JP2009039616A - 土壌及び地下水の浄化促進剤及び浄化処理方法 - Google Patents

土壌及び地下水の浄化促進剤及び浄化処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】有機化合物に汚染された土壌又は地下水を浄化促進すること。
【解決手段】貝殻又はその破砕物を有効成分とする、有機化合物に汚染された土壌又は地下水の浄化促進剤、並びに該浄化促進剤を用いることを特徴とする土壌又は地下水の浄化処理方法。
【選択図】なし

Description

本発明は有機化合物に汚染した土壌及び地下水の微生物浄化促進剤及び浄化促進方法に関する。
工場や給油施設等から石油留分等の有機化合物が漏洩した場合、地下地盤に染込み、土壌汚染を引き起こすことがある。さらに、この汚染有機化合物中に水溶性の物質(例えば石油留分においてはベンゼン、トルエン、キシレン等)が含まれている場合には、土壌汚染と同時に地下水汚染も引き起こす可能性がある。
従来、このような有機化合物により汚染された土壌及び地下水の浄化は、洗浄や焼却などにより処理されてきたが、処理施設が限られていることや浄化コストが高いことが問題となっている。
近年、汚染土壌及び地下水の経済的な浄化手段として、微生物を利用するバイオレメディエーションが注目されている。
バイオレメディエーション技術の一例としては、バイオスパージングやバイオベンディングなどの汚染土壌を掘り起こさずに浄化処理を行う原位置バイオレメディエーションと、バイオパイルやランドファーミングなどの汚染土壌を地上へ掘り起こした後に浄化処理を行う方法とがある。これらの浄化処理方法は、いずれも汚染土壌中へ空気や栄養塩類を供給して土壌中の微生物を活性化させて汚染物質を浄化する方法である。
しかしながら、従来の微生物による汚染土壌及び地下水の浄化処理では、汚染有機化合物を分解する微生物を十分に増殖させることができないために浄化が十分に進行しないケースや、微生物による汚染有機化合物の分解速度が遅いために浄化に長期間を必要として浄化コストが高くなるという問題がある。そのため、微生物の汚染有機化合物の浄化能力をより向上させ、効率的に汚染土壌及び地下水を浄化する方法が検討されている。例えば、土壌中の微生物による汚染有機化合物の浄化処理において、微生物の栄養源として添加する窒素、リンなどの無機塩の添加比率を一定の範囲に制御する方法、汚染土壌へコンポストや界面活性剤成分を添加する方法等が検討されている(特許文献1、2、3)。これら従来技術は、土壌中の微生物を活性化して汚染有機化合物の分解を促進するものであるが、いずれの方法も浄化処理を十分に効率化するまでには至っていない。
特許第3346242号公報 特開2002-1303号公報 特開2005-66408号公報
本発明の目的は、石油留分等の有機化合物により汚染された土壌及び地下水を効率的に浄化する浄化促進剤及び浄化処理方法を提供することにある。
斯かる実情に鑑み、本発明者は、鋭意研究を行った結果、汚染有機化合物を分解する微生物が存在する土壌に貝殻を添加すると、意外にも土壌中の微生物増殖効果が飛躍的に向上し、汚染有機化合物の分解活性も向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、貝殻又はその破砕物を有効成分とする、有機化合物に汚染された土壌又は地下水の浄化促進剤を提供するものである。
また、本発明は、有機化合物に汚染された土壌又は地下水の微生物浄化において、該浄化促進剤を用いることを特徴とする土壌及び地下水の浄化処理方法を提供するものである。
本発明により、有機化合物を分解できる土壌微生物が活性化し、有機化合物により汚染された土壌及び地下水の浄化を促進することが可能となる。
本発明の浄化促進剤に用いる貝殻は、海水、淡水、又は汽水領域中の生息する貝類又はその貝殻のいずれのものでも良い。当該貝類としては、例えば、ホタテ貝、カキ貝、ホッキ貝、アコヤ貝、クロチョウ貝、アサリ、シジミ、ハマグリ、アオヤギ、カラス貝、サザエ及びミル貝等が挙げられ、より好ましくはホタテ貝殻やカキ貝殻であり、特に好ましいものはホタテ貝殻である。これら貝殻は、1種類又は2種類以上混合して用いても良い。また、貝類の加工工場や産業廃棄処理場等で大量且つ定常的に入手できる貝殻を使用してもよい。さらに、貝類に付着している身等の成分を除去するために、煮沸又は焼成等熱処理を行ってもよい。
