で、録画データストリームに対して順次CM境界検出を行う。次に処理92で、処理91で検出されたCM境界のうち、CMと番組本編との間のCM境界を判定する。この処理は第1の実施形態における処理24で行う判定と同様の処理であり、図7の処理72及び73で挿入した録画開始時刻位置情報及び録画終了時刻位置情報を読み出し、それぞれの時刻に最も近い時刻に検出したCM境界をCMと番組本編との間のCM境界であると判定する。
処理93で、処理92で判定したCMと番組本編との間のCM境界のうち、録画開始時刻位置情報が示す時刻に最も近いCM境界を表示開始チャプタ境界位置として設定し、処理94で、処理93で設定した表示開始チャプタ境界位置から録画データストリームの再生画像表示を開始する。
処理95で、処理92で判定したCMと番組本編との間のCM境界のうち、録画終了時刻位置情報が示す時刻に最も近いCM境界を表示終了チャプタ境界位置として設定し、処理96で、処理95で設定した表示終了チャプタ境界位置にて再生画像表示を終了する。
以上の処理により、録画時に内蔵時計と実際の録画時刻とに誤差があった場合でも、放送番組本編の正しい開始位置から終了位置までの再生画像を表示することができる。
なお、処理92は録画データストリーム全体に対してのCM境界を検出する処理91の処理が終わることを待つ必要は無く、処理91が終わった録画データストリーム部分に対して順次判定を行ってもよい。処理93についても、録画データストリーム全体に対する処理92の処理が終わることを待つ必要は無く、処理92により録画開始時刻位置近辺の放送番組本編が確定した時点で処理を行ってもよい。処理95についても、処理92により録画終了時刻位置近辺の放送番組本編が確定した時点で処理を行ってもよい。
また、処理72、処理73、処理83、処理84において、録画開始時刻位置情報及び録画終了時刻位置情報を挿入する代わりに録画データストリーム上の位置を示すメタデータを作成し、処理93及び処理95で設定する表示開始チャプタ境界位置及び表示終了チャプタ境界位置の代わりに前記メタデータを使用してもよい。
なお、MPEG2などの時間方向圧縮符号化を用いた録画データストリームの再生不具合への対処方法は第1の実施形態と同じである。
以上説明したように、本実施形態は、予約録画時刻の前後に余裕を持たせて予約録画を行い、前記予約録画で得られた録画データストリームに対してCM境界検出を行い、検出したCM境界と読み出された録画開始時刻位置情報及び録画終了時刻位置情報を基にCMと番組本編との間のCM境界を判定し、前記判定結果を基に表示開始位置及び表示終了位置を設定し、前記表示開始位置及び表示終了位置を用いて再生画像表示を行うようにしたので、内蔵時計に誤差がある場合においても予約録画番組本編を適切に再生することができる。
(第3の実施形態)
上述した第1の実施形態では、予約録画開始時刻より所定時間TS前から録画を開始し、予約録画終了時刻より所定時間TE経過後に録画を終了し、録画開始時点から録画終了時点までの全データストリームについて、CM境界検出を行うようにしたが、これに代えて、図10に示すように、予約録画開始時刻tSより所定検出時間TD前から予約録画開始時刻tSまでの期間、及び予約録画終了時刻tEから所定検出時間TD経過するまでの期間をそれぞれ第1CM境界検出範囲及び第2CM境界検出範囲とし、第1CM境界検出範囲内でCM境界が検出されたときに、そのCM境界位置に表示開始チャプタ境界情報を挿入し、第2CM境界検出範囲内でCM境界が検出されたときに、そのCM境界位置に表示終了チャプタ境界情報を挿入するようにしてもよい。所定検出時間TDは、CMの放送単位が15秒であることを考慮し、例えば10秒から15秒未満の値に設定する。
これにより、所定時間TSの期間内で、真の本編開始時点ではないCM境界に表示開始チャプタ境界情報を挿入する可能性、及び所定時間TEの期間内で、真の本編終了時点ではないCM境界に表示終了チャプタ境界情報を挿入する可能性を低減することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる放送番組録画再生装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において予約録画を実行するときの処理のフローチャートである。 放送番組録画で作成される録画データストリームを説明するための図である。 図3で示した録画データストリームを番組本編とCM部分に区別した様子を示す図である。 第1の実施形態において作成される表示開始チャプタ及び表示終了チャプタについて説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる放送番組録画再生装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態において予約録画を実行するときの処理のフローチャートである。 第2の実施形態において予約録画を実行するときの処理のもう一つのフローチャートである。 第2の実施形態において録画データストリームが再生される場合の処理のフローチャートである。 第3の実施形態における第1CM境界検出範囲及び第2CM境界検出範囲について説明するための図である。
符号の説明
11 再生部
12,62 再生管理部(表示開始手段、表示終了手段)
13 ユーザ命令入力部
14 システム管理部(位置情報挿入手段、位置情報記録手段)
15 録画予約管理部(予約録画手段)
16 録画予約情報蓄積部
17,67 録画管理部(記録手段)
18 チューナ
19 録画部
110,610 CM境界検出部(CM境界検出手段)
111,611 録画データストリーム蓄積部(記録手段)

Claims (6)

  1. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始する予約録画手段と、
    前記予約録画手段による予約録画実行時に、録画対象のデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置が前記番組本編開始位置であることを示すチャプタ境界情報を前記データストリームに挿入する位置情報挿入手段と、
    前記チャプタ境界情報が挿入されたデータストリームを記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
  2. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画終了時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了する予約録画手段と、
    前記予約録画手段による予約録画実行時に、録画対象のデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置が前記番組本編終了位置であることを示すチャプタ境界情報を前記データストリームに挿入する位置情報挿入手段と、
    前記チャプタ境界情報が挿入されたデータストリームを記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
  3. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始すると共に前記データストリーム内における前記予約録画開始時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、
    前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置から再生画像の表示を開始する表示開始手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
  4. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画開始時刻より所定時間早い時刻に録画を開始すると共に前記データストリーム内における前記予約録画開始時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、
    前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画開始時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編開始位置と判断し、この位置が前記番組本編開始位置であることを示すチャプタ境界情報を前記記録媒体に記録する位置情報記録手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
  5. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画開始時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了すると共に前記データストリーム内における前記予約録画終了時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、
    前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置で再生画像の表示を終了する表示終了手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
  6. 内蔵時計を有し、該内蔵時計が示す時刻を基に、予約された放送番組のデータストリームを記録媒体に記録する放送番組記録再生装置において、
    設定された予約録画開始時刻より所定時間遅い時刻に録画を終了すると共に前記データストリーム内における前記予約録画終了時刻に対応する位置を示す時刻位置情報を記録する予約録画手段と、
    前記予約録画手段によって録画されたデータストリームの再生時に、再生するデータストリームに含まれるコマーシャルとコマーシャルとの切り換わり位置、及びコマーシャルと番組本編との切り換わり位置を示すCM境界をそれぞれ検出するCM境界検出手段と、
    前記時刻位置情報を読み出し、この読み出した時刻位置情報から得た前記予約録画終了時刻に対応する位置に最も近い前記CM境界を番組本編終了位置と判断し、この位置が前記番組本編終了位置であることを示すチャプタ境界情報を前記記録媒体に記録する位置情報記録手段と、
    を備えることを特徴とする放送番組記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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