本発明に用いる貝殻は、汚染有機化合物を分解する微生物と接触しやすいように破砕したものが好ましい。破砕する貝殻の粒子サイズは特に限定されないが、土壌及び地下水の汚染状況や浄化処理サイトの状況に応じて、施工性を考慮して決定することが好ましい。例えば、汚染土壌を掘り起こしてから本発明の浄化促進剤を添加する場合には、粒子サイズ50mm以下で用いるのが好ましく、より好ましくは30mm以下、特に1mm〜20mmが好ましい。
また、パウダー状に調製した浄化促進剤を汚染地盤へ直接注入すれば、汚染土壌を掘削するコストがかからず、経済的に浄化処理を行なうことが可能となる。本発明において、パウダー状とは、0.1mm以下をいう。
ここで言う粒子サイズとは、ふるいによって分級されたものをいう。
本発明の浄化促進剤は、必要に応じて窒素化合物及びリン化合物を配合してもよい。窒素化合物としては、土壌中の微生物により資化されるものであればよく、例えばアンモニア態窒素又は硝酸態窒素が挙げられ、中でも塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウムが好ましい。無機リン化合物としては、土壌中の微生物により資化されるものであればよく、例えばリン酸塩であるリン酸アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウムが好ましい。
また、窒素化合物及びリン化合物の栄養塩成分を添加する場合の添加量は、浄化の対象となる汚染有機化合物に由来する炭素原子を100とした場合のモル比換算で、窒素原子が20以下、リン原子が5以下が好ましく、より好ましくは窒素原子が0.1〜20、リン原子が0.05〜5であり、さらに好ましくは窒素原子が1〜10、リン原子が0.1〜1である。
本発明における浄化促進剤により浄化対象となる有機化合物は、微生物浄化可能な有機化合物であればどのような物質でも対象となり、例えば炭化水素系化合物や含酸素化合物等が挙げられる。特に、石油留分が好ましく、中でもガソリン留分、灯油留分、軽油留分、重油留分等が好ましい。
本発明の土壌及び地下水の浄化処理方法は、有機化合物に汚染された土壌又は地下水に本発明の浄化促進剤を用いることを特徴とするものである。本発明の浄化促進剤の使用量は、汚染の状況や施工方法、経済性等を考慮して適宜決定すればよいが、例えば土壌へ混合した後の割合が0.5〜50重量%となるように混合するのが好ましく、2〜40重量%がより好ましく、5〜20重量%がさらに好ましい。
浄化促進剤の混合割合を増やせば浄化促進効果は高まるが、混合割合を増やしすぎるとコストが高くなり経済的でない。また、浄化促進剤の混合割合が増えるに従って土壌の割合が減少するため、つまり汚染有機化合物を分解する微生物の量も減少してしまうため、浄化促進剤の割合を極端に高くすることはかえって逆効果である。
本発明における浄化促進剤の添加方法は特に限定されないが、浄化サイトの状況や施工方法に応じて決定することが好ましい。例えば、掘り起こした汚染土壌に重機等を用いて浄化促進剤を混合する方法、汚染土壌を掘削した後の地盤へ浄化促進剤を散布する方法、ボーリング等により設けた孔へ浄化促進剤を投入する方法、透水性の容器へ入れた浄化促進剤を井戸へ設置する方法、地盤改良用の重機等を用いて汚染土壌と浄化促進剤を原位置で混合する方法等が挙げられる。
パウダー状の浄化促進剤の地盤への注入方法としては、浄化促進剤により微生物が活性化して汚染有機化合物の浄化を十分に促進できる方法であればどのような方法でもよい。例えば、ボーリング掘削機等を用いて地中に注入用の孔を設け、水を加えてスラリー状にした浄化促進剤をポンプで圧入する方法、オーガー式地盤改良機やトレンチャー式地盤改良機等の重機を用いて、該重機に備えた薬剤注入用ノズルより浄化促進剤を地下地盤へ注入する方法等が挙げられる。
水スラリー状の浄化促進剤をポンプで圧入する場合の注入点の配置は、浄化サイトの状況や浄化の目的に応じて決定することが好ましい。例えば、土壌及び地下水の汚染領域全体を浄化する場合には汚染領域全体をカバーするように多数の注入点を設ければよく、汚染物質が地下水を経由して拡散するのを防止する目的であれば、汚染領域の地下水流れの下流側に一列又は千鳥状に注入点を配置すればよい。
本発明方法実施の際の土壌又は地下水のpHは、有機化合物の分解に用いる微生物の生育阻害が生じないpH付近であれば特に調整しなくともよいが、微生物の生育や有機化合物分解能に影響を与えるような酸性又は塩基性条件である場合には、中和剤としてアルカリ処理剤又は酸処理剤を用いることが好ましい。好ましい土壌のpHは5〜10であり、より好ましいpHは6〜9である。
また、本発明方法実施の際は、微生物の増殖及び有機化合物分解効率を高めるため、適宜酸素を供給することが好ましい。
当該供給する酸素量(濃度)は、浄化処理サイトの汚染状況に応じて適宜決定すればよい。例えば、地下水中の有機化合物の浄化においては、地下水に溶存している有機化合物の濃度、鉄やマンガン等の酸素消費物質の濃度、溶存酸素濃度及び汚染水(汚染地下水)流速等の条件により決定すればよいが、例えば、地下水の溶存酸素濃度は、0.5mg/L〜飽和が好ましく、より浄化率を高めるため1mg/L以上がより好ましく、1.5mg/L以上が特に好ましい。
酸素の供給方法としては、地下水のpHを急激に変化させなければどのような方法で供給しても良いが、具体的には酸素徐放剤により供給する方法、空気又は酸素ガスを直接供給する方法、またはこれらを併用する方法等が挙げられ、汚染有機化合物の濃度、浄化処理サイトの広さや電源の有無等の状況より、経済性を考慮して決定することが好ましい。
上記の酸素徐放剤としては、金属過酸化物が好ましく、より好ましくは水と反応して酸素を発生する過酸化マグネシウムや過酸化カルシウム等が挙げられる。
浄化促進剤に酸素徐放剤を含有させる場合の含有割合は、上記の供給すべき酸素量と、酸素徐放剤単位重量あたりの酸素放出量により決定すればよい。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
<実施例1>
浄化促進剤として1mm〜3mmの粒子サイズに破砕したホタテ貝殻を用い、これを15重量%となるように土壌(砂質土)と混合した供試体をガラスカラム(内径5cm,長さ20cm)に充填した。このとき、当該土壌は石油精製施設の土壌より採取し、ホタテ貝殻ができるだけ均一となるように混合して用いた。
充填したカラムに、ベンゼン(B)、トルエン(T)及びキシレン(X)の混合物を飽和状態に酸素を溶存させた水に10mg/L(B、T及びXの溶存比は、質量比でB:T:X=1:8:1)の濃度で溶解させたものを原水(pH=6.5)として、流速30cm/日の速さで垂直に立てたカラムにアップフローで通過させ、カラム出口の処理水を採取し、処理水中のBTX濃度をヘッドスペース-ガスクロマトグラフ質量分析法(平成9年環告10号 JIS K0125 5.2)により測定した。結果を図1に示した。
なお、図中の浄化率の定義は以下に示すとおりである。
浄化率(%)=〔(原水BTX濃度−処理水BTX濃度)/原水BTX濃度〕×100
また、カラム出口の溶存酸素濃度をエイブル株式会社製溶存酸素計(溶存酸素電極(型
式SO−P)と溶存酸素指示計(型式DM−1032)で構成)を用いて測定した。この
とき、原水溶存酸素濃度8mg/Lである。結果を表1に示した。
<比較例1>
ガラスカラムに充填した供試体を土壌(砂質土)のみとした他は実施例1と同じ条件で
実施した。結果を図1及び表1に示した。
<比較例2>
ホタテ貝殻の代わりに炭酸カルシウムを用いた他は実施例1と同じ条件で実施した。結果を図1及び表1に示した。
Figure 2009039616
<比較例3>
浄化促進剤へのBTX吸着作用を検討するため、本実施例で使用した土壌微生物の生育に適さない環境下においてカラム試験を行った。原水をアルカリ性(pH10.5)に調整した他は、実施例1と同じ条件で実施した。結果を表2に示した。
Figure 2009039616
<実施例2>
原水に溶解させるベンゼン(B)、トルエン(T)及びキシレン(X)の混合物の濃
度を20mg/L(B、T及びXの溶存比は、質量比でB:T:X=1:8:1)とし
た他は、実施例1と同じ条件で実施した。結果を図2に示した。
<実施例3>
1mm〜3mmの粒子サイズに破砕したホタテ貝殻に、酸素徐放剤(リジェネシス社製ORC、過酸化マグネシウム成分25〜35質量%含有)を5重量%となるように混合したものを浄化促進剤として用い、該浄化促進剤を15重量%となるように土壌(砂質土)と混合したものを用いた他は、実施例2と同じ条件で実施した。結果を図2に示した。
<実施例4>
浄化促進剤として1mm〜3mmの粒子サイズに破砕したホタテ貝殻を用い、これを表3に示す混合率(重量%)となるように土壌(砂質土)と混合した供試体をガラス製ねじ口バイアル(内容積1L)に200g採取した。
さらにそのねじ口バイアルに、BTXの混合物をイオン交換水に20mg/L(B、T及びXの溶存比は、質量比でB:T:X=1:8:1)の濃度で溶解させたものを原水とし、この原水を400mL入れてねじ口バイアルを密閉した。
このねじ口バイアルを20℃で1週間静置し、その後ねじ口バイアル内の水のBTX濃度をヘッドスペース-ガスクロマトグラフ質量分析法(平成9年環告10号 JIS K0125 5.2)により測定した。結果を表3に示した。
なお、表中の浄化率の定義は以下に示すとおりである。
浄化率(%)=〔(原水BTX濃度−1週間後の水のBTX濃度)/原水BTX濃度〕×100
<比較例4>
ねじ口バイアルに採取した供試体を土壌(砂質土)のみとした他は、実施例4と同じ条件で実施した。結果を表3に示した。
<実施例5>
浄化促進剤として用いるホタテ貝殻の粒子サイズを10mm〜20mm、20mm〜30mm、30mm〜50mmとした他は、実施例4と同じ条件で実施した。結果を表3に示した。
<実施例6>
浄化促進剤として1mm〜3mmの粒子サイズに破砕したホタテ貝殻に、窒素化合物として硫酸アンモニウム、リン化合物としてリン酸水素二カリウムを混合し、この混合物を15重量%となるように土壌(砂質土)と混合した以外は、実施例4と同じ条件で実施した。この際の硫酸アンモニウム及びリン酸水素二カリウムの混合量は、原水中のBTXに由来する炭素原子に対するモル比換算で、炭素原子100に対して窒素原子が5、リン原子が0.5となるように混合した。結果を表3に示した。
Figure 2009039616
図1に示すように、ホタテ貝殻を用いた浄化促進剤を含有することによって、土壌に存在する微生物におけるBTXの有機化合物の分解が認められた。ホタテ貝殻を用いた浄化促進剤を配合したカラム(実施例1)は土壌のみのカラム(比較例1)よりも、多く酸素が消費されており、カラム内で微生物が活性化し、増殖していることがわかる(表1)。また表2に示すように、BTX濃度はカラム処理前の入口と処理後の出口ともほぼ同一の濃度を示し、浄化促進剤へのBTXの吸着は認められなかった。図1及び表2より、浄化促進剤によるBTX分解促進効果は吸着作用によるものではなく、微生物の活性化によるものであることが明らかである。
さらに、図2に示すように、浄化促進剤に酸素徐放剤を添加することによって微生物がより活性化し、BTXの分解が促進されたことが認められた。
また、表3に示すように、窒素化合物やリン化合物を添加した浄化促進剤を用いることによって微生物がより活性化し、BTXの分解が促進されたことが認められた。
原水BTX濃度10mg/L、原水溶存酸素濃度8mg/Lにおける浄化促進剤(ホタテ貝殻のみ)混合土壌、炭酸カルシウム混合土壌、及び土壌のみのBTX浄化率を示す図である。 原水BTX濃度20mg/L、原水溶存酸素濃度8mg/Lにおける浄化促進剤(ホタテ貝殻のみ)混合土壌、浄化促進剤(ホタテ貝殻と酸素徐放剤の混合物)混合土壌のBTX浄化率を示す図である。

Claims (4)

  1. 貝殻又はその破砕物を有効成分とする、有機化合物に汚染された土壌又は地下水の浄化促進剤。
  2. 更に、酸素徐放剤、窒素含有化合物及びリン含有化合物から選ばれる少なくとも1種以上を含むものである請求項1記載の浄化促進剤。
  3. 有機化合物に汚染された土壌又は地下水の微生物浄化において、請求項1又は2記載の浄化促進剤を用いることを特徴とする土壌又は地下水の浄化処理方法。
  4. パウダー状の浄化促進剤を地下地盤へ注入することを特徴とする、請求項3記載の浄化処理方法。
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